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かねてより、十分なインパクトがありながら、視覚に優しいゴシック体、それもいわゆるディスプレー・タイプではなく、文字の伝統を継承しながらも、使途のひろいサンセリフが欲しいとされるご要望が寄せられていました。確かにわが国のゴシック体のほとんどは、もはや自然界に存在しないまでに鋭角的で、水平線・垂直線ばかりが強調されています。
今回ご提案した「銘石B」の原姿はふるく、中国・晋代の『王興之墓誌』(三四一年、南京博物館蔵)にみる、彫刻の味わいが加えられた隷書の一種、とくに碑石体と呼ばれる書風をオリジナルとしています。『王興之墓誌』は一九六五年に南京市郊外の象山で出土しました。王興之(三〇九-四〇)は王彬の子で、また書聖とされる王羲之(三〇七―六五)の従兄弟にあたります。
この墓誌は東漢の隷書体から、北魏の真書体への変化における中間書体といわれています。遙かなむかし、中国江南の地に残された貴重な碑石体が、現代に力強くよみがえりました。「銘石B」は和字(平仮名と片仮名)三書体(くれたけ、くろふね、くらもち)が標準でセットされており用途に応じた選択ができます。
今回ご提案した「銘石B」の原姿はふるく、中国・晋代の『王興之墓誌』(三四一年、南京博物館蔵)にみる、彫刻の味わいが加えられた隷書の一種、とくに碑石体と呼ばれる書風をオリジナルとしています。『王興之墓誌』は一九六五年に南京市郊外の象山で出土しました。王興之(三〇九-四〇)は王彬の子で、また書聖とされる王羲之(三〇七―六五)の従兄弟にあたります。
この墓誌は東漢の隷書体から、北魏の真書体への変化における中間書体といわれています。遙かなむかし、中国江南の地に残された貴重な碑石体が、現代に力強くよみがえりました。「銘石B」は和字(平仮名と片仮名)三書体(くれたけ、くろふね、くらもち)が標準でセットされており用途に応じた選択ができます。
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Human Sans Serif
銘石B Combination 3
くれたけ銘石B くろふね銘石B くらもち銘石B ◎OpenType ◎対応機種:Macintosh、Windows ◎販売価格:10%税込価格 19,800円 (本体価格 18,000円) ※梱包・送料別途請求 ◎パッケージ内容:CD-ROM 1 枚、ソフトウェア製品使用許諾書 ◎特約販売店:朗文堂タイプ・コスミイク |