
兵庫県立美術館
アンチ・アクション
彼女たち、それぞれの応答と挑戦
Anti-Action: Artist-Women’s Challenges and Responses in Postwar Japan
会 期 2026年3月25日[水]- 5月6日[水・振休]
* 当初予定より会期を変更しました。
休 館 日 月曜日 * ただし5月4日[月・祝]は開館
開館時間 10時 - 18時 * 入場は閉館30分前まで
観覧料金 一 般 1,600円、大学生 1,000円、高校生以下 無料、70歳以上 800円
* チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会 場 兵庫県立美術館 1F展示室
〠 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
TEL: 078-262-1011 ▷ アクセス https://www.artm.pref.hyogo.jp/access_m/
特別協力 公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部
協 賛 公益財団法人伊藤文化財団、株式会社アトリエ安藤忠雄
主 催 兵庫県立美術館、朝日新聞社
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戦後まもなく、前衛美術の領域で大きな注目を集めた女性美術家たち。その自由な実験が、十分に目を向けられてこなかったのは何故でしょうか。
当時、女性の活躍を後押ししたのが、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル-非定形」と、それに応じた批評言説でした。しかし、次いで「アクション・ペインティング」が導入され、豪快さや力強さといった男性性に結びつきやすい「アクション」が評価の中心となるにつれて、結果的に多くの女性美術家の作品が見落とされてゆくことになりました。
本展では『アンチ・アクション』(中嶋泉[本展学術協力者]著、2019年)のジェンダー研究の観点を足がかりに、1950-60年代の日本の女性美術家による創作活動を見直します。「アクション」の時代に別のかたちで応答し、独自の抽象表現を展開した14名の作品およそ120点を紹介。半世紀以上を経ても驚くほど新鮮な「彼女たち」それぞれの挑戦にご注目ください。
> 出品作家 <
赤穴桂子(1924-98)、芥川(間所)紗織(1924-66)、榎本和子(1930-2019)、江見絹子(1923-2015)、草間彌生(1929-)、白髪富士子(1928-2015)、多田美波(1924-2014)、田中敦子(1932-2005)、田中田鶴子(1913-2015)、田部光子(1933-2024)、福島秀子(1927-1997)、宮脇愛子(1929-2014)、毛利眞美(1926-2022)、山崎つる子(1925-2019)
\ 本展のみどころ highlights
◇ 1 最新の研究に基づく歴史の見直し
近年、女性美術家の再評価が進むなか、本展では『アンチ・アクション─日本戦後絵画と女性画家』(ブリュッケ、2019 年、第 42 回サントリー学芸賞受賞/『増補改訂 アンチ・アクション-日本戦後絵画と女性の画家』筑摩書房、2025年)の著者・中嶋泉氏の学術協力を得て、ジェンダー研究の観点から日本の戦後美術史に新たな光を当てます。
◇ 2 時代背景に関する充実した情報
素材や制作方法に注目するアンフォルメルの隆盛は、ジェンダーの差異を問わない価値基準をもたらしました。しかし間もなく評価の中心はアクション・ペインティングへと移ります。本展では、いかにも英雄的で豪快な「アクション」という言葉に回収されない当時の多様な制作行為を、「アンチ・アクション」として捉え直します。会場には、時代背景と本展のコンセプトを読み解く詳しい年表や、会場で集めるのが楽しい14種類の無料配布ガイドも用意しています。
◇ 3 圧巻の代表作から知られざる実験まで
「アンチ・アクション」=それぞれの制作行為の幅広さを示すため、50-60年代に抽象に取り組んだ美術家より、所属グループやスタイルの異なる14名の例を紹介。書籍『アンチ・アクション』で中心的に取り上げられた草間彌生や田中敦子らの圧巻の大作はもちろん、関係者のご協力により、赤穴桂子、多田美波、宮脇愛子らの初期作品や未発表作品も展示します。作家たちの知られざる創作活動と、新たな魅力に出会える貴重な機会です。
◇ 4 個性的なそれぞれの表現に注目!
本展では、驚くほど個性的な制作手法や素材が使用された作品を展示します。絵の具をスタンプのように捺したもの、アイロンで焼け跡を連続的につけたもの、アスファルトや竹、ピンポン玉などを用いた立体的な作品など、ぜひ間近で迫力を感じてください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館 ]
