月別アーカイブ: 2025年2月

【展覧会】岡本太郎記念館|《 予 感 》とその時代|’25年2月27日-6月29日|終了

岡本太郎記念館
《 予 感 》とその時代
会  期  2025年2月27日([木]- 6月29日[日]
開館時間  10:00 -18:00(最終入館17:30)
休  館  日  火曜日(祝日の場合は開館)、保守点検日。
観覧料金  一 般 ¥650、 小学生 ¥300
      * 館内は靴を脱いで上がり、靴は袋に入れて持ち運び。
会  場  岡本太郎記念館
      〠 107-0062 東京都港区南青山6-1-19
      TEL:03-3406-0801 ▷ アクセス/岡本太郎旧居としての配慮依頼
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      芸 術 は 呪 術 だ

芸術は呪術である。岡本太郎がそういったのは1960年代半ばのことでした。
時をおなじくして、太郎の作風は大きく変わります。色とりどりの原色がキャンバスいっぱいに広がり、繊細な筆致でぎっしりとキャラクターを描き込んでいた50年代とは打って変わって、どこか梵字にも似た黒々と抽象的なモチーフが画面を支配するようになったのです。《森の掟》(1950)に代表される絵本のような明るい物語性は影を潜め、暗く不気味な “御神札” のような世界に変貌します。

発端はおそらく縄文との出会いでしょう。自然と闘い、自然と溶けあいながら生きた縄文人たちの自由と尊厳を観取した太郎は、それこそが“ほんとうの日本”なのだと直観します。さらにその思いは、1957年から60年代半ばにかけて日本各地を取材したことで確信に変わりました。東北で原始日本の片影に触れ、沖縄でその心が脈々と受け継がれている姿を目の当たりにして、“見えないもの” と交信する呪術の気配を感知したからです。
本展では、四半世紀ぶりに青山に里帰りした《予感》(1963)を初公開するとともに、黒のモチーフが横溢する “60年代のTARO” を俯瞰します。呪術としての芸術をどうぞご体感ください。

岡本太郎記念館館長 平野暁臣

※ 館内は靴を脱いで上がり、靴は袋に入れて持ち運びをお願いします。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡本太郎記念館 

【会員情報】ギャラリー・パリオ|夜長月の幻想百貨 vol.7 四つ葉のクローバーからの招待状|’25年4月26日-27日|終了

ギャラリー・パリオ
夜長月の幻想百貨 vol.7 四つ葉のクローバーからの招待状
開  催  日  2025年4月26日[土]- 27日[日]
時  間   12:00 - 18:00
会場案内   町田パリオ 3F ギャラリー・パリオ
      〠 194-0022 東京都町田市森野1-15-13
      TEL 042-725-3710(パリオ管理事務所)FAX 042-725-1632
料  金  入場無料
共  催  町田パリオ
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昨年も好評を博したイベント「夜長月の幻想百貨」の開催が決定しました!
今回は四つ葉のクローバーからの招待状をテーマに開催。
緑が眩しくなってくるこの季節に
今年もさまざまなジャンルの作り手とお店が
夜長月の幻想百貨に集います。

< 出  店  者 >
✴︎ イシイリョウコ <絵・人形・紙雑貨>
✴︎ 尾崎智美 <イラスト・オリジナルのZINE>
✴︎ KiNNOi <アクセサリー・オブジェ・WORKSHOP>
✴︎ spicaのおやつ <焼き菓子>
✴︎ nemunoki paper item & Via Carousel <手紙用品・紙雑貨・缶入り雑貨>
✴︎ バスク屋さん <トルコ雑貨・トルコの木版を使ったWORKSHOP>
✴︎ 緑青社(つるぎ堂+knoten) <活版印刷のオリジナル紙雑貨>
✴︎ oneflower <チェコのガラスボタンと雑貨>

✼••┈┈┈┈┈┈••✼ 出展者の詳細 ✼••┈┈┈┈┈┈••✼

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ギャラリー・パリオ ] 

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|井上雅之展「雛形より」INOUE Masayuk : From the Model|’25年3月10日-3月29日|終了

ギャルリー東京ユマニテ
井上雅之展 「雛形より」
INOUE Masayuk : From the Model
会 期:2025年3月10日[月]- 3月29日[土]
    オープニングパーティー 3月10日[月]17:00-19:00
会 場:ギャルリー東京ユマニテ 1 F
    〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3  京栄ビル 1 F
    Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306 humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間: 10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
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井上雅之は1957年兵庫県神戸市生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了後、1980年代から陶を素材に立体作品を国内外の展覧会で発表、多くの美術館に作品が収蔵されています。2022年には初期作品から新作まで約70点による回顧展が茨城県陶芸美術館にて開催され、大型作品が並ぶ圧倒的な空間は好評を博しました。
土を捏ね、焼きしめて生成される陶は、古くから器など日常の中で使われてきましたが、井上はその身近な素材で作られたパーツを積み重ね、大規模な作品を構築するという手法により、日本を代表する現代陶芸作家の一人として活躍しています。大作になると100以上のパーツをボルトで固定して組み上げる事でダイナミックな造形を生み出し、陶による表現の可能性を追求し続けています。
昨年の個展では、一転して両掌にのる小さな作品が発表されましたが、90点という物量のみならず、一つ一つの形や色彩の密度の高さが観る者を圧倒しました。さらに自身の制作を更新すべく、今回の新作では、一塊で窯に入る最大サイズの作品に取り組みました。物理的な制約を枷ではなく変化への足掛かりに、素材に向き合い、新たな造形への挑戦は続きます。新作5点とマケットを展示いたしますので、この機会をお見逃しなく、ぜひご高覧いただきますようお願いいたします。

〈作家:井上雅之 コメント〉
昨年の小作品での個展を終え、習作としてのマケットを受けての制作に新たな造型への手掛かりを得ました。今回の作品はパーツの組み合わせではなく、窯の大きさの制限を受け止めての一塊での制作としました。これまでの板状の土による取り組みとは違い、システムを新たに組み直すことになり、素材との関係を手探りすることとなりました。マケット(雛形)を助けにした新たな関係に少々困惑し、幾度となく土を積み返し、焼き直しました。

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[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ 

【展覧会】松岡美術館|開館50周年記念 1975 甦る 新橋 松岡美術館|’25年2月25日- 6月1日|終了

松岡美術館
開館50周年記念
1975 甦る 新橋 松岡美術館
会  期  2025年2月25日[火]- 6月1日[日]
          前 期  2月25日[火]-4月13日[日]
          後 期  4月15日[火]-6月 1 日[日]
会場案内  松岡美術館 1階ホール 展示室1・3・4・5・6
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-12-6
      TEL:03-5449-0251 ▷ アクセス
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間 ▷ 開館カレンダー 
観  覧  料  一般 1,400円、25歳以下 700円、高校生以下 無料
      * 障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名迄) / 各種料金の半額
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松岡美術館は1975年11月に新橋で開館し、2025年に50周年をむかえます。
2025年は開館50周年を記念として、3会期にわたりさまざまなテーマで松岡コレクションをご紹介します。
第一弾となる今展は、1975年11月25日から1976年4月24日まで新橋で開催された「開館記念展」を、2000年に移転した白金台で再現するものです。開館当時の松岡コレクション オールスターともいえる展示作品から選りすぐった東洋陶磁と日本画を中心に、常設展示作品も含めて当時を振り返ります。

❖> 展示構成 <❖
◆ 第1章 50年間いつも傍らに 1Fホール、展示室1・3
1階に常設している76作品のうち石像彫刻26点は開館記念展に出品され、古代エジプトの石像と木棺、古代ローマの大理石彫刻、ガンダーラの仏像やインドのヒンドゥー教神像など、時代も地域もさまざまな26点は、多くが常設展示となりました。50年の間ずっと当館の歩みを見守ってきた常設作品に50周年記念ロゴマークを設置しました。ロゴマークを目印に開館以来の最古参メンバーを探しながら1階の展示をおたのしみください。
◆ 第2章 日本にないものを求めて 展示室1
創立者 松岡清次郎は美術館開設にあたり、すでにコレクションしていた日本画や東洋陶磁のほか、「日本にないものをご覧いただきたい」という想いから、古代オリエントや古代ギリシア・ローマの遺物も精力的に蒐集しました。そのなかから、近年出品の機会がなかった作品を主にご紹介します。テラコッタの《アフロディテ像》(チラシ裏面掲載)は白金台で初めての展示となります。
◆ 第3章 選ばれた名品たち 展示室4
当館設立の契機となった 《青花龍唐草文天球瓶》と《 青花双鳳草虫図八角瓶》 をはじめとする館蔵東洋陶磁の精華とともに、中国文化の根源ともいえる古代青銅器や精緻な清朝玉器と、古代ギリシア陶器、ペルシア陶器もあわせてご紹介します。
開館記念展では、中国陶磁史が概観できる84点が並びました。先ずは、開館時に刊行した 『開館記念名品図録』 表紙と巻頭のカラー図版となった13点を掲載順に展示いたします。カラー印刷が貴重だった50年前、選ばれたのは松岡が自ら名品として愛した品々です。図録の見開きを楽しむようにご覧ください。
◆ 第4章 日本画展 ―室町から現代― 展示室6・5 
創立者 松岡清次郎は、20代後半頃から両国にあった東京美術俱楽部の売立をのぞいていたといい、最初の蒐集は当時の新画であった川端玉章の日本画と伝わります。当館が開館した1975年の時点ではまだモネもルノワールも所蔵しておらず、こちらで展示する作品が絵画コレクションの中核をなしていました。約半年間にわたり開催された開館記念展では、2015年に重要文化財の指定を受けた 伝周文《竹林閑居図》(前期)をはじめとする室町時代の水墨画から江戸時代の絵画、そして松岡のお気に入りであった 横山大観 《梅花》(前期)や上村松園《春宵》(後期)など近現代に至る50点あまりが展示されました。この章では、開館記念展に出品された絵画作品の多くを前期・後期でご紹介いたします。

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【展覧会】川崎市岡本太郎美術館|企画展 第28回岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)|’25年2月23日-4月13日|終了

