作成者別アーカイブ: salama

【お知らせ】会社住所移転のお知らせ|朗文堂/サラマ・プレス倶楽部ゟ

当社の移転計画を発表してから時間が経過しましたが、2020年02月01日より、朗文堂/サラマ・プレス倶楽部は下記住所地に移転いたしました。
この間なにかとご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます。
恐縮ながら、お手元の住所録の「住所のみ」をご変更たまわりたく存じます。電話、ファクシミリ、URL アドレスなどには変更がございません。

セキュリティ管理の厳しい建物となりましたので、お手数ながら来社ご希望のお客さまは、必ず事前にご予約のうえ、お越しいただけますようお願い申しあげます。

**********************************
  株式会社  朗 文 堂 / サラマ・プレス倶楽部
  162-0065 東京都新宿区住吉町8-13-204

  電    話 03-3352-5070(変更ありません)
  ファクシミリ 03-3352-5160(変更ありません)
  http://www.robundo.com  http://robundo.com/salama-press-club/
**********************************

【展覧会】日本デザインコミッティー|第770回デザインギャラリー1953企画展|粟辻 博のテキスタイル|’21年1月27日-2月22日

20210118161340_00002 20210118161340_00001日本デザインコミッティー
第770回デザインギャラリー1953企画展
粟辻 博のテキスタイル
期  間  2021年1月27日[水]-2月22日[月] 入場無料・最終日午後5時閉場
時  間  午前10時一午後8畤 松屋銀座営葉時間
会  場  松屋銀座7階 デザインギャラリー1953
主  催  日本デザインコミッティー
協  力  AWATSUJI design、株式会社フジエテキスタイル
──────────────
京都西陣のDNAを根っこに持ちながら、鮮烈な色彩や多彩なパターンのテキスタイルを次々と生み出し、刺激と感動を与え続けた人、粟辻 博(1929-95)。
自らのデザインを、表層(サーフェス)のデザインと捉え、日常のテキスタイルに留まらず、空間との関係性に踏み込んだデザインや、現代アートへと交差しながら、1900年代後半の熱い時代を駆け抜けて、日本のテキスタイルデザインを革新し発展させた孤高の先駆者、粟辻 博 の、小さなスペースには収まりきれない回顧展です。                  展覧会担当:川上元美

[ 詳細 :  日本デザインコミッティー

【展覧会】東京国立博物館|清朝書画コレクションの諸相 ― 高島槐安収集品を中心に ―|2021年1月2日-2月28日|事前予約制

20210113191316_00001 20210113191316_00002 20210113191316_00003東京国立博物館
清朝書画コレクションの諸相 ― 高島槐安収集品を中心に ―
会  期  2021年1月2日[ 土]-2021年2月28日[日]
会  場  東京国立博物館 東洋館 第 8 室
開館時間  9:30-17:00(入館は閉館の30分前まで)
観  覧  料  一般 1000円/大学生 500円
予約詳細  本展は「COVID – 19」感染予防のため事前予約制での開催です → 詳 細
──────────────
毎年開催している台東区立書道博物館との連携企画第18弾として、今年度は中国書画のコレクションをテーマに展示します。
台東区立書道博物館で中村不折、当館で高島槐安の収集品に焦点をあて、作品にみられる題跋や鑑蔵印等から、清時代から中華民国時代にかけて形成された官・民の書画コレクションの系譜をたどるとともに、それらを受け継ぐ両コレクションの特色を紹介します。

