{活版ルネサンスフェア 11月27・28日} 新小型活版印刷機 Salama-21A, Salama-LP, Salama-Antiqua 一挙発表して終了

二〇〇六年以来『 Adana-21J 』、後継機『Salama-21A』を開発・発売してきたアダナ・プレス倶楽部が新企画・新機種{活版ルネサンスフェア}で発表。

◎『Salama-21A』平均印圧を増強。新生『Salama-21A』登場。
◎髙印圧・名刺凸版印刷用手動式小型凸版印刷機「Salama-LP」初紹介。
◎A五判B五判も使える手フート型小型活版印刷機「Salama-Antiqua」初紹介。

 

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【見逃せない展覧会】 書道博物館、東京国立博物館 東洋館八室 連携企画/『顔 真卿と唐時代の書』 一二月一日ゟ両館同時開催

唐の四大書家とされる、欧陽 詢・虞世南・褚遂良・顔 真卿(七〇九―八五)は、王羲之の書法に基づきながら洗練された気風を盛りこんだ。◎唐時代に完成された最終書体である楷書がいかに完然であったのかはその後あらたな書体が出現しなかったことからも容易に理解される。[書道博物館フライヤー部分]
【詳細:台東区立書道博物館
【詳細:東京国立博物館 東洋館】

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【会員情報】 台湾・日星鋳字行 筆墨硯紙の文房四宝にちなんだ『活字ペタンプ』を開発

台湾の活字鋳造と活字組版所――日星鋳字行が意欲的に新アイテムを開発。東アジアの国国の活字、基本サイズ五号 10.5pt. 基準の軽便活字スタンプ、名づけて『活字ペタンプ』。本体は硯と墨を模したプラスチック、インキは事務用スタンプインキ。活版入門の器具で倍数関係の学習に有効。初号活字なら一本、二号活字四本、五号活字一六本、七号活字六四本を収納。見本は五号活字、クワタとインテルを挿入。 実物は『活版ルネサンスフェア』にて展示・実演。

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【展覧会】 国際交流女性現代美術展 アートの断面― 一一月一四日→二五日/二一日(日)笹井祐子氏在廊

アダナ・プレス倶楽部会員の 笹井(奥村)祐子 さんが参加されている国際交流イベントです。ご参観をお勧めいたします。
◎ 国際交流女性現代美術展 アートの断面
◯日 時/二〇一五年一一月一四日(土)→二五日(水)
午前一一時→午後七時
◯会 場/BankART Studio NYK
◯連絡先/ATELIER – K
中村きょう子 TEL  045-651-9037

BankARTグループ展 天幕1 天幕2 天幕3

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三井記念美術館開館一〇周年 記念特別展二 『三井家伝世の至宝』展 二〇一五年一一月一四日→二〇一六年一月二三日

三井記念美術館は平成17年10月8日に開館し、今年度開館10周年を迎えます。これを記念して、記念特別展二では、館蔵の国宝・重要文化財を中心に、現在は三井から離れ、他の美術館・個人等の所蔵となっている名品・優品もあわせて展示し、かつて三井家に伝世した至宝の数々を一堂のもとに鑑賞していただきます。

◎『三井家伝世の至宝』展
 【詳細: 三井記念美術館
>> 出品目録(PDF)

 

三井記念美術館 三井家伝世の至宝展

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英国 ADANALAND ご領主 Alan Brignull さまとアダナ・プレス倶楽部は仲良しです。

秋色が足取りををはやめている。そんないま英国 ADANALAND ご領主 Alan Brignull 氏から、例年どおり御自らの活版印刷製作による『Greetings of the season 時候のご挨拶』が。◎ご領主さまは切手マニアでもある。いつもさまざまな切手を添付されるが、英国ポストオフィスの粋な計らいで無粋な消印無しで配達された。今回のご自慢は、菱形の私製切手。相当高度な技倆を要する目打ち穴あけ「ポッチング Punching 」加工がなされている。年賀状印刷を急がねば。

