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【展覧会】世田谷文学館|企画展 イラストレーター 安西水丸展|会期延長 ’21年4月24日-9月20日

世田谷文学館
企画展 イラストレーター 安西水丸展
会  期  2021年4月24日[土]-9月20日[月・祝]
      * 8月31日までの会期を延長しました。
会  場  世田谷文学館 2 階展示室
開館時間  10:00-18:00 * 展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで
休  館  日    毎週月曜    * ただし9月20日は開館。
料  金  一 般 900円、65歳以上・大学・高校生 600円、小・中学生 300円
      障害者手帳をお持ちの方 400円(ただし介添え者1名までと、大学生以下は無料)
主  催  公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
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安西水丸(1942-2014)は、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイや広告など、多方面で活躍したイラストレーターです。
はじめ広告代理店や出版社に勤め、デザイン等の仕事をしながら、嵐山光三郎の勧めで「ガロ」に漫画を掲載、南房総で過ごした日々などを題材とした『青の時代』が高い評価を受けます。
独立後は、村上春樹をはじめとする本の装丁や、『がたん ごとん がたん ごとん』などの絵本、和田誠との展覧会、広告や執筆活動など、幅広く活躍しました。
「その人にしか描けない絵」を追求し、身近なものを独自の感性で表現した作品は、私たちをユーモアと哀愁あふれる世界へと誘います。

本展では、「小さい頃よりずっと絵を描くことが好きだった」という安西の幼少期から晩年に至るまでの足跡を、原画と関連資料あわせて500点以上によりご紹介します。加えて、「旅」をテーマにした特別コーナー「たびたびの旅」では、旅にまつわる原画、原稿、郷土玩具、民芸品など初出品資料を含む約130点を展示。生涯で国内外のさまざまな場所を訪れた「旅する人」・安西水丸にも迫ります。

安西水丸(1942-2014)
東京生まれ。本名・渡辺昇。イラストレーター。日本大学芸術学部美術学科造形コース卒業。電通、ADAC(ニューヨークのデザインスタジオ)、平凡社でアートディレクターを務めた後、フリーのイラストレーターに。

広告、雑誌の表紙や挿絵、書籍の装画ほかで活躍のかたわら、小説、エッセイ、漫画、絵本などの自著も多く手掛け、今なお高い人気を博している。朝日広告賞、毎日広告賞、1987年日本グラフィック展年間作家優秀賞、1988年キネマ旬報読者賞など受賞多数。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 世田谷文学館 ]

【展覧会】土門拳記念館|日本工房時代 ── 古寺巡礼 大和/日本工房時代/ヒロシマ|’21年7月15日-10月3日

土門拳記念館
日本工房時代 ── 古寺巡礼 大和/日本工房時代/ヒロシマ
会  場  土拳拳記念館 主要展示室/企画展示室Ⅰ/企画展示室Ⅱ
      998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
会  期  7月15日[木]-10月3日[日] * ヒロシマ展は9月2日[木]まで
休  館  日  4月-11月 無 休     * 展示替えのため臨時休館する場合があります。
入  館  料  一 般:700円、学 生:350円、小・中学生:無 料
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◉主要展示室
2021年7月15日[木]-10月3日[日]
古寺巡礼 大和
カラー・モノクロ 65点
古寺巡礼は土鬥拳のライフワークです。土門は全国の仏像を撮り歩きましたが、本展では大和(奈良)の寺院で撮影された作品を展示します。法隆寺や東大寺、その生涯で数十回と通い彼が最も愛した室生寺など、奈良の名刹を土門の写真でお楽しみいただけます。

◉企画展示室Ⅰ
2021年7月15日[木]-10月3日[日]
日本工房時代
モノクロ 50点
昭和10年冬、土門は名取洋之助主宰の「日本工房」へ入社します。対外宣伝誌『NIPPON』の仕事を中心に、報道写真に取り組みました。伊豆での撮影に始まり、地方や都市の人々の暮らし、そして戦争へと向かっていく日本の姿をそのレンズで克明にとらえています。

