長らくお待たせしました! いよいよ発売開始
『japan japanese』 は、本日4月9日[月]取次搬入となりました。
書店の店頭、オンライン・ショップに列ぶのは、もう少し遅れます。
小社では本日より直販取扱いを開始いたしました。
『japan japanese』
ヘルムート シュミット編著
英訳 グラハム・ウェルシュ
和訳 山田清美
朗文堂
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コンセプト&デザイン
ヘルムート シュミット
発行・発売
株式会社朗文堂
160-0022
東京都新宿区新宿 2-4-9
03-3352-5070 telephone
03-3352-5160 telefax
robundo @ops.dti.ne.jp
www.robundo.com
発行日
2012年 04月09日
ISBN 978-4-947613-83-7 C1070
定価 3,800円(本体 3,619円)
独・英・日本語表記
250 x 255 mm(重箱本)
108ページ
印刷・製本 精興社
オフセット平版印刷
スミ 1色
かがりとじ上製本
ジャケット付
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「未知のかたち、未知の響きは実に
魅惑的だ。単調で、迷いのない仏僧たち
の読経。風のような、神秘的な尺八
の響き。日本の宮廷音楽である
雅楽で使われる笙ショウの繊細で微妙な音色。
これらは時代の音にも決して
かき消されることのない洗練された世界
である。しかしこれは向こうから
近づいて来ることはない、むしろこちら
から近づいて行かなければならない
世界である」
「歌麿の官能的な線によって好奇心が
芽生え、エミール・ルーダーによって大いに
鼓舞された私が、日本の地を踏んだのは、
素朴で未熟な 24歳のときであった。
…
ある日、スイスのティポグラフィシェ・
モナーツブレッテル( TM)誌のルドルフ・
ホシュテトラー編集長より手紙を
受け取った。タイポグラファの目を通して
見た日本のフォルムや暮らしの中の道具
といったものを紹介する記事を毎月
連載してみないかという誘いであった。
…
このシリーズを「Japan japanisch」
(ニッポンのニッポン)と呼ぶことにした。
というのは、私自身が理解している日本、
すなわち、かつて存在した、そして今も
存在している日本、更にこれから発見
されるべき日本を伝えたいと思ったからだ。
…
40年以上の時を経て、この連載は
僅かな変更とテキストを追加して、一層
充実した本のかたちで生まれ変わった」
ヘルムート シュミット
「私のニッポン」「ニッポンのニッポン」より
シュミット-ファミリー は こころのぬくもりのあるご一家です。
左:ニコールさん 中:一家の太陽スミ夫人 右:ヘルムートさん