【会員情報】 林 昆範氏、産学協同プロジェクトで{山水一色・茶禪一味}

中国湖南省常徳市郊外、桂林山水として知られる地方に少数民族のチワン族・トン族・ミャオ族などが湖上遊覧、工芸・民芸品の販売施設「陽朔 世外桃源」がある。この名は陶淵明の『桃花源記』の「桃源郷」に由来するという。
台湾中原大学で教鞭をとる林 昆範氏は産学協同プロジェクトに携わり、少数民族の意匠・紋様研究をつづけてきた。今回は{山水一色・茶禪一味}と題したお茶のパッケージを紹介した。

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【会員情報】 篠原紙工 Factory 4F Paper 29 活版ルネサンスフェアを報告

{柔軟で大胆な発想力と実行力で、新しい「紙のコミュニケーション」を目指す製本会社}として意欲的な情報発信をつづける、東京都江東区の製本・紙工業「 篠原紙工 」。
の四階にある「 Factory 4F 」の増渕さんが{活版ルネサンスフェア}にご来場。その探訪記を情報誌「Factory 4F  PAPER 29」に掲載・ご送付いだきました。皆さまにご紹介いたします。
【 詳細:Factory 4F  】


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造形者 西野 洋を偲ぶ会

昨年一〇月に逝去された西野洋さんを偲ぶ会が mitographico 美登英利氏の肝煎りで開催されます。

ご親族のご厚意もいただきまして、下記の日程で、西野さんの事務所ならびに作品などを見に行ける運びになりました。
於/西野デザイン室
二月五日 七日午後一時 六時
二月五日(金)は 八時まで
【 肝煎り 美登英利

西野洋偲ぶ会

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【展示会】 page2016 「未来を創る-メディアビジネスの可能性を拡げる」 JAGAT 日本印刷技術協会

page2016  開催概要
◯ 期間 二月三日(水)―五日(金)
◯ 場所 サンシャイン コンベンションセンター
◯ 主催 公益社団法人 日本印刷技術協会
{page2016 のテーマは「未来を創る」}印刷ビジネスへのニーズがどのように変わったのか? どのようにビジネスを変えていかなければならないのか? を具体的に捉え、どのように対処するかを示唆します。

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【図書紹介】 『ホスピタルギャラリー』 板東孝明編 深澤直人・板東孝明・香川征著 武蔵野美術大学出版局刊

{ホスピタルギャラリー  ビ・イ}

このホスピタルギャラリー「ビ・イ」は武蔵野美術大学と徳島大学病院のコラボレーションによってうまれました。いいかえるなら「美」と「医」の融合。記号化すると「b」と「e」。病院を訪れる皆さんがこのギャラリーで少しでも癒されれば幸いです。また三階の小児病棟には子供たちが自由な発想で楽しめるプレイルーム「be」も設置しています。
【 詳細:武蔵野美術大学出版局

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【展覧会情報】 宇都宮美術館 齋藤富蔵 展

◯ 宇都宮美術館 齋藤富蔵 展
◯ 02月14日[日]― 04月10日[日]

宇都宮生まれの画家、齋藤富蔵[1919―1993]の回顧展。
戦後宇都宮の画壇において独自の存在感を示した齋藤の画業を振り返る。
初期の宇都宮ゆかりの風景や建物をモチーフにした作品群から
日光の自然を幻想的に描いた晩年の「深山シリーズ」までを一堂に展観。
【 詳細:宇都宮美術館

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スイスの活版印刷造形家 : ロマノ・ヘニさんからの時候のご挨拶紹介

スイスで活躍されている活版印刷造形家、ロマノ ・ ヘニ (Romano Hänni ,  1956-)さんからの時候のご挨拶。ヘニさんはお若いころから活版造形家として活躍され、スイスの印刷ジャーナル 『 TM ,  Typografische Monatsblätter , 1992 No.2 』 の表紙を飾り、本文中でも大特集をもって紹介された、本格派の活版印刷造形者  ≒ タイポグラファです。
【 ロマノ ・ ヘニ氏 URL : Romano Hänni  Studio for Design
鮮明画像がたくさん掲載されています。

