タグ別アーカイブ: 鈴木 篤

朗文堂好日録-045 卯月 四月がおわり、新緑と薫風の 皐月 五月のはじまり。

《 卯月 四月のスタートは04月07日、新宿私塾から 》

私塾26期スタート

新宿私塾第26期入塾

新宿私塾鈴木1504uu

《 新宿私塾第26期、櫻花爛漫の春、意欲満満でスタートしました 》
隣接する新宿御苑の、櫻、ミモザ、山吹などがあでやかに花をつけた04月07日、新宿私塾 第26期が開塾いたしました。

これから半年間、ほぼ夏休みもなく新宿私塾は開講され、爽秋の09月15日に終了します。
講師、塾生の先輩ともども、全力であたらしいタイポグラフィの前衛を育成するために努力しますし、25回の講座は、いずれも内容の濃いものとなっています。
半年後、自信にあふれた塾生の皆さんの、お顔と、お姿を、再度紹介できたら幸せです。

DSCN8614DSCN8609DSCN8619新宿私塾では、タイポグラフィにおける 「 知 ・ 技 ・ 美 」 のみっつの領域で、バランスのよい学習をモットーとしています。 それはまた 「 知に溺れず、技を傲らず、美に耽らず 」 という、つよい自戒をともないます。
この半年のあいだ、塾生の皆さんがおおきな収穫が得られるように、講師陣はもとより、200名を優にをこえた 「新宿私塾修了生」 の皆さんも、精一杯の努力と応援をいたします。

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《お客さまご訪問 中華書局:李 晨光氏、商務印書館(香港):毛 永波氏 》

DSCN8622《 2015年04月03日〔金〕、おふたりの中国の印刷 ・ 出版人がご来社に 》
朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部のホームページをプリントされ、それを提示されながらの、ほとんどノーアポでのご訪問でした。
日本で<活版ルネサンス>の動向が顕著なことと、朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部のうわさわ聞きつけてのご訪問でした。
◎ 写真左) 李 晨光 さん ( 中華書局  デジタル出版センター主任 )
◎ 写真右) 毛 永波 さん ( 商務印書館〔香港〕有限公司 取締役 ・ 副編集長 )
おふたりは <第18回 東アジア出版人会議 > のパネラーとして来日され、その寸暇をぬすんでのご訪問でした。


《 デジタルプリントの話題はほどほどに、中華書局 : 聚珍倣宋版、商務印書館 : 倣宋体活字で話題がおおいに盛りあがる 》
中華書局には 「 聚珍倣宋版 」 があり、商務印書局には 「 倣宋体活字 」 という、すぐれた本文用活字書体がある。
このふたつの活字書体はわが国にも昭和前期にもたらされ、中華書局系は名古屋 ・ 津田三省堂らによって 「 宋朝体 」 の商品名で発売された。 商務印書館系は大阪 ・ 森川龍文堂によってもたらされ、「 龍宋 」 の商品名で発売されていた。

この宋王朝刊本字様に淵源を発する活字書体を、故 ・ 毛沢東首席が好んだ ことは紹介した。 また現代中国では、宋体 ( わが国の明朝体 ) にかえて、倣宋体 ( わが国のいわゆる宋朝体 ) が再評価されている。 たまたま小社でも 「 宋朝体研究 」 が進行中で、その資料をみたおふたりとも、おおいに驚き、喜んでいただいた。
どうやら職掌上デジタルメディアにたずさわっていても、やはり印刷 ・ 出版人の < 活字好き > は日中ともに変わらないようであった。

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《[活版カレッジ] 2015年 春期昼間部講座 04月08日開講 》 

活版カレッジ<活版カレッジ 2015年春期講座>が04月08日[木]から開講しました。
今回は女性が三名、男性が一名での開講となりました。これから三ヶ月にわたり、集中して活版印刷の集中講座が続きます。
<活版カレッジ>は、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Adana-21J ,  Salama-21A によるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。

<活版カレッジ>は、基本的に春夏秋冬と年に四回開催されますが、ここ数回にわたって事前のご予約者が多く、ほとんど一般公募ができない状態がつづいています。 すでに夏期講座、秋期講座にも相当数のご予約をいただいております。 ともかく受講のご意思のあるかたは、まずご一報をいただくことをお願いいたします。

DSCN8633uu3640uu< 活版カレッジ 2015年春期講座 >
01月01日播種した<野沢菜>が開塾を待ちかねたように、花をつけての祝福でした。

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《 四月◯日、◯日、◯◯日、◯◯日 Salama-21A 操作指導教室 が盛んに開催されています 》

Salama-21A 操作指導教室<Salama-21A 操作指導教室> は、Salama-21A を購入予定のお客様のための操作指導教室です。
ご購入いただいた( ご購入予定の ) Salama-21A を、お客様ご自身で快適にご使用していただくために必要な操作方法の基礎を、短時間で集中的に習得していただくことを目的としています。そのため、各回最大 4 名様に限定、完全予約制の教室です。

アダナ・プレス倶楽部では、活版印刷機器のご購入の前に十分おはなしをさせていただき、またできるだけお客さまのご都合にスケジュールをあわせての受講をおすすめしております。 もちろん受講に際して印刷機などの購入は義務づけられていません。
詳細は <アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。

新年度というせいもあったのでしょうか、弥生四月は  <活版カレッジ> と <Salama-21A 操作指導教室>  が週三回を上まわるペースで開催されていました。
アダナ ・ プレス倶楽部では遠近を問わず、これから活版印刷をはじめられる皆さまに、できるだけ <Salama-21A 操作指導教室> の受講をおすすめしています。
…… としるしましたが、皐月五月連休があけの週は、すでに月-金にわたって <Salama-21A 操作指導教室> のスケジュールがいっぱいにはいってうれしい悲鳴です。
上掲の写真は長野県からご参加されたお客さまです。
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《 04月14日[水] ちいさな勉強会-第二回開催 》
かつて朗文堂には<ちいさな勉強会>があり、そこから誕生した図書や研究がたくさんあった。  今回誕生した<ちいさな勉強会>も以前と同様に、規模の大小や、動員人数の多寡を問わずに、自然に、自発的に発生した勉強会である。 詳細報告はいずれ。

活版歳時記 ────
三椏 ミツマタ の花  四月初旬   撮影者 : 古谷昌二さんのコメント

三椏の撮影地は、秦野からバスで大山山麓の蓑毛に行き、そこからヤビツ峠に通じる山道の途中に群生していました。 富士山の写真は、ヤビツ峠から少し登った岳ノ台 ( 標高およそ900 m ) からのズームアップしたものです。 いずれも秦野市に属している地区です

三椏や  やまさと ふかく  かをりける

― よみし ひとを しらず ―

234uu 235uu 233uu 246uuみつまた ( 三椏 ・ 三叉 ) は中国原産のジンチョウゲ科の落葉低木で、わが国でも暖地に栽培されています。 その枝がかならず三つにわかれることからその名がうまれました。 樹皮の靱皮をとって手漉き紙の材料とします。
櫻にさきだって、黄色の筒型小花をつけ、つよいかおりを発するので 「 結香 ムスビキ」 の和名もあります。 中国ではその色合いとかおりをめでて 「 黄瑞香 」 とされます。
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《 きょう、五月三日はさつき晴れ。 皐月が紅白の花をいっぱいにつけて春本番を祝うとき 》
五月は 「 皐月 」 とされ、さつき、つづじが百花繚乱の花をつけるときである。
五月はまた、新緑の季節とも、薫風のときともされる。 なかでもからりと晴れた日を 「 さつき晴れ 」 と呼んで、すがすがしく、ここちよい日本の春の日日がつづく。

なでしこ01 なでしこ02空中庭園 ( ベランダ鉢植え ) なでしこの寄せ植え。  昨年の晩秋に近くの花屋で160円で購入。 黒ポットに入れたままにしていたが、花の少ない冬のあいだもつぎつぎと花をつけてたのしませてくれた。
櫻が散ったころにはさすがに花も枝もかれていたが、すべてをチョキチョキと散切り頭にして化成肥料をあたえたら、また新芽がでて花をたくさんつけた。  ノー学部はなでしこは好みではないようで、ほとんど面倒をみなかったが、さすがにその生命力にはおどろいたようだ。

とろろあおい播種 トロロアオイの花。四月下旬、とろろあおいの種を播く。 容器はとりあえず卵のパックトレイにした。 まだ双葉だが、五月下旬におおきめの鉢に定植すれば、晩夏に薄黄色の大輪の花をたくさんつけるはずだ。 花は2013年10月のもの。

五月二日[ 土 ] は <八十八夜> であった。  この日は立春 ( 二十四節気のひとつ。 太陽の黄経が 315 度のとき。 ことしは02月04日12時58分 ) から八十八日にあたる。
平均気温がたかめの昨今ではあまり実感がないが、古来 「 八十八夜の別れ霜 」 とされ、この日からのちは、霜害の心配がなくなり、「 茶摘みどき 」 とされている。 

<八十八夜>のころの新芽を摘んだお茶は 「 新茶 」 とされて珍重される。 商店街の茶店の店頭には、緑色の地に白抜きされた 「 新茶 」 の のぼり が薫風にゆれるときとなる。
四季の変化にめぐまれたわが国の、まさに春たけなわのときである。

