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書道博物館「墓誌銘にみる楷書の美」

書道博物館「墓誌銘にみる楷書の美」
観覧のお誘い

定員に達しましたので締め切らせていただきます。
申し込みありがとうございました。

ギャラリー・トーク「墓誌銘にみる楷書の美」

7月10日  午後1時20分 書道博物館ロビー集合
観覧料:500円(各自で受付にてお支払いください)
※定員はお申込み先着順で20名です。
人数確認のため片塩  jk@robundo.com  に「楷書の美参加」として
お名前をご送付ください。

お返事が無い場合は受付完了とさせていただきます。

書道博物館

110―0003 台東区根岸2―10―4
開館時間:9:30―16:30
観 覧 料:500円

子規庵
110―0003 台東区根岸2-5-11
開館時間:10:30―12:00 13:00―16:00
入 庵 料:500円

根岸の里で著名な一画に、画家にして書芸家の中村不折が蒐集した膨大なコレクションを収蔵する「書道博物館」があります。不折は新聞『小日本』の挿絵を担当し、それを通じて正岡子規と親しく、その自邸も近接していました。また島崎藤村の『若菜集』『一葉集』『落梅集』の装本・挿絵を担当し、夏目漱石『吾輩は猫である』『漾虚集』、伊藤左千夫『野菊の花』などの挿絵を描き、ブック・デザイナーの先駆けとしても知られるひとです。また森鴎外は遺言で墓標の書家に不折を指名し、ただ「森林太郎」とだけしるさせています。

中村不折はパリに留学するなど、最初は洋画家をめざしましたが、明治28年に正岡子規とともに日清戦争の従軍記者として中国におもむき、中国各地や朝鮮半島を巡遊して『龍門二十品』『淳化法帖』などの拓本をはじめ、漢字成立の解明に寄与する考古資料の収集にめざめ、こうした書の古典から多くを学び、なかでも「北派」の書を根底とした、不折独自の、大胆で斬新な書風を展開して“不折流”と称されるまでになりました。

なかでも「龍眠帖」は書芸界に衝撃を与え、そのデザイン性の高さと親しみ易さから、店名や商品名の揮毫を依頼されることも多く、現在でも「新宿中村屋」の看板文字、清酒「真澄」や「日本盛」のラベル、「神州一味噌」「筆匠平安堂」のブランディングなどがあります。

書道博物館はそんな中村不折のコレクションをもとに開設され、現在は台東区が維持・管理にあたっています。その企画展「墓誌銘にみる楷書の美」のギャラリー・トークに申し込みましたが、最終回の7月4日に割り振られて出かけました。墓誌銘とは、中国の三国時代ころに厚葬を禁じて薄葬が求められ、建碑や巨大墓標の建立が困難となり、墓碑を小型化して地中に埋め込む形式が定着したものです。墓碑銘の大半は隷書か楷書によってしるされ、地中にあったために戦乱による破壊や風化が少なく、保存状態がよくて刻字も鮮明です。またほとんどの墓誌銘には年号がしるされ、書写・建碑の年代が確定できるのも大きな特徴です。

急なはなしで恐縮ですが、「墓誌銘にみる楷書の美」展は7月11日が最終日です。11日は参議院選挙の日ですし、企画展の常として、最終日の混雑は避けられません。またせっかく出かけても、適切な解説がなければ収穫は半減します。そこで学芸員の中村信宏様にお願いして、特別に朗文堂枠で7月10日にギャラリー・トークをお願いしました。同館には世界唯一本といわれる顔真卿の書をはじめ、重要文化財、重要美術品があふれています。ぜひこの機会にご観覧ください。

ついでながら……

書道博物館は、JR鶯谷駅から徒歩5分です。「活版凸凹フェスタ」のときの緑の階段をのぼらず、例の風俗街を5分ほど直進すると、左手に台東区立書道博物館、右手に子規庵があります。この間の移動は30秒。

ですから10:30に子規庵について、子規の朝顔や、お庭を楽しみ、12:00から書道博物館の本館(常設展示)をじっくり見ることをお勧めします。新館での展示・解説は拓本が主で、墓碑の実物は本館にありますので……。それらを見てからギャラリー・トークに参加がお勧めコース。近くに司馬遼太郎『坂の上の雲』で著名な「羽二重団子」や「ねぎし三平堂」もありますが……。高くて混雑しますので片塩は敬遠ですが「笹乃雪」もすぐそこ。

ギャラリー・トーク終了後、天気が良く、体力に自信のあるかたは、近在の真言宗円明山西蔵院(根岸3―12-38)へご案内。ここには秀英舎の創業者/佐久間貞一の墓と、榎本武揚による巨大な顕彰碑があります……。こういうのを、最近は「マイラー」と呼び、女性に多いのだそうです!!!

