月別アーカイブ: 2022年1月

【展覧会】ニュースパーク-|企画展「2021年 報道写真展」|’22年1月8日-4月17日

ニュースパーク-  旧称:日本新聞博物館
企画展「2021年 報道写真展」
日  時  2022年1月8日[土]-4月17日[日]
開館時間  10時-16時30分(最終入館は16時)
入  館  料  一 般 400円、大学生 300円、高校生 200円、中学生以下 無 料

休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
      * 感染状況により、閉館日を変更する場合があります。
会  場  ニュースパーク(日本新聞博物館)2階 企画展示室
主  催  ニュースパーク(日本新聞博物館)、東京写真記者協会
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新型コロナウイルスの猛威により 各地で 緊急事態宣言 の発令が続き、さまざまな活動自粛を 余儀なくされた 2021 年。東日本大震災から 10 年がたち、東京五輪・パラリンピックは1年越しに史上初めてほぼ無観客で開催されました。政界では、菅義偉首相が突然退陣表明、岸田文雄首相が誕生し、衆院選も行われました。米大リーグでは〝二刀流〟の大谷翔平選手が大活躍しました。

本展では、東京写真記者協会に加盟する新聞、通信、放送(NHK)36 社の記者が 2021 年に撮影した報道写真の中から、政治・経済・社会・スポーツ・芸能など幅広いジャン の決定的瞬間を捉えた約 300 点を展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : ニュースパーク ]

【特別委託販売図書】タイポグラフィ学会 『タイポグラフィ学会誌 12 』| 販売開始

タイポグラフィ学会誌 12
A4判 50ページ 糸かがり 並製本
編集・発行:タイポグラフィ学会
発 行 日:2021年12月20日
発売(特別委託直販): 朗 文 堂
ISSN 1882–2339

『 タイポグラフィ学会誌  12 』が刊行されました。

タイポグラフィ学会 は、タイポグラフィという技芸に学問的な基盤を与え、その成果を実技・実践を通して社会に貢献することを目的に、2005年8月に設立されました。
『タイポグラフィ学会誌』は2007年に創刊、今回が12号となります。

『 タイポグラフィ学会誌  12 』の主要内容

研究ノート|

「AI生成物の知的財産権とフォントについて」
    葛本京子
|研究ノート|
「公的空間におけるタイポグラフィ」
    木村雅彦
|イベント報告|
「A TypI 2019 Tokyo の報告」
    山本太郎

これらの研究成果が、日本国内にのみならず、各国の研究者によって広く参照されタイポグラフィ研究の発展に寄与することを希望するとともに、『タイポグラフィ学会誌』が今後さらに、タイポグラフィの研究における特色ある媒体として成長していければと考えております。
タイポグラフィ学会
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◎ 『タイポグラフィ学会誌 12 』
特別委託販売 朗文堂ブックコスミイク

・ 非会員向け頒布価格 : 1部 2,500円(送料・税別)
・ 学生向け頒布価格  : 1部 1,500円(送料・税別)
                                     * 学生証明書の提示が必要です。

株式会社 朗 文 堂
162-0065 東京都新宿区住吉町8-13-204

E – mail : 朗文堂 ブック・コスミイク  typecosmique@robundo.com
Telephone : 03ー3352-5070    Facsimile : 03-3352-5160

【展覧会】東京国立博物館 東洋館8室|東京国立博物館・台東区立書道博物館 連携企画|没後700年 趙孟頫とその時代 ― 復古と伝承―|’22年1月2日-2月27日

東京国立博物館 東洋館8室
東京国立博物館・台東区立書道博物館 連携企画
没後700年 趙孟頫とその時代 ― 復古と伝承―
開館期間  2022年1月2日[日]-2月27日[日]
開館時間  9:30-17:00(入館は閉館の30分前まで)
会  場  東京国立博物館 東洋館8室
      110-8712 東京都台東区上野公園13-9
      電 話  050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日、1月4日[火]、11日[火]
      * ただし、1月3日[月]、10日[月・祝]は開館
観  覧  料  一 般 1,000円、大学生 500円  * 特別展は別途料金が必要です
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令和4年(2022)は、中国書画史に燦然と輝く巨星、趙孟頫(ちょうもうふ、字-あざな 子昂-すごう、1254-1322)の没後700年にあたります。趙孟頫は、南宋時代(1127-1279)の末期に、宋の太祖の11代目の子孫として呉興(浙江省)に生まれました。26歳で宋王朝の滅亡に遭い、33歳でモンゴル人が統治する元王朝(1271-1368)に召され、世祖(せいそ)から英宗(えいそう)までの5人の皇帝に仕えて、晩年には従一品の高官に任ぜられました。

