カテゴリー別アーカイブ: インスタレーション

【展覧会】東京都現代美術館|Tokyo Contemporary Art Award 2024–2026 受賞記念展|「湿 地」|’25年12月25日-’26年3月29日|開展壹个月

東京都現代美術館
Tokyo Contemporary Art Award 2024–2026 受賞記念展
「湿地」
会  期  2025年12月25日[木]- 2026年3月29日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
      * 8・9月の毎金曜日は21:00まで開館
休  館  日  月曜日(1月12日、2月23日は開館)、
      12月28日-1月1日、1月13日、2月24日
会  場  東京都現代美術館  企画展示室 3F
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内) TEL:03-5245-4111
      またはハローダイヤル(9:00-20:00)050-5541-8600 ▷ アクセス
観  覧  料  無料
主  催  東京都、トーキョーアーツアンドスペース /
      東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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 ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は2018年より、中堅アーティストを対象とした現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」を実施しています。各回の受賞者2名は、受賞後の海外活動をはじめとする複数年にわたる支援を経て、東京都現代美術館で受賞記念展を開催しています。この度、5回目の受賞者 梅田哲也と呉夏枝による「TCAA 2024–2026 受賞記念展」を、東京都現代美術館にて開催します。

梅田哲也と呉夏枝は、近年「海路」や「水路」など、水にまつわる考察を作品の重要な要素に取り入れています。仮想の島々をめぐるように個人の歴史や物語をつなぐことで、鑑賞者の記憶に働きかける呉のプロジェクト「grand-mother island project」を中心とした作品構成と、パフォーマンスやツアーなど、さまざまな形態によって物事の構造を可視化する梅田が展示空間に創出する新たな導線が、表裏の関係のように、あるいは水と陸地の境目である湿地のように、時に反転しながら、緩やかに重なり合います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館   Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)

【公開制作】岐阜県美術館|アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.18 向井大祐|’25年10月30日-12月14日|終了

岐阜県美術館
アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.18 向井大祐
会  期  【公開制作】2025年10月30日[木]- 12月14日[日]
      * 期間中はアーティストが会場で公開制作を行います。
      * アーティストが不在の場合がありますので、ご了承ください。
開場時間  10:00 - 18:00
      * 夜間開館:2025年11月21日[金]は20時まで
休  館  日  毎週月曜日(祝・休日の場合は翌平日)
観  覧  料  無 料
会  場  岐阜県美術館
      〠 500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
      TEL:058-271-1313 FAX:058-271-1315  ▷ アクセス
主  催  岐阜県美術館
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岐阜市出身の日本画家・向井大祐氏を招聘し「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.18 向井大祐」を開催します。
文化財保存学を修めた研究者でもある向井は、膨大な資料の調査と検証を重ね、先人が創り出した作品を現代に甦らせています。また、映画やドラマの制作にも関わり、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」では江戸時代の絵師の筆遣いを俳優に指導したり、劇中画を制作したりするなど活躍著しい作家です。
自身の創作においては、高度な技法を使いこなし、透明感ある色彩、精緻な描写と繊細な線で自然や生命を表現しています。花枝は日本画特有の写実性、そこにとまる小鳥や虫は図鑑のような細密性―、そのわずかなズレに気が付くと、楚々とした花鳥画が一気に現代性を帯びて迫ってきます。虚実が混在する向井の世界は、現代の我々に伝統とリアルを考えさせます。
日本画に欠かせない絵絹は、各務原市産が国内シェアの大部分を占めています。向井は、絵絹や美濃和紙を用いて日本画の制作の過程を公開し、さらに、当館所蔵の川合玉堂《野末の秋》を調査し、忠実な模写を完成させ、ワークショップへと展開します。AiMでの向井の活動は、日本で生まれた絵画の豊かな流れを現代につなぐものとなるでしょう。