活版凸凹フェスタ2010盛況裡に終了

沢山の皆さまのご来場ありがとうございました!
出展者の皆さま、ご苦労様でした!
また来年も《五月の連休は活版三昧!》をめざし
身体性をともなった造形活動にいそしみます。

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

五月の連休はカッパン三昧

「五月の連休はカッパン三昧
活版凸凹フェスタ」
ご来場をお待ちしております!

「活版凸凹フェスタ」は、活字版印刷術(以下カッパン・活版ともします)にまつわるさまざまを集めた楽しいお祭りです。

本展は今年で3回目を迎えますが、わが国に確実に活版ルネサンスの息吹が根づいたことを象徴するかのように、出展者が増加いたしました。そのため、会場も心機一転して、上野の森「日展会館」での開催となります。

【会 期】2010年5月2日(日)―5日(水・祝)

10:00―17:00(最終日は16:00まで)

【会 場】日展会館 2F イベントスペース
東京都台東区上野桜木2-4-1
http://www.nitten.or.jp/

【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

【出展作家】
青葉 瀧/アダナ・プレス倶楽部(大石 薫)/アダナランド(Hedgehog Press, Alan Brignull)/ananas press(都筑晶絵+山元伸子)/阿部真弓/石神嘉兼/印刷の余白Lab.+あちらべ/smbetsmb/おいかわみちよし/凹凸舎(大沼ショージ)/尾田美樹/小畑裕子/海岸印刷/亀井純子/九ポ堂/真田幸文堂(真田幸治)/しまりすデザインセンター(石松あや)+まさなりみゆき/たなか鮎子/田中裕子/ツバメ活版堂+knoten+山本裕子/つるぎ堂/Tokyo Pear(スミスダレン・恵梨子)/はな工房(田中智子)/ハナブサ・プレス/ヒロイヨミ社(山元伸子)/史緒/文香(栃木香織)/megropress/山﨑祐三子/山崎洋介/山田理加/山猫や(木月禎子)/ユニバーサル・レタープレスと溝川なつ美/横島大地/羅久井ハナ/Raku Design Studio(渡邉正央)/riviera press(浅井陽子)/龍骨堂/リュース オ ボウ(佐藤礼子)/Lingua Florens(桐島カヲル)

【学校法人】
女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース/多摩美術大学造形表現学部デザイン学科/常葉学園大学造形学部杉田研究室/日本大学藝術学部美術学科/武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科

【出展企業】
アワガミファクトリー/印刷工房 河内や/活版工房(弘陽、中村活字、東條メリー、金子瞳美、斉藤隆夫、赤井 都、内田由紀子)/KK印刷株式会社/真映社/通称 活版印刷屋(株式会社大伸)/築地活字/デザインのひきだし(グラフィック社)/Puli Paper Company Limited+廣興紙寮+紙匠工房

【協  力】
アイコー印刷/株式会社 イオキ洋紙店/研究社印刷 株式会社/有限会社 佐々木活字店/松岳社 株式会社 青木製本所/株式会社 廣田鉄工所/株式会社 フカミヤ/長瀬欄罫製作所/有限会社 濱野製作所/株式会社 豊文社印刷所/松尾篤史/ミキ アラタ/muccu/本木昌造顕彰会/株式会社 モトヤ/株式会社 モリサワ/八木孝枝/株式会社 理想社/株式会社リョービイマジクス

ワークショップ

会期中は連日、小型卓上活字版印刷機Adana-21Jと、活字版や各種の凸版を用いた、楽しいワークショップを開催いたします。予約制のワークショップはすべて受付を終了しておりますが、掃苔会をのぞいて参観はご自由にできます。

【昔なつかしい厚手のきっぷを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月2日(日)11:00 ― 12:00、13:00 ― 16:00内随時
活字版印刷機Adana-21Jを使って、昔なつかしい厚手のきっぷの印刷を体験していただきます。

【印刷人掃苔会(そうたいかい)ツアー】
予約制 受付終了「掃苔会の栞」付 雨天決行
5月3日(月・祝)
13:00 ― 15:00(終了予定)

掃苔とは墓石の苔@こけ@を掃@は@く、すなわち墓参りを意味します。活版凸凹フェスタ2010の会場「日展会館」のまわりには、印刷人が多く眠る「谷中霊園」やお寺、印刷関連の石碑も豊富な「上野公園」などがあります。「日展会館」周辺の印刷人ゆかりの地をめぐる、マニアックなツアーです。皆さんもいっしょに、わが国の印刷の発展に尽力した先達を偲び、石碑に刻まれた書体の秘密を解明しませんか。Adana-21Jを使って、参加証の発行もおこないます。

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

山猫や+活版印刷
【活字と凸版画 メッセージカードをつくろう!】 予約制 受付完了
5月3日(月・祝) 13:30―16:30

「山猫や」の木月禎子さん指導のもとでゴム版画を制作し、欧文活字をつかってメッセージを組んで、Adana-21Jでオリジナルの二つ折りカードを印刷するワークショップです。ゴム版画は、下絵をお持ちいただいて会場で彫っていただくか、こちらでご用意したモチーフを切ったり貼ったりしても製作できますので、絵を描いたり版画を彫るのが苦手な方でも、楽しくご参加いただけます。