漢民族王朝である宋の皇族出身でありながら、異民族王朝の元に仕えたことから非難も受けますが、趙孟頫は漢民族の伝統文化の護持に尽力しました。書画においては、王羲之を主とする晋唐-しんとう-の書法と、唐宋の画法を規範として、復古主義を唱導し、文人の新たな在り方を示しました。その作品は、元末の四大家や明清時代の諸家にも大きな影響を与えました。

本展では、趙孟頫をはじめとする元時代の書画に焦点をあて、その魅力と後世における受容を紹介します。
「趙孟頫前夜」では、宋や金において尊ばれた、個性を表出する書をご覧いただきます。
「趙孟頫と元時代の書」では、趙孟頫を起点に、倪瓚(げいさん)ら元末までの文人と、親交のあった中峰明本(ちゅうほうみょうほん)ら禅僧の作から、元時代の書の諸相を概観します。
「元時代の絵画」では、趙孟頫と同時代の画家たちの多彩な活躍をお楽しみいただきます。
そして、「明清時代における受容」では、趙孟頫の書画に影響を受けた後の時代の作例をご覧いただきます。
本展は台東区立書道博物館との第19回目の連携企画です。両館の展示を通して、趙孟頫が活躍した元時代の書画の世界をご堪能ください。

担当研究員のひとこと
本展で19回目を迎える台東区立書道博物館との連携企画。実は、「元時代」をメインテーマにするのは今回がはじめてとなります。その元時代で、書画ともに最重要人物とされるのが、本展の主役である趙孟頫です。宋から清時代までの書画を通して、趙孟頫が書画に託した思いに触れていただけますと幸いです。/六人部克典

主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、同館蔵品です。
独孤本定武蘭亭序並蘭亭十三跋 趙孟頫筆 中国 元時代・至大3年(1310) 原跡=王羲之筆 中国 東晋時代・永和9年(353) 高島菊次郎氏寄贈
楷書玄妙観重脩三門記巻 趙孟頫筆 中国 元時代・14世紀
行草書十詩五札巻 鮮于枢筆 中国 元時代・13世紀 高島菊次郎氏寄贈(展示 ~2022年1月30日)
草書詩書巻 康里巎巎筆、跋:張雨筆、文徴明筆 中国 元時代・14世紀 高島菊次郎氏寄贈
重要文化財 枯木図軸 子庭祖柏筆 中国 元時代・14世紀 個人蔵(展示 ~2022年1月30日)
重要文化財 雪汀遊禽図軸 羅稚川筆 中国 元時代・14世紀(展示 ~2022年1月30日)

図 録
『没後700年 趙孟頫とその時代 ― 復古と伝承 ―』
編  集:台東区立書道博物館
編集協力:東京国立博物館
発  行:公益財団法人 台東区芸術文化財団
定  価:1,200円(税込)
* ミュージアムショップにて販売中。

 

 

 

* 入館はオンラインによる事前予約(日時指定券)推奨。
* 入館についての詳細は 入館方法のご案内 をご確認ください。
* 書道博物館 での展示紹介は、両館での混同を避けるため、別途紹介 します。
[ 詳細 : 東京国立博物館  該当ページ

【図書紹介】東海汽船|東海汽船 130 年のあゆみ 1889 - 2020|A 4 版 フルカラー 424 ページ

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東海汽船 130 年のあゆみ 1889 - 2020
A 4 版 フルカラー 424ページ 並製本
編集・発行:東海汽船株式会社 東京都港区海岸一丁目16-1

明治時代に創業した東海汽船は、度重なる災害や戦争、世界的な経済不振を経て、
2019年11月に創立130周年という大きな節目を迎えます。
東京諸島と歩んだ130年の軌跡を、主な出来事や船舶と共に振り返ります。

[ 参考: 東海汽船 東海汽船130周年記念サイト ]

【 YouTube : 東海汽船130周年のあゆみ 2:50 】

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創立130周年のごあいさつ
東海汽船株式会社 代表取締役社長   山 﨑  潤 一

当社は1889年11月に創業してから、今年で創立130周年を迎えます。この長きに亘り会社が継続して来られたのは、当社の船を利用いただいたお客様をはじめ、株主の皆様、諸先輩方、従業員の皆様、そのほか関係先の皆様の絶大なご支援の賜物であり、心より深く感謝申し上げます。

