カテゴリー別アーカイブ: アダナ・プレス倶楽部会員便り

【会報誌】 サラマ・プレス倶楽部会報誌 第34号(Autumn & Winter) 完成 ・ 配布中

サラマ・プレス倶楽部の会報誌
『 Salama Press Club NewsLetter   Vol. 34 』 (Autumn & Winter  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
kaihoushi_34『 Salama Press Club NewsLetter   Vol. 34 』 (Autumn & Winter  2016)

表紙使用活字 : 36pt. Old English Text ,  8pt. 記号活字

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 【推薦図書情報】 『タイポグラフィ学会誌 08号・09号』
・  ――活版印刷礼讃イベント――
◎ Viva la 活版 ばってん 長崎 その後とこれから
◎ Viva la 活版 Let’s 豪農の館 その後
◎ Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO その後
◎ Viva la 活版 Viva 美唄 その後
・ 【連載 活字版印刷豆知識 34】 活字は小粒でピリリと重い 「ABC のかたち」

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【サラマ・プレス倶楽部ニュース : 過去ログまとめ

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第32号(Spring) 完成 ・ 配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌32表紙
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)
表紙使用活字 : 24pt. Franklin Gothic Condensed

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『Viva la 活版 ばってん 長崎 』 開催特集!
・  崎陽探訪・活版さるく 探訪地詳細図および解説
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【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第31号(Early Spring) 完成・配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 31』 (Early Spring  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌31号表紙
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 31』 (Early Spring  2016)
表紙使用活字 :24pt. 花型活字   欧文書体は18pt. バスカヴィルです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『Viva la 活版 ばってん 長崎 』 開催決定!
・  参加者募集  『 Viva la 活版 ばってん 長崎 』 出展者募集要項
・  新製品情報   アダナ・プレス倶楽部 Salama シリーズ/比較検討資料
・  アダナ・プレス倶楽部会員便り チェコのタイポグラファあれこれ
山崎洋介(活版カレッジ第四期 在プラハ)
・  連載 活版印刷豆知識31 活字は小粒でピリリと重い
印刷時のちょっとした裏技やコツ

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名称未設定-4名称未設定-4名称未設定-4【 小型活版印刷機 Salama シリーズ 比較検討資料 PDF SalmaSeriesComparison

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ご報告が遅延しました。活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅷ 展示作品をご紹介

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おおくのご来場者、新潟のアダナ・プレス倶楽部会員、北方文化博物館のスタッフの皆さま、そして各地から参集された、おおくの活版印刷実践者の皆さまからのご支援をいただき、毎年恒例の活版讃歌イベント<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、全日程を盛況裡に終了いたしました。
ご来場・ご支援ありがとうございました。
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Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

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本項写真協力 : 栃木香織(文香―Fumikou―)

────────── 松尾和夏 sketch & note

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【作品名】 tea & books / 恵文社のフランス紅茶展オリジナルカード
【作者名】 絵と印刷:松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

20151011viva_0023 20151011viva_0026 20151011viva_0027【作品名】 PHILOSOPHY CARD / 誠光社オリジナルポストカード
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
テキストセレクト : 堀部篤史(誠光社)、手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

DSCN1656【作品名】 five words /sketch & note オリジナルカード
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

20151011viva_0020 20151011viva_0019【作品名】 樹脂凸版のはしっこコラージュ
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : ヨシあし和紙の会
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
樹脂凸版を製版する際にできた、廃棄する樹脂のはしっこの部分をコラージュして、福島潟で越冬する天然記念物のオオヒシクイのような形を作りました。

────────── しおた まこ

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20151011viva_0049【作品名】 Xmas card
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷
20151011viva_0051【作品名】 message card
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0058 20151011viva_0059【作品名】 calendar 1
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0061【作品名】 calendar 2
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0052【作品名】 calendar 3
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

────────── 山下 良子 FAGICA. LLC

20151011viva_0274 20151011viva_0277 20151011viva_0279【作品名】 『ごあいさつ』
【作者名】 印刷 : 山下 良子(新潟やまやま)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
写真 : 和紙にオンデマンド印刷

──────────  吉沢加也  FAGICA. LLC

20151011viva_0283 20151011viva_0282【作品名】 『送り』
【作者名】 吉沢加也
【版式・技法】 図版 : 凸版(亜鉛凸版)

────────── 関 宙明 ユニバーサル・レタープレス

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ここにご紹介した一連の書籍のアートディレクション・デザインを担当した関 宙明さんは、Adana-21J をもちいた活版印刷部門 ユニバーサル・レタープレス でのみずからの活版印刷実践を、本職であるグラフィック・デザインにも活かし、活版印刷所とのコラボレーションによる書籍づくりを展開しています。

【作品名】 『わが友ユダ』
【作者名】 詩 : 新井延男
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
——
【作品名】 『草地の時間』

【作者名】 詩 : 村野美優
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『鈴を産むひばり』

【作者名】 歌 : 光森裕樹
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
——
【作品名】 『夜の甘み』

【作者名】 詩 : 伊藤啓子
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
——
【作品名】 『詩への途中で』

【作者名】 詩・エッセイ : 高橋 馨
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明

──────────  Bonami

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【作品名】 かみきりサックル
【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、絵 : 凸版(樹脂凸版)
——
【作品名】 さくらとカトリ

【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】文字 : 凸版(活字版印刷)、絵 : 凸版(樹脂凸版)
——
【作品名】 日々への手紙

【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)

──────────  足立涼子

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DSCN1701【作品名】 タイトル : とりのうた (2014年/5部限定版)
【作者名】 企画制作 : 足立涼子
【版式・技法】 枝文字 : 平版/リトグラフ(版画工房カワラボ!)
奥付 : 凸版/樹脂凸版(ada-library)
用紙 : 備中とりのこ紙

──────────  龍骨堂

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【作品名】 『無 題』
【作者名】 龍骨堂
【版式・技法】 凸版(活字版印刷)

