読売新聞東京本社社会部/竹井陽平記者は、だいぶ以前から<活版印刷が、なぜ、いま、この時代に話題になるのか>をテーマとして取材をかさねられていました。
そのご努力がみのって、2015年07月25日[土]夕刊の社会面に <トピなび 活版印刷 手作り新鮮>と題した署名記事が掲載されました。
アダナ・プレス倶楽部会員の皆さまの、いきいきとした、活躍の姿がたくさん紹介されています。ぜひともご一読を!
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【宇都宮美術館】 好評開催中 パウル・クレー だれにも ないしょ。
パウル・クレー だれにも ないしょ。
心の奥深くに呼びかける、どこまでも謎めいた絵。
20世紀の美術に比類ない足跡をしるしたパウル・クレー(1879–1940)は、「秘密」を愛した画家でした。世界の根源的な謎を、童心の神秘を、魔的なものの華やぎを、彼は澄んだ響きを発する画面のうちに、精妙に映し出してみせました。
「この世で僕を捉まえることはできない」
と言い残したクレーは、けれども、秘密に近づくための合図をそれとなく画中にしのばせてもいます。 秘密を宿しながら解読へと誘い、ときに身をかわし、最後には解けない謎へと導いていく。 そうした画家の微笑の跡をたどるべく、本展は 6 つのテーマで、クレーの思考と感性に分け入ります。
ベルンのパウル・クレー・センターおよび遺族コレクションの全面的な協力を得て、日本初公開31点、日本国内の優品も加えた110点あまりを紹介。 うち40点は、クレー自身が「特別クラス」と指定し、非売として愛蔵した作品です。
【 会 期 】
2015年7月5日[日]-9月6日[日]
※会期中、日本国内より出品される作品の一部を展示替えをいたします。
【 開館時間 】
午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
8月11日[火]-16日[日]は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
【 休 館 日 】
毎週月曜日(7月20日は開館)、7月21日[火]
【 観 覧 料 】
一般1,000円/大学生・高校生600円/中学生・小学生400円
────────── 図版引用許諾取得済み
《子どもの胸像》1933年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
《彼女は吠え、僕らは遊ぶ》1928年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
《魔が憑く》1939年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
《ピラミッド》1930年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
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宇都宮美術館の長期休館が終了した。これからの宇都宮美術館の企画展は興味深いものがつづく。
◯ パウル・クレー だれにも ないしょ。
Paul Klee – Spuren des Lächelns
会 期 : 平成27年7月5日[日]-平成27年9月6日[日]
◯ 夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ
The Dream of French Paintings ― from Impressionism to École de Paris
2015年9月20日[日] – 2015年11月23日[月・祝]
◯ ビアズリーと日本
Aubrey Beardsley and Japan
2015年12月6日[日] – 2016年1月31日[日]
【 詳細情報 : 宇都宮美術館 ホームページ 企画展 】
【Viva la 活版-すばらしき活版】 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 Ⅰ
Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【イベント名 】 Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示期間 】 2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会 場 】 「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主 催 】 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
<Viva la 活版-すばらしき活版>第三弾となる今年は、豊作の秋をむかえる10月の3連休に、新潟市にある「北方文化博物館 豪農の館」(登録有形文化財)において<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>を開催いたします。
越後平野・沢海地方、歴史の変遷のなか、時代をかさね豪農への道をあゆんでいった伊藤家七代「伊藤文吉/世襲名」の邸宅をいかし、その庭園・生活文化・美術工芸品・考古資料等を展示・保管するのが「北方文化博物館 豪農の館」です。
食と文化の地「新潟」のなかでも、屈指の場の力を有する同施設内での開催は、出展者・来場者双方の五感をおおいに刺激する機会となることが期待されます。
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<北方文化博物館、展示会場/吉ヶ平ヨシガヒラ民家>
2015年の<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の会場は広大で、さまざまな施設・分館がありますが、新潟市中央部からタクシーで20分ほど、バスの便もありますが本数は少ないようです【 アクセス 】。
◎ 一般財団法人 登録有形文化財 北方文化博物館【 メーンホームページ 】
◎ 主会場:吉ヶ平ヨシガヒラ民家 【 施設紹介 吉ヶ平ヨシガヒラ民家 】
明治初期の建立(登録有形文化財)この民家は新潟県南蒲原郡下田村(現三条市)吉ヶ平という集落に建てられていた農家を昭和45年(1970年)の下田村閉村の際し、保存のために移築・復元したものです。
「吉ヶ平」という集落は、かつて越後と会津の「八十里越え」といわれた出発点であり、越後の塩、米などの生活物資を会津地方に輸送したり、農民の日光参詣や江戸へ至る重要な生活道路であり歴史の道でもありました。
<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、この明治初期の農家であった吉ヶ平民家を主会場として開催されます。
百数十年前、活版印刷の創始とほぼ同年代に建築されたこの民家は、板敷きの間に囲炉裏がきられていますが、エアコン、虫除けの網戸、展示用レール、展示用照明などはありません。ゆたかな自然と、本物の歴史にあふれています。
◎ 宿泊先:大呂菴 ダイロアン【大呂菴】
「大呂(だいろ)」とは「かたつむり」のことで、「大呂菴」は、北方文化博物館の敷地内にある旅館です。伊藤家八代当主伊藤文吉翁はいいます。「あわてず ゆっくり参りましょう。」
ここはテレビもラジオもない、まさに大正時代にタイムスリップするちいさな宿です。風の音、虫の調べ、花の香りを感ずる場所であり、清潔な檜風呂がもうけられています。
