月別アーカイブ: 2011年7月

新宿私塾19期募集


「新宿私塾」はタイポグラフィの知・技・美の領域をバランス良くまなぶためのちいさな教育機関です。書物と活字づくり、すなわち「タイポグラフィ」の550 年におよぶ魅力的な歴史をまなび、本格的なタイポグラフィの教育と演習を通じて、あたらしい時代の要請に柔軟に対処する能力を身につけた、タイポグラフィの前衛を養成します。

詳細はこちら

「新宿私塾」は設立から8年余の歳月を有し、現在は第18期生が意欲的な学習を続けています。今回募集する第19期生は、2011年9月下旬―12年3月までの、半年間、24回の講座が予定されております。

定員10名で、お申し込み順に受付させていただきます。
受講料30万円のうち、申込金3万円を指定口座に振り込んでいただき、受付完了となります。

先ずは» send emailにてお問い合わせください。
件名/新宿私塾19期申し込み
お名前、住所、電話(携帯可)そして略歴を必ずお書きください。
講義の際に参考とさせていただきます。

受信後、返信をさせていただきます。

詳しく知りたいというかた、講座を見学したいかたは、
電話連絡(03-3352-5070 鈴木宛)をしてください。

タイポグラフィ講演会終了

On Type Designs

和字と漢字

今田欣一の書体設計

たくさんのご来場ありがとうございました

講師の今田欣一さん

2011年7月3日[日]、タイポグラフィ講演会《On Type Design 和字と漢字――今田欣一の書体設計》が無事終了いたしました。本講演会は、東洋美術学校を会場として、120名余のたくさんの聴講者をお迎えすることができました。ご多忙のところ、また、せっかくの日曜日、《On Type Design 和字と漢字――今田欣一の書体設計》のご聴講をたまわり、ありがとうございました。

講演でご紹介しました各種のデジタル・タイプは、Website 朗文堂 robundo type cosmique を中心に、CDRをメディアとし、また、各種の情報を添付して販売しております。また、ご来社、ご発注をたまわれば、紙媒体による詳細カタログを進呈いたしますが、事前に確認をご希望の方は、同じページの《欣喜堂書体シリーズ PDF版》からご確認いただけます。

今回の講演会にあたり、東洋美術学校様には会場を拝借し、学生諸君の力強いサポートもいただきました。また、タイポグラフィ学会会員の、株式会社視覚デザイン研究所様、リョービイマジクス株式会社様の両社から、デジタル・タイプの総合見本帳をご提供いただきました。さらに、目下各地を巡回展示中の「秀英体 100展」の情報を、大日本印刷株式会社秀英体開発室よりご提供いただきました。各社・各校には深甚なる謝意を申しあげます。

会場の大半を占めていたのは、新宿私塾と活版カレッジ修了生の皆さんでした。久しぶりにお顔を拝見するかたもいて、同期生同士の懐かしい輪がいくつもできていました。新宿私塾と活版カレッジ修了生の皆さんがおおきく成長され、また、逆風下の造形界で、どなたもたくましく活躍されていることをとても嬉しくおもいました。また近々こうした催しをご希望されるかたも多く、とても嬉しい一日でした。ありがとうございました。