2008 年 08 月 06 日
芙蓉が淡い紅色の花をたくさんつけています。甲子園からは高校球児の歓声が響いてきます。日本の夏 ! 真っ盛りです。皆さまお元気ですか ?
例によってお知らせがいくつかございます。
活版カレッジがスタートします
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
詳細: http://www.robundo.com/adana-press-club/technical-guidance/index.html#kappan-college
活字版印刷術の知・技・美の三領域をバランスよく学べる「活版カレッジ」がいよいよスタートします。朗文堂 アダナ・プレス倶楽部が自信をもってお勧めする本格的な実践プログラムによって、これまでの体験型教室とはおもむきを異にした内容と、徹底した少人数教育システムによって、活字と活字版印刷の魅力を獲得できるカレッジです。皆さまのご参加をお待ちしております。
四川宋朝体 いよいよ発売開始 !
robundo type cosmique
詳細: http://www.robundo.com/type-cosmique/kinkido/ryuso.html
欣喜堂・今田欣一氏と、朗文堂組版工学研究会の共同開発による「四川宋朝体」がいよいよ発売となります。今田氏がこの書体の想を得てから 6 年余、満を持しての発売になります。
「四川宋朝体」は、漢字書体の「龍爪 りゅうそう」と、和字(ひら仮名・カタ仮名)の「もとい・さきがけ・かもめ」によって構成されています。皆さまの積極的なご使用をお待ちしております。
朗文堂 新宿私塾公開講座 ちいさな勉強会 孫明遠氏講演会
詳細: http://robundo.com/robundo/news/study-group5.html
この暑い盛りに講演会の案内など……、とおもわれるかもしれません。講師の孫明遠(Sun Mingyuan)氏は、1973 年中国陝西省西安市生まれで、今春九州大学大学院芸術工学専攻博士後期課程を修了された気鋭の研究者です。
ともするとわが国の近代漢字活字書体の研究・開発が、欧米宣教師団 → 上海美華書館 → ウィリアム・ガンブル → 本木昌造 → 東京築地活版製造所といった、ひとすじのかぼそい流れにそって語られ、製作されがちなわが国のタイポグラフィ界にあって、はじめて中国と中国語を母国・母語とされる孫明遠氏の研究は、瞠目に値する尖鋭さに満ちています。
できるだけ多くの方にご聴講いただけるように、あらたな会場を設定しました。最寄り駅からはいずれも少々時間がかかります。ゆとりをもってご参集くださいますようご案内申しあげます。
株式会社 朗文堂
〒160-0022 東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル 4F
telephone 03-3352-5070 , facsimile 03-3352-5160
http://www.robundo.com/, typecosmique@robundo.com » send email
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