正門の格子をくぐり、小さな竹林を進むと、瀟洒な玄関が現われます。豪農の風格を漂わせる純和風の宿「大呂菴」は、部屋は勿論、廊下や階段のしつらえにいたるまで、できるだけ九十余年以前、大正時代の雰囲気を損なわないように、最大限の注意を払って改装されています。昔日の静寂の中、古いものたちとの新しい出会いがはじまる純和風の宿「大呂菴」は、大正浪漫の再現です。
◎ 新潟市中央部にはかつて會津八一が居住していた「北方文化博物館 新潟分館」がありますし、新潟分館の近隣には「坂口安吾 安吾 風の館」など、散策スポットも盛りだくさんです。【 北方文化博物館 新潟分館 】
すこし遠方ですが、新潟県内新発田シバタ市には、旧新発田藩下屋敷が「北方文化博物館 清水園」と名づけられて公開されています。清水園直前の新発田川をへだてた「足軽長屋」は重要文化財に指定されています。【 北方文化博物館 清水園 】
そしてなによりも見事なのが日本海に没するおおきな夕陽です。
2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00 、実りの秋のさなか、ことしの<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>で皆さまとお会いできたら嬉しく存じます。
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<活版凸凹フェスタ から Viva la 活版-すばらしき活版 へ イベントのあゆみ>
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では、手動式小型活版印刷機 Adana-21J および 手動式小型活版印刷機 Salama-21A を中核としながら、活版印刷の今日的な意義と、活字組版の実践を中心とした、その魅力の奥深さの普及を通じて、身体性をともなった造形活動を重視し、ものづくりの純粋な歓びの喚起を提唱しています。
その活動の第一段階として、「五月の連休は活版三昧」を合言葉に、2008-2012年の五年間、計四回(2011年は東日本大震災のため中止)にわたって<活版凸凹フェスタ>を開催し、毎回三-六千人の来場者をお迎えしてまいりました。
活版印刷の今日的な意義と、その魅力の奥深さをより一層追求するためには、活字版印刷術の技術の研鑽と、知識の修得はもちろんのこと、「ものづくり」と真剣に向き合う姿勢と環境も重要です。
そのため2013年からは、活版関連イベントの開催が盛んになった首都圏をいったん離れ、多くのアダナ・プレス倶楽部会員が存在している、日本全国各地からの振興をめざす、あらたな段階として<Viva la 活版-すばらしき活版>の普及活動にはいりました。
その第一弾となった2013年は、7月の三連休に、北海道美唄(びばい)市にある「アルテピアッツァ美唄」において<Viva la 活版 Viva 美唄>を開催いたしました。
美唄出身の世界的な彫刻家「安田侃(やすだかん)」氏による彫刻と、北海道の豊かな自然が相響する環境での開催は、出展者・来場者双方が、自然と人と芸術の新しいあり方について考えさせられ、自分自身の心の奥深くや、こころ豊かな人生について、見つめなおすきっかけとなりました。
昨年の2014年は、11月の三連休に、鹿児島市にある島津家の庭園「名勝 仙巌園(せんがんえん)」内の「尚古集成館」(重要文化財)において<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>を開催いたしました。
雄大な桜島を背景に、重要文化財「木村嘉平の活字関連資料」を所蔵し、活字版印刷術をはじめ、近代産業の揺籃の地としてのふるい歴史と文化を有する同地での開催は、造形者の創作意欲をおおいにかきたて、5,000名を優に上まわる来場者をお迎えしました。
【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第28号 完成・配布中
アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter Vol. 28』 (Summer 2015)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
『 Adana Press Club NewsLetter Vol. 28』 (Summer 2015 )
表紙使用活字 : 30pt. ギャラモン ・ イタリック
(Vol. 27とのオルタネートキャラクター違い)
24pt. 花形活字 各種
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報 『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 開催のお知らせ
・ 参加者募集 『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 募集要項
・ 新企画商品 欧文活字「スクリプト体」のご紹介
・ 豆知識28 活版印刷 人物伝 ④ 《15世紀 フストとシェファー》
・ 会員便り 上海より- 畠中 ・ 楊 ご夫妻
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『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、 会員登録 と年間登録費の納入をお願いします。
なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、 会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。
【移転のお知らせ】 美登英利さん mitografico 東北沢から上北沢に移転
朗文堂『文字百景』シリーズのタイトル文字の制作者であり、
著作『書林 美登英利作品集』の造形家/ 美登英利 さんの事務所<mitografico>が
長年にわたり親しまれていた東北沢から、2015年07月、上北沢に移転されました。
ここに皆さまにお知らせいたします。
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美登英利さんには小社刊の《魂の叫びの書》ともいうべき、美しい作品集
『書林 美登英利作品集』があります。
美登さんは、一片の棒をもって虚空に書し、筆に真水をふくませて巨岩に書すひとです。
その造形が紙に墨で書すという書芸の段階になってからも、
一 点の作品が完成するまでに100回を越える書を試みるという
フィールドの広い造形家として研鑽にいそしんでいます。
その書による造形が書物の中に100余点林立するさまは、読者の胸に
圧倒的な迫力で迫ります。
ですから美登英利氏は書家と呼ばれることを拒み、デザイナーであり造形家であるとします。
そんな作者自身による得難い自著・自装本が、朗文堂刊『書林 美登英利作品集』です。
【 書 名 】 書林 美登英利作品集
【 著 者 】 美 登 英 利 Hidetosihi Mito
【 装 本 】 A4判変形(235×275mm) 100ページ 小口折りソフトカバー
【 発 売 】 朗文堂
【 定 価 】 本体 3,800円 + 税
ISBN978-4-947613-80-6
【 詳細 : 朗文堂ブックコスミイク 『書林 美登英利作品集』 】
シリーズタイトル 書 : 美登英利
【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん、ブログ<活版小本>に新作発表
京都で小型本の製作をつづけてこられた ぢゃむ 杉本昭生さんが、ブログを開設され
意欲的な更新が継続しています。
とても瀟洒で、すっきりとした画面構成ですし、テキストも丁寧に書きこまれています。
