朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 こんな時代だから、活版印刷機を創ってます。

以前のアダナ・プレス倶楽部ニュースです。
現在はブログにてお知らせしております。

ニュース No.022 【アダナ・プレス倶楽部便り】

Adana-21J in IGAS 2007Adana-21J in IGAS 2007

アダナ・プレス倶楽部の IGAS 2007 への出展が無事に終了いたしました。

たくさんのご来場ありがとうございました。

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既報のとおり、IGAS(アイガス)は 4 年に 1 度開催される印刷界のビッグ・イベントです。この印刷界のオリンピックともされる IGAS に、朗文堂/アダナ・プレス倶楽部は、開発以来のパートナーである小池製作所のスタンドをお借りし、Adana-21J を中心に活字版印刷の魅力を満載して、展示・実演・販売を行いました。

9 21 日 – 27 日の 7 日間の会期中は残暑が厳しい毎日でしたが、それにもまして、海外からの参観者をふくむ大勢の来場者の熱い視線で、会場内は強力なエアコンも効果が無くなるほどの熱気に満ちあふれていました。

わがアダナ・プレス倶楽部の小さなコーナーも、たくさんの来訪者をお迎えし、用意した新開発洋紙「 Embrace エムブレイス」も不足し、急遽補充するほどのあわただしさでした。とりわけ驚きと喜びをもって迎えてくださったのは、印刷産業人の皆さまでした。

なつかしさに目を細められる方。「まだ活字が製造・販売されているとは知らなかった」と驚かれる方。「上司から話には聞いていたが、実際に活版を目にするのははじめてだ」という方。社員教育として次々と若い社員を引率して来てくださる方。「わたしが入社して最初の仕事は活字でした」と名刺をさし出してくださる印刷会社の社長さん。などなど……

コンピュータ制御の巨大なブラック・ボックスと化した印刷機械が林立する会場で、Adana-21J の実演を目にした皆さまから、「ホッとしました」「『こんな時代だから活字版印刷機を創っています』というキャッチフレーズが身にしみてわかりました」「今回の IGAS の会場でいちばんおもしろいものを見せてもらいました」などのお言葉をいただき、たいへん励みになりました。

皆さま、たくさんのご来場と励ましのお言葉、どうもありがとうございました。

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