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《 きょう、五月三日はさつき晴れ。 憲法記念日でもあるが 》

検索大手の某社は、このところさまざまな記念日に、特別製のデザインをこらしたタイトルをトップページにおき、それを祝ってきた。
ところで黄金週間 ( 和製語  Golden week ) とされるいま、昨日の <八十八夜> にも格別の設定はみられなかったし、本日五月三日の<憲法記念日>にも、また、きょうとあすには九州で<博多どんたく>が開催されているが、それでもトップページには通常のカログラムが措かれるだけだった。

あす五月四日は <みどりの日>( 1989年 平成元年に制定された。 自然に親しみ、その恩恵に感謝し、ゆたかなこころをはぐくむ日とされる ) であり、あさって五月五日は鯉のぼりが躍る端午の節句 <こどもの日> である。
すなわちこれから三日間にわたって、日本国民の祝日がつづくわけであるが、はてさて、検索大手の某社はどうするのであろう。 ちょっと楽しみではある。
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五月六日[ 水 ・ 憲法記念日の振り替え休日] 追 記 =========
黄金週間 ( 和製語  Golden week ) もきょうで終わる。
長期休暇のすくないわが国ゆえ、できたら昨秋にいって収穫の多かった、チェコのプラハにいきたかった。 ところが円安がすすんで、昨年とおなじコースでも十数万円余計にかかることがわかって断念した。

【 リンク : 花筏 朗文堂好日録038-喫煙ボヘミアン、プラハへゆく-01 プロローグ

プラハ

01 02 03 04プラハで市販の 長尺観光絵はがき より
DSCN5855 DSCN5851rotunda_01rotunda_02ロトンダ系の活字書体組版の追試(デジタルタイプ)
DSCN5489 DSCN5618 DSCN5503 DSCN5513liturgisch_01 liturgisch_02テクストゥール系の活字書体組版の追試(デジタルタイプ)

自国の通貨の価値をさげる、ないしはさがる ( 円安 ) とはそういいうことである。 ほんの一部の輸出指向型の企業が利潤をあげたとしても、ひろく国民の意欲は沈滞したままである。
その分海外居住のながい友人たちが、ドルやユーロをふところに、ひさしぶりに帰国してたずねてきたりしていた。 パリに居住してもう35年ほどにもなろうかという友人は、
「 久しぶりに紀伊国屋に寄ったけど、日本の図書はみんなえらく安っぽくなっているなぁ 」
と、なかばあきれたようにかたっていた。 悔しくもあり、なさけなくもあった。
また、町にはさまざまな国の観光客があふれている。 それだけでなく、一部の外国人の <爆買い> なども話題になる昨今である。
なにか複雑なおもいがしないでもない。

ところで先日しるした某検索大手のタイトルであるが、04月29日[水 ・ 昭和の日] からはじまった黄金週間 ( 和製語  Golden week ) に際して、なかなか含蓄のある対応をしていた。
  ◯ 04月29日[ 水 ・ 日本の祝日/昭和の日 ]    通常カログラム
  ◯ 05月03日[ 日 ・  日本の祝日/憲法記念日]    通常カログラム
  ◯ 05月04日[ 月 ・  日本の祝日/みどりの日 ]    バルトロメオ ・ クリストフォリ生誕360周年 特製カログラム
  ◯ 05月05日[ 火 ・  日本の祝日/こどもの日 ]     こどもの日 特製カログラム
◯ 05月06日[ 水 ・ 振替休日]                                通常カログラム

この間、某検索会社のトップページのカログラムをあらためてよくみたら、「 g 」 のディセンダーの右横に、ちいさく  日本  とあった。
いかに地球がちいさくなり、
国際化時代といえども、前述の円安問題とあわせて、考えさせられるできごとではあった。
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【友人 森郁男氏紹介】『瞽女 キクイとハル』(川野楠己著、鉱脈社刊) にあたっての礼状 》
長年の友人 : 森郁男さんは、詩人にして造形家であり、とてもこころのやさしいかたです。
このたび毎年恒例の、薩摩琵琶、正派 正紘会の『 琵琶演奏大会 』 のご案内とともに、
『 瞽女 キクイとハル 』 ( 川野楠己、鉱脈社 ) のご案内をいただきました。

ちなみに<瞽女 ごぜ>とは、「 盲御前 ( めくらごぜん )」 という敬称に由来する 女性の盲人芸能者のことです。( ウィキペディア : 瞽  女
近世までにはほぼ全国的に活躍し、20世紀には新潟県を中心に、北陸地方などを転々としながら三味線、ときには胡弓を弾き唄い、門付巡業を主として生業とした旅芸人でした。

瞽女 キクイとハル

川 野  楠 己 著
四六判 並製 325ページ 定価 : 2,000円+税

<発行元 ・ 問い合わせ>
鉱  脈  社
880-8551  宮崎市田代町263番地
TEL. 0985-25-1758  FAX. 0985-25-7286
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こんな簡単な紹介を<朗文堂ニュース 4月28日>に掲載した。 すぐに森郁男氏からの達筆の礼状がはがきで届いた。 ここに紹介することには若干のためらいもあったが、はがきでもあるので紹介したい。
森郁男氏はがきこの紹介にあたって、当然たくさんの情報があるとおもって <詩人 ・ 造形家 森 郁男> でネット検索してみたが、やつがれのスキルでは情報に到達できなかった。  森さんはやつがれとはほぼ同世代だが、このような達筆なかたでもあり、また筆まめなかたでもあった。
お便りはいつも封書かはがきでいただき、@メールはなかったようにおもう。 おそらく森さんはデジタルメディアはあまり利用されず、それだけに検索などでは情報に到達しにくいのかもしれないとおもわれた。

やつがれは極めつきの悪筆で、その劣等感から、打圧式の英文タイプライター、打圧式和文タイプライターをはやくからもちいていた。 また専用ワープロが登場するとすぐに飛びついた。 したがって専用ワープロでは、「富士通 オアシス」、「シャープ 書院」、「NEC  文豪」などに次次とのりかえてきた。

その分パーソナル ・ コンピューターへの切り替えがおくれ、その後遺症 ( 俗称 IT 弱者 ) は無視できない状況にある。  つまりパソコンをもちいても、ほとんどが専用ワープロ時代のソフトウェアと大差の無いものをもちいている。
それよりなにより、最後の専用ワープロ ( 初期のものよりずいぶん小型になったとはいえ、その名もすごい ) 「 NEC 文豪 」 と、3.5 in ,  5 in ,  8 in などのフロッピーディスクが、机の引き出しを占拠したままである。
スタッフにはだいぶ以前に、もうディスク ・ ドライバーが無くなりましたから……、と宣告されているのだが、フロッピーディスクには貴重なテキストが保存されているわけだし、いまなおグズグズと廃棄に踏みきれずにいる。

それにしても、森郁男さんのことをどこかで皆さんにご紹介したいものである。

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《 04月06日 情報誌 MORGEN が 鈴木 篤著 『わたくしは日本国憲法です。』 書評を掲載 》
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株式会社遊行社 モルゲン編集部発行の <MORGAN  2015年04月06日号> ( 毎月一回発行。 「 モルゲン 」 はドイツ語で 〔 明日 〕 の意。 全国の中学校 ・ 高等学校の 「 朝の読書 」 実施校を中心に、全国中学校 ・ 高等学校などの教育施設に配布 ) において、明治学院学院長 木暮修也先生の筆によって、<あなた方の武器を失ってはいけない> と題して、鈴木 篤著 『わたくしは日本国憲法です。』 の書評を掲載していただいた。 木暮修也先生ならびに遊行社の皆さまに深甚なる感謝を申しあげたい。

皆さまのご支援をたまわり、『 わたくしは日本国憲法です。』 は順調な出荷がつづいている。 しかしながらわが国の憲法の周辺に暗雲が垂れこめているのもまた、昨今の憂うべき状況である。
ここに <殺さないで! 生かそう日本国憲法 『 わたくしは日本国憲法です。』 出版記念のつどい> の記録の一部を再掲載するとともに、同会の掉尾をかざって、声高らかに朗読された<日本国憲法 前文>を紹介したい。

◎ 主   催 : 殺さないで!生かそう 日本国憲法 『わたくしは日本国憲法です。』 出版記念のつどい 事務局
◎ 日   時 : 2014年09月06日[土] 午後01時-03時
◎ 場   所 : グリーンパレス 5 階 孔雀の間
〒132-0031  東京都江戸川区松島1丁目38-1
【 関連情報 : 『 わたくしは日本国憲法です。』  出版記念の集い 終了のご報告

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日 本 国 憲 法

施行、 昭和二二年五月三日

日 本 国 憲 法
前 文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
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《 薩摩の国 鹿児島名物 かからん団子でごあんど! 》

< 花筏  朗文堂好日録-043 ふたつの桜餅 2015年03月23日 > で、ふつう 「 桜餅 」 と呼ばれている和菓子には、「 長命寺桜餅 」、「 道明寺桜餅 」 とされる二種類あり、その分布が東西に別れたりすることはなく、アメーバー状に双方の 「 桜餅 」 がひろがっていることを報告した。 これが意外に好評だったので( つい調子にのって )、今回も餅菓子を紹介したい。
桜餅

