以前のアダナ・プレス倶楽部ニュースです。
現在はブログにてお知らせしております。
ニュース No.003 【アダナ・プレス倶楽部便り】
Adana-21J 特別内覧会を開催いたしました。
記録・報告書ありがとうございました !
アダナ・プレス倶楽部では Adana-21J の試作機の完成にともない、また実用機の完成にむけて、おもに活版印刷業者様、関連機材製造・販売業者様、従来機のユーザーの皆さまに呼び掛け、特別内覧会を開催いたしました。
と き 2006 年 10 月 27 日(金)・28 日(土)・29 日(日) 13 — 19 時
ところ 朗文堂 4F–B
主 催 朗文堂/アダナ・プレス倶楽部
なにかとご多忙の折にもかかわらず、多数の皆さまにご来場いただき、試作機 Adana-21J をご実見・ご試用いただき、貴重なご助言と、望外な激励のおことばを頂戴いたしました。
手狭な会場でしたが、3 日間で 175 名様もの多数のお客様のご来場をたまわりました。その折りのご叱声、ご助言をもとに、よりいっそう Adana-21J に改善と改良を加え、実用機の開発に向かって、社員一同決意をあらたにいたしました。ご来場いただきました皆さまには、あらためて御礼を申しあげます。
特別内覧会の当日は、皆さまに実際に Adana-21J を試用していただきますとともに、アダナ・プレス倶楽部が業界各社様のご協力をいただきながら開発している「スターター・キット」(仮称)の試作品セットと、特約販売店としての販売資材の一部もご覧いただきました。これらは活版印刷用には必須の機器ですが、現在供給がいささか不安定な、活版印刷用インキ、金属活字、各種込め物(インテル・木インテルを含む)、ジャッキを含む各種締め具、ステッキ、ミニ・すだれ・ケース、文選箱、ケース収容棚、ゲラ・ケース棚、ケース立て、四方耳付き洋紙、活版印刷好適用紙などでしたが、専門業者様からもご好評をいただくことができました。
あわせて会場では「文選箱ギャラリー」と題し、いままでアダナ・プレス倶楽部が収集してきたわずかなコレクションをご供覧いたしました。これらの多くは、何件もの活版印刷業者様と、笠間良美様、小池光三様をはじめとする個人印刷者様からお譲りいただいたものがほとんどで、それこそ思い出の品であり、血と汗の結晶ともいうべき記念碑的な品々でした。
それらの品々のほとんどを新旧の文選箱にいれて、簡単な解説を加えるとともに、実際に手にとって体験、使用していただくという試みでした。
何分狭隘な会場でしたが、3 日間にわたる試用機の実演・試用、「スターター・キット」の展示、販売資材の展示とあわせて、「文選箱ギャラリー」はご好評をたまわりました。ありがとうございました。
Robundo Publishing Inc. Tokyo JAPAN