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ドイツ在住、日本と亀さん大好きの友人/ ヨアヒムさん Joachim Müller-Lancé の時候見舞いカード紹介

ヨアヒムさんはタイポグラファとして活躍。「国際タイプフェイスコンテスト・モリサワ賞1993」欧文部門金賞受賞者。そのタイプデータはAdobe から発売されている。ヨアヒムさん亀と日本が大~好き。 そのサイトは welkame to kame design かめさん、かめさん、どこからきたのという本格派。 Adobe 発売タイプの名称は 「 Shuriken Boy-手裏剣少年 ?」 。その書体のできばえには論及しないでおこう。
My Fonts  Joachim Müller-Lancé

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ヨアヒム san

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【良書紹介】 竹内整一『ありてなければ ―― 「無常」の日本精神史』(角川ソフィア文庫)

ゆえありて著者の竹内整一氏とは友人です。したがってこれまでも主要著書はご恵送いただいていましたが、ご紹介の機会を逸していました。
角川ソフィア文庫は本書の帯で、岡倉天心『茶の本』、九鬼周造『いきの構造』とならべて、竹内整一『ありてなければ』を紹介しています。やつがれもまた、平凡社版・竹内整一『「はかなさ」と日本人』とあわせて、皆さまに本書をお薦めします。[詳細:活版 à la carte
【  角川ソフィア文庫

竹内整一ジャケット

 

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【世田谷美術館分館向井潤吉アトリエ館】 向井潤吉西日本紀行 二月六日―三月二一日

洋画家・向井潤吉(一九〇一―九五)は、現在向井潤吉アトリエ館のある世田谷区弦巻に一九三三年にアトリエを構えた。終戦後は次〻と姿を消す伝統的な民家を追い求めて全国を歩いた。主な取材地は東日本であったが、しばしば生まれ故郷の京都をはじめ、西日本各地にも足を運んでいた。◎本展ではこれまでまとめて紹介する機会の少なかった西日本各地を描いた油彩画、水彩画を集め、向井が綴った紀行文をあわせて紹介する。
向井潤吉アトリエ館

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【会員情報】 フランツ・カフカ 『道理の前で』 (別題 『掟の門前』)京都活版小本 ぢやむ 杉本昭生氏が新作発表

[杉本昭生]チェコ プラハ花筏]のひとフランツ・カフカ は『審判』『変身』など一度読んだら忘れられない、独自の小説世界をつくりあげた、二〇世紀を代表する作家です。
ところでこの本は失敗です。マッチ箱に入れることを前提につくりましたが、途中で気持ちが離れてしまいました。このサイズは自分のつくりたい本の大きさではないことを確認しました。悪しき作例となりました。[詳細:活版 à la carte
ぢやむ 杉本昭生 活版小本

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プラハ市販の長尺絵はがきより。下から二段目、プラハ城脇、かつて錬金術士が居住したことから「黄金の小径」と呼ばれる長屋街。左手青い22番の建物はカフカがここで執筆していたとされる。

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【恒例】 アダナ・プレス倶楽部年賀状 ことしは〝宇宙船地球号〟リチャード・バックミンスター・フラー

ことしの年賀状の活字は ユニバース55, 12 pt. , ゴシック体 8 pt. 。ユニバースの製作者 アドリアン・フルティガーへの追悼のおもい をこめながら、テキストを「宇宙船地球号」のことばをひろめ、モントリオール万博「ジオデシック・ドーム」の設計でひろく知られる、思想家、建築家、詩人リチャード・バックミンスター・フラー(Richard Buckminster Fuller)の「宇宙船地球号」の格言を印刷。[ 写真:ウィキペディア 詳細:活版 à la carte

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写真 : ジオデシック・ドーム(1967年モントリオール万博アメリカ館) ウィキペディアより

写真 : ジオデシック・ドーム(1967年モントリオール万博アメリカ館) ウィキペディアより

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【図書紹介】 『デザインの種 ― いろは47篇からなる対話』 戸田ツトム、鈴木一誌 著 大月書店

