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朗文堂 新宿私塾 PIAZZA SHINJUKU 誕生。

PIAZZA 新宿私塾

朗文堂 新宿私塾が誕生したのは2004年09月のことでした。このとき「学校教育機関だけでは学べない、タイポグラフィの前衛養成のための私塾」として、意欲に富んだ第一期生を迎えました。
それから十年余が経過し、新宿私塾修了生はいまでは二百数十名を数えるにいたりました。現在は新宿私塾第24期生が、真摯な学習をつづけております。

ソーシャルメディア全盛の現代ですから、新宿私塾修了生の皆さんは、同期会などを結成して、各種のプラットホームで情報発信と情報交換を続けています。
それでも新宿私塾はひらかれた場所であり、なによりもコミュニケーションの手段として、タイポグラフィをおもくみる、ちいさなコミュニティでもあります。

ここに新宿私塾同期会の枠を越えた情報交換の場として、簡便なブログスタイルでの〈PIAZZA SHINJUKU  新宿私塾のひろば〉を、拠点の朗文堂 WebSite の一画に開設いたしました。

〈PIAZZA SHINJUKU  新宿私塾のひろば〉の投稿者は、新宿私塾修了生、新宿私塾在講生、講師の皆さんが中心となり、管理者は新宿私塾修了生有志が担当します。
もちろん読者は新宿私塾修了生にとどまらず、タイポグラフィにご関心のある皆さまにむけて、ひろく、ひらかれた場所になります。
まもなく新宿私塾修了生の皆さんには、投稿方法などを送付いたしますので、積極的な参加を期待いたします。

また朗文堂 WebSite をご訪問のみなさまは、ときおりホームページからお入りいただき、〈PIAZZA SHINJUKU  新宿私塾のひろば〉をご覧いただいて、若く、あたらしい、意欲に富んだ、タイポグラファ群像をご覧いただけたら幸甚でございます。

【新宿私塾】 第24期 順調に進行中。

私塾24期順調に進行中

《新宿私塾第24期、櫻花爛漫の春、意欲満満でスタートしました》
東京の櫻があでやかに花をつけた04月01日[火]、新宿私塾第24期が開塾いたしました。
この日の日中は新宿御苑にお花見に出かけるひとで賑やかだった周辺も、夕刻ともなると花冷えでしょうか、いくぶん肌寒くなり、いつもの静けさがもどりました。
ところが定刻から第一回目の講座が開始されると、教場はあつい熱気につつまれました。
DSCN3908これから半年間、ほぼ夏休みもなく新宿私塾は開講され、晩夏の09月16日に終了します。
この間、講師、塾生の先輩ともども、全力であたらしいタイポグラフィの前衛を育成するために努力しますし、25回の講座は、いずれも内容の濃いものとなっています。
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櫻前線が津軽海峡をわたって、いつの間にか北海道におよんでいました。
新宿私塾第24期第4回目、04月22日[火]は、「講義:活字組版指定基礎」(講師:鈴木 孝)でした。

180分の講座時間いっぱい、演習としての「組版指定の実際」と、課題2「組版指定」が展開していました。

この講座をつうじて「活字サイズ、字間、行間、段間」、「基本組体裁、縦・横、左右揃え、頭揃え、中心揃え」、「禁則、約物、段落字下げ、ぶらさがり組、追い出し・追い込み、行頭括弧の扱い、和・欧文混植の実際」などをまなびます。
そしてこれらの実際が、活版印刷、写植組版などの歴史のなかで醸成され、現代のパソコン組版の基礎となっていることを体験します。

こうして新宿私塾第24期は順調に進行しております。今週末の05月10日[土]は、フィールドワークとして、いったん教場をはなれて公版書籍印刷所の実際をまなびます。
これから半年後、自信にあふれた塾生の皆さんの、お顔と、お姿を、再度紹介できたら幸せです。

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【展覧会】 生誕100年 立原道造と軽井沢展

生誕100年
立原道造と軽井沢展
◎ と   き:2014年04月24日[木]-07月14日
午前09時-午後05時 会期中無休
◎ とこ ろ:軽井沢高原文庫[開館30周年]
389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖202-3
Telephone:0267-45-1175
http://www.karuizawataliesin.com
◎ 料 金:おとな(高校生以上)700円 小・中学生 300円
◎ 協 力:立原道造記念会、立原道造の会
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ふるさとの夜に寄す    立原道造

やさしいひとらよ  たづねるな!
なにをおまへはして来たかと 私に
やすみなく 忘れすてねばならない
そそぎこめ すべてを 夜に ……

いまは 嘆きも 叫びも ささやきも
暗い碧ミドリの闇のなかに
私のためには 花となれ! 咲くやうに にほふやうに

この世の花のあるやうに
手を濡らした真白い雫のちるやうに ────
忘れよ ひとよ …… ただ! しばし

とほくあれ 限り知らない悲しみよ にくしみよ……
ああ帰つて来た 私の横たはるほとりには
花のみ 白く咲いてあれ! 幼かつた日のやうに

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四季派の抒情詩人:立原道造(1914-39)の生誕100年を記念し、立原道造の詩的世界を育んだ軽井沢において、立原と当地の関わりを中心に彼の足跡を紹介するものです。
詩稿、設計図、パステル画、書簡、著作、初出誌、建築模型など貴重な資料約200点を展観します。


わずか24歳8ヶ月にしてその短い人生をかけぬけた、詩人にして造形家:立原道造と触れるため、初夏のひととき、涼風ふきわたる軽井沢にお出かけになりませんか。

東京に「立原道造記念館」の無きいま、軽井沢でのご観覧をおすすめいたします。

【終了いたしました!たくさんのご来場ありがとうございました。 4月29,30日】活版ルネサンスフェア。話題の新機種 Salama-21A もご紹介。

活版ルネサンスWeb初日は曇天、二日目はあいにくの天候となりましたが、両日ともたくさんのご来場者をお迎えして、《第16回活版ルネサンスフェア》は盛況裡に終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
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今回は新機種 Salama-21A の初登場もあって、いっときは狭い会場が大混雑の様相を呈しました。
また昨年から、アダナ・プレス倶楽部は東京でのイベント《活版凸凹フェスタ》を中断して、全国縦断イベント《Viva la 活版》シリーズを展開中のため、久しぶりに拝見する懐かしいお顔もおおく、両日とも展示・販売会というより、さながら、活版造形者の皆さまとの心弾む交流会の様相を呈しておりました。
活版ルネサンスの歩みの、たしかな手応えを感じさせていただいた二日間でした。
簡略紹介はすこしお時間をいただいて、おもに アダナ・プレス倶楽部ニュース欄 でご報告いたしますが、「交流会」のたのしい様子は、〈 活版アラカルト 〉コーナーで紹介いたします。

活版ルネサンスWeb
第16回 活版ルネサンスフェア
と き * 2014年04月29日[火・祝]-30日[水] 13:30―19:00

ところ * 朗 文 堂 4 F-B
160-0022  新宿区新宿2-4-9 中江ビル4F
Telephone : 03-3352-5070
[ 来場ご案内マップ ]

