豊島区立 熊谷守一美術館
特別企画展
めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展
会 期 2025年4月15日[火]- 6月29日[日]
会場案内 豊島区立 熊谷守一美術館 第一・第二・第三展示室
〠 171-0044 東京都豊島区千早2丁目27-6
時 間 午前10時30分 - 午後5時30分 (最終入館/閉館の30分前まで)
休 館 日 毎週月曜日(祝日問わず)
観 覧 料 一 般 700円、高・大学生 300円、小・中学生 100円、小学生未満 無料
* 障害者等手帳ご提示の方は100円(介助の方1名無料)
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主 催 豊島区立 熊谷守一美術館
────────────────────
画家・熊谷守一が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)の跡地に建つ熊谷守一美術館は、2025年で開館から40年を迎えます。
節目となる2025年の特別企画展では、「めぐる いのち」と題して守一が描いた家族の肖像をご紹介し、わずか4歳で亡くなった我が子を描いた大原美術館の名品「陽の死んだ日」を当館で初めて展示します。
また、娘の弔いから帰る残された家族の姿を描いた「ヤキバノカエリ」(岐阜県美術館蔵)、画業初期に描いた父母の肖像、さらには、のちに妻となる女性を描いた「某婦人像」や、孫を抱く娘を描いた「母子像」を展示します。守一が家族と共に過ごした場所で、守一が見つめたいのちの輝きと、めぐるいのちの物語を御覧いただきたいと思います。
❖ 見どころ ❖
◇ 1. 父母や妻の像、そして子どもたちの姿など、守一が家族を描いた作品が、一堂に集まります。
◇ 2. わずか4歳で亡くなった次男 陽を描いた近代洋画の名品「陽の死んだ日」(大原美術館蔵)を、当館にて初公開します。
◇ 3. 長女 萬を亡くしてもなお、歩み続ける家族の姿を描き、モリカズ様式の確立をもうかがわせる熊谷守一の代表作、「ヤキバノカエリ」(岐阜県美術館蔵)を公開します。
◇ 4. 戦時下に病に倒れ、21歳の若さで亡くなった長女 萬にまつわる油彩や素描、その他資料などを展示します。特に、亡くなる直前に本人が「南無阿弥陀佛」と書き付け、長らく家族が保管していた黒板を、今回初めて一般に公開します。
◇ 5. 生涯を共にした妻 秀子を、結婚前に描いた「某夫人像」や、孫を抱く次女 榧の姿を描いた「母子像」など、守一が描いた家族の肖像を通して、めぐるいのちの物語をご紹介します。
◇ 6. 「白猫」「アゲ羽蝶」をはじめとした、守一が愛したいきものや植物、人物や風景も同時に展示し、守一が見つめたいのちの輝きをご覧いただきます。
◇ 7. 「蟻」をはじめ、身の回りのいのちを描いた水墨画や、「蒼蠅」をはじめとした、個性豊かな書作品、また、軽やかで悠々とした鉛筆画やクレパス画を展示し、守一の様々な作品をお楽しみいただきます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 豊島区立 熊谷守一美術館 ]