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【展覧会】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|上野駅と猪熊弦一郎の《自由》|Ueno Station and Genichiro Inokuma’s Freedom Mural|’26年3月1日-6月28日|開展壹个月

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
上野駅と猪熊弦一郎の《自由》
Ueno Station and Genichiro Inokuma’s Freedom Mural
会  期  2026年3月1日[日]- 6月28日[日]  
開館時間  10:00-18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  月曜日 (5月4日は開館)、5月7日[木]
料  金  一 般 1,500円、大学生 1,000円、高校生以下または18歳未満 無料
      * 丸亀市内在住の65歳以上・各種障害者手帳の提示者とその介護者1名は無料
      * 同時開催の常設展も観覧ができます。      
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
      〠 763-0022 香川県丸亀市浜町80-1
      Tel: 0877-24-7755 Fax: 0877-24-7766  ▷ アクセス
協  力  東日本旅客鉄道株式会社、SPREAD、有限会社修復研究所二十一
主  催  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団、
      独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆


JR東日本上野駅の中央改札には、猪熊弦一郎の大壁画《自由》が掲げられています。1951年、戦後の混乱期に描かれたこの壁画は、東京の「北の玄関口」と呼ばれる上野駅の象徴的な存在となり、70年以上に渡って行き交う人々を見守ってきました。

物資不足で適した材料が調達できなかった制作当時の事情と、駅という開かれた環境によって、この壁画は傷みやすく、これまで三度修復が施され、存続が図られてきました。2025年5月に始まった三度目の修復では、壁画前に設置された「『自由』を修復しています」という横断幕が意味深長とSNSで話題になり、壁画自体も注目されました。
《自由》の修復を含め、現在リニューアル工事が進行するJR上野駅グランドコンコースでは、クリエイティブユニットSPREADが《自由》から採集した色彩を現代的にアレンジした色の組み合わせ「フリーダムカラー」を、駅構内の看板や施設の内装デザインに用いることで駅全体の調和を図る計画も進んでいます。
本展では、上野駅の壁画《自由》に焦点を当て、その成り立ちから現在までをご紹介します。《自由》というタイトル、「絵画は独占するものでなくより多くの人々を喜ばせ、みちびくもの、多くの人々のためになるべきもの」という猪熊の言葉、それぞれに込められた画家の思いを再考する機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 ]

{ 住吉餘錄 }上野駅の中央改札、猪熊弦一郎の大壁画《自由》はふるくから議論があった。此処が信越本線発着駅の頃はやつかれもこの壁画を見てきた。おもいは千千に乱れた。四国香川の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館はJR四国予讃線-よさんせん-丸亀駅のすぐ脇にある。壁画では無いが美術館そのものが駅前の景観を豊穣にしている。今回のフライヤーの紹介はコノテーションに意を凝らした「含みの多い解説」に終始している。会期の終了したDMを入手した。やつかれはいまや口ごもるだけ。解説無しで紹介したい。

【展覧会】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|大竹伸朗展 網膜 Shinro Ohtake: Retina|’25年8月1日-11月24日|終了

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
大竹伸朗展 網膜
Shinro Ohtake: Retina
会  期  2025年8月1日[金]-11月24日[月・祝]
開館時間  10:00-18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  月曜日(8月11日、9月15日、10月13日、11月3日、11月24日は開館)、
      9月16日、10月14日、11月4日
料  金  一  般  1,500円、大学生  1,000円、高校生以下または18歳未満  無料
      * 丸亀市内在住の65歳以上・各種障害者手帳の提示者とその介護者1名は無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
      〠 763-0022香川県丸亀市浜町80-1
      Tel: 0877-24-7755 Fax: 0877-24-7766  ▷ アクセス
主  催  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団、
      「瀬戸芸美術館連携」プロジェクト実行委員会(事務局:公益財団法人福武財団)、
      独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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  ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)では、2013年の「大竹伸朗展 ニューニュー」に続いて12年ぶりに大竹伸朗(1955- )の個展を開催します。大竹は1970年代後半より作品発表を始め、ドクメンタ(ドイツ)やヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)など重要な国際展への参加を経て、近年では東京国立近代美術館を皮切りに愛媛、富山へと巡回した大規模な個展まで、国内外での幾多の展覧会を開催してきました。その半世紀におよぶ活動を通じ、圧倒的な熱量が生み出した膨大かつ多様な作品の数々から、本展では〈網膜〉にフォーカスすることにより大竹の作品世界をさらに掘り下げようとするものです。

〈網膜〉シリーズは、1988年に制作の拠点を移した宇和島のアトリエで着想され、1990年代初頭まで集中的に制作されたあとも、他のシリーズへの展開を伴いながら制作が続けられてきました。網膜とはそもそも眼球の最奥にある、光を感受し視神経を介して脳に情報として伝える機能を担う薄い透明の膜ですが、大竹は、廃棄された露光テスト用のポラロイド・フィルムに残された光の痕跡を大きく引き伸ばし、その表面に透明の絵具としてウレタン樹脂を塗布する絵画作品のシリーズに、この名をつけました。
分離している「写真像の色面」と「透明の塗膜層」の2つが私たちの網膜を介して脳内で統合され、「時間」と「記憶」を内包した新たな像として立ち現れます。現在制作中の新作の〈網膜〉でもさらなる更新が試みられる一方で、長期間放置され変質した感光剤は、そこに蓄積する時間を像として刻印し、その像を透明の塗膜層が幾重にも覆うことで、一貫して〈網膜〉が発する情景は未だ見ぬ記憶として見る者を揺さぶり続けます。

こうして新たに創り出された渾身の新作〈網膜〉12点に加えて、〈網膜〉に音と光を組み込んだ、高さ約3mのレリーフ状の新作、そして1990年代初頭に制作された未発表の大型〈網膜〉をはじめとした作品群が核となり、構想時のサイズに更新した大規模インスタレーション《網膜屋/記憶濾過小屋》(2014年)、2010年代半ばから続くグワッシュの連作〈網膜景〉や油彩のシリーズ〈網膜/境〉といった、「時間」や「記憶」を介して〈網膜〉と絶えず往還し続ける作品が骨格となります。本展では、さらに「眼」「フィルム」「写真」から〈網膜〉へと接続する膨大な数の作品をも取り込みながら拡がり続ける大竹伸朗の〈網膜〉世界を展観します

大竹伸朗(おおたけしんろう)
1955年東京都生まれ。主な個展に東京国立近代美術館/愛媛県美術館/富山県美術館 (2022-23)、熊本市現代美術館/水戸芸術館現代美術ギャラリー (2019)、パラソルユニット現代美術財団 (2014)、高松市美術館 (2013)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 (2013)、アートソンジェセンター (2012)、広島市現代美術館/福岡市美術館 (2007)、東京都現代美術館 (2006)など。またハワイ・トリエンナーレ (2022)、アジア・パシフィック・トリエンナーレ (2018)、横浜トリエンナーレ (2014)、ヴェネチア・ビエンナーレ (2013)、ドクメンタ (2012)、光州ビエンナーレ (2010)、瀬戸内国際芸術祭 (2010、13、16、19、22)など多数の国際展に参加。また「アゲインスト・ネイチャー」(1989) 、「 キ ャビネット・オブ・サインズ」(1991)など歴史的に重要な展覧会にも多く参加している。なお、直島、豊島、女木島(女木島は瀬戸芸会期中のみ)で作品を公開している。
大竹伸朗 公式サイト ▷ https://www.ohtakeshinro.com/

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館