春うらら、櫻前線が北上中です。いよいよ創作の春がはじまりました。
皆さまお元気にてご活躍のことと存じます。
《活版ルネサンスフェア》 は、通常春と秋の 2 回にわたって開催され
アダナ・プレス倶楽部会員、活版造形者、活版ファンの皆さまを対象に
活版印刷関連の新製機器と、資材、そして一部は中古品の
活版印刷関連機材・資材の展示即売会です。
手狭な会場ながら、貴重アイテム、マニアックな商品が溢れています!
春の創作シーズンに、このチャンスをぜひともお役立てください。
[東京都公安委員会許可 第304380708865号]

話題沸騰 !!
新登場 アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A
ぜひとも会場で実機をご覧ください。

Salama 4cWebsala22630 sala22657 sala22663 sala22651Salama図面 寸法/天地 475mm, 左右 376mm, 奥行最大 563mm  重量/19.3kg

新登場の 〈 アダナ式小型活版印刷機  Salama-21A 〉 はもとより、新品の活版印刷関連機器、独自企画開発商品とともに、活版印刷所で長年の使用に耐えてきた、優秀な中古品もドッサリ用意いたしました。

これらは現在では生産中止となった活版関連機器や、個人では入手しにくい、
◎ 適度な乾燥速度、印刷に気品を「青口アオクチ墨活版インキ」(見本展示・受注製造)
◎ インキ・ローラーの清拭と、長期使用にむけた「ゴム・ローラー・メンテナンス剤」
◎ 印刷作業が本格化したかたに好適な、おおきなメタルベース代用の「アルミ作業台」(リユース)
◎ 〈活字はいっさい使わない。すべて樹脂凸版でいく!〉、超割り切り型のユーザーのご希望で開発した新製品「メタルベース一体型チェース」(見本展示・受注製造)
◎ 新開発 圧盤用ラバー・クッション胴張りセット
などの器材や資材を含みます。
すべて実物をご覧いただき、その特徴をご理解のうえご採用いただけます。

活版印刷(Type printing, Letter press)のサポーターとして、アダナ・プレス倶楽部ならではの、懇切丁寧な使用方法の解説もいたしますので、狭い会場ながら魅力溢れる展示販売会となります。
春の創作シーズン、展覧会シーズンの到来に合わせて、創作に活用できそうな機材の補充、実制作での疑問の解決、技術の向上に、どうぞこの 《活版ルネサンス フェア》 をご利用ください。

《第13回 活版ルネサンスフェア》の会場の模様

《今回の主なご紹介アイテム  順不同 》
── 商品の一部に、現品限りのものがございます。売り切れの際はご容赦ください。

新開発 アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A/新開発 圧盤用ラバー・クッション胴張りセット/活版専用ピンセット新旧/ジャッキとジャッキハンドル新旧/KMT全自動活字組版機(日本語モノタイプ)活字母型庫8pt, 9pt, 10pt明朝体/罫線 各種/くじら尺/特製組みつけ台/金属インテル各種/活版用強力磁石/特製組版ステッキ、中古組版ステッキ/ファニチュア各種/工具類(ブレース鋏・鳥居鋏・罫切り鋏)/罫切り器/各サイズ込め物セット/活字倍数尺/特製ムラ取りハンマー&ならし木セット/ブロッキング防止パウダー/特白ウェス/無臭洗い油/インキ・ハンド・ローラー/インキべら/インキ・パッド/ゴム・ローラー・メンテナンス剤/オイルベース活版用インキ各色(1キロ缶、特製200グラム缶)/活版用墨青口インキ/ラバー・ベース・レタープレス用インキ/版画用メタルベース(19.68ミリ、19.70ミリ)/樹脂版用メタルベース(21.89ミリ、23.39ミリ)/特製五号サイズメタルベース箱入りセット/特製カタ仮名活字アラタ1209/輸入欧文活字スキームセット/輸入オーナメント活字各種/凸版用スプレーボンド/特製文選箱/中古文選箱新旧各種/文選箱ストッパー/セッテン/特製文選箱立て/特製ミニ組みゲラ/中古組みゲラ/特製ミニ置きゲラ/中古置きゲラ/特製ミニスダレケース棚/活字サイズ照合キット

────  その他掘り出しもの、在庫限りの貴重アイテムがどっさり。
皆さま、友人・知人と誘いあわせてのご来場をお待ちしております。

タイポグラフィ・ブログロール〈花筏〉 〈活版アラカルト〉再生・誕生しました。

hanaikada_color 《三週間ほどのお休みをいただきました。花筏-復活・再生いたしました》
例年のことながら、ことしの3-4月は年度末と新年度で慌ただしいものがありました。
とりわけアダナ・プレス倶楽部では、新機種・アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A の投入があり、かててくわえて、消費税の値上げ対応作業などがかさなりました。

うれしいことに〈タイポグラフィ・ブログロール 花筏〉には、固定読者ともいえる愛読者がおられて、更新督促メールまでいただきました。ありがとうございました。
再開した〈花筏〉では、これまでの「平野富二と東京築地活版製造所関連記事」とあわせて、初紹介資料を中心に「宋朝体活字の源流:聚珍倣宋版と倣宋体活字」シリーズを掲載いたします。
聚珍倣宋版表紙 商標_聚珍倣宋印書局マーク再開第一弾は、知られているようで、知られていない宋朝体活字です。またわが国をはじめ、中国・台湾・香港などの新進気鋭のタイプデザイナーが熱く注目しているのが「宋朝体・聚珍倣宋版・仿宋体」活字であり、元朝体字様ともども、未開拓ですし、おおきな可能性を秘めています。
その源流をさぐり、その魅力の一端をご紹介いたします。

もちろん従来どおり、タイポグラフィをめぐる「よしなしごと」も、折りにふれて記述いたします。再開した〈タイポグラフィ・ブログロール 花筏〉をよろしくお願いいたします。
アダナ新コラム
《アダナ・プレス倶楽部のWebSiteに、新コーナー【活版アラカルト】ができました》
アダナ・プレス倶楽部のWebSiteに、ブログロール【 活版アラカルト à la carte 】が誕生いたしました。
「活版印刷と タイポグラフィの 気軽なひとしな」を記録いたします。
また、アダナ・プレス倶楽部会員の良き交流の場として、会員からご提供の情報を中心に、展覧会、イベント情報なども 【 活版アラカルト 】 コーナーでご紹介いたします。
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タイポグラフィ・ブログロール 【 花筏 】 ともどもご愛読をお願いいたします。

【アダナ・プレス倶楽部】 新機種登場 !! アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A

Salama 4cWeb活版印刷のさらなる普及をめざして
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モノみな値上がりするこの時代
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では
活版印刷のさらなる普及をめざして
Adana-21J の設計・製造での
創意と工夫、精度と耐久性を維持しながら
アダナ式小型卓上活版印刷機 Salama-21A の
お求め易い、大胆な低価格を実現しました。

