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2009 年 11 月 12
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晩夏に液肥を与えすぎたようで、大切にしていたアカンサスが萎れてしまいガッカリしていました。ところが、ここのところの涼風のなかで、一気に青々とした新芽を吹きだして、アレヨアレヨという間に「若葉」が茂っています。
アカンサスは生命力の象徴として、ギリシアやローマ時代の昔から好んで彫刻や絵画のモチーフに採用されてきました。梅雨時になると、薄紅いの花をつけますが、それが描かれることは少ないようです。アカンサスはやはりこの緑の彩りが少ない時期に、みごとな若葉を茂らせて、わたしたちを楽しませてくれます。花が咲いたら、このWebsiteに写真でご紹介しましょう。
政権争奪戦も終わり、ようやく世情は落ちつきをみせています。皆さまお元気でご活躍のこととぞんじます。例によってお知らせがいくつかございます。
新宿私塾第16期生――募集受付開始！
お申込みは先着順に受付ます。 |
長らくお待ちいただきましたが、新宿私塾第16期生の募集受付を開始いたします。新宿私塾はタイポグラフィの実技・実践を基盤とし、知の領域と美の領域をバランス良く学べるちいさな私塾です。
現在、第15期生が真摯に受講中ですが、来春から開講の第16期生の募集を開始いたします。お申し込みは先着順です。
詳細はこちら→
朗文堂 FontCosmique がOTF版に更新中
ご好評の欣喜堂シリーズを一括OTF版に更新します。 |
既報のとおり、朗文堂TypeCosmiqueでは、好評をいただいている欣喜堂書体シリーズを一括OTF版に更新する作業が展開中です。それに合わせて、白井敬尚形成事務所に依頼しているパッケージのデザインも一新いたします。
ところで……、チョット残念なお知らせですが、ワークスコーポレーション刊『フォント・スタイルブック』が休刊となりました。また昨年まで各社から刊行されていたデジタル・タイプの見本帳も、ほとんどが休刊・廃刊となってしまいました。さびしい限りです。
ペーパー・メディアにかえて、Website情報を提供している……、とベンダーの一部は 語りますが、ゴビの砂漠のようなWebsiteから、「印刷用文字活字」を探し出すのは至難のわざといえそうです。かくいうわたくしも『フォント・スタイルブック』を愛用しており、そこから気になる書体や、必要な情報をWebsiteを含めて収集していました。
そこで……、欣喜堂書体シリーズは、当面小社だけでもメディア（CD-R）でご提供
しますし、書体見本帳も、簡便なものとはいえ≪紙に印刷してご提供≫します。
アダナ・プレス倶楽部が元気に奮闘中！
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部が忙しく活動しています。 |
タイポグラフィ→活字版印刷術の良きルネサンスをめざしているアダナ・プレス倶楽部では、10月だけでも下記のようなさまざまな講座、イベントを開催しました。
また、最近では、個人のお客様はもとより、各種教育施設が≪蝶番式小型プラテン活版印刷機 Adana-21J≫を教育プログラムの一環として導入されるケースが増え、スタッフは嬉しい悲鳴をあげながら、慌ただし日程を消化しています。
詳細は≪アダナ・プレス倶楽部Website≫をご覧ください。
◎Adana-21J購入者向けの「Adana-21J操作指導教室」随時開催中
◎版画学会とのコラボレーションによる企画・展示・ワークショップ
◎活版カレッジ第4期開講中――第5期募集中
◎≪活字を造る、活字で刷る――伊藤伸一さんを迎えて≫
◎活版ルネサンス・フェアの開催
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| Robundo Publishing Inc. Tokyo JAPAN |
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