◯ 書 名 VIVA !! カッパン
◯ 編著者 サラマ・プレス倶楽部 大石 薫 著
◯ 装 本 B5判 オールカラー 136ページ 並製本ジャケット付
◯ 定 価 本体 3500円+税
ISBN978-4-947613-82-0
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活版印刷の楽しくて カワイイ入門書 増刷 !!
{懐かしいのに新しい}
魅惑の印刷、カッパン
見て美しい! 知って楽しい!
自分でやるともっと楽しい !!!
カッパンを愛する アナタの必携書です。 続きを読む
タグ別アーカイブ: タイポグラフィ
【サラマ・プレス倶楽部】活版カレッジ 2018年冬期講座(昼間部 1─3月)開講しました
<サラマ・プレス倶楽部 活版カレッジ>は、身体性がもたらす造形精神とそのよろこびをおもくみています。そのために、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Salama-21A を中心として、Salama シリーズによるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
<活版カレッジ>は、基本的に春期・夏期・秋期・冬期より、年に3回開講されます(イベント開催期は1期休校になります)が、ここ数回にわたって事前予約者が多く、ほとんど一般公募ができない状態がつづいています。
詳細は <サラマ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。今回の活版カレッジ「昼間部」の開催は年に一度の冬期講座となります。
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◎ 活版カレッジ次期講座へのご予約をたまわります
活版カレッジ次期講座は夜間部での開講となります。
定員数の少ない講座となりますので、参加ご希望の方はお早目にお申込みください。
受講ご希望の方は、下記要項をメールにてご連絡ください。
1. 「活版カレッジ」受講希望
2. お名前
3. ご連絡先ご住所・電話番号(携帯でも可)
(予約確認の返信に必要な e-mail アドレスも忘れずにお書きください)
4. 活版印刷ご経験の有無、ご希望、また、お差し支えなければ、性別、ご年齢などもお書き添えください。各回の基本的な指導内容は統一いたしますが、参加者それぞれのご経験やご関心をお教えいただければ、できる限り講習内容として反映いたします。
(お教えいただいた個人情報は、朗文堂/サラマ・プレス倶楽部の内部だけで使用します)
【 お申し込み・お問い合わせ : 朗文堂 サラマ・プレス倶楽部 » send email 】
【イベント】 メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-16 東京築地活版製造所アンソロジー 全日程を無事終了しました
メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭
東京築地活版製造所アンソロジー
全日程を無事終了いたしました
プレイベント : 「江戸・東京 活版さるく」をふくめ、全日程とも好天に恵まれ
本イベント : 日展会館新館での展示・WS・講演会にも多くのお客さまを迎えて
全日程を無事に終了いたしました。
協賛をたまわりました、株式会社 I H I、株式会社イワタ、株式会社モリサワをはじめ、力強い協力とご支援を頂戴しました、平野ホール、「平野富二生誕の地」碑建立有志の会、タイポグラフィ学会の皆さま、そしてサラマ・プレス倶楽部会員の皆さまにあつく御礼を申しあげます。
またプレイベント、本イベントにご参集いただきました多くの皆さまに、衷心より御礼を申しあげます。
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<メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭>は、開港地の長崎にうまれ、27歳にして上京、それからの20年間、明治産業の近代化におおくの功績をのこして47歳で逝去した平野富二の生涯をつうじて、メディアの越したかたをさぐり、ゆくすえを見定める機会でした。
ご存知のように、「媒体・媒介物」をあらわす{medium ミィーディアム}の複数形が {media 媒体・手段}です。
産業革命の負の側面がまさに露呈したともいうべき、19世紀世紀末・英国でのメディアの大混乱と同様に、I T 革命進行中のいまは、メディアが多様化し、氾濫し、流動化して瞬発的・刹那的となって、まさに混乱のさなかにあります。
こんな時代だからこそ、あらためてメディアの原点をみつめ、メディアに降りつもった猥雑物や夾雑物を取りのぞいたとき、キラリと輝く原石のようなものがありました。その原石を平野富二がもたらした近代活版印刷術 ≒ タイポグラフィとして、そのよき{Renaissance 復興・再生}をめざすために、今後ともかわらぬ精進を重ねてまいります。
【継続情報は、おもに { 朗文堂 花 筏 } になります。あわせて { サラマ・プレス倶楽部 イベントアーカイブ } に収録されますので、引きつづきご声援・ご支援のほどお願いいたします】
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【速報写真集】
日展会館新館 一階講演会場 講師 : 平野正一氏 「子孫から見た 平野富二と縁者たち」、谷中霊園・明治産業人{掃苔会}を中心に
会員 : 春田ゆかりさん・真田幸治さん・中村将大さん提供写真 全日程終了後 一階講演会場で平野家・矢次家・山口家の皆さんの記念撮影
平 野 富 二
弘化03年08月14日-明治25年12月03日 1846. 08. 14-1892. 12.03 享年47
前列右) 平野義和・順子夫妻〔富二曽孫〕、 前列左・後列左端) 山口家〔富二 三女・平野幾みが嫁した家〕のおふたり 後列右四名) 〔富二の生家〕矢次家の関係者、後列二名)平野正一氏〔富二玄孫〕・平野健二氏〔富二玄孫〕
【活版カレッジ】 2015年夏期講座 全課程を終了しました
<活版カレッジ>は、身体性がもたらす造形精神とそのよろこびをおもくみています。
そのために、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Adana-21J , Salama-21A によるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
<活版カレッジ>は、ともかく少数の学習機関ですし、造形によろこびをみいだす仲間が中心となりますので、講座は和気藹藹としたなかにも、技芸者をめざすものとしての緊張がみなぎっていました。
晩夏のおとづれとともに、09月17日[木]に全課程を修了して<活版カレッジ2015年夏期講座>が終了いたしました。
<活版カレッジ 夏期講座>を見まもってきた百日紅(和名:さるすべり)を、ようやく涼風のたった夕暮れに、裏の新宿御苑のへりの歩道で撮影してきました。
いつもこの花の散りしくころ、<活版カレッジ 夏期講座>と、<新宿私塾 偶数期>が終了します。ですからいつのまにか、百日紅の花と、この季節に花をつける彼岸花に寂寥感をもつようになりました。
このときから<活版カレッジ 修了生>となられたみなさんは、これからは<活版カレッジ アッパークラス>のメンバーとして、あたらしいおつきあいがはじまります。
いつでも、どこでも、お会いできますね。
<活版カレッジ>は、基本的に春季・夏季・秋季・冬季と、一年に四回開講されますが、ここ数回にわたって事前ご予約者が多く、ほとんど一般公募ができない状態がつづいています。
またことしは、秋から年末にかけて大型イベントが集中し、さらに新機種の開発が最終段階にはいってきわめて多忙となりますため、秋期講座は休講とさせていただきました。
それでもすでに、次回の冬期講座、来春の春期講座にも相当数のご予約をいただいているようです。ともかく受講のご意思のあるかたは、まずご一報をいただくき、ご予約をお願いいたします。
詳細は <アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。
まずはご一報を! <Salama-21A操作指導教室>、<活版カレッジ>
<Salama-21A 操作指導教室> は、ふつうの活版印刷体験会や活版ワークショップとはいくぶん異なり、小型活版印刷機 Salama-21A を購入予定のお客様のための操作指導教室です。