Salama-21Aチラシ表Salama-21Aチラシ裏《 水の精霊・サラマンダーと、新機種 Salama-21A の命名の由来》 
グーテンベルクが西洋式活版印刷術を開発した中世ヨーロッパのひとびとは、のちに社会を揺るがすことになるその偉大な印刷術を、畏怖の念をいだいて「Black Art (黒い魔術)」と呼んでいました。
その西洋式活版印刷術が大成されるためには、加圧式印刷機の製造とともに、活字合金の配合と、活字鋳造技術の確立が不可欠でした。そしてそれは、永いあいだ培われてきた錬金術の賜物でもありました。

錬金術士や金属精錬所では、「火」の精霊であり、「不屈の精神」や「再生」の象徴である「サラマンダー・Salamander ・火喰い蜥蜴」を畏怖し、あがめていました。
「活字鋳造」や「再生」の象徴でもある「サラマンダー」は、「活版印刷ルネサンス」をスローガンに活動をつづけてきたアダナ・プレス倶楽部にもふさわしいモチーフです。

黒いボディのアダナ式小型活版印刷機「Salama-21A」では、その「ブラック・サラマンダー」のような容貌から、サラマンダーの耐火伝説の由来となった、ぬめり気のある表皮を有する山椒魚のなかでも、「メキシコサラマンダー」の異名をもつ、愛らしいアホロートル(通称ウーパールーパー)をイメージ・キャラクターに採用しました。
また、「水のなかで棲息するサラマンダー」にちなんで、「火の精霊」と対をなす「水の精霊・オンディーヌ」の名を冠した、欧文活字書体「Ondine」(Doberny & Peignot,  Adrian Furutiger,  1954)をタイトルデザインに採用しました。
Salama 4cWeb sala22630 sala22657 sala22663 sala22651
Salama図面            寸法/天地 475mm, 左右 376mm, 奥行最大 563mm  重量/19.3kg

2006年にアダナ・プレス倶楽部が発足したころは、インターネットで「活版印刷」と検索しても、検索できる情報はきわめて些細な状況でした。しかし、いまや「活版」「活版印刷」「活版印刷機」での検索結果は、膨大な数にのぼります。
これはアダナ・プレス倶楽部の活版印刷普及活動と、アダナ・プレス倶楽部会員の皆さまの地道な活動が、わずかながらもその一端を担い、功を奏した結果であるともいささか自負しております。

アダナ・プレス倶楽部発足時の段階では、おもに欧米で活版印刷が見直される傾向はあったものの、活版印刷機そのものの新規製造は、世界中どこでもおこなわれていない状態でした。
そのため、アダナ・プレス倶楽部では「21世紀に入って唯一の、新規製造の活版印刷機」である、国産の「Adana-21J」の設計・製造・販売をおこなってまいりました。うれしいことにこの7年の間に、世界的にも活版印刷がさらに見直され、ようやく海外工場での OEM 生産方式による製造体制が整いました。

そこで、アダナ・プレス倶楽部では、さらなる活版印刷の普及をめざして、しばらくのあいだ、国産の活版印刷機「Adana-21J」は、なによりも大切な設計図と鋳型を保存しつつ、製造・販売は中断して、よりお求め易い価格でのご提供が可能な、新機種「Salama-21A」の製造・販売を開始することとなりました。

「Adana-21J」の創意と工夫、精度と耐久性を維持しながら、アダナ式小型卓上活版印刷機のさらなる高性能化と低価格化を実現した「Salama-21A」を、皆さまどうぞご愛顧たまわりますようお願いもうしあげます。

 活版印刷はもはや、アンティークではありません。
これからも、活字よ、活版印刷よ、
サラマンダーのごとく
永遠に――  
────────────
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部

活版カレッジ 2014年春期講座 スタートしています!

 

活版カレッジ朗文堂 アダナ・プレス倶楽部の直接指導により
本格的な活字版印刷術の 知・技・美の三領域を
バランス良く学べます。

活版カレッジでは、科学と学術的根拠にもとづいた実践を基盤としながら、活版印刷機 Adana-21J,  Salama-21A によるケーススタディ・メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。

なにしろ定員四名という徹底した少人数の講座が〈活版カレッジ〉ですから、開講後まもなくから、活版造形に挑む仲間としての連帯意識が芽生えるのでしょうか。打ち解けて、和気藹藹とした、にぎやかきわまりないお仲間になります。
DSCN3834 DSCN3833 DSCN3831「活字版印刷術 Typographic Printing」は、印刷による視覚伝達技術のなかでも、文字情報の主要な複製・伝達の手段として、ひろく「活版印刷・活版・カッパン」などと呼ばれて親しまれてきました。
そして今、印刷複製技術の原点として560年余におよぶ長い歴史を有し、メディアの変遷とともにさまざまな浮沈を経た「活版」が、ふたたび熱く注目され、関心をあつめています。
活版カレッジは、あたらしい活版ユーザーに向けた活字版印刷機 Salama-21A  の製造・発売をおこなっているアダナ・プレス倶楽部が開講する活版講座です。

活版カレッジ  2014年次期講座
◎ 3 ヶ月 木曜日 全9回(毎月3回) 19:00-22:00

※各コース定員4名(お申込先着順)
※ 毎月第1-3週木曜日の開講。 第4-5週は基本的にお休みです。
※ GW・夏期休暇などに際して若干の変動があります。
◎ 徹底した少人数講座のため、お申込先着順とさせていただきます。
◎ 受講希望者多数の場合には、次期講座への予約をお勧めする場合がございますのでご了承ください。
◎ 次期の開催日時と募集の開始は、アダナ・プレス倶楽部ニュース にて随時お知らせいたします。
◎ 《活版カレッジ》受講ご希望の方は、お気軽に、できるだけ事前に、アダナ・プレス倶楽部の @メール まで受講希望の意向をご連絡ください。
一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげます。 積極的なご参加をお待ちしております。

  • 活版カレッジ
    【講座教室】 東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル   4FB 朗文堂内(通学制)
    【講   師】 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

【講演会】欧文書体百花事典 その後Ⅱ終了。ご来場ありがとうございました。

欧文書体百花その後2DSCN3841櫻前線がどんどん北上中です。皆さまお元気ですか。
春とは名のみの、風がつめたい日曜日でした。それでもたくさんの皆さんがご来場され、熱い講演会でした。ありがとうございました。
この【欧文書体百花事典 その後】 講演会は、 6 回12月まで 連続開催されます。今後とも、ご支援、ご来場と、 『普及版 欧文書体百花事典』 のご愛読をお願いいたします。
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2014年04月20日[日]、東洋美術学校において、講演会【欧文書体百花事典 その後Ⅱ】が講師:杉下城司さんによって開催されました。
ご来場いただきました皆さま、長時間のご聴講お疲れになりませんでしたか。
また後援をいただきました東洋美術学校 産学連携事務局 デザイン研究会アクティ、タイポグラフィ学会の皆さまにも篤く御礼を申しあげます。