ー AiMによせて ー
私がはじめて「日本画」に感動したのは高校生のときに岐阜県美術館で見た前田青邨展でした。それから色々な日本画を見たり、江戸時代以前の古典絵画を研究しながら創作を続けてきました。
私は主に花鳥画を描いています。花鳥画というジャンルは西洋には明確に対応するものがなく、東洋独自の自然認識が感じられて好きです。花や鳥を描くには、ありのままの形を写す「写生」と、絵としての「型」を創ることのバランスが難しいものですが、私は写生を重視して「ただ在るさま」を肯定したいと考えています。ありのままの素材を活かすということも日本画の特徴であり、岐阜には美濃に和紙、各務原に絵絹という表現を支える根本となる素材の産地があります。AiMはそれらの素材の魅力や写生から創作に至るまでの過程を発信できる場としたいです。                            

\ アーティストについて 向井大祐 / MUKAI Daisuke /
1988年 岐阜県岐阜市生まれ
2007年 鶯谷高等学校 卒業
2012年 第6回 前田青邨記念大賞 入選
2017年 東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復日本画研究室 博士後期課程 修了、博士号(文化財)取得
2019、21、23年 個展(東京九段耀画廊、千代田区)
2020年 メディアコスモス新春美術館2020「色即是芸」(みんなの森 ぎふメディアコスモス)
2020、22、24年 個展(長江洞画廊、岐阜市)
2022年 第9回 郷さくら美術館桜花賞 奨励賞
2023年 アートウインドウ「向井大祐 -遊絲描- 」(各務原市役所2階東側通路)
2023、24、25年 「尖(日本画)」展(京都市京セラ美術館)
2024年 令和6年度 各務原市歴史民俗資料館 企画展「@えぎぬ展」(各務原市立中央図書館)
《パブリックコレクション》
東京藝術大学、すみだ北斎美術館、郷さくら美術館、岐阜市役所、
共生の園(浄蓮寺、富山県南砺市)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岐阜県美術館 ] 

【アートイベント】神戸六甲ミーツ・アート2025|’25年8月23日-11月30日|終了

神戸六甲ミーツ・アート2025
期  間  2025年8月23日[土]-11月30日[日]
      * ただし、六甲山サイレンスリゾートは8月-10月の毎週月曜日(月曜祝日
       の場合は翌火曜日に振替休業)および11月4日[火]は休業
開場時間  10:00 - 17:00 * 会場により一部異なります。
会  場  ミュージアムエリア (ROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園・新池)
      六甲ケーブル (六甲ケーブル下駅・山上駅)
      天覧台
      兵庫県立六甲山ビジターセンター (記念碑台)
      六甲山サイレンスリゾート (旧六甲山ホテル)
      トレイルエリア
      みよし観音エリア
      六甲ガーデンテラスエリア
      風の教会エリア
総合プロデューサー  林直樹 / 六甲山観光株式会社 専務取締役
総合ディレクター   高見澤清隆 / インディペンデント・キュレーター
特別助成・協賛    神戸市、阪急阪神ホールディングス株式会社
事務局長       森分康彰 / 六甲山観光株式会社 取締役
事  務  局  神戸六甲ミーツ・アート事務局
      Tel:078-891-0048  E-mail:rma-info☆rokkosan.com          
共  催  六甲摩耶観光推進協議会
主  催  六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
──────────────────────── ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

神戸六甲ミーツ・アートは、神戸・六甲山上で毎年開催される現代アートの芸術祭です。
2010年からこれまでに、延べ580組以上のアーティストが参加しました。
16回目を迎える今回は神戸を象徴する山、六甲山の自然とアートをより一層楽しみながら、豊かな時間を過ごしていただける芸術祭を目指します。

【テーマ】
  環境への視座と思考

六甲山はかつて樹木など天然資源の乱用により、荒廃しました。
その後、明治期に来訪した居留外国人や多くの先人達の努力によって、現在は緑豊かな環境を取り戻し、新しい生態系も生まれつつあります。そうした歴史をもつ六甲山で行われる芸術祭の今年のテーマは「環境への視座と思考」です。ここでの環境とは、六甲山の自然・歴史・文化はもとより私たちの社会、世界の有り方までを含む概念です。アートの展観を通じて、より広く多様な視点で環境を見つめ思考する契機が生まれることを望みます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神戸六甲ミーツ・アート2025

