カテゴリー別アーカイブ: 会報誌

【会報誌】 サラマ・プレス倶楽部会報誌 第35号 (Previous 2017 ) 完成 ・ 配布中

サラマ・プレス倶楽部の会報誌
『 Salama Press Club NewsLetter  Vol. 35』 (Previous 2017 )を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。

会報誌35号表紙resized『 Salama Press Club NewsLetter  Vol. 35 』 (Previous 2017 )
表紙使用活字 : 36 pt.  セントール〔Centaur〕、 18 pt.  花形活字

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★ 【お薦め情報】
〔映 画〕 The Secret of Kells ブレンダンとケルズの秘密

★ 【お知らせ】
「平野富二 生誕の地」碑 建立 有志会 発足!

★ 【イベント情報】
――メディア・ルネサンス―― 平野富二 生誕170年祭

★ 【レポート】
アルフォンス・ミュシャ(ムハ)と『スラヴ叙事詩』 ―サラマ・プレス倶楽部的 プラハ紀行―

★ 【連載 活字版印刷豆知識35】 活字は小粒でピリリと重い
活版印刷 人物伝⑦ 《15世紀》欧州 ニコラ・ジェンソン

★ 【会員からのお知らせ】
新潟会員 紙漉き「サトウ工房」佐藤徹哉さんからの「良寛と巻菱湖」展報告レポート

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【 会員登録/会報誌のご紹介 Summary 】 { 文字壹凜 Summary

【サラマ・プレス倶楽部】 2017年 年賀状のご紹介

2017年 年賀状(絵柄面) 2017年 年賀状(宛名面)ジョン・ラスキン著『ゴシックの本質(原題:The Nature of Gothic)』は、1892年にケルムスコット・プレスより出版されました。
この書籍は、ラスキンが1851-3年に発表した著作『ヴェネツィアの石 (原題:The Stones of Venice)』の第2巻第6章の部分に、ウィリアム・モリスが「序文」を加えて再出版したものです。

John_Ruskin[1]ジョン・ラスキン(John Ruskin 1819-1900)は、イギリスのヴィクトリア朝時代の芸術評論家です。裕福な葡萄酒商人のひとり息子として生まれたラスキンは、イギリスを代表する画家ターナーのコレクターでもあり、ターナーとの交流をとおしてイギリス最初の美術評論家となりました。

その著述は、のちに象徴主義やアーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーヴォなどといったムーブメントに連なる「ラファエル前派」の芸術家たちを触発し、また、精神面だけでなく、パトロンとしても経済的に彼らの支えとなりました。


産業革命を経たこの時代の大英帝国は円熟期をむかえていました。大量生産・大量消費時代の幕開けにより、商品の氾濫とそれを売るための市場の獲得や宣伝広告が必要となりました。こうした時代を反映したいわゆる「ヴィクトリアン・タイポグラフィ」が横行したのもこの時代でした。
しかしながら、成熟はまた終わりのはじまりでもあります。近代化のいっぽうで、時代や社会の流れに反発して逆行するかのような回帰現象がおこりました。

建築の分野では「ゴシック・リヴァイヴァル」がおこり、ゴシック様式の再発見と再評価がおこなわれました。
絵画の分野でも、イタリア・ルネサンスの完成者としてアカデミズムが規範とする ラファエロ・サンティ (Raffaello Santi  1483-1520)よりも、前の時代に立ち返り、素朴で、ありのままの自然を忠実に再現しようとする「ラファエル前派」が登場しました。
それはまた、近代化によってもたらされた画一的で人工的な形式美に対する問題提起でもありました。

ラスキンは、『建築の七燈』、『ヴェネツィアの石』、『胡麻と百合』、『近代絵画論』などを著し、造形家はもちろん、社会や国境を越えて、多くの文筆家や思想家にも影響をあたえました。
また、ラスキンは、評論家や思想家としてだけではなく、スケッチや設計製図にも優れ、その精緻な画力が著作にさらなる奥行や説得力をあたえています。

さて、そのラスキンの影響を受け、アーツ・アンド・クラフツ・ムーブメントの旗手のひとりとされる ウィリアム・モリス (William Morris 1834-1896)ですが、その私家版印刷所ケルムスコット・プレスから再出版された『The Nature of Gothic』は、芸術と労働、職人による手仕事の尊さを体現したかった点は理解できますが、残念ながら、タイトルと内容、書体の選択とデザインには、いくぶんかの違和感を覚えます。

