【図書紹介】『夢と次代への挑戦』|平野富二の生涯 ─ 日本初の造船会社「石川島造船所」創業者|株式会社 I H I
『夢と次代への挑戦』 平野富二の生涯 ─ 日本初の造船会社「石川島造船所」創業者 株式会社 I H I 2019年4月1日発行 発行者 株式会社 I H I 135-8710 東京都江東区豊洲三丁目1番1号
仕 様 新書判 128ページ モノクロ 編 集 広報・I R 部 社内報グループ 非売品 ────────────────
《 主要内容 ── 目次より 》
I H I の原点 ~ 平野富二と石川島 ~ I H I Corporation 2018/10/23 に公開 嘉永6年、ペリー来航による欧米列強への対抗に迫られた幕府が、水戸藩に造船所設立を指示し、石川島造船所を創設した。文明開化、富国強兵、近代への助走 …… その先頭を走る人物こそ I H I の礎を築いた平野富二であった。 I H I ヒストリーミュージアム「i-muse」(アイミューズ)にて放映中の映像の YouTube 版です。
【 詳細:i – muse WEBサイト https://www.ihi.co.jp/i-muse/ 】 ──────────────── I H I 会社概要 I H I は総合重工業メーカーとして、資源・エネルギー、社会インフラ、産業機械、航空・宇宙の4つの事業分野を中心に新たな価値を提供しています。 1853年創設の日本初の近代的造船所「石川島造船所」を起源とする I H I は、造船で培った技術をもとに陸上機械、橋梁、プラント、航空エンジンなどに事業を拡大し、日本の近代化に大きな役割を果たしました。 現在の I H I は、石川島造船所の流れをくむ石川島重工業が1960年に播磨造船所と合併して「石川島播磨重工業(Ishikawajima-harima Heavy Industries)」となった後、2007年にグローバルブランドの強化を促進するため、社名を「 I H I」に変更して誕生しました。 I H I は「技術をもって社会の発展に貢献する」という経営理念のもと、今後もものづくり技術を中核とするエンジニアリング力で世界的なエネルギー需要の増加、都市化と産業化、移動・輸送の効率化などの社会課題の解決に貢献していきます。
社 名 株式会社 I H I / I H I Corporation 本社所在地 〒135-8710 東京都江東区豊洲三丁目1-1 豊洲 I H I ビル 代表取締役社長 満岡 次郎 創 業 嘉永6年(1853年)12月5日 設 立 明治22年(1889年)1月17日 資 本 金 1,071億円 年間売上高 7,217億円(2018年3月期) 連結売上高 15,903億円(2018年3月期) 従 業 員 数 8,256名 連結対象人員:29,706名(2018年3月末)
──────────────── 株式会社 I H I / I H I Corporation の公開展示施設の紹介 株式会社 I H I 本社 ( I H I ものづくり館 アイミューズ) 所在地 江東区豊洲3丁目1-1 豊洲 I H I ビル1階 概 要 この地は大型船を建造できる新立地として、昭和14(1939)年に開設された。それ以来、東京石川島造船所の研究・設計・製造の拠点であったが、豊洲地区の開発により広大な工場群を閉鎖し、平成18(2006)年に本社ビルを新築した。
それを機会に、I H I の企業史、製品史を展示・紹介するコーナーを設けて一般に公開し、「ものづくり」の大切さを伝える場とした。この開設に当たっては I H I のOBからなる「平野会」の働き掛けがあった。平成30(2018)年にリニューアルされ、受付近くのコーナーに創業者:平野富二に関する展示が追加された。
この地は嘉永6(1853)年、水戸藩が幕府のために大型洋式帆走軍艦「旭丸-あさひまる」を建造するための造船所を開設した所で、これをもって石川島造船所(現 I H I )開設の起点としている。 石川島資料館は、長い歴史を持つ石川島造船所を紹介するとともに、それと深い関わりを持つ石川島・佃島の歴史と文化を紹介する場として開設された。