あらためてご案内いたしますが、次回の講演会【欧文書体百花事典 その後Ⅲ】は、2014年06月22日[日]、「Robert Granjon」と題して河野三男さんのご担当です。ご期待ください。
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『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
        第 2 回  『サンセルフの次なる模索 ローマン・サンセリフ』
講     師 : 杉下 城司
日    時 : 2014年4月20日[日]
会   場 : 東洋美術学校
主   催 : 株式会社 朗文堂
後    援 : タイポグラフィ学会/ 学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
────────── DSC04749-2 DSC04669-3 DSC04629 DSC04583 DSC04621 DSC04585DSCN3849 DSCN3868 DSCN3905 DSCN3903 DSCN3897 DSCN3894 DSCN3880

欧文書体その後チラシ

『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会 第2回 『サンセリフの次なる模索 ローマン・サンセリフ』 終了いたしました。

【『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会 第2回『サンセリフの次なる模索 ローマン・サンセリフ』】は終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。

次回は第3回『Robert Granjon』 (河野三男講演 2014年06月22日[日])を予定しております。この詳細は順次このコーナーに掲載いたします。

欧文書体百花その後2

櫻花爛漫、よい季節になりました。皆さまお元気でご活躍のこととぞんじます。
『欧文書体百花事典』が刊行されて10年が過ぎました。
この10年間の欧文書体研究は? 関連する研究の進展は……。
これからの『欧文書体百花事典』普及版の刊行に際して
10年前の「その後」を、各講師に6回にわたってお話しいただきます。
下記のご案内をご覧いただき、友人・知人をお誘いのうえ、ふるってご参加ください。
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『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
      第 2 回  『サンセルフの次なる模索 ローマン・サンセリフ』
      講   師 : 杉下 城司
日 時 : 2014年4月20日[日]
      午後1時より約3時間程度(ワークショップを含む)
会 場 : 東洋美術学校 D棟1階 階段教室
      161-0067 東京都新宿区富久町2-6
      地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 :各回1,000円(要申込登録)
主  催 : 株式会社 朗文堂
後  援 : タイポグラフィ学会
        学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
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[講演会申込先]
株式会社 朗文堂@メールまで  robundo@ops.dti.ne.jp
件名 「欧文書体百花事典その後 第2回講演会」
お名前・人数・返信用メールアドレスを明記して、4月16日[水]までにご送信ください。
 3 営業日以内にお断りの返信が無い場合は受付完了とさせていただきます。
なお、第2回から第6回までの複数回を受講ご希望の方はその回数をご記入ください。
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株式会社 朗 文 堂
鈴木 孝
160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9
電 話 03–3352-5070
FAX 03-3352-5160
email robundo@ops.dti.ne.jp
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo
***************************************************
欧文書体その後チラシ
・上掲図版の、A4判 Z折り 4色/0色のフライヤーを用意しております[デザイン : 杉下城司氏]。
 ご希望のかた、教育機関などで配布をご希望の皆さまは、ご遠慮無くお申し付けください。
・会場は30-40名のキャパシティです。〈お申込み多数のため、同校階段教室に会場を変更いたしました〉。
・東洋美術学校には、森澤茂氏、故小池光三氏の寄贈による貴重な小型活版印刷機がありますので、講演内容とリンクした、
活版印刷のワークショップを会場内において併催いたします。
当日配付資料、活版ワークショップの準備などがありますので、確実に受講するためには@メールでのお申込みをお急ぎください。
本講演会の次回以降に関する詳細情報は、順次この 朗文堂NEWS ブログロール のコーナーに掲載いたしますので、ご確認をお願いいたします。

新宿私塾第24期 スタートしました。

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《新宿私塾第24期、櫻花爛漫の春、意欲満満でスタートしました》
東京の櫻があでやかに花をつけた04月01日、新宿私塾第24期が開塾いたしました。
日中は新宿御苑にお花見に出かけるひとで賑やかだった周辺も、夕刻ともなると花冷えでしょうか、いくぶん肌寒くなり、いつもの静けさがもどりました。
ところが定刻から第一回目の講座が開始されると、教場はあつい熱気につつまれました。

これから半年間、ほぼ夏休みもなく新宿私塾は開講され、晩夏の09月16日に終了します。
講師、塾生の先輩ともども、全力であたらしいタイポグラフィの前衛を育成するために努力しますし、25回の講座は、いずれも内容の濃いものとなっています。
半年後、自信にあふれた塾生の皆さんの、お顔と、お姿を、再度紹介できたら幸せです。
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24期カリキュラム表紙新宿私塾第24期カリキュラム 表紙  (Design : 講師 杉下城司さん) 

新宿私塾第24 期カリキュラムの表紙は、デジタルタイプの「FRESCO」によります。
新宿私塾では、受講期間のあいだに、和文活字でも欧文活字でも、どちらでもかまわないのですが、できるだけ「My Favorite Type ── わたしのお気に入りの活字書体」を獲得することが勧められます。

もちろん、世上の評価がたかい活字書体でも、まったく無名の活字書体でも、「はやり書体」でも一向にかまいません。むしろどんな活字書体にも、避けがたく付着している「長所と短所」をみつけだして、「長所をいかし、短所を制御する能力」がとわれます。

──────── 杉下城司さんのコメント
新宿私塾24期カリキュラム表紙の書体は、『Counterpunch』, 『Type now』の著者でもある、オランダのタイポグラファ、Fred Smeijers(フレッド・スマイイエルス 1961-)の OurTypeが製作した〈FRESCO〉を使用しました。
〈フレスコ〉の最初は1988年10月にオランダの雑誌に使われました。この年には〈ローティス〉,〈ストーン〉ファミリーも発表されましたし、デジタル・タイプの世界では、なんらかの、おおきな変革が起きた年でもありました。

デジタル・タイプとしてリリースされたのは2001年からで、ファミリー構成も〈ローティス〉,〈ストーン〉などとも似た構成になっています。そして2010年にはアラビア語用のフォント・セット〈アラビック〉もリリースされています。
〈FRESCO〉ファミリーは、ローマン、サンズ、プラス、プラス・サンズ、インフォーマル・サンズ、スクリプト、アラビックがあります。
今回使用した書体は、インフォーマル ・サンズを使用しています。

【 Fred Smeijers と OurType 関連のURL/ウィキペディア: Fred SmeijersOurType 】
フレッド・スマイイエルス氏の画像集には、新宿私塾修了生ならニヤリとする画像も!
【 URL/Fred Smeijers 画像集 】

アダナ・プレス倶楽部,新機種Salama-21A発売にあわせてWebSiteを更新。

《新コーナー、【活版アラカルト】ができました》
アダナ・プレス倶楽部のWebSiteに、ブログロール【 活版アラカルト à la carte 】が誕生いたしました。
「活版印刷と タイポグラフィの 気軽なひとしな」を記録いたします。
また、アダナ・プレス倶楽部会員の良き交流の場として、会員からご提供の情報を中心に、展覧会、イベント情報なども 【 活版アラカルト 】 コーナーでご紹介いたします。
タイポグラフィ・ブログロール 【 花筏 】 ともどもご愛読ください。
アダナ新コラムhanaikada_color《アダナ・プレス倶楽部,新機種Salama-21A発売にあわせてWebSiteを更新しました》
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部では、2014年04月01日より、新機種、アダナ式小型活版印刷機Salama-21Aの発売を開始いたしました。