皆さまのご訪問をおすすめいたします。 やつがれ wrote
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<ぢゃむ 杉本昭生 活版小本>
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部の皆さま
なかなか満足のいくものができませんが、本づくりとはそうしたものだと慰め
これからも精進します。
*
京都大学のそばに仕事場がある。
仕事が終わると、自転車で京大の構内を通って帰路につく。
正門を入ると左に旧科学何とかの赤いレンガ作りの建物がある。
その建物の上、陽が落ちたばかりの西の空は
青とも紺ともつかない深い神聖な色に満たされたばかりだ。
よく晴れた日は、電線のない空にいくつかの輝く星を見つけることも稀ではない。
やがて赤いレンガの建物が厳かな闇に包まれ、世界は夕暮れから夜になった。
授業が終わり百万遍の出口に向かう学生たちで通路はいっぱいになる。
注意深く自転車を漕ぎながら、私は宝物でも探すようにいつまでも空を眺め続けている。
きっとそのうちに事故を起こすに違いない。
ブログ<活版小本 コホン>のアドレスはこちらです。
杉 本 昭 生
【 ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 http://kappan-kohon.blogspot.jp/ 】
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チェーホフ 『てがみ』 『二十一のことば』
ここしばらく<活版小本>では、途中でやめた本のことばかりでしたが、
今回は久しぶりにできあがった本を紹介します。
チェーホフ作、鈴木三重吉訳の『手紙』。形式は童話です。
母を亡くしたユウコフ少年は靴屋の奉公人として住込みで働いています。まだ9 歳の彼は毎日がつらいことばかりでした。クリスマスの夜、一人で留守番をしていたユウコフは、母が元気だったころ親切にしてくれたマカリッチさんに手紙を書きはじめました……。語りは童話ですが夢や希望を与えるお話ではありません。
『二十一のことば』 は 『チェーホフの手帖』(神西清訳・創元社)から適当に選んだものです。優しくもなく明るくもなく突き放すような言葉ばかりです。
版画家佐久間嘉明氏の銅版画を付けた特装本も作りました。
【夏のゆうべのそぞろ歩き】 落合記念館散策/林芙美子記念館・佐伯祐三アトリエ記念館・中村 彝アトリエ記念館
【 詳細情報 : 林芙美子記念館URL / 林芙美子記念館フライヤーPDF hayashi-humiko 4.67MB 】
東京新宿区の西部、落合地区に、新宿区がもうけた小説家:林芙美子(1903-1951)、洋画家:佐伯祐三(1898-1928)、洋画家:中村彝(ツネ 1887-1924)の三つの記念館がある。
< 林芙美子記念館 > TEL:03-5996-9207
< 佐伯祐三アトリエ記念館 > TEL:03-5988-0091
< 中村 彝 ツネ アトリエ記念館 > TEL:03-5906-5671
これらの新宿区立の記念館をたどると、<新宿もまんざらではないな>というおもいにかられる。
炎暑をさけてのそぞろ歩きにはほどよい距離にあるので、夏の涼をもとめての散策に、まず<林芙美子記念館>からおすすめしたい。最上部のロゴタイプと最下部の「花ごよみ」の画像は、同館URLから拝借した。
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この<林芙美子記念館>の建物は、『放浪記』、『浮雲』などの代表作で知られる、作家・林芙美子が、1941年(昭和16)8月から1951年(昭和26)6月28日にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。
1922年(大正11)に上京して以来、多くの苦労をしてきた芙美子は、1930年(昭和5)に落合の地に移り住み、1939年(昭和14)12月にこの土地を購入し、新居を建設しはじめました。
新居の建設当時には建坪の制限があったため、芙美子名義の生活棟と、画家であった夫・緑敏名義のアトリエ棟をそれぞれ建て、その後すぐにつなぎ合わせました。
芙美子は新居の建設のため、建築について勉強をし、設計者や大工を連れて京都の民家を見学に行ったり、材木を見に行くなど、その思い入れは格別でした。
このため、山口文象設計によるこの家は、数寄屋造りのこまやかさが感じられる京風の特色と、芙美子らしい民家風のおおらかさをあわせもち、落ち着きのある住まいになっています。
芙美子は客間よりも茶の間や風呂や厠や台所に十二分に金をかけるように考え、そのこだわりはこの家のあちらこちらに見ることができます。
[下掲写真:林芙美子記念館「花ごよみ」より。同館庭園には四季折折の艸花が咲きます]
芙美子忌の献花 |
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クチナシ |
ビョウヤナギ |
ガクアジサイ |
シモツケソウ |
カノコユリ |
タカサゴユリ |
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< 佐伯祐三アトリエ記念館 > TEL:03-5988-0091
【詳細情報:佐伯祐三アトリエ記念館 / 同館フライヤーPDF saeki-yuuzou 4.30MB 】
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< 中村 彝 ツネ アトリエ記念館 > TEL:03-5906-5671
【詳細情報:中村 彝 アトリエ記念館 / 同館フライヤーPDF nakamura-tune 3.70MB 】
THE ETERNAL LETTER(PAUL SHAW, THE MIT PRESS, 2015)が『トラヤヌス帝の碑文がかたる』(木村雅彦)を紹介
THE ETERNAL LETTER
TWO MILLENNIA OF THE CLASSICAL ROMAN CAPITAL
EDITED BY PAUL SHAW 2015
THE MIT PRESS
ISBN 978-0-262-02901-8
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ヴィネット01号
トラヤヌス帝の碑文がかたる
木 村 雅 彦 著
B5判 76頁 並製本
増 刷 出 来
定 価 : 本体 2,600円+税
ローマのトラヤヌスの碑文は西暦114年に建立されて、すべてのローマ大文字の淵源とされるものです。ここからアイデアを得て、出発した欧文書体は数えきれないほどあります。
本書では18世紀のナポレオン3 世による複製以来の拓本採取に成功して、その写真と拓本、大判折り込み 2 点を含む豊富な写真と図版によって、トラヤヌスの碑文の魅力をくまなく紹介しました。
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『 THE ETERNAL LETTER 』に紹介されたとおり、『 トラヤヌス帝の碑文がかたる』 は
イタリア政府との事前のながい交渉の末、木村雅彦、春田(木村)ゆかり夫妻の
「 遅くなった新婚旅行 」 として1999年05月10日、原寸拓本採取と、撮影が完了
したものです。
『 トラヤヌス帝の碑文がかたる』のテキストは日本語だけですが、欧米でもやはり
関心がつよく、外国向け販売もすくなくありません。
『 THE ETERNAL LETTER 』(PAUL SHAW,THE MIT PRESS, 2015)は
オンライン・ブックショップなどで入手できますが、ここにあらためて