川崎市岡本太郎美術館
企画展
第28回岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)
会  期  2025年2月23日[日・祝]- 4月13日[日]
開館時間  9:30 - 17:00(入館 16:30まで)
休  館  日  月曜日(2月24日、3月24日、3月31日、4月7日を除く)、
      2月25日[火]、3月11日[火]、3月12日[水]、3月21日[金]
観覧料金  一  般  700円、高・大学生・65歳以上  500円、中学生以下は無料
       * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
主  催  川崎市岡本太郎美術館、公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団

◇ 入選者 (50音順・敬称略)
井下 紗希・IWACO・大岩 美葉・神村 あづさ・木原 健志郎・黒田 恵枝・齋藤 玄輔・斎藤 翼・陳 昱如・土田 祐加・どばしほのか・仲村 浩一・西野 萌黄・英 ゆう・濱本 菜花・前田 明日美・増田 充高・丸山 千香子・武藤 攝・毛利 華子・望月 章司・矢成 光生・山下 茜里・山田 歩

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【展覧会】根津美術館||特別展 武家の正統 -片桐石州の茶-|’25年2月22日-3月30日|終了

根津美術館
特別展
武家の正統-片桐石州の茶-
会  期  2025年2月22 日[土]- 3月30日[日]
休  館  日  月曜休館 * ただし2月24日[月・振替休]は開館し、翌25日[火]は休館
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 閉館30分前 まで)
入  場  料  オンライン日時指定予約
      一 般 1500円、学 生 1200円
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      〠 107-0062 東京都港区南青山6-5-1 TEL:03-3400-2536
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片桐石州(1605-73、貞昌、石見守、三叔宗関)は大和国小泉藩第2代藩主であり、武家を中心に広まった茶道・石州流の祖です。千利休の実子である千道安(せん どうあん・1546-1607)から茶の湯を学んだ桑山宗仙(くわやま そうせん・1560-1632、左近)の晩年の弟子であり、利休流の侘び茶を基としました。一方で、大名らしい厳かな茶会を開き、古田織部、小堀遠州に続いて、武家茶道の地位を確立します。
石州の茶は江戸時代を通して大名や武家に広く浸透し、幕府の数寄屋坊主 (すきやぼうず) を輩出することとなります。石州流の茶こそ、徳川政権下における武家の正統といえるでしょう。
本展覧会は、茶道史上に極めて重要な位置を占めながらも、これまで注目されることが少なかった石州と石州流の茶の湯を顕彰するものです。

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[ 詳 細 : 根津美術館 ] 

【展覧会】國學院大學博物館|企画展 江戸の本屋さん – 板元と庶民文学の隆盛 -|’25年2月22日-4月20日|終了

國學院大學博物館
企画展 江戸の本屋さん – 板元と庶民文学の隆盛 –
会  期  令和7年(2025)2月22日[土]- 4月20日[日]
会場案内  國學院大學 渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階
      國學院大學博物館 企画展示室
      〠 150-8440 東京都渋谷区東4-10-28  ▷ アクセス
開館時間  10時 - 18時(最終入館17時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)
入  館  料  無 料
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江戸時代前期(1600年代)に京・大坂で盛んになった印刷技術による出版文化は、中期(1700年代)になって、江戸の地において、上方文学とは異なる特徴を備えた独自の〝江戸戯作〞として花開きます。また出版文化の広がりに伴う庶民読者の増加が顕著に見られるようになったのも 江戸中期以降です。
彼らの嗜好と期待に応える戯作類が、急激な勢いで出版されて いくことになります。こうした戯作群の製作、出版、販売を担っていたのが、本屋です。 板元とも呼ばれた本屋は、江戸府内に次第に増えていき、戯作者らの執筆活動を後押し、プロデュースしていくことになります。いわば本屋は江戸の版本文化の屋台骨であったわけです。
本展示では、その江戸の本屋の活動を概観するとともに、本学図書館所蔵の甘露堂文庫(伊藤孝一旧蔵)と、小柴文庫(小柴値一旧蔵)という江戸戯作コレクション蔵本を中心にして、江戸時代後期の、華やかで遊び心に溢れた版本・錦絵の数々をご覧ください。

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[ 詳 細 : 國學院大學博物館

【展覧会/イベント】鉄道博物館|-国家鉄道博物館準備処(台湾)・ 鉄道博物館(さいたま市)- 交流協力企画展|「和風 × 台味タイウェイ 台湾鉄路の食文化」|’25年2月22日-6月2日

鉄道博物館
-国家鉄道博物館準備処(台湾)・鉄道博物館(さいたま市)-
交流協力企画展「和風×台味タイウェイ 台湾鉄路の食文化」
会  期  2025年2月22日[土]-6月2日[月]
会場案内  鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1
      〠 330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
      電話:048-651-0088(休館日を除く10:00-17:00)
入  場  料  無 料  * 入館料のみでご覧いただけます。
      入館料(当日・個人・税込)
      一 般 1,600円、 小中高生 600円、 幼児 300円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  文化部(台湾)
主  催  鉄道博物館
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鉄道博物館では、2016 年以降台湾の鉄道関係の施設等の調査や催しなどに協力してきましたが、更なる相互理解と友好関係を深め、両者の研究展示と博物館活動の発展を促進すべ
く 2023 年7月に台湾の国家鉄道博物館準備処と「交流協力協定書」を締結しました。
本展では「台湾の鉄道と食」にフォーカスし、台湾の鉄道紹介、日台の食堂車の歴史や概要、駅弁の歴史、2027 年にグランドオープンする台北の国家鉄道博物館について紹介します。また、展示解説は日本語と台湾華語を併記し、資料は台湾の資料を中心に、当館の資料も一部展示します。
台湾の鉄道の食文化は、日本の影響を色濃く受けています。なかでも「鉄路弁当-駅弁」は、今や台湾の人びとに深く根付いています。本展では日台の文化の繋がりとその背景、特に台湾で独自に発展したローカルな特色を感じていただけることを願っています。
本展にあわせて特別イベントの開催や、館内レストランでのコラボメニューの提供、企画
展図録などの販売も行います。

◇ 展示内容 ◇
❖ 第1章 台湾の鉄道路線
台湾と日本の鉄道技術や文化が密接に関わり合いながら発展してきた台湾の鉄道の歴史や現状を紹介します。
❖ 第2章 列車内外のレストラン
戦前の台湾の食堂車、ならびにそれを運営していた組織や関連施設を紹介します。戦後の台湾における食堂車の形式や内装、変遷を通して、台湾の鉄道の食文化を紹介するとともに、日台の食堂車を比較します。
❖ 第3章 台湾の駅弁
駅弁が誕生した日本統治時代を出発点に、時代や地域によって異なる駅弁を紹介します。台湾鉄道の代表的な排骨(パイコー)弁当に焦点を当て、その知られざる発展の秘話なども紹介します。
❖ 第4章 出発!国家鉄道博物館プロジェクト ただいま進行中
1935(昭和10)年に竣工した新台北鉄道工場の跡地に建設される台湾の国家鉄道博物館は、2027(令和9)年にグランドオープンすべく、整備を進めています(現在は部分公開)。動態保存した車両の乗車体験や入換作業を見学できるなど「生きた鉄道博物館」を最大の特色とした施設の見どころを紹介します。

※ 通称「テッパク」本欄初紹介施設です。多彩なイベントが設定されています。
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[ 詳 細 : 鉄道博物館 ] 

【展覧会】渋沢史料館|企画展 渋沢栄一と喜賓会 ― 明治時代のインバウンドー|’25年2月22日ー5月11日|終了

渋沢史料館
企画展
渋沢栄一と喜賓会 ―明治時代のインバウンド―
会  期  2025年2月22日[土]ー 5月11日[日] ▷ 開館カレンダー 
休  館  日  月曜日、祝日の翌平日(月曜日が祝日の場合は開館)
開館時間  10:00 - 17:00  * 最終入館は16:30
会  場  渋沢史料館 企画展示室
      〠 114-0024 東京都北区西ケ原2-16-1 飛鳥山公園内
入  館  料  一 般 300円、小 中 高 100円
後  援  株式会社帝国ホテル、万博学研究会     
主  催  公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
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渋沢栄一が力を注いだ外国人観光客誘致団体「喜賓会」の活動をご紹介します。
1893年(明治26)に創立した喜賓会(きひんかい/英語名 Welcome Society of Japan)は、外国人観光客誘致と、旅行者の支援を目的として活動した非営利の民間団体です。国際交流を重視する渋沢栄一は、創立から1914年(大正3)に解散するまで同会の活動に力を注ぎました。
喜賓会の活動は主に旅館・ホテルへの助言、通訳や旅行ガイドの監督奨励、見学先の調整、案内書や地図の発行など、近代的な旅行業のさきがけとも言えるものでした。
本企画展では、渋沢栄一がどのような思いで喜賓会の事業に尽力したのかを探ります。

< 展示構成 >
第1章 喜賓会の創立
第2章 喜賓会の活動
第3章 喜賓会が発行した旅行案内書
第4章 第五回内国勧業博覧会と喜賓会
第5章 喜賓会の解散

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[ 詳 細 : 渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 

【展覧会】宮沢賢治記念館|特別展「童話 紫紺染めについて」|’25年2月22日-5月25日|終了

宮沢賢治記念館
特別展「童話 紫紺染めについて」
開催期間  令和7年(2025)2月22日[土]- 5月25日[日]
会場案内  宮沢賢治記念館
      〠 025-0011 岩手県花巻市矢沢第1地割1番36
      電話番号 0198-31-2319 ファクス 0198-31-2320 ▷ アクセス 
開館時間  午前8時30分 - 午後5時(午後4時30分までにご入館ください)
休  館  日  12月28日-1月1日まで(年末年始のみ休館)
入館料金  一 般 350円、高校生、学生 250、小学生・中学生 150円
      * 花巻市内共通入館券もあります。宮沢賢治記念館、花巻新渡戸記念館、
       宮沢賢治童話村「賢治の学校」、花巻市博物館
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
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童話「紫紺染について」は、盛岡の特産物「紫紺染-しこんぞめ」を復興させようと工芸学校の先生や、町の紫紺染め研究会の人たちが相談して、かつて紫紺を取り扱っていたといわれている山男から製法を聞き出すというお話です。直筆稿のほか、成立過程を示す資料などから作品の魅力に迫ります。

【 宮沢賢治 直筆稿の公開 】
(1)2月22日[土]-3月2日[日] ( 9 日間)
(2)4月26日[土]-5月6日[火] (11日間)
   * 直筆稿の公開日程は変更となる場合があります。
   * 3月3日[月]、4月25日[金]、5月7日[水]は資料入れ替えのため
    特別展示室のみを閉室します。

