月別アーカイブ: 2013年6月

Viva la 活版 Viva 美唄 すぐそこまで!

《Viva la 活版 Viva 美唄》
【会 期】 2013年7月13日[土]―15日[月・祝]
       9:00―17:00(最終日は13:00まで)

【会 場】 ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
       アート・ギャラリーおよびアート・ストゥディオ
       北海道美唄市落合町栄町 http://www.artepiazza.jp/
【入場料】 無 料
      (ゼミナールの一部に参加費が必要なものもあります)

【主 催】 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

いよいよ《Viva la 活版 Viva 美唄》の開催がせまってまいりました。
いま、活版造形者は、黙黙と作品の仕上げに余念がありません。
タイポグラフィ・ゼミナールの担当者は、準備ぬかりなく進行しています。

《Viva la 活版 Viva 美唄》は、活版造形者とその活版作品に親しく接していただき、その造形の魅力に触れていただくことを主眼としています。
そのために、過度な広報活動は抑制し、せいぜい告知はがきの印刷配布と、イベントタイトル入りTシャツをつくったくらいにして、ご来場者と活版造形者のこころの交流ができたらしあわせに存じます。

また「アダナプレス倶楽部」「活版カレッジ」の各地の会員や修了生も、大挙して雄大な北海道の大自然にいだかれるべく《Viva la 活版 Viva 美唄》に参加されます。
地元、北海道の多方面の造形者との情報交換も熱を帯びてきています。

《Viva la 活版 Viva 美唄》で、美唄の アルテ ピアッツァ美唄 でお会いしましょう。

★関連情報:タイポグラフィ・ブログロール『花筏』
◎ 03月13日  Viva la 活版 Viva 美唄 Ⅰ 開催のお知らせ
◎ 03月15日  Viva la 活版 Viva 美唄 Ⅱ 準備着着進行中 !?
◎ 03月28日  Viva la 活版 Viva 美唄 Ⅲ タイトルデザインと過去の活版関連イベントデザインの記録
★関連情報:アダナプレス倶楽部 NEWS
◎ 02月20日  Viva la 活版 Viva 美唄 開催のお知らせ 
◎ 06月11日  Viva la 活版 Viva 美唄 ゼミナール参加者募集
◎ 06月19日  Viva la 活版 Viva 美唄 さぁはじまったぞ! アダナプレス倶楽部イベント狂想曲 !?
◎ 06月29日  Viva la 活版 Viva 美唄 すぐそこまで!  
◎ 07月05日  Viva la 活版 Viva 美唄 活版印刷と 安田 侃カンと まるほりトマト







【講演会】東京国際ブックフェア DNP 《秀英体改刻の歩み いまだ止まず》《『秀英体平成の大改刻』における開発概要》


《第20回 東京国際ブックフェア》
会  期:2013年07月03日[水]-06日[土]
会  場:東京ビッグサイト 西展示棟
      DNPブース 西1ホールNo.6-50
入場券:所定の招待券が必要です。
              招待券は朗文堂でもおわけしています。
              招待券が無い場合は、入場料1,200円/人が必要です。
              「ミニ講演会、ミニセミナー」はDNPブース内で開催。
              無料で自由参加です。

片塩二朗 ミニ講演会
《秀英体改刻の歩み いまだ止まず》
と き:07月04日[木] 14:30-15:00
ところ:大日本印刷株式会社 秀英体開発室 ブースNo.6-50

続いて、下記ミニセミナーを開催いたします。 是非、お立ち寄りください。

秀英体開発室 グループリーダー 伊藤正樹 ミニセミナー
《『秀英体 平成の大改刻』における開発概要》
と き:07月04日[木] 16:15-16:35
ところ:大日本印刷株式会社 秀英体開発室 ブースNo.6-50

同ブースの秀英体展示コーナーにて、近刊予定『100年目の書体づくり--「秀英体 平成の大改刻」の記録』(大日本印刷)の見本を展示予定です。
お忙しいところ恐縮ですが、皆さまのご参加をお待ちしております。