それにあわせまして、活版印刷関連の諸機材、諸資材のライン・アップをいっそう充実させて、価格も一部を変更いたしました。

今回の改変の最大の特徴は、
「モノ皆値上がりするこの時代、活版印刷機が購入しやすくなるってホント !?」
のスローガンのとおり、むしろお求めやすい価格への変更が中心です。
【製品のご紹介】ページ、「Salama-21Aのご紹介」、「キットのご紹介」をぜひご覧ください。
ブックマークやお気に入りにご登録されている皆さんは、更新ボタンをクリックされて、アダナ・プレス倶楽部の新布陣をぜひともご確認ください。

【展覧会】 書道博物館 美しい隷書

 

20140404171554707_000120140404171554707_0002書道博物館企画展 中村不折コレクション
美しい隷書 ──── 中国と日本
【会    期】  20140404日[金]-0713日[日]
【開館時間】  930分-1630分(入館は閉館の30分前まで)
【休  館  日】  毎週月曜日(55日は会館。57日は展示替えのため休館)
【詳     細】  台東区立書道博物館 URL
──────
隷書は、篆書を簡略化して、日常書体とすることによってうまれました。
篆書は左右対象で、曲線を多く用いた威厳のある形姿でしたが、書くために時間がかかるという不便があったために、徐徐に簡略化がすすみました。やがて曲線を減らし、水平と垂直線を増やした隷書がもちいられるようになりました。

したがって隷書の「隷」は、篆書に「隷属」するという意からうまれました。
いまだにわが国の辞書の一部には、隷書の紹介を、秦(春秋戦国時代の大国のひとつ。前221-前207年中国史上最初の中央集権国家となる。316年で漢の高祖に滅ぼされた)の雲陽のひと 程邈テイバクが、秦朝の公用書体だった小篆の繁雑さを省いてつくったもので、「徒隷」、すなわち卑しい身分のものにも解しやすい漢字書体だとするものがありますが、そろそろ見直しが必要のようです。

隷書が誕生した直後は比較的直線がめだちましたが、次第に波のようなうねりをともなうようになり、歯切れのよい、リズミカルな形姿を獲得していきました。その頂点をむかえたのが漢(前207-後220)の時代です。

漢代初期の隷書は、おおらかで動きのある素朴な趣が主流でしたが、その後期になると、鮮やかで美しい隷書として完成をみるにいたりました。そしてその隷書で書かれた石碑が数多く建立されたのも漢代の特徴のひとつです。
また20世紀の初頭に、西域の敦煌トンコウやトルファンから出土した文書モンジョからも、肉筆で書かれた隷書が発見されています。

中村不折フセツコレクションには、隷書の名品が数多くあります。不折はみずからの書風を形成していく過程において、これらの隷書からも大いに刺激をうけました。したがって、不折流とされる独特の書風には隷書の要素が多分に取り込まれ、表情がゆたかで、あかるく、また装飾性にも富んでいます。
ご観覧をお勧めいたします。
[同館フライヤーより。
一部追加改変してご紹介しました]。
【関連情報/ウィキペディア:隷書体

【良書紹介】 『美鋼変幻-たたら製鉄と日本人』&『活字-記憶鉛與火的時代』

DSCN3440『美鋼変幻 【たたら製鉄と日本人】』
黒滝哲哉著
日刊工業新聞社 2011年03月28日
定価:1,800円(本体価格)
ISBN978-4-526-06657-3
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たまたま火と金属に関するふたつの図書を読んだ。
『美鋼変幻 【たたら製鉄と日本人】』の著者:黒滝哲哉氏は、「財団法人日本美術刀剣保存協会 略称:日刀保 ニットウホ たたら」の有力メンバーである。
わが国では古来、製鉄法として「たたら製鉄法」
によってきた。同書「はじめに」によると、
「たたら製鉄とは、(一操業ごとに)粘土で築いた炉に、原料を砂鉄とし、燃料に木炭を用い、送風動力に 鞴 フイゴを使用して、きわめて純度の高い鉄類を生産する日本古来の製鉄技術をいう」
としている。この技術は奈良朝時代に本格化し、明治初期に西洋式溶鉱炉の導入によって衰退したが、いまなお日本刀作刀のための必須の原料として、島根県の山中で、年に三度ほど製造されているという。

「日刀保たたら」では、粘土をこねて炉を築き、三昼夜、間断なく、木炭およそ12トン、砂鉄およそ10トンを灼熱の高温で燃焼させつづける。
その間、かつては、鞴フイゴを踏み、風を送る、「番子バンコ」と呼ばれる係りのものがいて(現在では電動モーター)、決まった時間ごとにかわることから、「かわりばんこ」ということばがうまれたとする。
そして2.5トンほどの「鉧 ケラ」、すなわち良質な鉄の原料をとりだすことになる。そのときせっかく築いた炉は、一気に壊されてしまうという。「ひと操業ごとに」とは、そうした意である。【ウィキペディア:たたら製鉄法 踏鞴製鉄

この不眠不休の三昼夜を見守り、工匠が終始礼拝を欠かさないのは、製鉄の神とされる「金屋子神」である。黒滝氏は「金屋子神」を女神として紹介し、「かなやご-しん」と濁って紹介している。また、製鉄だけではなく、「産業の守護神」としてひろく信仰をあつめてきたとし、地域により「金山さん・金屋神・荒神さん・稲荷さん」と呼ばれているとしている。

東京築地活版製造所の活字鋳造工、鋳物士(俗にイモジ)も、火をあがめ、おそれ、不浄を忌む異能な集団であった。そんな鋳物士が信仰していたのも、やはり「金屋子神」であり、「火の象徴としての太陽の勢いが、もっとも衰微する冬至の日」に際して、「鞴フイゴまつり、蹈鞴 たたらまつり」を催し、「一陽来復」を祈念してきたことはしばしば紹介してきた。

なお、たたら製鉄法と金屋子神に関しては、多くの画像をもちいて紹介している【 島根県安来市和鋼博物館  たたらの話 】もぜひとも参照してほしい。女神「金屋子神」は、けがれと不浄をことのほか忌み嫌い、また嫉妬ぶかい神であったとされていて興味ぶかい。

東京築地活版製造所の源流は、幕府時代の「長崎製鉄所」にあり、創業者の平野富二(1846-92)もそこに所属していたが、「長崎製鉄所には製鉄の設備は無く、むしろ大規模な鉄工所としたい」(『平野富二伝』古谷昌二)ともされている。
黒滝氏も指摘されていることだが、古代製鉄法が紅蓮の焔を必要とし、火を玄妙な存在として、おそれ、敬う工匠は、その祭神「金屋子神」を崇拝している。
そして、やはりフイゴやたたらを用いて、高熱を必要とした、活字鋳造工、鋳物士たちも「金屋子神」を崇拝するようになったようである。

