2014年版 ISTD 国際タイポグラフィック賞
130 x 185 cm, 174ページ
< 2014年 ISTD賞について >
3 年毎に開催される、ISTD の国際タイポグラフィック賞
( International Typographic Awards )は
タイポグラフィの優秀な作品を評価し、表彰するものである。
応募作品は、25ヵ国から、グラフィックデザインの
幅広い分野にわたって、
印刷、映像作品として寄せられ、入賞作品は
実に国際的である。
この組織は、1928年にヴィンセント ・ ステア ( Vincent Steer) と
賛同者6人により、BTG (British Typographers Guild)として創設された。
1950年代初期に、STD (Society of Typographic Designers )と改名され
1990年代後期に、ISTD(International Society of Typographic Designers)と
再度改名された。
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2014年に 『 japan japanese 』 が premier award を受賞し、
1998年に 『 the road to Basel 』 が premier award を受賞した。
上記の書籍 2 点は、朗文堂より出版された。
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また、2004年に『 佐比売野 田中礼子歌集 』 (デザイン : ニコール シュミット)が
certificate of excellence を受賞している。(朗文堂発行)
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< 『 japan japanese 』 刊行と、刊行記念講演会+展覧会の記録>
シュミット家の皆さん。左より スミ夫人 ヘルムートさん ニコールさん。2011年11月
『 japan japanese 』 刊行記念講演会+展覧会の記録-2013年03月20日
ときのたつのは早いものです。
大阪のシュミット家は、すみ夫人を中心とした、こころあたたかいファミリーであり、愛娘ニコールさんがスタッフとして加わってからは、すばらしいデザイン ・ ユニットでもあります。
『 japan japanese 』製作のあいだにニコールさんは結婚され、刊行記念展にはご主人ともども、赤ちゃんを抱いての登場で、会場の人気と話題をおおいにあつめていました。
そして、かりそめのエンペラー : シュミットⅠ世は、その座をはかなくも小皇帝 : 文一クンに奪われ、「ブンちゃん、ブンちゃん」 と、すっかり好好爺となりました。
それでも、創作意欲だけはたれにも負けない旺盛なものを秘めての活動がつづいています。
[ 片塩二朗 wrote ]
【 関連情報 : 朗文堂ブックコスミイク 『 japan japanese 』】
以下の情報は『 japan japanese 』に関して2011年12月14日-13年03月21日まで、都合09回にわたって掲載された記事を、降順に並べ替えて掲示した。
【 関連情報 : 『 japan japanese 』 刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の講演会+展覧会のお知らせ 】