【詳細:東京国際ブックフェア|セミナー・イベント】7月4日中程。
【詳細:秀英体|DNP 大日本印刷株式会社

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講演の講師を引きうけると、もともと人混みが苦手ですし、準備もたいへんです。また大恥をかくことが多く、あとで後悔することがほとんどです。
ところで、ながいあいだ秀英体に関わっていたせいでしょうか……。とても愛着があります。
今回は短い時間ですし、ちいさなコーナーで気軽なおはなしを……、と慫慂されて講演を引き受けしましたが、短い時間で、簡潔にはなしをするのは、かえって困難がともなうことを認識しました。

つまりスライドを用意したところ100枚余となり、それを最大限削りこんでも50枚を越えます。どのデータ、図版にも愛着がありますし、懐かしいおもいでもあります。
このデータ量で30分の枠には収まらないとおもいつつ、これ以上削り込むことへの逡巡があり、講演会ではおもいっきり急いでスライド転換をいたします。

そのために異例のことながら、おはなしの要点のいくつかを、ここに図版として列挙しておくことにしました。
宋朝体字様、明朝体字様の誕生・揺籃の地──南宋のみやこ、臨安の大廟前の出版街と、そこで誕生した宋朝刊本。
修復なった故宮博物院/北京紫金城内・武英殿摺印処(『康煕字典』製造の場)の鮮明写真などの紹介は、これまであまりなされなかった紹介となります。

そして、秀英体が、たんに改刻に留まることなく、これからも書物の字様と活字の歴史にまなび、あらたな展望と展開をはかる契機を提唱できたら……、と念願しています。
みじかい時間となりますが、《東京国際ブックフェア》の観覧かたがた、東京ビッグサイトDNPブースまで足をお運びいただけたら幸甚です。










新宿私塾第22期 順調に進行中です。

《05月29日[土] 第9回フィールドワーク 公版書籍印刷所  理想社の実際》
新宿私塾開講のときからお世話になっている「理想社」。同社に出向いて公版印刷とはなにか、公版印刷の使命を現場で学びます。
前半の一時間は、同社社長・田中宏明氏による「書籍印刷概論」の講義があります。そこではデザインの現場では知ることができない、印刷工程の構築法と、実践的な管理知識が説かれていきます。









1921年(大正10)創業の理想社は、活字版の組版所としてスタートした歴史をもっています。そのために、いまもって文字組版を大切にしている企業です。ですから4年ほど前までは四六判の大型活版印刷機が轟音を響かせて稼働していました。

こんにちの理想社は、ゆっっくりと業態変更を実施しているようです。CTP, オンデマンド印刷システムといった最新鋭機器もならびますが、同社の組版部は、やはり版元からの絶対の評価をえているようです。[撮影:塾生/林 恭平]

《06月11日[火] 第12回 *講義:美術館・博物館図録ケーススタディ 原 順子さん》
国公立の大型美術館や博物館の図録・カタログ製作を積極的に受注されているWOデザイン/原 順子さんによる講義の模様です。

 

施設が大型になればなるほど、デザインの基本をしっかりと構築し、コンテンツの主従関係、優先順位などを学芸員や図書館司書と事前に十分に打ち合わせをしておくことの重要性が説かれました。

また図版レイアウトや文字組版に関しても、展示内容や客層のターゲットを考慮することが第一であり、ともかく見やすく、理解しやすく、読みやすいデザインの追究に研鑽をかさねられているとのことでした。

そこには外連ケレンや奇抜さは許容されることがなく、堅実さのなかに、どう新味を開拓するか、それなりのご苦労もあるようです。
塾生諸君は、デザインにおける誘目性、すなわち奇抜さや、オシャレさや、気の利いた遊び心を意識していたかたもおおく、ターゲットによる製作者の謙虚で控えめな姿勢の維持に、新鮮な驚きがあったようです。

下図のフライヤーは、東京国立博物館の来年夏(2014年)の予告ポスターです。
大型施設とは、このような長期計画で展示を考慮しますし、当然製作者もそれに対する対応力を求められることになります。
来年の2014年(平成26)7月、夏の国立博物館における大型企画で、WOデザインの製作物にであえるのかもしれませんね。

和字 Tradition 9 ばてれん ご愛用いただきました!