もし、モリスの手がけた書物が、「ケルムスコット・プレス」シリーズとして、内容とは関係なく、一書体主義を貫き通すことを定型としたシリーズであったなら、それはそれで納得できたのですが、のちにモリスがゴシック体の活字書体(いわゆるトロイ活字とチョーサー活字)を作ってしまっため、それ以前にジェンソン・ローマン(いわゆるゴールデン活字)で組版された『ゴシックの本質』には、無念さを感じてしまうのです。

サラマ・プレス倶楽部の年賀状は、毎年、活字書体の歴史順に一書体づつ使用してきましたが、昨年の年賀状でヒューマン・サンセリフのカテゴリーの書体まで到達しましたので、今年はまた、ブラックレター(ゴシック体)の活字書体に戻ってみました。
使用した活字書体は24pt.の「オールド・イングリッシュ・テキスト」です。

[サラマ・プレス倶楽部ニュース:年賀状まとめ

【会報誌】 サラマ・プレス倶楽部会報誌 第34号(Autumn & Winter) 完成 ・ 配布中

サラマ・プレス倶楽部の会報誌
『 Salama Press Club NewsLetter   Vol. 34 』 (Autumn & Winter  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
kaihoushi_34『 Salama Press Club NewsLetter   Vol. 34 』 (Autumn & Winter  2016)

表紙使用活字 : 36pt. Old English Text ,  8pt. 記号活字

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 【推薦図書情報】 『タイポグラフィ学会誌 08号・09号』
・  ――活版印刷礼讃イベント――
◎ Viva la 活版 ばってん 長崎 その後とこれから
◎ Viva la 活版 Let’s 豪農の館 その後
◎ Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO その後
◎ Viva la 活版 Viva 美唄 その後
・ 【連載 活字版印刷豆知識 34】 活字は小粒でピリリと重い 「ABC のかたち」

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【サラマ・プレス倶楽部ニュース : 過去ログまとめ

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第32号(Spring) 完成 ・ 配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌32表紙
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)
表紙使用活字 : 24pt. Franklin Gothic Condensed

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『Viva la 活版 ばってん 長崎 』 開催特集!
・  崎陽探訪・活版さるく 探訪地詳細図および解説
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【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第31号(Early Spring) 完成・配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 31』 (Early Spring  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌31号表紙
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 31』 (Early Spring  2016)
表紙使用活字 :24pt. 花型活字   欧文書体は18pt. バスカヴィルです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『Viva la 活版 ばってん 長崎 』 開催決定!
・  参加者募集  『 Viva la 活版 ばってん 長崎 』 出展者募集要項
・  新製品情報   アダナ・プレス倶楽部 Salama シリーズ/比較検討資料
・  アダナ・プレス倶楽部会員便り チェコのタイポグラファあれこれ
山崎洋介(活版カレッジ第四期 在プラハ)
・  連載 活版印刷豆知識31 活字は小粒でピリリと重い
印刷時のちょっとした裏技やコツ

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名称未設定-4名称未設定-4名称未設定-4【 小型活版印刷機 Salama シリーズ 比較検討資料 PDF SalmaSeriesComparison

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【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第29号 完成・配布中+Viva la 活版 Let’s 豪農の館Ⅵ

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 29』 (Autumn 2015)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。

20151001165127518_0001『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 29』 (Autumn  2015 )
表紙使用活字 :  36pt.  ロックウェル
版画製作協力 : 笹井(奥村)祐子

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『第19回 活版ルネサンスフェア』
・ イベント情報   『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 開催のお知らせ

・  豆知識29        活版印刷 人物伝 ⑤ 《15世紀 スウァインハイムとパナルツ》
・  アクセス情報  豪農の館「北方博物館」マップ(加久本真美)+アクセス情報
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《直近に迫った Viva la 活版 Let’s 豪農の館 大特集。サイトマップ+見どころ食べどころ満載》
Web02豪農の館20151001183042926_0001 新潟マップところで・・・・・・、<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>新潟マップの製作担当は会員:加久本真美さん。加久本さんといえば、昨年鹿児島での<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>でも大活躍をされました。会場では獅子奮迅の大活躍でしたが、いっぽ町にでれば、「西郷ドン」や、「白くまくん」や、なにやら怪しげなキャラクターに興味津津。そんな写真がのこっています。

ですから今回も加久本・大石のコンビは、またまたなにかしでかす ?! のではないかとひそかに心配しておりましたが、やはりやってくれました。北方文化博物館分館:清水園のちかく、新発田シバタ市にあるという<ニコタン・モモタン>に大注目!