今後も、これまで培った歴史と伝統、安定基盤を糧に、東京諸島、当社の未来創造に向かって粘り強く邁進していく所存です。今年のスローガン「Revolution 2019」のもとに、独創的で革新的なチャレンジへの取組を加速させてまいります。

まず新しい船の建造です。さるびあ丸に代わる新しい大型船は、約6,200トンとなり、安定した運航とエネルギー効率の向上、また環境負荷の低減やバリアフリーに対応したエコシップとして、来年2020年6月に就航いたします。また、ジェットフォイルは当社所有の4隻のうちの1隻「セブンアイランド虹」の代替として、同じく2020年の7月に就航予定です。ジェットフォイルは国内での建造が実に25年ぶりとなります。この2隻のカラーリング、デザインは、美術家の野老朝雄氏にお願いしております。船のデザインでも注目を集め話題になると共に、2隻の就航が船旅の魅力を更に高め、東京諸島への観光の新たな起爆剤になると確信しております。

また、ここ数年取り組んでおります東京-八丈島航路と東京~神津島航路を大島で結ぶ航路の多様化、東京湾・駿河湾を拠点としたジェットフォイルによる新規航路開拓、プラネタリウムアイランドなど新たな商品企画への取り組みなど、首都圏から抜群のアクセスを誇る、自然あふれる東京諸島を、より多方面から幅広くPRしてまいります。

130年という一つの到達点ではありますが、同時に新たな歴史のスタート地点として、グループ全体で気持ちを新たに、フレッシュな心構えで進んでまいります。
今後も引き続きご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
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{新宿餘談}

平野富二は1872年(明治05)年に長崎から上京。その後に多くの事業事業を手がけましたが、その造船と輸送に着実に歩みをつづけた功績の一端、すなわち1899年(明治22)有限責任東京湾汽船、現:東海汽船関連の詳細な記録『東海汽船 130 年のあゆみ 1889 - 2020』が発表されました。

1889年(明治22)東京湾を運航する4つの海運会社が合併、11月14日に有限責任東京湾汽船会社が誕生。翌年1890年に株式会社となりました。これがこんにちの東海汽船に連なりましたので、同社では今なお、毎年11月14日を創立記念日としています。
平野富二は有限責任東京湾汽船の創立以来尽力しましたが、その設立からからまもなく、1892年(明治25年)12月3日に脳溢血のため急逝しました。在京わずか20年余、数えて46年と2ヶ月、あまりに惜しいできごとでした。

「平野富二の会」と小社は、記念社史『東海汽船 130 年のあゆみ 1889 - 2020』の編纂にあたり、わずかばかりの協力をし、本書のご恵送いただきました。ここに本書をご紹介したゆえんです。
[ 参考 : 平野富二の会 ]

【展覧会】須坂版画美術館|版画同人誌『 櫟 』第100集刊行-『 櫟 』とその仲間たち|’22年1月15日-4月17日

須坂版画美術館
版画同人誌『 櫟 』第100集刊行
『 櫟 』とその仲間たち
会  期  2022年1月15日[土]-4月17日[日]
開館時間  午前9時-午後5時 * 入館は閉館30分前まで
休  館  日  会期中休館日なし
入  館  料  一般 500円、高校生以下及び18歳未満、須坂市内在住の70歳以上は無料
所  在  地  須坂版画美術館   展示室 1
      382-0031 長野県須坂市大字野辺1386-8(須坂アートパーク内)
      TEL 026-248-6633 FAX 026-248-6711
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1933(昭和8)年8月に、長野県須坂市で 版画同人誌『 櫟 』が創刊されました。誌名の『 櫟 』は、「木を楽しむ」ということから、須坂の版画家 小林朝治 が命名し、題字は本版画の神様と称された 平塚運一 が彫ったものです。
編集は第6集までは須坂小学校教員の 斎藤英蔵 が、以後は 小林朝治 が担当しました。須坂や長野県北部のアマチュア版画家たちを中心として、東京からは 平塚運一、畦地梅太郎。山口 進、料治朝鳴、谷中安規 ほか、他の地方からは、佐藤米次郎(青森)、武藤完一(大分)、栗山 茂(静岡)、中川雄太郎(静岡)らが作品を寄せています。
小林朝治の死により1939年の13集で発行が途絶えましたが、戦後に復刊され、現在まで発刊が続いています。
2021年、第100集が発刊されたことを記念し、創刊号から第100集までの『 櫟 』を振り返る展覧会を開催します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 須坂市版画美術館 ] { 活版 a la carte まとめ }