新潮社の[とんぼの本シリーズ]は、1983年の創刊で、美術・歴史・文学・旅をテーマとするヴィジュアル中心の入門書であり、案内書のシリーズです。
シリーズ名となった「とんぼの本」は、とんぼのように視野を広くもちたい、というおもいから名づけられたとされています。

[とんぼの本]には、何冊か小社販売デジタル書体をご使用いただいていますが、「日本・東洋美術」の『ひらがなの美学』(石川九揚著)に、《和字 Tradition 9 所収  ばてれん》を装本部、本文書体としてご利用いただきました。

欣喜堂製作の《和字 Tradition 9 所収  ばてれん》は、いわゆるキリシタン版『ぎやどぺとかる』(大英博物館蔵)を基礎資料として誕生した和字書体です。
その詳細資料は『和漢欧書体混植への提案』(ヴィネット11、今田欣一、朗文堂、2003年11月)に紹介されています。
皆さまのご愛読と、ご愛用をお願いいたします。

【展覧会】榮久庵憲司とGKの世界 鳳が翔く



【同展覧会 フライヤーより】
榮久庵憲司と、彼が率いる創造集団GKは、戦後の復興期より、数々の製品をデザインすることで、日本人の生活や都市空間の近代化の一翼を担ってきました。その領域は、日ごろ街中で目にする日用品やオートバイから、博覧会場の施設やサイン類、都市のインフラストラクチャーまでと、多岐にわたります。

榮久庵は、実家を継ぐべく僧門に入ったのち、デザインの道を志しました。その原点には、原爆で廃墟となった広島の街の光景と、進駐軍が体現していたアメリカ文化があったといいます。そして東京藝術大学在学中より、ともにデザインを学ぶ同窓生と、「モノの民主化」、「美の民主化」をスローガンに、当時の日本としては類のない、インダストリアルデザインを専門とするグループ、GKを結成しました。

以降、60年にわたるデザイン活動の根底に流れているのは、モダンデザインと東洋の思想の融合に加え、人が作ってきたもの=道具についての長年の研究です。人類が太古に初めて手にした道具から、未来の暮らしまでを見据えて、人と道具のあるべき関係をデザインによって提案し続けてきました。 

本展覧会では、製品化されたものやその模型、将来へのプロポーザル、さらには、人と自然と道具が美しく共生する世界を具現化したインスタレーション等によって、榮久庵憲司とGKが展開してきた、デザインの世界像をご紹介します。

2013年7月6日土曜日 ― 9月1日日曜日
世田谷美術館 Setagaya Art Museum

開館時間:
午前10時─午後6時(入場は午後5時30分まで)
休 館 日:
毎週月曜日(ただし7月15日月曜日・祝日は開館、
翌日7月16日火曜日は休館)
観 覧 料:
一般1000(800)円、65歳以上800(640)円、
大高生800(640)円、中小生500(400)円
*( )内は20名以上の団体料金。障害者の方は500円
(介助の方1名までは無料)、大高中小生の障害者の方は無料。

【詳細情報:GK Design GroupSetagaya Art Museum

Viva la 活版 Viva 美唄 さぁはじまったぞ アダナプレス倶楽部イベント狂想曲 !?

 
《アダナプレス倶楽部名物、お祭り騒ぎ !? ── やつがれ Wrote》
【Viva la 活版 Viva 美唄】の「イベント告知はがき」、『アダナプレス倶楽部会報誌』の発送を終えて、すこしは静かになっていたかにみえたアダナプレス倶楽部+活版カレッジの面面。
ところが実際は、みなさんが本来の活版造形者にもどって、アルテ・ピアッツァ美唄の「アート・ギャラリー」での展示に向けて、作品づくりに余念のない日日であることは知っていた。こういうときは、みんながナーバスになるので、触らぬ神にたたり無しでソッとしておくにかぎる。

うれしいことに、会場の美唄をはじめ、北海道各地で支援者が次次と名乗りをあげられ、さまざまな造形者からの熱い反応もしばしば入ってくるようになった。地元ではともかく大歓迎で、期待はどんどん大きくなっているようである。責任重大である。
アダナプレス倶楽部会員と有志のみなさんも、30人ほど北海道入りをするらしい。なかには福岡や徳島から駆けつける会員や修了生もいるようである。
美唄、石見沢、札幌と、各地のホテルに分宿して、えらくにぎやかになりそうな悪寒 モトイ 予感。