【ハンドモールドで活字をつくろう!】
予約制 受付終了

5月4日(火・祝) ①13:00―14:30 ②15:00―16:30

初期の活字鋳型の研究をされている元三省堂印刷の伊藤伸一さん指導のもと、ハンドモールド(手鋳込み式の活字鋳造器。古くは割り型、割り鋳型とも。できた活字を流しこみ活字と称していました)を用いて活字鋳造の体験をするワークショップです。今回使用する伊藤さん所有の鋳造器は、「活版凸凹フェスタ2008」のワークショップで使用したグーテンベルク式の手鋳込み鋳造器とはまた別種のもので、スミソニアン・国立アメリカ歴史博物館の学芸員で、初期鋳型の世界的な研究者であるスタン・ネルソンさんによって復元された貴重な鋳造器です。できあがった活字を使ってAdana-21Jで記念カードの印刷もおこないます。

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

【『VIVA!! カッパン♥』発売記念カードを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料

同時開催
【リノ・カットをAdana-21Jで印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月5日(水・祝)11:00―12:00、13:00―15:00内随時

活字版印刷機Adana-21Jを使って記念カードの印刷を体験していただきます。
活字版とリノリウム版の表現の違いをお楽しみください。

《活版凸凹フェスタ2010》は、出展作家は意欲的に作品を制作していますし、企業出展社からの貴重な情報も見逃せません。ともかく新企画をどっさり盛り込み、「ファイン・プレスの祭典」とするべく、スタッフ一同最後の追い込みに入っております。

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新刊『VIVA!! カッパン』は「朗文堂愛読者カード」にご登録いただいている皆さまからは、事前予約をいただいております。うれしいことにたくさんのお申込みをいただきました。事前予約の皆さまには書店出荷に先立ち、真っ先にお送りいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。 また《活版凸凹フェスタ》の会場では、『VIVA!! カッパン』収録機器の一部を、書物に沿ったかたちで展示します。また、会場内にて『VIVA!! カッパン』の見本本を展示いたしますので、ぜひとも上野「日展会館」までご来場ください。

ワークショップのお申込み

ワークショップのお申込み状況
5月3日【活字と凸版画 メッセージカードをつくろう!】
活版印刷機が版画プレス機に大変身! 未開拓技術のご紹介となる興味深いワークショップです。活字と版画のコラボレーションが、さまざまな創作領域を大きく広げます。「山猫や・木月禎子」さんの楽しいトークも交えて、収穫の多い企画です。
定員に達しましたので、応募は締め切りとさせていただきます。

5月3日【印刷人掃苔会ツアー】
あまりにマニアックな企画なので、応募もほとんど無いと予想し、格別には定員も決めていなかったのですが、適正規模のお申込みがありましたので、応募は締め切りとさせていただきます。

5月4日【ハンドモールドで活字をつくろう!】
明治2年長崎活版製造会社・本木昌造が上海からブルース型活字鋳造機を導入。
幕末からはじまったわが国の活字開発は、ここに「道具から機械へ → 産業革命の成果の導入 → 殖産興国」への道をひたはしることになりました。印刷史のミッシング・リンク、近代金属活字の創始から活字をつくりつづけた「ハンドモールド」の忠実な復元版を用いて活字をつくり、印刷までするという、わが国の近代タイポグラフィのあけぼのの時代を追体験するという意欲的企画です。
定員に達しましたので、応募は締め切りとさせていただきます。




手回し式活字鋳造機(ブルース型)

五月の連休はカッパン三昧

花冷えでしょうか? 肌寒い毎日がつづきますね。それでも艸花は妍を競って鮮やかな花をつけています。小雨に濡れながら、そんなけなげな艸花を見るのが楽しみです。皆さまお元気でご活躍のことと存じます。

「五月の連休はカッパン三昧–活版凸凹フェスタ」
ぜひともご来場ください。

《活版凸凹フェスタ2010》は、出展作家は意欲的に作品を制作していますし、企業出展社からの貴重な情報も見逃せません。ともかく新企画をどっさり盛り込み、「ファイン・プレスの祭典」とするべく、スタッフ一同最後の追い込みに入っております。

ワークショップは連日開催されますが、中には事前申込みが必要な企画もございます。どのワークショップも少人数ですので、締め切りが迫っている企画もございます。参加ご希望の皆さまは、下記のワークショップ案内をご覧の上、お申込みをお急ぎください。

