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【News Release】千代田区|まちの記憶保存プレート|1872年 明治五年 活字を用いた近代印刷の起点|千代田区神田和泉町1和泉小学校地先 植栽帯内に設置

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千代田区「まちの記憶保存プレート」
設  置  者:東京都千代田区

設置場所:東京都千代田区神田和泉町1和泉小学校地先 区道植栽帯内
設置年月:2019年12月24日

◉ JR中央線・総武線「秋葉原」駅 昭和通り口より徒歩5分

まちの記憶
1872年
明治五年
活字を用いた近代印刷の起点
鋳造活字製造の事業化を果たした平野富二は、津藩主藤
堂和泉守屋敷の門長屋を再活用した活版製造・販売所を
開設し、これを機に全国的な規模で活版印刷が普及した。


[ 詳細: 平野富二の会 ]
[ 参考:活版 à la carte【平野富二の会】日本近代医学とタイポグラフィ揺籃の地|東京都千代田区神田和泉町 1 資料|「江戸名所道外盡 外神田佐久間町 廣景画」安政六年(1858年)披露 ]

【朗文堂ブックコスミイク】『平野号 平野富二生誕の地碑建立の記録』|発行:平野富二の会|発売:朗文堂

平野号_tori チラシ広報 チラシ広報『平野号』プリント用 PDF 

平野号 平野富二生誕の地碑建立の記録

B 5 判、408ページ 図版多数
ソフトカバー
定価:本体 3,500 円+税
ISBN978-4-947613-95-0  C1020

発行日 2019年5月30日 初刷
編 集 「平野富二生誕の地」碑建立有志の会
発 行 平野富二の会
発 売 株式会社朗文堂
    www.robundo.com
    typecosmique@robundo.com

<おもな内容 ── 目次より>
記念式典
平野富二 略伝/平野富二 略伝 英文
平野富二 年譜
明治産業近代化のパイオニア
「平野富二生誕の地」碑建立趣意書
 平野富二生誕の地 確定根拠
長崎 ミニ・活版さるく
平野富二ゆかりの地 長崎と東京
 長崎編
出島、旧長崎県庁周辺、西浜町、興善町、桜町周辺、新地、銅座町、思案橋、油屋町周辺、寺町(男風頭山)近辺、諏訪神社・長崎公園、長崎歴史文化博物館周辺、長崎造船所近辺
 東京編
  平野富二の足跡
  各種教育機関
  官営の活字版印刷技術の伝承と近代化
洋学系/医学系(講義録の印刷)/工部省・
太政官・大蔵省系(布告類・紙幣の印刷)
  平野富二による活字・活版機器製造と印刷事業
  その他、民間の活版関連事業
  勃興期のメディア
 「谷中霊園」近辺、平野富二の墓所および関連の地
「平野富二生誕の地」建碑関連事項詳細
「平野富二生誕の地」碑建立
募金者ならびに支援者・協力者 ご芳名
あとがき

跋にかえて ── ちいさな活字、おおきな船 
『平野号』出発進行、ようそろ!

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【 Information Release 7 】明治産業近代化のパイオニア「平野富二 生誕の地」碑 建立 記念祭|全日程を無事に終了 ── ご協力ありがとうございました

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明治産業近代化のパイオニア 「平野富二生誕の地」 碑 建立記念祭

◯ 会  期
    2018年11月23日[金・祝]、24日[土]、25日[日]──三日間
◯ 時  間

    23日[金・祝]15:00-19:00/24 日[土]10:00-19:00/25 日[日]10:00-17:00
◯ 記念式典

    「平野富二 生誕の地」 碑 除幕式・祝賀会  11月24日[土]11:00より開催
◯ 会  場

    長崎県勤労福祉会館4階(長崎県長崎市桜町9 ― 6)
◯ 主  催
    「平野富二 生誕の地」碑建立有志の会
    160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9  朗文堂内
    Telephone:03-3352-5070 Facsimile:03-3352-5160
    E mail : info@hirano-tomiji.jp   Web : http://hirano-tomji.jp/

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<明治産業近代化のパイオニア「平野富二生誕の地」碑建立記念祭>に際し、多くの有志の皆〻様からたまわりました力強いご支援を背景に、 11月23日[金・祝]、24日[土]、25日[日]── の全日程を、連日抜けるような青空、あっぱれ日本晴れの長崎で盛況裡に終了いたしました。
続報は【 詳細:「平野富二生誕の地」碑建立有志会 】と本欄でも引きつづき紹介いたします。

除幕碑1碑2碑3!cid_FB1F9B4E62D94BA9814902C2B3C631FB@robundoNEC序幕をおえた「平野富二生誕の地」碑 は 長崎市に贈呈されました。
左)長崎市長:田上富久氏  右)「平野富二生誕の地」碑建立有志会代表:古谷昌二

室内横断幕B_web-3室内横断幕B_web-2室内横断幕B_web-1

【 詳細:「平野富二生誕の地」碑建立有志会 】

【 Information Release 6 】明治産業近代化のパイオニア「平野富二 生誕の地」碑 建立 記念祭|直近情報!

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明治産業近代化のパイオニア「平野富二生誕の地」碑建立記念祭

◯ 会  期
    2018年11月23日[金・祝]、24日[土]、25日[日]──三日間
◯ 時  間

    23日[金・祝]15:00-19:00/24 日[土]10:00-19:00/25 日[日]10:00-17:00
◯ 記念式典

    「平野富二 生誕の地」 碑 除幕式・祝賀会  11月24日[土]11:00より開催
◯ 会  場

    長崎県勤労福祉会館4階(長崎県長崎市桜町9 ― 6)
◯ 入  場 料

    無 料 〈催事の一部には参加費が必要なものもあります〉
    *展示のほかに、講演会、活版ゼミナール、ミニ・活版さるくを開催。詳細は下記webをご参照。
◯ 主  催
    「平野富二 生誕の地」碑建立有志の会
    160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9 4F 朗文堂内
    Telephone:03-3352-5070 Facsimile:03-3352-5160
    E mail : info@hirano-tomiji.jp   Web : http://hirano-tomji.jp/

【11月23日[金・祝]】

室内横断幕B_web-1室内横断幕B_web-2【11月23日[金・祝]】
◯ 記念展示 15:00-19:00
◯ 記念講演「活版さるく解説」
   15:00- 「江戸・東京 活版さるく 解説」 日吉洋人(当会事務局長)
   17:00- 「崎陽探訪 活版さるく 解説」  宮田和夫(日本二十六聖人記館)