────────── すぎもとあきお(ぢゃむ)

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【作品名】 活版小本シリーズ

『芥川龍之介の遺書』 芥川龍之介
『マーク・トウェインの箴言集』 マーク・トウェイン
『菊池寛』 菊池寛
『實語敎』
『盈満の咎』
『黒猫・餅饅頭』 薄田泣菫
『漢詩抄』
『子規随筆』 正岡子規
『死生に関するいくつかの断想』 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
『狂訳 小倉百人一首』
『盈満の咎 弐』
『獨樂吟』 橘曙覧
『Greise  老人』 リルケ・森鴎外訳
『冬日の窓』 永井荷風
『老嬢物語』 ギ・ド・モーパッサン
『舞鶴心中の事実』 高浜虚子
『我が子の死』 西田幾多郎
『電車の窓』 森鴎外
『尾生の信』 芥川龍之介
『夢十夜より  ─第三夜─』 夏目漱石
『てがみ・二十一のことば』 チェーホフ
『蜜柑』 芥川龍之介
『老人の死』 シャルル・ルイ・フィリップ

【作者名】 印刷・製本 : すぎもとあきお(ぢゃむ)
【版式・技法】 文字 : 凸版(樹脂凸版)

────────── 加久本真美
20151011viva_0079 20151011viva_0075 20151011viva_0077【作品名】 『活字見本帳2015』
【作者名】 加久本真美(東洋美術学校 タイポグラフィ・サークル QP 卒業生)
【版式・技法】 凸版(活字版印刷)
昨年から学校に残る金属活字の整理を開始。
掃除→分類(書体・活字サイズ別)→印刷の手順で、活字の状態と種類を調査している。
昨年に引き続き活字見本帳を制作。

────────── 田中智子(はな工房)
20151011viva_0121【作品名】 『MY TYPE』
【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)
20151011viva_0119 20151011viva_0116 20151011viva_0115 20151011viva_0118【作品名】 『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
―――
【作品名】 『風景』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 ・ 他 : 凸版(活字版印刷)
―――
【作品名】 『かごっまことば』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字・他 : 凸版(活字版印刷)
―――
【作品名】 『風のうた』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(ゴム版印刷)

────────── タイポグラフィ学会
05-6-46908【作品名】 タイポグラフィ学会「本木昌造賞表彰状」
【作者名】 紙面設計 : タイポグラフィ学会
        活字組版・印刷 : 大石 薫(タイポグラフィ学会会員)
【版式・技法】 文字 :凸版(活字版印刷)
オーナメント、プリンターズ・マーク : 凸版(銅凸版)
オーナメントは『BOOK OF SPECIMENS』活版製造所 平野富二(明治10年)より採録

────────── 栃木香織(文香―Fumikou―)
20151011viva_0237 20151011viva_0245 20151011viva_0241 20151011viva_0246【作品名】 『photo book』
【作者名】 印刷・製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
写真 : 上野隆文(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)、写真 : デジタル印刷―――
【作品名】 『モンヨウ誕生記念』

【作者名】 印刷・製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版、ゴム版画)

────────── 日本大学藝術学部 美術学科 

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【作品名】 『THE LOVE OF BOOKS ― Old English Song』
【作者名】 版画 : 日本大学藝術学部 美術学科
高浜利也、菊池史子、笹井祐子、宮澤真徳、山﨑香菜、大槻孝之、日比野絵美、宮澤英理子
活字組版 : 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)
製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 版画 : 凸版(リノカット、木版)、凹版(銅板)、平版(リトグラフ)、モノタイプ(モノプリント)など。
文字:凸版(活字版印刷)
本書は、第35回全国大学版画展(主催:大学版画学会/町田版画美術館)において、日本大学藝術学部 美術学科 笹井祐子准教授(当時)と、大学版画学会所属のアダナ・プレス倶楽部 大石薫による公開セミナー「版画と活字」のための参考展示作品として制作されたものである。
活字版印刷を導入した授業展開の一例として、同じ詩をテーマに、各々でイメージをふくらませながら、それぞれのイメージに合った技法で版画を制作し、一冊の折本のかたちにまとめた試みである。手製本はアダナ・プレス倶楽部会員 栃木香織の協力による。

────────── 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)

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【作品名】 良寛と貞心尼 『蓮の露』によせて
【作者名】 活字組版・印刷 : 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

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【作品名】 アダナ・プレス倶楽部「会報誌」表紙
【作者名】 活字組版・印刷 : アダナ・プレス倶楽部
        2015年秋号版画:笹井(奥村)祐子
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版、リノカット、ゴムカット、木版、その他)

────────── 桐島カヲル(Lingua Florens)

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【作品名】 連作『秋』より ―吾亦紅―
【作者名】 桐島カヲル(Lingua Florens)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

────────── 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉
20151011viva_0068 20151011viva_0065 20151011viva_0063 20151011viva_0064【紙漉サトウ工房 】
本格紙漉き士:サトウ工房:佐藤徹哉さんのご出展。佐藤さんには搬入から搬出まで終始ご助力いただいた。デジタル環境を苦手とされるので、 { sketch & note }松尾和夏さんのご協力を得ての出展。
詳細は松尾和歌さんのURL { 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 } に、大量の画像での紹介がある。手漉き紙の工程をわかりやすく、丁寧に紹介したものなのでぜひともリンク先でご覧いただきたい。

アダナ・プレス倶楽部歳末恒例 手づくり<餅と餃子の忘年会>開催

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【 詳細はスライドショーで画像がたのしめる 活版 à la carte でご覧ください 】

ここ数年、アダナ・プレス倶楽部、活版カレッジ修了生を中心として、小社の限られたスペース内でこじんまりと続けていた「餅と餃子の忘年会」。
それが年年メンバーも増えて、小社内のスペースでは納まりきれなくなってきた。

