現代タイポグラフィにもっとも重要な役割をはたす欧文書体を
26章・300書体にわたって一挙紹介
工芸・芸術・美術大学、
工芸・芸術・美術専門学校の教科書に、副読本に
情報関連教育機関、情報産業のオフィスに
そして、アルファベット活字をつかうすべてのかたのために
絶好かつ必備の、わが国における
「欧文活字書体」研究資料の定番書!
普及版 欧文書体百花事典
組版工学研究会編
A4判 上製本 572ページ 図版多数
定価:本体8,800円(税別)
ISBN978-4-947613-87-5 C1070
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普及版『欧文書体百花事典』は、これからデザインやタイポグラフィを学ぶかたや、仕事の一環で欧文書体をつかっているかたのためにつくられた書物です。
本書においてはタイポグラフィの中心課題となる活字書体をとりあげて、そのうち西洋の流通文字としてのラテン・アルファベットの活字書体を、詳細な論文と豊富な図版によって紹介するものです。
本書に紹介した欧文書体は15世紀から21世紀にわたるタイポグラフィの歴史を忠実にたどったもので、26章のなかには300書体をこえる欧文書体が詳細に紹介されています。
欧文活字、とりわけ本文用書体には、ぶあつい歴史の蓄積があり、明確な使途があります。また民族性・地域性・時代の風潮・書写との相互影響・宗教性などが、ぬぐいがたく欧文活字の背後には存在しています。
すなわち欧文活字書体の出自とその特徴、それに関わったひとびと、その歴史的系譜をまなぶことは、タイポグラフィの実践にとっての基礎素養となります。
現代ではパーソナル・コンピュータのなかに「電子活字・デジタルタイプ」としての欧文書体がたくさん収納されています。また電子工学の進展は国家や言語の壁を乗り越えてきました。そこで交わされるテキスト、それを視覚化した活字書体としての欧文活字の適切な使途を知って、情報の相互交換をスムーズにかわすためにも、本書はひろく情報化社会の時代に貢献する書物です。
<執筆者一覧>
伊藤 恵/片塩二朗/木村雅彦/河野三男/坂本繭美/
佐藤 淳/アンドレアス・シュナイダー/白井敬尚/杉下城司/
新島 実/山本太郎/渡辺 優
おもな内容──目次より
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