◉企画展示室Ⅱ
2021年7月15日[木]-9月2日[木]まで
ヒロシマ
モノクロ 30点
昭和32年7月、初めて広島を訪れ原爆の被害を目の当たりにした土門拳。以後、報道写真家の使
命に駆られ、憑かれたように広鳥に通い詰めました。戦後10年以上を経てもいまだに原爆症と日々闘う人々、町は復興しつつあっても決して消えることなく身心に残る傷、原爆がもたらした憎悪と失意。土門が広島の現実に真正面から向き合い、撮影した記録をご覧いただけます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 土門拳記念館 ]  { 活版 à la carte 土門拳記念館まとめ }

【この一句】『 涼 州 詞 』王 翰

『 涼 州 詞-りょうしゅうし』 王 翰-おうかん

涼 州 詞        王 翰
葡 萄 美 酒 夜 光 杯   葡萄の美酒 夜光-やこう-の杯-はい
欲 飲 琵 琶 馬 上 催   飲まんと欲すれば 琵琶 馬上に催-うなが-す
酔 臥 沙 場 君 莫 笑   酔うて沙場-さじょう-に臥す 君笑うこと莫-な-かれ
古 来 征 戦 幾 人 回   古来征戦-せいせん  幾人か回-かえ-る

うまい葡萄の酒を ビイドロの杯で
飲もうとするとき たれが馬上でかきならすか 琵琶の音が心をさそう
飲むほどに 砂漠の戦場に酔いつぶれてしまったが
君よ笑ってくれるな
昔から 遠く戦場へ出てきたもので 幾人が無事に故郷へ帰ったことか──────────────

【王 翰 おう かん】
中国・唐のひと。字-あざな-は子羽。并州晋陽県(現山西省太原)の出身で、一説によると生没年は 687-726年 とされるが不詳。

豪放な性格で、酒を好み、家に名馬と美妓を集めて、狩猟や宴会に日を送っていたとされる。
唐の睿宗、景雲2年(711年)、科挙の進士に及第し、宰相:張 説に認められて駕部員外郎に任ぜられた。ところが張 説の失脚とともに、汝州刺史として都を追われ、ついで仙州別駕に左遷されたうえ、素行が治まらぬと弾劾され、道州司馬に流されて死去。

七言絶句『涼風詞』は辺塞詩(へんさいし-辺境の砦を詠んだ詩)で、戦をまえにした兵士をおもっての詞である。涼州は今の甘粛省であるが、役人であった王翰は実際にはここまで来ていない

【朗文堂 ブックコスミイク】さようなら ナギちゃん|既刊書のご案内|HELLO NAGINO POSTERS|薙野たかひろ作品集|薙野たかひろ編著

朗文堂 既刊書のご案内
書 名  HELLO NAGINO POSTERS
     薙野たかひろ作品集
著 者  薙野たかひろ
装 本  A4寸伸び変形判、112ページ、ジャケット付
発行日  2009年12月22日

定 価  本体4400円+税
     ISBN978-4-947613-81-3
◎全国の主要書店、アマゾン などのオンライン書店でお求めになれます。
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明快でポップ、鮮明でシャープなイラストレーションで、独特な造形を多彩なジャンルで展開している薙野たかひろ氏のポスター作品集です。1963年から2003年の、およそ20余年にわたって制作された、新宿「スタジオ・アルタ」のシーズン・ポスター約80点から、著者自身がセレクトした魅力あふれるポスター集が完成しました。

イラストと英文のキャッチ・コピーで構成されたB全判ポスターを、見開きに1点ずつ、大胆にレイアウトしました。ですからページを繰るごとに、鮮烈な画像が次つぎに登場し、読者の造形眼に肉薄します。
巻末の 2 色ページは、薙野たかひろ氏の多彩な作品群を紹介しています。また、中條正義氏、藤枝リュウジ氏、安斎肇氏、ヒロ杉山氏らによる寄稿文も、見応え、読み応えたっぷりの魅力的な構成です。

{著者紹介}
薙野たかひろ
1952年 福岡県うまれ
1977年 多摩美術大学 グラフィック科 卒業
1991年 リクルート G8 ギャラリー
2000年 HB ギャラリー
2006年 ペータースギャラリー
『これはあっこちゃん』(ビリケン出版)
2021年 長年にわたりガンとむきあい  8月2日永眠