なにも手づくりにこだわらず、どこか庶民的な飲食店での開催も可能とおもえるが
そこは身体性のある物づくりをおもくみるアダナ・プレス倶楽部のことゆえ
活版印刷も調理もともに造形活動のひとつと見ているから騒ぎになる。
そんな折、小社からほど近い四谷駅前に、手頃なレンタルキッチンスペースがオープンしたので、今年はそのひとつ  < レンタルキッチンスペース Patia >を借りて
恒例の「餅と餃子の忘年会」が開催された。

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 手づくり<餅 と 餃子 の 忘年会>
[日  時]  2015年12月12日(土) 18:00―23:00
[会  場]  レンタルキッチンスペース Patia (パティア)

新機種登場 !! アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A

プリント          活版印刷のさらなる普及をめざして
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モノみな値上がりするこの時代
朗文堂/アダナ ・ プレス倶楽部では 活版印刷のさらなる普及をめざして
Adana-21J の設計 ・ 製造での 創意と工夫、精度と耐久性を維持しながら
アダナ式小型卓上活版印刷機 Salama-21A の
お求め易い、大胆な低価格を実現しました。 名称未設定-4 名称未設定-4【 プリント用 PDF new Salama-21A_01 new Salama-21A_02 】
上掲フライヤー A4判 4/4色を進呈いたします。ご遠慮なくおもうしでください。

活版印刷機器・資材のことなら、なんでも、お気軽に、
アダナ・プレス倶楽部にご相談ください。

【展覧会】 笹井祐子展 ー 日々の彩り -

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笹 井 祐 子 展
「 日 々 の 彩 り 」
Gallery  A R K

<開催期間> 2015年10月15日[木]-10月24日[土]
<開廊時間> 11:00-18:00 ( Last day  17:00 まで)
          会期中無休
<詳細情報> Gallery  A R K 

【展覧会】 奥村浩之彫刻展「大地の詩」+WebSiteギャラリー メキシコの石に刻す彫刻作品 Okumura Hiroyuki

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奥 村  浩 之 彫刻展
「 大 地 の 詩 」
ギャラリー f 分の1

<開催期間> 2015年10月14日[水]-10月24日[土]
<開廊時間> 11:00-18:30 (初日は13:00から/日曜・祝日・最終日は17: 00まで)
10月19日 月曜は休廊
<詳細情報> ギャラリー f 分の1
http://galleryf-1.net/exhibit/2015/151014okumura/1014okumura.html ,  http://galleryf-1.net/index.html

◆    ◆    ◆

【 WebSite ギャラリー 】
奥村 浩之 Okumura Hiroyuki
メキシコの石に刻す彫刻作品

本稿の初出は2015年06月16日であったが、そのままここに転載した。

okumura04k[1]okumura01k[1]奥 村  浩 之  Okumura Hiroyuki
<略 歴>
1963年    石川県に生まれる。
1986年     金沢美術工芸大学美術学部彫刻科卒業
1988年     金沢美術工芸大学大学院修士課程修了
1989年-   メキシコに渡る
現在、メキシコを本拠地に、彫刻制作に没頭
【 YouTube 2:42  奥村浩之 彫刻を語る  https://youtu.be/US5XMIHnT5I

──────────
<“ FSPONTÁNEIDAD ” わ が 宝  奥 村 浩 之>
日本での石との対話から、さらに大きな石との格闘を求めて渡ったメキシコでは、石のほかに、メキシコ時間との出会いがあり、ESPONTÁNEIDAD (のびのびとした) ということばが、何をすべきか、僕を大きく成長させ変貌させた。
メキシコの豊かな大地と歴史、メキシコの人々の心が育て上げたメキシコ時間の精髄で、その真意を知ったとき、僕は真に自由になり、メキシコと同化したことを自覚した。

ESPONTÁNEIDAD は僕を僕たらしめ、僕の宝となった。 そしてそれは彫刻表現の方向をも導いてくれ、さらにもうひとつのことば 「GOZOSO」 (楽しい) も連れてきてくれた。
DSCN9656左) 奥村浩之  Hiroyuki Okumura さん。右) 笹井(奥村)祐子 Yuko Okumura-Sasai さん

彫刻家/奥村浩之、版画家/笹井祐子。
このおふたりとすごした初夏の日日、そのわずかで永かった時間は、どこか模糊としてとらえどころがなく、それでいて充実し、こころをなごませるひとときとだった。
奥村浩之の彫刻作品は、すべての作品にギャラリーがつき、勝手に紹介することはできなかった。それよりも、どの作品も巨大で、WebSiteのちいさな画面ではとうてい紹介できる造形物ではなかった。
それでも秋の個展まで待てないからと、無理を承知で、朗文堂の周囲に紹介する写真を依頼した。

いまはアトリエに戻り、なにごとも悠然とながれる「メキシコ時間」のなかにいる奥村浩之である。したがって写真の到着までにはだいぶ時間がかかるであろうと予測していた。ところがナント、おそらく汗を拭き拭き写真を選択したものとおもえたが、小品ながらも力作ばかり、五点の写真データを送付してくれた。
奥村浩之はことしの秋に東京での個展を予定している。それに際しては令室の笹井祐子をわずらわせてデータをいただき、あらためてここにご紹介したいが…… 。

地球の向こう側で、硬くて、堅い、メキシコの岩や石と格闘している彫刻家/奥村浩之のこころは、きわめてのびやかで、やさしかった。そしてその躰をながれる血液は、まぎれもない日本男子のそれである。

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1 NIDO DE VIENTO(ニィード デ ベィエント)― 風の巣 ―
  火山岩 48 x 37 x 30 cm    2012年
ニードデビィエント

2    CONTRA VIENTO(コントラ ベィエント)―風に向かって ―
   オニックス  56 x 30 x 33 cm    2012年
コントラビィエント

3    LA CASA DEL NORTE(ラ カサ デル ノルテ)― 北の家 ―
   火山岩  48 x 79 x 14 cm    2012年
ラカサデノルテ
4  VIENTO VERDE(ベィエント ベルデ) ― 緑の風 ―
   大理石  53 x 20 x 14 cm   2012年
ビィエントベルデ