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[ 詳 細 : 宮沢賢治記念館

【展覧会】横浜市民ギャラリー|横浜市民ギャラリーコレクション展2025|コレクションの地層|’25年2月21日-3月9日|終了

横浜市民ギャラリー
横浜市民ギャラリーコレクション展2025
コレクションの地層
Historical Layers of the Collection
日  程  2025年2月21日[金]- 3月9日[日]
開場時間  10:00 - 18:00(入場は17:30まで)
休  館  日  会期中無休
入  場  料  入場無料
会  場  横浜市民ギャラリー   展示室 1、B1
      〠 220-0031 神奈川県横浜市西区宮崎町26番地1
主  催  横浜市民ギャラリー
(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)

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横浜市民ギャラリー開館60周年となる今年度のコレクション展は、「コレクションの地層」をテーマに、当館所蔵作品の収集過程に着目したトピックを通して、その幅広い魅力をご紹介します。
当館が所蔵する約1,300 点のコレクションは主に、1964年の開館から1990年代半ばまでの間に企画展や国際交流展の開催を機として収蔵されました。
本展では、当館が桜木町駅前に所在した最初期(1964-1974年)に収集された絵画などの作品を取り上げるほか、二代目市民ギャラリー時代に開催された「ヨコハマ漫画フェスティバル」(1978年)で漫画家らが一堂に会し描いた横浜にまつわる一コマ漫画のコレクション、そして1980年代後半よりまとまった収集が行われ、コレクション内で最多点数を成す多彩な写真作品を展示します。

また小特集では当館とゆかりの深い画家・福島瑞穂の作品をご覧いただきます。30年以上にわたり集積されたコレクションの歴史を感じながら、その地層の断面を探索するようにお楽しみください。

[ 章  構  成 ]
1.  初代横浜市民ギャラリー期の収集作品―1974年まで
2.  漫画コレクション―1978年ヨコハマ漫画フェスティバル
3.  写真の収集―1980年代以降の新たな地層
     小特集 福島瑞穂
[ 出品作家 ]
秋山庄太郎 五十嵐英壽 入江泰吉 入江正巳 江見絹子 遠藤典太 大野増穂 岡田青慶 岡本太郎 奥村泰宏 垣内治雄 川島実 北井一夫 木下陽一 國領經郎 小島一谿 斎藤顕治 斎藤義重 須田一政 添田定夫 田代利夫 田沼武能 常盤とよ子 土門拳 中島清之 芳賀日出男 英伸三 浜口タカシ 林勇 林忠彦 ヒサクニヒコ 日向茂生 兵藤和男 福島瑞穂 藤倉忠明 前川かずお 森田拳次 矢尾板賢吉 八島一夫 柳原良平 やなせたかし

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[ 詳 細 : 横浜市民ギャラリー ] 

【展覧会】書の美術館 春日井市道風記念館|館蔵品展 - 小さきものはみな愛 -うつく-し」 ── 懐紙・短冊・扇面・小品 ──|’25年2月21日-4月20日|終了

書の美術館 春日井市道風記念館
館蔵品展 - 小さきものはみな愛 -うつく- し
── 懐紙・短冊・扇面・小品 ──
会  期  令和7年(2025年)2月21日[金]- 4月20日[日]
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
観  覧  料  一 般 100円、大学生・高校生 50円、中学生以下 無 料 
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
展示解説  学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。事前予約は不要です。
      令和7年(2025年)3月2日[日]・4月12日[土]
      各 日 午前10時30分-11時、午後2時-2時30分 道風記念館1階展示室
会場案内  書の美術館 春日井市道風記念館
      〠 486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電話 0568-82-6110
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「何も何も、小さきものは、みな愛し。」── 清少納言『枕草子』ゟ
古来小さいものは美しく、愛らしいものとして珍重されてきました。
本展では館蔵品のなかでも、懐紙、短冊、扇面、小品といった様々な形の小さな、愛らしい書を紹介します。書は、余白の取り方や墨色の工夫次第で、表現は自在です。美しい装飾料紙に書かれたり、気取らない書きぶりで書かれたりと、小さい作品ならではの工夫や見どころがあります。
和歌が書きつけられた懐紙や短冊など、伝統的な美しさの書から、思わずくすっと笑ってしまうような 小品の書画、「かわいい!」と感じるような書まで、魅力たっぷりの小さな書の世界をご堪能ください。

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[ 詳 細 : 書の美術館 春日井市道風記念館

【展覧会】茨城県天心記念五浦美術館|企画展 奥原晴湖と近代の南画|’25年2月21日-4月20日|終了

茨城県天心記念五浦美術館
企画展 奥原晴湖と近代の南画
会  期  2025年2月21日[金]- 4月20日[日] * 会期中一部展示替えあり
          前  期:2月21日[金]- 3月23日[日]
          後  期:3月25日[火]ー 4月20日[日]
休  館  日  毎週月曜日 * ただし 2月24日[月・振]は開館。2月25日[火]は休館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 (入場は午後4時30分まで)
入  場  料  一 般 360円 / 満70歳以上 180円 / 高校生 240円 / 小中生 170円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  茨城県天心記念五浦美術館
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中国の文人画にルーツをもち、山水や花鳥に漢詩を添えて画家の胸中の理想世界を描く「南画」は、江戸中期から明治初期にかけて大いに流行しました。美術指導者として近代日本美術を牽引した岡倉天心 (1863-1913) も、上野に画塾を構えた南画家・奥原おくはら晴湖せいこ (1837-1913) に南画を習った時期があります。
現在の茨城県古河市出身の晴湖は元治2年 (1865)、29歳で江戸へ出ると、やがて維新後の東京で、時代の雰囲気と合致した大胆・奔放な筆致の作品を描くようになり、名声を博します。女性でありながらいち早く断髪するなど、豪胆な性格でも評判だった晴湖は、政財界の要人などの後援者にも恵まれました。明治24 (1891)、55歳で埼玉県の熊谷へ隠棲しますが、以降は東京で活躍した時代とは対照的な、精緻で細密な作品を晩年まで描き続けました。
一方、大正期に入ると南画にも新たな動きがあり、西欧の近代絵画の影響を受けた画家たちにより、既存の南画の形式にとらわれず、より自由な画題や様式で詩的感情を描く「新南画」と呼ばれる作品が誕生しました。
本展では、東京・熊谷両時期の晴湖の作品のほか、同時期に活躍した猪瀬東寧 (いのせ とうねい 1838-1908) や野澤白華 (のざわ はっか 1845-1904) ら茨城ゆかりの南画家、そして大正期に活躍した小川芋銭 (おがわ うせん 1868-1938) ら新南画を生み出した作家たちの作品をご紹介します。

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【文化講座】軽井沢町歴史民俗資料館|かるいざわ歴史・文化講座: 峠の祭祀 古東山道、東山道を往く ~入山峠祭祀遺跡~|’25年3月22日|終了

軽井沢町歴史民俗資料館
かるいざわ歴史・文化講座
演  題  峠の祭祀 古東山道、東山道を往く ~入山峠祭祀遺跡~
日  時  令和7(2025)年3月22日[土]- 13時30分ー(受付13時00分から)
講  師  櫻井秀雄氏(長野県立歴史館 考古資料課長)
場  所  離山公園内ギャラリー蔵(歴史民俗資料館100m先)
      中軽井沢駅から1.7km(徒歩20分程)、駐車場20台スペース有
      〠 389-0192 長野県軽井沢町大字長倉2112番地21(離山公園内)
      軽井沢町役場 生涯学習課文化振興係
      電話番号:0267-45-8695 FAX番号:0267-46-1152
対  象  どなたでも(先着順)
料  金  無料
申込方法  電話(平日午前9時から午後5時まで)電話番号:0267-42-6334
      メール:shiryoukan☆town.karuizawa.nagano.jp
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2024年11月16日-2025年3月31日まで「冬期休館中」であった軽井沢町歴史民俗資料館は、この「文化講座」をもって本格再開します。

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[ 詳 細 : 軽井沢町歴史民俗資料館

【展覧会】奥田元宋・小由女美術館 Okuda Genso Sayume Museum|企画展 白洲次郎と白洲正子 ふたりの暮らした武相荘|’25年2月20日-4月15日|終了

奥田元宋・小由女美術館  Okuda Genso Sayume Museum
企画展 白洲次郎と白洲正子 ふたりの暮らした武相荘
会  期  2025年2月20日[木]- 4月15日[火]
      * 会期中の休館日 : 毎週水曜日
会場案内  公益財団法人 奥田元宋・小由女美術館 企画展示室
      〠 728-0023 広島県三次市東酒屋町10453番地6
      TEL:0824-65-0010 FAX:0824-65-0012  ▷ 交通・アクセス
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入場は閉館時間の30分前まで
      * 3月14日[金]・4月13日[日]は開館時間を午後9時まで延長
入場料金  一般 : 1,000円、高校・大学生 : 500円、中学生以下 : 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
企画協力  東映株式会社
主  催  奥田元宋・小由女美術館/中国放送
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戦前・戦後の激動の時代を生き、現代を築いた白洲次郎と、本物と美のある暮らしを求めた白洲正子。二人はともに海外で学び、帰国後まもなく運命的な出会いを果たした後に結婚。次郎は政財界で、正子は随筆の世界において多大な足跡を残しました。
そして、夫婦が終の棲家として今に残した旧白洲邸「武相荘」。本展では、武相荘の人々の残したモノや、彼らの言葉、写真などの展示を通して、互いの個性と生き方を尊重し、我が道を生きながらもお互いを必要としあった理想の夫婦の姿、絆深いふたりの生き方・生き様を紹介します。

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❖ 奥田元宋・小由女美術館とは
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【展覧会】美術館「えき」KYOTO|鶴の来る町ミュージアムコレクション  写実絵画の世界|’25年2月19日-3月30日|終了

