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皆様からご愛用を頂いている「正調明朝体」のボールド・タイプ が誕生しました。正調明朝体「金陵」は、中国・南京の雅称から名づけられ、その金陵にあった大明南京国士監刊行の木版刊本『南斉書』にみられる端正な明朝体字様を現代に再生したものです。
明王朝(1386ー1644)は漢民族の朱元璋・太祖が蒙古族の元王朝をたおして南京に建朝しましたが、四代目の皇帝・成祖のときから都を北京に移しました。また国子監とは、もともとは隋王朝のころに設立された大学のことですが、明王朝になってからは中央官僚を養成する大学の機能とともに、国家によるすべての学問を統括する中央官庁となりました。都が北方の北京に移転してからも王朝による出版活動は「南監本」とされて南京を中心に展開されました。その明王朝によるもっとも典型的な官刊本、すなわち正調明朝体字様がうかがえる書物のひとつが『南斉書』といってよいでしょう。
「現代明朝体」には近代化の名のもとに、機械メスや電子メスが自在にはいって直線化がすすみ、水平線と垂直線ばかりが目立って、すっかり四角四面の硬直した活字書体になってしまいました。そんな「現代明朝体」から人間味をとりもどしたいあなたに、あるいは奇形や媚態をみせるデザイン書体にはすでに飽いたとおっしゃるあなたのために、明朝体の端正にしてもっとも原型にちかい木版字様を復刻した正調明朝体のボールド・タイプ、「正調明朝体 金陵B」をおとどけします。和字書体(平仮名と片仮名)三書体が標準でセットされており用途に応じた選択ができます。
明王朝(1386ー1644)は漢民族の朱元璋・太祖が蒙古族の元王朝をたおして南京に建朝しましたが、四代目の皇帝・成祖のときから都を北京に移しました。また国子監とは、もともとは隋王朝のころに設立された大学のことですが、明王朝になってからは中央官僚を養成する大学の機能とともに、国家によるすべての学問を統括する中央官庁となりました。都が北方の北京に移転してからも王朝による出版活動は「南監本」とされて南京を中心に展開されました。その明王朝によるもっとも典型的な官刊本、すなわち正調明朝体字様がうかがえる書物のひとつが『南斉書』といってよいでしょう。
「現代明朝体」には近代化の名のもとに、機械メスや電子メスが自在にはいって直線化がすすみ、水平線と垂直線ばかりが目立って、すっかり四角四面の硬直した活字書体になってしまいました。そんな「現代明朝体」から人間味をとりもどしたいあなたに、あるいは奇形や媚態をみせるデザイン書体にはすでに飽いたとおっしゃるあなたのために、明朝体の端正にしてもっとも原型にちかい木版字様を復刻した正調明朝体のボールド・タイプ、「正調明朝体 金陵B」をおとどけします。和字書体(平仮名と片仮名)三書体が標準でセットされており用途に応じた選択ができます。
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正調明朝体B Combination 3
あおい金陵B きざはし金陵B さおとめ金陵B ◎OpenType ◎対応機種:Macintosh、Windows ◎販売価格:10%税込価格 19,800円 (本体価格 18,000円) ※梱包・送料別途請求 ◎パッケージ内容:CD-ROM 1 枚、ソフトウェア製品使用許諾書 ◎特約販売店:朗文堂タイプ・コスミイク |