5  VIENTO ROJO(ベィエント ロホ) ― 赤い風 ―
   火山岩   45 x 52 x 21 cm  2011年
ビィエントロホ

【 詳細情報 : 奥村浩之 HP  Curriculum vitae Hiroyuki OKUMURA

【会員情報】 アルドの遺伝子-東京製本倶楽部

 

アルドの遺伝子_01 アルドの遺伝子_02アルドの遺伝子

学術出版の祖アルド・マヌーツィオ500年忌
15世紀の書物から現代ルリユールまで

◯ 日 時 : 2015年10月5日[月]-2015年11月19日[木]
10:00-18:00  日曜日および11月6日[金]閉室
ただし、10月18日[日]は開室(10:00-17:00)
◯ 
会 場 : 早稲田大学総合学術情報センター 2階展示室
◯ 
主 催 : 早稲田大学図書館 ・ 東京製本倶楽部
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今年2015年は、ルネサンス時代にヴェネツィアで活躍した、印刷出版業者アルド・マヌーツィオが亡くなってちょうど500年になります。
「ルネサンス」とは古代ギリシア・ローマの文芸の復興・再生です。アルド・マヌーツィオはまさにそれを印刷術の面から成し遂げた一人に数えられます。
また、書物に様々な工夫を施して書物を中世から近代の姿に改良した人物として知られています。
本展覧会は、アルド・マヌーツィオを彼とその後継者たちの仕事と、彼の遺伝子を受け継いで出版された様々な資料によって振り返り、アルドの500年忌を記念するものです

展覧会は大きく4 つの部分から構成されています。
第1 部は、活版印刷術の誕生からアルド・マヌーツィオ以前のヴェネツィアの印刷物です。
第2 部は、アルド・マヌーツィオとその後継者およびその影響で刊行された資料です。
第3部は、アルド・マヌーツィオに関するわが国初の単行書『アルド・マヌーツィオとルネサンス文芸復興』(東京製本倶楽部、2014年)を、日本を代表する24名の装丁家が独自のデザインと技術によって制作したルリユール作品です。
第4部は、アルドの遺伝子を受け継いだ英国の出版社の作品と、今日までに刊行された主なアルド書誌と、1994年と2015年に欧米で開催された展覧会カタログからなります。

アルド・マヌーツィオの500年忌に、ルネサンス時代から現代にまで連綿と引き継がれているアルドの遺伝子をごゆっくりとお楽しみください。
【 詳細情報 : 東京製本倶楽部

【Salama-21A操作指導教室】 中国清華大学副教授/原 博 Yuan Bo、陳 輝 Chen Hui 両先生がご来社

アダナタイトル
<Salama-21A 操作指導教室> は、ふつうの活版印刷体験会や活版ワークショップとはいくぶん異なり、小型活版印刷機 Salama-21A を購入予定のお客様のための操作指導教室です。

ご購入いただいた(ご購入予定の) Salama-21A を、安全かつ快適にご使用していただくために必要な操作方法の基礎を、短時間で集中的に習得していただくことを目的とします。
そのため、各回最大 4 名様に限定した、完全予約制の教室です。

アダナ ・ プレス倶楽部では、遠近を問わず、これから活版印刷をあらたにはじめられる皆さまに、できるだけ <Salama-21A 操作指導教室> の受講をおすすめしています。また活版印刷関連機器のご購入の前に、十分なるおはなし合いをさせていただいております。
そのため、できるだけお客さまのご都合にスケジュールをあわせて受講をおすすめしております。 もちろん受講に際して印刷機などの購入は義務づけられていません。
詳細は <アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。
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DSCN0525 DSCN0524 20150727140154431_0002 20150727140154431_00012015年07月25日[水]、北京の友人にして、清華大学副教授/原 博  Yuan Bo、陳 輝  Chen Hui 両先生がご来社。

今回の来日目的は、なんと<Salama-21A 操作指導教室>の受講であった。
たまたまご子息が英国留学の下見をかねて渡英されており、その間をぬってご夫妻での来日となった。
すでに清華大学では上掲図版のように「活版印刷演習」がはじまっているが、やはりいずれ活字をもちいた本格的な活版講座にしたいとのご希望で、二回にわたる特別メニューでの開講となった。

上掲図版は中国民話「山之妖」を題材としたもので、パソコンで原稿を製作し、印刷版は樹脂凸版であった。ところが学生のあいだから、もうひとつ達成感が得られないとの声があり、また中国東北部/瀋陽(旧奉天)に活字製造業者があって、そこから新鋳造活字の入手ルートがひらけたこともあっての受講となった。

このように、中国でも韓国でも<活版ルネサンス>の動向がまだ水面下にあるとはいえうごめいている。わが国の一部に見られるような、いつまでも「ふるき、よきもの-滅びの美学」の一環として、あまりにもふるい印刷機と、もらい下げの機材ばかりにしがみついていると、いずれ周辺環境が崩壊して苦境に追いこまれそうなイヤ~ナ予感がするこのごろではある。

《 北京の友人-原  博 Yuan Bo 先生と、陳 輝 Chen Hui 先生 再紹介 》
DSCN0784   2013年12月、北京王府井 ワンフーチン の茶館にて。中央小柄なかたが原 博先生。

【 活版アラカルト : 中国の友人/年賀状の交換を巡って 原 博 さんの〈夢〉&北京点描 

2127DSCN6659

朗文堂を訪問された 清華大学 美術学院の副教授 原 博 先生(ショートヘアのかた)
上) 原 博先生のデジカメ(セルフタイマー)で撮影。 下) やつがれ撮影(めずらしく撮れた)。

このように、原 博先生とは、2013年12月、翌年01月18日と、北京でお会いした。
その後2014年08月08日、朗文堂を訪問されて、旧懐をあたためた。
【 アダナ ・ プレス倶楽部ニュース : 会員情報  中国の友人、原 博さんがご来社に!