ご購入いただいた(ご購入予定の) Salama-21A を、安全かつ快適にご使用していただくために、必要な操作方法の基礎を、短時間で集中的に習得していただくことを目的とします。
そのため、各回最大 4 名様に限定した、完全予約制の教室です。
アダナ ・ プレス倶楽部では、遠近を問わず、これから活版印刷をあらたにはじめられる皆さまに、できるだけ <Salama-21A 操作指導教室> の受講をおすすめしています。また活版印刷関連機器のご購入の前に、十分なるおはなし合いをさせていただいております。
そのため、できるだけお客さまのご都合にスケジュールをあわせて受講をおすすめしております。 もちろん受講に際して印刷機などの購入は義務づけられていません。
詳細は <アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。
<活版カレッジ>は、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Adana-21J , Salama-21A によるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
<活版カレッジ>は、基本的に春夏秋冬と年に四回開講されますが、ここ数回にわたって事前のご予約者が多く、ほとんど一般公募ができない状態がつづいています。 すでに夏期講座、秋期講座にも相当数のご予約をいただいております。
ともかく受講のご意思のあるかたは、まずご一報をいただくき、ご予約をお願いいたします。
詳細は <アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。
THE ETERNAL LETTER(PAUL SHAW, THE MIT PRESS, 2015)に『トラヤヌス帝の碑文がかたる』(木村雅彦)が紹介されました。
THE ETERNAL LETTER
TWO MILLENNIA OF THE CLASSICAL ROMAN CAPITAL
EDITED BY PAUL SHAW 2015
THE MIT PRESS
ISBN 978-0-262-02901-8
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ヴィネット01号
トラヤヌス帝の碑文がかたる
木 村 雅 彦 著
B5判 76頁 並製本
増 刷 出 来
定 価 : 本体 2,600円+税
ローマのトラヤヌスの碑文は西暦114年に建立されて、すべてのローマ大文字の淵源とされるものです。ここからアイデアを得て、出発した欧文書体は数えきれないほどあります。
本書では18世紀のナポレオン3世による複製以来の拓本採取に成功して、その写真と拓本、大判折り込み 2 点を含む豊富な写真と図版によって、トラヤヌスの碑文の魅力をくまなく紹介しました。
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『 THE ETERNAL LETTER 』に紹介されたとおり、『 トラヤヌス帝の碑文がかたる』 は
事前のながいイタリア側との交渉の末、木村雅彦、春田(木村)ゆかり夫妻の
「 遅くなった新婚旅行 」 として1999年05月10日、原寸拓本採取と、撮影が完了
したものです。
『 トラヤヌス帝の碑文がかたる』のテキストは日本語だけですが、欧米でもやはり
関心がつよく、外国向け販売もすくなくありません。
『 THE ETERNAL LETTER 』(PAUL SHAW,THE MIT PRESS, 2015)は
オンライン・ブックショップなどで入手できますが、ここにあらためて
『 トラヤヌス帝の碑文がかたる 』(木 村 雅 彦 著、朗文堂) をご案内いたします。
ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
【 詳細情報 : 朗文堂ブックコスミイク トラヤヌス帝の碑文がかたる 】
【会員情報】 新造形空間<co – lab 墨田亀沢>創出/株式会社サンコーと有薗克明・有薗悦克父子
<co-lab 墨田 亀沢>について
Locations / SUMIDA-KAMEZAWA
◎ <co-lab 墨田 亀沢> コンセプト
「墨田区のものづくり および 印刷業を再考し、新産業を作る」。
<co-lab 墨田 亀沢>は、町工場と住宅街が密集する墨田区の下町にありながら、水辺の安らぎが感じられる大横河親水公園と、相撲や浮世絵といった江戸文化が息づく北斎通りの交差するエリアに存在します。
江戸時代からもの作りと文化を創出してきた、墨田に根ざしたクリエイティブ・プラットホームとして<co-lab 墨田 亀沢>は、印刷業などの地場ものづくり産業と地域のクリエイターをつなぎ、墨田という街にクリエイティブなビジネスと活気を創出する場として、2015年02月にスタートしました。
◎ シェアオフィスとしての<co-lab 墨田 亀沢 : re-printing >
co-lab は、クリエイターとクリエイティブワーカー専用のシェアオフィスです。 定常的に同じ場所を利用でき、PC や荷物も置いたままで、メインオフィスとして使いやすい『レジデンスタイプ』と、フリーアドレス型の『ノンレジデンスタイプ』の2種類の利用方法があります。
また、総勢300名を超えるco-lab の、ユニークで質の高いクリエイティブ・コミィニティに参画できるプラットフォームであることに加えて、印刷工場に併設されてオフィスがあるため、オフセット印刷や活版印刷等の業務用印刷機、熟練した印刷職人の技術など、プロフェッショナルのための印刷ファシリティー(施設・設備)とノウハウを享受しつつ、仕事ができるというのが大きな特徴となっています。
◎ 場に付随する まちのクリエイティブ相談窓口< co-factory : re-printing >
co-lab 所属のクリエイターをはじめ、地域の方にとって、まちのクリエイティブ相談窓口となる<co-factory : re-printing> では、実務的な印刷にまつわる制作業務を請け負うほか、既存の制作工程にデジタルファブリケーションなどの新しい技術を取り入れて、次世代の印刷業を思考実践する場にしたいと考えています。
また、墨田やその周辺で起きているものづくりなどの地場産業の新しい変化をキャッチし、クリエイティビティのコンバーターとなる、クリエイターや各種専門家、地域の子ども達などと、地場産業の方々とを橋渡しし、実験的なワークショップやイベントを開催するなどして、地域の創造性に還元する役割を担う拠点として機能したいと思っています。
◎ ご見学の申し込みや施設に関するお問い合わせはこちらまで。
【 詳細情報 : co-lab 墨田 亀沢 Facebook 】
特 徴
- 総勢300名を超えるco-lab の ユニークで質の高いクリエイティブ ・ コミュニティに参画できるプラットフォームです。
- 印刷コンシェルジュやコミュニティ・ファシリテーターが駐在し、気軽に印刷や各種制作実務に関するプロフェッショナルな相談ができるなど、「印刷」や「ものづくり」がすぐそばにある仕事場として実用的なインフラが整備されています。
また、活版印刷機やカッティングプロッターなどが整備されており、講習を受ければ自分でも使うことができます。 - クリエイターや地域の子ども達、地場産業の方々と一緒に行う、実験的なワークショップやイベントへの参加など、場を通じて行うまちづくりへのアプローチや各種情報発信に参画できます。(ご自身の活動でもスペースを優待料金で利用可)
- スカイツリーや浅草からほど近い「イースト東京」の魅力にあふれた錦糸町と両国の間に位置し、城東や北関東エリアにお住まいの方にとってもアクセスのよい東京の拠点として使えます。
- 所在地
〒130-0014 東京都墨田区亀沢4-21-3
最寄り駅
JR総武線・地下鉄半蔵門線[錦糸町駅]北口徒歩9分
JR総武線 [両国駅] 徒歩20分/地下鉄大江戸線[両国駅]徒歩14分
JR東武線 [業平橋駅]下車 都バス新橋行[ 亀沢四丁目]下車 徒歩3分 - 建 物
地上 5 階建て - 事業主/施設運営
株式会社 サンコー
【 詳細情報 : 株式会社サンコー COMPANY OUTLINE 】
企画運営協力 : 春蒔プロジェクト株式会社
受 付
tel : 03-6658-5292 fax : 03-6658-5293
mail : sumida_recept@co-lab.jp
受付時間 : 平日11:00-12:00、13:00-17:00
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あたらしいカタチの、あたらしい造形空間が東京都墨田区亀沢に誕生しました。
その名は<co-lab 墨田 亀沢>。
<co-lab 墨田 亀沢>は、ふるく、江戸時代からもの作りと文化を創出してきた、墨田に根ざしたクリエイティブ・プラットホームとして、印刷業などの地場ものづくり産業と、地域のクリエイターをつなぎ、墨田という街にクリエイティブなビジネスと活気を創出する場として、2015年02月にスタートしました。
<co-lab 墨田 亀沢>の事業主・施設運営は、1967年設立の、歴史ある写真製版と印刷業社/株式会社サンコーです。 同社社長/有薗克明 Arizono Katsuaki さんと、経営企画室/有薗悦克 Arizono Yoshikatsu さんの夢をのせ、周到な準備期間ののち<co-lab 墨田 亀沢>はオープンを迎えました。
<co-lab 墨田 亀沢>には 当初から 小型活版印刷機 Salama-21A の導入がはかられ、そのため有薗ご父子は、Salama-21A 操作指導教室、活版カレッジ を周到に事前受講されておられます。
アダナ・プレス倶楽部のあたらしい仲間の輪がどんどん広がっています。お近くの皆さんは、ぜひとも<co-lab 墨田 亀沢>をおたづねください。
【活版カレッジ】 2015年 春期夜間部講座 開講のお知らせ
朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部の直接指導により
本格的な活字版印刷術の
知 ・ 技 ・ 美 の 三領域を バランス良く学べます。
<活版カレッジ 2015年春期講座>が04月08日[木]から開講しました。
今回は女性が三名、男性が一名での開講となりました。
<活版カレッジ>は、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Adana-21J , Salama-21A によるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
< 活版カレッジ 2015年春期講座 >
01月01日播種した<野沢菜>が開塾を待ちかねていたように、花をつけての祝福でした。
《 活版カレッジ 》 は、実技 ・ 実践を重視し、定員四名という徹底した少人数の講座です。
うれしいことに、あたらしい活版実践者、あたらしい活版造形者が着実に増加しています。
今回の講座は夜間部での開講ですが、先行お申し込みのお客様で定員となり、一般公募を経ないでの開講となりました。
次期 の<活版カレッジ夏期講座>は、2015年07-09月の開講を予定しており、しばらく先となりますが、なにぶん少人数の講座ですし、すでに数名のお申し込みがあり、ここ数回、一般公募ができない状況がつづいております。
《 活版カレッジ 》 受講ご希望の方は、できるだけお早目に、朗文堂/アダナ ・ プレス倶楽部の @メール まで受講希望の意向をご連絡ください。一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげ、受講ご意向の再確認をさせていただきます。
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活版カレッジ
【 講座教室 】 東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル 4FB 朗文堂内 ( 通学制 )
【 講 師 】 朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部
◎ 受講期間 3 ヶ月 木曜日 全 9 回(毎月 3 回)
※ 各コース定員 4 名(お申込先着順)
※ 毎月 木曜日の開講。 第 4 - 5 週は基本的にお休みです。
※ 年末年始 ・ GW ・ 夏期休暇などに際して若干の変動があります。
◎ 徹底した少人数講座のため、お申込先着順とさせていただきます。
◎ 受講希望者多数の場合には、次期講座への予約をお勧めする場合がございますのでご了承ください。
◎ 次期の開催日時と募集の開始は、ここ アダナ ・ プレス倶楽部ニュース にて随時お知らせいたします。
◎ 《 活版カレッジ 》 受講希望の方は、お気軽に、できるだけ事前に、アダナ ・ プレス倶楽部の @メール まで受講希望の意向をご連絡ください。 一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげます。 積極的なご参加をお待ちしております。
【 基本情報 : 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 活版カレッジ 】
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活版歳時記 ────
三椏 ミツマタ の花 四月初旬 撮影者 : 古谷昌二さんのコメント
三椏の撮影地は、秦野からバスで大山山麓の蓑毛に行き、そこからヤビツ峠に通じる山道の途中に群生していました。 富士山の写真は、ヤビツ峠から少し登った岳ノ台 ( 標高およそ900 m ) からのズームアップしたものです。 いずれも秦野市に属している地区です。
三椏や やまさと ふかく かをりける
― よみし ひとを しらず ―
みつまた ( 三椏 ・ 三叉 ) は中国原産のジンチョウゲ科の落葉低木で、わが国でも暖地に栽培されています。 その枝はかならず三つにわかれることからその名がうまれました。樹皮の靱皮をとって手漉き紙の材料とします。
櫻にさきだって、黄色の筒型小花をつけ、つよいかおりを発するので 「 結香 ムスビキ」 の和名もあります。 中国ではその色合いとかおりをめでて 「 黄瑞香 」 とされます。
【朗文堂ブックコスミイク】 出版記念講演会 髙野 彰 『洋書の話』を語る-終了しました。
【 プリント用 PDF lecture_takano】
【 出版記念講演会 】
髙 野 彰 『 洋書の話 』 を語る
◯ 日 時 : 2015年03月14日[土] 14:00 - 16:00
◯ 会 場 : 東洋美術学校 D 棟 学生ホール
◯ 主 催 : 朗 文 堂
◯ 後 援 : 学校法人 専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局
【会員からの情報】 英国 BBC News, テムズ川河床から<Doves Type>を発掘と報じた。
19世紀世紀末から20世紀の初頭、ロンドンテムズ河畔の
アッパーマル通りにあった、印刷と製本工房が Doves Press でした。
Doves Press は、Cobden – Sanderson と Emery Walker を中心に
Arts and Crafts movement の中核的な存在として知られ
多くの忘れられない図書をのこしています。
Doves Press の工房は、俗に Doves Type とされる
フィリップ ・ プリンスの活字父型彫刻による
独自のハウスフォントを所有していましたが、
1917年(大正06)に、両者のあいだのいさかいがもとで
工房裏のテムズ川にすべての活字と活字複製原型が
投げ捨てられたとされています。
それがこのたび、潜水作業をともなった涙ぐましい調査によって
活字の一部が発見されたことを
英国 BBC News が動画入りで報告しました。
[ 情報提供 : タイポグラフィ学会会員 K 氏 ]
【 元記事 英国BBC : Lost typeface printing blocks found in river Thames 】 動画あり 01:03
Lost typeface printing blocks found in river Thames
7 February 2015 Last updated at 11:15 GMT
Printing blocks for a typeface called Doves Type have been discovered in the River Thames.
The font has not been used for nearly a century as the printing type blocks, used to print letters, were thrown into the river in 1917.
Cobden – Sanderson と Emery Walker のふたり
古写真から ―― テムズ川からアッパーマル通り方向をみる。 高木の左手 ボートハウスのうしろがダブス ・ プレス跡。 その左側 低木のうしろが、ウィリアム ・ モリスらによるケルムスコット ・ プレス跡。
ダヴス ・ プレスの代表作のひとつ 『 Paradise Lost 』。印刷 : 1902年、製本 : 1907年
『 Paradise Lost 』の本文ページ。 Doves Type は Arts and Crafts movement の意を体して、ニコラ ・ ジェンソンによる ヴェネチアン ・ ローマンに範をもとめ、パイカ (12 pt. ) サイズだけが、フィリップ ・ プリンスの活字父型彫刻によって製造された。
このページのタイトルとイニシャルは、エドワード ・ ジョンストンによるカリグラフィである。 ジョンストンは、12冊のヴェラム特装本には金泥で書写した。 それを版下として凸版印刷した紙製の図書もつくられた。
【朗文堂ブックコスミイク】 出版記念講演会 髙野 彰 『洋書の話』を語る
【 出版記念講演会 】
髙 野 彰 『 洋書の話 』 を語る
◯ 日 時 : 2015年03月14日[土] 14:00 - 16:00 *13:30より受けつけ
◯ 会 場 : 東洋美術学校 D 棟 学生ホール
161-0067 東京都新宿区富久町2-6
地図 http://www.to-bi.ac.jp/access/
◯ 聴講料:2,000円
◯ 主 催 : 朗 文 堂
◯ 後 援 : 学校法人 専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局
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* 要申し込み登録 : 03月02日[月] 申し込み締め切り
会場 ・ 資料準備の都合上 < 朗文堂 E-mail > robundo@ops.dti.ne.jp 宛に、「 件名 : 洋書の話講演会 」 としてお申し込みください。 03営業日以内にお断りの返信が無い場合は受けつけ完了とさせていただきます。 会場定員は40名です
【 プリント用 PDF lecture_takano 】
──────────── <参考資料>
【 朗文堂 ブックコスミイク 新刊紹介】 洋 書 の 話 髙 野 彰 著
洋 書 の 話
◯ 著 者 : 髙 野 彰
◯ 発行日 : 2014年11月13日(初刷り)
◯ 発 行 : 朗 文 堂
◯ 定 価 : 本体3,700円+税
*
2015年02月12日より 第二刷り発行
A5判 並製本 ジャケット付 263 ページ
ISBN978-4-947613-91-2
上掲画像はクリックすると拡大画像でご覧いただけます。
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< 著者あとがきより >
バウアーズが Principles of bibliographical description を出したのは1949年のことである。年代的には古いが、記述書誌学を扱った著作で、バウアーズを越える著作は現在も出ていない。 この著作は現在も記述書誌学の重要な基本書であることにかわりはない。
その後、1969年にはパドウィック (E. W. Padwick) が Bibliographical method を出した。1970年にはピアス (M. J. Pearce) が A workbook of ana-lytical & descriptive bibliography を出している。
そしてギャスケルは1972年に A new introduction to bibliography を出した。
しかしいずれもバウアーズの解説書に近い。 ピアスなどはバウアーズ本を章ごとに取り上げて解説しているほどである。 バウアーズ本が難解なため、解説書や入門書が必要なのである。
『 洋書の話 』 の初版が出たのは1991年のことである。 1995年には増補版を出したが、その後、絶版となってしまった。 そしてこの度、第2版を出す機会を得た。 初版そして増補版で扱っている時代は16–18世紀が中心であったが、今回もその範囲を越えていない。
『 洋書の話 』 も記述書誌学の概説書であるが、洋書がどんな姿をしているか、その姿はどのようにして作られたのかを示そうとしている。 その意味では、本書は、書名に示したように、洋書に関する本と見ていただいても良い。
そのためにも、これまで以上に図を多く取り入れ、目で見てわかるようにつとめた。 これまで何気なく見てきたことにも意味があることを知り、それらがどんな目的で用いられ、どんな姿で本に現れているかを理解できるはずである。
記述書誌学は完成した学問ではない。 現在も模索し、発展を続けている学問である。 未解決の問題も多い。 しかしこの知識を通して得られる情報は計り知れない。 記述書誌学を目指す人や洋書に興味を抱いている人にとってお役に立てば幸いである。
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< 主な内容 > 目次より
1 章 4°:A‒P4 とは何か
2 章 本の隠れた特徴
3 章 折丁式の作り方
4 章 扉の転写
5 章 扉以外の部分の転写
6 章 記述の単位
7 章 記述書誌学とは
8 章 記述書誌と目録の違い
9 章 準ファクシミリ転写法小史
参考図書/用語集/あとがき/索 引
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< 著者紹介 >
髙 野 彰 (たかの あきら)
1941年 生まれ
1964年 東京大学総合図書館 勤務
2001年 跡見学園女子大学文学部教授
2012年 跡見学園女子大学文学部特任教授
2013年 退官
博 士(日本文化)
◯ 主要著書
『 洋書の話 』 増補版(丸善、1995年)
『 帝国大学図書館成立の研究 』(ゆまに書房、2004年)
『 英語本の扉 』 (朗文堂、2012年)
【 関連 URL : 出版記念講演会 / 髙野 彰 『洋書の話』を語る 】
──────────── <参考資料 ② >
『 英語本の扉 その歴史と役割 』
◯ 著 者 : 髙 野 彰
◯ 装 本 : A5判 並製本 ジャケット付 176ページ
◯ 発行日: 2012年8月28日
◯ 定 価 : 本体1,900円+税
ISBN978-4-947613-86-8 C3000
本書は「扉」の役割とその歴史を解き明かした書物です。
書物に関心のある人にとって、刺激的な内容になっています。
1500年頃の英語本の扉には、木版の書名、木版の絵を併用した書名、扉全体を囲んだ装飾の枠内に示された書名、コップや逆三角形やワイングラスの形をした書名など、興味深い工夫が目に付きます。
こんな工夫をしたのは、扉ページを本文ページとみなしていたからです。
そのおかげで、扉は本の品質を保証するページになれるのです。
【関連 URL : [ブックコスミイク]新刊書籍 髙野 彰著 『 英語本の扉 』 のご案内 】
【会員情報】 台湾の林 昆範さん、「Red Dot Award : Communication Design 2014」デザイン賞を獲得。
台湾の中原大学文化創意研究センター ( 林 昆範老師 ) が、2014年春のふたつの iF デザイン賞に続き、同年の秋に 「 Red Dot Award : Communication Design 2014 」 デザイン賞を獲得されました。
過去の講演会の記録 : 林 昆範 宋朝体と明朝体 書写系と彫刻系書体の相剋
この研究は、中国桂林にある観光企業との産学協同による成果で、中国西南地方の民族衣装に用いられた「お守り」のような伝統紋様からヒントを得て、観光地のブランドイメージにも利用されています。
【 関連情報 : 花筏 皆さまの友人、台湾の林 昆範さんが Red Dot 賞を獲得されました 】
ところで、台湾では伝統的に旧暦で新年を祝います。 わが国でいうところの旧正月です。
台湾での2015年の春節は02月19日。大みそかに当たる02月18日から数えて06連休となります。
なお、2016年以降の旧暦元旦は次のとおりです。
2016年02月08日、2017年01月28日、2018年02月16日。
意外に面倒なものですね。さらに厄介なのは、おなじ旧暦といいながら、中国と台湾では休日の設定などが微妙にずれており、さらに困惑をまねきます。
下掲写真は、旧暦正月にそなえた、林 昆範さん製作の、縁起のよい < お年玉袋 > です。
中国における少数民族とは、中華人民共和国 ( 以下中国 ) 政府が規定した、国民の 92% を占める漢民族 ( 漢族 ) 以外の少数民族政策による分類における「少数民族」のことです。
中国政府は、民族区域自治という少数民族政策を取っています。 国民を漢民族と55の 「 少数民族 」 とに区分し、その民族ごとに、集住地域を 「 区域自治 」 の領域として指定しました。
そこでは 「 民族の文字 ・ 言語を使用する権利 」、「 一定の財産の管理権 」、「 一定規模の警察 ・ 民兵部隊の組織権 」、「 区域内で通用する単行法令の制定権 」 などをおこなうことを認めています。
林 昆範さんの研究手法は、徹底した現地調査を基盤として、その文化の根源をさぐることにあります。 中国の少数民族は、比較的僻遠の地に居住していることが多く、現地調査には困難も多いようです。
今回は、下掲図左から、
01) ヤオ族-瑶族 02) ミャオ族-苗族 03) トン族-佝族 04) チワン族-壮族 です。
【 参考資料 : ウィキペディア 中国の少数民族 】
【タイポグラフィ学会】 『タイポグラフィ学会誌 07』を刊行。 朗文堂にて発売開始。
『 タイポグラフィ学会誌 07 』
A4判 80ページ かがり綴じ 並製本
ISSN 1882–2339
編集 ・ 発行 : タイポグラフィ学会
発行日 : 2014年11月30日
発 売(特別委託直販) : 朗 文 堂
定価 : 3,000円 (送料 ・ 税別)
発行部数 : 非会員向けには僅少部数のみの頒布となります。
学生向け特別頒布価格 : 2,000円 ( 学生証明書の提示が必要です。 送料 ・ 税別 )
タイポグラフィ学会 は、タイポグラフィという技芸に学問的な基盤を与え、その成果を実技 ・ 実践を通して社会に貢献することを目的に、2005年8月に設立されました。
『 タイポグラフィ学会誌 』 は2007年に創刊、今回が07号となります。
『 タイポグラフィ学会誌 07 』 には、江川活版製造所研究会による 「 江川次之進の事績と江川活版製造所の変遷 」 と題した研究ノートを掲載いたしております。
「 江川次之進の事績と江川活版製造所の変遷 」
明治の時代に活字の行商から身をおこして、活字や印刷機器の製造 ・ 販売をおこなう江川活版製造所を創設した江川次之進という印刷人がいた。 しかし、江川次之進と江川活版製造所の履歴を記した資料はきわめて少ない。
(「 本研究ノートの目的について 」 より )
これらの研究成果が、日本国内のみならず各国の研究者によって広く参照されて、タイポグラフィ研究の発展に寄与することを希望するとともに、『 タイポグラフィ学会誌 』 が今後さらに、タイポグラフィの研究における特色ある媒体として成長していければと考えております
― タイポグラフィ学会
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* 本書はタイポグラフィ学会から朗文堂が特別委託を受けて販売するものです。
*本書は限定された書店でしか取扱されていません。 お申し込みは朗文堂、タイポグラフィ学会事務局 宛てに直接お願いします。
* 学生向け特別頒布価格での購入 ( タイポグラフィ学会、朗文堂のみでの取扱い ) の際は、学生証明書の提示が必要となります。
* 「書籍名 ・ 冊数 ・ 申込者氏名 ・ 郵便番号 ・ 送付先住所 ・ 電話番号 」 を明記の上、小社宛てにファクシミリまたは Eメール でご注文ください。
* 『 タイポグラフィ学会誌 01-07 』 バックナンバーでのご発注も可能です。
* 恐縮ながら送料 ・ 振込料はお客さまのご負担となります。
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お申込 ・ お問い合せ
株式会社 朗 文 堂
Telephone : 03-3352-5070
Facsimile : 03-3352-5160
E-mail : robundo@ops.dti.ne.jp
【会員からの情報】 Washington Post - はじめて<アメリカ>を記載した500年前の地図を報道。
Washington Post は、現在私たちが知っている世界の大陸のおおよその姿を描き、「 アメリカ 」、「 太平洋 」 などをしるした地図を最初描いた人物として、ドイツの マーチン ・ ヴァルトゼーミュラー (Martin Waldseemüller ) によって製作された地図を報告しました (2014年2014年12月11日)。
その情報を会員の I 氏から提供いただきましたので紹介いたします。
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【 基本情報 : Washington Post This 500-year-old map was the first to mention “America” 】
上掲図版は 『 ワシントン ・ ポスト 』 が報告したもので、1507年にドイツで数千部が 「 印刷」 されたとされています。
ときはまさに クリストファー ・ コロンブスのような探検家が活躍した 「 大航海時代 」 のさなかでしたが、マゼランらによる 「 世界周航 1519-22 」 より以前であり、ユーラシア大陸、アフリカ大陸などは比較的詳細に描かれていますが、アメリカ大陸はもとより、インド亜大陸や、わが国らしき島島は奇妙な形象をしています。
この 「 数千部が印刷された地図 」 の印刷方法は銅版印刷とみられますが、公開画像の解像度からではつまびらかにはしません。 また現存する物はわずかに一部だけと報告されています。
これより50年ばかり以前、1455年ころに印刷された図書、いわゆるグーテンベルクの 『 四十二行聖書 』 が40部余の現存をみるのにたいして、紙葉の保存の困難さをおもわせる数字ではあります。
この地図は1901年にイエズス会士聖職者によってドイツの古城で発見されましたが、地図の四隅に記載されたテキストに 「 アメリカ America 」、「 大平洋 Pacific Ocean 」 などという語が紹介されているそうです。
アメリカ合衆国はこの地図の入手に熱心で、数十年におよぶ交渉の末、ドイツの所有者から 10 万ドルの巨費を投じて、「 米国議会図書館 Library of Congress 」 に収納する合意に署名しました。
詳細は元資料をご覧ください。
活版カレッジ 2015年 冬期昼間部講座 開講と公募終了のお知らせ
朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部の直接指導により
本格的な活字版印刷術の
知 ・ 技 ・ 美 の 三領域を バランス良く学べます。
<活版カレッジ>は、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Adana-21J , Salama-21A によるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
《 活版カレッジ 》 は、実技 ・ 実践を重視し、定員四名という徹底した少人数の講座です。
次期 の冬期講座は、2015年01-03月の開講です。
うれしいことに、あたらしい活版実践者、あたらしい活版造形者が着実に増加しています。
今回の講座は、かねてよりご要望の多かった昼間部での開講ですが、すでに先行お申し込みのお客様で定員となり、一般公募は困難となっております。
夜間講座の開講は来来期、2015年04-06月を予定しており、しばらく先となりますが、なにぶん少人数の講座ですし、すでに数名のお申し込みがあり、ここ数回、一般公募ができない状況がつづいております。