新発田シバタ市の清水園は下見をかねて昨年秋にもおとずれました。このまちは高田馬場の決闘で名を馳せ、のちには播州赤穂藩につかえて、赤穂浪士四十七士随一の剣客であった、堀部 武庸(たけつね 通称:堀部安兵衛 1670-1703) の生誕地であり、清水園にはその記念館もあります。 ところが<ニコタン・モモタン>の存在はまったく知りませんでした。
これはなんとしても行かずばなるまいて…… 。

「ニコタン」って何?

引用 : 「ニコタン」って何? http://www.nikotan.com/?page_id=4
グーグル : ニコタン 画像集

「ニコタン」は、平成元年に新発田ガスのイメージ・キャラクタとして誕生しました。そのコンセプトやネーミングの由来についてご紹介いたします。世間一般でガス会社とは、「顔の見えないガス事業」などと言われていましたが、当社、佐藤哲也社長のアイディアで「我々の笑顔を大勢の皆さんに見てもらえたら」と、この巨大なニコニコ・ホルダー(貯蔵タンク)が出現しました。
DSCN782420141106162032434_0006 DSCN7855ニコタンというわけで、朗文堂 アダナ・プレス倶楽部には、続続と力作の出展製作品が到着し、お盆の休暇もどこかに消しとんで、あわただしく準備の日日がつづいております。
皆さんも、ぜひともアダナ・プレス倶楽部の会員として登録をたまわり、<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>にご参加くださいますようお願いいたします。

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第28号 完成・配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 28』 (Summer  2015)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。

Vol.28『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 28』 (Summer  2015 )
表紙使用活字 : 30pt.  ギャラモン ・ イタリック
           (Vol. 27とのオルタネートキャラクター違い)
           24pt.  花形活字 各種

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 開催のお知らせ
・  参加者募集  『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 募集要項
・  新企画商品   欧文活字「スクリプト体」のご紹介
・  豆知識28       活版印刷 人物伝 ④ 《15世紀 フストとシェファー》
・  会員便り    上海より- 畠中 ・ 楊 ご夫妻
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豪農の館ハガキDSCN3097『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、 会員登録 と年間登録費の納入をお願いします。
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アダナ・プレス倶楽部会報誌 第27号 完成・配布中です。

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 27』 ( Early Spring  2015 )を
刊行し、会員の皆さまへ配布中です。 会報誌27『 Adana Press Club NewsLetter  Vol. 27』 (Early Spring 2015)
表紙使用活字 : 30pt.  ギャラモン ・ イタリック
             24pt.  花形活字 各種

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容(目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報   第18回活版ルネサンスフェア 開催のお知らせ
・ 研究報告     『 タイポグラフィ学会誌  07 』
                             江川次之進の事績と江川活版製造所の変遷
・ 豆知識27       活版印刷 人物伝 ③ 《 15世紀 》
・ 活版まんが19  活版第一たいそうの巻
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アダナ・プレス倶楽部 2015年の年賀状

2015年賀状絵柄面 2015年賀状宛名面
アダナ ・ プレス倶楽部の年賀状は、例年、数ある欧文活字を時代性によっていくつかのカテゴリーにわけ、それを歴史順に一書体ずつ選択して製作してきました。

これまでの年賀状では、ブラック ・ レター、ヴェネチアン ・ ローマン、オールド ・ ローマン、トランジショナル ・ ローマン、モダン ・ ローマン、クラレンドンを経て、昨年からはサンセリフのカテゴリーに入りました。
昨年は 「 グロテスク ・ サンセリフ 」 の 「 フランクリン ・ ゴシック 」 を使用しましたが、今年は 「 ネオ ・ グロテスク 」 の 「 ヘルベチカ 」 の登場です。
今年の年賀状の活字は 絵柄面に 24pt. と 18pt. のヘルベチカ、二号と三号のゴシック体の和文活字を使用しました。
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これまでは毎年、書体の歴史順に、さまざまな欧文活字書体を順繰りに愉しく使用してきましたが、サンセリフのカテゴリーに入った途端に、正直なところあまりおもしろさがなくなってきました。
ちょうど 『 いきなり黄金伝説 』 というテレビ番組の 「 ◯ ◯ のメニューを全部食べつくす 」 という企画で、「 デザート 」 のジャンルに突入した状況といえば、おわかりいただけますでしょうか。