北海道はデッカイドーで、 ともかく見どころ、食べどころが多い。ほとんどのかたが、北海道ははじめてだから、美唄の見どころを『アダナプレス倶楽部会報誌』に紹介しようと提案した。担当はコヨーテ キタ。
なにやら熱心にデータを集め、しこしこ地図を作成していたが、怖れていたとおり「イタリアン・レストランならここ」、「和菓子のおいしいお店」、「ケーキと紅茶が勢揃いの店」「名物焼き鳥店紹介」と食べ物紹介ばかり。やはり人選を間違えた。後悔したがあとのまつりだった。

《2013年06月14日[金]──T シャツプリントの夕べ》
そんな多忙なはずのある週末、アダナプレス倶楽部会員が、おもいおもいのTシャツを持参して、三三五五集まっていた。
【Viva la 活版 Viva 美唄】の「制服」として、Tシャツにイベントタイトルの「Viva la 活版 Viva 美唄」のシルクスクリーン・プリントをするのだそうである。
そもそもアダナプレス倶楽部の会員には、シルクスクリーン印刷を本業とするかたがいるし、さまざまな印刷版式のひとつとして、孔版印刷=シルクスクリーンを業務とされる会員もいる。
それなのに今回はプロは後方支援にまわって、教場の片隅に、簡易印刷キット「シルクスクリーン T シャツくん」をもちこんで、各自がそれで印刷するのだそうである。

人気を独り占めして、圧巻だったのは「紋暢モンヨウ クン2歳のTシャツ+ポシェット」だった。ともかくちいさくて、かわいらしい。
コンビニで間に合わせの T シャツを買って、いつものとおり遅れてノコノコやってきたバッカス松尾は、わかっていない。
「エッ、こんなちいさいの、たれが着るの?」



《Viva la 活版 Viva 美唄》

【会 期】2013年7月13日(土)―15日(月・祝)9:00―17:00  
                      (最終日は13:00まで)

【会 場】ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
     アート・ギャラリーおよびアート・ストゥディオ
     北海道美唄市落合町栄町   http://www.artepiazza.jp/
【入場料】無 料
      (ゼミナールの一部に参加費が必要なものもあります)

【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

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《Viva la 活版 Viva 美唄》の開催までひとつきを切った。
アダナプレス倶楽部が掲げる「活版印刷ルネサンス」は、かならずしも活版印刷「業務」の再興を願うものではない。むしろ五体をもちいて、五感にひびきわたる、あらたな物づくりに挑戦したかった。そんなおもいを共有できる活版造形者が着実に増加している。
そしてアルテ ピアッツァ美唄の広場いっぱいに、色とりどりの「Viva la 活版 Viva 美唄」のイベントタイトルTシャツを着た造形者が集うかとおもうと、こころ弾むものがあるこのごろである。

四川宋朝体 龍爪 ご愛用いただきました!


二玄社【改訂版】書法技法講座〈全20冊〉 同社Websiteより

二玄社  は、自動車、書道、東洋美術などの
専門書籍を中心に発行している
出版社です。
同社の 【改訂版】書法技法講座〈全20冊〉の装本部に
《四川宋朝体 龍爪》をご使用いただきました。

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《四川宋朝体 龍爪》は、中国宋代の四川刊本『周礼 シュライ』をその源流とします。四川省はふるくは蜀と呼ばれ、唐王朝末期の木版印刷術発祥の地のひとつで「蜀大字本」とよばれ、その風格が珍重されてきた字様です。
現代によみがえった刊本字様《四川宋朝体 龍爪》をご愛用ください。

Viva la 活版 Viva 美唄 開催が迫りました!


