渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
企画展示 渋沢栄一と渋沢喜作の「明治」
── 渋沢家「新屋敷」文書から見えてくるもの ──
会 期 2023年1月5日[木]-2月26日[日]
会 場 渋沢史料館 企画展示室(東京都北区西ケ原2-16-1 飛鳥山公園内)
入 館 料 一般 300円、小中高生 100円
開館情報 開館日、休館日、開館時間、入館方法などは、下掲 同館利用案内 で確認を
*新型コロナウイルス感染症の影響により予定変更となる場合があります
主 催 公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
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渋沢栄一 の 従兄・渋沢喜作(1838-1912)の生家である 澁澤家(家号「新屋敷」)から、喜作より生家に宛てた書簡をはじめとする古文書が、このたび新たに発見されました。
喜作は、武蔵国榛沢郡血洗島村(現・埼玉県深谷市)に生まれ、幕末、栄一と共に、尊王攘夷運動を行い、一橋家家臣を経て幕臣となります。栄一が渡欧する一方、喜作は国内にいて戊辰戦争を戦い、旧幕臣の二人は「亡国の臣」として「明治」を迎えます。
その後、喜作は日本の産物振興に尽くしたいという思いを伝え、生糸などの取引を行う 渋沢商店 を横浜に開業し、栄一とも協力しながら、多くの会社や団体の設立・育成を行い、実業界で奔走しました。
書簡からは、喜作の人柄や明治以降の喜作と生家の人々との関係がみえます。また生家での養蚕業をはじめとした家業や郷里周辺地域の産業が、栄一と連携した喜作の事業を通して、横浜貿易などとも結びつく様子も窺えます。
本展では、初公開となる澁澤家「新屋敷」文書をご紹介するとともに、関係する渋沢史料館所蔵資料もあわせ、郷里や人々との関わりをみながら、「明治」に向き合う二人の思いを探ります。
< 展 示 構 成 >
序 章 郷里の人々との関わり
第 一 章 「明治」を迎える
第 二 章 「産物」振興への決意
第 三 章 郷里周辺の産業と「富国」
第 四 章 二人の連携事業
特 別 章 喜作の終焉―栄一の思い―
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ]