月別アーカイブ: 2025年3月

【展覧会】女子美術大学美術館|女子美アートミュージアム|2025年度 女子美の先達たちと女子美染織コレクション展 春の装い|’ 25年3月25日-4月28日|終了

女子美術大学美術館
女子美アートミュージアム 2025年度
女子美の先達たちと女子美染織コレクション展 春の装い
会  期  2025年3月25日[火]- 4月28日[月]
時  間  10:00ー17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  日曜・祝日休館、大学の一斉休業日
会  場  女子美アートミュージアム
      〠 252-8538 神奈川県相模原市南区麻溝台1900
             女子美術大学 相模原キャンパス10号館1階 ▷ アクセス
      TEL 042-778-6801   FAX 042-778-6815   E-mail-bsk☆venus.joshibi.jp
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✿ 女子美アートミュージアム
女子美術大学相模原キャンパス内にある展示施設。
相模原市の豊かな自然と美術が融合する環境で市民との交流を深め、地域社会の人々に親しまれる美術館を目指しています。年間6本程度の企画展をはじめ、講演会やギャラリートーク、ワークショップなどの教育普及活動も行っています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 女子美術大学美術館 ]

【展覧会予告】大阪大学総合学術博物館|特別展 生誕100周年記念 松本奉山 ー 水墨画で世界を描くー|’ 25年4月26日-6月28日

大阪大学総合学術博物館
特別展  生誕100周年記念
松本奉山 ー 水墨画で世界を描くー
期  間  2025年4月26日[土]- 6月28日[土] * 会期内に展示替を予定。
会場案内  大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館 3階 多目的室
      〠 560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-20
      Tel 06-6850-6284(10時30分-17時00分/日・祝休館) ▷ アクセス
時  間  10時30分 - 17時00分(最終入場16時30分)
休  館  日  日曜・祝日休館。ただし、5月3日[土・祝]は「いちょう祭」のため開館
協  力  今治城、大本山摩耶山天上寺、松本奉山水墨画会、
      大阪大学大学院人文学研究科、大阪大学文学部
主  催  大阪大学総合学術博物館
入場無料
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松本奉山(1925-2010、本名:松本由美子)は、水墨画で世界を描いた女性の画家です。大正14年(1925)愛媛県今治市に生まれ、昭和13年(1938)神戸市灘区に移り住み、17歳で松本尚山(1886-1970)の内弟子となり、厳しい指導のもと鍛錬を積みました。
最初、油絵志望であった奉山は「水墨画で自分の描きたいものが描けるのか」という葛藤を抱えていましたが、昭和38年(1963)の初渡米をきっかけに新たな画境を切り開き、前例のない水墨画を作り上げました。その後も、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ各国、ブラジル、トルコなどで個展や席上揮毫を行い、世界をまたにかけて活躍しました。一方で、兵庫や琵琶湖、故郷の瀬戸内海など、日本の静かな風景に心を惹かれ連作を発表しました。
本展覧会では、奉山の初期から晩年にいたるまでの作品、スケッチブックなど、およそ100点を展示いたします。そのなかには、平成7年(1995)の阪神・淡路大震災で全壊した奉山の画室から救い出された資料も含まれています。今年は奉山の生誕100年であると同時に、阪神・淡路大震災から30年になります。この節目の年に、これまで未紹介であった作品を展示公開することで、奉山の功績を後世へ引き継ぐことができれば幸いです。

<展示構成(予定)>
◇ 序章 美山から奉山へ ―厳しい修行時代―
◇ 1 章  HOZAN開眼 ―世界へ羽ばたく水墨画―
◇ 2 章  静かな風景に心惹かれて ―日本美の再発見―
◇ 3 章  奉山芸術の到達点 ―墨色が奏でる最弱音(ピアニッシモ)―
◇ 終章 受け継がれる奉山の教え

下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大阪大学総合学術博物館 ] 