『 トラヤヌス帝の碑文がかたる 』(木 村 雅 彦 著、朗文堂) をご案内いたします。
ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
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<トラヤヌス帝の碑文のおもいで> ヘルマン・ツァップ
朗文堂未刊書『ヘルマン・ツァップ 活字と夢と』より。(初出記事『Calligraphic Type Design in the Digital Age』 (ツァップ・フェスト、2001年、サンフランシスコ)左) Gudrun Zapf von Hesse グドゥルン・ツァップ・フォン・ヘッセ
1918年01月02日 ドイツ、メクレンブルクうまれ
右) Hermann Zapf ヘルマン・ツァップ
1918年11月08日-2015年06月04日 ドイツ、ニュルンベルクうまれ
1950年の秋、わたしたちは活字書体のインスピレーションをもとめてイタリアへでかけました。この旅ではもっぱらスケッチブックとカメラを手に、フィレンツェ、ピサ、ローマをおとづれて、ふるいローマ時代の碑文を探しました。
ここでの数数の碑文との出会いと、フィレンツェとバチカンの図書館で見たすばらしい書物が、その後のわたしたちの活字設計におおきな影響をあたえました。とりわけ刺激がおおきかったのはトラヤヌス帝の碑文との出会いでした。
文字の美しさを理解するひとならだれでも、西暦114年にローマのフォロ・ロマーノ地区に建造されたトラヤヌス帝の大円柱にしるされた碑文をみて、わたしがいかに有頂天になったかを理解していただけるでしょう。
ところが残念なことに、この碑文の位置がたかすぎて、歪みのない、まともな写真を撮ることができませんでした。それでも諦めきれずに奮闘するうちに、どうやらわたしはだれの眼にも明らかなほど夢中になっていたようです。
たまたまそばを通りかかった警備員は、メジャーをもって大円柱に詰め寄るわたしを見て、碑文をはぎ取って地面に引きずりおろすとでもおもったのでしょうか、あわてて制止されたことが懐かしく思いだされます。
【 詳細情報 : 朗文堂ブックコスミイク トラヤヌス帝の碑文がかたる 】
【世界遺産】 仙巌園、尚古集成館は明治産業革命の舞台として世界遺産に登録されました
【 尚古集成館 世界遺産登録 フライヤー PDF shuuseikann-sekaiisan 4.5MB 】
明治日本の産業革命遺産
Sites of Japan’s Meiji Industrial Revolution
製鉄・製鋼、造船、石炭産業
Iron and Steel, Shipbuilding and Coal Mining
ながい鎖国の時代から目ざめ、海外に目を向けはじめた幕末-明治最初期、ここ薩摩の国、鹿児島県には、いちはやくあたらしい産業の息吹が芽ばえていました。欧米先進諸国にまなび、日本を近代国家に導こうとした情熱の痕跡が、鹿児島にのこされています。
旧集成館機械工場(現:尚古集成館 本館)および、旧集成館(反射炉跡・仙巌園など)は、2015年07月、世界文化遺産に登録されました。
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昨年の2014年11月の三連休に、鹿児島市にある島津家の庭園「名勝 仙巌園 せんがんえん」内の「尚古集成館」(重要文化財)において<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>を開催いたしました。
雄大な桜島を背景に、重要文化財「木村嘉平の活字関連資料」を所蔵し、活字版印刷術をはじめ、近代産業の揺籃の地としての歴史と文化を有する鹿児島での開催は、造形者の創作意欲をおおいにかきたて、5,000名を優に上まわる来場者をお迎えしました。
ここは近代日本の技術力、工業力の原点ともいえる地でもあり、2009年にはこれらの史跡 ・ 建物を構成資産とする 「九州 ・ 山口の近代化産業遺産群」 が、世界遺産の暫定リストに記載され、2015年07月に世界遺産に登録されました。
暫定リストへの記載から、登録の実現までのながいあいだ、同館スタッフの皆さんは粘りづよいご努力をかさねておられました。そんなご多忙のなか、<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>の開催を快くご承諾いただき、会期中はもとより、その事前・事後にも、尚古集成館と仙巌園のスタッフの皆さまにはひとかたならぬお世話になりました。
ほんとうにありがたく、それだけにこのたびの<世界遺産登録>実現に、こころからのお祝いをもうしあげます。
また同館から、世界遺産登録を祝うフライヤーと、『鹿児島遺産の散歩道』と題するガイドマップを数十部お送りいただきました。ご希望のかたにはプレゼントいたします。
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Record of Excellent Memory
【名 称 】 Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO
【 会 期 】 2014年11月1日[土], 2日[日], 3日[月 ・祝] 3日間
【 時 間 】 開場 8 : 30 ― 閉場 17 : 30
【 会 場 】 仙巌園〔磯庭園〕 尚古集成館本館 展示室 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
【 主 催 】 朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部
【紙の展覧会】 竹尾 見本帖本店展示|アジアン・クリエイティブ・アワード展
【 紙の展覧会 アジアン・クリエイティブ・アワード展 Postalcard PDF takeo 1.96MB 】
次世代のアジアのクリエイティブシーンを担うクリエイターのための新しいアワード
< ASIAN CREATIVE AWARDS > の受賞作品展を開催いたします。
当展では、20ヶ国1,000名、3,000点を超える応募作品より
選ばれたグランプリをはじめとした受賞者の作品が一堂に会します。
ジャンルや国内外の垣根を超えていくパワーに溢れる作品をご堪能頂き、
勢いを増すアジアのクリエイティブやカルチャーの可能性をぜひご実感ください。
同時開催
特別展示「ASIAN CREATIVE DATA MAP」
アジアンクリエイティブネットワーク(ACN)の新プロジェクト、アジアの「都市」を
知るためのリサーチプロジェクト「Asian Creative Data Map」が始動。
各都市のデータを集めたインフォグラフィックを中心に、
アジアを知る手がかりとなるクリエイティブマップが登場いたします。
アジアン・クリエイティブ・アワード展
◯ 日 時 : 2015年8月7日[金]—9月4日[金]
10:00-19:00 土日祝/休 ※8月7日[金]は17:00まで
◯ 主 催 : アジアン クリエイティブ ネットワーク(ACN)
◯ 共 催 : 株式会社 竹 尾
【 企画詳細 : 紙の展覧会 アジアン・クリエイティブ・アワード展 】
【宇都宮美術館】 地域産業とデザイン - 宮の注染を拓く
本プロジェクトのフライヤー第1号(A3二つ折り・全4ページ)の表紙。 デザインは、GKグラフィックスの木村雅彦氏と工藤功太氏により、「昭和時代の注染型紙」(中川染工場蔵)を背景に用いています。
【 宮の注染 チュウセン を拓く フライヤー PDF utunomiya-tyuusenn-handbill 6.93 MB 】
宇都宮美術館 平成27年度・館外プロジェクト