《 活版カレッジ 》 受講ご希望の方は、できるだけお早目に、朗文堂/アダナ ・ プレス倶楽部の @メール まで受講希望の意向をご連絡ください。一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげ、受講ご意向の再確認をさせていただきます。
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活版カレッジ
【 講座教室 】 東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル 4FB 朗文堂内 ( 通学制 )
【 講 師 】 朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部
◎ 受講期間 3 ヶ月 木曜日 全 9 回(毎月 3 回) 19 : 00-22 : 00 (昼間部のみ14 : 00-17 : 00)
※ 各コース定員 4 名(お申込先着順)
※ 基本的に木曜日の開講。
※ 年末年始 ・ GW ・ 夏期休暇などに際して若干の変動があります。
◎ 徹底した少人数講座のため、お申込先着順とさせていただきます。
◎ 受講希望者多数の場合には、次期講座への予約をお勧めする場合がございますのでご了承ください。
◎ 次期の開催日時と募集の開始は、ここ アダナ ・ プレス倶楽部ニュース にて随時お知らせいたします。
◎ 《 活版カレッジ 》 受講希望の方は、お気軽に、できるだけ事前に、アダナ ・ プレス倶楽部の @メール まで受講希望の意向をご連絡ください。 一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげます。 積極的なご参加をお待ちしております。
【 基本情報 : 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 活版カレッジ 】
ダイカストと、先駆けとなった活字鋳造の産業革命-ブルース活字鋳造機の誕生
<2014 日本ダイカスト会議 ・ 展示会 >
◯ 日 時 : 2014年11月13日[木]-15日[土]
◯ 場 所 : パシフィコ横浜
◯ 会 場 : 展示会場 パシフィコ横浜 展示会場Dホール(自由観覧 ・ 無料)
◯ 主 催 : 一般財団法人 日本ダイカスト協会
【 詳細 : 日本ダイカスト協会 2014 日本ダイカスト会議 ・ 展示会 】
David Bruce, Junior 1802 - 92
手回し式活字鋳造機 ( Pivotal type caster, Bruce Casting Machine ) の考案者。
米国フィラデルフィアの活字商、デヴィッド ・ ブルースⅠ世の子。
写真上) 手回し式活字鋳造機 ( Pivotal type caster, Bruce Casting Machine )。
写真中) ブルース型活字鋳造機の心臓部ともいえる鋳型。
ボディサイズ( ≒天地)により鋳型は交換可。Setwidth ( ≒ 字幅)により左右にスライド。
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隔年で開催される <2014 日本ダイカスト会議 ・ 展示会 会議> が開催された。 ダイカスト( Die Casting ダイキャスト )とは耳なれないことばかも知れない。
ダイカストとは ―― Die 金型、Casting 鋳造 ・ 鋳物 ―― のことである。
換言すると、金型 カナガタ をもちいる鋳造法のひとつで、その製品をもダイカストという。
複製原型として堅牢な金型をもちい、その金型に、溶融した金属を、圧力を加えて注入する(圧入)ことによって、高い寸法精度の鋳物を、短時間に大量に生産する鋳造方式であり、その製品のことである。 ダイキャストともいわれる。
ダイカストは、現代工業製品の基礎技術のひとつともいえ、自動車のエンジン、ボディの一部、タイヤホイール、携帯電話のフレーム、カメラのボディをはじめ、高精度な工業製品に盛んにもちいられている鋳造(イモノ)の技術のひとつである。
朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部の小型活版印刷機 Adana-21J , Salama-21A の設計 ・ 製造に際しても、多くの金型(鋳型)がつくられ、そこにアルミ合金などを <圧力を加えて金属を注入する鋳造法> ダイカスト製品がたくさんもちいられている。
そもそも、鋳造、鋳物をつくる技術は、ふるく奈良時代から、祭具、仏像、釣り鐘、武具などの製造でもおこなわれていたが、そこでもちいられていた型(鋳型)は、現代では砂型とされるものがほとんどで、精度 ・ 強度がともにもひくく、高速かつ大量生産には適していなかった。
意外なことに、そのダイカストというあたらしい鋳造法のはじまりは、産業革命をへて、アメリカのブルース活字鋳造機 Bruce Casting Machine ( アメリカ特許 No.3324,1843年 )が、ダイカストの製品化 ・ 実用化のはじめとされている。
デヴィッド ・ ブルースⅡ世は長い春秋のときを終え、1834年ニュージャージーに移り、それ以降はハンド・モールドという、ちいさな器具、ないしは道具でしかなかった活字鋳造法に、機械としての活字鋳造機の製作をおもいたち、1828年、フィラデルフィアのウィリアム ・ ジョンソン ( William M. Johnson )が考案製作した機械に最初の暗示を得て、機械システムとしての活字鋳造機の製造に没頭した。
数次の改良をへて、ブルース活字鋳造機 Bruce Casting Machine ( アメリカ特許 No.3324,1843年 )が完成し、実用機として販売された。 これがダイカストの製品化 ・ 実用化のはじめとされている。 すなわち、タイポグラフィとは切っても切れない技術がダイカストである。
【 詳細情報 : David Bruce, Jr. 】 【 画 像 集 : bruce junior david type caster 】
ブルース活字鋳造機のわが国への導入はふるく、アメリカでの実用化から30年ほどのち、はやくも1876年(明治09)に、元薩摩藩士 ・ 神崎正誼 カンザキ-マサヨシ による、東京銀座 (東京市京橋区南鍋町貳丁目壹番地) の活字商/弘道軒、 活版製造所弘道軒に導入されていた。
同社ではこの活字鋳造機を 「カスチング」 ( casting を訛ったもの) と呼び、自社開発書体 「 弘道軒清朝体活字 」 の鋳造を中心として繁忙をみたこともあった。
またいっときではあったが、ほぼ隣接して開設されていた 『 東京日日新聞 』 ( 現 『毎日新聞』 の前身のひとつ ) の本文用活字の一部にも、この 「カスチング ブルース活字鋳造機 Bruce Casting Machine 」 をもちいた活字を供給していた。
[ 片塩二朗 「弘道軒清朝体活字の製造法とその盛衰」 『タイポグラフィ学会誌 04』 2010年12月01日 ] 「 カスチング ブルース活字鋳造機 Bruce Casting Machine 」は、当時の世相にあっては機器のメンテナンスや部品の補給が海外企業では追いつかず、ほとんどが国産の模倣機がもちいられた。
その後自動化の進んだトムソン型の自動活字鋳造機の導入によって、 「 カスチング ブルース活字鋳造機 Bruce Casting Machine 」は、「 手回し式活字鋳造機、手回し、ブルース 」 などと呼ばれて、現在も現役で稼動している。
【 参考資料 : 『VIVA 活版 !! 』 大石 薫、朗文堂 】
そんなダイカストの歴史 ・ 技術 ・ 可能性 ・ 魅力を知ることができる展示会が開催された。 https://www.youtube.com/watch?v=-hUGBD5h-po
1920年代の活字ハンドモールド操作の実態が貴重な動画で掲載されています。(00:59)
ヒシャクでの活字合金の流し込みののち、はげしく上下動させるのは、ダイカストにみる「圧入」にかえて、活字のツラの細部まで地金を滲透させるためであり、また活字ボディに 「 鬆 ス ― 溶融状態の地金が冷却して収縮するとき、金属部分に生ずることがある空洞部分 」 が発生しないようにするためです。
Oxford Academic ( Oxford University Press )の提供によるものですが、 共有リンクができない設定のようですので、上掲 URL からご覧ください。
