【展覧会】目黒区美術館|高浜利也 目黒でいえあつめ|’26年6月27日-8月30日

目黒区美術館
高浜利也 目黒でいえあつめ
会  期  2026年6月27日[土]- 8月30日[日]
休  館  日  月曜日  * ただし、7月20日[月・祝]は開館、7月21日[火]は休館
時  間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
観  覧  料  一 般 900円、大高生・65歳以上 700円、中学生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  目黒区美術館
      〠 153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36 目黒区民センター敷地内
      TEL:03-3714-1201 FAX:03-3715-9328   ▷ アクセス
協  賛  公益財団法人 北野生涯教育振興会
主  催  公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
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この度は、「いえあつめ」をコンセプトに制作する銅版画家・高浜 利也(たかはま としや)による展覧会を開催します。
高浜は美術大学を出た後、銅版画制作と並行して、造作大工の仕事をしていました。当初、生活のためと割り切っていた大工の仕事で扱う図面の矩形や直線が、次第に自身の版画の構成要素となっていき、やがて高浜は「いえ」をテーマに制作するようになりました。
そんな折、2006年の越後妻有アートトリエンナーレで、高浜は井出創太郎とともに空家プロジェクト《小出の家》を発表します。その際に、この場所で地元の子どもたちが自然と残材で積み木遊びを始め、「まち」を作りました。これを契機に高浜は、国内外での自身の展覧会やワークショップで、積み木の「まちなみ」を作る取り組みを開始します。
かつての場所で調達したその土地由来の木っ端に、新たな土地のものを加えながら、移動した先々の人々の手で、新たな「いえづくり」が行われ、「まちなみ」を上書きしていきます。このワークショップは、2009年春に当館においても実施されました。
様々な土地へ赴きながらその土地で出会った人々と「いえ」を作ることも、「いえ」をモティーフに銅版画を制作することも、高浜にとってはその全てが「いえあつめ」の行為であるといいます。社会と深く関わる高浜の「いえあつめ」という制作スタイルは、「版画は社会を刷り取る」と語る自身の理念のあらわれともなっています。

会場には、高浜の初期から新作までの銅版画作品とともに、目黒区立下目黒小学校の授業の一環として、高浜が児童たちと制作した積み木の「まち」が広がります。あわせて児童たちによる「いえ」や「まち」をテーマにした版画も展示されます。
「転石のやがていずこに流れるか」―これは、転石(てんせき)のように移動し、回転するたびに版画を刷る銅版画プレス機のローラーのように、行く先々でその地域の様々な人々を巻き込み、「いえあつめ」をする高浜自身を表した言葉です。本展会期中には、近年高浜が自身の活動の中核とする、北海道根室市落石(おちいし)でのアートプロジェクト「落石計画」が開催されます。その時期、高浜は目黒から落石に流れ、そしてまた目黒に戻ってきます。転石の来(こ)し方行く末、高浜の制作の軌跡を、ぜひご覧ください。

> みどころ <
❖ 版画による本の作品《Black Diary》を、会場で手に取ってページをめくってご覧いただけるなど、参加型の展覧会です。
❖ 来館者が触れて傷んだ《Black Diary》は、高浜利也の来館日には会場内の「繕う」ための工房のスペースで、高浜自身が補修作業をしているところをご覧いただけます。

※ 本展会期中に、下掲ページ紹介の北海道・根室市 旧落石 -おちいし- 無線送信局とのオンライン中継など、臨場感にあふれた多彩なイベントが展開します。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 目黒区美術館