《Viva la 活版 Viva 美唄》の開催が近づいてまいりました。
「アルテピアッツァ美唄」は、美唄市の出身で、世界的な彫刻家として知られる安田 侃(やすだ かん)さんが、今なお創り続ける、大自然と彫刻が相響した野外彫刻公園からなる彫刻の美術館です。自然と人と芸術の新しいあり方を模索し、提案し続け、訪れる人々に自分の心を深く見つめる時間と空間を提供している素晴しい施設です。

そのような素敵な環境にある「アルテ ピアッツァ美唄」の「アート・ストゥディオ」と「アート・ギャラリー」の1画をお借りして、『Viva la 活版 Viva 美唄』では各種ゼミナールと、活版カレッジ有志による活字版印刷を中心とした展示をおこないます。

皆さまぜひとも、この機会に、お気に入りの書物を一冊持って、美唄の地にお越しください。そして日常の喧騒を離れ、活字版印刷の展示をじっくりと鑑賞し、活版印刷の魅力をご体験いただきたいと存じます。
彫刻と自然が織りなすシンフォニーの中で、のんびりと読書や思索に耽ったり、大切な人とのゆっくりしたひとときを過ごしたりしてください。
真の造形活動や、こころ豊かな人生について見つめなおすために必要な、贅沢な時間と空間がそこにはあります。

《Viva la 活版 Viva 美唄》
【会 期】2013年7月13日(土)―15日(月・祝)9:00―17:00(最終日は13:00まで)
【会 場】ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
     アート・ギャラリーおよびアート・ストゥディオ
     北海道美唄市落合町栄町   http://www.artepiazza.jp/
【入場料】無 料
      (ゼミナールの一部に参加費が必要なものもあります)

【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

参考資料:以下の写真は2013年06月01日、武蔵野美術大学「タイポグラフィ2つの潮流展」のタイポグラフィ・ゼミナール風景です。武蔵野美術大学図書館・美術館ご提供。

アルテピアッツァ美唄《アート・ストゥディオ》にて、各種ゼミナールを開催します。

7月13日(土)
10:00―12:00 「メディアと活版印刷──活版印刷のあらたな挑戦」
            朗文堂/片塩二朗
参加費500円。予約不要・当日参加可能。
わが国への活字版印刷術導入の歴史から未来展望までが学べる講座です。
活字版印刷機Adana-21Jを使って記念カードの印刷体験も行います。

13:00―14:30 「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」
            アダナプレス倶楽部
参加費2,500円(材料費込) 予約制:定員4名(お申込先着順:定員となりました
花形とアルファベットの活字を使って、名前入りの素敵なオリジナルレターセットをつくります。
便箋10枚と封筒5枚に銀色のインキで印刷します。

15:00―16:30 「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」
            アダナプレス倶楽部
参加費2,500円(材料費込) 予約制:定員4名(お申込先着順:あと2名
花形とアルファベットの活字を使って、名前入りの素敵なオリジナルレターセットをつくります。
便箋10枚と封筒5枚に銀色のインキで印刷します。

■7月14日(日)
10:00―11:30 「起農への挑戦 〇(まる)をもらえる野菜づくり」
            まるほり野菜園/堀内 剛
参加費500円。予約不要・当日参加可能。
身体性をともなった「ものづくり」の根幹をなす「農」と「食」について、北海道夕張郡由仁町で野菜園「まるほり野菜園を起業した堀内剛さん」にお話いただきます。
堀内さんが育てたトマトの試食とお土産のトマトの配布(先着順)も予定しています。

13:00―14:30 「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」
            アダナプレス倶楽部
参加費2,500円(材料費込) 予約制:定員4名(お申込先着順)
花形とアルファベットの活字を使って、名前入りの素敵なオリジナルレターセットをつくります。
便箋10枚と封筒5枚に銀色のインキで印刷します。

15:00―16:30 「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」
            アダナプレス倶楽部
参加費2,500円(材料費込) 予約制:定員4名(お申込先着順:定員となりました
花形とアルファベットの活字を使って、名前入りの素敵なオリジナルレターセットをつくります。
便箋10枚と封筒5枚に銀色のインキで印刷します。

■7月15日(月・祝)
10:00―12:00 「活版印刷で記念カードを印刷しよう」
            アダナプレス倶楽部
参加費無料。予約不要・当日参加可能。
活字版印刷機Adana-21Jを使って記念カードの印刷を体験していただきます。