新刊『VIVA!! カッパン』は出稿を終え、現在印刷製本作業が進行中です。営業部では目下、束見本を携えて書店回りの最中ですが、書店仕入れ担当者様の反応はとてもよく、「そうだよね、こんな楽しいカッパンの本が欲しかったんだよね」と激励されています。そんな毎日の報告を聞くたびに、とても嬉しく、ワクワクしますが、書物づくりは最後まで気が抜けません。気を引き締めて、最後のチェックに余念のない毎日です。 新刊『VIVA!! カッパン』は「朗文堂愛読者カード」にご登録いただいている皆さまからは、事前予約をいただいております。こちらもうれしいことにたくさんのお申込みをいただきました。事前予約の皆さまには、書店出荷に先立ち、真っ先にお送りいたしますので、ぜひお楽しみにお待ちください。 また《活版凸凹フェスタ》の会場では、『VIVA!! カッパン』収録機器の一部を、書物に沿ったかたちで展示します。また、会場内では『VIVA!! カッパン』のプレ販売を実施しますので、ぜひとも上野「日展会館」までご来場ください。

ここに同書の目次をご紹介いたします。

活版印刷の楽しくてカワイイ入門書誕生!!
{懐かしいのに新しい}魅惑の印刷、カッパン♡
見て美しい! 知って楽しい!
自分でやるともっと楽しい!!! カッパン♥
を愛する アナタの必携書です。

【VIVA!! カッパン 目次】
懐かしいのに、あたらしい、
魅力の活字版印刷術 ——– カッパン♥
活字のおはなし
文選箱ギャラリー

文 選
組版(植字)
組みつけ
印 刷
活字鋳造
Adana-21Jの使い方
muccu が行く!

活字鋳造所探訪(築地活字編)
活字版書籍印刷所探訪 (長瀬欄罫製作所編+豊文社印刷所編)
あとがきにかえて
こんな時代だから…………

祝! 中村活字100周年

1910年、明治43年に東京中央区銀座2丁目に創業された活字商が「中村活字」の歴史のはじまりです。このあたりは、いまは東銀座などと呼ばれますが、かつての木挽町で、築地川の水運を利用して、木材を運送したり、大きなノコギリで材木に断裁する職人が居住していた町でした。

明治最初期に築地川の対岸に「東京築地活版製造所」が創業し、数寄屋橋近辺に「秀英舎」が創業されると、木挽町にはこれらの企業を相手とした活字母型を製造する業者がたくさん誕生しました。堀母型が最大手で、そこから岩田母型が派生していきました。母型業者があれば、そこには活字商も誕生します。すなわち晴海通りにそった数寄屋橋から築地界隈は、活字商、印刷会社、出版社、新聞社などが軒を連ねることになりました。晴海通りはメディアの町でした。

ところが……、このあたりは関東大地震(1923年・大正12年)による罹災がもっとも激甚を極めた町でしたし、太平洋戦争による激しい空爆にさらされた町でもありました。

「中村活字」の100年とは、そんな歴史の重みを背景として、代々の家業として継承されてきたことになります。当代のご当主・中村昭久さんは「活字も好きだけど、人も好き」というかたです。もしかすると、「活字よりも人が好きかな……」とおもえるときもあります。

そんな中村社長の人柄を慕って、多くの若者が「木挽町」に足を運んでいます。朗文堂と中村活字とは「活版ルネサンス」にかけるおもいを共有していますし、毎年「活版凸凹フェスタ」に出展いただいています。ですから「中村活字100周年」を心からお祝いするとともに、さらなる100年に向けて、あらたなスタートを切った中村昭久さん、「いっしょに頑張りましょう」とエール!(龍爪窟)

活版凸凹フェスタ2010

【会 期】2010年5月2日(日)―5日(水・祝)  10:00―17:00(最終日は16:00まで)
【会 場】日展会館 2F イベントスペース
東京都台東区上野桜木2-4-1
http://www.nitten.or.jp/

【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

ワークショップ

会期中は連日、小型卓上活字版印刷機Adana-21Jと活字を用いた、楽しいワークショップを開催いたします。

【昔なつかしい厚手のきっぷを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月2日(日)11:00―12:00、13:00―16:00内随時
活字版印刷機Adana-21Jを使って、昔なつかしい厚手のきっぷの印刷を体験していただきます。

【印刷人掃苔会(そうたいかい)ツアー】
予約制 参加費:1,500円(税込)「掃苔会の栞」付 雨天決行
5月3日(月・祝)
13:00(展示会場に5分前集合のこと)―15:00(終了予定)

掃苔とは墓石の苔@こけ@を掃@は@く、墓参りを意味します。活版凸凹フェスタ2010の会場「日展会館」のまわりには、印刷人が多く眠る「谷中霊園」やお寺、印刷関連の石碑も豊富な「上野公園」などがあります。日夜わが国の印刷の歴史を研究している朗文堂代表の片塩二朗と、タイポグラフィ学会事務局長の松尾篤史の解説とともに、「日展会館」周辺の印刷人ゆかりの地をめぐる、マニアックなツアーです。みなさんもいっしょに、わが国の印刷の発展に尽力した先達を偲び、石碑に刻まれた書体の秘密を解明してみませんか。Adana-21Jを使って、参加証の発行もおこないます。