一点一点は美味しいデザートでも、甘いものが何点も続くと食傷気味となってしまう、あの感じに近いものがあります。
しかし、サンセリフのカテゴリーには、まだ 「 ジオメトリック ・ サンセリフ 」 と 「 ヒューマニスティック ・ サンセリフ 」 のジャンルも残っています。 パフェとチーズケーキの後に、まだホットケーキとお汁粉が待っている有様のようです……。

さて、『 いきなり黄金伝説 』 といえば、よゐこの濱口氏の 「 捕ったど~!」 の雄叫びがこだまする 「 無人島生活 」 も人気のテレビ企画です。
このコーナーにおいて、濱口氏と有野氏が、お米の代わりに、小麦粉を練った物を、ちいさくちぎり、丸めて、米粒状にする作業を夜通しおこなう 「 チネリ米 」 をつくるのも番組の恒例となっています。
中国の北部では、この 「 チネリ米 」 が盛んにおこなわれていることを近年知りました。

中国南部、おおむね淮河ワイガ、揚子江(長江)あたりより南の地方は、温暖な気候でお米が採れますが、北部は寒冷な気候でお米が採れないために、主食はお米ではなく、小麦粉が中心となります。
そのため、淮河や黄河より北の地方では、小麦粉をもちいた麺や餃子や饅頭(マントウ)などが発達しており、「 チネリ米 」 のようなパスタ状の食品も存在します。

この中国のチネリ米は、本来は家族や仲間が食卓に集まって、前菜を食べながら、にぎやかに会話をしながら、ワイワイと愉しくチネッて作るものだそうです。
最近は時間や労力を惜しんで、飲食店であらかじめ準備されたものが出されることも多くなっていて、西安で羊肉が入った麺料理の店に入ったとき、店の従業員と家族が、お客さんに出すための 「 チネリ米 」 を総出でチネッている光景を見て微笑ましくなりました。

下掲の写真は、今年の01月10日に、中国北京の陝西省 ・ 西安料理のお店に入ったときに食べた 「 羊肉泡馍 」 という料理で、羊の肉とチネリ米が入っています。 安史の乱―― 唐の玄宗の末年755-63年に起こった叛乱で、安禄山父子・史思明父子が中心。叛乱の鎮圧後に各地に強大な権限をもった節度使がおかれ、それが軍閥化するなどして唐は衰退に向かった ―― にまつわる料理だそうです。
DSCN7695DSCN7703
写真上) さまざまな前菜のあとに、メインの「羊肉泡馍」。チネッた小麦粉と、羊肉が中心で、付けあわせに豆板醤、ニンニクの酢漬け、青菜などが登場します。
写真下) 陝西省料理ですので、北京市民にわかりやすく「羊肉泡馍」の特徴を解説したパネル。

2015年アダナ・プレス倶楽部の年賀状の絵柄面には、
子 曰 過 猶 不 及 ―― 『論語』先進篇
Less is more, More is Less ―― ミース・ファンダー・ローエ
のよく似たことばを組版しました。つまりなにごとも「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
しかしながら、決して 「 引き算のデザイン 」 を賛美するわけではありません。「 侘 ・ 寂 」 といえば聞こえが良いですが、近年のわが国のデザインは、すこし 「 引き算 」 ばかりに偏り過ぎてきたように思います。 「 引き算 」 のデザインも 「 過ぎたるは及ばざるが如し 」 です。

「 引き算のデザイン 」 と 「 足し算のデザイン 」 双方のバランスが俯瞰できてこそ、いまだ 「 1920年代モダン 」 の影響が色濃いわが国のデザインが、幼いモダニズムから脱却し、デザインの未来への扉を開く力となることでしょう。
そのようなことを考えながら、20世紀モダンの落とし子たるサンセリフ群と格闘する日日がまだまだ続きそうです……。

アダナ・プレス倶楽部会報誌 <Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>情報満載 第25号完成・配布中です。

アダナ・プレス倶楽部の会報誌
『Adana Press Club NewsLetter Vol.25』(Summer 2014)を
刊行し、会員の皆さまへ配布中です。

