三沢市寺山修司記念館
寺山修司記念館 特別企画展 2024
青女たち・女神たち 寺山修司の女性論
開催期間 2024年6月11日[火]- 2025年5月25日
第1期:2024年 6 月11日[火]- 2024年12月 1 日[日]
第2期:2024年12月10日[火]- 2025年 5 月25日[日]
開館時間 9:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休 館 日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日-1月3日)
入 館 料 一般 550円(常設展 330円 + 企画展220円)高大生 110円、小中学生 60円
* 土曜日は、小中学生無料 * 障がい者手帳呈示の場合、本人と介護者1名は免除
会場案内 寺山修司記念館エキジビットホール
〠 033-0022 青森県三沢市大字三沢字淋代平116-2955
Tel. 0176-59-3434 Fax : 0176-59-3440
◆関連企画◆ 小企画「追悼 唐十郎/新収蔵品展」
企画展会期中併催
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子供の頃から不思議に思っていたことがあります。
それは、少年と少女、幼年と幼女、老人と老女という言葉があるのに、
どうして、青年に対する「青女」という言葉がないのだろうか、ということでした。
寺山修司『青女論』 角川書店 1974年
1967年に劇団、演劇実験室「天井棧敷」を設立してから、ますます多忙を極めていった寺山修司は、多くの有能な女性たちの力を得て、創作に打ち込んでいきました。
松竹歌劇・映画の女優から劇団のプロデューサーに転身、寺山作品を世に送り出すため奔走した九條映子(今日子)。16年間、劇団の看板女優を務め、天井棧敷の芝居のなかを生きた新高恵子。俳優本人の個性を戯曲のなかに取り入れる作品制作の手法は寺山演劇の特徴であり、芸術の女神の存在は欠かすことのできないものでした。
そして、忘れてはならないのが、寺山に母子という強力な主題を与え、愛憎の物語を繰り返し描かせることになる実母の寺山はつ。時代を象徴するミューズ、丸山(美輪)明宏に捧げられた戯曲「毛皮のマリー」は、母子もの会話劇の金字塔です。
『青女論』が書かれた50年前。成人女性を妻や母、あるいは労働力としての「職業婦人」という枠だけでは括れない時代の波がきていました。自分で考え行動し、時に強く時にしなやかに、選択していく女たちが表舞台に登場、新しく道を切り開こうと格闘していました。そんな社会の変化をいち早く、周囲の女性を通して、寺山は感じていたようです。
このエッセーは、変りつつある時代感情の反映であり、
いわば必然的な新しいモラルのための水先案内です。
青女の皆さんが、このエッセーから、一つでも多くの「なぜ?」を見つけ出し、
それへの答を、じぶんの日常の現実の中にさがしてくれればいい、と思います。
時代は少しも生きやすくなってはおりません。
問題は、今はじまったばかりなのです。 『青女論』
本展では、写真家鋤田正義が撮った『青女論』のミューズを道しるべに、寺山修司と伴走した青女たち、女神たちにスポットを当てます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三沢市寺山修司記念館 ]