美術館「えき」KYOTO
鶴の来る町ミュージアムコレクション  写実絵画の世界
会  期  2025年2月19日[水]- 3月30日[日] 会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      〠 600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
      ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 TEL:075(352)1111(大代表)
開館時間  午前10時-午後7時30分(入館締切 午後7時)
入  館  料  一 般 1,000円 / 高・大学生 800円 / 小・中学生 500円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。〠
監  修  立島 惠(佐藤美術館学芸部長)
特別協力  鶴の来る町ミュージアム
主  催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞
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写実絵画とは、従来の西洋絵画にあった神話や歴史、宗教と言ったテーマではなく、社会や日常生活などを客観的に描いたものをさします。19世紀中頃にフランスを中心に興った写実主義と言われたこの芸術様式は、後の印象派や表現主義などの近代美術に大きな影響を与えました。今日の日本の写実絵画は、一般には写真と見まがうばかりの絵をイメージするかもしれませんが、本来は現実あるいは対象を深く見つめることで、社会や人の本質を描き出そうとする画家たちの挑戦と言っても過言ではありません。
本コレクションの特徴は、いわゆる大家よりもむしろ中堅、若手に軸足が置かれ、ミュージアムピースと呼ばれる大作から濃密な筆致の小作品で構成され、そのモチーフも静物、人物、風景と、幅広くかつヴァリエーションに富んでいます。
本展は、鹿児島県出水市 -いずみし- にある「鶴の来る町ミュージアム」の400点余りの写実絵画コレクションの中から厳選して展覧いたします。スマートフォンや高精細なデジタルカメラで誰にでも容易く対象を写し取れる時代に、画家自身の思いや眼差しをとおして、一筆一筆丹念に塗り重ね表現された写実絵画の世界を、是非この機会にお楽しみください。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただきます。
  予めご了承ください。
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【展覧会】サントリー美術館|没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ|’25年2月15日-4月13日|終了

サントリー美術館
没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ
会  期  2025年2月15日[土]- 4月13日[日]
開館時間  10:00-18:00(金曜日は10:00-20:00)
      * 3月19日[水]、4月12日[土]は20時まで開館
      * いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日  火曜日 * 4月8日は18時まで開館
入館料金  一 般    当日 ¥1,700 前売 ¥1,500
      大学・高校生 当日 ¥1,000 前売 ¥ 800
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  サントリー美術館
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エミール・ガレ(1846–1904)はフランス北東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで、父が営む高級ガラス・陶磁器の製造卸販売業を引き継ぎ、ガラス、陶器、家具において独自の世界観を展開し、輝かしい成功を収めました。
ナンシーの名士として知られる一方、ガレ・ブランドの名を世に知らしめ、彼を国際的な成功へと導いたのは、芸術性に溢れ、豊かな顧客が集う首都パリでした。父の代からその製造は故郷ナンシーを中心に行われましたが、ガレ社の製品はパリのショールームに展示され、受託代理人等を通して富裕層に販売されたのです。1878年、1889年、1900年には国際的な大舞台となるパリ万国博覧会で新作を発表し、特に1889年の万博以降は社交界とも繋がりを深めました。しかし、その成功によってもたらされた社会的ジレンマや重圧は想像を絶するものだったと言い、1900年の万博のわずか4年後、ガレは白血病によってこの世を去ります。
ガレの没後120年を記念する本展覧会では、ガレの地位を築いたパリとの関係に焦点を当て、彼の創造性の展開を顧みます。フランスのパリ装飾美術館から万博出品作をはじめとした伝来の明らかな優品が多数出品されるほか、近年サントリー美術館に収蔵されたパリでガレの代理店を営んだデグペルス家伝来資料を初公開します。ガレとパリとの関係性を雄弁に物語る、ガラス、陶器、家具、そしてガレ自筆文書などの資料類、計110件を通じて、青年期から最晩年に至るまでのガレの豊かな芸術世界をお楽しみください。

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[ 詳 細 : サントリー美術館 

【展覧会】目黒区美術館|中世の華・黄金テンペラ画|石原靖夫の復元模写|チェンニーノ・チェンニーニ『絵画術の書』を巡る旅|’25年2月15日-3月23日|終了

目黒区美術館
中世の華・黄金テンペラ画 - 石原靖夫の復元模写
チェンニーノ・チェンニーニ『絵画術の書』を巡る旅
会  期  2025年2月15日[土]- 3月23日[日]
時  間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  月曜日  * ただし、2月24日[月・休]は開館、2月25日[火]は休館
観  覧  料  一 般 900円、大高生・65歳以上 700円、中学生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
所  在  地  目黒区美術館
      〠 153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36 目黒区民センター敷地内
      TEL:03-3714-1201 FAX:03-3715-9328
企画協力  &4+do、中世絵画工房FOND’ORO
主  催  公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
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目黒区美術館では、これまで、画材や色材をテーマにした展覧会とワークショップを継続的に開催してきました。その一つ「色の博物誌」展は、通常の展覧会では紹介されることが少ない、絵画などの表現を構成する色材とその原料、エピソードなどを取り上げ、作品と組み合わせて構成した企画です。また、古典的な技法や絵具制作の再現などをワークショップで行い、人と色材のかかわりという新たな切り口を提示してきました。
この度の展覧会では、1992年からの「色の博物誌」展とともに開催してきたワークショップ「古典技法への旅」から、“中世の華” とも表すべき黄金背景による「テンペラ画(卵黄テンペラ)」の技法を取り上げます。
金箔を背景に、顔料を卵黄で練って描き上げていくこの技法では、金箔に見事な装飾技法が施され、その表現は工芸的な魅力にもあふれています。この黄金背景を伴うテンペラ画は、主にイタリア14世紀から15世紀前半に発展しました。
石原靖夫(1943ー )は、1970年にイタリアに渡り、黄金テンペラの技法を学び、6年の歳月を、ゴシック期シエナ派の画家シモーネ・マルティーニ(1284頃ー1344)の代表作《受胎告知》(1333年、ウフィツィ美術館蔵)の技法研究に費やし、ローマ滞在中に復元模写を完成させました。1978年の帰国後、すぐに東京都美術館で展示と講座が組まれるなど注目を集めました。目黒区美術館では、1992年の「色の博物誌・青―永遠なる魅力」展において、この復元模写《シモーネ・マルティーニ〈受胎告知〉》を展示し、聖母マリアのマントに使われたラピスラズリの青について取り上げました。石原靖夫と目黒区美術館の関係はこの時から始まり、2019年3月までに専門家向けの内容でワークショップを7回開催し、テンペラ画という古典技法の普及に努めてきました。
ジョット・ディ・ボンドーネ(1265頃ー1337)に代表される当時の工房で行われていた絵画技法が記された書物が、チェンニーノ・チェンニーニ著 “Il Libro dell’ Arte” です。この翻訳版、『チェンニーノ・チェンニーニ 絵画術の書』(岩波書店 1991年)(以下、『絵画術の書』)は、目黒区美術館での石原靖夫によるワークショップで重要な教本となっています。チェンニーニの手稿は1400年頃に成立されたと伝わり、現存する3つの写本をもとに訳された本書は、イタリア美術史家の辻茂の技法史研究により長い年月をかけて日本語訳として完成されたもので、シモーネ・マルティーニの《受胎告知》を復元模写した画家 石原靖夫と、イタリア語に精通する美術史家 望月一史がその翻訳に加わりました。その後、石原はこの『絵画術の書』を、画家としてさらに読み込み、絵画制作にあたっての技法研究を深化させてき ました。
本展では、石原が1970年代に制作した復元模写《シモーネ・マルティーニ〈受胎告知〉》とその制作に関する周辺資料、そして、その後の研究をもとに今回新たに制作した「制作工程」と、その手順を収録した動画を展示します。石原が行ってきた、絵画制作の基礎から金箔の置き方、刻印、彩色、緑土を用いる肌の描写などを、『絵画術の書』 が伝える技法に触れながら紹介し、日本の美術館では展示されることが少ない「テンペラ画」の技法と表現の魅力に迫ります。

◇ 石原 靖夫 ISHIHARA Yasuo
1943年、京都生まれ。東京藝術大学油画科を卒業後、1970年9月、イタリア政府給費生として渡伊。ローマ国立中央修復研究所(Instituto Centrale del Restauro)でジュリアーノ・バルディ教授に師事し、シエナ派の黄金テンペラを研究する。1972年からローマの国立古典絵画館(Gallerie Nazionali di Arte Antica)の客員として、シモーネ・マルティーニ作《受胎告知》(1333年) の復元研究模写を行う。1978年に帰国し、東京都美術館、日本イタリア京都会館で同作品を公開。現在は、テンペラ画の普及に努め、卵黄テンペラ技法によりイタリアの風景をテーマに、個展を中心に発表を続けている。

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【展覧会】三菱一号館美術館|異端の奇才 ―ビアズリー|’25年2月15日-5月11日|終了

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三菱一号館美術館
異端の奇才 ―ビアズリー
会  期  2025年2月15日[土]- 5月11日[日]
開館時間  10:00 – 18:00  *入館は閉館の30分前まで
      * 祝日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日、4月5日は20時まで
休  館  日  月曜日
        *[トークフリーデー : 2月24日、3月31日、4月28日]、5月5日は開館
会  場  三菱一号館美術館
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
観覧料金  当日・個人
      一 般 2,300円、大学生、1,300円、高校生 1,000円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  三菱一号館美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社
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     25歳。時代を駈けぬけた。 異端の奇才 ── ビアズリー

25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley, 1872-1898)。この英国の異才は、ろうそくの光をたよりに、精緻な線描や大胆な白と黒の色面からなる、きわめて洗練された作品を描きつづけました。
本展覧会は、19世紀末の欧米を騒然とさせたビアズリーの歩みをたどる、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画です。出世作のマロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や、日本でもよく知られるワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1898)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描にくわえて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を通じてビアズリーの芸術を展覧します。

◇ビアズリーって誰?── Who is Beardsley?
オーブリー・ビアズリー Aubrey Beardsley , 1872-1898
ブライトン出身。家計を支えるため16歳から事務員として働き、夜間に制作活動を行った。T.マロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や O.ワイルド著『サロメ』(1894)の挿絵で成功してからも、ろうそくの光のもとで絵を描いたのは、その名残といえる。1895年にワイルド裁判の余波で『イエロー・ブック』美術編集の職を失うが、季刊誌『サヴォイ』(1896)やA.ポープ著『髪盗み』(1896)の挿絵で新境地を見せた。幼少期からの肺結核により25歳で他界。

