【緊急告知 青年劇場公演】 真珠の首飾り-ジェームス三木作 板倉哲演出 09月11日-20日 紀伊國屋ホール

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20150825135534289_0001  【 青年劇場 真珠の首飾り フライヤーPDF  seinengekijo-kouen 4.09MB 】
【 詳細情報 : 青年劇場Website   講演日時・場所・チケット申込

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《新塾餘談》
NHK WebSite のニュースが、
安保法案で与野党攻防 今夜にも最大のヤマ場に
参院本会議17日午前に 議運委員長職権で決定 (23時18分)
参院特別委は未明に 委員長職権で決定 (0時10分)
と、刻刻とつたえる09月17日未明にこの記事を書いています。

きょうは定例会<ちいさな勉強会 平野富二の会>のつどいがありました。緊迫した情勢がつづくこの日、定例のメンバーのなかで、数名が国会での「安保法案反対集会」に参加のために欠席でした。
初秋のつめたい雨がふり、つよい風も吹いていました。デモに参加している会員のことをおもいながら、定例会は淡淡と進行しましたが、ほとんどが終電帰宅となるいつもとちがい、皆さんはソワソワと帰宅をいそがれていました。やはり自宅のテレビでの報道を確認したかったのでしょうか。
青年劇場広告青年劇場の稽古場と、朗文堂は至近の距離にあります。そのためでしょうか、顔見知りの劇団員が公演パンフレットへの広告出稿と、公演会場:紀伊國屋ホールでの、鈴木 篤著『わたくしは日本国憲法です。』の販売協力を申しいれてきました。
09月11日の初日の公演に三名で駆けつけました。終演後青年日吉の目は赤く晴れあがり、
「何度も号泣した」
とかたっていました。やつがれも鼻の奥がむずむずしたがなんとか堪えました。

青年劇場「真珠の首飾り」は、新宿紀伊國屋ホールでの公演が20日までつづきます。そして「大田区区民プラザ 09月24日」、「かめあり リリオホール 09月25日」と巡回公演がつづきます。
何もできなかったではなく、何かをしなければならないときである。だからやつがれは芝居をみてカンパに応じました。観劇をおすすめいたします。
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《創立50周年記念・第6弾》
第113回公演 ―― ジェームス三木=作 板倉哲=演出

真珠の首飾り

国民主権。
    戦争放棄。
        基本的人権の尊重。

―― 一面焼け野原の東京で、憲法草案づくりが始まった。
彼らはそこに、何をこめたのか ――
演劇が完成する場は、舞台でも稽古場でもない。観客の胸の中である。それぞれの生き方、自由な考え方、独自の想像力によって、客席に色とりどりの花が咲けば、仕掛け人としていうことはない。
憲法改正の是非を問う前に、今の〔日本国憲法〕が、誰の手でどのようにつくられたのかを、みんなに知らせたくて、観客の心の畠に、せっせとタネつけをしたつもりだ。 さァ、花よ咲け。
ジェームス三木

<ものがたり>
1946年2月4日。焼け野原の皇居前に残された第一生命ビルの一室にGHQ(連合軍総司令部)民政局のメンバーが緊急招集された。そこで出された命令は「これからの一週間、民政局は全力を挙げて、憲法草案の作成にとりかかる」。明治憲法とほとんど変わらない日本政府の草案にたまりかね、憲法のモデル案を提示することを決めたのだ。
作成にあたって最も重要なことは、ポツダム宣言の内容に沿っていること。そして「天皇の地位保全」「戦争放棄」「封建制度の廃止」の三原則を入れ、かつ国連憲章の理念をも念頭に置くこと。
人権条項担当になった22歳のベアテ・シロタは、さっそく世界中の憲法を収集し、女性の権利条項作成に取りかかった。ケーディス大佐を中心とした運営委員会、それぞれの条項ごとの委員会メンバーも急ピッチで作業を進める。
やがてこのビルの密室で憲法をめぐる白熱した論議が始まった…… 。