お申し込みしめきり日:4月25日(日)

*参加ご希望の方は、e-mail もしくは、ファクシミリ03-3352-5859で、「活版凸凹フェスタ 掃苔会(そうたいかい)参加希望」と明記の上、住所・氏名・年齢・電話番号・e-mailアドレスもしくはファクシミリ番号をご連絡ください。(お教えいただいた個人情報は朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のみの使用といたします)

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

山猫や+活版印刷
【活字と凸版画 メッセージカードをつくろう!】 予約制 参加費:3,000円(税込)
5月3日(月・祝) 13:30―16:30 定員6名

「山猫や」の木月禎子さん指導のもとでゴム版画を制作し、欧文活字をつかってメッセージを組んで、Adana-21Jでオリジナルの二つ折りカードを印刷するワークショップです。ゴム版画は、下絵をお持ちいただいて会場で彫っていただくか、こちらでご用意したモチーフを切ったり貼ったりしても製作できますので、絵を描いたり版画を彫るのが苦手な方でも、楽しくご参加いただけます。

お申し込みしめきり日:4月25日(日)
〈ただし、先着順受付により定員に達ししだい、しめきりとさせていただきます〉

*参加ご希望の方は、e-mail:もしくは、ファクシミリ03-3352-5859で、「活版凸凹フェスタ 活字と凸版画ワークショップ 参加希望」と明記の上、住所・氏名・年齢・電話番号・e-mailアドレスもしくはファクシミリ番号をご連絡ください。(お教えいただいた個人情報は朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のみの使用といたします)

【ハンドモールドで活字をつくろう!】
予約制 参加費:3,000円(税込)テキスト付
5月4日(火・祝) ①13:00―14:30 ②15:00―16:30 各回定員6名

初期の活字鋳型の研究をされている元三省堂印刷の伊藤伸一さん指導のもとで、ハンドモールド(手鋳込みの鋳造器)を用いた活字鋳造の体験をするワークショップです。今回使用する伊藤さん所有の鋳造器は、「活版凸凹フェスタ2008」のワークショップで使用したグーテンベルク式の手鋳込み鋳造器とはまた別のもので、スミソニアン・国立アメリカ歴史博物館の学芸員で初期鋳型の世界的な研究者であるスタン・ネルソンさんにより復元された貴重な鋳造器です。できあがった活字を使ってAdana-21Jで記念カードの印刷もおこないます。

お申し込みしめきり日:4月25日(日)
〈ただし、先着順受付により定員に達ししだい、しめきりとさせていただきます〉

*参加ご希望の方は、e-mailもしくは、ファクシミリ03-3352-5859で、「活版凸凹フェスタ 活字をつくろう 参加希望」と明記の上、住所・氏名・年齢・電話番号・e-mailアドレスもしくはファクシミリ番号をご連絡ください。(お教えいただいた個人情報は朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のみの使用といたします)

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

【『VIVA!! カッパン♥』発売記念カードを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料

同時開催
【リノ・カットをAdana-21Jで印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月5日(水・祝)11:00―12:00、13:00―15:00内随時

活字版印刷機Adana-21Jを使って記念カードの印刷を体験していただきます。
活字版とリノリウム版の表現の違いをお楽しみください。


活版凸凹フェスタ2010

【会 期】2010年5月2日(日)―5日(水・祝)  10:00―17:00

(最終日は16:00まで)
【会 場】日展会館 2F イベントスペース
東京都台東区上野桜木2-4-1
http://www.nitten.or.jp/
【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

「活版凸凹フェスタ」は、活字版印刷術(以下カッパン・活版ともします)にまつわるさまざまを集めた楽しいお祭りです。

本展は今年で3回目をむかえますが、わが国に確実に活版再興の息吹が根づいてきたことを象徴するかのように、出展者が増加いたしました。そのため、会場も心機一転、上野の森「日展会館」での開催となります。

【出展作家】
青葉 瀧/アダナ・プレス倶楽部(大石 薫)/アダナランド(Hedgehog Press, Alan Brignull)/ananas press(都筑晶絵+山元伸子)/阿部真弓/石神嘉兼/印刷の余白Lab.+あちらべ/smbetsmb/おいかわみちよし/凹凸舎(大沼ショージ)/尾田美樹/小畑裕子/海岸印刷/亀井純子/九ポ堂/真田幸文堂(真田幸治)/しまりすデザインセンター(石松あや)+まさなりみゆき/たなか鮎子/田中裕子/ツバメ活版堂+knoten+山本裕子/つるぎ堂/Tokyo Pear(スミスダレン・恵梨子)/はな工房(田中智子)/ハナブサ・プレス/ヒロイヨミ社(山元伸子)/史緒/文香(栃木香織)/megropress/山﨑祐三子/山崎洋介/山田理加/山猫や(木月禎子)/ユニバーサル・レタープレスと溝川なつ美/横島大地/羅久井ハナ/Raku Design Studio(渡邉正央)/riviera press(浅井陽子)/龍骨堂/リュース オ ボウ(佐藤礼子)/Lingua Florens(桐島カヲル)