【11月24日[[土]】
室内横断幕B_web-1!cid_B8F2534C-48A5-42CA-905B-BAFFBE11D411【11月24日[土]】
◯ 記念展示 10:00-19:00
◯ 記念式典
  「平野富二 生誕の地」 碑 除幕式、記念撮影 11月24日[土]11:00より碑前にて開催

◯ 記念式典
  「平野富二 生誕の地」 碑 除幕祝賀会    11月24日[土]12:00より四階にて開催
  長崎県勤労福祉会館四階特設会場 募金を賜った皆さまには粗餐を用意しております。

吉宗室内横断幕B_web-2◯ 記念講演

15:00―
「長崎に於ける平野富二の活躍 ―主として小菅修船場の経営と立神ドックの建設―」
古谷 昌二(「平野富二生誕の地」碑建立有志会代表、平野富二研究家)
16:00―
「池原香穉とその周辺 ─活字と本木昌造と平野富二」
春田 ゆかり(タイポグラフィ学会 事務局長、池原香穉研究家)

17:00―
「子孫からみた 平野富二と縁者たち」
平野 正一(平野富二 玄孫)

18:00―
「長崎県印刷工業組合所蔵の手引き式活版印刷機と
印刷用ニカワローラー製造器の資料評価について」
片塩 二朗(朗文堂 代表)

【11月25日[日]】
室内横断幕B_web-1
◯ 記念展示  10:00-17:00
◯ ミニ・活版さるく 平野富二ゆかりの地 10:00-12:00
集合場所:長崎県勤労福祉会館前、解散場所:浜町アーケード前。

  オプション:中島川の魚市橋横。歩行距離:約1.5キロメートル
  案内役:古谷昌二 MAP 製作:春田ゆかり
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 【 詳細:「平野富二生誕の地」碑建立有志会 】

【 Information Release 4 】明治産業近代化のパイオニア「平野富二 生誕の地」碑 建立 記念祭 愈〻目前に

!cid_B8F2534C-48A5-42CA-905B-BAFFBE11D411明治産業近代化のパイオニア
平野富二 生誕の地 碑建立 記念祭

◯ 会  期
2018年11月23日[金・祝]、24日[土]、25日[日]──三日間
◯ 時  間
23日[金・祝]  15:00-19:00
24日[土]    10:00-19:00
25日[日]    10:00-17:00
◯ 記念式典
「平野富二 生誕の地」 碑 除幕式・祝賀会 11月24日[土]11:00より開催
祝賀会へのご出席はご招待状のご呈示をいただきます。
◯ 会  場
長崎県勤労福祉会館4階(長崎県長崎市桜町9 ― 6)
◯ 入  場 料
無 料 〈催事の一部には参加費が必要なものもあります〉
*企画展示、講演会、活版ゼミナール、ミニ・活版さるく開催。
詳細は 専用 WebSite をご参照。
◯ 主  催
「平野富二 生誕の地」碑建立有志の会

※ 上掲図版は除幕式会場に掲出予定の布製大型横断幕(寸法:横 6 メートル、縦 2.4 メートル)。
  図版は「長崎諸役所絵図-引地町町使長屋総坪数七百三十五坪」(国立公文書館蔵)

長崎のメディアにもご協力をいただいております。

0929_朝日新聞_長崎版00朝日新聞 長崎版 2018年09月29日
20181114124756_00001長崎新聞 長崎近郊版 2018年11月09日

【Information Release Ⅱ】明治産業近代化のパイオニア「平野富二 生誕の地」碑 建立 記念祭|11月23[金・祝]・24[土]・25日[日]| 長崎県勤労福祉会館にて開催

!cid_2782B4E1-5FEE-4EB1-9E37-9C6F647CCAFE!cid_7002E204-10F0-44D9-A032-C71F637A9488明治産業近代化のパイオニア 「平野富二生誕の地」 碑 建立記念祭

◯ 会  期
    2018年11月23日[金・祝]、24日[土]、25日[日]──三日間
◯ 時  間

    23日[金・祝]15:00-19:00/24 日[土]10:00-19:00/25 日[日]10:00-17:00
◯ 記念式典

    「平野富二 生誕の地」 碑 除幕式・祝賀会 11月24日[土]11:00より開催
◯ 会  場

    長崎県勤労福祉会館4階(長崎県長崎市桜町9 ― 6)
◯ 入  場 料

    無 料 〈催事の一部には参加費が必要なものもあります〉
    *展示のほかに、講演会、活版ゼミナール、ミニ・活版さるくを開催。詳細は下記webをご参照。

◯ 主  催
    「平野富二 生誕の地」碑建立有志の会
    160-0022東京都新宿区新宿2―4―9 4F 朗文堂内
    Telephone:03-3352-5070 Facsimile:03-3352-5160
    E mail : info@hirano-tomiji.jp  Web : http://hirano-tomji.jp/

【Information Release Ⅰ】明治産業近代化のパイオニア 「平野富二 生誕の地」碑 建立 記念祭|11月23[金・祝]・24[土]・25[日]日 長崎にて開催

PDF(1Mbs)ダウンロード → 有志の会_プレスリリース201809013

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明治産業近代化のパイオニア
「平野富二 生誕の地」碑 建立 記念祭
開催のお知らせ

「平野富二 生誕の地」碑 建立を記念して、『明治産業近代化のパイオニア「平野富二 生誕の地」碑 建立 記念祭』を長崎県勤労福祉会館を主会場として、11月23日[金・祝]、24日[土]、25日[日]の三日間にわたって開催いたします。
三日間の会期中は、平野富二を顕彰する『記念展示』を行います。

また、洋式造船や活版印刷などの事業を多角的に考察する『記念講演』や、日本のメディアの勃興のきっかけをつくった活版印刷を実際に体験する 『活版ゼミナール』を開催いたします。

そのほかに、近代日本が形成されていった過程で重要な拠点となった、平野富二のゆかりの地を新見知から解説する『江戸・東京 活版さるく 解説』と『崎陽探訪 活版さるく 解説』を開催。最終日には、実際に長崎の地を巡る『ミニ・活版さるく』を開催いたします。