《 原 博先生、陳 輝先生のご案内で 淸華大学キャンパスを探索 》
2015年01月11日[日]、北京市西郊、海淀区にある 北京淸華大学 美術学院棟 を訪問した。
会員情報 : 中国清華大学 美術学院/原 博先生 陳 輝先生とお会いしました

ちょうど日曜日とあって、遊びにきていたご子息ともども、陳 輝先生の個人研究所で、まずは昨今の中国式に記念写真。
お若くみえた原 博先生に、こんなおおきなご子息がいらしたことに驚いた。 ちなみに中国では古来、夫婦別姓で、子供は男女ともに父方の姓を継承することがおおい。

ついで原 博先生の個人研究所を経て、同先生が整備しつつある、仮称<活版印刷実験室>を、天井がたかく、きわめてひろい現場で、はじめでみることになった。
教育施設へのこうした機器の供給態勢は、アダナ ・ プレス倶楽部の得意とするところであり、原先生と大石は、ときのたつのも忘れて意見交換を重ねていた。

DSCN7861ひといき入れたあと、北京清華大学の宏大なキャンパスの各所にある、陳 輝先生の彫刻作品をみる目的でキャンパス巡りをした。【 陳 輝先生 作品画像集
なおことしの九月、金沢市で陳輝先生の展覧会が予定されているそうである。
P1450169 P1450170《陳 輝  Chen Hui 先生 彫刻作品の一部紹介を紹介》
凝聚の風景 行進 風2
高山流水 凝固の山頂の雲 

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第28号 完成・配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 28』 (Summer  2015)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。

Vol.28『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 28』 (Summer  2015 )
表紙使用活字 : 30pt.  ギャラモン ・ イタリック
           (Vol. 27とのオルタネートキャラクター違い)
           24pt.  花形活字 各種

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 開催のお知らせ
・  参加者募集  『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 募集要項
・  新企画商品   欧文活字「スクリプト体」のご紹介
・  豆知識28       活版印刷 人物伝 ④ 《15世紀 フストとシェファー》
・  会員便り    上海より- 畠中 ・ 楊 ご夫妻
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
豪農の館ハガキDSCN3097『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、 会員登録 と年間登録費の納入をお願いします。
なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、 会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。

【講演会の記録】 日本女子大学VOD講座 教養特別講座 2  タイポグラフィに関わる仕事と私事-活版ルネサンスと造形活動- 大石 薫

20150525202211878_0001 20150525202211878_0002 20150525202211878_0004

20150416193004677_000120150416193131199_0001昨年年末、日本女子大学において、2014年12月04日[木]、11日[木]の二回にわたり、アダナ ・ プレス倶楽部 : 大石 薫が講義を実施いたしました。
その記録は、WebSiteの動画によって先般公開され、このたび講義記録として冊子本にまとめられたものをご提供いただきました。 閲覧ご希望のかたは、同校図書館ならびに小社などでご覧いただけます。
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【再記録:[講演会の報告] 日本女子大学VOD講座 教養特別講座 2  タイポグラフィに関わる仕事と私事-活版ルネサンスと造形活動- 大石 薫 2015年01月29日 】

日本女子大学生涯学習センター 日本女子大学VOD講座 教養特別講義 2

日本女子大学_講義 1日本女子大学生涯学習センター
日本女子大学VOD講座 教養特別講義 2 大石02

 ◯ タイトル
タイポグラフィに関わる仕事と私事     ~活版ルネサンスと造形活動~
◯ 講  師
朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部  大 石  薫
◯ 実施日
2014年12月04日[木]、11日[木]

 

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アダナ ・ プレス倶楽部 : 大石 薫が、日本女子大学にお招きいただき、現役学生を対象に、500名ずつ、90分、二回にわたる講演を実施しました。
その記録が<日本女子大学生涯学習センター 日本女子大学VOD講座 教養特別講義 2 > に掲載されました。

また、その動画による全記録が<日本女子大学生涯学習センター 日本女子大学VOD講座 教養特別講義 2 >に収録されて公開されました。
この動画コーナーは、同大学生のみなさんと、卒業生などの校友を対象としたもので、一般の閲覧にはログインが必要ですが、さほど面倒な手続きではなく登録できます。
大石本人は、テレているのか紹介に積極的ではありませんが、同大学ではこうした講演内容を、充実した講演記録として、シリーズ化した冊子での刊行もおこなっており、この冊子型の講演記録がこのたび完成いたしました。 成瀬記念講堂講演会場となった日本女子大学創立者 ・ 初代学長/成瀬仁一氏を記念する 「 成瀬記念講堂 」 は、アール ・ デコ の建築様式なのでしょうか……、 風情のある、おおきな会場だったようです。
このひろい会場に、二階席までいっっぱいの500名もの女子大生が勢揃いするとなると、チトおそろしくなります。 

ですから今回は、大石がひとりで Salama-21A をかかえて会場に乗りこみ、小社社員はほかのたれも会場をみておりません。
また情報管理も慎重で、会場に学生がいっぱいの写真は撮影できなかったようです。
以下の簡便な写真から、会場のふんいきだけでもご覧いただき、ご関心のあるかたは、ログインして、<日本女子大学生涯学習センター 日本女子大学VOD講座 教養特別講義 2 >をご笑覧ください。
またこの講演会に使用した画像の一部は、以下のURLからもご覧いただけます。 

【新潮社文庫】 ふむふむ―おしえて、お仕事! 三浦しをん著

20150512193654959_0001三浦しをん/著
15職種16人の働く女性に直撃取材! 妄想炸裂、物欲爆発? ゆかいなお仕事人生探訪記。
新潮文庫 五月の新刊

ふむふむ―おしえて、お仕事!