本展示は「COVID – 19」感染予防のため「事前予約制」で開催されます。
日時指定予約は、こちら から →
[ 詳細 : 東京国立博物館

☆ 同時開催が予定されていた 台東区立書道博物館 は「COVID – 19」緊急事態宣言終了までの休館が広報されています。

【展覧会】根津美術館 |企画展 きらきらでん(螺鈿)|2021年1月9日-2月14日|終了

Radiant-Raden

根津美術館 企画展
きらきらでん(螺鈿)
会  期  2021年1月9日[土]-2月14日[日]
休  館  日  毎週月曜日 * 1月11日[月・祝]は開館、翌12日[火]は休館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
入  場  料  一般 1300円、学生 1000円、中学生以下は無料
会  場  根津美術館 展示室 1・2
──────────────
輝く真珠層を持つ貝を、文様の形に切り抜き、嵌め込んだり貼り付けたりして装飾する技法、螺鈿(らでん)。「螺」は巻き貝、「鈿」は貝で装飾するという意味です。
アジア圏では漆工技法にも取り入れられ、主に夜光貝や鮑貝が用いられました。貝片の色は単なる白ではなく、内から放光するかのような青から赤のグラデーションのきらめきを持ちます。その貝と漆独特の美しい艶とで織りなされる世界は古来、人々を魅了してきました。
本展覧会では根津美術館の所蔵品を中心に、日本における螺鈿技術の受容と展開の歴史をたどりながら、中国大陸・朝鮮半島・日本・琉球の、きらきらの螺鈿の魅力をご堪能いただきます。

企画展「きらきらでん」は「COVID – 19」感染予防のため「日時指定予約制」で開催されます。
日時指定予約は、こちら から
[ 詳細 : 根津美術館 ] { 活版アラカルト  まとめ }

【ニュース&プレスリリース】モリサワ OPENType フォントの共同開発で株式会社写研と合意|2021年01月18日

2021-01-27 (1)

2021年01月18日
モリサワ OpenTypeフォントの共同開発で株式会社写研と合意
──────────────
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25、以下モリサワ)は、 株式会社写研(代表取締役社長:笠原義隆 本社:東京都豊島区南大塚2-26-13、以下写研)の保有する書体を、両社共同で OpenType フォントとして開発することに合意しました。

写研の書体は、幅広いバリエーションと洗練されたデザインが特徴で、専用のシステムを通じて多くの媒体で利用されています。この度の OpenType フォント開発を通じ、より幅広い用途でご利用いただけるよう両社で取り組みます。
フォントは2024年より順次リリースする予定です。2024年は、写研の創業者である石井茂吉氏とモリサワの創業者である森澤信夫が、写真の原理で文字を現して組む邦文写真植字機の特許を、1924年に共同で申請して100周年の節目にあたります。

今回の取組みについて両社の代表は次のように述べています。

株式会社写研 代表取締役社長 笠原義隆 氏
「共に邦文写真植字機を世に送り出したモリサワ社と共同事業を開始できることに、深い感慨を覚えます。 今後写研書体がより多くの皆様にご利用いただけますよう、鋭意努めてまいります。」

株式会社モリサワ 代表取締役社長 森澤彰彦
「邦文写真植字機発明100周年に向けて、両社共同でフォントを開発できることを心から嬉しく思っています。長年にわたって愛される写研の書体をこれからも多くの皆様にご利用いただけるよう、グループ一丸となって誠心誠意取り組んでまいります。」