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【展覧会】平櫛田中彫刻美術館|特別企画展 平櫛田中邸の記憶 第四章 ─ おとこざかりは百から|’25年2月15日-5月18日|終了

平櫛田中彫刻美術館
特別企画展
平櫛田中邸の記憶 第四章 おとこざかりは百から
会  期  令和7年(2025)2月15日[土]- 5月18日[日]
休  館  日  火曜日休館(ただし、祝日振替休日の場合はその翌日が休館)
時  間  午前10時 - 午後4時 * なるべく午後3時30分までに入館してください。
入  館  料  一 般 300円、 小・中学生 150円
イベント  わくわく体験美術館ウィーク 4月26日[土]- 5月6日[火・振休]
      期間中は、小中学生は無料
会場案内  小平市 平櫛田中彫刻美術館
      〠 187-0045 東京都小平市学園西町1-7-5 電話・FAX 042-341-0098
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耐震補強・改修工事を実施する平櫛田中邸(記念館)をテーマに、一年にわたって特別企画展を開催してきました。全4回シリーズの締めくくりとなる第四章では、百歳を過ぎても精力的に活動した「おとこざかりは百から」を体現した平櫛田中(ひらくし〈又は ひらぐし〉でんちゅう 本名:平櫛倬太郎 1872-1979)の不屈の姿に焦点を当てます。
昭和45年(1970)に東京都台東区上野桜木町から家族とともに小平市に転居した平櫛田中は、数え年104歳となった昭和50年(1975)に《五十鈴老母像》を完成させました。その後も制作への意欲は失わず、日本画家の横山大観、地唄舞の武原はんらの制作を構想し、向こう20~30年分の彫刻材を取り寄せました。また、趣味にしていた書作をますます盛んに行うようになり、「いまやらねばいつできる」「六十七十はなたれこぞう おとこざかりは百から」のような自己の信条や中国の漢詩などを題材に毎日筆を揮いました。
本展では、小平時代に制作した作品や書を展示するとともに、晩年のさまざまな芸術活動を写真や資料にてご紹介します。

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[ 詳 細 : 平櫛田中彫刻美術館 ] 

【展覧会】JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク|特別展示『臺灣蘭花百姿 – 東京展』|’25年2月15日-6月8日|終了

JPタワー学術文化総合ミュージアム  インターメディアテク
特別展示『臺灣蘭花百姿 – 東京展』
会  期  2025年2月15日[土]- 6月8日[日]
時  間  11:00 − 18:00 (金・土は 20:00まで 開館)
      * 時聞は変更する場合があります。
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館、ただし4月28日は開館)、
      その他館が定める日
会場案内  インターメディアテク2階 「GREY CUBE(フォーラム)」
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3階
      ▷ アクセス: JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分 
協  力  東京大学大学院理学系研究科附属植物園、東京大学農学生命科学図書館、
      東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室、
      国立台湾大学植物標本館、国立台湾大学図書館、
      農業部林業試験所植物標本館、国立台湾博物館、国立台湾歴史博物館、
      国立台湾美術館、国立公共資訊図書館、高雄市立歴史博物館、
      英国キュー王立植物園
主  催  東京大学総合研究博物館+国立歴史博物館

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【関連イベント】
 シンポジウム『植物芸術 – 日本と台湾からの視点

入館無料

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JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」の展示企画をになう東京大学総合研究博物館では、東京大学が蓄積してきた学術標本を基軸とする研究活動を展開している。
学術標本とは、研究や教育の過程で研究者が収集したり、製作したり、利用したりしたモノ資料をいう。それらのモノは学術という背景がなければ、一般の方々にとっては何の変哲もない石片や骨片、見慣れた茶碗のかけらに見えることが少なくない。
しかしながら、研究者が研究をとおして紡ぎ出すストーリーを有しているとなれば全く違って見える。インターメディアテクでは、学術標本の魅力、言い換えれば研究の面白さそのものを審美的かつ独創的な手法で公開発信することを試みている。

今般、開催する特別展示『台湾蘭花百姿』は、台湾の蘭という植物をめぐる日台の学術的ストーリーをひもとく。蘭を巡っては東京大学が所蔵する日本産蘭の植物画をテーマとした『蘭花百姿』、コロンビアの蘭花植物画を考察した『カトレヤ変奏』とこれまでに二度の展示企画を開催してきたから、今回は台湾ヴァージョンということになる。
台湾と日本は地理的に近く、歴史的にも密な交流があった。台湾当地だけでなく、東京大学にも植物学的見地から台湾の蘭を収集調査してきた研究の歴史が蓄積されてきた。それらに見える過去から現在にいたる蘭への日台研究者のまなざし、ならびに、その美に惹かれたアーティストらの営みをインターメディアテク的手法で提示するのが東京展である。
今回の特別展示は、総合研究博物館と台湾の国立歴史博物館が2024年に締結した学術交流協定の成果の一部である。まずは、東京会場(インターメディアテク)で開催した後、ついで台北会場(国立歴史博物館)において東京とは装いを変えた展示を開催する。

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[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館 インターメディアテク 

【展覧会】茨城県陶芸美術館|企画展  ティーカップ・メリーゴーラウンド|ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年|~ 岐阜県現代陶芸美術館コレクション|’25年2月15日-6月22日|終了

茨城県陶芸美術館
企画展  ティーカップ・メリーゴーラウンド
ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年 ~ 岐阜県現代陶芸美術館コレクション
会  期  2025年2月15日[土]- 6月22日[日]
会場案内  茨城県陶芸美術館  地下1階 企画展示室
      〠 309-1611 茨城県笠間市笠間2345番地(笠間芸術の森公園内)
      TEL:0296-70-0011 FAX:0296-70-0012 ▷ 交通案内
開館時間  9時30分 - 17時00分(入場は16時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし、2月24日(振)、5月5日(祝)は開館)、
      2月25日[火]、5月7日[水]は休館
観覧料金  一 般:950円、満70歳以上:470円、高校生等:710円、小中生360円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  岐阜県現代陶芸美術館
主  催  茨城県陶芸美術館
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19世紀半ばから20世紀半ばまでの約100年間に焦点を当て、ドイツのマイセン、フランスのセーヴル、イギリスのミントン、デンマークのロイヤル・コペンハーゲン、フィンランドのアラビアなど、ティーウェアやコーヒーウェアを中心に室内装飾品などを加えた名品をご紹介します。

> 主なブランド、作家 <
マイセン(ドイツ)、ニュンフェンブルク(ドイツ)、KPMベルリン(ドイツ)、ローゼンタール(ドイツ)、バウハウス陶器工房(ドイツ)、セーヴル(フランス)、ロイヤル・ウースター(イギリス)、ウェッジウッド(イギリス)、ミントン(イギリス)、ロイヤル・ドルトン(イギリス)、ジノリ(イタリア)、ローゼンブルフ(オランダ)、ロイヤル・コペンハーゲン(デンマーク)、ビング・オー・グレンダール(デンマーク)、ロールストランド(スウェーデン)、アラビア(フィンランド)、エミール・ガレ(フランス)、スージー・クーパー(イギリス)、ユッタ・ジカ(オーストリア)、カジミール・セヴェリノヴィチ・マレーヴィチ(旧ソヴィエト連邦)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館 ] 

【展覧会】森美術館|マシン・ラブ:ビデオゲーム、 AI と現代アート|’25年2月13日-6月8日|終了

森美術館
マシン・ラブ:ビデオゲーム、AI と現代アート
会  期  2025年2月13日[木]- 6月8日[日] * 会期中無休
開館時間  10:00 - 22:00
      * 火曜日のみ17:00まで
      * ただし4月29日[火・祝]、5月6日[は22:00まで
      * ただし3月20日[木・祝]は17:00まで
      * 最終入館は閉館時間の30分前まで
会  場  森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
      ▷ アクセス
料  金  お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)

      ◉ 料金詳細は ▷ こちら
      * チケット各種割引・優待情報、イベント情報などは下掲 詳細公式サイト 参照
      [平 日]
      一般 2,000円、学生(高校・大学生)1,400円、子供(中学生以下)無料
      シニア(65歳以上)1,700円
      [土・日・休日]
      一般 2,200円、学生(高校・大学生)1,500円、子供(中学生以下)無料
      シニア(65歳以上)1,900円(1,700円)
      * 本展は事前予約制(日時指定券)を導入。専用オンラインサイト から
       「日時指定券」をご購入ください。
      * 専用オンラインサイトは こちら
      * 当日、日時指定枠に空きがある場合は事前予約なしでご入館いただけます。
      * 表示料金は消費税込
企  画  片岡真実(森美術館館長)
      マーティン・ゲルマン(森美術館アジャンクト・キュレーター)
      矢作 学(森美術館アソシエイト・キュレーター)
アドバイザー  畠中 実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)
      谷口暁彦(メディア・アーティスト)
主  催  森美術館
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仮想空間と現実世界が接続し、人工知能(AI)が飛躍的に発展するなか、新しいテクノロジーは私たちの日常生活に急速に浸透し、とりわけコロナ禍は仮想空間における活動を加速させました。また、顧みればテクノロジーとアートは、コンピューター・アート、ビデオ・アートなどの歴史のなかで常に併走してきました。近年のビデオゲームやAIの発展がアーティストの創造活動に全く新しい可能性をもたらす一方で、生成AIの登場は、人類の創造力にとっての脅威ともなっています。こうした動向は、現代アートの文脈においても大きく注目されています。

本展では、ゲームエンジン(※1)、AI、仮想現実(VR)、さらには人間の創造性を超え得る生成AIなどのテクノロジーを採用した現代アート約50点を紹介します。そこではデジタル空間上のさまざまなデータが素材となった全く新しい美学やイメージメイキング(図像や画像を作ること)の手法、アバターやキャラクターなどジェンダーや人種という現実社会のアイデンティティからの解放、超現実的な風景の可視化、といった特性が見られます。ただ、これら新しい方法を採用しながら、アーティストの表現の根幹では普遍的な死生観や生命、倫理の問題、現代世界が抱える環境問題、歴史解釈、多様性といった課題が掘り下げられています。

「マシン」とアーティストが協働する作品や没入型の空間体験は、「ラブ(愛情)」、共感、高揚感、恐れ、不安など私たちの感情をおおいに揺さぶるでしょう。現実と仮想空間が入り混じる本展は、人類とテクノロジーの関係を考えるプラットフォームとして、不確実な未来をより良く生きる方法をともに想像する機会となるでしょう。
※1 コンピューター・ゲーム制作に必要な機能をまとめたソフトウェアをさす。