地域産業とデザイン
宮の注染 チュウセン を拓く
[主 催] 宇都宮美術館
[共 催] 宇都宮大学
[建築・都市調査、展覧会場基本設計] 宇都宮大学 安森亮雄研究室
[子どものための地域デザイン教育] 宇都宮大学 梶原良成研究室
[注染制作] 中川染工場
[アート・ディレクション] 木村雅彦 (GKグラフィックス取締役、デザイナー)
[後 援] 宇都宮まちづくり推進機構、宇都宮商工会議所
<全体趣旨>
宇都宮美術館では、2 年前から「館外プロジェクト」という新規事業をスタートさせています。
これは、美術館と中心市街地を結ぶ市民参加型の総合的な事業で、平成25-26年度については、現代アーティストを講師に招き、ワークショップ、作品制作、その発表(経過+成果)を行いました。
平成27年度は、「地域産業とデザイン」を大きなテーマに掲げ、
(1) 「モダン・エイジ」(明治・大正・昭和戦前)に栄えた「宇都宮のものづくり」(地域産業)を調査する
(2) これを育んだ「近代のまち」(宇都宮)の「特質」と今日まで残された「まちの遺産」を再発見する
これらの調査・再発見を通じて、
(3) いま・これからの地域内外の人々に愛される「宮モダン」(普遍的なパターン・デザイン)を創出する
(4) これを今も地域で継承されている「注染」の技法によって「反物」(試作品)として完成させることを目指しています。
その際、ポイントは
デザインの力(創造的な命題の探究・解決の思考)
に置かれ、調査・再発見、創出・試作品の完成は、すべて「デザインの力」で括られる活動として展開されます。
それは、単なる「ブランディング」、あるいは「B 級グルメ」 「ゆるキャラ」 「出身の有名人」 に依存するような世界ではなく、かつ 「まちの歴史・伝統と無関係なクリエイティヴ」 を推進するものでもありません。
名実ともに「宇都宮の訴求力・文化」に対する認識を深化・高揚させることを、美術館が中心となって、地域の人々と一緒に試行錯誤していきます。
【 企画詳細 : 宇都宮美術館 宇都宮美術館 館外プロジェクト 】
慶祝 集成館事業世界遺産登録なる-尚古集成館と仙巌園
Record of Excellent Memory
【名 称 】 Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO
【 会 期 】 2014年11月1日[土], 2日[日], 3日[月 ・祝] 3日間
【 時 間 】 開場 8 : 30 ― 閉場 17 : 30
【 会 場 】 仙巌園〔磯庭園〕 尚古集成館本館 展示室 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
【 主 催 】 朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部
メーンビジュアル、仙巌園/尚古集成館 MAPデザイン AD : 松尾篤史さん
本稿は【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 05 鹿児島 おすすめ情報Ⅰ 仙巌園/尚古集成館 】を一部増補して再録したものです。
◎ 尚古集成館 と 仙巌園
【 尚古集成館 】
島津家第28代:幕末の薩摩藩藩主、島津斉彬ナリアキラによってはじめられた「集成館事業」の一環として、1923年に開館した機械工場です。本館は1865年に建てられたもので、国の重要文化財で、日本で初めてアーチを採用した石造洋風建築物となっています。
2014年の <Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO> は、この重要文化財であり、2015年07月には世界遺産となったという、信じられないほど貴重な、また、わが国の近代産業の先駆けとなった、この機械工場跡「尚古集成館」で開催されました。
また 古集成館 別館展示室では、幕末の薩摩藩主:島津斉彬が、江戸の木版彫刻士 「三代目 木村嘉平」 に依頼して、極秘に製造させた 「木村嘉平活字とその関連資料」 のすべてを、<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO> の会期に合わせて特別展示していただきました。
現在は常設展示となっていますが、タイポグラファなら必見の資料が、この「木村嘉平活字とその関連資料」といえます。こちらもお見逃しなく。
[ 仙巌園 ]
仙巌園は、1658年(万治元)薩摩藩主 : 19代島津光久によって築かれた別邸です。
錦江湾や桜島を庭園の景観にとりいれた、雄大な景色が仙巌園の最大の魅力です。
幕末の名君、島津家28 代: 島津斉彬ナリアキラがこよなく愛し、徳川将軍家に嫁いだ篤姫アツヒメも、しばしばこの仙巌園に足を運んでいたとされます。
また、南の玄関口といわれた薩摩の歴史と風土にふさわしく、中国文化の影響が色濃く見られることが仙巌園の特色のひとつです。さらに温帯と亜熱帯の境に位置することから、数多くの珍しい植物が植えられています。
幕末から近代にかけて、仙巌園は薩摩藩と鹿児島県の迎賓館のような存在でもありました。
幕末にはオランダ海軍将校、幕臣 : 勝海舟、イギリス公使 : パークスなどが来園しました。
明治以降になると、大正天皇、昭和天皇をはじめとする皇族方、ロシア皇太子ニコライⅡ世、イギリス皇太子エドワードⅦ世など、国内外の数多くの要人が訪れています。
仙巌園の園内の一部と、その隣接地は、島津斉彬と、その遺志を継いだ人びとによって建てられた、日本初の工業地帯「集成館」の跡地でもあります。
ここは近代日本の技術力、工業力の原点ともいえる地でもあり、2009年にはこれらの史跡 ・ 建物を構成資産とする 「九州 ・ 山口の近代化産業遺産群」 が、世界遺産の暫定リストに記載され、2015年07月には世界遺産に登録されました。
仙巌園の広い園内には、見どころもいっぱいあります。
【 鉄製150ポンド砲 】
仙巌園に入園すると、来場者を最初にお出迎えしてくれるのが、150ポンド(約70Kg)の砲弾を射撃することができたとされる鉄製の巨大な大砲です。
これはレプリカではありますが、28代当主:島津斉彬の富国強兵策の象徴として、また、その背後に鎮座する反射炉の成果品としての意味合いをもつ存在です。
【 反 射 炉 跡 】
反射炉とは金属溶鉱炉の一種です。燃焼室の熱や炎を天井や壁に反射させて溶解室の鉄を溶かす構造から、反射炉と呼ばれていました。
鉄製の大砲を鋳造するために、薩摩藩では1857年(安政04)に反射炉を完成させ、わが国ではじめての近代的な大量の製鉄を行うことに成功しました。
【 錫 門 】
活字の三大合金のひとつである「錫(すず)」ですが、錫はかつて錫鉱山を有した薩摩藩の特産品でもありました。
錫門は、その錫で屋根を葺き、当時は地位の高いひとにしか許されていなかった朱色をもちいた漆塗りの門です。錫瓦葺きの建造物としては、わが国唯一のものとされています。
【 御 殿 】
本来は島津家の別邸として受け継がれてきた磯庭園ですが、明治時代に29代当主 : 島津忠義が鶴丸城からここに移り住むことによって、この地が本邸となり、現在の御殿の姿へと改築されました。
忠義が本邸として使用したのは、政府の命により東京へ移住するまでのわずか10年あまりのことであり、また現存する建物は往時の半分ほどとなっていますが、当時のお殿様の生活の様子を知ることができます。
【 石 灯 篭 】
園内にはたくさんの灯篭がありますが、なかでも園内最大で 8 畳分もの大きさを誇る「獅子乗大灯篭」や、28代 : 島津斉彬が1857年(安政04)に日本で最初にガス灯をともした「鶴灯篭」が見どころです。
【 望 嶽 楼 】
