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【宇都宮美術館】 パウル・クレー だれにも ないしょ。

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パウル・クレー だれにも ないしょ。

心の奥深くに呼びかける、どこまでも謎めいた絵。
20世紀の美術に比類ない足跡をしるしたパウル・クレー(1879–1940)は、「秘密」を愛した画家でした。世界の根源的な謎を、童心の神秘を、魔的なものの華やぎを、彼は澄んだ響きを発する画面のうちに、精妙に映し出してみせました。
 「この世で僕を捉まえることはできない」
と言い残したクレーは、けれども、秘密に近づくための合図をそれとなく画中にしのばせてもいます。 秘密を宿しながら解読へと誘い、ときに身をかわし、最後には解けない謎へと導いていく。 そうした画家の微笑の跡をたどるべく、本展は 6 つのテーマで、クレーの思考と感性に分け入ります。

ベルンのパウル・クレー・センターおよび遺族コレクションの全面的な協力を得て、日本初公開31点、日本国内の優品も加えた110点あまりを紹介。 うち40点は、クレー自身が「特別クラス」と指定し、非売として愛蔵した作品です。

【 会      期 】
2015年7月5日[日]-9月6日[日]
※会期中、日本国内より出品される作品の一部を展示替えをいたします。
【 開館時間 】
午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)

8月11日[火]-16日[日]は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
【 休  館  日 】
毎週月曜日(7月20日は開館)、7月21日[火]
【 観  覧  料 】
一般1,000円/大学生・高校生600円/中学生・小学生400円

──────────  図版引用許諾取得済み

《子どもの胸像》1933年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
exhibition-002[1]
《彼女は吠え、僕らは遊ぶ》1928年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
exhibition-003[1]
《魔が憑く》1939年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
exhibition-004[1]
《ピラミッド》1930年 パウル・クレー・センター(ベルン)蔵
ⒸZentrum Paul Klee c/o DNPartcom
exhibition-006[1]

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宇都宮美術館の長期休館が終了した。これからの宇都宮美術館の企画展は興味深いものがつづく。

◯ パウル・クレー だれにも ないしょ。
   Paul Klee – Spuren des Lächelns
   会 期 : 平成27年7月5日[日]-平成27年9月6日[日]
◯ 夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ
   The Dream of French Paintings ― from Impressionism to École de Paris
      2015年9月20日[日] – 2015年11月23日[月・祝]
◯ ビアズリーと日本
   Aubrey Beardsley and Japan
      2015年12月6日[日] – 2016年1月31日[日]

【 詳細情報 : 宇都宮美術館 ホームページ 企画展 】