【パフォーマンス / 展覧会】東京都現代美術館|笹本 晃 ラボラトリー|’25年8月23日-11月24日|終了

東京都現代美術館
笹本晃 ラボラトリー
会  期  2025年8月23日[土]- 11月24日[月・振休]
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
      * 8・9月の毎金曜日は21:00まで開館
休  館  日  月曜日(9月15日、10月13日、11月3日、11月24日は開館)、
      9月16日、10月14日、11月4日
会  場  東京都現代美術館  企画展示室 3 F
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内) TEL:03-5245-4111
      またはハローダイヤル(9:00-20:00)050-5541-8600 ▷ アクセス
観  覧  料  一 般 1,500円/大学生・専門学校生・65 歳以上 1,000円/中高生 600円/
      小学生以下無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  東京都現代美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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本展覧会は、ニューヨークを拠点に、造形表現とパフォーマンス・アートを往還しながら活動を重ねてきたアーティスト、笹本晃(1980-)の約20年におよぶ仕事を紹介し、そのテーマや手法の変遷をたどる初めてのミッドキャリア個展となります。
笹本は、2000年代半ばより、パフォーマンス、ダンス、インスタレーション、映像など、自身のアイディアを伝えるのに必要なメディアを横断的に用いた作品を手掛けてきました。特に、自ら設計・構成した彫刻/装置/造形物を空間に配してインスタレーションを創り出し、その中で自身がその環境の構成要素の一つとなって即興的なパフォーマンスを行うスタイルで広く知られています。

日常的な所作や行為に、私小説的なエピソードを絡めた軽妙な語りを巧みに組み合わせつつ、初期作品では、癖や習慣、行動パターンなどの分析から個人のパーソナリティの有り様を考察し、また近年は、気象や動植物の生態などを観察の対象として、作品構造やナラティヴ(物語)に採り入れています。緻密に設計されたそれぞれの造形物は、そうした語りを際立てる道具であるだけでなく、即興的なパフォーマンスの思いがけない展開を誘発するスコア(譜面)となります。展示会期中に複数回行われるパフォーマンスの前後には、空間はインスタレーションとして鑑賞されます。
本展タイトルの「ラボラトリー」は、実験、演習あるいは研究のための空間を指します。鑑賞者が、美術館のホワイトキューブ内で笹本とその作品の生態を観察し検証する機会という意味合いとともに、この世界で起きる大小さまざまな現象について、注意深く観察し、分析しようと試みる、笹本の視点を示唆しています。本展では、初期のパフォーマンス/インスタレーションの代表作から、造形物自体のキネティックな要素が強まる最新作まで、独自の実践を重ねてきた笹本の異才とその作品を、動的に検証します。
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❖ みどころ ❖
◇ 1. 国際的に活躍する注目のアーティスト・笹本晃の初期作品から最新作までを展覧します。
初期の代表作から、キネティック(動的)な要素が強まる近年の作品まで、笹本晃の20年にわたる活動を、概観します。写真や立体作品、パフォーマンス時に生み出されるダイアグラム(図式)、映像作品、そして代表的なパフォーマンス/インスタレーション空間の再構成などによって、笹本作品のテーマや手法の変遷を、さまざまな角度から紹介します。
◇ 2. 主要なパフォーマンス/インスタレーション作品4点の作家による実演を、会期中各複数回実施します。
インスタレーション空間のなかでアーティスト自身が即興的に行うパフォーマンスを会期中3期にわたり実施します。2010年ホイットニー・ビエンナーレで初めて発表した《Strange Attractors》、2010年のMOMA PS.1(ニューヨーク)で発表した《Skewed Lies》、弘前れんが倉庫美術館のコミッションによりコロナ禍下に制作した《スピリッツの3乗》そして、昨年香港で発表した《Sounding Lines》と本展のために制作する新作を組み合わせた新たなパフォーマンスまで、と新旧の4作品が一堂に会します。
◇ 3. 笹本晃作品を通じて、パフォーマンスと美術館のありかたについて考えます。
美術展とパフォーミング・アーツという二つの領域を往還しながら活動を発展させてきた笹本の活動を提示しながら、「パフォーマンスの記録・保存・継承」について、その可能性を、さまざまなアプローチで考察します。本展では、一般2枚のチケットを一緒に買うとお得なツインチケットもご用意。パフォーマンス実施期間への再来場もでき、笹本作品をより深く理解する機会を提供します。
◇ 4. 展覧会開催を機に、初のモノグラフを刊行します。
出品作品を中心に、笹本晃のミッドキャリアを概観するモノグラフ(これまでの作家の活動を包括的に検証する図録)を会期中に刊行予定。作家の言葉や撮りおろしのインスタレーション風景、担当学芸員他による論考、作品年譜他を収録します。