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[ 詳 細 : 森美術館

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【体験・学び / Art Lab】千葉市美術館|つくりかけラボ17 Art Lab 17 井上尚子|記憶の標本室 ― Life is Smell project ― KUNKUN Laboratory|’25年2月12日-6月1日|終了

千葉市美術館
つくりかけラボ17 Art Lab 17
井上尚子|記憶の標本室 ― Life is Smell project ― KUNKUN Laboratory 
会  期  2025年2月12日[水]- 6月1日[日
休  館  日  3月3日[月]、4月7日[月]、21日[月]、5月7日[水]、19日[月]
開室時間  10:00 - 18:00(5月24日を除く金曜日と土曜日は20:00まで)
観  覧  料  無 料
会  場  千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
音楽制作  Vegetable Record
主  催  千葉市美術館
      【重要】 会場内で嗅いでいただく匂いの一つに、ピーナッツがあります。
           アレルギーのある方は、受付スタッフにお声掛けください。
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つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。

今回は、’匂いと記憶のアーティスト’ 井上尚子さんをお迎えし、匂いによる個人の記憶が集積する空間「記憶の標本室」をつくります。目の見える人が受け取る情報の約8割が視覚によるものともいわれ、匂いや嗅覚については、日頃あまり深く考える機会はないかもしれません。一方で、嗅覚は個人の記憶と強く結びつき、それゆえ他者と共有することが難しい体験であるとされます。「記憶の標本室」では、会場に集められた個々の記憶とそれにまつわる匂いに触れることで、他者への想像力をたくましくし、同時に自分の内にある記憶へと心を向けることができるでしょう。

本プロジェクトでは、会期に先立ち、音楽ユニット Vegetable Record のお二人とともに美術館周辺及び館内をリサーチしました。その時に集められた匂いの記憶が音楽作品となって空間を演出します。可視化できない匂いと音のリズムを体感し、新たな発見をお楽しみください。

◉ アーティストからのメッセージ ── 井上尚子(美術作家)
地域文化からそこに生きる人々の匂いの記憶を収集し、匂いの記憶図鑑を空間作品として制作。
収集作業はラボのオープン半月前から開始。
約三ヶ月で変化する来場者の記憶が流動し、この場で新たに生まれる記憶も収集していきます。
一人一人が歩む人生を、生い立ちから現在、未来に至るまで、経験してきた匂いについて、その背景や状況、心情などを思い出し、順を追って記憶を解析すると、個性や人柄、地域との繋がりや未来への歩み方が見えてくるように思います。そして、自ずと街の情景や文化は人々が時間と共に構築した軌跡として表出してきます。
嗅覚は、自分でしか体験できない神経感覚のため、他者と共有できないからこそ、全てが素直に感受した正解の記憶。
ついつい正解、不正解の回答を求めてしまう現代ですが、唯一無二の経験が大切な未来の要素となり、一人一人の記憶が未来創生の大切なピース(一片)を担っていきます。
匂いの記憶を見つめる時間は、自分と対峙すると同時に他者や環境へ気を配る心を育みます。
❖ アーティスト滞在スケジュール(予定) ※各日午後から
【2月】13(木)、15(土)、16(日)、27(木)
【3月】1(土)、2(日)、22(土)、23(日)
【4月】5(土)、6(日)、19(土)、20(日)
【5月】3(土・祝)、4(日・祝)、17(土)、18(日)、30(金)、31(土)
【6月】1(日)
※休憩やイベント等不在の場合もございます。
※予定が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

◉ プロフィール
井上尚子 ── いのうえ ひさこ
環境、文化、歴史を匂いの記憶から楽しむ「くんくんウォーク」を教育機関、美術館、図書館、植物館、企業,公園、空港など国内外で開催。2024年「めぐる身体。めぐる丸の内」展@東京藝術大学+YAU、「語るにおい、街のきおく」展@ONO POINT ART SPACE、他、早稲田大学、群馬県立女子大学、東北大学、玉川大学にてゲストレクチャー、「匂いと記憶で歩く青森」@トランヴェール(JR東日本新幹線車内誌)。2023年「Life is Smell 素数の森」@国際芸術センター青森【ACAC】、インクルーシブ・プログラム@横須賀美術館、障害児支援運営委員会で開催。2022年 渋谷公園通りギャラリー、千葉市美術館、横須賀美術館、森美術館等でWSと展示。2017年Museum Villa Stuck in Munich にて「The Library of Smell」(共同制作:白須未香+柴山拓郎)展覧会+WS開催。WWFジャパンと全国の動物園にて「においでめぐる動物園」開発・実施(2019年グッドデザイン賞受賞)。2018年、The Art and Olfaction Awards 2018 finalist in London、六本木アートナイト2018参加。https://kunkunwalk.jimdoweb.com/

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【展覧会】横浜美術館|横浜美術館リニューアルオープン記念展|おかえり、ヨコハマ|’25年2月8日-6月2日

☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

横浜美術館
横浜美術館リニューアルオープン記念展
おかえり、ヨコハマ
会  期  2025年2月8日[土]- 6月2日[月]
開館時間  10時 - 18時(入館は閉館の30分前まで)
休  館  日  木曜日(ただし3月20日[木・祝]は開館)、3月21日[金]
観  覧  料  一 般 1,800円、大学生 1,500円、高校・中学生 900円、小学生以下 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
所  在  地  横浜美術館
      〠 220-0012   神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1   TEL 045-221-0300
協  力  みなとみらい線、国立映画アーカイブ、株式会社イルカ、株式会社ルーヴィス
特別協力  横浜市歴史博物館、神奈川県立歴史博物館
主  催  横浜美術館、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
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2025年2月、横浜美術館はいよいよ全館オープンを迎えます。これを記念して、「横浜」をキーワードに、美術館のコレクションに立ち返る展覧会を開催します。
おなじみの名作に加え、各所から作品をお借りし、アーティストにも新作を依頼します。テーマは「多様性」。開港前に生きた人びと、女性、子ども、さまざまなルーツを持つ人びとなどに注目します。すると、よく知っているはずの作品にもびっくりするほどたくさんの発見があることがわかります。また、子どもがゆっくりと作品に向き合える「子どもの目でみるコーナー」もつくります。
作品リスト PDF

本展では新しい船出となるこの機会に、当館コレクションの名作の数々を新たな視点で紹介します。加えて、横浜市歴史博物館、横浜開港資料館、横浜都市発展記念館、横浜市民ギャラリーなど、主に市内の施設が所蔵する、コレクションへのまなざしを豊かにしてくれる作品や資料も展示します。また、本展のためにアーティストに委嘱した新作をグランドギャラリーで披露します。
作品を読み解くための鍵は「横浜」、そしてリニューアル後の当館の活動理念の柱である「多様性」です。今回は「多様性」という観点のもと、横浜にまつわる作品の中でこれまであまり注目されることのなかった存在―開港以前の横浜に暮らした人びと、女性、子ども、さまざまなルーツを持つ人びとなど―にあらためて光をあてます。これにより、おなじみの作品や横浜の歴史にたくさんの新しい発見をもたらします。こうしてローカルの歴史を深掘りすると、世界の歴史もきっと違って見えてきます。

会場内には、子どもも一緒に楽しめる「子どもの目でみるコーナー」を設けます。また、当館の活動の柱のひとつである教育普及事業も開催します。
タイトルには、「3年ぶりに横浜美術館が帰ってきた」という意味と、「異なる時代にいろいろな地域からやってきて横浜に暮らした(あるいは現在暮らす)さまざまな人たちを、あらためて『おかえり』と言って迎え入れたい」という希望が込められています。
館長 蔵屋美香

◇ 展覧会の構成
第1章 みなとが、ひらく前
開港前は単なる漁村だった? いえいえ、横浜には古くからたくさんの人が暮らしてきました。
第2章 みなとを、ひらけ
1859年に開港した横浜。めずらしい風物は国内外の注目の的でした。
第3章 ひらけた、みなと
みやげものとして、また輸出向けに、たくさんの産業が生まれました。
第4章 こわれた、みなと
横浜生まれの画家たちは美術界で大活躍。そんなおり、関東大震災が横浜をおそいます。
第5章 また、こわれたみなと
戦争が近づく横浜。洋画家、松本竣介が市内の橋を描いたシリーズ《Y市の橋》は、横浜初のまとまったご紹介です。
第6章 あぶない、みなと
戦後の占領が長引き混乱する横浜。同時に独特の魅力で多くの日本映画の舞台となりました。
第7章 美術館が、ひらく
1989年、横浜美術館開館。この頃に収蔵した名作たちをたっぷりとご紹介します。
第8章 いよいよ、みなとが、ひらく
子どもと、私たち大人の中にいる子どものために、未来への希望を探ります。

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[ 詳 細 : 横浜美術館

【展覧会】高知県立美術館|浜田 浄  めぐる 1975-|’25年2月8日-4月13日|終了

高知県立美術館
浜田浄  めぐる 1975-
会  期  2025年2月8日[土]- 4月13日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
開  館  日  年中無休(年末年始除く)
会  場  高知県立美術館 展示室 B、C
      〠 781-8123 高知県高知市高須353-2
      TEL 088-866-8000 FAX 088-866-8008
観  覧  料  一般前売  960 円、一般当日  1,200円、大学生  850円、高校生以下  無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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刷る、塗る、彫る、組む、削る。
創作の旅は終わらない。
高知県黒潮町出身の美術家・浜田 浄(はまだ きよし 1937- )の過去最大規模となる個展を開催します。
アンフォルメル、反芸術、もの派……。浜田はめまぐるしく移り変わる戦後日本のアートシーンを傍目に、東京都練馬区の小学校教員として勤めながら、自らの表現に妥協することなく手を動かし続けてきた美術家です。
もの派の作家たちを指導した斎藤義重(1904-2001)による、合板に電動ドリルで描いた作品に感銘を受けた浜田は、1975年、38歳の時に、シャープな直線が鮮烈な視覚効果をもたらす合板絵画を手掛けます。77年にはそのイメージを版画として発表、一躍注目を集めました。以降、平面作品の制作を軸に据えながら、刷る、塗る、彫る、削る、組むといった行為の反復により、時間の蓄積を感じさせる独自の抽象表現を開拓します。
浜田の作品には、原則として具象的なモティーフは表れません。しかし、清新な緊張感をたたえた描線や彫線の連なりには、手作業ならではの温もりに加えて、自らが生まれ育った土地の記憶が息づいています。作品に登場するミニマルなフォルムや抑制的な色彩も突き詰めると、朱色に染まる夕陽、黒々とした夜の海、そして視界一面に広がる水平線といった、太平洋に面した故郷、黒潮町の風景に行き当たるのです。
本展では、作風の転機にあたる1975年から2024年の最新作までのおよそ60点を通して、浜田の制作が深化する過程を体感していただきます。それはさながら、浜田が50年にわたって切り拓いてきた表現の旅路を、ともに「めぐる」かのような体験となるでしょう。