例年五月の初旬、端午の節句に際して、鹿児島の知人から送っていただくのが 「 かからん団子 」 である。 形状は 「 かしわ餅 」 と似ているが、ヨモギなどが刻みこまれており、甘さはほんのりとしたもので、むしろ風味と香りがたのしめて、「 かしわ餅 」 にまさる気がしている。
甘党のやつがれはこれが大好物で、一度に10個は食したいところだが、いつもノー学部にとりあげられ、わずかに三個ほどをちびちびと食す。 葉は食すにはチトかたい。

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かからん団子

若葉が芽ばえる皐月五月にあって、関東の 「 かしわ餅 」 と同様に、「 かからん団子 」 も、五月五日、端午の節句を中心に食される和菓子である。
カシワの葉は、新芽が育つまでふるい葉 ( 枯れ葉 ) が落ちず、新芽が成長して枯れ葉をふりおとすことから、「 子孫繁栄-家系が途切れない 」 という縁起をかついだものとされる。

端午の節句そのものは中国から渡来した風習であるが、中国ではその日にあたって 「 粽 ちまき 」 を食すことが多い。 したがって端午の節句に際して 「 かしわ餅 」 を食べるという風習は、18世紀ころの江戸で育まれたものとされている。 それが参勤交代で全国につたわり、地域ごとにすこしずつ変化して発展したものらしい。

そもそも樹木としての 「 かしわ」 は、中部地方以西にはあまり自生しないそうである。 したがって近畿圏以西ではもっぱらサルトリイバラの葉を代用して作られるようになったとされる。
薩摩の国、鹿児島の 「 かからん団子 」 も同様で、サルトリイバラもしくは同属のサツマ サンキライの葉をもちいている。

「 かからん団子 」 は、ヨモギなどを練りこんだ餅を、黒餡などで包んだもので、「 かしわ餅 」 というより、むしろ草餅にちかく、戦前の鹿児島の農村部では 「 ふっきぃい餅 」 と共に一部で手作りされていたという。
つまり鹿児島では 「 かから ( ん ) 」と呼ぶ葉 ( サルトリイバラもしくは同属のサツマ サンキライ。 かしわの葉ではない ) で草餅を包んだものである。 以前は庶民の菓子で、地元の和菓子店が地元客向けに作るケースが大半であったが、こんにちでは 「 かからん団子本舗 」 などが誕生して、薩摩土産としても販売展開しているという。
【 ウィキペディア : かからん団子  柏 餅  端 午

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《皐月五月で春本番。ベランダの艸花に蝶や蜂がやってくる朝が続く 》

< サイスケ > は、鹿児島市長田町の五代友厚生誕地をたずねたとき、石垣の割れ目にチンマリと張りついていた、まるで地苔類かとおもわれるほどのちいさな野艸を、三株、たばこの空き箱にいれて持ち帰ったものである。
かにかくに、五代友厚 ( 1836-85  幼名 : 徳助、通称 : 才助 ) は、そのうちに各方面であらたな震撼をあたえるとおもわれるが、いまのところはまだ静かにしておこう。
【 ウィキペディア : 五代友厚

サイスケの写真は、上から二葉が採種現場(2014年11月上旬)。
以下ベランダの鉢植えで、2015年03月末、04月末である。
冬を越した直後はデージーかとおもったが、どうやら世間一般では雑草の代表のように、忌み嫌われている、名を知らぬ野草のようである。 やつがれは雑草という名の艸はないと常常いっている。 むしろいかにも五代友厚の旧家に育つ艸らしくて面白いとおもう。 どんな花が咲くのか、しっかり見まもりたい。

DSCN8651 DSCN8664DSCN8561DSCN8652オレンジ ・ フユシラズ  ツルコザクラ
ツルコザクラは一年草のようで、春先には勢いをうしなっているが、オレンジ ・ フユシラズはツルコザクラを押しのけ、文字通り冬知らずで咲きつづけ、花柄つみを丹念にていたので、いまもって次次と花をつけている。 いつまで咲きつづけるかみていたい。冬知らずだけではないようだ。
   DSCN8558オレンジ・フユシラズ鹿児島うまれのいちご ( 品種忘却 )。鹿児島市内の種苗店で気まぐれに購入した。
寒風に耐えて冬を越したが、最近は植木鉢から大脱走をこころみていて困惑している。

DSCN8563DSCN8650 DSCN8644ムルチコーレ
DSCN8572本場由来の野沢菜-2015年01月01日播種。 花咲くはずが葉が茂るばかり…… 。 かく嘆いたのは弥生三月の終わりであった。
卯月四月の終わりには、これでは菜の花も顔色なかろうというまでのみごとな花を連日つけている。 小型のアゲハチョウと蜂がもっともお気に入りなのが、この野沢菜の花である。

蝶や蜂といっしょに花を楽しんだあと、種子を採種してご希望のかたにおわけするつもりである。 
DSCN8568DSCN8648野沢菜の花と種子──────────
《 五月五日、こどもの日。  おもいたって足利学校にいったはずが…… 》
ことしの五月の連休は、かくのごとく、どこに行くのではなく、なんとなく出社していた。
おもいたって、栃木県足利市のふるい教育施設<足利学校>にでかけた。 かつて足利のちかく、小山市に商用でしばしば出かけることがあり、その帰途に<足利学校>に寄ったが、なにかの都合で閉鎖されていた。
20150506173357288_0002 20150506173357288_0001 足利学校のちかくで DSCN8752浅草から東武線の特急でさほどの時間ではなく東武足利市駅につく。<足利学校>は徒歩圏内にあった。
旅の同行者、ノー学部の挙動が不審だった。 車中一枚のフライヤーをとりだし、せっかくだから、しかも近いから、<あしかがフラワーパーク>にいきたいという。
大混雑だった。ひとに中毒するやつがれ、疲労困憊。 されどおもしろくはあった。
報告はいずれまた …… 。
20150506173746921_0001あしかがフラワーパーク 栃木県足利市の大藤 夜八時春のおぼろ月が。足利市駅。

『わたくしは日本国憲法です。』 出版記念会ご報告

出版記念のつどい プリント顔写真鈴木篤氏 『 わたくしは日本国憲法です。』 著者 : 鈴木 篤氏DSCN7168 DSCN7188 01

<著者紹介> ────────────────────────
鈴木 篤 すずき あつし
1946年01月02日     山梨県石和町で出生。
1964年            長野県立長野高校卒業
1968年            東京大学法学部卒業
1970年            弁護士登録
1974年            江戸川法律事務所開設

地域の平和運動、組合運動などと連携しつつ、市民のための事務所つくりを進めて現在にいたる。 「江戸川憲法読む会」 に拠り学習会や講演会を重ねて、憲法問題への関心を市民に広げる活動を続け、原発問題では 「さようなら原発江戸川連絡会」 を結成して、原発に反対する地域の諸団体の連携強化に努めている。

この間、子どもを事故から防ぎ命と健康を守る会弁護団、出稼ぎ者 ・ 建設労働者労災弁護団、医療問題弁護団、患者の権利宣言運動、血友病 HIV 感染被害救済訴訟弁護団などに参加。
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鈴木 篤氏の著作はすくなくない。
◯ 『 医療事故と患者の権利 』 (エイデル出版、1988年)
◯ 「 患者の側からみた医療過誤訴訟 」 『 現代法律実務の諸問題 』 (日本弁護士連合会、1987年)
◯ 「 医療裁判を始める人の心得7ヶ条 」 『 弁護士研修講座 』 (東京弁護士会刊、1986年)
◯ 『 カルテはなにも語らない ― いのちの裁判の記録 』 (労働旬報社、1990年) ほか多数

医療問題への取り組みもながい。
◯ 1977年 医療問題弁護団結成に参画、初代事務局長(-79年)
◯ 1989年 血友病 HIV 感染被害者救済訴訟弁護団 副団長
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【イベント紹介】
殺さないで! 生かそう日本国憲法 『わたくしは日本国憲法です。』 出版記念のつどい

◎ 主   催 : 殺さないで!生かそう 日本国憲法 『 わたくしは日本国憲法です。』
出版記念のつどい 事務局

◎ 日   時 : 2014年09月06日[土] 午後01時-03時
◎ 場   所 : グリーンパレス 5 階 孔雀の間
                     〒132-0031  東京都江戸川区松島1丁目38-1
◎ 呼びかけ人(50音順/敬称略)
伊藤定夫(江戸川区職員労働組合委員長)/大野一夫(東洋大学・ 武蔵大学講師)/岡田隆法(泉福寺住職)/近藤芳和(小岩九条の会)/佐々木幸孝(弁護士)/楠田正治(世代を結ぶ平和の像の会代表幹事)/須能信一(葛飾区職員労働組合委員長)/高橋治巳(元江戸川区労働組合協議会議長)/平野敏夫(ひらの亀戸ひまわり診療所医師)/藤居阿紀子(NPO法人ほっとコミュニティえどがわ事務局長)/前田哲男(ジャーナリスト・軍事評論家)/村上達也(前東海村村長)/山崎 弘(江戸川元気にふれ愛う会事務局長)
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私たちの仲間であり 友人の弁護士、鈴木 篤さんが 『 わたくしは日本国憲法です。』 (朗文堂 2014年07月26日)と題する一冊の本を緊急上梓されました。 この本は、これまで江戸川区 ・ 葛飾区などの東京下町を中心に、民主主義と平和を守るためにともに闘ってきた多くの仲間が、安倍首相の暴走に対して、今抱いている 「 黙ってはいられない 」 という思いを、憲法自らが国民に向かって語る形をとって書かれたものです。

