出羽桜美術館
斎藤真一「瞽 女-ごぜ」
期 間 2024年5月16日[金]-8月31日[日]
開館時間 9:30 - 17:00[入館は16:30まで]
休 館 日 月曜日[祝祭日の場合は翌日]、年末年始、展示替え期間
会 場 公益財団法人 出羽桜美術館
〠 994-0044 山形県天童市一日町1丁目4-1
電 話 023-654-5050 ▷ アクセス
入 館 料 一 般 600円、 高大生 400円、 小中生 200円
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出羽桜美術館は、1988年に、三代目仲野清次郎が永年に亘って蒐集してきた陶磁器、工芸品等の寄贈を受けて開館しました。三代目清次郎の旧住宅である明治後期頃の伝統的日本家屋の建物を活用し、木造瓦葺の母屋と蔵座敷を展示室として公開しております。
主な収蔵品は、古韓国・新羅・高麗・李朝期の陶磁器と工芸品で、そのほか斎藤真一「瞽女・明治吉原細見記」、近代文人の書、桜に因んだ工芸品、日本六古窯等三ヶ月毎の企画展示をしています。
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瞽女 (ごぜ) は三味線を抱え北陸や東北の農村や山村を訪れて、流行 (はやり) 歌を唄い、隣村の話題を届けて娯楽を運んだ盲目の女性旅芸人です。室町時代から続く文化だと知った斎藤真一は、越後高田にわずかに残っていた瞽女さんの話を聞き、暗黒の世界で地を這うような生活をしながらも、常に感謝の気持ちを忘れず互いに支え合っていた瞽女さんの人柄に惹かれて、一人一人の瞽女さんの記録を残そうと1961年から20年にも及ぶ歳月をかけて瞽女の足跡を巡り、百数十人の瞽女の哀しい生涯と、瞽女宿の人たちとの温かい心の触れ合いを作画しました。
消え去ろうをしている日本の文化に心の原点を求めた斎藤真一の深い思いが込められています。今展では油彩画と絵日記を50点展観します。哀愁に満ちた斎藤真一の世界をご鑑賞ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 出羽桜美術館 ]