以前のアダナ・プレス倶楽部ニュースです。
現在はブログにてお知らせしております。
ニュース No.043 【アダナ・プレス倶楽部便り】
実践活字母型彫刻の旅その 2「活字をめぐる旅はまだまだ続く……」
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 特別企画/感動創造の旅
実践活字鋳造会
宝物の五号活字ができました! 盛況裡に終了!
自らの手で設計・彫刻したベントン型活字母型彫刻機活字母型を握りしめて、11 月 8 日「実践活字鋳造会」に参加した 12 名。今回の母型は五号サイズ、母型鋳型深度 47μ、活字の高さ 924 — 925μ に設定されていました。
横浜の築地活字に集合。さっそく鋳造の開始です。すぐに歓声が工場内に響き、笑顔でできたての活字を見せ合う参加者の皆さん。自分だけの、世界でも自分しか持っていない宝石のような活字の誕生です。1 人 10 本が設定条件でしたが、100 本も鋳込んでしまう人もでて、創造の喜び、モノ造りの現場に立ち会う幸せを十分に堪能しました。
鋳造を終えて、近くのファミリー・レストランで遅い昼食をとりましたが、オーダーするより、まずは活字の品定めに忙しいメンバー。レストランのウェイトレスも困惑するほど興奮がおさまらない参加者でした。
築地活字には、母型箪笥を「アラタ 1209」の母型が、整然と、大威張りで占拠していました。「アラタ 1209」の出荷も順調です。折からのクリスマス・カードや年賀状に、できたての「アラタ 1209」をいかがですか!
Robundo Publishing Inc. Tokyo JAPAN