その意味で、この本は、命を守り、平和を守り、民主主義を守り、地域で人権を守り、権利を守り、生活を守って一緒に運動を進めてきた市民の闘いの中からうまれたといえます。 特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認など、次々と憲法を踏みつけにしている安倍政権の暴走を何としても食い止め、平和 ・ 人権 ・ 民主の日本国憲法を葬らせてはいけないという私たちの声が、この本の出版という形を取って表現されました。

ですからこの本の出版は、鈴木 篤さん個人によるものではなく、私たちみんなの力と、運動の蓄積が結実したものということができます。 ご案内する <殺さないで!生かそう 日本国憲法 『わたくしは日本国憲法です。』 出版記念のつどい>は、この本の出版を記念して、私たち 鈴木 篤さんの仲間や友人が企画し主催するものです。

『 わたくしは日本国憲法です。』の中でも触れられているように、安倍首相の暴走を許している背景には、残念ながら国民の多くが、こうした問題について 「わからない」 「関心がない」 といっている実情があります。 私たちは、そうした 「わからない」 「関心が無い」 という人々にこそ、この本を手にとっていただき、今なにが起きているのかを真剣に考えていただければと考えています。 そうした人が一人でも増えていくことが、日本国憲法を葬り去ろうとする動きを食い止め、平和 ・ 人権 ・ 民主主義を守っていく力になっていくと私たちは考えています。

著者 : 鈴木 篤氏 冒頭挨拶  要旨 ──────────────
01日本国憲法前文は、「 専制 ・ 隷従 ・ 圧迫 ・ 偏狭 ・ 恐怖 ・ 欠乏等を地上から永遠に無くすための国際社会の取り組みにおいて名誉ある地位を占めたいと思う。日本国民は、国家の名誉にかけて、この崇高な理想と目的を達成することを誓う 」 としるしています。

専制、隷従等を、わが国から無くすだけでなく、地上つまり全世界から永遠に無くす取り組みで 「 名誉ある地位を占める 」 つまり、全世界の取り組みの先頭に立つといっているのです。そして、そのことを 「 国家の名誉にかけ 」 「 全力で 」 「 達成する 」 と約束しているのです。
「 全力で 」 ということは、国の総力を挙げてということです。 「 達成する 」というのは、「 達成できるかどうかはわからないけど、やるだけのことはやってみる 」 ではなく、「 達成する 」 ことを誓っているのです。

憲法前文は、日本国民は、全力をあげて、世界中から「専制 ・ 隷従……等」 を永遠に無くすため全力を尽くし、それを果たす、もし、そうしなかったときは、日本国の名誉がどのように貶められてもそれを甘受すると、全世界に向けて誓っているのです。
そして、そうすることだけが、世界の恒久平和を実現する唯一の道なのだと言っているのです。

すばらしい憲法ではないでしょうか。私たち日本国民は、こんなすばらしい、世界に誇れる憲法を持っているのです。
しかし、憲法が生まれて 68 年、歴代の政権は、この誓いを守ろうとはしてきませんでした。むしろ、この誓いと逆行する行動を重ねてきたのです。

そして今、安倍政権は、特定秘密保護法や共謀罪、盗聴法などによって、国民の知る権利をはじめとする民主主義的な権利をねこそぎ奪い、更に、集団
的自衛権の行使容認によって、武力 すなわち 恐怖 によって、また自国の意に沿わない他国に対して先制攻撃をするという 威嚇 によって、自国と自国の同盟国のみの利益を追求し、意に沿わない他国とその国民を押さえつける ( 圧迫 ・ 抑圧 ) という、憲法の上記のような理想と正反対の方向に、この国の在り方を変えようとしているのです。

「 国家の名誉にかけ」  「 全力で 」  「 達成する 」  と誓ったのに、その誓いを実現するための取り組みを一度もすることも無いまま、一内閣の独断で、この崇高な誓いを投げ捨てようとしているのです。それは、世界に向けた誓いを投げ捨てることであり、国家の名誉を投げ捨てることにほかなりません。

事態は深刻です。
でも、まだ憲法は生きています。私たち国民が、憲法のこの崇高な精神を、国民ひとりひとりのものとし、この誓いを国民ひとりひとりのものとして、心に刻みつけ、それを広げていくなら、そうした私たちの取り組みを、日本国憲法は必ず支えてくれるはずです。
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<殺さないで! 生かそう日本国憲法 『わたくしは日本国憲法です。』 出版記念のつどい>は、長年鈴木 篤氏とともに闘い、支えあってきた皆さんの製作による 《 鈴木 篤 半世紀 》 ともいえる DVD 画像が放映され、主催者を代表して、呼びかけ人 : 高橋治巳氏の挨拶があった。

それに続いて、スピーチには、やはり呼びかけ人であり、この記念会を支えてこられた、前田哲夫氏、大野一夫氏、藤井阿紀子氏らが、ブックレビューを兼ねながら、力強い運動の持続の決意を述べられていた。

つづいて先に紹介した著者 : 鈴木 篤氏の挨拶があって、宴の開始に際して、乾杯の音頭を葛飾区職員労働組合の野本 均氏が担っていた。
宴はにぎやかに、なごやかに続いたが、閉会直前に式場が暗転し、著者 : 鈴木 篤氏がもっともおもくみるという 『 日本国憲法 前文 』 が画面に投影され、それを小畑美智子さんが力つよく朗読され、会場は厳粛なふんいきにつつまれた。

来場者には 『 わたくしは日本国憲法です。』 に寄せられた <ひとこと集> が配布された。
散会ののち、この会のコアなメンバーによって記念撮影。
<ひとこと集> は、鈴木氏にあてた、ファクシミリ、電子メール、短文ブログ、ブログロールに寄せられたコメントをまとめたものだった。そのデーターをいただいたので、以下にご紹介しよう ( プリント配布物ではすべて実名だったが、ここでは発起人以外はイニシャルとした )。

鈴木 篤氏と 『 わたくしは日本国憲法です。』 に寄せて ひ と こ と 集 ───────

  ひ と こ と 集 

  • 現憲法の神髄を鈴木 篤先生の著書は、国家 ・ 国権ではなく、個人 ・ 人権 (特に13条)から解き明かしている。それが 9 条はじめ全体を規定しているのだと。
    「現憲法の精神をなめらかに、一気に理解できる好書だ」と言って私は薦めています。
    (東海村 ・ 村上達也/前東海村村長)

  • この度発行されました 『わたくしは日本国憲法です』 を拝見して、非常に分かり易く編集されているために、あまり本を読まない私でも吸い込まれるように頁を重ねています。
    ところで、私を含めて日本の最高法規である 『日本国憲法』 に関心を持って接した人たちはどの位居るのでしょうか? 日本国憲法制定から68年の長きに亘り、平和憲法として私たち日本国民の生きる権利と戦争をしない平和国家の番人として存在してきました。
    『日本国憲法』 が、一部政党の身勝手な 『憲法解釈』 によって骨抜きにされようとしています。憲法解釈が勝手に罷り通る国になれば、あらゆる法律であっても可能になり、立憲国家の滅亡に繋がりかねません。
    憲法解釈によって閣議決定された 『集団的自衛権行使容認』 は明らかに憲法違反です。憲法の危機は、団結権まで剥奪しかねません。これからの憲法論議は個人単位の場に終わらせることなく、労働組合の参加を得ながら幅広い場にして行き、関心をもって接する層を広げるべきだと思います。
    (江戸川区 ・ 山﨑 弘/江戸川元気にふれ合う会事務局長)

  • 青年弁護士として江戸川の地域に事務所を構え、40年余、社会派弁護士として輝かしい実績がある傍ら、お金にならないサラ金問題、会社側が雇った悪徳弁護士による労働組合潰しとの闘い、平和運動への限りない情熱など、枚挙にいとまがない先生の活躍の集大成ともいえる 『 わたくしは日本国憲法です。』 の出版おめでとうございます。日本の政治が益々危険な方向に邁進しようとしているこの時期に、私たちに反省と勇気を与えてくれました。心から感謝します。これからも健康に留意され頑張って下さい。
    米軍の辺野古移設工事が強行着工された名護にて
    (江戸川区 ・ 楠田正治/世代を結ぶ平和の像の会代表幹事)

  • 「 はじめに 」を読んだだけで全く同感です。85歳になる私も、護憲 ・ 脱原発で安倍という敵がいるから闘争心がわき、長生きさせて呉れています。
    (江戸川区 ・ 髙橋治巳/元江戸川区労働組合協議会議長)

  • このタイトルで、1人ひとりが憲法を語る、そんな手法を学びました。暮らし、人生を通して語りかけることで自らのものになります。マネしようと思います。
    (江戸川区 ・ O 氏)