❖ 笹本 晃(ささもと・あき) プロフィール ❖
ニューヨークを拠点に、パフォーマンス、ダンス、インスタレーション、映像など、自身のアイディアを伝えるのに必要なメディアを横断的に用いた作品を手掛けるアーティスト。美術とパフォーミング・アーツの領域を往還しながら、音楽家、振付家、科学者、研究者らとのコラボレーションも行い、パフォーマー、彫刻家、演出家といった複数の役割をこなしている。
1980年神奈川県に生まれ、10代で単身渡英。その後アメリカに移り、ウェズリアン大学でダンスや美術を学ぶ。2007年にコロンビア大学大学院(ニューヨーク)より芸術学修士号取得。現在はイェール大学芸術大学院彫刻専攻で教鞭を取り、専攻長を務める。
主な個展に、スカルプチャー・センター(ニューヨーク、2016年)、クイーンズ美術館(ニューヨーク、2023-2024年)、パラサイト(香港、2024年)がある。横浜トリエンナーレ(2008年)、ホイットニー・ビエンナーレ(2010年)、第9回光州ビエンナーレ(2012年)、第11回上海ビエンナーレ(2016-2017年)、第3回コチ=ムジリス・ビエンナーレ(2016年)、国際芸術祭あいち(2022年)、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2022年)など多数の国際展に出品。2023年、アレクサンダー・カルダーの才能を反映する革新的な彫刻作家に贈られるカルダー賞を受賞。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館

【展覧会】水戸芸術館 現代美術ギャラリー|日比野克彦 ひとり橋の上に立ってから、だれかと舟で繰り出すまで|’25年7月19日-10月5日|終了

水戸芸術館 現代美術ギャラリー
日比野克彦 ひとり橋の上に立ってから、だれかと舟で繰り出すまで
開催期間  2025年7月19日[土]- 10月5日[日]
開催時間  10:00 - 18:00(入場は17:30まで)
休  館  日  月曜日(ただし7月21日、8月11日、9月15日は開館)、
      7月22日[火]、8月12日[火]、9月16日[火]は休館
会  場  水戸芸術館
      〠 310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8
      TEL. 029-227-8111(代) FAX. 029-227-8110 (代)  ▷ アクセス
チケット  一般・個人・当日・税込 900円、高校生以下・70歳以上 無 料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  岐阜県美術館、熊本市現代美術館、東京藝術大学、レンゴー株式会社、
      サントリーホールディングス株式会社
企  画  竹久侑(水戸芸術館 現代美術センター芸術監督)
主  催  公益財団法人水戸市芸術振興財団
──────────────────── ☆ Art 瓦版 掲載図版のほとんどは図版をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

日比野克彦は幼い頃、予期せず一人ぼっちになった時、橋の上で初めて「ひとり」を実感したと言います。そして、絵を描くのは「だれかと」会いたい、コミュニケーションしたいからだと語ります。本展は「ひとり」から「だれかと」へ、つながりを求めていく日比野による活動の変遷を生立ちから現在まで辿ります。
1980年代前半、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻に在籍していた日比野は、ダンボールを素材にした作品でイラストレーションの概念を拡張し、立て続けに公募展の大賞を受賞して一躍時代の寵児となりました。しかし、日比野の活動を俯瞰する時、80年代はアーティストとしてのキャリアの一段階にすぎません。90年代には自らと向き合い、形のないものの表現を模索し、2000年代には関係性を探求するアートプロジェクトへと大きく舵を切りました。2010年代以降は美術館の館長、2020年代はさらに大学長という役割を担いながら、美術を福祉、医療などと掛け合わせ、時に行政や企業とも連携して社会に結びつける実践を精力的に行っていきます。本展はそれらすべてをアーティスト日比野による芸術実践と捉える観点から編まれたものです。
本展ではいくつものフィールドを横断しながら縦横無尽に活躍する日比野を、アーティストとして形成された過程を起点に、関わる人びとの視点を通して深掘りし、絵本や漫画を取り入れてエピソードを織り交ぜながら紹介します。手つきや振る舞い、姿勢に着目することで、必ずしも形や物として残らない2000年代以降の活動も含め、日比野の拡張してやまない芸術実践に通底するものを探ります。