眼と手の感覚、
紙が連れてくる風景、
かたちへの意識、色に潜む政治性などを
めぐって浮かびあがる
デザインの過去・現在・未来――。
たがいの批評精神が触発しあい、
一五年にわたって持続した対話の集成。

◯ 装本 四六判 三六〇ページ
◯ 定価 二、四〇〇円+税

【 詳細:大月書店

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【展覧会】 〝祖父江慎+コズフィッシュ展 ブックデザイ 〟 日比谷図書文化館特別展 一月二三日―三月二三日

改装閉館中の ggg ギャラリー。ことしは 千代田区立日比谷図書文化館 に場所を移し「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ 」で幕開け。本展は祖父江氏と氏が主宰するコズフィッシュのブックデザインを通しフィジカルな「本」の魅力を探る。各種デジタルデバイスの登場により様変わりした読書環境。そんな中本がどのように作られるのか、そのプロセスを追い紙の本での表現を求め、一冊に込められる情熱に迫る。
【 詳細:ggg 展覧会情報

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鋳型製造・鋳造業者の慨嘆。ほんとうに大丈夫、日本のものづくり。一点豪華高額品か一括大量製造。いつもロットの壁が!

暮れの挨拶で鋳型製造・鋳造業者が来社され話しこむ。アダナ・プレス倶楽部の活版印刷機も多くの鋳型によって製造。鋳型業者の主要取引先が低賃金をもとめ海外で工場を転転とし、そのたびに鋳型業者も工場を追随せざるを得ない現状。わが国の機械製造は高精度の鋳型と成形技術が支えていたが、移転のたびに海外に工場と技術がのこり、地代と人件費で圧倒されいまやライバル以上の存在。サラマシリーズでも何噸もの鋳型がある。結局その保管料請求のはなしになった。

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韓国光州市{国立アジア文化殿堂}完成。その「文化情報館」にアダナ・プレス倶楽部が協力「活版工房」開設しました

韓国光州市の複合文化施設「国立アジア文化殿堂」が全館オープン。同館「文化情報館」から「活版工房」開設要望。朴志勲さんの協力を得て、小型活版印刷機 Salama-21A をはじめ、活版木工品、欧文活字、和文活字、込め物、など設備・諸資材をピカピカの新製品で納入。「活版木工製品」は活版一四〇年の歴史を継承し五号活字 10.5 pt. を基準とした本格派。アダナ・プレス倶楽部は新設{活版工房}を強力支援中。【 詳細

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ご面倒でも電話口の向こうの知人に、電話番号、ビル名などをつたえるつもりで、ゆっくり丁寧によんでください

電話番号など数字が所〻に混じった文を口頭でひとに伝えるのは面倒なもの。下掲の文を声にだし、ゆっくりおよみください。もしかすると「0  ゼロ まる」とまじってよみませんでしたか。
{渋谷一〇九}は「渋谷 イチ マル キュウ」、イマドキの若者は「マルキュウ」がふつう。これを「縦組み前提」でデジタル機器に入力すると、数字はテンキー使用だとばかりもいっていられない意外な事故が発生中。その危険性は{ 他人事 }とともにいずれ解明しましょう。

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【会員情報】 若月陽子さん ギャラリー フィール アート ゼロ { 花 ―― hana } に 「手向ける」を出展

{ 花 ―― hana }

◯ 掬う 三浦世津子・ガラス
◯ 辿る 真月洋子・写真
◯ 手向ける 若月陽子・絵
人知れず消えていった小さな命を思う。慈しむべき命たちが、この時代、いったいどれほど無造作に奪われてしまっているのだろう。つれづれに思うことを筆に託し、手向ける小花を描く。

自01月16日(土)至 01月31日(日)
詳細:ギャラリー フィール アート ゼロ

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カール・マイ冒険物語 オスマン帝国を行く 全一二巻第八巻『バルカン峡谷にて』 戸叶勝也訳 朝文社より刊行