【学校法人】
女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース/多摩美術大学造形表現学部デザイン学科/常葉学園大学造形学部杉田研究室/日本大学藝術学部美術学科/武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科

【出展企業】
アワガミファクトリー/印刷工房 河内や/活版工房(弘陽、中村活字、東條メリー、金子瞳美、斉藤隆夫、赤井 都、内田由紀子)/KK印刷株式会社/真映社/通称 活版印刷屋(株式会社大伸)/築地活字/デザインのひきだし(グラフィック社)/Puli Paper Company Limited+廣興紙寮+紙匠工房

【協  力】
アイコー印刷/株式会社 イオキ洋紙店/研究社印刷 株式会社/有限会社 佐々木活字店/松岳社 株式会社 青木製本所/株式会社 廣田鉄工所/株式会社 フカミヤ/長瀬欄罫製作所/有限会社 濱野製作所/株式会社 豊文社印刷所/松尾篤史/ミキ アラタ/muccu/本木昌造顕彰会/株式会社 モトヤ/株式会社 モリサワ/八木孝枝/株式会社 理想社/リョービイマジクス 株式会社

活版凸凹フェスタ2010

第3回 「 活版凸凹フェスタ 」 開催のお知らせです。
わが国の 「 活版ルネサンス 」 も順調で、
従来の四谷会場が手狭になり
ことしは、上野の森 「 日展会館 」 での開催です。
《 ゴールデン・ウィークは カッパン三昧 !! 》 の標語はそのまま
カッパン未経験者も、活版実践派の皆さまも
ふるってご参加ください!

イベント終了のお知らせ

第6回活版ルネサンスフェア
たくさんのご来場ありがとうございました!

活版ルネサンスフェアが26日27日の両日開催されました。

新宿御苑には花見客が押しかけていましたが、朗文堂の会場には

カッパン・ファンと実践派の熱い熱気に包まれていました。

とりわけ「活版凸凹フェスタ」出展予定者の視線は鋭く

インキ、活字、機材等の補充におおわらわでした。

これから朗文堂アダナ・プレス倶楽部は

「第6回活版凸凹フェスタ」の準備と

『VIVA!! カッパン♥』刊行に備えた

慌ただしい毎日が続きます。

皆さまのご声援が

心地良く、心強く

響きました。

林昆範講演会配布印刷物に関して

金属活字は元気です!    が……
一刻も早い改刻・改修の手が必要です。


去る2月28日、林昆範氏によるタイポグラフィ講演会「宋朝体と明朝体――書写系と彫刻系書体の相剋」に際し、朗文堂アダナ・プレス倶楽部では記念カードを印刷してご来場の皆さまに配布いたしました。なにぶん講演が主の会でしたので、このカードに格段の説明は加えなかったために、数名のお客さまから、使用活字に関するご質問がありました。ここに簡略ながら説明させていただきます。

印刷用紙は、アワガミファクトリーの提供による「竹和紙」を使用しました。カッパン印刷適性テストを兼ねており、斤量はさまざまです。使用活字は築地活字の提供によるものが右半分、左半分はアダナ・プレス倶楽部が所有している、12ポイントの「教科書体」です。この12ポイント活字は、千葉県の印刷所からいただいたもので、袖ケースをみると、元号が大正で、東京市と並んでいます。昭和や都ははじのほうに付けたされています。ですから大正末期から昭和初期のものとみられる活字が混入しており、両仮名だけを新鋳造活字と入れ換えて使用しています。

古い活字にはしばしばみられることですが、この書体メーカー(鋳造所)はいまとなってはわかりません。ただし日本活字鋳造所、岩田母型製造所のいずれのものでも無いことだけがわかっていますが、正確には鋳造所がどこであったのかは分明しません。書体名も「教科書体」というより「教育漢字もしくは教楷」と呼んでいた可能性が大です。

右側半分は築地活字の提供による、二号と三号サイズの新鋳造活字です。右から順に、三号岩田明朝体、三号行書体、二号長体宋朝(縦二号横三号)、二号長体明朝(縦二号横三号)、最終行は三号行書体と隷書体と明朝体となっています。

築地活字には、このほかにも草書体、弘道軒活版製造所清朝体などがありますが、五号と四号は比較的字種が揃っているものの、三号サイズでは極端に字種が少なくて、今回は使用を見合わせました。築地活字の明朝体とゴシック体をのぞくふるい活字は、先々代・平工栄之助(第3代)が、閉鎖される活字鋳造所から活字母型を収集したものがおおく、先代・平工愛子(第4代)、当代・平工希一(第5代)と家業が継承される間に、どこから、どのように持ちこまれた活字母型なのか、明確な資料も、伝承もありません。