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Gallery Bar Kajima 『手塚真梨子展 浮かぶ窓』開催。加島牧史の名調子の詩文を中略後略で(嫉妬しつつ)紹介

本当に必要なものはなにか考えてみると、それはけっきょく詩であり、絵画だったり、哲学だったりする。◎でも本当にという言葉が加わると、この世界でこの本当に見合うものを探すと、あらゆる必需品が本当に必要か、その価値があるのかが疑わしくなる。◎本当に必要なものは、ハミングする歌だったり、どこへも通じている明るい散歩通だったり、うまい蕎麦屋だったり、品揃えがいい古本屋だったり、新聞のおいてある静かな喫茶店だったりする。(加島牧史

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なつかしいひと、なつかしいできごと。アダナ・プレス倶楽部 Adana-21J の初使用者は二〇〇六年一〇月九日故ジェームズ・モズレーさん

【アダナ・プレス倶楽部便り】過去ログ◎「 Adana-21J 」が工場検収を終え朗文堂でいざ試運転という最中に来社したのが、米国うまれ、ながらく英国セント・ブライド印刷博物館館長 ジェームズ・モズレー(James W. Mosley  1931 – 2012)。つまりこの試作機の初使用者は、スタッフを除けばモズレーがはじめてという「大珍事」。モズレーは自ら印刷した 一 枚を丁寧に間紙にはさんで鞄にしまい、 一 枚はサインをして残した。いまは大切な遺品。

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『ドイツとウィーンからやってきた「黒い芸術」』展で、バート・プロヤン氏、カタ仮名濁音に独自の工夫

わが国の仮名の濁点 ゛、半濁点 ゜は文字製作現場で厄介な存在。『文字壹凜』に書体設計者も訪問するので プロヤン氏の挑戦 を紹介。同氏はカタ仮名の濁音を ウムラウト Umlaut のようにとらえ、対象文字上部に記号として付与。半濁音・ひら仮名にはおよばない。◎これを両仮名の濁音・半濁音まで進展させたら面白い。ただ「文字壹凜」は縦書き。このとき先祖帰り、右脇に圏点のように振るのも一案。なにごとも挑戦。URLは「プ・ブ」がまま判別できない。

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中村活字 × バート・プロヤン 東京・銀座2丁目13番地7号 03 3541 6563

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アレレ、カレンダーののこりが二枚だけ。SMTWTFS 曜日と数字だけのカレンダーは、見た目優先で、情報は少ない

一一月、霜月 しもつき、占星術では昴宿 ボウスク・ボウシュク・すばるぼし。◎八日は立冬。かつて鋳造業者・いもじは鞴 ふいご 祭を催した。◎九日は「太陽暦採用記念日」。明治五年一一月九日に太陽暦が新暦となる。◎一二日は朔 さく であたらしい月を指す。一二日は旧暦の一〇月一日。◎日の出・日没、干潮・満潮、「暦 こよみ」にはこんな情報もあふれている。◎霜月であれば寒いのはあたりまえ。農家・漁家が「暦」にこだわり購入するのはそんなわけ。

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『平成二十七年神宮館開運暦』(東京神宮館 2015)

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アダナ・プレス倶楽部会員情報】 富山県の瓜生(正成)美雪さんのあたらしいイベント『ぶっく寺す BOOK TERACE』

無類の犬好きで『活版凸凹フェスタ』でも犬をテーマにしていた「正成みゆき」さん。富山で結婚して「瓜生みゆき」に。ご主人は念興寺の住職・瓜生義寛さん/ここでもさっそく『BOOK TERACE  ブック寺す』を企画。
◎『BOOK TERACE  ブック寺す』
一一月二八日[土]一四時→一八時
一一月二九日[日]一〇時→一七時
◯会場:念興寺 庫裏
富山県下新川郡入善町舟見一一三六
電話 : 〇七六五―七八―一二五二