◎ 花筏 A Kaleidoscope Report 002:『活字発祥の碑』をめぐる諸資料から 2010年11月08日
◎ 花筏 タイポグラフィあのねのね*012 平野富二と李白 春夜宴桃李園序 2011年08月03日
◎ 花筏 朗文堂-好日録012 アダナ・プレス倶楽部 新潟旅行Ⅰ 2013年10月09日
◎ 花筏 平野富二と活字*02 東京築地活版製造所の本社工場と、鋳物士の習俗 2013年10月21日

『美鋼変幻 【たたら製鉄と日本人】』は、技法書ではなく、むしろ産業史であり、文化・文明論をかたって興味ぶかい。ご一読をおすすめする次第である。
なお、「日刀保たたら」の作業場は、危険があり、また神事にちかい作業でもあるので、見学・撮影は制限されている。詳しくは同書巻末に紹介されている。
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活字 記憶鉛與火的時代』
周 易正 編
行人出版社 廖 美立
ISBN 978-986-90287-0-7
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台湾の活字版印刷の現状をよく伝える図書 『活字 記憶鉛與火的時代』 を、日星鋳字行の張 介冠代表にいただいた。
原題 『活字 記憶鉛與火的時代』 はすこしわかりにくいので、《活字-鉛と火の時代の記憶》、あるいは副題としてつけられた 《Remembering the Letterpress Printing in Tiwan》 としたほうがわかりやすいかもしれない。

日星鋳字行(行 は お店の意)は台湾唯一の活字鋳造所である。活字鋳造所とはいいながら、日星鋳字行では、活字母型製造、鋳字(活字鋳造)、検字(文選)、そしてときには排版(組版)までをおこなう。
張 介冠さんは、独自の活字母型製造法をもちいて、「活字母型製造」と「活字鋳造」を担い、游 珠(親しみをこめて阿 珠姐)さんが検字(文選)作業をになっている。

同書によると、台北市・台南市を中心に、台湾には16ヶ所の「活字版印刷所」があり、排版(組版)と活字版印刷業務にあたっている。まだページ物印刷も多いが、紙型鉛版や樹脂凸版などをあまりもちいず、活字原版刷りが多いとする。印刷機器は、日星鋳字行をふくめ、その設備の大半は日本製である。
『活字 記憶鉛與火的時代』は、第一部「職人的記憶」と、第二部「活著的様貌-創新、活用與保存」からなり、附録として「字體様本」が綴じこまれている。
第一部はいくぶん懐古的だが、第二部は、活字版印刷を活用しながら保存する-創新-という、台湾行政府の方針をうけた構成となっている。
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『活字 記憶鉛與火的時代』をお持ちいただいたのは、台湾活版印刷文化保存協会  柯 志杰(カ シケツ)さん。朗文堂 アダナ・プレス倶楽部と、日星鋳字行の張 介冠さん、游 珠さん、そして柯 志杰さん、支援にあたっている台湾大学の有志とは親しくお付きあいいただいている。
今回の柯 志杰さんの来日でも、様様な
ご相談をいただいた。いずれも困難な問題ではあるが、台湾では「活字版印刷を活用しながら保存する-創新-」の取り組みに積極的である。アダナ・プレス倶楽部も「活版ルネサンス」の旗を掲げて前進している。お互いに協力していきたいものである。

《活版凸凹フェスタ2012》会場にて。左:日星鋳字行  張 介冠(チョウ-カイカン)代表
右:台湾活版印刷文化保存協会  柯 志杰(カ シケツ)さん

 ◎ 花筏 朗文堂好日録-025 台湾の活版印刷と活字鋳造 日星鋳字行 +台湾グルメ、圓山大飯店、台湾夜市、飲茶 2013年01月22日

アダナ・プレス倶楽部の皆さん。台湾・台北市の日星鋳字行にて 

新宿私塾講師:櫻井優樹さん METAMOS™ 5th ANNIVERSARY

m5_01 m5_02METAMOS™ 5th ANNIVERSARY を記念して、ノベルティのスカーフを制作しました。
スカーフには以下のような、これからの METAMOS™ の宣言文を記しました。
——
The form slowly gets rusty, crumpled and then exposed to the sun.
Furthermore that aspect ends up transforming the other thing.
It communicates through vision and phonetics, but even the personal experience is changed.
The elements in this world varies beautifully hour by hour.
In that metamorphosing atmosphere, I have also changed myself.

形態は、錆び、皺がつき、陽に焼け、表情を変化させる。
伝達は、視覚、表音、体験さえも変化する。
この世界のあらゆる事象は美しく形を変えてゆく。
変化し続ける雰囲気の中で、また僕自身も変化し続ける。
m5_03変化を受け入れ、その中に身を委ねながら最適値に自身を持って行きたいと言う想いがあります。
宣言文をテキストとして、スカーフには皺を受けた文字をそのまま印字しました。
スカーフをくるんだ紙は「はまゆう」という薄い紙に、金の箔で挨拶文を記しました。
それらを内包した桐箱は、レーザーカッターを自身で操り一つ一つ丁寧に刻印しました。

また今回は5周年を機に、以前の Metamosphere™ 名義から CI を METAMOS™ に変更しました。
それに際してロゴタイプの変更も行っております。
新しいロゴタイプは、ドイツ製の古い Akzidenz Grotesk Plakatschrift の 8 Cicero(didt 96pt.) という、ポスターのサイズとされる巨大なサイズの活字をベースに、新たにラインどりしたものになります。

基本的にオプティカル・スケーリングの世界では、パンチカッターが目の錯視を考慮し、
小さいポイントサイズから大きいポイントサイズにかけて、次第に横幅を狭くしています。
現在の電子活字におけるリニア・スケーリングにはない技芸でもあります。
その中で今の自分がこころを惹かれた Akzidenz Grotesk が Plakatschrift の 8 Cicero です。
8 Cicero という大きなサイズなので、必然的に少し横幅が狭くなります。
それは現在の世の中に流通している、電子活字の Akzidenz Grotesk よりも、
凛と背筋を伸ばした佇まいに惹かれたのです。