◇ 浜田 浄 プロフィール
1937年、高知県幡多郡黒潮町に生まれる。1961年、多摩美術大学油画専攻を卒業。東京都在住。主なグループ展に「日本の版画」(1985、栃木県立美術館)、「線の表現ー目と手のゆくえー」(1991、埼玉県立近代美術館)、「版画の1970 年代」(1996、渋谷区立松濤美術館)、個展に「浜田浄の軌跡ー重ねる、削る、絵画ー」(2015、練馬区立美術館)などがある。

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【展覧会】東京都板橋区立 植村冒険館|メモリアル展 山頂に残された旗|マッキンリーに消えた植村直己の足跡|’25年2月4日-6月1日|終了

東京都板橋区立 植村冒険館
メモリアル展 山頂に残された旗
マッキンリーに消えた植村直己の足跡
期  間  令和7年(2025)2月4日[火]- 6月1日[日]
休  館  日  月曜休館
      * 2月24日、5月5日、5月6日は開館、2月25日[火]、5月7日[火]は休館
会場案内  東京都板橋区立 植村冒険館|Uemura Adventure Museum  
      〠 173-0003 東京都板橋区加賀 1-10-5(植村記念加賀スポーツセンター内)
      TEL03-6912-4703 FAX03-6912-4705 ▷ アクセス
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昭和59年(1984年)2月1日に、植村 直己-うえむら なおみ-さんは、北米最高峰マッキンリー(現・デナリ)の登山を開始しました。当時、真冬のマッキンリーの単独登頂は誰も達成しておらず、植村さんはまたしても前人未踏の記録に挑みます。吹雪で2日停滞したものの順調に高度を上げ、2月6日にはマッキンリーの難所のひとつ、ウエストバットレスの麓に到着しました。ひとまずここにいくつかの装備と日記を置き、さらに上へと登っていきました。 2月12日、43歳の誕生日にマッキンリーの頂上に立ち、世界初の厳冬期マッキンリー単独登頂に成功します。しかし、翌日の無線交信を最後に消息を絶ちました。
あれから41年目になります。山中で見つかった装備や登頂の証である日の丸は日本に持ち帰られましたが、植村さんはいまもあの大きな山に抱かれて眠っています。最後の挑戦を共にした装備に、極北の山に挑戦する植村さんの姿を重ねていただければと思います。

*「マッキンリー」という山名は、現在正式名称が「デナリ」に変更されていますが、当館の展示では植村直己が冒険を行った当時の地名・山名で表記を統一していることから、この展示でも山名を「マッキンリー」としています。

✼••┈┈┈┈┈┈••✼> 主な展示品 <✼••┈┈┈┈┈┈••✼
マッキンリー山中で発見された最後の装備、山頂に残されていた日の丸〔すべて実物〕
ミニシアター上映「冒険家 植村直己の世界」テレビ朝日/2004年
最終章の約20分をくり返し上映します
植村冒険館 – 植村直己 Naomi Uemura

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【展覧会】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館|岩竹理恵+片岡純也 ×コレクション 重力と素材のための図鑑|’25年2月1日-4月13日|終了

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
岩竹理恵+片岡純也×コレクション
重力と素材のための図鑑
会  期  2025年2月1日[土]- 4月13日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
      〠 248-0005  神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 Tel. 0467-22-5000
休  館  日  月曜日(2月24日を除く)
開催時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  個人・当日・税込 一 般700円、20歳未満・学生550円、65歳以上350円、高校生100円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
助  成  公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
主  催  神奈川県立近代美術館
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2013年よりユニットでの作品発表を始めた 岩竹理恵+片岡純也(共に1982- )。イメージの連想によって絵画の空間性を思索する岩竹の平面作品と、身の回りや自然の現象から着想を得た片岡のキネティック作品とを、インスタレーションとして構成することを通して、身体性や時間性を喚起する新たな視覚体験を促してきました。
本展は、曼荼羅、大津絵、鯰絵、茶器などの日本美術を中心に作家と学芸員が作品を選定し、当館のコレクションに新たな光をあてる企画です。対象を他のものになぞらえ、そこに実在しないものをあるように表現する「見立て」や、浮世絵の画中画などに示される絵画の「入れ子」構造など、日本美術に見られる造形的な特色と魅力を、遊び心のあるユニークな手法を通して探究します。

◇ 展覧会のみどころ
1.《両界曼荼羅》など当館屈指の日本美術の名品を展示
鎌倉時代の《両界曼荼羅(胎蔵界・金剛界)》を約10年振りに公開するほか、現存作例の極めて少ない《歓喜天曼荼羅》、俵屋宗達《狗子図》など、当館の日本美術の名品を紹介します。
2. 本展のために制作された新作
岩竹理恵の新作には、当館の野外彫刻と所蔵作品が登場します。片岡純也は、展示作品から着想を得て、人体と物理現象を組み合わせたキネティック作品を制作しました。所蔵作品をどのように解釈したのか、新進作家による探究をぜひ会場でご覧ください。

◇ 作家略歴  岩竹理恵+片岡純也
1982年 南アフリカ、ヨハネスブルグ生まれ(岩竹)
1982年 栃木県生まれ(片岡)
2005年 武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業(片岡)
2006年 金沢美術工芸大学美術工芸学部工芸科卒業(岩竹)
2010年 筑波大学大学院博士前期課程芸術専攻修了(岩竹・片岡)
2013-2014年 シテ・アンテルナショナル・デ・ザール(パリ)で滞在制作。これを機に、
二人での作品発表を開始する。以降、リーセイ島(アイスランド)、横浜、台北、
高雄、成都などにアーティスト・イン・レジデンス事業を通し滞在。

2017年 個展「BankART Under35 片岡純也+岩竹理恵」展(BankART Studio NYK/横浜)
2020年 グループ展「MOTアニュアル2020 透明な力たち」(東京都現代美術館)
2020年 グループ展「変容のありか 流れる時間の捉え方」(藤沢市アートスペース)
2022年 グループ展「瀬戸内国際芸術祭2022」(宇野エリア/岡山)
他、国内外で発表を続けている。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 ] 

【展覧会】嵯峨嵐山文華館|企画展 アイラブ百人一首|’25年2月1日-4月13日|終了

嵯峨嵐山文華館
企画展 アイラブ百人一首
期  間  2025年2月1日[土]- 4月13日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  年末年始、展示替期間
      * 2023年4月19日より火曜日も開館いたします
入館料金  一般・大学生:1,000円、高校生:600円、小中学生:400円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場   嵯峨嵐山文華館 運営/公益財団法人小倉百人一首文化財団
      〠 616 8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
      tel. 075 882 1111 fax. 075 882 1103
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第6回ちはやふる小倉山杯の開催にちなみ、百人一首をテーマとした企画展を開催します。今年は百人一首に詠まれた風景や古の人々の感情などを思い起こさせるような日本画の数々を展示し、改めて百人一首の魅力に迫ります。

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[ 詳 細 : 嵯峨嵐山文華館 ] 

【展覧会】三井記念美術館|特別展 魂を込めた 円空仏 -飛騨・千光寺を中心にして|’25年2月1日-3月30日|終了

三井記念美術館
特別展 魂を込めた 円空仏-飛騨・千光寺を中心にして
会  期  2025年2月1日[土]- 3月30日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日(但し2月10日、2月24日は開館)、2月23日[日]
入  館  料   一  般  1,500円、大学・高校生  1,000円、中学生以下  無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  三井記念美術館、読売新聞社
円空は、江戸時代前期に日本各地を修行し、木肌とノミ痕を活かした現代彫刻にも通ずる独特の神仏像を残しています。そして晩年を飛騨 (岐阜県) で過ごし、千光寺をはじめ近隣地区で多くの像を制作しました。
「飛騨の匠」と称される歴史を背景に、木材の産地として有名な飛騨は、自然に恵まれ、円空が修行と仏像の制作に励むに相応しい場所でした。魂を込めた円空仏を多数展示します。
出品目録 
──
江戸時代の山林修行僧円空は、愛知、岐阜を中心に関東、北陸、さらに北海道までを巡り、各地に木彫の神仏像いわゆる「円空仏」を多数のこしました。現存するその数は約5000余体ともいわれます。円空は、材となる「樹木」に神仏を観想-かんそう-し、「樹神」の姿を求めて彫刻しました。それは現在ものこる生木に直接鉈なたを下ろした像高2メートルを越す飛騨・千光寺の金剛力士立像で明らかにされ、日本の彫刻史では平安時代の樹神信仰すなわち「立木仏たちきぶつ」に源を求めることができます。
また円空は、樹木を「削けずる」こと自体に仏教儀礼の意味をもたせ、「削り痕あと」をそのままのこしています。それが「円空仏」として今日まで伝えられ、現代彫刻にも通じる造形の魅力にもなっています。
円空が樹木に「樹神」を観-み、魂を込めて「削った」神仏像は、奈良時代から伝えられる「飛騨の匠-たくみ」の伝統を継承する岐阜県の飛騨が最もふさわしい舞台といえます。