*「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」に参加ご希望の方は
e-mail もしくは、ファクシミリ 03-3352-5160 まで、
「Viva la 活版 Viva 美唄 花形活字レターセット 参加希望」と明記の上、
参加希望日時(第一希望、第二希望などもあれば明記)、
住所・氏名・年齢・当日連絡が可能な電話番号・e-mailアドレスもしくはファクシミリ番号をご連絡ください。
(お教えいただいた個人情報は朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のみの使用といたします)。

★関連情報:タイポグラフィ・ブログロール『花筏』
◎ 03月13日  Viva la 活版 Viva 美唄 Ⅰ 開催のお知らせ
◎ 03月15日  Viva la 活版 Viva 美唄 Ⅱ 準備着着進行中 !?
◎ 03月28日  Viva la 活版 Viva 美唄 Ⅲ タイトルデザインと過去の活版関連イベントデザインの記録

普及版 欧文書体百花事典 好評販売中!


ご好評をいただいてまいりました
『欧文書体百花事典』を
 『普及版 欧文書体百花事典』として
装本と価格を変更して新発売。

・書 名    『普及版 欧文書体百花事典』
・編 集   組版工学研究会
・装 本  A4判 並製本 572ページ 図版多数
・発 売  2013年5月23日
・定 価  本体8,800円 + 税
       ISBN978-4-947613-87-5 C1070

※   『普及版 欧文書体百花事典』フライヤー近日完成いたします。
  教育機関などで御入用の節はご用命ください。 
※ 詳細は 朗文堂 book cosmique 新刊ページ をご覧ください。

正調明朝体 金陵 ご愛用いただいております!



 

池袋東武百貨店1Fの「草加葵」という和菓子店で、店名(看板)、袋、包装紙などに、トータルで「きざはし金陵M」が使われていました。

産地・素材にこだわったオリジナルせんべい

草加葵店は、大正5年創業、以来80有余年の歴史を有し、現在では草加せんべい専業企業として日本一の売上げ及び生産量を記録している企業です。
草加せんべいと並行して、あられも製造しており、近年「和」と「洋」のセンスを取り入れ、産地と素材にこだわったオリジナルせんべい、あられを製造しており、順調な業績を示しています。

http://asp.aik.co.jp/saitama-doken/card/shop_full.aspx?member=98
ふるくてあたらしい、そして、なによりも視覚にやさしい《正調明朝体 金陵M》、《正調明朝体 金陵B》をご愛用ください。

大日本印刷『秀英初号明朝 撰』を開発。本年09月発売!

 左)秀英初号明朝体 Std.   右)秀英初号明朝体 撰  文字形象比較
右側の行『秀英初号明朝体 撰 』では、上から「文:ひっかけ/筆支えがある」、「分:いわゆるハチヤネの処理」、「筑・倶:ふるい文字形象」が見られます。


左) 秀英初号明朝体 Std.        右) 秀英初号明朝体 撰

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大日本印刷株式会社は《2013年06月04日 ニュースリリース》において、【オリジナル書体『秀英体』の旧字バージョン「秀英初号明朝 撰 」を開発。モリサワにライセンス提供し、本年09月に発売】と発表しました。

あわせて株式会社モリサワは《2013年06月04日 ニュース》において【モリサワ 2013年の新書体「UD新ゴ コンデンス」などを発表】とし、【明朝体として2010年にリリースされた秀英初号明朝の旧字バージョン「秀英初号明朝 撰」は、旧字のほか、イタリック体や括弧などが追加収録されました】ことを発表しました。

【『秀英初号明朝 撰 』の概要── DNP ニュースリリースから一部に補整】
2010年にモリサワから発売した秀英初号明朝は、DNPが明治時代に開発した金属活字のデザインをデジタルフォント化したものです。金属活字の秀英初号明朝の筆の動きを活かしたデザインは、力強く、勢いのある表現が可能で、日本の明朝体を代表する傑作書体として、一世紀以上にわたり多くの出版物や広告などの印刷物で使用されています。