なお11月24日[土]には、記念式典「平野富二 生誕の地」碑 除幕式を挙行いたします。

皆様のご参加、 ご列席を賜りたく、ここにお願い申し上げます。

2018年9月 吉日

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開催概要

名  称:明治産業近代化のパイオニア「平野富二生誕の地」碑建立記念祭
会  期:2018年11月23日[金・祝]、24日[土]、25日[日]
展示時間:
23日[金・祝] 15:00-19:00
24日[土]   10:00-19:00
25日[日]   10:00-17:00

記念式典:
「平野富二生誕の地」碑除幕式 11月24 日[土]11:00 開催

会    場:
長崎県勤労福祉会館「平野富二 生誕の地」(長崎県長崎市桜町9-6)

入  場  料:無 料 * 催事の一部には参加費が必要なものもあります
主     催:「平野富二 生誕の地」碑 建立 有志の会

☆イベント・スケジュール

【11月23日[金・祝]】 展示時間 15:00-19:00
◎講演「活版さるく解説」
15:00―「江戸・東京 活版さるく 解説」 日吉 洋人(当会事務局長)
17:00―「崎陽探訪 活版さるく 解説」  宮田 和夫(日本二十六聖人記念館)

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【11月24日[土]】 展示時間 10:00-19:00
◎記念式典
11:00― 除幕式、記念撮影
12:45― 食事(募金者には、仕出しを用意しております)、懇親会

◎記念講演

15:00―
「長崎に於ける平野富二の活躍 ―主として小菅修船場の経営と立神ドックの建設―」
古谷 昌二(当会代表、平野富二研究家)

16:00―
「池原香穉とその周辺 ─活字と本木昌造と平野富二」
春田 ゆかり(タイポグラフィ学会 事務局長、池原香穉研究家)

17:00―
「子孫からみた 平野富二と縁者たち」
平野 正一(平野富二 玄孫)

18:00―
「長崎県印刷工業組合所蔵の手引き式活版印刷機と
印刷用ニカワローラー製造器の資料評価について」

片塩 二朗(朗文堂 代表)

【11月25日[日]】 展示時間 10:00-17:00
◎ミニ・活版さるく 10:00-12:00( 小雨決行・荒天中止)

☆ 続報にご期待ください。

【イベント】 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-16  東京築地活版製造所アンソロジー 全日程を無事終了しました

バーナー20171126221422_00001メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭
東京築地活版製造所アンソロジー

全日程を無事終了いたしました
メディア・ルネサンスロゴ01メディア・ルネサンスロゴ03メディア・ルネッサンス

プレイベント : 「江戸・東京 活版さるく」をふくめ、全日程とも好天に恵まれ
本イベント : 日展会館新館での展示・WS・講演会にも多くのお客さまを迎えて
全日程を無事に終了いたしました。

協賛をたまわりました、株式会社 I H I、株式会社イワタ、株式会社モリサワをはじめ、力強い協力とご支援を頂戴しました、平野ホール、「平野富二生誕の地」碑建立有志の会、タイポグラフィ学会の皆さま、そしてサラマ・プレス倶楽部会員の皆さまにあつく御礼を申しあげます。
またプレイベント、本イベントにご参集いただきました多くの皆さまに、衷心より御礼を申しあげます。
──────────
<メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭>は、開港地の長崎にうまれ、27歳にして上京、それからの20年間、明治産業の近代化におおくの功績をのこして47歳で逝去した平野富二の生涯をつうじて、メディアの越したかたをさぐり、ゆくすえを見定める機会でした。

ご存知のように、「媒体・媒介物」をあらわす{medium ミィーディアム}の複数形が {media 媒体・手段}です。
産業革命の負の側面がまさに露呈したともいうべき、19世紀世紀末・英国でのメディアの大混乱と同様に、I T 革命進行中のいまは、メディアが多様化し、氾濫し、流動化して瞬発的・刹那的となって、まさに混乱のさなかにあります。

こんな時代だからこそ、あらためてメディアの原点をみつめ、メディアに降りつもった猥雑物や夾雑物を取りのぞいたとき、キラリと輝く原石のようなものがありました。その原石を平野富二がもたらした近代活版印刷術 ≒ タイポグラフィとして、そのよき{Renaissance 復興・再生}をめざすために、今後ともかわらぬ精進を重ねてまいります。

【継続情報は、おもに { 朗文堂 花 筏 } になります。あわせて { サラマ・プレス倶楽部 イベントアーカイブ } に収録されますので、引きつづきご声援・ご支援のほどお願いいたします】
IMG_3036 main[1] Salama_lp_side[2]──────────
【速報写真集】
日展会館新館 一階講演会場 講師 : 平野正一氏 「子孫から見た 平野富二と縁者たち」、谷中霊園・明治産業人{掃苔会}を中心に
会員 : 春田ゆかりさん・真田幸治さん・中村将大さん提供写真_1040429R0064147 R0064178 R0064160 R0064208 R0063842 R0063972 R0063863 R0063873 image2 R0063808 R0063818 image3R0064021全日程終了後 一階講演会場で平野家・矢次家・山口家の皆さんの記念撮影

23b1e68c3c4de01a96de74855e4a9c45[1]平 野  富 二
弘化03年08月14日-明治25年12月03日 1846. 08. 14-1892. 12.03 享年47
OLYMPUS DIGITAL CAMERA前列右) 平野義和・順子夫妻〔富二曽孫〕、 前列左・後列左端) 山口家〔富二 三女・平野幾みが嫁した家〕のおふたり  後列右四名) 〔富二の生家〕矢次家の関係者、後列二名)平野正一氏〔富二玄孫〕・平野健二氏〔富二玄孫〕

【イベント】 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-08  活版印刷ゼミナール 展示・実演+講演会+掃苔会

メディア・ルネッサンス

メディア・ルネサンスロゴ01[1] メディア・ルネッサンスweb !cid_11D50FD2-7F39-4717-80C5-58E092A70F7E プリント用 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭日程表 PDF

* メーン会場は日展会館新館二階になります。
二階の展示場には、稀覯書をふくめた豊富な資料がならび、また活版印刷実践者による製作品の数数がならびます。皆さまには至近距離から展観していただけます。
また明治六年に平野富二がまっさきに製造したものと同型の、アルビオン型手引き式活版印刷機、朗文堂 サラマ・プレス倶楽部製造・販売 「Salama-21A」、「Salama-LP」 の小型活版印刷機二台を搬入して、ご来場の皆さまに操作・印刷していただきます。ぜひともご体験ください(一部有料です。上掲案内をご覧いただき会場にてお支払いください)。