この CI の変更に伴い弊社のサイトもリニューアルをしました。
http://www.metamosphere.com/
こちらには来るべき高解像度ディスプレイの時代を念頭に、
オリジナルの Akzidenz Grotesk を全て web font 化して使用しております。
m5_04 m5_05
Retina display などでは感じて頂けると思いますが、
このフォントには一切の水平垂直がありません。
パンチカッターの手技によった活字の時代には、もちろん完全な水平垂直は存在しません。
インキの滲みや、活字の劣化等の味わいがあります。
呼吸をし、生きているような、そんな文字を自分のサイトに使用したかったのです。yu_portrait_thumb_300櫻井 優樹 / Yu-ki Sakurai
Art director / Designer
1981年、大阪生まれ。artless Inc.を経て、2009年METAMOS™ を設立。アートディレクションを中心に、ボーダレスなヴィジュアルコミュニケーションを展開する。One Show、D&AD、カンヌ国際広告祭等、国内外の受賞ぼちぼち。朗文堂新宿私塾講師。趣味の散歩が高じ、東京から京都まで15日かけて踏破した事もある。また、7名からなるデザインチーム「mokuva」のメンバーでもある。
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櫻井 優樹さんは、新宿私塾第14期生であり、最初から「アクチデンツ・グロテスク」の研究を
テーマとされて、修了制作は『 Die Geschichte von Akzidenz Grotesk 』でした。
現在は新宿私塾の講師を担っていただいております。
ご自身のデザイン事務所の開設から5年が経過して、このたび社名を
Metamosphere™ から METAMOS™ に変更されました。
その CI 展開に際する意図、制作物に関しての情報提供をお願いしました。
櫻井優樹さんのご協力でここにご紹介しましたが、やはり 同社のWebsite をご訪問になって
その多様な活動と、展開の姿を、ぜひともご覧ください。おそらく「グーグル・マップ」や「食べログ」を訪問するたびに、櫻井さんの製作物と出あっていることに気づきます。[片塩二朗]

【新宿私塾】新宿私塾第23期 無事に終了いたしました。

私塾23期修了私塾朗文堂最後01

新宿私塾23期生

新宿私塾第23期(2013年09月17日-2014年03月11日)が無事に終了しました。
この半年間、前半はきびしい残暑の毎日で、みじかい秋のあと、すぐに繰りかえし寒波がおそい、最後はかなりな規模の降雪までみるという、天候不順な日日がつづきました。
それにも負けず、塾生の皆さんは熱心な学習をつづけ、2014年3月11日の最終講座をもって、無事新宿私塾第23期の全講座を終了されました。

新宿私塾は、そんな塾生の皆さんの熱意と、たくさんの講師の努力で支えられています。
上掲写真は、いずれも教場での撮影で、
上) 第24回講座(2014年03月04日)、下) 開塾式・第01回講座(2013年09月17日)のものです。
塾生の皆さんは、新宿私塾での半年間で、造形とコミュニケーションを担うタイポグラファとしておおきく成長され、最上部の写真では自信に満ちた表情が印象的です。

イムさん02 イムさん01イムさん03最終回の第25回講座(2014年03月11日)は、講師の イム・ジョンホ さん(マウント主宰/新宿私塾修了)が、長期取材出張のために講座順の組みかえがあって、渋谷のマウントスタジオで、大型ディスプレイをもちいての出張講座となりました。
イム・ジョンホさんは、もともと新宿私塾の修了生であり、いわば同窓・同門の仲間ですから、講座はなごやかに、笑いの絶えない、そして最終講座にふさわしい充実した講座となりました。

最終講座の修了後、今北さん(maima)  が幹事となり、渋谷の和食のお店で「お別れ会」。お料理は比内鶏ときりたんぽ鍋。やつがれもお相伴しましたが、幹事の努力で美味しく、楽しい会でした。
どうやら新宿私塾第23期も、女性陣のほうが活発だったような……。

出会いはうれしく、別れはさびしいものです。長かったようで短かった半年でした。下記にこの関連サイトのアーカイブをまとめておきました。また、いつでも、どこでも、皆さんとお会いできますね。
新宿私塾第23期生の皆さんは、おおきく造形界に羽ばたいていきました。

◎ 2013年11月24日 新宿私塾第23期 スタートしました。
◎ 2014年02月06日 新宿私塾第23期 順調に進行中です。
◎ 2014年02月25日 如月二月、二週連続の降雪であわただしかったですね。
◎ 2014年03月04日 新宿私塾第23期 寸描紹介。熱い最終盤にさしかかっています。
◎ 2014年03月04日 新宿私塾第24期 募集終了のお知らせ
◎ 2014年03月15日 新宿私塾第23期 無事に終了いたしました。

私塾24期生募集終了

新宿私塾第24期は、一般公募の機会がなく、「募集終了」のお知らせも、この〈朗文堂ニュース〉欄に、一回だけの掲載でしたので、いまでも入塾ご依頼・ご相談のお電話、@メールを頂戴しております。

まことに恐縮ですが、新宿私塾には予約申込み者が多く、ここのところ一般公募は困難という状況になっております。

次期の「新宿私塾24期」(2014年04月01日開講)にも定員を上まわるご予約をいただきましたので、「一般公募」を経ずに、お申込み先着順に入塾していただきました。また現状では数名のかたが次次期講座(25期・2014年09月開講予定)の開講をお待ちの状況にございます。
詳細は 「 新宿私塾 第24期生 募集終了」 のお知らせをご覧いただき、できるだけ早めに事前予約をいただくと、確実に入塾することができるかと存じます。よろしくお願いいたします。

『平野富二伝』 ご好評をいただいております。

平野表紙uu《『平野富二伝 考察と補遺』 古谷昌二編著 ご好評をいただいております》
2013年11月20日刊行 『平野富二伝 考察と補遺』 古谷昌二編著 は、おかげさまで順調な出荷がつづいております。
『平野富二伝』は、刊行直後の「日経新聞 文化欄」でのご紹介をはじめ、各種学会、団体、書籍でご紹介をいただいております。
下掲 の参考資料は、「東京産業考古学会」の 「ニューズレター No.0105」 新刊紹介として、玉井幹司様の署名記事です。その一部をご紹介いたします。

[前略] 平野富二は活版印刷・造船などで知られるが、海運業・鉄道敷設・土木工事などでも大きな足跡を残した。本書で明らかになった新事実も多々あり、従来の平野像に変更を迫るものといえる。参考図版も充実しており、今後、平野富二に言及する際には本書の参照が不可欠となるだろう。巻末には詳細な年譜と没後の記録年表を付す。
(玉井幹司)

産業考古学会タイトル 産業考古学会本文部分

【展覧会】 danke Emil Ruder 生誕100年を祝して

printgalleryRuder_A4_middledanke Emil Ruder
生誕100年を祝して

danke Emil Ruder
celebrating the 100th birthday

出品作家 :  エミール・ルーダー Emil Ruder
会       期 :  2014年3月20日[木]-4月29日[火/祝]
開館時間 :  月・金曜日 15時-20時、土・日・祝 13時-20時
休  館  日:  火・水・木曜日(3月20日[木]、4月29日[火/祝]は開館)
料   金 :  無 料
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会   場 :  print gallery (プリントギャラリー)
        住所 108-0072  東京都港区白金1-8-6 1F
        電話 03-5843-8902
メ  ー  ル :   official@printgallerytokyo.com
展示リンク : http://www.printgallerytokyo.com/ex_emilruder.html
────────
誕  生  日 : 3月20日[木] 17:30-19:30
オープニング : 3月21日[金/祝] 17:30-19:30
 企画概要
エミール・ルーダー