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[ 詳 細 : 三井記念美術館

【展覧会】弥生美術館|漫画家生活60周年記念 青池保子展 Contrail 航跡のかがやき|’25年2月1日-6月1日|終了

弥生美術館
漫画家生活60周年記念 青池保子展
Contrail 航跡のかがやき
会  期  2025年(令和7)2月1日[土]- 6月1日[日]
            前 期:2月1日[土]- 3月30日[日]
            後 期:4月2日[水]- 6月 1日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日〔ただし2月24日、4月28日、5月5日 開館〕2月25日、4月1日[火]休館
料  金  一 般 1200円 / 大・高生 1000円 / 中・小生 500円
      * 竹久夢二美術館と併せてご覧いただけます
      * 当館でのお支払いは、現金のみとなります
会場案内  弥生美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 Tel 03(3812)0012
主  催  弥生美術館、毎日新聞社 特別協力/秋田書店
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少女漫画家として活躍する青池保子(1948- )は、1963年15歳のときに「さよならナネット」でデビューしました。1976年に発表された「イブの息子たち」では、ロック歌手や歴史的な美少年が多数登場するコメディを描き、少女漫画の新境地を開拓。さらに翌年に発表されたヨーロッパを舞台としたアクション・コメディ「エロイカより愛をこめて」は長期連載の大ヒット作となり、現在も多くのファンに支持されています。
「エル・アルコン ―鷹―」「アルカサル ―王城―」は宝塚歌劇で舞台化され、その他にも「修道士ファルコ」「ケルン市警オド」と代表作は多岐にわたります。
本展では、緻密なカラー原画とモノクロ原稿、約300点(前・後期の合計点数)を展示し、また本会場だけに展示される新たな原画も出品を予定。細部まで描き込まれた、美しく華麗な世界をお楽しみください。

【 青池保子 プロフィール 】
1948年山口県生まれ。1963年「さよならナネット」(『りぼん』お正月増刊号)でデビュー。その後、「イブの息子たち」「エロイカより愛をこめて」「エル・アルコン ―鷹―」などを発表。「アルカサル ―王城―」は第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。近年では『ミステリーボニータ』(秋田書店)にて「ケルン市警オド」を連載、2025年4月16日に単行本7巻が発売予定。

※ とても多彩なイベントが開催されます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 弥生美術館

【展覧会】茨城県近代美術館|キース・ヘリング展|アートをストリートへ|’25年2月1日-4月6日|終了

茨城県近代美術館
キース・ヘリング展
アートをストリートへ
会  期  2025年2月1日[土]- 4月6日[日]
休  館  日  月曜日     * ただし2月24日は開館、翌日休館
会  場  茨城県近代美術館
      〠 310-0851茨城県水戸市千波町東久保666-1
      TEL 029-243-5111 FAX 029-243-9992
入  場  料  一  般 1,360円 / 満70 歳以上 680円 / 高校生 1,130円 / 小中生 550円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は午後4時30分まで)
特別協力  中村キース・ヘリング美術館
主  催  茨城県近代美術館
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明るく、ポップなイメージで世界中から愛されているキース・へリング。
へリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、1980年代のニューヨークを中心に地下鉄駅構内やストリート、つまり日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信し、人類の未来と希望を子どもたちに託しました。へリングが駆け抜けた31年間の生涯のうちアーティストとしての活動期間は10年程ですが、残された作品に込められたメッセージはいまなお色褪せていません。
本展は6メートルに及ぶ大型作品を含む約150点の作品を通して、へリングのアートを体感いただく貴重な機会です。社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後までアートで闘い続けたへリングの作品は、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。

キース・ヘリング (1958-1990)
アメリカ北東部ペンシルベニア州に生まれる。1980年代初頭にニューヨークの地下鉄駅構内で、使用されていない広告板を使ったサブウェイ・ドローイングと呼ばれるプロジェクトで脚光を浴びる。アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアと共にカルチャーシーンを牽引し、国際的に高い評価を受ける。日本を含む世界中での壁画制作やワークショップの開催、HIV・エイズ予防啓発運動や児童福祉活動を積極的に展開したことでも知られる。エイズによる合併症により31歳で死去。

◇ 巡回展の最終会場です!
23年ぶりの国内巡回個展として1年以上にわたって全国5会場で開催してきた「キース・へリング展 アートをストリートへ」。 茨城県近代美術館はその最終会場となります。キース・へリングの貴重な作品を一堂にご覧いただけるこの機会に、ぜひ茨城県近代美術館にお越しください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県近代美術館  展覧会公式サイト ]

【展覧会】埼玉県立近代美術館|メキシコへのまなざし|’25年2月1日-5月11日|終了

☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

埼玉県立近代美術館
メキシコへのまなざし
会  期  2025年2月1日[土]- 5月11日[日] * 会期中一部展示替えがあります。
          前 期:2月 1 日[土]-3月23日[日]
          後 期:3月25日[火]-5月11日[日]
休  館  日  月曜日(ただし、2月24日、5月5日は開館)
開館時間  10:00 - 17:30(展示室への入場は17:00まで)
会場案内  埼玉県立近代美術館
      〠 330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
      Tel: 048-824-0111 Fax: 048-824-0119 E-mail: p240111☆pref.saitama.lg.jp
観  覧  料  一 般 900円、大高生 720円     * 中学生以下は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  埼玉県立近代美術館
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1950年代の日本では、メキシコ美術が展覧会や雑誌を通じて盛んに紹介され、多くの美術家がその鮮やかな色彩、古代文明や革命の歴史と結びついた力強い造形表現に魅了されました。とりわけ、1955年に東京国立博物館で開催された「メキシコ美術展」は、美術家たちがメキシコに目を向けるきっかけとなります。
一方、埼玉県立近代美術館は1982年の開館以来、メキシコの近現代美術を収集し、メキシコ美術に焦点をあてた展覧会をたびたび開催してきました。こうした活動の背景には、埼玉県とメキシコ州との姉妹提携締結(1979年)に加えて、1955年の「メキシコ美術展」を訪れ、メキシコ美術への造詣を深めていった初代館長・本間正義の存在がありました。

この展覧会では、1950年代にメキシコに惹かれた美術家の中から、福沢一郎、岡本太郎、利根山光人、芥川(間所)紗織、河原温の足跡をたどり、彼ら彼女らがメキシコをどのように捉えたのかを考えていきます。また当館のメキシコ美術コレクションとその形成の歩みを、学芸員としてメキシコ美術の普及に努めた本間正義の仕事とともに紹介します。作品や資料、開催された展覧会などを通じて、戦後日本がメキシコ美術に向けたまなざしを、様々な角度から検証する試みです。※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 埼玉県立近代美術館

{ 新宿餘談 }
 なんというか、言語化し難いが「ちょうどいい具合」なのが、この埼玉県立近代美術館。此処は山紫水明でも風光明媚でも無く関東平野の只中にある。また近代美術館というと妙に意識過剰になって奇をてらう建物もあるが、一見素っ気ない建物である。それに代えて子供たちの広場や 遊具が多い。そこから湧きあがる喚声が美術館全体に活気をもたらしている。
そしてそのコレクションの膨大さにおどろく。とりわけ近代墨西哥-メキシコの資料が壮観である。ここはフリーダ・カーロにちなんで「Viva la Viva ! -すばらしき哉人生」 を想起したい。そして帰りの埼京線では「Coldplay – Viva La Vida」が耳鳴りのように耳朶の奥を撃っていた。

【 関 連 : YouTube Coldplay – Viva La Vida(公式ビデオ)9.7億回視聴   4:02 】音がでます!
【 関 連 : 朗文堂ブログ-花筏|Viva la 活版 Viva 美唄 | 投稿日: 2013年3月15日 】

【展覧会】竹久夢二美術館|竹久夢二 愛と想い 作品に託したメッセージ|’25年2月1日-6月1日|終了

竹久夢二美術館
竹久夢二 愛と想い 作品に託したメッセージ
会  期  2025年(令和7)2月1日[土]- 6月1日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日〔ただし2月24日、4月28日、5月5日 開館〕2月25日、4月1日[火]休館
料  金  一 般 1200円 / 大・高生 1000円 / 中・小生 500円
      * 弥生美術館と併せてご覧いただけます
      * 当館でのお支払いは、現金のみとなります
会場案内  竹久夢二美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 Tel 03-5689-0462
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大正ロマンを代表する詩人画家・竹久夢二(1884-1934)は、自身の理想の女性像を投影した「夢二式美人」を描き、明治末期から人気を集め、当時の流行や人々の審美眼にも大きな影響を与えました。また、生涯に数多の恋愛を重ねた夢二は、愛の喜びや別離の悲しみなど様々な経験を制作に反映し、時を超えて心を打つ作品を残しました。
本展では、夢二式美人の表現や夢二の恋愛模様を中心に、子供や社会へ向けたメッセージにも焦点を当て、夢二の眼差しを紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 竹久夢二美術館

【お知らせ】会社住所移転のお知らせ|朗文堂/サラマ・プレス倶楽部ゟ

当社の移転計画を発表してから時間が経過しましたが、2020年02月01日より、朗文堂/サラマ・プレス倶楽部は下記住所地に移転いたしました。
この間なにかとご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます。
恐縮ながら、お手元の住所録の「住所のみ」をご変更たまわりたく存じます。電話、ファクシミリ、URL アドレスなどには変更がございません。

セキュリティ管理の厳しい建物となりましたので、お手数ながら来社ご希望のお客さまは、必ず事前にご予約のうえ、お越しいただけますようお願い申しあげます。

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  株式会社  朗 文 堂 / サラマ・プレス倶楽部
  162-0065 東京都新宿区住吉町8-13-204

  電    話 03-3352-5070(変更ありません)
  ファクシミリ 03-3352-5160(変更ありません)
  http://www.robundo.com  http://robundo.com/salama-press-club/
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【お知らせ】ウェブサイト不調の報告とお詫び

ウェブサイト不調の報告とお詫び

株式会社朗文堂 朗文堂サラマ・プレス倶楽部への日頃のご愛顧に
ふかく感謝し、あつく御礼を申しあげます。
事後報告となりますが、小社の E メール、ウェブサイトが
2024年12月より突如不通・不達となりました。
これは委託サーバー会社が予告なく「消滅」したためで、
小社としましても当惑いたしました( 関連記事 )。

現在新サーバー会社への移管、および復旧作業を実施しております。
この間皆さまには多大なるご不便をおかけいたしますこと、
ふかくお詫び申しあげます。
メール、ウェブサイト本体から順次復旧しておりますが、今後もシステム環境
変更にともなう不具合、不調などが発生するおそれもあり
いましばらくの間、ご面倒をおかけすることと存じます。
なにとぞご理解を賜りたく 衷心よりお願い申しあげます。

株式会社朗文堂 朗文堂サラマ・プレス倶楽部