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[ 詳 細 : 水戸芸術館 現代美術ギャラリー

【体験・学び / Art Lab】千葉市美術館|つくりかけラボ17 Art Lab 17 井上尚子|記憶の標本室 ― Life is Smell project ― KUNKUN Laboratory|’25年2月12日-6月1日|終了

千葉市美術館
つくりかけラボ17 Art Lab 17
井上尚子|記憶の標本室 ― Life is Smell project ― KUNKUN Laboratory 
会  期  2025年2月12日[水]- 6月1日[日
休  館  日  3月3日[月]、4月7日[月]、21日[月]、5月7日[水]、19日[月]
開室時間  10:00 - 18:00(5月24日を除く金曜日と土曜日は20:00まで)
観  覧  料  無 料
会  場  千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
音楽制作  Vegetable Record
主  催  千葉市美術館
      【重要】 会場内で嗅いでいただく匂いの一つに、ピーナッツがあります。
           アレルギーのある方は、受付スタッフにお声掛けください。
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つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。

今回は、’匂いと記憶のアーティスト’ 井上尚子さんをお迎えし、匂いによる個人の記憶が集積する空間「記憶の標本室」をつくります。目の見える人が受け取る情報の約8割が視覚によるものともいわれ、匂いや嗅覚については、日頃あまり深く考える機会はないかもしれません。一方で、嗅覚は個人の記憶と強く結びつき、それゆえ他者と共有することが難しい体験であるとされます。「記憶の標本室」では、会場に集められた個々の記憶とそれにまつわる匂いに触れることで、他者への想像力をたくましくし、同時に自分の内にある記憶へと心を向けることができるでしょう。

本プロジェクトでは、会期に先立ち、音楽ユニット Vegetable Record のお二人とともに美術館周辺及び館内をリサーチしました。その時に集められた匂いの記憶が音楽作品となって空間を演出します。可視化できない匂いと音のリズムを体感し、新たな発見をお楽しみください。

◉ アーティストからのメッセージ ── 井上尚子(美術作家)
地域文化からそこに生きる人々の匂いの記憶を収集し、匂いの記憶図鑑を空間作品として制作。
収集作業はラボのオープン半月前から開始。
約三ヶ月で変化する来場者の記憶が流動し、この場で新たに生まれる記憶も収集していきます。
一人一人が歩む人生を、生い立ちから現在、未来に至るまで、経験してきた匂いについて、その背景や状況、心情などを思い出し、順を追って記憶を解析すると、個性や人柄、地域との繋がりや未来への歩み方が見えてくるように思います。そして、自ずと街の情景や文化は人々が時間と共に構築した軌跡として表出してきます。
嗅覚は、自分でしか体験できない神経感覚のため、他者と共有できないからこそ、全てが素直に感受した正解の記憶。
ついつい正解、不正解の回答を求めてしまう現代ですが、唯一無二の経験が大切な未来の要素となり、一人一人の記憶が未来創生の大切なピース(一片)を担っていきます。
匂いの記憶を見つめる時間は、自分と対峙すると同時に他者や環境へ気を配る心を育みます。
❖ アーティスト滞在スケジュール(予定) ※各日午後から
【2月】13(木)、15(土)、16(日)、27(木)
【3月】1(土)、2(日)、22(土)、23(日)
【4月】5(土)、6(日)、19(土)、20(日)
【5月】3(土・祝)、4(日・祝)、17(土)、18(日)、30(金)、31(土)
【6月】1(日)
※休憩やイベント等不在の場合もございます。
※予定が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

