江戸にうまれ、明治期の長崎で活躍した多才多芸のひと/虎與號・安中半三郎の紹介への手がかり

一月中旬崎陽長崎にイベントの打ち合わせででかけた。長崎県印刷工業組合幹部は年輩者が多かったが、東彼杵町歴史民俗資料館/小玉大介氏、日本二十六聖人記念館/宮田和夫氏、大村市市史編さん室/盛山隆行氏らの若手との交流が熱かった。とりわけ盛山氏は十数年前『日本の近代活字』編集のため訪崎し、当時長崎市立博物館の学芸員時代からの交流。二〇一三年{花筏}で問題提起した虎与号/安中半三郎の調査をすすめてくれていた。近日{花筏}に詳細報告。

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安中家と安中半三郎の墓碑。長崎本蓮寺の脇にある神式の特設墓地。原爆の爆風にさらされ一部損傷。辞世の句「酒飲めば 浮世をよそに 捨て小船 ただよふてこそ たのしかりけれ」


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