林昆範氏講演会 盛況裡に終了

ご来場ありがとうございました!

タイポグラフィ講演会
 「宋朝体と明朝体―書写系と彫刻系書体の相剋」
講師:林昆範氏  主催:タイポグラフィ学会

2月28日、新宿区立産業会館において開催の、タイポグラフィ講演会 「 宋朝体と明朝体 — 書写系と彫刻系書体の相剋 」は、140人を超える皆さまにお越しいただき、盛会のうちに終了しました。来場者の方々に深く感謝申し上げます。

完成! 朗文堂書籍と電子活字見本帳

完成! 2010年版朗文堂書籍と電子活字見本帳
朗文堂の書物の宇宙  《 robundo book cosmique 》
朗文堂の活字の宇宙  《 robundo type cosmique 》

2010年版の朗文堂書籍カタログ 《 robundo book cosmique 》 と、朗文堂電子活字書体カタログ 《 robundo type cosmique 》 が完成いたしました。
いずれも、スミ1色刷り、天地210×左右98ミリ、針金中綴じの簡素なカタログです。これから折りをとらえて、さまざまなイベントなどで無償配布に努力いたしますし、ご来社いただいた皆さまにはもちろん無償でご提供いたします。

朗文堂書籍カタログ
《 robundo book cosmique 》

朗文堂電子活字書体カタログ
《 robundo type cosmique 》

遠方のお客さまで、急いで入手されたいかたは、恐縮ながら100円分の切手を同封のうえ 「お名前・ご送付先住所・カタログ希望」 として郵送にてお申込みください。

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アダナ・プレス倶楽部が活況を呈しています!
季刊会報誌 第8号が完成しました。
第6回 活版ルネサンスフェア 3月26―27日開催します。
活版凸凹フェスタ2010 5月2-5日開催。出展作家・企業募集中。

カッパン ♥ 関連機器の開発・販売と、インフラ整備に慌ただしいアダナ・プレス倶楽部です。季刊誌 『アダナ・プレス倶楽部 NewsLetter』 は創刊から2年を記念する第8号を完成しました。会員の皆さまの数も増え、活版ルネサンスの堅実な歩みを実感するこのごろです。

アダナ・プレス倶楽部の情報は 専用Website を設けておりますので、そちらをご覧ください。なおアダナ・プレス倶楽部のWebsiteも、このページと同様に現在進行形での改造中で、とりわけ 《 ニュース欄 》 がわかりにくい箇所に設置されています。ホームページ右上の 《更新情報欄》 からお入りになるか、このコーナーから移動してください。

詳細はこちら:アダナ・プレス倶楽部ブログ

新宿私塾第16期生募集締め切りました

新宿私塾第16期生、申し込みが定員に達しましたので受付を締め切りました。多数のお申込みありがとうございました。
新宿私塾第17期は2010年9月開講の予定です。すでに一部のキャンセル待ちの入塾希望者が次期講座に予約されています。新宿私塾では、いつもご相談に対応いたしますし、事前予約をいただいて見学も可能です。

タイポグラフィ講演会のお知らせ

◯タイポグラフィ講演会

林 昆範  宋朝体と明朝体

――書写系と彫刻系書体の相剋――

◎講 師:林昆範氏  リン クンファン
◎日 時:2010年2月28日 日曜日  講演14:00~16:00(13:30開場)
◎場 所:新宿区立産業会館 BIZ新宿1階 多目的ホール
〒160-0023 新宿区西新宿6-8-2 BIZ新宿ビル
◎会 費:1,000円 学会員500円 予約制
◎主 催:タイポグラフィ学会
◎協 力:朗文堂

〔講演のご紹介〕
漢字誕生からの歴史を俯瞰すると、亀の甲羅や獣骨に文字を刻んだ時代があり、筆記のために毛筆や紙が開発されると、やがて書写の時代に入っていきます。さらに識字率の向上をみると読者階層が登場し、その需要に応えて板目木版を印刷版とする刊本が普及して文芸復興の時代を牽引し、一定の規矩と様式を備えた「書体」が確立されました。その間にはさまざまな彫刻用や書写用の用具が開発され、また王朝と支配民族の熾烈な興亡があり、広大な国土における地域性なども看過できず、それらのすべてが、ねじれあい、もつれあい、よじれあってきた歴史であったことに気づきます。すなわち刻字から書写へ、やがて版木彫刻がはじまり、それを母体として金属活字父型彫刻がはじまっています。ーーこの講演会では、こうした雄壮な漢字書体の歴史を、彫刻系と書写系との大きな系統樹にまとめ、その概念と視覚印象を整理しながら、漢字書体開発のあらたなパラダイムを獲得しようとするものです。

◎申し込み先:info@society-typography.jp

このメールアドレスに、お名前、所属名(社名・学校名)、参加人数をお送りください。なお、お手数ですが件名を「タイポグラフィ講演会」でお送りいただければ幸いです(先着150名様まで。返信は定員超過でご参加いただけない場合のみお送りいたします)。

お送りいただいた個人情報はタイポグラフィ学会内部のみの使用といたします。 
詳細はタイポグラフィ学会のホームページをご覧下さい。

タイポグラフィ学会
研究委員会/広報委員会

http://www.society-typography.jp/

株式会社 朗 文 堂

新宿私塾第16期生募集受け付中

本格的なタイポグラフィの学問の場として、ちいさな新宿私塾ですが、いよいよ第16期生を迎えるときがきました。造形業界全体には強い寒風が吹きつけていますが、こんな時だからこそ、実技実践を基盤として、幅広い、そして応用力のあるタイポグラファが求められています。

現在4月開講予定の塾生を募集中です。お申し込みは先着順ですので、詳細をご確認のうえお早めにお申込みください。定員になり次第締め切ります。
詳細はこちら→http://robundo.com/shinjuku-shijuku/index.html

朗文堂ニュース

朗文堂ではこのWebsiteを目下鋭意更新中です。長年の蓄積と思っていたら、意外に閲覧しにくいWebsiteになっていたようです。けれんみのない、素直で有効な情報を満載して、近日中にあらたな表情に生まれかわります。ご期待ください。

愛読者の皆さまへのクリスマス・プレゼントとして、昨年年末ギリギリに刊行しました『 HELLO NAGINO POSTERS』がご好評をいただき、順調な出荷が続いております。大型書店には現在配本中の同書がございますので、店頭でご覧のうえお求めください。
『 HELLO NAGINO POSTERS』の詳細はこちら

ご好評いただいております欣喜堂デジタルタイプ・シリーズは、昨年年末にオープンタイプ・フォーマットでの販売がはじまりました。新発売の仮名シリーズ《おゝはなぶさ》《おゝくれたけ》《ますらお》はもとより、《四川宋朝体 龍爪》《正調明朝体 金陵》《清朝官刻体 蛍雪》も順調です。
新発売の仮名シリーズの詳細はこちら

朗文堂ブック・コスミイクの書籍目録がまもなく刷了予定です。あわせて朗文堂タイプ・コスミイクの書体カタログも同時進行で完成します。愛読者様、ユーザーの皆さまには、さまざまな機会をとらえて贈呈させていただきます。