◉ プロフィール
井上尚子 ── いのうえ ひさこ
環境、文化、歴史を匂いの記憶から楽しむ「くんくんウォーク」を教育機関、美術館、図書館、植物館、企業,公園、空港など国内外で開催。2024年「めぐる身体。めぐる丸の内」展@東京藝術大学+YAU、「語るにおい、街のきおく」展@ONO POINT ART SPACE、他、早稲田大学、群馬県立女子大学、東北大学、玉川大学にてゲストレクチャー、「匂いと記憶で歩く青森」@トランヴェール(JR東日本新幹線車内誌)。2023年「Life is Smell 素数の森」@国際芸術センター青森【ACAC】、インクルーシブ・プログラム@横須賀美術館、障害児支援運営委員会で開催。2022年 渋谷公園通りギャラリー、千葉市美術館、横須賀美術館、森美術館等でWSと展示。2017年Museum Villa Stuck in Munich にて「The Library of Smell」(共同制作:白須未香+柴山拓郎)展覧会+WS開催。WWFジャパンと全国の動物園にて「においでめぐる動物園」開発・実施(2019年グッドデザイン賞受賞)。2018年、The Art and Olfaction Awards 2018 finalist in London、六本木アートナイト2018参加。https://kunkunwalk.jimdoweb.com/

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[ 詳 細 : 千葉市美術館 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|栗林隆 Roots|’24年12月14日-’25年3月2日|終了

神奈川県立近代美術館 葉山
栗林隆 Roots
会  期  2024年12月14日[土]- 2025年3月2日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 エントランス、講堂、中庭ほか
      〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
      Tel. 046-875-2800
休  館  日  月曜日(1月13日、2月24日を除く)、12月29日[日]-2025年1月3日[金]
開催時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料金  一 般 1,000円、20歳未満・学生 850円、65歳以上 500円、高校生 100円
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
企画協力  株式会社ArtTank
主  催  神奈川県立近代美術館
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栗林 隆(くりばやし・たかし/1968- )は、長崎に生まれ育ち、現在はインドネシアと日本を往復しながら活動するアーティストです。活動開始から一貫して「境界」をテーマに、ドローイングや、インスタレーションや映像などの多様なメディアを用いて身体的体験を観客にうながす作品を国内外で発表してきました。

彼の作品は、自然と人間の関わりに対する本人の深い関心から生まれてきました――展示室の中に和紙で作られた林が広がる《Wald aus Wald(林による林)》(「ネイチャーセンス展」2010、森美術館)、そして薬草による蒸気で満たされた、原子炉の形を模した構造物の中で他の鑑賞者とともに過ごす〈元気炉〉シリーズ(2020-、下山芸術の森 発電所美術館ほか)、タンカーを様々な生態系が共存する一つの場として、さらには思想や作品を運ぶプラットフォームとして捉えた《Tanker Project》(2021-)などといった作品は、いずれも私たちの認識を揺るがすような刺激に満ちています。

本展は、そうした作家の視点によって生み出された、葉山館展示室外のさまざまな空間を利用した個展となります。本来展示空間ではないスペースのために発案されたインスタレーションをはじめとして、未発表のドローイングや映像作品なども展示することで、近年ますます活躍の場を広げている作家の過去と未来の「境界=今」をご覧いただきます。

展覧会のみどころ
1. 国際的に活躍しているアーティスト、栗林隆の大規模個展
大学時代を過ごしたドイツのカッセルで5年毎に開催される現代アートの国際美術展「ドクメンタ15」(2022)や、「六本木アートナイト2023」のメインプログラム・アーティストに選ばれた栗林隆。本展は、いまもっとも注目されている作家が葉山館展示室の「外」で展開するかつてない個展となります。

2. 新作のインスタレーション、未発表のドローイング作品を展示
葉山の海と山に囲まれた自然の中で、普段展覧会では使わない空間を活用し、新作のインスタレーションを発表します。また、未発表のドローイングや映像作品も紹介することによって、これまでの30年近くにおよぶ作家の思考をたどります。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山