望嶽楼(ぼうがくろう)は、19代当主 : 島津光久の時代に、琉球王国から薩摩藩に贈られたと伝わる中国風のあずまやで、歴代の薩摩藩主が琉球使節を応接するときに用いられた建物です。
床には秦の始皇帝が建立した阿房宮の敷き瓦を模したとされる273枚の「塼(せん)」と呼ばれるタイルが敷き詰められ、内部には東晋の書家で、書聖と称される王羲之(おうぎし 303-361)の書を模したとされる額も掲げられています。
幕末には、28代当主島津斉彬が、長崎からヤ―パン号(のちの咸臨丸)に乗船して薩摩を訪れた勝海舟と会談をもった場所としても、歴史的価値のある建造物です。
【 曲水の庭 】
王羲之の蘭亭序に描かれ、わが国でも平安貴族などの宮中行事としても知られる「曲水の宴」ですが、仙巌園には江戸時代の姿をとどめる、わが国唯一にして最大とされる「曲水の庭」が残されています。
仙巌園の曲水の庭は、中国の浙江省紹興にあったと伝えられる蘭亭を意識して、21代当主:島津吉貴の時代に作庭されたものと考察されています。
【 江南竹林の碑 】
仙巌園の裏山は、わが国の「孟宗竹」発祥の地とされています。元文元(1736)年21代当主島津吉貴が琉球から江南竹(孟宗竹)を02株取り寄せて繁殖させ、藩内だけでなく、国内各地に移植しました。そのおかげでわが国では美味しい筍(竹の子)を食することができるようになりました。
なおこの碑の文面は、明治の大実業家であり、わが国の活字版印刷術の進展におおきな影響をあたえた五代友厚(通称:才助、1836-85)の父である、儒家 : 五代秀尭(ひでたか)によるものとのことです。
【 猫 神 神 社 】
豊臣秀吉による朝鮮出兵の文禄 ・ 慶長の役に際して、出兵を命じられた17代当主:島津義弘は、時計のかわりに猫を朝鮮に連れて行き、猫の眼の瞳孔の開き具合で時刻を推察したとされます。このとき同行した猫07匹のうち、生きて帰った02匹を祀ったのが猫神神社です。
例年06月10日の「時の記念日」には、時計業者が参列して例祭も執り行われているそうです。また全国の愛猫家から、愛猫の健康と長寿を願う絵馬が寄進され、毎年「ニャン、ニャン、ニャンの日」となる2月22日には「愛猫長寿祈願祭」も開催されています。
【 示現流展示室 】
一撃必殺、「チェストー!」の掛け声で知られる薩摩藩の古流剣術「示現流 じげんりゅう」。
400年の歴史をもつ示現流が薩摩武士に与えた影響を、実際に木刀を振りながら体感することができます。上掲の師範の腰のはいった撃突とくらべ、わがアダナ・プレス倶楽部 AD 松尾篤史さんのへっぴり腰はなんとしたことでしょう。
【 両 棒 餅 】
武士が刀を二本脇に差している様子になぞらえた餅菓子で、「両棒餅(ぢゃんぼもち)」と呼ばれます。
焼き餅にみたらし団子に似た、タレがかかった郷土菓子で、仙巌園内の茶店のものが有名です。
【 集仙台 トレッキングコース 】
お時間のあるかたには、片道20分、往復40分のショート トレッキングコースがおすすめ。
裏山の中腹にある「千尋巌 せんじんがん」のまわりを巡り、展望台からの眺めも良好です。なお「千尋巌」は、27代当主:島津斉興が03ヶ月をかけて、延べ3,900人の人夫をつかって文字を刻ませた一枚岩で、「千尋巌」の三文字で、およそ11 m の大きさがあり、貝殻を砕いた白い粉である胡粉(ごふん)が塗り固められています。
【 鶴 嶺 神 社 】
島津家の歴代当主とその家族が祀られている神社で、仙巌園と隣接しています。なかでも、16代当主 : 島津義久の三女であり、のちに18代当主島津家久の正室となる「持明院(じみょういん)/亀寿姫 」ゆかりの神社として、「美人祈願」 にご利益があるとされています。
なお、鹿児島市城山町にある鹿児島市美術館の一角(西郷隆盛銅像の裏手)にも、「じめさぁ(持明院様)」 と呼ばれる石造があり、毎年命日の10月05日には恒例の化粧直しがおこなわれています。
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【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 01 開催のお知らせ 】
【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 02 告知はがき印刷篇 】
【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 03 お先でゴアンド 鹿児島を往く 】
【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 04 薩摩藩と三代木村嘉平の活字 】
【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 05 鹿児島 おすすめ情報Ⅰ 仙巌園/尚古集成館 】
【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 06 鹿児島 おすすめ情報Ⅱ 長島美術館 】
【 関連情報 : Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO - Report 00 番外編 しろくまは カゴンマ de ゴアンド ! 花筏 】
【近代活字版印刷術発祥の地】 長崎のいま 寸描
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2015年05月 長崎のいま
いわゆる「厳流坂」の旧長州藩長崎屋敷跡の地にもうけられていた<新町活版所跡碑>は、もとの角地から、10 m ほど坂をくだった場所に移転されている。
黄檗宗をもたらした隠元和尚にちなむ古刹、崇福寺 ソウフクジ の参道には<福地櫻痴生誕の地>碑があるが、正確な生誕地は、この道の反対側であったとされる(岩永充氏、江越弘人氏談)。
また歌手:さだまさしもこのあたりで幼少期をすごしたとされる。崇福寺山門の直前角に、親族の経営による、珈琲とミルクセーキがおいしくて、終日さだまさしのCDをながしていた喫茶店があった。やつがれ、「長崎さるく」の途中で、ここでの休息をたのしみにしていたが、いつのまにか洋物輸入雑貨店にかわっていた。
長崎の変貌はいまもかわらずはやいものがある。
ホテルのロビーに掲出されていた「長崎港古絵図」の複製。原画はオランダ国立ハーグ中央古文書館蔵。
阿蘭陀船がオランダ国旗をかかげて入港しており、半円形に突出した出島と、その背後に出島の管理にあたった、扇形の長崎奉行所東役所が描かれている。
1671・寛文11年に長崎奉行所東役所の一部が立山(現、長崎市立山一丁目・長崎歴史文化博物館の所在地)に移され、立山役所(総坪数3278坪)と改称された。それ以後はこの両所を総称して長崎奉行所と呼んだ。
幕末、この長崎奉行所東役所に「海軍伝習所」がおかれたが、現在は埋め立てが進んで長崎県庁の敷地となっている。左の矩形の突出部はおもに中国人が居住した「唐人まち」で、現在は長崎新地の一部となっている。
出島は現在大幅な修復工事中であるが、そのすぐ脇、市電にそった場所に「長崎県印刷会館」があり、印刷関連の貴著な資料が収蔵されている(長崎市出島町10番13号)。
同館資料庫にはアルビオン型の手引き印刷機が大小二台収蔵されており、そのうち小型機の上部、鳥居天板部には、東京築地活版製造所、大阪活版製造所両社の社名と、マークを表裏にみることができる。
左) 平野活版所のマーク。◯もにブラックレターのH。1877・明治10年版活字見本帳からみられる。
右) 東京築地活版製造所の登録商標。1886・明治19年の新聞広告からみられる。
この東京築地活版製造所の「いわゆる ◯も に ローマン体の H 」のマークは同社の登録商標で、1886・明治19年の新聞広告からみられる。