会報誌25号

『Adana Press Club NewsLetter Vol.25』 (Summer 2014)
表紙使用活字 : 和文活字:12pt. 明朝体 ルビ活字:6pt. 明朝体 欧文活字:12pt. ボドニ
           図版:罫線(波罫=ブル罫)、記号活字、約物活字
DSCN5149 DSCN5150 DSCN5178 DSCN5187
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容(目 次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【イベント情報】 『欧文書体百花事典』普及版刊行記念連続講演会
【イベント情報】 Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO 開催決定!
           ──── 出展者・参加者募集のお知らせ
【新企画・新規商品のご案内】
           欧文活字「サンセリフ体」 ギル・サン活字大紹介
【連載 活字版印刷豆知識 25】
           中国の時代区分とそれぞれの時代を代表する活字書風
【連載 活版まんが】
           トンカツ ニンニク コンニャク & カッパンの巻き=ブル罫
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2014年 アダナ・プレス倶楽部の年賀状

adana年賀 アダナ・プレス倶楽部の年賀状は例年、数ある欧文活字を、時代性によっていくつかのカテゴリーにわけ、それを歴史順に一書体づつ選択して制作してきました。
これまでの年賀状では、ブラック・レター、ヴェネチアン・ローマン、オールド・ローマン、トランジショナル・ローマン、モダン・ローマン、クラレンドンを経て、今年はサン・セリフの「フランクリン・ゴシック」を使用しました。

「フランクリン・ゴシック」は、アメリカン・タイプ・ファンダース(ATF)のチーフ・デザイナーをつとめた、モーリス・フラー・ベントン(1872-1948)による活字書体です。M. F. ベントンは、200以上の活字書体を設計した、多産家の活字設計士として知られています。
このようにたくさんの活字書体を製造することができた背景には、発明家で、おなじく活字設計士でもあった、父 リン・ボイド・ベントンの開発による、いわゆる「ベントン機械式彫刻機」によって、活字父型および活字母型の製造効率が飛躍的に向上したことも見逃せません。

活版印刷時代の活字書体をたくさん紹介した、イギリス版活字書体事典『 ENCYCLOPAEDIA OF TYPE FACES 』の記載によりますと、M. F. ベントンが「フランクリン・ゴシック」を、アメリカン・タイプ・ファンダース(ATF)からデビューさせたのは1903年のことです。
おなじ年にM. F. ベントンは、やはりアメリカン・タイプ・ファンダース(ATF)から、オルタネート・ゴシックと、エージェンシー・ゴシックも発表しています。
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ちょうどその頃、おなじアメリカ大陸で偉業を成し遂げたふたりの兄弟がいました。
ふたりとは、ライト家の5人兄妹の3男、ウィルバー・ライト(1867-1912)と、4男、オーヴィル・ライト(1871-1948)です。
ライト兄弟 として知られるウィルバーとオーヴィルは、奇しくも「フランクリン・ゴシック」が誕生した年とおなじ1903年に、人類初の有人動力飛行に成功しました。20世紀の初頭、まさに機械産業時代の幕開けを告げるできごとであり、活字書体の誕生でした。

あまり知られていませんが、ライト兄弟は、飛行機の開発のほかに、印刷機械や活版印刷業とも、とてもゆかりの深い人物でした。飛行機の開発に成功する以前、10代の末頃のライト兄弟は、活版印刷機や紙折り機をみずから製作し、取材記者もこなして、新聞『 West Side News 』の発行をしていました。
のちに「ライト&ライト印刷所」を創業して印刷業を続けるかたわら、自転車の製造・販売、そして、子供の頃からの夢であった飛行機の開発へとつなげていきました。

今回の年賀状では、ライト兄弟の飛行実験の写真を亜鉛凸版で、そして、24pt.フランクリン・ゴシックの活字を用いて、兄ウィルバーの言葉を活字組版しました。

動力がなくとも飛ぶことはできる。
しかし、知識と技術なしには
大空を翔けることはできない。
―― ウィルバー・ライト――

動力のない、手動式の活版印刷機をもちい、不自由で限られた活字を駆使して、活版印刷の知と技と美の研鑽をつづけている、アダナ・プレス倶楽部会員の皆さまへ ────────
活版印刷の普及と存続のために、アダナ・プレス倶楽部の機材の製造と供給を支えてくださっている、おおくの職人の皆さまへ ────────
すべての、身体性を伴なった「ものづくり」の現場の皆さまへ ────────