あなたがなりたかった職業は何ですか。 靴職人、お土産屋、動物園飼育係、フィギュア企画開発、漫画アシスタントにフラワーデザイナー。
夢を叶え、技能と情熱をもって働く15職種16人の女性に、作家が直撃インタビュー。
時に持ち前の妄想力を炸裂させ、時にキレキレの自己ツッコミを展開し、時に物欲の鬼と化しながら、聞き取った素晴らしき人生の物語。 さあ皆でレッツ “ ふむふむ ”!

発行形態  :  新潮文庫

判   型  :  新潮文庫
ISBN     :  978-4-10-116763-3
C-CODE  :  0195
整理番号  :  み-34-13
ジャンル   :  実用書 人生論 ・ 生き方
発  売 日  :  2015年05月01日
定   価   : 
637円(税込)

三浦しをん
ミウラ ・ シヲン
 
1976(昭和51)年、東京生れ。 早稲田大学第一文学部卒業。 2000(平成12)年、書下ろし長篇小説 『格闘する者に◯(まる)』 でデビュー。 以後、『月魚』 『秘密の花園』 『私が語りはじめた彼は』 などの小説を発表。 『乙女なげやり』 『ビロウな話で恐縮です日記』 『あやつられ文楽鑑賞』 『お友だちからお願いします』な ど、エッセイ集も注目を集める。 2006年 『まほろ駅前多田便利軒』 で直木賞を、2012年 『舟を編む』 で本屋大賞を受賞。 他に小説 『むかしのはなし』 『風が強く吹いている』 『仏果を得ず』 『光』 『神去なあなあ日常』 『神去なあなあ夜話』 『天国旅行』 『木暮荘物語』 『政と源』 『まほろ駅前狂騒曲』 などがある。

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ふむふむ―おしえて、お仕事!/三浦 しをんさん著の p.75-93 に
三浦しをんさんによる、アダナ ・ プレス倶楽部 大石 薫への取材記事が掲載されています。
文庫サイズになってお求めやすくなりました。 ご愛読ください。
20150512210214679_0001

【 詳細情報 : 新潮社文庫 ふむふむ―おしえて、お仕事!

【WebSiteギャラリー】 北京清華大学 陳 輝先生  彫塑作品紹介

20150216223959256_0001北京清華大学美術学院 彫塑系学科 副教授  陳 輝 ( Chen Hui ) 作品

◯ 作品 / 凝聚の風景
凝聚の風景
◯ 作品 / 行  進

行進
◯ 作品 / 高山流水

高山流水
◯ 作品 / 石

石
◯ 作品 / 低い雲、銅 80×60×35 cm

低い雲、銅80x60x35cm
◯ 作品 / 風 1

風1
◯ 作品 / 風 2

風2
◯ 作品 /  風  韻
風韻──────────
DSCN7860中国 ・ 北京の友人/清華大学 美術学院 副教授のおふたり(ご夫妻)と、そのご子息
前列右) 視覚伝達設計系学科 副教授  原 博 ( Yuan Bo ) 先生
前列左) 彫塑系学科 副教授  陳 輝 ( Chen Hui ) 先生
2015年01月11日[日] 中国の清華大学キャンパス 陳 輝 研究室にて。

【 関連情報 : 会員情報/中国清華大学 美術学院/原 博先生 陳 輝先生とお会いしました

エッ ! いまごろお正月 ?!! 恭賀新年 中国/台湾/香港/韓国のみなさまへ

恭賀新年

祝羊年大吉、身体健康、万事如意、闔家安康 !

《 旧暦で正月を祝う東アジアの国と地域-中国 ・ 香港 ・ 台湾 ・ 韓国 》
朗文堂アダナ ・ プレス倶楽部、朗文堂ブックコスミイクには、アジアの国国からの@メールやご訪問がすくなからぬ数にのぼります。 それが混乱するのが、いわゆる旧正月であり、春節の時期です。

北京の印刷界の友人、朱 有福さんからいただいた、
中国式のはなやかな <年賀状> をご紹介しましょう。
朱さんは、広島大学工学部大学院を修了され、工学博士号を有するかたですが、とてもおおらかで、よいかたです。

朱有福さん春節DSCN0471修復なった紫禁城(故宮)武英殿前で。 写真左から : 邢 立(Xing Li)氏、紫禁城内紫禁城図書館長 : 翁 連渓氏、やつがれ、朱 有福氏 (2013年11月)
【 関連情報 : 宋朝体活字の源流/聚珍倣宋版と倣宋体-03 倣宋体活字書風に拘泥した毛沢東

旧正月とは、旧暦のお正月のことです。
旧暦元日(旧暦01月01日。 ことしは新暦02月19日)当日を指すこともありますが、その前後から数日間の連休全体を正月と表すことも多く、それを<春節>と呼んで、にぎやかに祝います。 つまりこの前後一ヶ月ほどは、物流や郵便物も滞りがちになりますので、注意が肝心な時期になります。

2015年は、大晦日オオミソカが02月18日、元日が02月19日になり、その前後から数日間を春節と呼んで、多くは帰郷して家族といっしょに新年を祝いますが、最近は日本各地などにも旅行でみえることが多くなったようです。

◯ 中国 : 2015年の春節
02月18日[水]-24日 [火]までの07連休
◯ 台湾 : 2015年の春節
02月18日[水]-23日[月]までの06連休
◯ 韓国 : 2015年の春節(ソルラル)
02月18日[水]-20日[金]までの03連休
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DSCN7860中国 ・ 北京の友人/清華大学 美術学院 副教授のおふたり(ご夫妻)と、そのご子息
前列右) 視覚伝達設計系学科 副教授  原 博 ( Yuan Bo ) 先生
前列左) 彫塑系学科 副教授  陳 輝 ( Chen Hui ) 先生
2015年01月11日[日] 中国の清華大学キャンパス 陳 輝研究室にて。