2010 年に発売した「秀英初号明朝Std」は、見出し用書体としてAdobe-Japan1-3(Std) の文字セットに準拠しており、他の秀英体フォント製品との互換性も考慮し、Adobe-Japanの基準に沿った字形[文字形象]を採用しました。
しかし、秀英初号明朝の伝統的な「ひっかけ」、「はちやね」や、旧字形[ふるい文字形象]など、“活字書体としての秀英初号明朝らしさ”を求めるユーザーからの声も多く寄せられたことから、旧字バージョンの「秀英初号明朝 撰 セン」を開発しました。また、イタリック体や括弧なども追加収録し、見出し用書体としてより使いやすい秀英初号明朝をめざしました。

2010 年に発売した「秀英初号明朝Std」と、今回発売する「秀英初号明朝 撰」を組み合わせて使うことで、旧字と新字の両方を利用でき、より幅広い日本語表現が可能になります。
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『秀英初号明朝 撰 セン』の詳細は、大日本印刷、モリサワ両社のWebsiteをご覧ください。
また大日本印刷は秀英体開発室を中心に《第20回 東京国際ブックフェア》(2013年07月03日-06日、東京ビッグサイト西展示棟:ブースNo.6-50)に出展予定です。そちらでも最新の情報が入手できるはずです。
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《第20回 東京国際ブックフェア》
 会 期:2013年07月03日[水]-06日[土]
 会 場:東京ビッグサイト 西展示棟

 [講演会ミニ]
 「秀英体改刻の歩み いまだ止まず」
 と き:07月04日[木] 14:30-15:00
 ところ:大日本印刷株式会社 秀英体開発室 ブースNO.6-50
講 師 :秀英体平成の大改刻 監修者 片塩二朗
 
 続いて、下記ミニセミナーを開催いたします。 是非ご聴講ください。

 [秀英体開発室 グループリーダー 伊藤正樹 ミニセミナー]
 「『秀英体 平成の大改刻』における開発概要」
 と き:07月04日[木] 16:00-16:20
 ところ:大日本印刷株式会社 秀英体開発室 ブースNO.6-50
講 師 :秀英体開発室 グループリーダー 伊藤正樹

 同ブースの秀英体展示コーナーにて、近刊『100年目の書体づくり--「秀英体 平成の大改刻」の記録』(大日本印刷)の見本を展示予定です。お忙しいところ恐縮ですがご参加をお願いいたします。
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Typography Seminar 活字と書物 終了!


主 催 | 武蔵野美術大学 美術館・図書館 
日 時 | 5月30日[木] 16:30-18:30
         6月01日[土] 14:40-16:40
会  場| 武蔵野美術大学 美術館ホール
講  師| 片塩二朗 大石 薫
協  力| 株式会社 朗文堂 アダナプレス倶楽部

たくさんの皆さまのご協力をたまわり、無事にタイポグラフィ・ゼミナール《活字と書物》を終了できました。ご支援、ご協力にふかく感謝申しあげますとともに、ご来場いただきました皆さまにはあつく御礼を申しあげます。

最近ようやく各地で開催されるようになった図書展ですが、とかく表層をなぞり「書誌的解説」をみるだけなのを残念におもっておりました。
書物には著者の苦悩――多くは校正紙と改版にみられます。
製造者の逡巡と葛藤――活字書体の選択、活字サイズ、組版、紙面設計、印刷用紙、印刷方式、製本仕様など、造形者にとって貴重な付帯情報がギッシリとつまっています。

そういった「書物の背後にひそむもの」をご来場者に体験していただき、書物の背後に肉薄するきっかけを少しでも提供したいというおもいがありました。
そのために、わが国ではあまり知られていない「ジョバンニ・マーダシュタイクとオフィチナ・ボドニ」を紹介するとともに、その刊行書『アモーレ』(武蔵野美術大学所蔵)製作の実態を、金属活字組版とパソコンDTP方式によって追体験し、手引き印刷機時代の印刷法である「湿式印刷」をご体験いただくという盛りたくさんな企画でした。

《タイポグラフィ 2つの潮流展》は8月18日までの長期開催が予定されており、その間に関連イベントもたくさん開催されます。ご観覧をお勧めいたします。
《詳細:武蔵野美術大学美術館・図書館
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以下の写真は武蔵野美術大学図書館・美術館からご提供いただいたものです。