そこで各種活字見本帳と、現存する活字母型の姿を見て推量することになりますが、とりあえず、長体宋朝と長体明朝は電鋳法(電胎版とも)による活字母型で、両者ともに戦前版津田三省堂母型、すなわち戦前版津田三省堂長体宋朝、戦前版津田三省堂長体明朝とみて間違いないでしょう。津田三省堂・津田太郎は、昭和20―40年代に、長体宋朝を写研・石井茂吉に、長体明朝を佐藤敬之助に依頼して改刻していますが、カッパン印刷界ではその改刻の評価は芳しくなく、むしろ戦前版の活字母型が珍重されるかたむきがみられます。

左より:南京母型、電鋳母型、機械式直刻母型

行書体、隷書体、草書体に関しても手がかり難ですが、これらの活字母型は、関西地区でよく見られる、いわゆる「南京母型」で、ガラ版が独立して存在し、マテにあたる支持材に嵌め込んで使用するものです。関東では、ほとんどが電鋳法によって得られたガラ版を、真鍮のマテ材に陥入させてカシメて使用するか、戦後は機械式活字彫刻機(いわゆるベントン)による直刻が多いのですが、同社の「南京母型」の使用は関西由来母型のものであることを想像させます。精査を終えていませんが、目下のところ、大阪・青山進行堂活版製造所系か、あるいは江川活版所系の活字母型とみています。

いずれにしても、これらの活字母型は半世紀乃至は一世紀近い歴史を重ねて、ここに現存していることになります。前述したように一部のサイズは字種も少なく、また相次いだ字体変更にはほとんど対応していません。「活字を守れ」というお声をしばしば耳にする昨今ですが、「守る」という後ろ向きの姿勢では文字活字書体は時代の中に埋没します。造りだす意欲、改刻への意志、これらの対応が求められるのはひとり金属活字にとどまらず、はやくも電子活字にも発生しているテーマです。


活字ホルダーの歴史

外国のふるい活字見本帳にも紹介されています!

カッパン愛好家の一部に、製本までを手がけられるかたが多くみられます。アダナ・プレス倶楽部ではそんな皆さまのご要望にお応えして、初号5倍角・真鍮製《 活字ホルダー 》を開発・販売しています。もう皆さんにはすっかりお馴染みの《 活字ホルダー 》ですが、この道具の歴史はふるく、1907年版( 明治40 )アメリカ活字鋳造所( ATF )の活字見本帳に、American Lettering Pallet の商品名で、挿図入りの紹介をみます。そこには丁寧な解説があって、活字を挟み込んで箔押しなどに使用する道具であるが、その活字は Brass Type( 真鍮活字 )が好ましいとされています。

ついで登場するのは、キャズロン社フランス支店の 1920-30 年頃の見本帳で、ここにも挿図入りで大きく【 DORURE 】の商品名をみます。これは仏語で「 金箔押し 」を意味しますので、ルリユール( 製本術 )の盛んなフランスでもこの簡便な道具が愛用されていたことがわかります。

アダナ・プレス倶楽部特製 活字ホルダー 42pt.  ( 初号5倍角 )サイズ

受注受付 税込価格10,500円

詳細はhttp//www.robundo.com 特別企画・限定商品内へ進んでください。

アダナ・プレス倶楽部では、《 活字ホルダー 》のように、皆さまからのご要望にはできるだけお応えしたいと努めております。この小さくても凄い道具《 活字ホルダー 》を、ヤケドなどの事故が無いように気をつけてご愛用ください。

林昆範氏講演会 盛況裡に終了

ご来場ありがとうございました!

タイポグラフィ講演会
 「宋朝体と明朝体―書写系と彫刻系書体の相剋」
講師:林昆範氏  主催:タイポグラフィ学会

2月28日、新宿区立産業会館において開催の、タイポグラフィ講演会 「 宋朝体と明朝体 — 書写系と彫刻系書体の相剋 」は、140人を超える皆さまにお越しいただき、盛会のうちに終了しました。来場者の方々に深く感謝申し上げます。

完成! 朗文堂書籍と電子活字見本帳

完成! 2010年版朗文堂書籍と電子活字見本帳
朗文堂の書物の宇宙  《 robundo book cosmique 》
朗文堂の活字の宇宙  《 robundo type cosmique 》

2010年版の朗文堂書籍カタログ 《 robundo book cosmique 》 と、朗文堂電子活字書体カタログ 《 robundo type cosmique 》 が完成いたしました。
いずれも、スミ1色刷り、天地210×左右98ミリ、針金中綴じの簡素なカタログです。これから折りをとらえて、さまざまなイベントなどで無償配布に努力いたしますし、ご来社いただいた皆さまにはもちろん無償でご提供いたします。