感謝と尊敬と応援の意を込めて、今年の念頭のご挨拶に代えて、このことばを贈ります。

adana年賀宛名面ところでフランクリンといえば、時代はさかのぼりますが、アメリカ建国の父のひとりであり、避雷針などの発明家としても知られる、ベンジャミン・フランクリン(1706-1790)も、若いころには印刷業を営んでいました。
まだアメリカに活字鋳造所が無い時代、はるばる太平洋を渡ってイギリスまで活字を買いに行ったり、活字やインキを自作したり、活版印刷機の改良をおこないました。
また、図書館をつくったり、新聞を発行することなどを通して、アメリカにたくさんの印刷所ができるように尽力しました。

なお、「フランクリン・ゴシック」という活字書体の名称は、「世界印刷術中興の祖」ともされる、ベンジャミン・フランクリンにあやかってつけられた名前かどうかは定かではありません。

アダナ・プレス倶楽部会報誌 第23号

アダナ・プレス倶楽部の会報誌 『Adana Press Club NewsLetter Vol.23』(Winter 2013)を
刊行し、会員の皆さまへ配布いたしました。

会報誌23号

『Adana Press Club NewsLetter Vol.23』 (Winter 2013)
表紙使用活字 : 36pt. Albertus Titling
           12pt. 記号活字 各種 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容(目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・レポート   明治産業近代化のパイオニア『平野富二伝』
         刊行記念 展示・講演会 イベントレポート
・掲載情報  森永乳業PARM Website
         11月の連載担当のお知らせ
・新規商品  輸入欧文活字 サン・セリフ体
         「トゥエンティ・センチュリー」
・豆知識23  活版印刷 人物伝① 《11世紀》
・会員便り   解版糸のつなぎ方
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なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、
会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。

アダナ・プレス倶楽部会報誌 第22号

大石多忙につき、またもや、ご報告が遅くなってしまいましたが、
アダナ・プレス倶楽部の会報誌『Adana Press Club NewsLetter Vol.22』
(Autumn 2013)が9月に刊行され、会員の皆さまへの配布を終えました。

会報誌22号 
 
『Adana Press Club NewsLetter Vol.22』  Autumn 2013
表紙使用活字 : 三号 本木昌造復元活字
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・主な内容(目次)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベント    第15回 活版ルネサンス フェア のお知らせ
・近刊図書  古谷昌二 編著
         明治産業近代化のパイオニア『平野富二伝』
・推薦図書  ジェイムズ・ランフォード 作・絵
         『グーテンベルクのふしぎな機械』

・新規商品  輸入欧文活字 サン・セリフ体「ユニヴァース」
・豆知識22  活字母型の製造方法 ③彫刻法
・活版まんが 地獄箱(ヘル ボックス)の巻
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『Adana Press Club NewsLetter』の定期購読をご希望の方は、
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なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、
会報誌の配布は次号からとなります。ご了承ください。

今回の表紙に使用した
「三号 本木昌造復元活字」の詳細につきましては、
アダナ・プレス倶楽部の旧コラム No.008 と No.010 をご参照ください。
旧コラムNo.008 → http://robundo.com/adana-press-club/column/column008.html
旧コラムNo.010 → http://robundo.com/adana-press-club/column/column010.html

アダナ・プレス倶楽部会報誌 第21号

アダナ・プレス倶楽部の会報誌『Adana Press Club NewsLetter Vol.21』
(Summer 2013)が完成しました。会員の皆さまへ順次配送中です。

 
 
『Adana Press Club NewsLetter Vol.21』  Summer 2013
表紙タイトル : 60pt. & 36pt. & 24pt.  Albertus Titling
表紙画手法:ゴム版画
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・主な内容(目次)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベント     Viva la 活版 Viva 美唄 ゼミナール詳細
・レポート   タイポグラフィ2つの潮流展
         Typography Seminar 活字と書物
・特別見開  美唄見どころMAP
・豆知識21   活字母型の製造法 ②電鋳法(電胎法)
・活版まんが 「活版シーズン到来の巻

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なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、会報誌の配布は次号からとなります。ご了承ください。