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<原博先生からの@メール 2015年02月12日>

ご丁寧なメールをありがとうございます。
大石さんと話すことはとてもよい勉強のチャンスになります。
中国以外の、別の国の視点から、いろんなことを考えさせられて、
新しい角度からの視点、刺激をもらうことができます

大石さんが昨年末に航空郵便で送られた今年の年賀状は、まだ届いていません、
ふつう、郵便局からの手紙とか年賀状などは、まず清華大学の受付に届いて、
それから別々に各専門科の事務室へ配られます。
一月は冬休みのときでしたので、たぶん大石さんの年賀状は
まだ清華大学の受付の机に置かれているのかもしれません。
せっかくの年賀状ですが、わたしの新学期のプレゼントになるかもしれません。

心配してはいませんよ。

そろそろ春節になります。
中国のひとはほとんど故郷へ帰り、家族と一緒に節日を過ごします。
02月21日からの一週間、わたしも主人〈陳 輝先生〉の故郷の浙江省へ帰ります。
大石さんからのたくさんの祝福を持って帰れて、楽しい帰省になります。

ブログでご紹介いただくために、主人の作品の写真を送りました。
お幸せを祈ります。
原  博   2015.2.12

会員情報/中国清華大学 美術学院/原 博先生 陳 輝先生とお会いしました。

ご報告が遅くなりました。 SALAMA が商標登録されています。

20140718145521337_0001
《 ご報告がおそくなりました。 小型活版印刷機 SALAMA が登録商標となりました 》

昨2014年(平成26)02月20日に出願しておりました < SALAMA > の名称が、同年07月04日に特許庁より登録商標として認可されました。

もとより、朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部では、ユーザーの皆さまには < SALAMA > の名称を今後ともご自由にお使いいただきますし、現在製造 ・ 販売中の < Salama-21A > を、「サラマちゃん」、「サラマくん」とでもご自由にお呼びいただき、ご愛用いただきたいと存じます。

これからもより一層 < Salama-21A > の安定供給をはかり、周辺機器、関連資材の持続的な供給をふくめ、活版ルネサンスの実現のために精進いたします。
また将来の可能性としては、< Salama-21A > の兄弟姉妹機なども開発したく、日日技術陣との研究と協議をかさねてまいります。

《 なぜ Adana-21J を商標登録しなかったのか 》
アダナ型印刷機は 1922 年、イギリスの Donald A. Aspinall によって考案された、木製の素朴なセルフインキング印刷機を発祥とします。
また「 ADANA 」の社名と機械名称は、考案者 Donald A. Aspinall の頭文字をとってアナグラムとしたものとされています。

わが国には1960年代中葉から、旧株式会社晃文堂を通じて輸入・ 販売されていました。
ところが主力機 ADANA8×5 の主要駆体の鋳型が老朽化し、また活版印刷全体の衰勢がみられた1980年代後半に、アダナ社は鋳型を売却して閉鎖されました。

2007年の朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部の発足に際しては、小型活版印刷機の新規購入の需要の高まりに応えるために、セルフインキング式アダナ型小型活版印刷機の歴史を踏まえ、法律の専門家に依頼して、先行企業による、特許 ・ 工業意匠権 ・ 商標権などの消滅を確認し、国産活版印刷機の設計 ・ 製造 ・ 販売に着手しました。

同時に斯界の権威、牛木理一弁理士を通じて < アダナ  Adana > の登録商標の申請をしました。 特許庁からの回答は意外なものでした。
すなわち、アダナ ( Adana ) はトルコ中南部の都市であり、アダナ県の県都。 トルコで 4 番目に大きな都市でもある。 こういう著名な都市名は商標には使用できない ―― とするものでした。
【 参考資料 : ウィキペディア アダナ(Adana)

即刻異議申し立てをおこない、印刷関連機器名での限定使用であり、1970年代にはこの名称を商標とした企業があったことなどを列挙しましたが、裁定はくつがえりませんでした。
1960-70年代ならともかく、近年では検索が容易になり、こうした都市-わが国でいえば、人口04番目の都市は名古屋であり、トルコのアダナ市は人口113万人ほどであり、それは広島市や仙台市にちかい存在で、これ以上の異議申し立ては無理があり、それだけに印刷機の名称にアダナの名称の使用はさし支えないという説明をうけました。

こんな経緯があり、また牛木弁理士の指導もあって、小型活版印刷機の考案者 Donald A. Aspinall 氏へのオマージュ ( 敬意と尊敬 ) のこころをもって、アダナ ・ プレス倶楽部、 Adana-21J の部門名と、商品名をもちいることとなりました。
ご理解いただけましたでしょうか。
朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部では、こんごとも部門名としてのアダナ ・ プレス倶楽部の名称を使用いたします。

【 参考資料 : アダナ ・ プレス倶楽部  Adana-21J のご紹介

【会員情報】 台湾の林 昆範さん、「Red Dot Award : Communication Design 2014」デザイン賞を獲得。

台湾の中原大学文化創意研究センター ( 林 昆範老師 ) が、2014年春のふたつの iF デザイン賞に続き、同年の秋に 「 Red Dot Award : Communication Design 2014 」 デザイン賞を獲得されました。
20100205koenkai-omote過去の講演会の記録 : 林 昆範 宋朝体と明朝体 書写系と彫刻系書体の相剋

この研究は、中国桂林にある観光企業との産学協同による成果で、中国西南地方の民族衣装に用いられた「お守り」のような伝統紋様からヒントを得て、観光地のブランドイメージにも利用されています。
【 関連情報 : 花筏 皆さまの友人、台湾の林 昆範さんが Red Dot 賞を獲得されました

ところで、台湾では伝統的に旧暦で新年を祝います。 わが国でいうところの旧正月です。
台湾での2015年の春節は02月19日。大みそかに当たる02月18日から数えて06連休となります。
なお、2016年以降の旧暦元旦は次のとおりです。
2016年02月08日、2017年01月28日、2018年02月16日。
意外に面倒なものですね。さらに厄介なのは、おなじ旧暦といいながら、中国と台湾では休日の設定などが微妙にずれており、さらに困惑をまねきます。

