花こよみ 019

詩のこころ無き吾が身なれば、折りに触れ
古今東西、四季のうた、ご紹介いたしたく。

例年になくはやく櫻が開花した春でした。
そこで、ひさしぶりの「花こよみ」。
おりしも春爛漫、若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い、いのちが輝く、とても良い季節です。
清明節(03月05日)早朝にほころんだ  菜の花  壹凛、ご進呈もうしあげそうろう。

原へねころがり

なんにもない空をみていた

     八木 重吉(1898-1927)