以前のアダナ・プレス倶楽部ニュースです。
現在はブログにてお知らせしております。
ニュース No.012 【アダナ・プレス倶楽部便り】
活版印刷再生に向けた各地の動きをお伝えします。
「活版印刷再生元年」にふさわしく、すでに「教室のご案内」でもご紹介しておりますように、各地で「活版教室」などの準備・開設が本格化しております。わがアダナ・プレス倶楽部でも、まず、 Adana-21J の(予定)ユーザーの皆さまにむけて、機械操作を習得していただくための「 Adana-21J 操作指導教室」を 3 月 23 日[金]から開講いたします。
ついで、とても嬉しいニュースが飛び込んできましたのでご案内いたします。大正 8 年の創業から 88 周年を迎える、横浜の名門活字鋳造所「築地活字」が「活字鋳造見学会」を開催されます。「築地活字」は豊富な活字母型と、多彩な書体数で知られ、またその活字地金の優秀さは、活版印刷専業者の皆さまにも定評のある企業です、「活字鋳造見学会」第 1 回目は、3 月 31 日[土]13:30 — 15:30 で、予約と会費¥1,500 円が必要です。ピッカピカの鋳造活字誕生の瞬間に立ち会うことができるという得難いチャンスとなります。ふるってご参加ください。
詳細:築地活字 http://tsukiji-katsuji.com/
特集記事 2:築地活字概略史
活版印刷のルネサンスは、なにも日本だけのことだけではなく、アメリカのイエール大学でも、パソコンの導入時から中断していた活版印刷術(Typography)の授業を再開準備中です。またサンフランシスコ・ブックセンター主催のワークショップでも活版印刷のクラスが大人気で、クラスを次々と増設しているそうです。(参考 The San Francisco Center for the Book/Printing Workshops )
ヨーロッパでも昨年、RotoVision 社より「LETTER PRESS」という新刊本が出版され、その関心の高まりが伝わって来ます。
『 LETTER PRESS 』David July ( RotoVision )
このような活版印刷の動向を察知した読売新聞社が、3 月 9 日(金)の朝刊に「Adana-21J」を取りあげてくださいました。(参考 YOMIURI ONLINE:「活版 印刷リバイバル」記事)
なお、この記事にも紹介がある、せたがや文化財団主催「活版再生展」というイベントに、アダナ・プレス倶楽部も参加の予定です。
今後もアダナ・プレス倶楽部では、こうした活版印刷の再生に向けた動向に対して、ひろく協力・支援態勢をとってまいります。皆さまも「こんな講習会やイベントがある」「こんな展覧会をする」といった情報がありましたら、どんどんお寄せください。
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
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