朗文堂書籍カタログ
《 robundo book cosmique 》

朗文堂電子活字書体カタログ
《 robundo type cosmique 》

遠方のお客さまで、急いで入手されたいかたは、恐縮ながら100円分の切手を同封のうえ 「お名前・ご送付先住所・カタログ希望」 として郵送にてお申込みください。

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アダナ・プレス倶楽部が活況を呈しています!
季刊会報誌 第8号が完成しました。
第6回 活版ルネサンスフェア 3月26―27日開催します。
活版凸凹フェスタ2010 5月2-5日開催。出展作家・企業募集中。

カッパン ♥ 関連機器の開発・販売と、インフラ整備に慌ただしいアダナ・プレス倶楽部です。季刊誌 『アダナ・プレス倶楽部 NewsLetter』 は創刊から2年を記念する第8号を完成しました。会員の皆さまの数も増え、活版ルネサンスの堅実な歩みを実感するこのごろです。

アダナ・プレス倶楽部の情報は 専用Website を設けておりますので、そちらをご覧ください。なおアダナ・プレス倶楽部のWebsiteも、このページと同様に現在進行形での改造中で、とりわけ 《 ニュース欄 》 がわかりにくい箇所に設置されています。ホームページ右上の 《更新情報欄》 からお入りになるか、このコーナーから移動してください。

詳細はこちら:アダナ・プレス倶楽部ブログ

タイポグラフィ講演会のお知らせ

◯タイポグラフィ講演会

林 昆範  宋朝体と明朝体

――書写系と彫刻系書体の相剋――

◎講 師:林昆範氏  リン クンファン
◎日 時:2010年2月28日 日曜日  講演14:00~16:00(13:30開場)
◎場 所:新宿区立産業会館 BIZ新宿1階 多目的ホール
〒160-0023 新宿区西新宿6-8-2 BIZ新宿ビル
◎会 費:1,000円 学会員500円 予約制
◎主 催:タイポグラフィ学会
◎協 力:朗文堂

〔講演のご紹介〕
漢字誕生からの歴史を俯瞰すると、亀の甲羅や獣骨に文字を刻んだ時代があり、筆記のために毛筆や紙が開発されると、やがて書写の時代に入っていきます。さらに識字率の向上をみると読者階層が登場し、その需要に応えて板目木版を印刷版とする刊本が普及して文芸復興の時代を牽引し、一定の規矩と様式を備えた「書体」が確立されました。その間にはさまざまな彫刻用や書写用の用具が開発され、また王朝と支配民族の熾烈な興亡があり、広大な国土における地域性なども看過できず、それらのすべてが、ねじれあい、もつれあい、よじれあってきた歴史であったことに気づきます。すなわち刻字から書写へ、やがて版木彫刻がはじまり、それを母体として金属活字父型彫刻がはじまっています。ーーこの講演会では、こうした雄壮な漢字書体の歴史を、彫刻系と書写系との大きな系統樹にまとめ、その概念と視覚印象を整理しながら、漢字書体開発のあらたなパラダイムを獲得しようとするものです。

◎申し込み先:info@society-typography.jp

このメールアドレスに、お名前、所属名(社名・学校名)、参加人数をお送りください。なお、お手数ですが件名を「タイポグラフィ講演会」でお送りいただければ幸いです(先着150名様まで。返信は定員超過でご参加いただけない場合のみお送りいたします)。

お送りいただいた個人情報はタイポグラフィ学会内部のみの使用といたします。 
詳細はタイポグラフィ学会のホームページをご覧下さい。

タイポグラフィ学会
研究委員会/広報委員会

http://www.society-typography.jp/

株式会社 朗 文 堂

朗文堂ニュース

朗文堂ではこのWebsiteを目下鋭意更新中です。長年の蓄積と思っていたら、意外に閲覧しにくいWebsiteになっていたようです。けれんみのない、素直で有効な情報を満載して、近日中にあらたな表情に生まれかわります。ご期待ください。

愛読者の皆さまへのクリスマス・プレゼントとして、昨年年末ギリギリに刊行しました『 HELLO NAGINO POSTERS』がご好評をいただき、順調な出荷が続いております。大型書店には現在配本中の同書がございますので、店頭でご覧のうえお求めください。
『 HELLO NAGINO POSTERS』の詳細はこちら

ご好評いただいております欣喜堂デジタルタイプ・シリーズは、昨年年末にオープンタイプ・フォーマットでの販売がはじまりました。新発売の仮名シリーズ《おゝはなぶさ》《おゝくれたけ》《ますらお》はもとより、《四川宋朝体 龍爪》《正調明朝体 金陵》《清朝官刻体 蛍雪》も順調です。
新発売の仮名シリーズの詳細はこちら

朗文堂ブック・コスミイクの書籍目録がまもなく刷了予定です。あわせて朗文堂タイプ・コスミイクの書体カタログも同時進行で完成します。愛読者様、ユーザーの皆さまには、さまざまな機会をとらえて贈呈させていただきます。