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【ミサワ バウハウス コレクション】 バウハウス前、バウハウス以後/バウハウスは、何を どう変えたのか? 2016年03月04日まで開催中

色彩、文字、写真、家具、照明器具、壁紙、陶器、金属器、舞台、建築といったジャンルを取りあげ、バウハウス創設以前のデザインの資料写真とともに紹介。/前 (vor) と その後 (nach) を知ることで、バウハウスの活動をより深く理解するための展覧会。
入場無料・予約制 開館日時に注意して事前電話申込。チラシが小社にも有り。
電話 : 〇三―三二四七―五六四五
【 詳細 : ミサワ バウハウス コレクション

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【会員情報】 戯れ書きとはいいながら、味わいのある[ヘマムショ入道・へまむし入道]

[へのへのもへじ]と同様に、文字あそびのひとつ。
カタ仮名の「ヘ」を頭に、「マ」を眉と目に、「ム」を鼻に、「シ」を口と下顎に、「ヨ」を耳にして頭部をえがく。
ついで草書の「入道」の二字を躰に当てたざれ書きである。
「ヨ」を省いて「へまむし入道」ともされる。

ぢやむ 杉本昭生 活版小本 より 】

ヘマムショ入道

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【展示会】 ドイツとウィーンからやってきた「黒い芸術」 銀座・中村活字×バート・プロヤン 11月12日ー12月24日

ドイツ語圏の活版印刷と銅版印刷の作品が展示されます。これらの作品をご覧いただければ、活版印刷という時代遅れのように見えるテクニックが、とことん(gründlich)作品と向き合い、良心的に研究を重ね、じっくりと考え、丁寧に仕事をしたときに、その限られたオプションを使ってどんなにすごいものを作りだすことができるのか、納得していただけるとおもいます。
【 詳細 : 中村活字 】

【 詳細 : バート・プロヤン 】

 

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中村活字 × バート・プロヤン 東京・銀座2丁目13番地7号 03 3541 6563

 

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ペンギン大好き/Let’s Learn Studio 出原速夫さん、ブックデザインの新作『コーヒー未満』紹介

皆さまご存知のペンギン大好き 出原速夫さん のブックデザインによる、ほのぼのとした詩集ができました。ご購入は発行者へ直接お申し込みを。

◎『コーヒー未満』田辺綾子詩集
A五判 八〇ページ 並製本
定価/一二〇〇円(税込)
発行者/申込先:田辺亮子
〒二〇二―〇〇二二
西東京市柳沢二―三―一二―一〇八
電話/〇四二―四六八―六二二三

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【宇都宮美術館】 宮の注染を拓く-地域産業とデザイン The revival of CHUSEN Dyeing Utsunomiya

 

デザイナー、宇都宮大学、中川染工場、宇都宮美術館が協働し、「デザインの力」によって、近い過去に栄えた宇都宮の優れたものづくり ―― 「注染 ちゅうせん」の技術を受け継ぐ「宮染め みやぞめ」の再生に挑戦。
一般参加者も募る講座やワークショップ、パターン・デザインの「デザイン公募」などを経て、最終的には宇都宮大学「峰ヶ丘講堂」で、成果を発表する展示を行います。
【 詳細 : http://miyazome2015.jp/

【 プリント用PDF : chusen2015.03

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【宇都宮美術館】 ビアズリーと日本  Aubrey Beardsley and Japan

イギリスの挿絵芸術に一時代を画したオーブリー・ビアズリー。
ジャポニズムの洗礼を受けて生まれた彼の作品は、「新しい美」を模索していた大正期の画家たちに多大な影響を与えた。19世紀末を軸に、イギリスと日本を行き交った美の往還を紹介する展覧会。

◎ビアズリーと日本
Aubrey Beardsley and Japan
2015年12月06日[日]→2016年01月31日[日]
【 詳細情報 : 宇都宮美術館

