新旧ふたりの写真。ドベルニ&ペイニョ社銘板付き跡地をたずねたふたりのこと

仏国の文豪/オノレ ・ バルザック ( Honoré de Balzac ) は同時に「 印刷狂 ・ 活字狂 」 でもあった。彼に源流を発する活字鋳造所 Deberny & Peignot 社の跡地、ビスコンティ通り一七番地を一五年ほど前に訪ねた。「花筏」に{烏兎匆匆}として再紹介もした。◎三年前の一一月、櫻井優樹さんもここを訪れたという。写真の鮮明度はずいぶん違う。タイポグラフィ研究が着実に前進していることを実感させる写真となった。

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パリ、セーヌ河畔、ビスコンティ通り17番地

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