<2014 日本ダイカスト会議 ・ 展示会 >には、主催団体の日本ダイカスト協会の依頼によって、伊藤伸一氏が所有している 「 活字ハンドモールド 」 が正面入り口に展示され、おおきな話題を呼んでいた。
これから日本ダイカスト協会でも、活字鋳造とダイカストとの関連がおおいに話題となり、行動が開始されることが予想された。
このハンドモールドの1920年代における使用の実際の映像が、上掲 YouTube にアップされているのでぜひともご覧いただきたい。
またダイカストに関する貴重な資料として、日本ダイカスト協会技術部の西 直美氏による論文の一部を以下に紹介した。ウィキペディアの 「 ダイカスト 」 も、ほぼ同氏の論文を引いて構成されているようである。
西 直美 「ダイカストの歩み 活字鋳造から自動車足回り部品まで」 『軽金属』 (第57巻 第04号、社団法人軽金属学会、2007年)
【 関連資料 : ウィキペディア ダイカスト 】
あわせて、アダナ ・ プレス倶楽部 < 活版凸凹フェスタ2009 型形 カタカタ まつり > の資料も、ここに紹介しておきたい。
< ダイカストとは …… >
ダイカスト (die casting ) とは、金型鋳造法のひとつで、金型に溶融した金属を圧入することにより、高い寸法精度の鋳物を短時間に大量に生産する鋳造方式のことである。
ダイキャストともいわれる。
またこの鋳造法だけでなくダイカスト鋳造法による製品をもダイカストという。
日本におけるダイカストの研究は1910年(明治43年)ころから大学の金属研究室を中心におこなわれ、1917年(大正06年)には最初のダイカスト会社が大崎(東京都)に設立された。
当時は鉛 ・ 錫 ・ 亜鉛を中心とした低融点合金を使用していたが、昭和に入りアルミニウム ・ 銅合金の素材も使用可能となって生産の拡大が進展し、第二次大戦中は軍需品を中心に年間 2,500 トン程度の生産まで達した。
戦後 1950 年頃までは低迷期が続いた。 1952年以降、JIS に関連規格が制定された。 その後、経済の高度成長や、自動車産業の発展、それにともなうダイカストマシンの改良 ・ 合金素材の開発が急速に進展し、2000年代にはマシンのコンピューターコントロール化 ・ 大型化もあいまって、生産性の向上と製品の多様化が顕著になっている。
ダイカスト関連年表
- 1838年(天保09年) – 米デヴィッド ・ ブルースがダイカスト活字を製品化
- 1905年(明治38年) – 米国のハーマン ・ H ・ ドーラーがダイカストの商業生産開始
- 1910年(明治43年) – 日本でダイカストの研究開始
- 1917年(大正06年) – 日本初のダイカスト製造(ダイカスト合資会社)
- 1922年(大正11年) – 国産ダイカストマシン製造
- 1935年(昭和10年) – 軍需産業でダイカスト製品の研究進展
- 1940年(昭和15年) – ダイカスト製造各社に対し統制令発令、効率化のため100余社から25社に統合
- 1947年(昭和22年) – 戦後民生品製造のためにいち早く復興。日本橋白木屋にてダイカスト展示会開催
- 1949年(昭和24年) – 2 眼レフカメラボディのダイカスト化
- 1952年(昭和27年) – 油圧電気制御ダイカストマシン初導入
- 1952年(昭和27年) – JIS に関連規格が制定
- 1953年(昭和28年) – 日本において高純度亜鉛開発成功
- 1984年(昭和59年) – 日本のダイカスト生産量 50 万トン突破
- 1988年(昭和63年) – コンピュ-タ制御マシンの導入本格化
- 2002年(平成14年) – 日本のダイカスト生産量 80 万トン突破
- 2006年(平成18年) – 日本のダイカスト生産量100 万トン突破
アダナ ・ プレス倶楽部 活版凸凹フェスタ
特別企画展示 < 型形 まつり ― カタカタ マツリ― >
「 type 」 とは、「 活字 」 であり 「 型 」 そのものをあらわすことばでもあります。
「 型 」 という視点でとらえると 「 活字 Type 」 そのものが、文字情報を、広く早くたくさん伝播するための 「 印刷版 ・ 活字版 ・ カッパン 」 を構成するひとつひとつの 「 型 」 といえます。
その活字も、ふるくは簡便に砂でつくった 「 砂型 」 を使って複製したり、「 鋳型 」 や「 母型 」 という 「 型 」、その母型をつくるための 「 型 」 となる 「 パターン 」 や 「 父型 」・「 種字と蝋型 」、父型をつくるための 「 型 」 である 「 カウンター ・ パンチ 」 などの、さまざまな 「 型 」 を幾重にも利用して成り立っていることがわかります。
アダナ ・ プレス倶楽部の活字版 印刷機 Adana-21J のボディも、ロストワックスをはじめ多種の型を使って製造されています。
今回の特別企画展示では、「 活字 」 や 「 活版印刷 」 とは切っても切り離せない関係にある 「 型 」 という概念に注目し、「 型 」 にまつわるさまざまを展示いたします。
わたしたちの生活は、実にさまざまな 「 型 」 の活用とその応用技術によって支えられています。 そしてわたしたち生き物も、遺伝子の中にある 「 型 」 の組み合わせによって形づくられているのです。
「 型 」 を用いた自然の摂理や先人の叡智と技術におどろき、その多様さや合理性などに感心しながらも、「 型 」 そのものの形の面白さや美しさに触れて、わたしたちと 「 type 」 との深い結びつきを再認識していただければ幸いです。
【 基本情報 : 一般社団法人 日本ダイカスト協会 HOME 】
【 イベント詳細 : 2014年 日本ダイカスト会議・展示会のご案内 】
【 関連情報 : 朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部ニュース No.49 活版凸凹フェスタ 2009 型形まつり 】
【会員からの情報】 BBC NEWS Entertainment & Art -シェイクスピア フォリオ初版本を発見の報道。
BBC NEWS Entertainment & Art が、シェイクスピア ( W. Shakespeare 1564-1616 ) のフォリオ初版本が、ちいさなフランスの町の図書館で発見されたと報告しました (2014年11月26日 10 : 15)。
その情報を会員の I 氏からご提供いただきましたので紹介いたします。
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イギリス文学でもっとも希少本と見なされている、シェイクスピアのフォリオ(全紙を二つ折りにして、表裏04ページとした印刷物 ・ 図書)初版本が、ちいさなフランスの町で発見されたと報告した。
その本は200年間、北フランス、カレーの近く、サント=メール(Saint-Omer )のライブラリーで平穏な状態にあった。
この発見にいたったのは、この北フランスの領域と、イギリスとの間の歴史的な関係を解きあかす展示会を図書館司書が計画して、その調査結果によって同書が発見された。
「この本は、タイトルページを含んで、数ページを無くしている」
と、司書の レミー ・ コルドニエル (Remy Cordonnier)は記者に述べています。
【 リンク : BBC NEWS Entertainment & Art 】 第一図版は動画でご覧いただけます。
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洋 書 の 話
◯ 著 者 : 髙 野 彰
◯ 発行日 : 2014年11月13日
◯ 発 行 : 朗 文 堂
◯ 定 価 : 本体3,700円+税
A5判 並製本 ジャケット付 263 ページ
ISBN978-4-947613-91-2
< 主な内容 > 目次より
1 章 4°:A‒P4 とは何か [以下略]
まことに偶然のことながら、朗文堂11月の新刊 『 洋 書 の 話 』 ( 髙 野 彰、2014年11月13日、朗文堂 ) の第 1 章(ページナンバー 1 )は、< 4°:A‒P4 とは何か > からはじまっています。
『 洋 書 の 話 』 は、きわめて順調な出荷がつづいています。
