いつものことですが、出あいはうれしく、別れはさびしいものです。
<新宿私塾 第28期>は、桜花爛漫の2016年04月05日に開講し、爽秋の09月20日、10名全員が無事に課程を修了し、おおきく成長して羽ばたいていきました。
最終講座を終え、これからは<新宿私塾修了生>の一員となった塾生の諸君は、わかれがたいおもいがあったのか教場での談笑がつづき、やがて「新宿私塾第28期塾生会」で、新宿の町に消えていきました。
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<新宿私塾>は毎回全25講座が開講されますが、「造形のよろこび」、「身体性をともなった造形のよろこび」をモットーとしています。
同時に<新宿私塾>では、タイポグラフィにおける 「 知 ・ 技 ・ 美 」 の三領域で、バランスのよい学習をモットーとしています。 それはまた 「 知に溺れず、技を傲らず、美に耽らず 」 という、つよい自戒をともないます。
ことしはどうしてか長雨・猛暑・酷暑・連続する颱風と、天候不順の日がつづきました。
最終講座の09月20日は、折あしく颱風16号が関東地方に襲来しており、また連日の降雨で出水も心配される日でした。そのためにいつものように遅くまでの開講ではなく、講師:山本太郎さんの講座は定時をもって終了し、早めの帰宅をうながしました。
塾生諸君は時計を気にしながら、しばしのお別れに際してメアドの交換を急ぎ、同期会の幹事をきめて再会を約しての修了となりました。
造形界にはきびしい逆風がみられる昨今ですが、新宿私塾28期修了生の皆さんは大きく羽ばたいて旅だちました。