* 講演会場は日展会館新館一階になります。
講演は各講師とも一時間を予定しております。貴重な原資料の展観をふくめ、著作・画像をまじえての講演となります。
友人・知人をお誘いのうえ、ふるってご参加ください(聴講・参加費無料)。

* 一階講演会場は映写室を兼ねています。
講演の終了後は、朗文堂サラマ・プレス倶楽部所蔵の貴重な動画・スライドショーをエンドレス・ロールでご覧いただきます。講演会が優先で中途上映打ち切りになることがあります。

* {掃苔会}は主会場の日展会館に隣接する谷中霊園を中心に、明治近代産業とメディアの勃興に貢献した著名人の記念碑・顕彰碑・墓地・墓標などをめぐります。
プレイベント<江戸・東京 活版 さるく>をうけて、より一層充実した内容となります。
版を重ねた特製ガイドブックをもとに、ベテラン会員がご案内いたします。歩きやすい靴と服装でご参加ください。また道中に自動販売機がありませんので飲み物を各自ご用意ください(26日[日]10:10 二階の受付前にご集合ください。資料代として参加費1,000円)。
──────────
会場 日展会館新館
110-0002 東京都台東区上野桜木2-14-3
TEL 03-5809-0803
・JR日暮里駅 南口※ 跨線橋上の駅舎です)より谷中霊園碑文通り経由、徒歩8分
・地下鉄千代田線・千駄木駅もしくは根津駅より徒歩10分
日展会館新館地図【 Googleマップ 】

【イベント】 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-01

メディア・ルネサンスロゴ01 メディア・ルネサンスロゴ02☆ プレイベント:「江戸・東京 活版さるく」  無事終了しました。
  11月11日[土]開催  (バスツアー 先約40名様)

☆ メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭
会  期 : 2017年11月24日[金]-26日[日] 10:00-17:00(最終日15時まで)
会  場 : 日展会館 新館 (東京都台東区上野桜木町2-14-3)
入場料 : 無 料(催事の一部には参加費が必要なものもあります)
* 展示のほか、講演会、活版ゼミナール、産業人掃苔会開催。詳細は後日WebSiteで

主    催 : 朗文堂 サラマ・プレス倶楽部 160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9
協    賛 : 株式会社 I H I 、株式会社イワタ、株式会社モリサワ
協    力 : 平野ホール、「平野富二生誕の地」碑建立有志の会、タイポグラフィ学会

平野富二平 野  富 二
長崎新塾出張東京活版製造所/有限責任東京築地活版製造所 創設者
石川島平野造船所/有限責任石川島造船所(現 IHI) 創設者
明治産業近代化のパイオニア 生誕170年
弘化03年08月14日-明治25年12月03日 1846. 08. 14-1892. 12.03 享年47

【 継続詳細情報 : サラマ・プレス倶楽部 イベントアーカイブ にて連続紹介 】

Main image 製作/日吉洋人会員
主要使用書体/イワタ太ゴシック体欣喜堂・朗文堂 おゝことのはH欣喜堂・朗文堂 銘石B
{漢数字 二} 平野富二墓標「二」より採取・加工 原字:吉田晩稼書 大楷書(蚕頭雁尾)より

【イベント】 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭 ─ 07

 

バーナー メディア・ルネサンスロゴ01[1]メディア・ルネッサンスweb平野富二生誕メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭 活版ゼミナール 日程表 !cid_11D50FD2-7F39-4717-80C5-58E092A70F7E プリント用 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭日程表 PDF

* 一階講演会場は映写室を兼ねています。講演終了後は朗文堂サラマ・プレス倶楽部所蔵の貴重な動画・スライドショーをエンドレスロールでご覧いただきます。
* 講演は各講師とも一時間を予定しております。貴重な原資料の展観をふくめ、著作・画像をまじえての講演となります。友人・知人をお誘いのうえ、ふるってご参加ください。
* {掃苔会}は主会場の日展会館に隣接する谷中霊園を中心に、明治産業とメディア勃興に貢献した著名人の墓地・墓標・記念碑・顕彰碑などをめぐります。プレイベント<江戸・東京かっぱんさるく>をうけて、今回はより一層充実した内容となります。 版を重ねた特製ガイドブックをもとに、ベテラン会員がご案内いたします。歩きやすい靴と服装でご参加ください。
* 二階の展示場には、稀覯書をふくめた豊富な資料がならび、至近距離から展観していただけます。また明治六年に平野富二が製造したものと同様の、手引きアルビオン型活版印刷機、サラマ・プレス倶楽部製造の小型活版印刷機二台も搬入して、実際に操作・印刷していただきます。ぜひともご体験ください。

【イベント】 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-04 11月11日[土] プレイベント{江戸・東京 活版さるく}終了しました

 プレイベント{江戸・東京 活版さるく}は
好天に恵まれ、全日程を消化して無事に終了いたしました。
ご参加ありがとうございました。

つぎは「日展会館 新館」でお会いしましょう。
バーナー

さるく01resized さるく02resized さるく03resized さるく04resized    【 江戸・東京 活版さるく 案内パンフレット -参加者配付資料 】
A4判 46ページ 中綴じ 朗文堂 サラマ・プレス倶楽部
コンテンツ協力 : 古谷昌二 ・ 板倉雅宣  デザイン製作 : 日吉洋人会員
主用使用書体/モリサワ 本明朝-Book 小がな

map-EdoTokyo1107-2     【 プリント用PDF  江戸・東京 活版さるく概略図 859MB 】
A3 判 カラープリント 参加者配付資料 朗文堂 サラマ・プレス倶楽部
コンテンツ協力 : 古谷昌二  デザイン製作 : 春田ゆかり会員
江戸・東京 活版 さるく【 プリント用PDF  江戸・東京 活版さるく旅程表  514KB 】

旗resized 缶バッジresized {ぶら富二}キャラクター製作:加久本真美会員

☆ プレイベント:「江戸・東京 活版さるく」
11月11日[土]開催 (バスツアー 先約40名様限定 昼食付き 参加費7000円)

平野富二(1846-92)の生誕170年を記念して、平野富二の生誕地長崎に設けられていた官立「長崎製鉄所」をはじめ、「海軍伝習所」、「医学伝習所」、そしてあまりにも資料不足だった「活版伝習所」などの、施設と人員と物資が、相互に関連しながら、いつ・どこへ・どのように江戸・東京にもたらされたのかを、豊富な資料をもとに探るツアーです。

