朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 こんな時代だから、活版印刷機を創ってます。

以前のアダナ・プレス倶楽部ニュースです。
現在はブログにてお知らせしております。

ニュース No.031 【アダナ・プレス倶楽部便り】

活版凸凹フェスタ2008  いよいよ Kickoff !!

5 2 – 12 日 四谷の CCAA アートプラザでお会いしましょう!

ご来場予定の皆様へ

ご案内地図の一部が間違っていました。

東京メトロ四谷三丁目 下車 2 番出口 をご利用ください !


東京メトロ丸ノ内線/四谷三丁目駅よりお越しのかた、[四谷消防署側の 2 番出口]をご利用ください。(ご案内地図では 1 番出口となっておりました。ご迷惑をおかけしました。お詫び申しあげます。)

 新宿通りに沿って、道なりに新宿方面に進行、JAL シティホテルを過ぎ、ラーメン屋の角の小道を右に曲がってください。東京おもちゃ美術館の表示が華やかに出ている建物が「四谷アートプラザ」です。

 会場は半地下になっていて、少々、動線が複雑になっています。会場内サインをご確認のうえ、ご来場ください。

五月の連休はカッパン三昧 !!

見どころ/買いどころ ポイント紹介

アダナ・プレス倶楽部会員による「カッパン作品展」

  • 印刷の四大版式(凸凹平孔)が勢揃い ! ちいさな教室跡で凸凹の饗宴が実現しました!

  • さまざまな版式の魅力を知って、さらにカッパンへの理解も深まる作品展です。


手前の展示室(教室跡)では、総勢 42 名の作家による作品展をおこなっています。また、一部の作品は廊下や奥の部屋にも展示してあります。

「活版凸凹フェスタ」の開場までのスケジュールは、次のように進行してきました。

4 29 – 30 日の搬入日には、「カッパン作家」が作品を大切にかかえて続々来場。そしてにぎやかに展示がはじまりました。展示スペースはかつて学童たちが使っていた小さな机です。

「活版凸凹フェスタ」では、印刷の版式を強く意識して参加作家の募集を呼びかけました。会員の皆さんがそれに応答され、凸版(活字版)・凹版・平版・孔版の四大版式が堂々と勢揃いしました。「カッパン」はもちろん、それぞれの版式の利点や魅力を活かして組み合わせた、表情豊かな展示となっています。まだカッパン・ライフ をはじめたばかりの「 Adana-21J 」のユーザーも、学生の皆さんも、おもわぬ力作を制作していてビックリしました。ベテランの「テキン、旧 ADANA 」ユーザーは手馴れたもので、淡々と、しかし個性的な作品の展示にいそしんでいました。

 各作家の在廊時には作品の直売や、製作過程の解説もおこなっていますので、カッパン談義に花を咲かせるのも一興です。作品のまわりで STAFF バッジをつけた作家を発見されましたら、どうぞお気軽に声をおかけください。

特別企画展示 サンキさんの残したカタチ

  • ヒト・モノ・シャシンの記録が、息をのむ迫力で迫ります !

  • カッパンとその道具に染みついたある職人の記憶を共感させる意欲的な展示です。


会場一番奥にデンと展示されているのが、特別企画展示コーナーです。

 墨田区にあった町のちいさな活字版印刷所「サンキ印刷」の関連機材が、インパクトのある写真映像とともに迫ります。活字版印刷とその道具を愛した男の、執念と体臭のようなものまでが漂っています。

これらの機材を譲り受け、自らカッパン工房「凹凸舎」を主宰される大沼ショージ氏による、気迫のこもった展示が実現しました。

カッパン専業者による機材販売・受注相談

  • カッパン専門業者に直接はなしを聞いたり、受注の相談もできます !

  • ホビー・ユーザーやカッパン初心者にも大変親切な業者さんばかりです。


カッパン印刷のプロによる活字の販売や印刷受注の相談や紹介をおこないます。どの業者さんもゴールデンウィークの休養日や、平日の営業日の忙しい最中に時間を融通して来てくださいますので、会場に常時待機というわけにはいきませんが、皆さん気さくで、ホビー・ユーザーやカッパン初心者にも理解のある親切で頼もしい業者さんばかりです。会場で STAFF バッジをつけた業者さんを発見した場合には、ぜひ、お気軽に声をおかけください。会場限定の企画商品もありますのでお見逃しなく。

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

  • Adana-21J 発売開始一周年企画 ニュー・プロダクトが勢ぞろい !

  • カッパン・ルネサンス・フェア 新旧のカッパン関連資材が勢ぞろい !

    レトロ・ファンも活字版印刷実践派もきっとご納得いただける、豊富な品揃えです !


さて、わが「アダナ・プレス倶楽部」の展示スペースですが、「カッパン作家」の作品の一部も展示され、ワークショップで活躍する 2 台の「 Adana-21J 」、新旧のカッパン資材の展示販売会「カッパン・ルネサンス・フェア」、朗文堂「ブック・コスミイク/タイプ・コスミイク」も出店して、入りきれないほどの機材・資材・商品であふれています。

21 世紀になってはじめて誕生した「蝶番式プラテン小型活版印刷機 Adana-21J 」も、発売開始から 1 年がたちました。まだご覧、ご体験になっていないお客さまは、まずはご来場ください。各種ワークショップも開催いたします。

 ご好評いただいた、カッパン・ルネサンス・フェアも、はじめて社外での開催となります。アダナ・プレス倶楽部特製のピッカピカの新品はもちろん、レトロ・ファン垂涎のアンティーク・グッズ、さらに、多くの協力企業によって永年大切に使用されてきたカッパン機材も展示・販売いたします。

 とりわけ「ゲラゲラ祭り」コーナーでは、置きゲラ・組みゲラを大量に用意いたしました。

「新品/欧文ミニケース」「アンティーク/欧文ダブル・ケース」も見逃せない逸品 !

 超小型印刷器( ? )「活字ホルダー」も現品限りの優れモノ !

 活字版印刷実践派にとって嬉しい、カッパン専用インキも各色取り揃えました。

 単なる商品の販売だけでなく、できるだけ解説を添えたり、使い方のご説明もいたしますので、カッパン初心者のかたも安心・納得のうえ、品定めください。

5 1 日は休館日、そして 5 2 日から皆さまをお待ちいたします。

ご友人・お仲間をお誘いの上お気軽にご来場ください !

Robundo Publishing Inc. Tokyo JAPAN