したがって、この発見の重要性をご理解いただくために、いくぶん宣伝めいて恐縮ながら、同書巻頭部分をご紹介いたします。
[前略] 洋書のなかでも、特に、18世紀以前の本は手引き印刷機で印刷されてきた。 おかげで現代の本とは異なった特徴を備えている。 これらの本が次のような形で説明されていることがある。
4°:A‒P4 とは何か
これは本についてどんなことを言っているのであろうか。
折 記 号
英国の有名な劇作家 シェイクスピア ( W. Shakespeare ) の著作である Mr. William Shakespeares Comedies, histories, & tragedies が出版されたのは1623年のことである。 俗に言う 「 第 1 二折本 」 ( The First Folio ) である。 [後略]
【 詳細資料 : 朗文堂ブックコスミイク 『 洋書の話 』 】
台湾活版印刷文化保存協会 柯 志杰(カ-シケツ)さん 新刊 『字型散歩』 を上梓。
皆さまの友人にして台湾のタイポグラファ、柯 志杰(カ-シケツ)さんが、蘇 煒翔(ソ-イショウ)さんとの共著で、新刊 『 字型散歩 』 (臉符ケンプ出版 ISBN978-986-235-401-8 ) を刊行されました。
<字> を形象の変化(字形)としてとらえがちな昨今のわが国ですが、同書では <字型> として、活字である以上当然とはいえ、明瞭な <型> のさだまった字画から <字> を紹介しています。
同書 p.120 – 121 では<正調明朝体 金陵>を、「今田欣一的投下的震撼弾」としてとりあげ、<正調明朝体 金陵>は、刻本からまなび、それを現代に再生したという意味で、書体開発に新領域を拓いたものとして好意的にご紹介いただきました。
《 活版凸凹フェスタ 2012 》 会場にて ── 2012年05月05日
左) 台湾の活字製造所/日星鋳字行 張 介冠(チョウ-カイカン)代表
右) 台湾活版印刷文化保存協会 柯 志杰(カ-シケツ)さん
【 関連情報 : 活版カレッジ有志、台湾で活字彫刻・活字鋳造体験会 2012. 10. 19 】
【 関連情報 : 台湾でつくったCAD方式活字母型と初号活字 2012. 11.03 】
【活版カレッジ】 2014年夏期生募集 募集は締め切りました。次期講座へのご予約をおすすめいたします。
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部の直接指導により
本格的な活字版印刷術の
知・技・美の三領域をバランス良く学べます。
活版カレッジでは、科学と学術的根拠にもとづいた実践を基盤として、活版印刷機 Salama-21A, Adana-21J によるケーススタディ・メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
写真上) 活版カレッジ 2013年冬期生の講習風景
写真下) 活版カレッジ 2014年春期生の講習風景
「活字版印刷術 Typographic Printing」は、印刷による視覚伝達技術のなかでも、文字情報の主要な複製・伝達の手段として「活版印刷・活版・カッパン」などと呼ばれてひろく親しまれてきました。
そして今、印刷複製技術の原点として560年余におよぶ長い歴史を有し、メディアの変遷とともにさまざまな浮沈を経た「活版」が、ふたたび熱く注目され、関心をあつめています。
活版カレッジは、あたらしい活版ユーザーに向けた活字版印刷機 Salama-21A, Adana-21J の製造・発売をおこなっているアダナ・プレス倶楽部が開講する活版講座です。
──── 活版カレッジ 2014年 夏期講座 募集のお知らせ 定員に達しました!
◎ 徹底した少人数の講座のため、お申込先着順とさせていただきます。
◎ 受講希望者多数の場合には、次期講座への予約をお勧めする場合がございます。
◎ 次期の開催日時と募集の開始は、この アダナ・プレス倶楽部ニュース にてお知らせいたします。
◎ 本年は<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>ほか、イベントと活版ゼミナールが秋に重複しております。そのため秋期講座はお休みとさせていただきます。
◎ 来年1月からの冬期講座は昼間部での開講を予定していますので、 今期をのがされますと次回の夜間講座での受講は 来年の春期講座以降となります。この機会にぜひご受講ください。
◎ 《活版カレッジ》を受講希望の方は、お気軽に、できるだけ早めに、アダナ・プレス倶楽部の @メール まで受講希望の意向をご連絡ください。一般公募に先だってあらためてご案内をさしあげ、受講の最終確認をさせていただきます。積極的なご参加をお待ちしております。
- 活版カレッジ 2014年夏期講座
【講座教室】 東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル 4FB 朗文堂内(通学制)
【講 師】 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
【開講日時】 毎週木曜日(夜間部) 19:00-22:00
(時間超過の場合も有) 3 ヶ月間(毎月3 回、全9 回)
【定 員】 定員 4 名
【支払い期日】 開講02週間前まで(中途退講の場合でも受講料の返却はいたしません)
【講座日程】
07月10日 活版印刷概論
07月17日 和文端物組版
07月24日 文 選
08月07日 和文ページ物組版
08月21日 和文と欧文の違い
08月28日 欧文書体の歴史
09月04日 欧文スペーシング
09月11日 多色刷り 1
09月18日 多色刷り 2 - ──────────────
受講をご希望の方は <アダナ・プレス倶楽部の @メール >まで 下記の事項をご連絡ください。
1.件名 : 「活版カレッジ」2014年春期 受講希望 2.お名前 3.ご連絡先 郵便番号、ご住所、電話番号、@メールアドレス 4.活版印刷のご経験の有無。 その他、お差し支えなければ、性別、ご年齢などもお書き添えください。
各回の基本的な指導内容は統一させていただきますが、参加者それぞれのご経験やご関心をお教えいただければ、できる限り講習内容として反映いたします [お教えいただいた情報は、朗文堂/アダナ・プレス倶楽部の内部だけで使用します]。 ご参加お待ちしております。
【講演会】欧文書体百花事典 その後Ⅱ終了。ご来場ありがとうございました。
櫻前線がどんどん北上中です。皆さまお元気ですか。 春とは名のみの風がつめたい日曜日でした。 それでもたくさんの皆さんがご来場され熱い講演会でした。ありがとうございました。
この【欧文書体百花事典 その後】 講演会は、 6 回12月まで 連続開催されます。今後とも、ご支援、ご来場と、 『普及版 欧文書体百花事典』 のご愛読をお願いいたします。
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2014年04月20日[日]、東洋美術学校において、講演会【欧文書体百花事典 その後Ⅱ】が講師:杉下城司さんによって開催されました。 ご来場いただきました皆さま、長時間のご聴講お疲れになりませんでしたか。 また後援をいただきました東洋美術学校 産学連携事務局 デザイン研究会アクティ、タイポグラフィ学会の皆さまにも篤く御礼を申しあげます。
あらためてご案内いたしますが、次回の講演会【欧文書体百花事典 その後Ⅲ】は、2014年06月22日[日]、「Robert Granjon」と題して河野三男さんのご担当です。ご期待ください
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『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
第 2 回 『サンセルフの次なる模索 ローマン・サンセリフ』
講 師 : 杉下 城司
日 時 : 2014年4月20日[日]
会 場 : 東洋美術学校
主 催 : 株式会社 朗文堂
後 援 : タイポグラフィ学会/ 学校法人専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局 デザイン研究会アクティ