アダナ・プレス倶楽部会報誌 第20号

アダナ・プレス倶楽部の会報誌『Adana Press Club NewsLetter Vol.20』
(Spring 2013)が完成しました。会員の皆さまへ順次配送中です。

 
 
『Adana Press Club NewsLetter Vol.20』  Spring 2013
表紙タイトル : 30pt. &18pt. Fashion Script
表紙装飾 : 18pt. 花形活字 ギャラモン・フラワー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・主な内容(目次)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベント     第14回活版ルネサンスフェア 開催のお知らせ
・お知らせ  活版凸凹フェスタ 一時中止のお知らせ
・イベント   Viva la 活版 Viva 美唄 開催のお知らせ
・企画商品  輸入欧文活字 クラレンドン
・豆知識20   活字母型の製造法 ①打ち込み法〈後篇〉
・活版まんが 「ゲハンといえば……」の巻

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アダナ・プレス倶楽部 2013年版年賀状製作の記録


★     ★     ★ 

アダナ・プレス倶楽部の年賀状は毎年、数ある欧文活字を、時代性によっていくつかのカテゴリーにわけ、それを歴史順に一書体づつ選択して制作しています。
ブラック・レター、ヴェネチアン・ローマン、オールド・ローマン、トランジショナル・ローマン、モダン・ローマンを経て、今年はエジプシャンの「クラレンドン」の登場です。

エジプシャンは別名スラブセリフ(Slab Serif)とも呼ばれる、板状の太いセリフをもった書体群です。
この書体が誕生したきっかけは、1798年からはじまったナポレオンのエジプト遠征に端を発し、ヨーロッパでは「東方への関心」とあわせて、熱狂的なエジプト・ブームが巻き起こりました。
そのブームにあやかって、たとえそれがエジプトとはまったく関連性が無いものであっても、さまざまなものや商品に「Egyptian──エジプトの」という名前が与えられていきました。

ちょうどその頃、活字書体の世界では、産業革命によって大量生産されるようになった商品を宣伝するために、誘目性の高いディスプレイ書体が求められていました。
そんな時代性を背景として登場した、この独特の太いセリフが特徴的な書体群は、当時の風潮と時勢から「エジプシャン」というカテゴリー名を授けられました。

今回はそのエジプシャンの書体群の中から、「クラレンドン」の活字書体を用いて組版・印刷をおこないました。

テキストは、フランスの詩人アルチュール・ランボオ(1854-1891)の詩集の英語訳から、「彼女はエジプトの踊り娘か?……」の一節を引用しました。
和訳は、中原中也の訳を参考にしながら翻訳しました。

魅惑的な踊り娘の図版は、パリの社交界の寵児であり、女性スパイの代名詞ともなった マタ・ハリ(1876-1914)の写真です。
今回は3色に分版したものを、線数の異なる亜鉛凸版にしてみました。


図版分色データ作成:松尾篤史さん
亜鉛凸版製版協力:真映社

通常の活版印刷では、写真版の線数は80-100線程度が印刷に適するといわれていますが、印刷用紙を写真版の再現にも適した用紙を選択して試し刷りの結果、175線でも予想以上に効果的な印刷ができましたので、本刷りには175線の亜鉛凸版を選択して印刷しました。

「印刷術」とは、同一の情報を、敏速かつ大量に複製するための手段ですが、実は印刷、とりわけ手動活版印刷機で一番難しいのが、印刷物のクォリティを同じように保つようにコントロールすることです。
インキの量や温度(気温はもちろん、印刷中の摩擦熱によってインキの固さやローラーの弾力、印刷版の状態などが変化します)などの影響によって、刻々と印刷物の仕上がりが異なってきます。
しかしその反面、インキの量や色味などを、実験的に微妙に、さまざまに変えて楽しむことができるのが、手動式活版印刷機で少量印刷をおこなう Adana-21J ユーザーのおおきな楽しみのひとつです。

3色重ね刷りだけでなく、2色だけのものも落ち着きのある印刷効果を得ました。

2版目は当初、金色のインキで刷る予定でしたが、金は印刷中と、ドライダウンしたときの印象がかなり異なるため、黄色でも試すことにしました。

当時の西洋人がイメージしたであろう東洋のエキゾチシズム(おそらくエジプトも東南アジアも、西洋人からみたら一緒くた)に想像を膨らませて、蛍光色も踊り娘のマタ・ハリには合うのではとおもい、いろいろと組み合わせを試してみました。
このようなさまざまな試みをかさね、2013年版のアダナ・プレス倶楽部の年賀状を作成いたしました。おたのしみいただけましたら幸いです。