「さるく」とは肥前・肥後など九州北東部の方言で、ぶらぶら歩きをさします。昨年五月開催の<Viva la 活版 ばってん 長崎 崎陽長崎探訪・活版さるく>では、狭隘な長崎市街地を考慮して小型バス二台での「さるく」となりました。 ことしはより広い東京での開催となります。
バスツアーといいながら、相当徒歩でのコースもありますので、歩きやすい靴と服装でご参加ください。

【 お問い合わせ・申し込み先 : 朗文堂 サラマ・プレス倶楽部  » send email 】

【イベント】 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-02   さぁはじまりました! サラマ・プレス倶楽部名物 宛名面一色+絵柄面二色 3000枚 都合9000回プレスの Postal Card 印刷

バーナーDSCN4375 DSCN4380 DSCN4385 DSCN4368 DSCN4396会報誌『 Salama Press Club NewsLetter  Vol. 35 』の配布を終え、サラマ・プレス倶楽部は本格的に<メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭>の準備態勢にはいりました。
2011年東日本大震災に際し、各地会員の被災者へのおもいと、ご来場者の安全に配慮して、直前に<活版凸凹フェスタ>を中止して以来、久しぶりの東京でのイベント開催です。
メディア・ルネサンスロゴ01 メディア・ルネサンスロゴ02この間に朗文堂内での事業部名が、登録商標にあわせて、「アダナ・プレス倶楽部 → サラマ・プレス倶楽部」にかわり、イベント名も「活版凸凹フェスタ → Viva la 活版」と活版礼讃のイベント名にかわりました。
「Viva la 活版」イベントはその後、地方からの底上げと充実をはかり、北海道美唄市:アルテピアッツァ美唄、鹿児島市:尚古集成館、新潟市:北方文化博物館、長崎市:長崎県印刷工業組合会館での開催をかさねてまいりました。

折しもことしは、近代産業近代化のパイオニアとして、東京築地活版製造所と東京石川島平野造船所(現 I H I )の創業者 : 平野富二生誕170年にあたります。
プレイベント「江戸・東京 活版さるく」(11月11日[土]開催 先約40名様限定)では、長崎に設けられた「海軍伝習所」「医学伝習所」「活版伝習所」などの施設と人員とモノが、いつ・どこに・どのように江戸と東京にもたらされ、どのように消長したのかをバスツアーで探ります。
11月24日[金]-26日[日]に日展会館 新館を主会場として開催される<メディア・ルネサンス 平野富二生誕170周年祭>も、盛り沢山の企画で皆さまをお迎えいたします。
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《 さぁはじまりました! サラマ・プレス倶楽部イベント名物 はがき印刷 》
今回のイベント告知はがきは、宛名面一色+絵柄面二色、3000枚製作ですから、都合9000回プレスの Postal Card (絵はがき)となりました。
10月12日[木]に四台の機械用に印刷版の組みつけ、13日[金]の夜から印刷を開始し、14日[土]、15日[日]と印刷作業に没頭しました。

雨の週末でしたが上掲写真のように、田中・日吉・松尾A・上条・千星・鷹巣・時盛・森田・江並といった多くの会員の皆さんのご協力をいただき、夜1?時ころに無事印刷を終えました。
これから本格的な広報態勢に入りますので、この<活版 à la carte>と同様、<イベントアーカイブ>コーナーに情報を集中しますので、ご訪問をよろしくお願いいたします。

【 継続詳細情報 : サラマ・プレス倶楽部 イベントアーカイブ にて連続紹介 】

【イベント報告】 としょかん de 活版印刷─本木昌造からのおくりもの 長崎県印刷工業組合×長崎市立図書館

無題
としょかん de 活版印刷――本木昌造からのおくりもの

2017年9月9日[土] 10:00-17:00  終了企画
会場 : 長崎市立図書館 多目的ホール
長崎県印刷工業組合 × 長崎市立図書館  共催/本木昌造顕彰会 後援
  
長崎01 長崎02 長崎03去る9月9日[土]、長崎県印刷工業組合 青年部を中心に、会場を長崎市立図書館 多目的ホールで、<としょかん de 活版印刷――本木昌造からのおくりもの>が開催されました。

さすがに近代活字版印刷術発祥の地を誇る長崎とあって、この会場の地は、江戸期は「唐通事会所」で、明治最初期には「長崎製鉄所付属 活版伝習所」が開設された場所です。
その後はながらく「興善町小学校、新興善小学校」がおかれていましたが、2008(平成20)年に長崎市立図書館が開館しました。
[ 協力 : 長崎県印刷工業組合県事務局 ]
長崎タイトルresize-627x108[1] w11_唐通事会所 IMG_3880 IMG_3879

【唐通事会所跡】 現:長崎市興善町
本興善町に置かれた唐通事役所の跡。通事と記し、阿蘭陀通詞と区別することが多い。
通訳業務だけでなく、貿易の枢機に参画する日本側の役人であり、また海外情報の聴取や異文化の導入などでも重要な役割を担った。
その役料は町年寄に次ぎ、唐貿易がオランダ貿易の約二倍近いため、唐通事のほうが重きをなしたとされる。

唐通事は一六〇三(慶長八)年に長崎奉行が任命した馮六(平野氏の祖)以来、長崎在住の潁川・彭城・林・何・呉・陽・神代・東海ら、四〇余姓のすべてが有力明人とその後裔で、大明人としての意識をもっていたという。
通訳業務のほか、諸法令の伝達と執行、貿易品の評価や日本側役人としての取引折衝、外国人や出入り商人の管理・統制などにもあたる広い業務内容であった。

はじめ大通事・小通事・稽古通事の三段階で、一七〇八(宝永五)年当時は、風説定役一・目付二・大通事四・小通事五が定員で、ほか稽古通事一二がいたが(「諸役人役料高並勤方発端年号等」長崎市立博物館蔵)、享保(一七一六―三六)以降これら各職に過人・並・格・見習などの職を設け、上席の頭取・諸立合・御用通事を設定した。
唐通事は一八六七(慶応三)年の解散まで、延べ一千六四四人(実数八二六人)を数えた。

役所は年番の唐大通事宅を充てたが、一七六二(宝暦一二)年糸蔵跡に唐通事会所を開設、敷地は一八四坪(長崎市中明細帳)。長崎諸役所絵図(国立公文書館・内閣文庫旧蔵)では「唐通事会所並貫銀道蔵」として総坪数二五六坪。
一八六九(明治二)年 本木昌造がここに「長崎製鉄所付属活版伝習所」を設立ひらいた。
参考:『日本歴史地名大系』(平凡社)