  • なにげなく読み始めたら、なかなか面白く、やさしく、感心いたしました。
    私はゼミで 「憲法」 をテーマに教えているのですが、ユンカーマンの 「映画 ・ 日本国憲法」 への反応が、本に書かれていたのとそっくりだったので、笑ってしまいました。
    しかし、たんねんにゼミを続けていると、それなりに、学生たちもわかってきます。この本を秋には、みんなに読ませたいなと思っています。
    (新宿区 ・ H 氏男性)

  • 日本国憲法を主人公にして語らせたご本、正に時宜を得たものと言えます。第11条にあるように、まさに “不断の努力によってこれを保持しなければならない”。 その時が “今” であるのでしょう。
    (葛飾区 ・
    I 氏女性)

  • 日本国憲法は施行後 「還暦」 をはるかに超えましたが、多方面で試練にさらされています。特定秘密保護法・運用基準の策定や、集団的自衛権行使容認の憲法9条解釈変更閣議決定を経て、現憲法の価値選択擁護とその実現の課題が一層重くなってきております。
    鈴木篤先生の護憲の強い意志と情熱がよく伝わる本書が、広く多くの市民に読まれますよう期待申し上げます。
    (八千代市 ・
    F 氏男性)

  • 生活に直結する政治を政治家任せにせず、地域で暮らす普通の市民を議会におくる ―― 1990年にスタートした、そんな私たちの活動にとって、専門家として適切なアドバイスをして下さる鈴木篤さんは、困ったときの知恵袋的な存在です。
    日頃から 「憲法を読む会」 「さようなら原発江戸川連絡会」 などで、そして2012年、東京都に 「原発都民投票条例」 制定を求めた直接請求運動では、弁護士として唯一、請求代表人になられるなど、常に市民とともにある姿がステキです。
    格調高く、揺るぎない憲法前文に謳う真の 「恒久平和」 のために、これからもともに平和運動、脱原発運動をすすめていきましょう。
    (江戸川区 ・ 江戸川生活者ネットワーク)

  • 司法研修所時代の同級生として、鈴木君の永年にわたる地道な「世直し活動」に心から敬意を表します。
    この度の著書の発刊も大変時宜に適った快挙であると思っています。これからもお元気でご活躍を。
    (港区 ・
    M 氏男性)

  • 日中・日韓の首脳会談の早期実現というものの、安倍首相の本音は別のところにあるのではないかと思えます。昨今の中国、韓国の日本に対する姿勢を逆に歓迎しているのではないかと思えてなりません。
    なぜならば、かかる状況は、集団的自衛権やむなしとする風潮を醸成するに役立つからです。
    先の大戦において国民は、ただ被害を被った立場だけというものではなく、国民自身もそれを許した面のあることを自覚すべきであり、それだけに今日の状況については、神経を張り巡らし、真剣に生きていきたいです。
    (港区 ・
    Y 氏男性)

  • 69回目の 「終戦」 の日、安倍首相は 「不戦の誓い」 に触れませんでした。集団的自衛権行使、戦争国家体制へと突き進む姿が明らかになりました。
    残業代ゼロ法 (長時間タダ働き、過労死) で、自分や自分の大切な人が命を落とすような社会を変えていく。
    そのためには 「労働組合」 の反撃が必要です。安倍を倒そう。
    (江戸川区 ・
    F 氏男性)

  • 安倍政権を倒すには野党の連携が必要です。頑張りましょう!
    (江戸川区 ・
    N 氏男性)

  • いつか来た道は不戦を誓って69年が経った。今、各地での紛争ニュースに、幸せの原点は 「平和な社会」 だとつくづく思う。
    その時に、思いに逆らい、集団的自衛権容認、武器輸出緩和など、権力の迷走が恐ろしい。危機を感じる今、どう行動すべきか、この機に出版された 『わたくしは日本国憲法です。』 をもとに問い直してみたい。
    いつか来た道は、楽しかった思い出だけに限りたい。
    (江戸川区 ・
    Y 氏男性)

  • 本日はおめでとうございます。先約があるため、本日の集会に出席できず、大変申し訳ありません。
    私の弁護士としての出発点は江戸川法律事務所ですが、もう35年も前のことです。すでにその頃から鈴木弁護士は、憲法に関して強い思いを抱いていることを感じていましたので、その思いが昨今の政治・社会情勢に矢も楯もたまらず、この本を生み出したものと拝察しています。
    私がこの本を読んで感心したのは、とても 「やさしく」 「ゆっくり」 「丁寧に」 書かれていることでした。「やさしく」 「ゆっくり」 「丁寧に」 は人の理解を得るために欠かせないことではありますが、これは一見簡単なようで、実は大変難しいことです。
    この 『わたくしは日本国憲法です。』 は、憲法という一般人にとって難解な言葉で出来上がっているものを、誰にでも分かりやすい表現で、結論を急がず、いくつもの具体例を挙げながら、ゆっくりとしたペースで、しかも重要な点に関しては繰り返しを恐れず丁寧に書き込まれています。
    そのおかげで、日本国憲法が定めている民主主義、基本的人権、自衛権、教育などの、重要ではあるけれども、極めて難解な部分が、大変わかりやすく、しかもいくら法律の教科書を読んでも理解が容易ではない憲法の理念の核心部分を、ストンと心に落ちるように分からせてくれます。
    この本を読んで、日本国憲法の誇るべき内容と、今日的課題に対しても解決の道筋を示せる色あせないダイナミズムを改めて感じることができました。
    日本国憲法を葬り去ろうとする動きに反対し、憲法を生かす本日の集会が、盛会でありますよう、心よりお祈り致します。
    (亀戸 ・
    S 氏男性)

  • 特定秘密保護法 ・ 集団的自衛権容認の安倍内閣に危機を感じています。鈴木先生のご活躍と著書が広く読まれることを期待します。
    (千葉市 ・
    K 氏男性)

  • この度は 『わたくしは日本国憲法です。』 のご出版おめでとうございます。
    私の承知していることは、国民は法律を守ることを求められているのに対して、憲法は政治家が守ることを義務付けているということです。
    従って、憲法を限りなく無視に近い状態にした今回の政府の行動は、国民に法律を守るよう要求する資格が欠乏していると思います。
    (川崎市 ・
    F 氏男性)

  • 戦争の無い世界の恒久平和を希求するものです。微力ながら応援します。
    (さいたま市 ・
    M 氏男性)

  • 一気に読ませて頂きました。憲法と現実の政治 ・ 社会を並行して考え読み進めることができました。憲法はひとつの 「理想」 であり、それを実現するのは、1人1人の思想的営為であると受け取りました。また民主主義とは、多数決とイコールではなく、多数決原理はむしろ民主主義の限界を示すものであるということに注目させられました。
    民主主義とはあらかじめ決められた結論のむしろ対極に有り、十分に議論し、時間的制約等の中で 「結論」 が出たとしても、十分な議論は、その後の改変という柔軟性を準備し内在させるものだという指摘でした。
    私たちの身近に鈴木先生が居られることに誇りを感じます。
    (葛飾区 ・
    M 氏男性)

  • 私は、安倍政権は歴史に残る大罪を犯していると思います。3・11の原発メルトダウン以来、原発反対の運動に出るようになりました。また、それ以前より地元大田区の 「9条を守る会」 でビラ配りや集会に出ています。
    秘密保護法や集団的自衛権の行使と、次々に我々の望むのとは反対の方向へ進んでいることに怒りと絶望を交互に味わっているこの頃です。
    鈴木先生、本の出版おめでとうございます。
    (大田区 ・
    F 氏女性)

  • 凶暴、暴走、アメリカの走狗。とどまるところのない危険な道をひた走っています。私たちの手で、安倍内閣に天罰を与えるために手を携えましょう。
    M 氏女性)

  • 江戸川憲法を読む会での鈴木さんのお話を聞いて感銘いたしておりました。この本のチラシを拝見し、これこそまさに今必要な本だと直感しました。
    民主主義とは人々が自らの意見を主張してこそ成り立つもので、対立を恐れて発言しなかったら世の中は、なにも変わりません。この本を広め、中学校の副読本にしましょう。
    (江戸川区 ・
    S 氏男性)

  • 「ながいものにまかれ」 「みんなが望んだからわたしもと成り行きに身を任せ」 「追求しようともしない」 といういわゆる 「無関心層」 の存在ではないのか。
    その通りです。
    (古河市 ・
    T 氏夫妻)

  • 盆休みは、井伏鱒二の 『黒い雨』 を読みながら過ごしました。8月6日、9日そして15日と読み継ぎ、16日に了しました。9日長崎市長は、核兵器の恐怖は世界にとって 「今と未来の問題」 だという。集団的自衛権容認もまさに日本にとって同日に認識すべき問題だろう。
    戦争を葬り、平和を永らえるための最前線にある 「日本国憲法」 の意義と基軸を、今回の本から学びたい。そして 「ビリョクだけどムリョクじゃない」 (長崎の高校生たちの合い言葉) ことを示そう。
    (越谷市・
    S 氏男性)