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スペイン/土着信仰と習合しキリスト教会で頭蓋骨を祀る風習が。拳銃と麻薬に警戒の修羅の国、あやかしの國、太陽の邦

メキシコから昨夜帰国。トラベルはトラブルの同意語とするやつがれ、さまざまあったが、商用をふくめ収穫の多い旅。メキシコは治安が悪いとされるが、イタリア、 フランス、スペインなどラテン系カソリックの国と大差ない。どこの旅でも用心は必要。JAL・ANAの直行便がなく、芸術系は多いが建築系・美術系の留学生や学生の研修旅行もほとんどないと仄聞、残念。現地撮影五千枚余の写真をどうしよう。図版は ISOPマヤ文字変換 「朗文堂 片塩二朗」

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お知らせ

 

朗文堂、
朗文堂アダナ・プレス倶楽部の
ブログ型ニュースの記述者が
一一月九日[月]まで
海外出張となります。
営業は平常どおりですが
この間ブログ型の記述が
停滞いたします。
ご海容のほどお願いいたします。

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【展覧会】 ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット/京都dddギャラリー/一一月九日→一二月二二日

京都dddギャラリー第二〇五回企画展
ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット
【既出詳細情報:朗文堂ニュース
まちが もみじに染まり、そして、比叡おろしの寒風が吹きつのるまでのあいだ。京都の魅力が もっとも輝く、このよいときに、京都 ddd ギャラリーでヘルムート・シュミット 『ニッポンのニッポン』 展が開催されます。皆さまのご参観をおすすめいたします。

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ポストカード Postcard と クリスマス Christmas の欧文表記に関する注意点

郵便局で「年賀状」が発売され、クリスマスカード、年賀状の印刷が気になる季節。私製はがきの製作、とりわけ印刷によって大量配布する際の注意点を、すべての造形者に向け、ソッと、わかりやすく解説(両者ともほぼ同一内容)。

朗文堂ニュース
アダナ・プレス倶楽部ニュース

これを読めば、これからは顧客に迷惑をかけず、自分も恥もかかなくて済む。

オックスフォード 研究社

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NHK『あさが来た』に五代友厚登場。五代は大阪活版製造所を設け本木一門に運営を委託。平野富二からの書簡も多数現存

『あさが来た』が好評である。ディーン・フジオカ演ずるのが五代友厚(通称才助 一八三六―八五)。五代は元薩摩藩士、近代大阪経済の父。薩長閥の政商として毀誉褒貶も多い。平野富二との交流篤く 朗文堂ニュース  花筏 でも紹介した『薩摩辞書』に関連し近代活版印刷開拓者の側面も有す。
「 大阪活版製造所碑文 ― 明治三年三月 五代友厚の懇望を受けた本木昌造の設計により この地に活版所が創設された 大阪の近代印刷はここに始まり文化の向上に大きな役割を果たした」

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NHK かべがみ より

五代友厚宛平野富二自筆書簡-平野富二の会学習風景/講師・古谷昌二氏

五代友厚宛平野富二自筆書簡-平野富二の会学習風景/講師・古谷昌二氏

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【展示会】 第一七回図書館総合展/同時開催:教育学術情報オープンサミット二〇一五/主催・図書館総合展運営委員会

図書館総合展は、図書館運営者・関連業界とコンタクトをもつのに最大・最良のイベントであるだけでなく、読書・学習環境についての最新技術と知見が一堂に会する場でもある。会期中は展示はもちろん三〇以上のフォーラムが活発に開催される異色イベント。小社も例年どおりの参加。写真は昨年のもの。
◯展示会 一一月一〇日[火]―一二日[木] 入場無料。
◯会 場 パシフィコ横浜 展示ホールD/アネックスホール ほか

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GalleryBar Kajima―加島牧史、稲岡幸子展を開催。ブログも @メールも 郵便絵はがきも、みんな絶讃継続中