下掲写真は、旧暦正月にそなえた、林 昆範さん製作の、縁起のよい < お年玉袋 > です。 
列印中国における少数民族とは、中華人民共和国 ( 以下中国 ) 政府が規定した、国民の 92% を占める漢民族 ( 漢族 ) 以外の少数民族政策による分類における「少数民族」のことです。

中国政府は、民族区域自治という少数民族政策を取っています。 国民を漢民族と55の 「 少数民族 」 とに区分し、その民族ごとに、集住地域を 「 区域自治 」 の領域として指定しました。
そこでは 「 民族の文字 ・ 言語を使用する権利 」、「 一定の財産の管理権 」、「 一定規模の警察 ・ 民兵部隊の組織権 」、「 区域内で通用する単行法令の制定権 」 などをおこなうことを認めています。

林 昆範さんの研究手法は、徹底した現地調査を基盤として、その文化の根源をさぐることにあります。 中国の少数民族は、比較的僻遠の地に居住していることが多く、現地調査には困難も多いようです。
今回は、下掲図左から、
01) ヤオ族-瑶族  02) ミャオ族-苗族  03) トン族-佝族  04) チワン族-壮族 です。

【 参考資料 : ウィキペディア 中国の少数民族

列印 02_The Stories of Ornaments 列印

【島根県立 石見イワミ 美術館】 企画展 : 美少女の美術史

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浮世絵、少女雑誌、近代絵画、アニメ、 マンガ、フィギュア、現代アート……. 。 ようこそ、少女の迷宮へ。

「 美少女 」 は、アニメやマンガ、文学、芸能など 私たちが日ごろ親しんでいる様々な文化に登場します。 現代日本のポップカルチャーの特徴のように思われがちですが、果たしてそうでしょうか? この展覧会では、江戸時代から現代までの様々な造形から 「 少女 」 が いかに表現されてきたかを紹介します。 人々は 「 少女 」 に何を求めてきたのか?  「 美少女 」 とは何か? その答えを探しに、時代やジャンルの垣根を越えた多彩な作品による 少女の迷宮を巡ってみませんか。

◯ 会   期 : 2014年12月13日[土]―2015年02月16日[月]
◯ 開館時間 : 10 : 00-18 : 30 (展示室への入場は18 : 00まで )
◯ 休  館  日 : 毎週火曜日 (特別休館日は詳細をご覧ください)
◯ 会   場 : 島根県立 石見美術館 展示室 D ・ C

【 詳細 情 報 : 島根県立 石見美術館 【 特設サイト : 企画展 美少女の美術史

スイスの活版印刷造形家 : ロマノ・ヘニさんが来社されました。

スイスで活躍されている活版印刷造形家、ロマノ ・ ヘニ (Romano Hänni ,  1956-)さんが来社されました。
同行されたのは、プリント・ギャラリー主宰者 : 阿部宏史さん、ヘニさんのご子息夫妻でした。
ヘニさんはお若いころから活版造形家として活躍され、スイスの印刷ジャーナル 『 TM ,  Typografische Monatsblätter , 1992 No.2 』 の表紙を飾り、本文中でも大特集をもって紹介されていた、本格派の活版印刷造形者  ≒ タイポグラファです。

下掲図版02点は長年にわたる架蔵で、いささかタバコ燻蒸 ?!  されていますが、その 『 TM  1992  No.2 』 です。また見開き図版は右側の一部が欠けていることをお断りいたします。
TM表紙 20141010150725722_0003ことばの壁はいくぶんあったにせよ、そこはタイポグラファ同士ですので、ロマノ ・ ヘニさんご一行とのおはなしはおおいに弾みました。
そしてロマノ ・ ヘニさんとの作品交換、シグネチュアの交換、情報交換と、にぎやかに、そしてなごやかに、時間は過ぎていきました。

DSCN7610 DSCN7601 DSCN7609 DSCN7605やつがれ徹夜明けで疲れておった。下掲図版は <limArt  活版印刷による本 2008年08月12-24日>の展覧会告知はがきです。
このころから阿部宏史さんのご努力もあって、わが国でもようやく、ロマノ ・ ヘニさんの作品とお名前がひろく知られるようになり、さらに二回にわたる <print gallery  タイポグラフィックノート/ロマノ ・ ヘニ > が開催されましたので、皆さんにもおなじみのかたになりました。

LIMアート展

【 ロマノ ・ ヘニ氏 URL : Romano Hänni  Studio for Design 】  鮮明画像がたくさん掲載されています。 
【 関連情報 : print gallery  タイポグラフィックノート II/ロマノ ・ ヘニ

アダナ・プレス倶楽部会報誌 <Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>情報満載 第25号完成・配布中です。

アダナ・プレス倶楽部の会報誌
『Adana Press Club NewsLetter Vol.25』(Summer 2014)を
刊行し、会員の皆さまへ配布中です。

会報誌25号

『Adana Press Club NewsLetter Vol.25』 (Summer 2014)
表紙使用活字 : 和文活字:12pt. 明朝体 ルビ活字:6pt. 明朝体 欧文活字:12pt. ボドニ
           図版:罫線(波罫=ブル罫)、記号活字、約物活字
DSCN5149 DSCN5150 DSCN5178 DSCN5187
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容(目 次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【イベント情報】 『欧文書体百花事典』普及版刊行記念連続講演会
【イベント情報】 Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO 開催決定!
           ──── 出展者・参加者募集のお知らせ
【新企画・新規商品のご案内】
           欧文活字「サンセリフ体」 ギル・サン活字大紹介
【連載 活字版印刷豆知識 25】
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【連載 活版まんが】
           トンカツ ニンニク コンニャク & カッパンの巻き=ブル罫
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