  • 安倍首相を見ていると軍国少年とダブります。発言内容は他者を認めない懐の狭さを感じます。憲法は世界の宝物なのに。今日の政治家、高級官僚、財界のリーダーと呼ばれる人達、戦争を体験しない人も居ましょうが、震災、原発事故を経験したのに、原発を売り込んだり、生き方の力点を変えようとはしない。むしろ、国民の方がものを見る目を持っていて、地方発の創造的な人間本来の生き方を生きているニュースを見ます。
    鈴木弁護士は、心豊かな人間と社会を建設しようと実践されていて心から尊敬しています。
    本の出版を喜びと共に勉強したいです。
    (川崎市 ・
    Y 氏男性)

  • 御盛会をお祈りします。リタイアした大学時代の友人と集まると、とんでもない時代になってきたと嘆いています。
    これをどう結集していくのか、考えなければならないと思っています。
    (福岡市 ・
    I 氏男性)

  • 鈴木篤先生、やはりあなたは弱き者の真の味方。
    私の記憶の中で40年ブレ無し。これからも。御先導よろしく。
    (鹿嶋市 ・
    U 氏男性)

  • 鈴木篤さんの地道な努力には常日頃から頭が下がります。最近社会の 「ありかた」 に鈍感になっている日本人への大いなる警鐘としてしっかり読ませて頂きます。
    (長野市 ・ U 氏男性)

  • 先日、地元の本屋へ行き、おそらく 「置いてはいない(失礼)」 と思い、注文するために店員の方に御願いしたところ、「最後の1冊がまだあります」 と事務的な答え。しかも、持ってきてくれ、手に入れることが出来ました。ゆっくり読ませて貰います。
    (市原市 ・
    Y 氏男性)

  • 敗戦の日にこの知らせがきたことはなにかの力を感じました。
    亡き母が幼い私たち兄弟に 「あなたたちを戦争にやることを考えたら気が狂いそうになる」 といったことを思い出すこの頃です。
    生命からがら朝鮮から引き揚げてきた母の危惧がまさか現実のものにならないように力を合わせましょう。
    (世田谷区 ・ 鈴木一彦氏/著者実兄)

  • 医療事件で活躍されるだけでなく、憲法の分野にまで研究されていたのは驚きというほかありません。
    (西東京市 ・ I 氏男性)

  • 政治・経済・社会・教育・平和・暮らしetc。何を取っても閉塞感、危機感が強まる中、私たちに元気・勇気を与えてくれる本だと信じます。
    よく読んで考え、希望、展望のプロセスをしっかり組み立てたいと思います。
    (足立区 ・
    O 氏男性)

  • 日本の平和憲法はすばらしいと思います。戦争に負けたあと、69年間も内戦も起こらず、他国からせめられもせず、平和を維持しつづけているのは、国民の努力と忍耐と平和憲法のおかげだと思います。
    今後、将来にむけて北朝鮮や中国からミサイルなどを撃ち込まれた時、日本をどうやって守ったらいいのでしょう。
    我々は素手で何もできず、国を守るのは誰? と考えたときにわからなくなります。アメリカに守って下さいと御願いするのですか? 貧しい国々の人々を兵士として雇い入れるのですか?(集団的自衛権は、いろいろな問題を抱えていますが)。
    戦争が二度と起こらないようにするには安倍政権云々ではなく、政権がどう変わっても危険な道につきすすまないように、民間の有識者の団体をつくって、正しい判断をくだせる、ある程度力をもっているそんな機関をつくることではないでしょうか。
    (江戸川区 ・
    S 氏女性)

  • 日本は69年間平和で生活することが出来ています。安倍総理は、日本はこれからも戦争はしない国だと言っておりました。
    しかし集団的自衛権が決まって、他国の戦争に手助けをすると日本の将来はないと私は思っております。国民の声に耳を傾けていないように私は感じております。国民の生活の格差も広がっております。平等な生活が出来ていないと思います。
    私はこの国の将来は鈴木先生が総理大臣になってほしいとずっと思っております。鈴木先生頑張って下さい。
    (練馬区 ・
    氏男性)

  • ご出版おめでとうございます。
    先生のますますのご活躍を祈念してやみません。
    (目黒区 ・
    A 氏女性)

  • 御出版おめでとうございます。30年近く前に大変お世話になりました。お会いできるのが楽しみです。
    (江東区 ・
    K 氏女性)

  • 鈴木先生、この度のご出版おめでとうございます。
    (葛飾区 ・
    S 氏男性)

  • これからもますますご活躍下さい。
    (中央区 ・
    H 氏男性)

  • 悪政と何時も戦う先生に、微力ながらお手伝いをと、気持ちばかり先走りますが、術後の治療中なので、「出版記念の集い」 に参加できず残念です。
    (江東区 ・
    S 氏男性)

  • 久しぶりに皆さんとお会い出来るのが楽しみです。鈴木先生、お忙しいのによくもまあ本をまとめられましたね。熱意のほど感激しております。
    (葉山町 ・
    S 氏男性)

  • 特定秘密保護法の強行採決、集団的自衛権の行使容認閣議決定など、日本の進む方向にだまっていられません。
    (江東区 ・
    T 氏女性)

  • 当日は別の用件があり出席できないのが残念です。鈴木篤弁護士の 『わたくしは日本国憲法です。』 の出版は、反戦平和、人権、民主の実現のための私たちの運動に大きな力となると確信しています。
    会のご盛会を祈念しています。
    (江東区 ・
    I 氏男性)

  • 関心を持たない人が多いのが残念です。
    (江戸川区 ・
    T 氏男性)

  • 安倍内閣の強引な解釈改憲は許せません。このような安倍内閣のやり方を明白な形で挫折させる必要があります。1人ひとりが、いろいろなつながりを通じて国民1人ひとりに、日本国憲法が定める、平和主義、基本的人権、民主主義の大切さについて認識を深めていただく活動が重要と考えます。
    まず、みんなが1歩その足を踏み出しましょう。
    (新座市 ・
    G 氏男性)

  • 憲法99条に 「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」 と書かれています。率直に読めば 【一内閣が憲法を批判し、憲法を軽んじ、また憲法を変えるような一切の行為を堅く禁じている】 と解釈するのが自然かと思います。
    すなわち、国政の暴走、を防ぐのが憲法の重要な目的の1つでしょう。憲法 “改正” などと言って、国民の義務をいたずらに増やそうとする傾向は到底容認できません。
    (台東区 ・
    N 氏男性)

  • 安倍政権は、1つの国民としての少数意見をまとめた行動と理解しています。今現在のルールを守れなければ、新しくルールを作成しても守れないと考えます。広く日本国憲法を理解し、深める活動は、大変感動しています。
    (江戸川区 ・
    H 氏男性)

  • 私は、脳梗塞を患って3年になります。右上下肢が不自由なままですが、補装具でリハビリ施設に送迎されるまでに回復しました。
    私が江戸川区で生活していたのは凡そ40年前のことです。鈴木篤先生とは残念ながらお会いする機会なく今日に至りました。古い仲間の多くの消息はなく、頭の中で懐かしい江戸川区労協や江戸川区職労のことが思い出されました。
    ただ誤解を招きたくないことは、私は 「現役」 です。デモには行けず、集会にも行けず……、これが今日の我が身ですが、私の心根は少しも変わっていません。
    そしてまた、デモや集会参加が可能となった時は、きっと大きな声を張り上げるのです。只それだけを伝えたく、妻の手を借りてしたためました。私たちの憲法闘争は結構いい勝負をしていると思います。
    (府中市 ・
    K 氏男性)

  • 急激な反動化に抗すべく、私も無党派ではありますが、駅前アピールやチラシ配布、集会やデモ参加程度のできることをやっております。静かにこの世におさらばするつもりで前橋に転居したのですが、一市民であれ、行動せざるを得ない状況です。
    鈴木さんとは、何年か前に同期の東京長高会に出席した時名刺交換した程度の面識しかありませんが、積極的に行動されていることを知り、うれしくも、ありがたくも、心強くも思っております。貴著を参考にさせていただき、私の行動にも生かすべく購入させて頂きます。情勢は厳しいですが、中核的存在としての御活躍を心から期待しております。
    (前橋市 ・
    S 氏男性)

  • 憲法が自分たちを守っていることを全ての人に知らせていきたいです。がんばりましょう!
    (江戸川区 ・
    N 氏女性)

  • 憲法の本というと、すぐ 「条文の解釈、解説本」 を連想すると思いますが、この本は全く違います。日本国憲法が訴えかけている原理・原則、憲法の精神を、著者が日本国憲法になりかわり、第一人称で語り掛けています。
    憲法の基本精神を “私をころさないで” との憲法(著者)の悲痛な叫びがヒシヒシと伝わってきます。
    必ずしも平易な言葉で語られている訳ではありませんが、「日本国憲法」 が伝えたかったことが何であったのか、日本国憲法の求めている原理・原則等を再度確認する必要がある、今日の状況にぴったりの本だと思います。
    必要とされている本がよくぞ今、この時に出版されたと快哉を叫びたい。学習会等に最適な本だと思います。わたくしも大いなる刺激を受けました。この本の読書会・学習会等を作って、自・公政権の 「改憲攻撃」 に一矢報いるよう、いっそう頑張りたいと思います。
    (千葉市 ・
    S 氏男性)

