【会員情報】 かたりべ文庫 職人の手仕事/活版印刷 山田善之

かたりべ文庫 山田01 山田02 山田03九州福岡市に 「 あらたな 」 活版印刷所 <文林堂> が再生しました。
現在の <文林堂> は、山田善吉、トヨ子夫妻の経営によりますが、その命名は、1938年(昭和13)に創立された父親の先代によるものだとされます。

同社は、戦後の印刷方式の激変期にあって、名刺用の手フート印刷機をのぞいて、活版印刷関連機器を廃棄し、オフセット平版印刷に注力して、一時は従業員も25名を数えるまでになりました。
ところが近年のオフセット平版印刷の衰退にあわせ、原点回帰をめざし、一度は廃棄した活版印刷機器を再構築されての<活版ルネサンス>への挑戦です。
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『 VIVA !!  カッパン 』(アダナ・プレス倶楽部 大石 薫、朗文堂、2010年05月21日)

同社の活版ルネサンスに導入された印刷機の中心は、近代活版印刷の原点ともいうべき、アルビオン型手引き印刷機であり、わずかに保存されていた手フート印刷機でした。 活字は近隣の旧活版印刷業者からの提供をうけながらの再構築となりました。
職人の手仕事シリーズ
この記録を、株式会社ゼネラルアサヒ(812-0064 福岡市東区松田三丁目777番地)発行の<かたりべ文庫 職人の手仕事>がまとめられ、小社もわずかばかりのお手伝いをしました。 ご関心のあるかたは下記にお問い合わせください。

【 関連情報 : 株式会社ゼネラルアサヒ
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──────────  既出情報 再紹介
中島印刷01 中島印刷菊四手差し活版印刷機02 中島印刷文選植字部032015年、富山県滑川市の中島印刷所が、父祖の家業であった活版印刷業を再生させました。 代表の中島正彦さんの愛用機は <菊四判手差し活版印刷機> です。
Adana-21J は 名刺 ・ はがきの印刷で大活躍をつづけています。

【 参考情報 : [会員情報]中島印刷所 活版印刷で リ ・ スタート