Viva la 活版 ばってん 長崎 文字壹凜Summary

【展覧会】 アルテピアッツァ美唄25周年 安田侃ブロンズ展 ─ 時をつなぐ

20170711144026_00001 20170711144026_00002アルテピアッツァ美唄25周年
安田侃ブロンズ展 ―― 時をつなぐ
8月23日[水]-10月6日[金]
開館時間:午前9時-午後5時 休館日:毎週火曜日
会場:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
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かつて日本有数の
炭鉱都市であった北海道美唄市。その山間の小学校を再生し、
彫刻家 ・ 安田 侃 カン の大理石やブロンズの作品40余点が設置された野外彫刻美術館は25周年を迎え、今なお創り続けられています。
炭鉱で栄え、衰退していったこの土地の記憶、人〻の思いも場のエネルギーにしながら
過去、現在、未来という時の流れの中で静かに佇み続けています。
広がる景色の中に置かれた彫刻が、自然と一体となって息づくこの空間は、見る人自身のこころを映し、自分との対話ができる場所です。

本展では、既設の彫刻空間に加え、木造校舎二階のギャラリーや屋外に新たにブロンズ作品を展示します。
人の心に深く染み入る風景・空間であることを願いながら、この先も人々の思いを刻む美術館として未来に繋いでいきます。
Viva-la-活版-Viva-美唄タイトルデザイン04 墨+ローシェンナ2[1]《サラマ・プレス倶楽部にとってもおもいでがいっぱい-アルテピアッツァ美唄》
{ Viva la 活版 Viva 美唄 }
【 会  期 】 2013年7月13日―15日   9:00―17:00
【 会  場 】 ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
         アート・ギャラリー および アート・ストゥディオ
朗文堂 サラマ・プレス倶楽部が、はじめて東京をはなれ、全国各地での活版礼讃イベント「Viva la 活版」を展開したのは2013年、北海道美唄市、ここアルテピアッツァ美唄でした。

あれから五年も経ったとはおもえないほど鮮烈な記憶として、アルテピアッツァ美唄の景観と、そこでふれ合った人〻との交流は会員の脳裏に刻まれています。
その後美唄・鹿児島・新潟・長﨑へと「Viva la 活版」イベントは回をかさねました。
ことしは{「平野富二生誕170年記念}として、晩秋東京でのイベントが企画されています。
美唄コラム黄uu[1]《ホームページ上部のバーナーから {イベントアーカイブ} をご訪問ください》

サラマ・プレス倶楽部のこうした活動は、歴代のWebSite管理者の努力によって、特設コーナー { イベントアーカイブ } に記録・保存されています。
Viva la 活版 Viva 美唄 }の記録は、15項目が昇順に配列され、2ページにわたって記録がございます。
ご訪問をお待ちしております。

明治産業近代化のパイオニア『「平野富二 生誕の地」碑建立有志の会』発足/趣意書と平野富二生誕の地確定根拠を発表

05d9667f855a2b65e94d936bdeaca6ed[1]本2016(平成28)-’17年は、長崎の生んだ明治時代の実業家:平野富二の生誕一七〇周年に当たります。
その記念を兼ねて本年5月<Viva la 活版 ばってん 長崎>が開催され、活版製造に縁のある長崎市内の各地を訪問する「崎陽長崎 活版さるく」の計画がなされました。
8ed979955048d3208a8a4c7c96c739b41-1024x175[1]その計画の一環として、地元長崎の歴史研究家の方々のご協力を得て、平野富二の生家である矢次家の場所を示す歴史資料が発掘され、長崎県勤労福祉会館(長崎市桜町9番6号)の建てられている敷地の一画が平野富二の生家跡であることが判明しました。w21_引地町町使長屋 44fb978b853aae4f20258b5d23743605[1] 48632901d887fc7558749f89fba250971[1]平野富二は、弘化3年8月14日(1846年10月4日)、長崎引地町(ひきぢまち)に居住する町司:矢次豊三郎の次男として生まれました。
幼名は矢次富次郎と称し、のちに兄の継いだ矢次家から独立して、矢次家始祖の旧姓である平野姓を名乗り、次いで明治5年(1872)の近代戸籍編成に際して「平野富二」と改名しました。
e9fd275dc476af6b4d99a7f56e59b9b5平野富二は、活版製造事業はもとより、造船事業に付随して、蒸気船運輸、機械製造、橋梁・鉄構物架設、大規模土木工事など多方面の分野でわが国近代化のパイオニアとして貢献しました。

2015(平成27)年7月、世界文化遺産として「明治日本の産業革命遺産」が登録されました。その中に、長崎エリアとして八遺産が含まれており、平野富二の関係した長崎造船所の諸施設があります。

長崎市では観光推進の一環として、市内の歴史的に由緒ある地を訪ね歩く「長崎さるく」が行われています。これを機会に、その訪問地のひとつとして、平野富二に由緒ある地を加えて頂き、そのような先人が長崎で生まれ育ったことを多くの方々に知って頂くことは意義あることと存じます。
ついては、先賢の偉業を回顧しこれを顕彰するため、平野富二生誕の地とされる長崎県勤労福祉会館のある敷地で、道路沿いの一画に記念碑を建立することが最適と考えております。

それを実現させるためには、土地所有者である長崎市と現使用者である長崎県の使用許可が必須となりますが、多くの賛同者を得て資金面でのご支援が欠かせません。また、長崎市関係団体のご理解とご協力も必要と考えております。

なにとぞ私共の趣意をご理解いただき、格別のご賛助を賜りたく懇願申し上げます。   

2016年(平成28)年12月
発起人代表 古谷昌二

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05d9667f855a2b65e94d936bdeaca6ed[1]明治産業近代化のパイオニア
「平野富二生誕の地」碑 建立趣意書

発  行:2016年12月
発行者:「平野富二生誕の地」碑建立有志の会
連絡先:「平野富二生誕の地」碑建立有志の会
      メール  info@hirano-tomiji.jp
事務局:朗 文 堂
     160-0022 東京都新宿区新宿2-4ー9
     電話 03-3352-5070 ファクシミリ 03-3352-5160

☆「平野富二生誕の地」碑建立有志の会は、<Viva la 活版 ばってん 長崎>の開催を契機として自発的に発足しました。
ご関心のあるかたは事務連絡先までご一報いただけたら、「趣意書」と、「平野富二生誕の地 確定根拠」を収録した小冊子を進呈いたします。
また2017年(平成29)新春早早から、専用URLの開設を準備中です。

