世田谷美術館
企画展
MEMORIES OF WEST AFRICA ふたりのアフリカ、手仕事の宇宙
──人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子のコレクション
会 期 2026年7月11日[土]- 9月6日[日]
開館時間 10:00 - 18:00(入場は17:30まで)
休 館 日 毎週月曜日 * 7月20日[月・祝]は開館、翌7月21日[火]は休館
会 場 世田谷美術館 1 階展示室
〠 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
電 話 03-3415-6011 ▷ アクセス
観覧料金 個人・当日:一 般 1400円/65歳以上 1200円/大高生 800円/中小生 500円
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
後 援 世田谷区、世田谷区教育委員会
協 力 神奈川大学日本常民文化研究所
助 成 芸術文化振興基金
主 催 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
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ヨーロッパ・西アフリカ・日本という3つの異なる視座から文化を見つめ、口頭伝承が豊かに息づく社会を調査するかたわら、人々の暮らしの道具からうかがえる世界観を洞察した人類学者・川田順造(1934-2024)。1970年代、夫の川田の調査助手として西アフリカのサバンナの国・ブルキナファソで3年半生活し、帰国後は独自の「うつわ」の制作により国内外で高く評価されてきた陶芸作家・小川待子(1946-)。ふたりが主に現地調査のなかで集め、日本に持ち帰ったさまざまな手仕事は、1980年代にその一部が公開されて以来、長らく展観の機会がありませんでした。1970年代以降も少しずつ増え続けた夫妻のコレクションは、600件をはるかに超える規模となっています。
本展は、このコレクションに対する基礎的調査を進めながら選んだ、約350件をご覧いただくものです。展覧会は、1960年代の川田とアフリカとの出会い、妻となった小川とともに訪れた北アフリカなどマグレブ諸国への旅から始まります。次いで、1970年代に暮らしたサバンナでふれたものたち ── ひょうたんを活かした椀や儀礼用の楽器、草編みのかごをはじめ、藍や泥などで染めた布、素焼きの土器、木彫の仮面や椅子、口頭伝承で重要な役割を果たす太鼓、そして交流のあった現代美術家の絵画などをご紹介します。展覧会の構成にあたっては、エッセイの名手でもあった川田の『サバンナの博物誌』などに記された言葉を手がかりにしました。
サバンナの人々が生み出した、精緻でダイナミックな造形の世界をお楽しみください。
\ 展覧会の見どころ /
◇ 1.西アフリカのさまざまな手仕事を一望できる機会
アフリカの染織やアートに注目する展覧会が開かれる一方、アフリカの手仕事を生活文化として横断的に捉える機会は、近年あまりありませんでした。本展は、ひょうたんの器、草編みのかご、素焼きの壺、多彩な布、そして木彫の仮面や椅子などを一堂に展観し、その手仕事の広がりを見渡すことができます。
◇ 2.人類学者・川田順造がのこした珠玉の言葉と写真
会場では、エッセイの名手でもあった川田の『サバンナの博物誌』(1979年)などから抜粋した言葉のほか、川田がフィールドで撮った珠玉のモノクロ写真を厳選し、パネル等でご紹介します。川田の言葉とまなざしを手がかりにしながら、サバンナの手仕事にふれる構成になっています。
◇ 3.最終章は、アーティストの小川待子によるディレクション
1970年代の収集を核としつつ、1980年代以降も少しずつ増え続けたアフリカの手仕事、また交流のあるアフリカの作家の作品は、長年にわたり川田と小川の暮らしを彩ってきました。展覧会の最終章となる「海の見える家 ── ふたりのアフリカ」では、小川待子が空間のディレクションに関わります。自宅の再現ではなく、再解釈としての、あらたなイマジネーションの場が生まれます。小川の近作も2点、さりげなく登場する予定です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 世田谷美術館 ]