現在戸叶勝也氏はドイツで百年以上にわたって読み継がれている大作『 カール ・ マイ冒険物語 』 全12巻の翻訳執筆中。このたび『カールマイ冒険物語』第08巻「バルカン峡谷にて」を朝文社より刊行されました。小社刊行書 『 ヨーロッパの出版文化史 』 とあわせご愛読をお勧めいたします。
発行所:朝文社  info@chobunsha.co.jp
一一三―〇〇三三 文京区本郷三―一五―六 秋田ビル
電話 :〇三―三八一四―五〇七二

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【コンサート】 アンサンブル・イレーヌ結成記念公演 フランス/フルート黎明期の音楽

【コンサート】
フルート黎明期の音楽のご案内

このフライヤーは新宿私塾一八期修了の宮田彩さんの製作。使用書体の和字は『和字 Succession 9から『新考北海道史』を淵源とする「ほくと」。新宿私塾修了生の活躍ぶりをあちこちで目にするこのごろ。印刷・出版・報道とメディア産業すべてが苦境にあるこのとき、ちからを存分に発揮して活躍する皆さんの活躍をこころづよくみまもっております。

アンサンブル・イレーヌ fix

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たくさんの年賀状をいただきました。だいぶ減少しましたがデザインを凝らした賀状の一部にまだ残念な表記がみられました

10月29日・12月10日既出情報

Postcard  はひと単語で表記
Post  Card は誤った表記です

ことしもたくさん年賀状をいただきました。ただ、粋を凝らし「デザインの効いた」年賀状ほど右記の誤用がまだ見られたのは残念。私製はがきを製作する際の注意点をわかりやすく解説。
朗文堂ニュース 2014年12月03日
これを読めば、顧客に迷惑をかけず、自分も恥もかかなくて済む。

オックスフォード 研究社

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活版礼讃イベント{ Viva la 活版 Letʼs 豪農の館 }全12回にわたる報告終了。ことしのイベントに向けた態勢に

活版礼讃{ Viva la 活版 Letʼs 豪農の館 }の記録は、本欄と{ 活版 à la carte }に一二回報告。会員の皆さま、ご来場者、出展者の皆さまにあらためて御礼申しあげ〼。報告第八―一二回は{ 活版 à la carte }では{Record of Excellent Memory}として掲載。二月初旬、のちの検索に便利なように、開催時二〇一五年一〇月のアーカイブ欄に昇順に並べかえて全一二回を収録。本欄ともども{活版 à la carte}での情報をご利用たまわりますようお願いいたし〼。

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【会員情報】 田中智子さん  誕生日とクリスマスをWでお祝い

アダナ・プレス倶楽部会員の田中智子さんの誕生日は天皇誕生日・クリスマスの直近。会社関係でも忘年会シーズンとあってあまりこのころが誕生日とはみずからはいいだせなようです。そこですこし時期遅れながら、12月25日[金]の夜、朗文堂 アダナ・プレス倶楽部で、簡素でもこころのこもった誕生日のお祝い。クリスマスケーキにお誕生日のメッセージも載せてWでお祝いしました。(やつがれはなまくら仏教徒のため、クリスマスはあまり祝いませんが…… )

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【会員情報】 笈川道義さん、グラフィックデザインにとどまらず、建築、油彩作品、インスタレーションに大活躍

笈川道義 さんコメント 】 アトリエ兼住居のドア、障子、テラスなどをデザイン。建築は面白いなと実感。何人かの友人が空間デザインに傾倒した心象もわかるような気が。最近はグラフィックだけでなく無性に絵が描きたくて{うしく現代美術展 ― あーとのチカラ ― 展}に油彩作品を出品。タイトル「草木蒼蒼」。{我孫子国際野外美術展}は「Silent Voice」。安保法案可決で沢山の反対の声が埋もれたインスタレーション作品。
【 詳細 活版 à la carte

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台湾の若者が大挙してクリスマスイヴに来社。日星鋳字行代表/張介冠氏のご子息が活版印刷機Salamaシリーズに興味津津