この大阪活版製造所の「旭日の中心に ◯も」のマークは、1885・明治18年の同社の登録商標である。
したがって、このアルビオン型手引き印刷機は1886・明治19年以降の製造とみられる(『平野富二伝 考察と補遺』 古谷昌二、朗文堂、p.531)
最下部写真は同館所蔵のもので、長崎製鉄所が建造した、わが国最古の鉄橋が撮影されている。橋のたもとにたつ「くろがね橋/鉄橋」の碑は、中島川にかかるほかの橋と同様、西 道仙の書による。この右手 西浜町は長崎一の繁華街となっている。
「鉄橋」はコンクリート製に改修されているが、当時の欄干の一部が 三菱重工業長崎造船所 (地元では ながせん と愛称する)の史料館に保存されている。
まさに幕末から160年あまりの長崎の激動をおもわす場所が、この西浜町あたりである。
【良書紹介】 『デザイン・ジャーナリズム 取材と共謀 1987-2015』 森山明子著、美学出版
デザイン・ジャーナリズム 取材と共謀 1987-2015
著 者 : 森 山 明 子
A5 判 変型 ・ 並製 ・ 384頁
価 格 : 本体 2,800円 + 税
発 行 : 美学出版 2015年7月発行 ISBN 978-4-902078-39-8
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昭和から今日まで、めまぐるしく移り変わるデザイン。
デザインジャーナリストとして、その現場に立ち会った著者の執筆活動から八十本余りを厳選して編んだ一書。
徹底して人間肯定の思考であるデザインは、その点ではニュートラルな技術とも、否定を契機とすることの多いアートとも異なる。
こう考える著者がデザインとクロスする表現者も視野に入れ、変わるデザインと変わらない人間精神の相関、人の生を下支えするデザイン像に迫る。
<著者略歴>
森山明子 Akiko Moriyama
デザインジャーナリスト、武蔵野美術大学教授。
1953年新潟県生まれ。
1975年東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。
特許庁意匠課審査官、国際デザイン交流協会勤務を経て、1986年日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社。「日経デザイン」の創刊にかかわり、1993-98年同誌編集長。
1998年から現職、デザイン情報学科所属。
NHKハート展詩選考委員、グッドデザイン賞審査副委員長、芸術工学会副会長・理事、公益財団法人の三宅一生デザイン文化財団理事、日本デザイン振興会評議員などをつとめる。
主著は『まっしぐらの花 ―― 中川幸夫』、『石元泰博 ―― 写真という思考』、『新井淳一 ―― 布・万華鏡』。
【 詳細情報 : 美学出版URL 美学出版フライヤーPDF bigakusyuppann-handbill 3.89MB 】
【書道博物館】 <漢字のヒ・ミ・ツ――甲骨文字から楷書まで>
※ 書道博物館では、現在お蔵の改修工事のため、この中庭には八月初旬までは立ち入りができないようです。詳しくは同館URLをご確認ください。 書道博物館 中庭と、復元された明治のお蔵。この中庭の櫻が咲くときは圧巻です。────────────
書道博物館の次回展は、
<漢字のヒ・ミ・ツ――甲骨文字から楷書まで>2015年08月01日-11月15日となります。
内容はたんなる「夏休み企画」をこえて充実していますし、常設展示も見逃せません。地方のかたで上京の折は、ぜひ「書道博物館」をお訪ねください。
すでに小社には次回展<漢字のヒ・ミ・ツ――甲骨文字から楷書まで>のポスター、フライヤー数十部が届いておりますが、近年書道博物館は引用に厳格になっていますので、公開情報(フライヤー)をJPG紹介だけでなく、PDFデーターでもご紹介いたします。
<漢字のヒ・ミ・ツ――甲骨文字から楷書まで フライヤーPDF 20150714222131529 3.68MB >
【 企画詳細 : 書道博物館URL 】
【ムサビ美術館・図書館】 絵の始まり 絵の終わり ─ 下絵と本画の物語 ─ 第三期開催中
絵の始まり 絵の終わり ─ 下絵と本画の物語 ─
Paintings: Beginnings and Endings
Preliminary Drawings and Finished Paintings :A Narrative
日本画における下絵や素描、草稿から、絵師や作家の創作への衝動と試行錯誤の過程を読み解く企画展。
近世の狩野家絵師たちの仕事から、近代、現代の作家まで多様な作品を集め、〈絵〉にいたるまでの様々な生成の〈物語〉について考える。
河鍋暁斎、竹内栖鳳、土田麦僊、村上華岳、菊地養之助や、本学日本画学科教員の作品を展示。
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◯ 会 期 : 2015年5月25日[月]-8月16日[日]
第三期 : 7月20日(月)― 8月16日(日)
◯ 休館日 : 日曜日、祝日 ※8月16日[日]は特別開館
◯ 時 間 : 10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
◯ 入館料 : 無 料
◯ 会 場 : 武蔵野美術大学美術館 展示室 3、4、アトリウム 2
◯ 主 催 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館
【 企画紹介 : 武蔵野美術大学 美術館図書館 展覧会情報 】
【会員情報】 東京デザインアパートメント101号室:管理人/佐藤豊美さん
佐藤 豊美 TOYOMI SATO
Art director/Graphic designer
「ぼくの会社はぼくひとりだけ。小さいとは、機敏で情熱的だということ」― David Airey
【プロフィール】
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。東京アドデザイナース、寛斎スーパ—スタジオ、日本デザインセンターを経て、フリーランスとして独立。以後、多くの企画、広告、デザインに携わる。
2010 年より、日本デザイナー学院シブヤプロダクツ科でアートディレクションの授業を担当。手作りのブックプロジェクト「紙のプール」。
WEB上のクリエーターアパート<東京デザインアパートメント>を設立し101号室管理人。
TOKYO DESIGN APARTMENT
東京、明治通りと表参道の交差点。
ここにはかつて、クリエーターの梁山泊のような様相を呈していた
「原宿セントラルアパート」がありました。
コピーライターの糸井重里さん、カメラマンの浅井慎平さん、
イラストレーターの宇野亜喜良さん、エディトリアルデザイナーの
江島 任さんたちが住み、和田誠さん、金子國義さん、植草甚一さんたちが
出入りしていた不思議な空間が「原宿セントラルアパート」でした。
あるいは、手塚治虫さん、石ノ森章太郎さんといった漫画家たちが
切磋琢磨しあった、いまや伝説の「トキワ荘」の存在も忘れられません。
そんな刺激的で、エネルギーに満ち、わくわくしたものを生み出す場として
あたらしい<東京デザインアパートメント>を友人たちとつくることにしました。
<東京デザインアパートメント>の住人は、グラフィックデザイナー、映像作家、
建築家、ファッションデザイナーなどで、みな、デザインのプロフェッショナルです。
同じアパート(WEB上)に住む仲間として、多方面のジャンルで活動し、
やわらかい頭をもち、ハートはあったかく、どんなことにも真剣です。
それぞれの部屋で、看板を掲げて、個人あるいは会社として活動していますが、
依頼があれば、内容を吟味し、顔をつきあわせ、問題解決にとりくみます。
そう、長屋感覚です !