アダナ・プレス倶楽部会報誌 第19号

アダナ・プレス倶楽部の会報誌『Adana Press Club NewsLetter Vol.19』(Autumn & Winter 2012)が完成し、会員の皆さまへ順次配送中です。

 

会報誌19 『Adana Press Club NewsLetter Vol.19』 Autumn & Winter 2012
表紙活字 : 18pt. Goudy Light & Goudy Cursive

・・・・・・・・・・・・・・・・・・主な内容(目次)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベント   よみうりカルチャー恵比寿共催 公開講座のお知らせ
・レポート   活版カレッジUpper Class有志旅行 「台湾探訪」
・豆知識19  「活字母型の製造法 ①打ち込み法〈前篇〉」
・会員便り   「2年越しのトロロアオイが開花しました!」

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アダナ・プレス倶楽部会報誌 第18号

アダナ・プレス倶楽部の会報誌『Adana Press Club NewsLetter Vol.18』(Summer 2012)が完成し、会員の皆さまへ順次配送中です。

『Adana Press Club NewsLetter Vol.18』 Summer 2012
表紙タイトル : 18pt. & 16pt. Engravers Shadow
表紙装飾 : 12pt. 2倍の記号活字/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主な内容(目次)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベント    「第13回 活版ルネサンスフェア」開催のお知らせ
・レポート    印刷インキの洗浄剤について
・新商品    輸入欧文活字「ボドニ」のご紹介
・豆知識18    「活字ケースのおなはし 欧文字篇」
・活版まんが  「カッパンで金メダル」の巻

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アダナ・プレス倶楽部会報誌 第17号

そろそろアダナ・プレス倶楽部の会報誌 第18号 夏号の準備をはじめなければと思い、気がつきました……
アダナ・プレス倶楽部の会報誌 第17号のご報告をまだwebsiteに掲載していなかったことを……

『Adana Press Club NewsLetter Vol.17』(Spring 2012)は5月に完成し、活版凸凹フェスタ2012のご案内とともに、アダナ・プレス倶楽部の会員の皆さまにお送りいたしました。
無事に発送を終えて、ヤレヤレと息つく暇もなく、その後の活版凸凹フェスタ2012をはじめ、春のイベントシーズンの対応にかまけて、websiteの更新をすっかり怠ってしまいました。申しわけありません。

『Adana Press Club NewsLetter Vol.17』 Spring 2012
表紙タイトル : 48pt. Gill Sans Shadow & 30pt. Gill Sans Bold
表紙リノカット : 亀井純子

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主な内容(目次)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベント    町田市立国際版画美術館 開館25周年記念事業「活版印刷体験イベント」のお知らせ
・イベント    「活版凸凹フェスタ2012」開催のお知らせ
・会員便り   「組版を解版糸で結ぶ」
・豆知識17   「活字ケースのおなはし 和文活字篇③」
・新商品     「ラバー・クッション 胴張セット」新発売!
・お知らせ   今年もトロロアオイを植えられる方へ

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アダナ・プレス倶楽部会報誌 第16号完成

アダナ・プレス倶楽部の会報誌『Adana Press Club NewsLetter Vol.16』(Winter 2012)が完成し、会員の皆さまへ順次配送中です。

今号には、「活版凸凹フェスタ2012」の募集要項も掲載しております。会員の皆さまにおかれましては本紙にて募集の詳細をご確認のうえ、ご応募ください。会員の皆さまのたくさんのご参加をお待ちしております。

『Adana Press Club NewsLetter Vol.16』 Winter 2012
表紙タイトル : 24pt.欧文活字 マーチン・ローマン(晃文堂製)
表紙装飾 : 18pt.花形活字 ブリリアント・フラワー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主な内容(目次)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベント    「第11回 活版ルネサンスフェア」開催のお知らせ
・出展募集   「活版凸凹フェスタ2012」出展者募集のお知らせ
・新商品    輸入欧文活字「バスカヴィル」のご紹介
・新商品    「ゴム・ローラー・メンテナンス剤」 取り扱い開始
・豆知識16   「活字ケースのおなはし 和文活字篇②」
・活版まんが   「サミー・デイビス・ジュニヤ~」の巻

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