【展覧会】渋沢史料館|企画展 渋沢栄一と喜賓会 ― 明治時代のインバウンドー|’25年2月22日ー5月11日|開展壹个月

渋沢史料館
企画展
渋沢栄一と喜賓会 ―明治時代のインバウンド―
会  期  2025年2月22日[土]ー 5月11日[日] ▷ 開館カレンダー 
休  館  日  月曜日、祝日の翌平日(月曜日が祝日の場合は開館)
開館時間  10:00 - 17:00  * 最終入館は16:30
会  場  渋沢史料館    企画展示室
      〠 114-0024 東京都北区西ケ原2-16-1 飛鳥山公園内
入  館  料  一 般 300円、小 中 高 100円
後  援  株式会社帝国ホテル、万博学研究会     
主  催  公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
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渋沢栄一が力を注いだ外国人観光客誘致団体「喜賓会」の活動をご紹介します。
1893年(明治26)に創立した喜賓会(きひんかい/英語名 Welcome Society of Japan)は、外国人観光客誘致と、旅行者の支援を目的として活動した非営利の民間団体です。国際交流を重視する渋沢栄一は、創立から1914年(大正3)に解散するまで同会の活動に力を注ぎました。
喜賓会の活動は主に旅館・ホテルへの助言、通訳や旅行ガイドの監督奨励、見学先の調整、案内書や地図の発行など、近代的な旅行業のさきがけとも言えるものでした。
本企画展では、渋沢栄一がどのような思いで喜賓会の事業に尽力したのかを探ります。

< 展示構成 >
第1章 喜賓会の創立
第2章 喜賓会の活動
第3章 喜賓会が発行した旅行案内書
第4章 第五回内国勧業博覧会と喜賓会
第5章 喜賓会の解散

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|鐔・髪飾りのかたちとデザイン ― 新収蔵品を中心に|’25年3月3日-7月12日|

京都工芸繊維大学美術工芸資料館
鐔・髪飾りのかたちとデザイン―新収蔵品を中心に
Shapes and Designs of Tsuba (Sword Guards) and Hair Ornaments:
Focusing on Newly Acquired Works
開催期間  2025年3月3日[月]- 7月12日[土]
休  館  日  日曜日・祝日
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1階
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      電話番号 075-724-7924 ファックス 075-724-7920
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
協  力  京都・大学ミュージアム連携
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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刀剣を装飾する刀装具は、鐔 -つば-と三所物と呼ばれる目貫 -めぬき・笄 -こうがい・小柄 -こづか- が代表的です。柄と鞘のあいだに位置する鐔は、接近戦の際に相手の刀を受け止めるために必要であり、中央の穴には刀身を、左右の穴には笄と小柄(小刀)を通します。これら刀装具には早くからさまざまな意匠がほどこされ、強さや吉祥をあらわすものもあれば、文学的な主題を扱ったものもあります。また、髷を整えるなど身だしなみのために用いられたとされる笄は、しだいに結髪後に挿し込んで髪を飾るものへと変化しました。笄に加えて櫛や簪は多様な髪型が生まれるのに伴って髪飾りとして発達し、多彩な意匠がほどこされました。
京都工芸繊維大学美術工芸資料館で刀装具や髪飾りの所蔵がされてきたのは、意匠性と機能性を兼ね備えるものとして、恰好なデザイン教材と考えられたからでしょう。このたび新たに鐔をはじめとする刀装具約670点と髪飾り約180点を収蔵し、大きくその幅を拡げることとなりました。
本展は、新たにコレクションに加わった刀装具や髪飾りの一部を公開するとともに、鐔を中心にそのデザイン教材としての可能性を探ります。鐔は円や角、木瓜などさまざまなかたちを持ち、戦いのための適切な大きさ・重さといった条件を満たしながらデザインされています。そんな鐔そして髪飾りのかたちとデザインを通して、日本において育まれてきた身に着けるものへ美を追い求める心に学んでいただければと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館 ]