【写真展】 Takafumi Ueno PHOTO EXHIBITION 「ARIKA」 9月18日28日 武蔵野美術学院

父の死後、生と死、時間と記憶をテーマとした作品の制作を行って参りました。本展示では、時間と共に移ろう生命の姿と、変化することが皆無となった死後の生物の姿を、写真という手段を用いて写し取り、再び額の中で再構成することで、観た物の心に「瞬間と永遠」「感情」「欲」といった共存することのない様〻な記憶をび起こします。{Photographer  上野隆文}
ueno@fumikou.com
www.takafumiueno.com

上野隆文個展01

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【艸木風信帖】 04 トロロアオイ 漢名/黄蜀葵 ゆく夏を惜しんで今を盛りと

吾が空中庭園の女王 : トロロアオイが次〻に大輪の花をつけている。ここにはトロロアオイを二鉢植えてあるが、ひとつは三年物、ひとつは二年物で、ときおりみる一年草という紹介はすこし違うようである。ただし連作をひどく嫌うようで鉢の土はあたらしいものにする必要がある。もうすこし秋がふかまると、蒴果(種子)は黒ずんで硬くなり、風に吹かれておもく揺れる。中にはごま粒ほどの種がみっしりと入っている。{関連/活版 à la carte}{ 文字壹凜Summary } 

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【図書紹介】 澤田瞳子『若冲 jakuchu』(文春文庫)

この作家とのはじめは立ち読みで「オール讀物」の連載「つくも神」を眺めた。二〇一五年単行本にまとめられ直木賞候補になったことも知っていた。お盆の休暇にようやく文庫版を購入した。そこではじめてこの作家が京都相国寺に隣接する同志社大学の出身と知った。若冲へのこだわりの原点をみたおもいがした。同寺は若冲との縁が深く承天閣美術館に作品を展観にいったこともあった。季節はずれの牡丹の大輪をみたおもいがした好著だった。{文字壹凜Summary

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【展覧会】 根津美術館 ほとけを支える  蓮華 ・ 霊獣 ・ 天部 ・ 邪鬼

仏教の多種多様なほとけを、“支えるもの”という視点から見てみようという趣向の展覧会です。仏教を象徴する蓮の花(蓮華)は、ほとけを支える台座(蓮台)として最もポピュラーです。「金剛界八十一尊曼荼羅」、「善光寺縁起絵」「愛染明王像」(いずれも重要文化財)など、根津美術館コレクションより選りすぐった優品約40件を通して、仏教美術のシンボリズムや豊かな表現をご覧いただきます。
根津美術館】{文字壹凜Summary

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【艸木風信帖】 03 トロロアオイの開花報告をいただきました。残暑から晩夏へと移ろいのいま、大輪の花があでやかです

サラマ・プレス倶楽部会員/田中智子さんから、新潟紙漉サトウ工房からお分けいただいた矮性のトロロアオイの開花報告をいただきました。ことしの天候はどこか不安定でしたが、花のすくない晩夏の時期でも、つぎつぎと大輪の花をつける健気なトロロアオイです。
田中さんは五日市の軍道紙工房由来のトロロアオイの育成経験がおありですが、おなじ品種とはおもえない茎のながさにおどろかれていました。
夏、ほんとうに終わりですね。

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【展覧会】 やきものの在処 Where is your Ceramic ? 武蔵野美術大学美術館図書館

やきものの在処
会 期|9月4日11月11日
入館料|無料
会 場|武蔵野美術大学美術館
縄文土器や北欧陶磁、民藝の器など、あらゆる時代と地域にまたがり収集された400点以上のムサビ陶磁コレクション中から選んだ作品を、その3Dデータ、高精細画像などと併せて展示する。最新技術をとおしてムサビのやきものの新たな魅力を探る。
武蔵野美術大学美術館図書館

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