銀座山城河岸に沿った路地の一画、加島 牧史「GalleryBar Kajima」はユニークな展示企画を連続開催中(花筏 既存情報リンク)。何があったか知らぬが加島牧史、昨年八月から突如五?歳にしてブログとメールを開始した。それでも加島ファンにはいまも展覧会告知は絵はがきとメール送付がつづく。メールに画像添付では物足りない世代も多いらしい。午後二時から喫茶タイム。旨い珈琲が五〇〇円で飲める。一八時からバータイム。銀座でもここだけは別天地。

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【展覧会】 GKグラフィックス三〇周年企画展

GKグラフィックスは一九八五年にGKインダストリアルデザイン研究所から独立して今年で三〇周年を迎える。今回の展示は織物の図案を考えるように、アイディアをカタチにして、これからのコミュニケーションデザインの可能性を提案。
会期:二〇一五年一〇月二七日[火]―一一月七日[土]
時間:一一時―一九時
会場:ギャラリー 5610
【詳細:GKグラフィックス

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徳島のディレッタント/小西昌幸氏 阿鼻叫喚、驚天動地の退職記念イベント《アイリッシュ~ケルト音楽フェスティバル》告知でまたまた 吠え 叫び ヲメク

小西昌幸(既出情報リンク)定年退職メモリアル・イヴェント、音楽伝道普及の最終決戦のため、 八人のケルト音楽戦士が創世ホールに結集◎アイリッシュ・ハーピスト=坂上真清が北島町に捧げる哀切のオリジナル曲「ノース・アイル・タウン(北の島の町)」をひっさげて登場、鞴座(ふいござ)、ココペリーナが四国初上陸!◎この日徳島は 天上のケルトの神々の祝福を受け、一大祝祭空間と化すであろう ◎二度と実現不可能な、奇跡の音楽会を見逃すな!

【北島トラディショナル・ナイト19】チラシ★20151101オモテ面 【北島トラディショナル・ナイト19】チラシ★20151101裏面 小西記事【トラディショナル・ナイト19】20151021徳島新聞

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リン版画工房 第一四回版画集展/リン版画工房主宰者 城戸 宏 銅版画展

◎リン版画工房 第一四回版画集展
藤沢市を本拠地とするリン版画工房が、二〇一五年一〇月二七日[火]―一一月一日[日]、鎌倉市由比ガ浜 ギャラリー&カフェ ジャックと豆の木で開催。

◎リン版画工房主宰者 城戸 宏 銅版画展
城戸宏さんが、二〇一五年一一月四日[水]―二八日[土]珈琲&ギャラリー ウィリアム モリスで版画展を開催。

【 詳細情報 : リン版画工房

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evolution graphics の同志、『ヘルマン・ツァップのデザイン哲学』の造本設計士/西野洋氏のこと

西野洋・板東孝明・塚本正人・飯山元二氏とは『evolution graphics 』を結成し、一九九〇年同名のデザインジャーナルを発行した。俗に三号雑誌というが、そんな中途半端でなく、たった一号で潔く轟沈した。『ヘルマン・ツァップのデザイン哲学』、リョービの書体広告の設計・組版はほとんどを西野氏に任せた。組版機は「大地」。その組版報告書はのち日本のDTPシステムの構築におおきな影響を与えた。謙虚な人柄の、本物のタイポグラファだった。

 

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造形者 西野洋氏逝去

訃報は唐突だった。二五日[日]散髪に新宿にでた。帰途会社でメールをみたら安田真奈美さんが西野洋さんの突然の逝去を伝えていた。葬儀は郷里でおこなうが、親族のご配慮で二六日までお別れができるとあった。ひどい服装のまま梅里にかけつけ、同席した美登英利白井敬尚さんと焼香した。三人とも愛煙者、ファミレス喫煙室で話しこむ。ノンアルコールビールと珈琲で献杯。久しぶりなのに会話ははずまなかった。すぐれたタイポグラファが世をさった。

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