  • 鈴木篤さんと私は同じ学年ですが、1945713日生まれの私は、口の悪い人から 「戦中派だね」 と言われます。194612日生まれの鈴木さんは正真正銘の 「戦後派」。でも、二人は 「日本国憲法」 の屋根の下で育ちました。雨が漏らないのは当たり前でした。鈴木さんは 『わたくしは日本国憲法です。』 で、今、憲法の屋台骨が崩され、壊されようとしていると警告を発しています。
    壊されようとしている日本国憲法に新たな息吹を吹き込むために、「わたしたちが日本国憲法です」 という実践的な Constitution (構造、憲法) をつくりあげること、新たな立憲主義が必要に思います。そのために一人ひとりが日々日本国憲法を実践しているという自覚が不可欠です。たとえば信仰の自由(第20条)、保育園に子どもを預けること(13条)、集会やデモをやる権利(21条)、労働者の団結権(憲法28条)を活かす労働組合の活動などを、憲法が保障している権利として日々とらえ返すことが必要に思います。あなたは昨日、憲法が保障する国民の権利の何を使いましたか?
    『わたくしは日本国憲法です。』 を、「(小畑)が日本国憲法です=わたくし自身が日本国憲法で日々憲法を実践します」 に読み直して、日々憲法を生き返らせることが、鈴木さんへの答えだと思います。
    (江戸川区 ・
    O 氏男性)

  • 9月3日、百数十余名の参加が決まった時、正直ホッとしました。この数字は、鈴木篤さんの 「出版記念の集い」 参加者数です。 『わたくしは日本国憲法です。』 が発行され、本が手元に届いたのが7月の終わり、8月13日に案内状を発送。みなさまのお手元に届いたのが8月15日。そして集いは9月6日。 これほど急な出版記念会は他に例を見ないだろうと思います。
    安倍内閣が発足して2年足らずの7月1日の 「暴挙」 に、やむにやまれず緊急出版した鈴木篤さん。少しでも早く 「憲法の声」 を届け広めて、安倍政権の暴走を止める勢力の拡大につながればと、焦る思いは私たちにも伝わりこのような緊急出版会の運びとなりました。
    鈴木さんは40年前に江戸川区中央に事務所を開き、市民や働く人に開かれた敷居の低い法律事務所として実に多くの相談にのってきました。一方で、子どもの命と健康を守る運動や労働組合運動、平和運動の支援を行い、最近では憲法を読む会の活動、福島原発事故後は、今は学習の時ではないと 「さようなら原発江戸川連絡会」 結成。一貫して市民、労働者の側に立ち時代の空気を敏感に感じ取り、行動されてきた方だと言えます。そんな鈴木さんの意をくんで下さったみなさまに感謝申し上げたいと思います。
    「憲法の声(鈴木さん)」 に答え、私たちの幸せのために、未来のために、地域で、生活の場で、職場で、1人ひとりが憲法を生かしていきましょう。
    江戸川区 小畑美智子)

  • 『 わたくしは日本国憲法です。』の出版おめでとうございます。
    私たちNPO法人ほっとコミュニティえどがわは、高齢になり、たとえ寝たきりになっても、自分らしく暮らし続けたいと願う人々のための 「終の棲家」 となり得る住宅 「ほっと館」 の運営をしています。まさに、憲法で定める、人間が人間らしい生活をするうえで、生まれながらにしてもっている権利 「基本的人権」 の尊重に則った取り組みだと考えます。
    日本国民が、平和で幸せな生活を送れるように生まれてきた 「日本国憲法」 を守り、生かしていく取り組みが、それぞれの現場で実行されるよう、皆さんと共に運動をすすめていきたいと思います。
    NPO法人ほっとコミュニティえどがわ)

  • 『 わたくしは日本国憲法です。』 の出版、おめでとうございます。民主主義の原理と多数決原理の関係、そして民主主義政党の不在など、特に興味深く一気に読ませて頂きました。
    「人権を守り、民主主義を守るということで首尾一貫した立場を貫く政党が存在せず、そのような政党を持っていないことがこの国の人々の最大の不幸である。大事なことは、民主主義から出発し、民主主義に帰ることである」 との指摘に、日本の民主主義の成熟度について再考させられました。当日は先約があり、出席できませんが、出版記念の集いの盛会とこの本が多くの人に読まれんことをこころから祈念しています。
    (千代田区 ・
    N 氏男性)

  • タイムリーなご出版お慶び申し上げます。映画会の学習会、連絡会のおたよりでいつも的確なお話や文に接し励まされております。
    憲法の生きる日本になるため共にがんばりましょう。
    (江戸川区 ・
    I 氏女性)

  • 出版おめでとうございます。先約があり、残念ながら出席できません。本は読ませていただきましたが、すばらしいのひとことです。}
    憲法をないがしろにする閣議決定に対する反撃の大きな1つになるものです。俳句らしきものを作ってみました。
       憲法は 国民皆に風光る
            9条は きな臭くなく風薫る
    (江戸川区 ・ H 氏男性)

  • この度のご出版おめでとうございます。出版記念の集いに参加させて頂き、先生にお世話になってから18年ぶりにお逢い出来るとともに、この時を慶ばせて頂けることを嬉しく感謝します。ますますのご活躍を心より祈念いたします。
    (墨田区 ・
    T 氏女性)

  • 憲法9条を守ることが戦争参加への道を食い止める大きな力です。
    世論をないがしろにし、ひたすら戦争参加への道を突き進む安倍政権に対し、大きな力を結集しなければならないこの時期に、正にタイムリーヒットの本です。
    「集い」の日に南相馬市に行かなければならず出席できませんが、本の普及に少しでも貢献していきたいと思います。
    (江戸川区 ・
    O 氏男性)

  • ご案内いただきありがとうございます。「昔のみなさん」 といったら怒られるかもしれませんが、多くの方にお会い出来る機会なのに、体調思わしくなく残念ながら失礼します。
    「東京大空襲」 3月10日の3日前に新潟に疎開。一命をとりとめた小生もすでに78歳、先の大戦で父、中国虎頭にて戦死。
    「戦争」は、人間の全ての幸せをなくしてしまいます。「憲法を守り、二度とこの誤ちは絶対に許してはなりません」 その先頭で運動を進めておられる鈴木先生他多くのみなさんに心からの敬意を表します。大変な課題ですがこれからも頑張って下さい。
    (江戸川区 ・
    H 氏男性)

  • 集団的自衛権の行使は、絶対に許すことはできない。阻止するまで、組合の力を結集して闘うつもりです。
    (江戸川区 ・
    O 氏男性)

  • 『わたくしは日本国憲法です。』 の出版、おめでとうございます。平和憲法が、半分以上殺されている中で、貴重な出版です。
    原発は憲法3原則を踏みにじって作られ、運転されつづけてきました。原発を廃止する闘いと活動は、憲法を生かす活動でもあります。原発なくせ、憲法生かそう ―― の闘いを共に、集会の盛況を祈念します。
    (千葉市 ・
    Y 氏男性)

  • 鈴木先生とは江戸川区労協以来、約40年のおつきあいです。お互いに年齢は重ねましたが、当時の熱い思いは変わっていないことが不思議ですね。
    でも時代がどんどん悪くなっていることに責任を感じます。
    (杉並区 ・
    M 氏男性)

  • 大多数の支持を得て安倍政権は発足しましたが、最近はやりたい放題で目に余ります。
    景気に陰りが見えてきましたので、そろそろお灸を据える時期だと思います。
    (港区 ・
    S 氏男性)

  • 安倍政権の危険な企みに気づく国民は少なくない。しかし、安倍 「戦争行使」 政権をメディアの多くは支持・容認し、危険を訴える多くの声を無視、封殺している。近い将来、あの時が、「戦争前夜だったのか」 と後悔しないためにも、「戦争反対」 を訴え続けることは国民 の正当な権利だと思う。
    『わたくしは日本国憲法です。』 は、今の時代の社会状況を正しく認識し、批判的精神を貫いて執筆されている。戦争放棄を永遠に願い続ける人達の精神的・理論的支柱になることを信じて疑わない。
    (印西市 ・
    F
    氏男性) 

【お知らせ】 ブログ新開設 <弁護士鈴木篤のつれづれ語り>

『 わたくしは日本国憲法です。』 の著者 : 鈴木 篤 アツシ 弁護士がブログを開設した。

 < 弁護士 鈴木 篤のつれづれ語り >

プリント顔写真鈴木篤氏

鈴 木  篤 氏

著者 : 鈴木 篤氏、御年 6? 歳、四捨五入すれば70歳になろうかという年齢での、果敢な新デジタル・メディアへの挑戦である。
 開設は2014年08月26日[金]で、初日に一挙に三本の投稿がアップされた。
【 URL : 弁護士鈴木 篤のつれづれ語り 鈴木 篤氏08月26日 新規開設ブログ 】

08月26日[火]      ◯ はじめまして             
                                ◯ 恐ろしい世の中になったものです。
             ◯ てんやわんやの今日この頃
08月27日[水]   ◯ お知らせ
08月28日[木]   ◯ たくさんの人ありがとう   
08月29日[金]   ◯ 明日天気にな~れ
08月30日[土]              ──────
08月31日[日]      ──────
09月01日[月]   ◯ 盛況だった前田哲夫さんの講演会
09月03日[水]   ◯ 秋がすぐそこに