1914年3月20日 スイス チューリッヒに生まれる
1970年3月13日 スイス バーゼルにて死去
タイポグラファ、教育者
小printgallery_emilruder_knupfteppiche
スイスのタイポグラファ、教育者である
エミール・ルーダーの生誕100年を祝した展覧会が
ルーダーの教え子である、ヘルムート・シュミット氏と
プリントギャラリーが企画し、プリントギャラリーにおいて
開催されます。

本展では、切手のような小さなサイズの制作物から
書籍、大判のポスターまでを幅広く展示し、さらに作品の解説と
教え子・同僚たちの言葉をまじえて展示されます。

ルーダーによる4つの論考 〈本質的なもの〉 からもうかがえる
自身の哲学や知識を伝えようとする意志。

印刷された部分と印刷されない余白のリズミカルな扱い。
その成果として生みだされた作品や著書は、今日でも
造形にたずさわる者を鼓舞し
より一層の考察をうながしています。
開館日時にご注意のうえ、ご観覧をお勧めいたします。
[情報提供 : プリントギャラリー] 

【活版カレッジ】 2014年春期 応募締めきりました。

活版カレッジ朗文堂 アダナ・プレス倶楽部の直接指導により
本格的な活字版印刷術の
知・技・美の三領域をバランス良く学べます。

活版カレッジでは、科学と学術的根拠にもとづいた実践を基盤としながら、活版印刷機 Adana-21J によるケーススタディ・メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
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「活字版印刷術 Typographic Printing」は、印刷による視覚伝達技術のなかでも、文字情報の主要な複製・伝達の手段として、ひろく「活版印刷・活版・カッパン」などと呼ばれて親しまれてきました。
そして今、印刷複製技術の原点として560年余におよぶ長い歴史を有し、メディアの変遷とともにさまざまな浮沈を経た「活版」が、ふたたび熱く注目され、関心をあつめています。
活版カレッジは、あたらしい活版ユーザーに向けた活字版印刷機 Adana-21J の製造・発売をおこなっているアダナ・プレス倶楽部が開講する活版講座です。
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活版カレッジ  2014年春期講座

◎ 3 ヶ月 木曜日 全 9 回(毎月 3 回) 19:00-22:00
  ※ 各定員4名(お申込先着順)
◎ 徹底した少人数講座のため、お申込先着順とさせていただきます。
◎ 受講希望者多数の場合には、次期講座への予約をお勧めする場合がございますのでご了承ください。
◎ 次期の開催日時と募集の開始は、この アダナ・プレス倶楽部ニュース にて随時お知らせいたします。
◎ 《活版カレッジ》受講をご希望の方は、お気軽に、できるだけ事前に、アダナ・プレス倶楽部の@メールまで受講希望の意向をご連絡ください。一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげます。

  • 木曜日コース(夜間部)19:00 ─ 22:00
    2014年 春

    04月10日(木) 活字版印刷概論
    04月17日(木) 和文端物組版
    04月24日(木) 文選
    05月08日(木) 和文ページ物組版
    05月15日(木) 和文と欧文の違い
    05月22日(木) 欧文書体の歴史
    06月05日(木) 欧文スペーシング
    06月12日(木) 多色刷り1
    06月19日(木) 多色刷り2

【講座教室】  東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル
                      4FB 朗文堂内(通学制)
【講   師】  朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
【受  講  料】  66,000円(税込・教材費込)
【支払い期日】 開講2週間前まで
          (中途退講の場合でも受講料の返却はいたしません)
次期講座にもご参加お待ちしております。

新宿私塾第24期 募集終了のお知らせ

私塾24期生募集終了「新宿私塾」はタイポグラフィの知・技・美の領域をバランス良くまなぶための、少数精鋭によるちいさな教育機関です。
書物と活字づくり、すなわち「タイポグラフィ」の560年におよぶ魅力的な歴史をまなび、本格的なタイポグラフィの教育と演習を通じて、あたらしい時代の要請に柔軟に対処する能力を身につけた、タイポグラフィの前衛を養成します。
「新宿私塾」は設立から11年の歴史を有し、現在は第23期生が意欲的に最終盤の学習を続けています。
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2013年09月、きびしい残暑のなかで開講した「新宿私塾第23期」でしたが、年末年始の大寒波や、如月二月の降雪にもめげず、順調な講座がつづき、03月11日に最終講座を迎えます。
山本講義
引きつづき、04月01日[火]から「新宿私塾第24期」が開講いたします。
新宿私塾は少数精鋭をモットーとし、現役の第一線の造形者による講師陣と塾生が、また塾生同士が、たがいに切磋琢磨しながら向上をめざす私塾であり、定員は最大10名で、お申し込み先着順に受付させていただきます。
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まことに恐縮ですが、新宿私塾には予約申込み者が多く、ここのところ一般公募は困難という状況になっております。次期の「新宿私塾24期」にも定員を上まわるご予約をいただきましたので、「一般公募」を経ずに、お申込み先着順に入塾していただきました。
また現状では数名のかたが次次期講座(25期 2014年09月開塾予定)の開講をお待ちの状況にございます。

そのために 「新宿私塾」 に確実に入塾をご希望のかたは、ご面倒でも事前に小社担当/鈴木孝 あてにご連絡をいただき、相談・見学・事前予約をおすすめいたします。
ご予約者には、一般公募に先だって、あらためて入塾のご意志を再確認させていただき、優先的に入塾することができます。

先ずは@メールにて入塾希望のご意志をご連絡ください。
件名/新宿私塾25期申し込み として、 お名前、住所、電話(携帯可)を必ずお書きください(この情報は新宿私塾だけでの限定といたします)。 受信後、返信をさせていただきます。
より詳しく新宿私塾に関して知りたいというかたは電話連絡をしてください。担当の鈴木が対応させていただきます。
*****************************************************

株式会社 朗  文  堂  鈴木 孝
160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9
電  話 03-3352-5070
Telefax 03-3352-5160
@ mail  robundo@ops.dti.ne.jp
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/
****************************************************

【講演会】欧文書体百花事典 その後 Ⅰ 終了。ご来場ありがとうございました。

欧文書体その後ポスター

あいにくの小雨交じりの肌さむい日曜日でした。
それでもたくさんの皆さんがご来場され
熱い講演会でした。本当にありがとうございました。
この【欧文書体百花事典 その後】 講演会は 6 回12月まで
連続開催されます。今後とも、ご支援、ご来場と、
『普及版 欧文書体百花事典』 のご愛読をお願いいたします。

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2014年03月02日[日]、東洋美術学校において、講演会【欧文書体百花事典 その後Ⅰ】が開催されました。
ご来場いただきました皆さま、長時間のご聴講お疲れになりませんでしたか。
また後援をいただきました東洋美術学校、産学連携事務局 デザイン研究会アクティ、タイポグラフィ学会の皆さまにも篤く御礼を申しあげます。

あらためてご案内いたしますが、次回の【欧文書体百花事典 その後Ⅱ】は、
2014年04月20日[日]、「サンセリフの次なる模索 ローマン・サンセリフ」と題して、杉下城司さんのご担当です。ご期待ください。
東美Ⅰ-1 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01429 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01307 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01318 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01472 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01138-2