趣意書【 関連詳細記事 : 朗文堂ニュース 趣意書紹介 平野富二生誕の地確定根拠 】

【Viva la 活版 ばってん 長崎】 スライド報告懇話会開催-参加されたかたも、断念されたかたも大集合

長崎タイトル

<Viva la 活版 ばってん 長崎>スライド報告懇話会のご報告

 
タイポグラフィ学会+朗文堂 サラマ・プレス倶楽部共同開催
6月24日[金] 15時-20時  朗文堂 4F-B
1030963 20160503155850029_0001 活版さるく表紙map-Nagasaki画像 Print

五月連休後半、長崎で開催しました<Viva la 活版 ばってん 長崎>は、テレビ局の取材三局、新聞社四社の取材があり、地元長崎でもおおきな話題となっておりました。
参加者の皆さまからお寄せいただいた写真画像が六千枚余になっておりますが、ご報告はなかなか意のままになりません。

そこで、創立十周年企画として特別参加されていた「タイポグラフィ学会」の皆さまの月例会とあわせ、朗文堂 サラマ・プレス倶楽部が共同して、<Viva la 活版 ばってん 長崎>スライド報告懇話会を開催致しました。
会場直後の15時からたくさんの収穫とおもいでを胸にした訪崎者があつまられ、つぎつぎと展開するスライドショーを楽しみながら、話題は盛りあがっていました。
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長崎へ参加されたかたはもちろん、断念されたかたも、まずは画像をごらんいただき、会場で有償配布された、<桜井孝三 印刷雑誌掲載資料から>、<伊藤伸一 ハンドモールド>、<渡辺 優  グーテンベルク型ハンドモールド>などの資料も貴重資料としてご購入いただきました。 

鹿児島尚古集成館での<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>につづき、<Viva la 活版 ばってん 長崎>は、一過性の活版イベントではなく、活版印刷揺籃の地での開催となりましたので、ほとんどの皆さんは新資料を得て、各分野での研究も進行中のようです。それでもこの日は、ともかく気軽で、楽しい報告懇話会にいたしました。
夕刻からはタイポグラフィ学会の会員の皆さんもつぎつぎとつめかけ、のべ総数60名余でのにぎやかな懇話会となりました。

{Viva la 活版 ばってん 長崎}11 五月連休後半の長崎があつかった。出島主会場で展示/WS、市内一円で「崎陽長崎活版さるく」展開 ご参加ご協力ありがとうございました

長崎タイトル1030963{Viva la 活版 ばってん 長崎}は、近代機械産業発祥の地、それも140年余の歴史を刻んだ活版印刷にはじまる印刷産業の中核地・長崎県印刷会館を主会場として開催されました。
そのため地元長崎の印刷人だけでなく、ひろく全国から長崎に結集した活版印刷実践者・研究者とのよき交流の場となりました。
イベントには老若男女が多数参加。今後とも長崎の知見と全国の研究が両両あいまって、おおきくひろまるきっかけとなっていけたらなによりのよろこびです。
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これから数回にわたって{Viva la 活版 ばってん 長崎}の記録を紹介します。掲載コーナーは<アダナ・プレス倶楽部 活版 à la carte>、<朗文堂 文字壹凜><花筏>を予定しております。
ところが昨年の{Viva la 活版 Let’s 豪農の館}と同様、主催者カメラがほとんど機能していないため、写真記録は参加者有志(到着順:宮田和夫氏、吉澤雅博氏、半田淳也氏、松尾愛子氏、横島大地氏、真田幸治氏、日吉洋人、春田ゆかり氏)の皆さまのご提供によります。
ご協力ありがとうございました。Viva la 活版  ばってん 長崎WS 吉澤雅博氏撮影 活字高さ見 吉澤雅博カメラ さるく半田カメラ さるく半田02 平野富二生家跡にて矢次家旧在地 半田カメラ

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}10  <アダナ・プレス倶楽部会員活版印刷作品展示> 連日、<来場記念カードを印刷しよう:無料>連日、<復元活字で印刷しよう:参加費500円>、一階会場:タイポグラフィ学会創立10周年特別展示

長崎タイトル

mainimage_nagasaki◎ 「来場記念カードを印刷しよう」 受付随時、参加費無料
     5月6日[金]  10:00-12:00
     5月7日[土]  10:00-12:00、 13:00-17:00
     5月8日[日]  13:00-17:00
小型活版印刷機を使って「来場記念カード」を印刷します。

平野富二自作短歌UU[1]
◎ 「復元活字で印刷しよう」    受付随時、参加費500円

     5月6日[金]  10:00-12:00
     5月7日[土]  10:00-12:00
     5月8日[日]  13:00-17:00
わが国の近代活版印刷の父とされる長崎出身の本木昌造。その明治時代の活字を復元した「本木昌造 活字復元プロジェクト」(2003年)の成果品でる貴重な復元活字(いわゆる三号和様かな活字)をもちいて、来場記念カードにご自分の名前を組版・印刷します。

◎ 「活版印刷で名刺をつくろう」  受付随時、参加費3,000円
     5月6日[金]  13:00-17:00
ご自身で活字を組んで、手動式の小型活版印刷機で名刺を10枚印刷していただきます。
(受付は随時行いますが、希望者多数の場合はお待ちいただいたり、受付を閉め切らせていただく場合もございます。)
使用活字は 12 pt. 欧文活字を予定。詳細は会場でおたずねください。

◎ アダナ・プレス倶楽部会員作品展
全国のアダナ・プレス倶楽部会員の活版作品を展示いたします。一部は販売品もございます。活版印刷の魅力をご堪能ください。

◎ 長崎県印刷会館所蔵品のご紹介
DSCN6093DSCN6100VIVAアルビオンBmotoInk31[1]印刷の先駆地長崎です。壁面にそったガラスケースに常設展示されている長崎県印刷会館所蔵の貴重な品品をはじめ、収蔵庫に収納されている「アルビオン型印刷機」(国産)、インキローラー(肉棒)まき直し器」などの貴重な資料をご覧いただきます。
また平野富二旧蔵の本木昌造・池原香穉など「長崎歌壇」のひとびとの短冊も、平野ホールのご好意で特別展示の予定です。
見応えのある展示となることが予想されますのでご期待ください。