もともと法曹界ではワープロソフト「一太郎」のユーザーが多く、鈴木氏もその例にもれず、「一太郎」を縦横無尽、多彩に使いこなしていた。
どうやらその理由は、正確な文書作成がもとめられる法曹界にあっては、いち早く専用ワープロを導入し、それにつづいてNEC98 時代になると、文書作製ソフトとして「一太郎」の使用が盛んだったためらしい。
その分だけ、インターネット、ブログ、短文ブログなど、ソーシャルメディアへの対応には慎重だったともいえる。

また法曹界では いまもって紙メディアへの依存度がきわめてつよく、鈴木 篤著 『 わたくしは日本国憲法です。』 のフライヤー(チラシ・ビラ)を、小社では近年の傾向にあわせて1,000部を用意していたが、どんどん著者周辺で大量配布され、小社担当はフライヤーの増刷に追われるという、最近ではあまり経験しない「事件」もあった。
【 図書詳細情報 : 『 わたくしは日本国憲法です。』
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鈴木氏はやつがれのふるい友人で、信州の高校時代の同級生でもある。クラブも新聞部で一緒だったが、やつがれは旧制中学さながら、バサラ者が多かった隣の部室(ベニヤ板で仕切っただけ)の、演劇部や弁論部でとぐろを巻いていることが多く、在校時代はどちらかといえば鈴木氏の印象はうすかった。
鈴木氏はさほどガリ勉型ではなかったとおもうが、成績は優秀で、東大法学部に現役で入学して弁護士となり、「江戸川法律事務所」を開設した。

もうふるいはなしになる。
小社刊行の図書 『ESPRIT』 ( Douglas Tompkins/Esprit De Corp 編著、1989年01月28日)が好評で、欧州でも大量に販売された。その際ハンブルグのディストリビューターが、数百万円の支払いを言を左右にして遅延させて紛争になったことがあった。
その相談を鈴木氏にもちかけたところ、
「国際問題は、そっちを得意にしている別の弁護士を紹介する」
とされて、東大での同級生だという虎ノ門の弁護士事務所を紹介されたことがあった。

気取りのない「江戸川法律事務所」とちがい、重厚で重重しい(大仰な)弁護士事務所だったが、名刺交換を終えてソファに腰をおろした直後から、その事務所の所長弁護士は咳きこむようないきおいで、、
「鈴木 篤先生とは、どんなご関係でいらっしゃいますか」
「信州の高校時代の同級生です」
「ご存じないようですが、鈴木先生は東大法学部の十年に一度の逸材とされていました。もし裁判官に任官されておられたら、最高裁長官もおありだったかたです。すごいかたです」

これには面食らった。やつがれ罰当たりなことに、鈴木 篤弁護士はさして勉強もせず、「地頭 ジアタマ」の良さだけで東大に現役入学したとおもっていたし、ときにはふるい癖で「篤 → 竹+馬 → タケウマ~」とも呼んでいたから……。
虎ノ門の所長は何度も繰り返して 「 もったいない、 欲のないかたで…… 」 とのべていた。たしかに鈴木 篤弁護士には通俗的な欲はないのは確かだ。
そのはなしはあながち大仰では無いようで、同席した東大での後輩とおぼしきスタッフ弁護士は、本題はそっちのけで、ほとんど憧憬としかとれない口調と表情で鈴木氏を褒め称えていた。
ともかくおどろいたこんな経験もあった。

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鈴木 篤氏の著作はすくなくない。
◯ 『 医療事故と患者の権利 』 (エイデル出版、1988年)
◯ 「 患者の側からみた医療過誤訴訟 」 『 現代法律実務の諸問題 』 (日本弁護士連合会、1987年)
◯ 「 医療裁判を始める人の心得7ヶ条 」 『 弁護士研修講座 』 (東京弁護士会刊、1986年)
◯ 『 カルテはなにも語らない ― いのちの裁判の記録 』 (労働旬報社、1990年) ほか多数

医療問題への取り組みもながい。
◯ 1977年 医療問題弁護団結成に参画、初代事務局長(-79年)
◯ 1989年 血友病 HIV 感染被害者救済訴訟弁護団 副団長
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こうしてみると、鈴木 篤氏は正義感がつよく、いつも社会的弱者にあたたかい視線を向け、たとえ社会的弱者であっても、この国の憲法のもと、ひとりひとりの国民として、ひとしくその権利を有し、ひとしく義務を負う存在だとみなしていることがわかる。
そんな鈴木氏であるから、長年ふたことめには 「 民主主義 」 と口にして倦むことがない。

そして自民党多数体勢のもと、安倍晋三政権の、まさに暴挙としかいいようのない強引な施策の結果、憲法が危機的状況に陥っている現状に、矢も楯もたまらず、「日本国憲法」になりかわって、自分自身が読者にかたりかける図書の執筆を開始した。

それが 『 わたくしは日本国憲法です。』 として刊行されるまでの間、鈴木氏と小社の間にたくさんの電子メールが往復した。そこにはいつも、あふれるように熱い民主主義へのおもいと、憲法を損壊しようとする安倍政権へのつよい苛立ちがみられた。
それらの一部は『 わたくしは日本国憲法です。』にも収録したが、当然収録しきれないことがらも多かった。

そこで鈴木氏が年二回発行している情報誌 『 江戸川法律事務所だより 常磐木 トキワギ』 だけでなく、軽便なブログの開設を何度かすすめた。
それでも鈴木氏は多忙を理由に容易には腰をあげなかったが、「居残り会 佐平次」 こと、実兄/鈴木一彦氏のブログ 『 梟フクロウ 通信 』 のおおきな影響力などを知って、ようやくブログの開設に踏みきったようである。

【 関連情報 : 梟フクロウ通信~ホンの戯言  by saheizi-inokori  著者実兄 】
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ところで……、このところ鈴木 篤氏からの@メールに、<ブログについてご相談>という件名が増加している。

すなわち、ことの成りゆきから、やつがれが鈴木氏のブログ相談係を押しつけられている。
ブログの立ち上げ設定は江戸川法律事務所の職員が担当したが、なにしろこの年になってはじめて経験するソーシャル・メディア、職員には聞きにくいことや、深夜でも対応してくれる相手が必要だったらしい


ここで、すべての<花筏>の愛読者の皆さん、とりわけ新宿私塾の修了生の諸君、なかんずく、和泉くん、千星くん、九鬼くん、米村くん、神村くん、ここは笑うところではありません。
どうやら見えないことをいいことに、真田幸文堂と 北くんは、腹を抱え、のけぞって嗤っているではないか! 失敬千万の沙汰である。
―― まぁやつがれも、なにかおかしいなぁとおもっているから、わかるけどネ。

朗文堂のホームページ本体は、当時ジャストシステムのコンサルタントをしていた関係で、同社に強引に押しつけられて、まだ閲覧者(URL 使用者)が 1,000 人も満たないころから開設されたふる~いものである。
それを長年にわたって社員が力をあわせ、つっかい棒をあちこちに入れてサポートしてきた(そろそろ限界説も)。そこでのやつがれの役割は、プレーンなテキストを作製すれば、あとはスタッフがまとめてくれていた。

ブログロール型のものは、2009年09月真田幸文堂が開設してくれ、その後は北くんが新規開設とサポートにあたってくれた。このときから徐徐にスタッフはブログ型から手を引いたために、よんどころなく、拙いながらも自分でブログロールを作製するようになっただけのこと。
もともとやつがれは、デジカメ、ケータイを購入したものの、落下するは、紛失するはで、「使う資格無し!」とされ、ノー学部に剥奪されたままである。
本人もデジカメやケータイは躯と脳と視覚にわるいとおもっているし、さらに <歩く化石> とおもっているほどのアナログ人間でもあり、当然 IT メディアに強いなどと一回も口にしたことはない。

またまたところで……、弁護士鈴木 篤氏は最初のうちこそ、
「ダブルクリックとはなんぞや? 画像のドラッグはどうすればいいのか?」
などとやっていたが、わずか数日でブログに写真画像までアップするまでに至っている。
見ておれ、御年 68 歳(アレッ、いっちゃった)、水彩画をこよなく愛し、東大卒などとえらぶること(そんなことをしたら、すぐにこちらから黙って縁を断つのがやつがれのいきかた)のまったくない、鈴木 篤氏の老人パワー(やつがれともども、老人とはつゆおもわぬらしい)がこれから炸裂するのだ。

ともあれ、図書 『 わたくしは日本国憲法です。』 が刊行された。
嬉しいことに同書の増刷(第二刷り)がたったいま決定した。―― この国、まだまだ見捨てたものではないとおもわせた。

そして著者のブログロールも開設された。
【 URL : 弁護士鈴木 篤のつれづれ語り 鈴木 篤氏08月26日 新規開設ブログ 】
これからは本格活動のときである。

【 URL :  イベント緊急紹介  殺さないで! 生かそう 日本国憲法 『わたくしは日本国憲法です。』 出版記念の集い 】