成長著しい台湾から英文メールで一二月二四日面会申込。日星鋳字行・張介冠氏のご子息、張建堂さん(青チェックのシャツのかた)ほか小学校からの同級生六名で来社。みんな快活・活発・優秀で医学部や工学部の学生だという。髪を縛った女性・潘怡静さんは日本語学科で会話ができる。二〇一二年アダナ・プレス倶楽部活版カレッジ有志と台湾旅行、日星鋳字行も訪問した。あれから三年、みんなが変わったのかもしれない。
【花筏 臺灣と台湾 朗文堂好日録二五

DSCN5894 DSCN5897 台湾[1] 日星鋳字行新機械彫刻法 17-日星鋳字行の張さんと記念撮影[1]

 

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【展覧会】 京都dddギャラリー ヘルムート・シュミット{ニッポンのニッポン展}好評裡に終了。シュミット一家訪問記録

京都の秋を彩った{ニッポンのニッポン展}終了。会期中休館日に吹田市シュミット家を訪問。ここをはじめて訪れたのは一九八四年、地下鉄江坂駅からはのどかな田園風景だった。それから誕生したニコールちゃんが今回の展覧会のタイポグラフィ担当、夫の長谷川哲也氏が展示デザイン担当。江坂もすっかり都市化しなによりも三世文一クンの存在感がおおきい。まさに隔世の感があるがヘルムートとやつがれほぼ同世代。まだまだ現役第一線のこころ意気がうれしい。

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<ニッポンのニッポン>展 会場風景  写真提供:ニコール 長谷川  シュミット

シュミットファミリーの皆さんと

大石、ニコール 長谷川 シュミット、ヘルムート・シュミット、スミ・シュミット、長谷川哲也、長谷川文一、やつがれ

長谷川文一クン

シュミット家三世、長谷川文一クン、長谷川哲也氏

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きよしこの夜 ― 原詞 “Stille Nacht” はモールがドイツ語で書き、グルーバー作曲。初演一八一八年クリスマスの夜

「きよしこの夜」の作詞者モール(左)はザルツブルク侯国(現オーストリア)のひと。ナポレオンの侵攻によって亡国の辛酸をなめた。作曲者グルーバー(右)の直筆楽譜が二〇年ほど前に発見され話題となった。初演は図下部の素朴な教会。この歌には平和への祈りが。第一次世界大戦で塹壕をはさんで対峙した独と英仏の兵士がクリスマスに戦闘をやめそれ〴〵の母語の訳詞で歌った。
来年はきな臭いはなしはもう御免だ。

【画像はウィキペディアより

ウィキペディア Stille_Nacht_Jubilaeumskarte ウィキペディア Stille_nacht

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【会員情報】 日吉洋人さんが武蔵野美術大学助手展に出展。作品はビアトリス・ウォードの格言{This is a Printing Office}

二〇一五年武蔵野美術大学助手展に、同大学基礎デザイン学科助手として勤務されている日吉洋人さんが活字版印刷による作品を発表。タイポグラフィをクリスタルゴブレットでたとえたビアトリス・ウォード(一九〇〇―六九)の著名な格言「This is a Printing Office 」です。このレリーフは米国政府印刷所のエントランスホールに設置されています。拙訳ながら邦訳が「タイポグラフィ格言集/ここは印刷所なり」に。日吉洋人さんの益〻のご活躍に期待いたします。

This is a Printing Office

米国政府印刷所のレリーフ「This is a Printing Office」ウィキペディアより

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アルテピアッツァ美唄{Viva la 活版 Viva 美唄}のおもいで。すてきなクリスマスカードが到着しました

一昨年の活版礼讃イベント開催地{アルテピアッツァ美唄}からすてきなクリスマスカードが到着しました。{Viva la 活版 Viva 美唄}ではたくさんのおもいでと、おおきな成果がありました。もう美唄は雪化粧。寒さもだいぶましているようです。
ことしのカードの彫刻作品は「真無」、そこには安田侃 かん さんの自筆メッセージもよせられていました。雄大な北海道、そしてこころのあたたかい美唄の皆さんがなつかしいこのごろです。

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