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<東京デザインアパートメント>の住人は、WEB上とはいえ、すぐ隣にいる感じ、
誰がなにをやっているのかがわかるサイズ感。
このアパートメントは、家賃も光熱費もいらないので固定費はかかりません。
テーブルを囲み、一杯の珈琲を飲みながら、コトバや絵のキャッチボールをし、
アイデアを練り上げてゆきます。
<東京デザインアパートメント>から生まれるモノやコトにご期待下さい。
ぼくらは、いつも、わくわくしていたいんです。
Enjoy it !
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◆ 佐藤 豊美のシゴト
http://satodesign.tumblr.com/
◆ Web上のクリエーターアパート【東京デザインアパートメント】
http://toyomis.wix.com/tokyodesignapartment
◆ APARTMTの住人が書くデザイン周辺のブログ
http://tokyodesignapartment.blogspot.jp
佐藤 豊美 TOYOMI SATO
150-0001 東京都渋谷区神宮前4-14-19 メゾンAX103
E-mail : toyomis@mac.com
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造形者の佐藤豊美さんとは、『HELLO NAGINO POSTERS 薙野たかひろ作品集』のブックデザインを担当していただいたおりにおつきあいした。
どういうわけか、小社の周辺には多摩美術大学グラフィックデザイン学科(通称:タマグラ)の卒業生が多い。薙野たかひろ氏もそんなおひとりでながいつきあいだが、その推薦というより、若い佐藤豊美氏がもっとも熱心に『HELLO NAGINO POSTERS 薙野たかひろ作品集』のブックデザインにとり組んでいただいた。
佐藤豊美さんは、このごろふたたびブックデザインのおもしろさに目ざめたようである。
図書をとりまく環境はきびしいが、もともと広告畑の仕事がおおかった経験をいかして、あたらしい時代の、あたらしい図書づくりに意欲的に挑まれている。
そして同僚・友人と<東京デザインアパートメント>を WEB 上にもうけられ、その101室に居をおき、管理人もつとめられている。その心意気や良しとすべきであろう。
精一杯の応援をすべく、ここに佐藤豊美さんを皆さんにご紹介したい。
◯ 書 名 『HELLO NAGINO POSTERS 薙野たかひろ作品集』
◯ 著 者 薙 野 たかひろ
◯ 装 本 A4寸伸び変形判 112ページ ジャケット付
◯ 定 価 本体 4,400円 + 税
ISBN978-4-947613-81-3
◯ ブックデザイン 佐藤 豊美
明快でポップ、鮮明でシャープなイラストレーションで、独特な造形を多彩なジャンルで展開している薙野たかひろ氏のポスター作品集です。
1963年から2003年の、およそ20余年にわたって制作された「スタジオ・アルタ」のシーズン・ポスター約80点から、著者自身がセレクトした魅力あふれるポスター集が完成しました。
イラストと英文のキャッチ・コピーで構成されたB全判ポスターを、見開きに1点ずつ大胆にレイアウトしました。ですからページを繰るごとに、鮮烈な画像が次つぎに登場し、読者の造形眼に肉薄します。
【 詳細紹介 : 朗文堂ブックコスミイク HELLO NAGINO POSTERS 薙野たかひろ作品集 】
【印刷機材見本市】 JANPS 2015(新聞製作技術展) 終了しました
【詳細情報:日本新聞協会 JANPS 2015 同展フライヤーPDF JANPS 2015 3.74MB 】
JANPS2015は閉会しました - 主催者発表
第22回新聞製作技術展(JANPS2015)は、7月22日[水]-24日[金]までの3日間の会期を無事に終え、閉会いたしました。
猛暑の中、遠路ご来場いただきました皆様、厳しい環境の中で準備いただいた出展社各位、開催にご協力いただいた関係者の皆さまに、厚くお礼申し上げます。
※ 来場者数/11,328人(前回 12,589人)
◯ 名 称 : 第22回新聞製作技術展(略称 : JANPS2015)
◯ テ ー マ : 未来につなぐ新聞技術 ─ 今より明日へ
◯ 会 期 : 2015年 7月22日[水]-24日[金]
◯ 開催時間 : 10:00-17:00
◯ 会 場 : 東京国際展示場(東京ビッグサイト)東6 ホール
◯ 主 催 : 一般社団法人日本新聞協会
◯ 協 賛 : 日本新聞製作技術懇話会(CONPT- JAPAN)
◯ 入 場 料 : 無 料
◯ 出展内容 : 新聞製作およびブロードバンドなど周辺技術の展示・実演
◯ 出 展 社 : 日本新聞製作技術懇話会会員社、新聞製作機器・システム関連メーカー、
新聞社、大学・専門学校・研究機関など新聞製作技術関連団体
◯ 来場対象 : 国内外の新聞・通信・放送界の各層
◯ 来場見込み : 12,000人(前回 : 12,589人)
【会員情報】 活版TOKYO 2015 開催
在京の多くのアダナ・プレス倶楽部会員の皆さんが参加されて
<活版 TOKYO 2015>が開催されます。皆さまのご観覧をおすすめいいたします。
【 詳細情報 : 活版 TOKYO 2015 実行委員会 】
【Bunkamura 展覧会】 エリック・サティとその時代展
【Bunkamura 展覧会】 エリック・サティとその時代展
◯ 開催期間
2015年07月08日[水]-08月30日[日] 開催期間中無休
◯ 開館時間
10:00-19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
◯ 会 場
Bunkamura ザ ・ ミュージアム
◯ 主 催
Bunkamura
◯ 入 館 料
一 般 1,400円 (消費税込み)
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エリック・サティ(1866-1925)は、20 世紀への転換期に活躍したフランスの作曲家です。
サティは芸術家たちが集い、自由な雰囲気をたたえていた、モンマルトルで作曲家としての活動を開始し、その後も生涯を通じて芸術家との交流を続けました。
第一次大戦中から大規模な舞台作品にも関与し、パブロ・ピカソとはバレエ・リュスの公演《パラード》を、フランシス・ピカビアとはスウェーデン・バレエ団の《本日休演》を成功させました。また一方では、アンドレ・ドラン、ジョルジュ・ブラック、コンスタンティン・ブランクーシ、マン・レイ、そして数数のダダイストたちがサティとの交流から作品を生み出していきました。
本展ではマン・レイによって「眼を持った唯一の音楽家」と評されたサティの活動を芸術家との交流のなかで捉え、刺激を与え合った芸術家たちの作品を通して、作曲家サティの新たな側面を浮かび上がらせます。
【 詳細情報 : Bunkamura 展覧会エリック・サティとその時代展 】
【 YouTube : Bunkamura 展覧会エリック・サティとその時代展 1:42 】