◎ 長崎県印刷工業組合・元専務理事/阿津坂 實氏の一周忌にあたり、万感のおもいをこめて、友人・桜井孝三氏が『印刷雑誌』掲載抜刷集で参加
atusaka minoru櫻井_抜刷集{Viva la 活版 ばってん 長崎}の会期中、05月07日は、故阿津坂 實氏の一周忌にあたります。東信堂印刷所代表:桜井孝三氏は、阿津坂氏とともに八丈島まででかけ、本木昌造らヴィクトリア号が漂着した場所が、それまでの通説となっていた「相川浦」ではなく、「藍ヶ江」であることをあきらかにしました。

一階のタイポグラフィ学会の「本木昌造賞」の記録とあわせてご覧ください。

◎ タイポグラフィ学会創立10周年特別展示
PrintDSCN9326タイポグラフィ学会展示01意欲的な展示にいどむのは、創立10周年記念事業の一環として特別参加されているタイポグラフィ学会です。タイポグラフィ学会の主展示場は「長崎県印刷会館」の一階。写真右手シャッターの奥となります。
同会場では、タイポグラフィ学会が設けている「本木昌造賞」「平野富二賞」の紹介をはじめ、タイポグラフィの先鋭が10年のときを刻んできた歴史をふりかえり、あらたなタイポグラフィを俯瞰する意欲的な会場であり、展示となります。
ここはふだんは駐車場として使用されており、当然採光・照明などの設備におとります。それでもここに、創意と工夫をこらしたタイポグラフィの展示がおこなわれます。
またここには、談話室 兼 休憩コーナーもあわせて設けられる予定です。
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すでに大小さまざまな段ボール箱に詰められた資料が長崎に向けて発送された。
やれることはやったとおもう。それでもいつもイベントが開始されると、あぁ、あれを持ってくればよかった、こうすればもっとわかりやすかったという後悔がある。

今回の「活版礼讃、すばらしき活版 Viva la 活版」は、近代活版印刷揺籃の地・長崎での開催である。交流会もたのしみだ。地元長崎の熱気もひしひしと伝わってくるきょうである。
皆皆さまと長崎でお会いできることを楽しみにして、最後の手持ちの荷物をまとめつつあるいまである。

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}09 <崎陽探訪・活版さるく> 5月7日[土]開催。<活字ハンドモールド鋳造印刷体験会>5月8日[日]開催。

長崎タイトル

20160503155850029_0001活版さるく表紙map-Nagasaki画像《活版印刷礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}5月7日  {崎陽探訪・活版さるく}訪問、コース順などを紹介》
なんとも贅沢な企画が実現したものである。
{崎陽探訪・活版さるく}は、長崎での知見と、関東での研究をあわせ、本木昌造、平野富二をはじめ、日本近代産業発祥の地・長崎にある文明開化関連史蹟を、貸し切りバスと徒歩でめぐるツアーである。

半日の短い行程であるが、新知見による平野富二(矢次富次郎、東京築地活版製造所、石川島平野造船所・現 IHI 創業者)の生誕地探訪をはじめ、まったく未紹介の場所や、ふつうは非公開の場所を含めての得難い観覧となる。
小菅修船所resize[1]

◎ 訪問予定地 : 小菅修船所 [画像提供 : 宮田和夫氏 2016年04月01日
【 参考資料/『平野富二伝』 小菅修船所の経営と立神船渠の開鑿 古谷昌二  p.88 】
 明治2年(1869)3月、(矢次)富次郎24歳のとき、長崎の小菅浦に建設されていた曳揚船渠(パテント・スリップ)が、イギリス人グラバーから引渡を受け、長崎製鉄所の付属となった。その際、富次郎は、小菅修船所の技術担当責任者となった。
 小菅修船所では、常時イギリス人4名を使役して、船舶の修理と船渠の賃貸事業を行い、16ヶ月間で純益金1万8千円を得た。

同年9月、長崎製鉄所は本木昌造の頭取辞任に伴う人事異動で、富次郎は機関方から元締役助に昇格した。その時、小菅修船所での経験を元にして、長崎の立神浦に大型ドライドック(乾式船渠)の開鑿を、長崎県知事を経由して民部省に建議した。
すなわち、大々的に造船事業を起こし、日本と中国間を航海する権利と、諸船舶を修理する権利とを掌握し、それによって沈滞気味の長崎港の繁栄を維持しようとするものであった。

「崎陽探訪・活版さるく ガイドブック」、「崎陽探訪・活版さるく ガイドマップ」は、2016年5月7日に開催されるイベント参加者にむけて限定製作される。
このデータは一般にも公開され、今後とも江湖のご意見をあわせて遺漏なきを期し、将来の基礎データとなることを目的とする。

ご予約のうえ積極的なご参加を待ちたい。
【 詳細 : アダナ・プレス倶楽部ニュース 】
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《活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎} 5月8日[日]三階会場
「ふたつのハンドモールドで活字鋳造・印刷体験会」 テキスト二冊と貴重動画上映紹介》
伊藤伸一表紙名称未設定-1.indd
{Viva la 活版 ばってん 長崎}05月08日[日]、10時・11時から、主会場・長崎県印刷会館三階において、復元された二種類の手鋳込み活字鋳造機(ハンドモールド・かつては割り鋳型とも記録)をもちいての活字鋳造(かつては流し込み活字とも記録)と、その試作活字による印刷体験会を開催いたします。

初期鋳型研究家・伊藤伸一氏は、米国スミソニアン博物館による復元鋳型をもちいての活字鋳造・印刷をおこないます。
タイポグラフィ学会会員・渡辺 優氏には、グーテンベルクの使用したと想定されている復元鋳型を製作し、実証的に活字鋳造・印刷ができることを証明しました。

各回とも先着10名様、活字鋳造・印刷体験の参加費3,000円(テキスト、活字付き)。見学は自由ですが、テキストをご希望のかたは各500円(税込)。

このとき会場で上映される映像は、1925年(大正14)英国産業連盟(略称 FBI )が製作した貴重な映像で、活字パンチ(活字父型)・活字マトリクス(活字母型)、ハンドモールド操作の実際、明治初期に長崎に伝来したとされるポンプ式ハンドモールドなどの活字鋳造関連資料と、印刷・製本までを紹介する動画です。
初期活字版印刷者の苦心と工夫を知る得がたい機会です。ふるってのご参加を。
ハンドモールド1ハンドモールド2ハンドモールド3渡辺ハンド1渡辺ハンド2