フォントのラインナップやご提供形態は今後随時ご案内します。

◯ 本件に関するお問合せ
株式会社モリサワ 東京本社 経営戦略部 広報宣伝課

[ 詳細 : 株式会社モリサワ

{新宿餘談}
本稿は、論評無しで紹介いたします。

【展覧会】京都国立博物館|文化財保存修理所開所40周年記念 特別企画|文化財修理の最先端|’20年12月19日-’21年1月31日

京博メーン

京都国立博物館
文化財保存修理所開所40周年記念 特別企画
文化財修理の最先端
会  期  2020年12月19日[土]-2021年1月31日[日]
      ※会期中、一部の作品は展示替を行います。
会  場  京都国立博物館 平成知新館 2 F・1 F – 1、3-5
休  館  日  月曜日 月曜日(※2021年1月11日[月・祝]は開館)、
      2020年12月29日[火]-2021年1月1日[金・祝]、2021年1月12日[火]
開館時間  9:30-17:00(入館は16:30まで)
観  覧  料  一般 700円、大学生 350円
主  催  文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、京都国立博物館、京都新聞
──────────────
京都国立博物館文化財保存修理所は、指定文化財を安全に修理することを目的とし、1980年7月に設置されました。 公営修復施設としては日本で初めてのものであり、2020年には開所40周年を迎えました。
これを記念し、近年の修復成果の中でも新発見をともなう、特に注目される作例を厳選し、展示いたします。

[ 詳細:京都国立博物館

YouTube 文化財修理と最先端-絹本絵画の修理  07:11 】

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── ライナー・マリア・リルケ『 駆 落 』森 鷗外(森 林太郎)訳

IMG_5865IMG_5866IMG_5872IMG_5876

{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

森 歐外(森 林太郎)訳、リルケの「駈落」です。
「駈落」の筋は単純です。
交際を禁じられたアンナとフリッツは相談し
明日の朝、駅で待合せて二人でどこか遠くへ行くことにしました。
しかし時が近づくにつれてフリッツの気持は動揺してきました。

先日古書市で第一書房(長谷川巳之吉)の本をまとめて見る機会がありました。
だれかの蔵書で、表紙はすべてパラフィン紙がかけられ、
大切に所蔵されていたことが窺えました。
洋書のような凝った装丁は出版社のこだわりを強く感じさせるものでした。
印象が消えない内に今回の扉を作ってみました。(フーツラが太すぎますが)
作りながら、アナログの単純な色分けのなかに
久しく忘れていた、古くて新しい美しさがあることを感じました。
同時にそれを表現する技術が自分にないことも……。

◉ 杉本昭生のつぶやき:生の葱を囓ったような苦い味がする作品でした。(個人的な感想です)
◉ 吾輩のつぶやき: 京都吉田山山麓で製作に勤しむ杉本昭生さん。西のみやこ:京都盆地は、夏暑く、冬は冷えこみます。そんななかで創作欲を保つだけでも敬服に価します。みやこの雪たよりとともに、活版小本新作が登場しました。

下駄買って

【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】渋谷区立 松濤美術館|舟越 桂 私の中にある泉|’ 20年12月5日-’ 21年1月31日

しょうとう01 しょうとう02

渋谷区立 松濤美術館
舟越 桂 私の中にある泉
会  期  2020年12月5日[土]-2021年1月31日[日]
入  館  料  一般 500円、大学生 400円、高校生・60歳以上 250円、小中学生 100円
休  館  日  月曜日(ただし1/11は開館)、12/29[火]-1/3[日]、1/12[火]
特別協力  西村画廊
──────────────
現代日本を代表する彫刻家、舟越桂(1951 – )は、東京藝術大学大学院在学中に函館のトラピスト修道院から聖母子像制作の依頼を受けたことを契機に、本格的に木彫での人物像の制作を開始しました。1980年代にはじまる楠の木彫彩色の人物像は、1990年代前後から異形化が試みられるようになり、新たな表現領域が切り拓かれていきました。

舟越は、一貫して人間の姿を表すことにこだわり、「自分の中の水の底に潜ってみるしかない」と、創造にあたってまず自分自身と向き合う姿勢をとり続けてきました。その背後には「ある個人を特定して語っていく事、それが普遍的に人間について語る事になっていく」という思いがあり、また創作の源となる作者の内面は、ひそかに外につながる水脈を保つ地底湖のように、社会的あるいは個人的な様々な事象を受けとめ揺らぎ続けてもいるのです。

本展ではこの作家の心のありようを、「私の中にある泉」と呼びます。そして、1980年代から今日までの代表的な彫刻作品にくわえ、ドローイング、版画、何かを思うたびに書き留められるメモ、自作のおもちゃや小物などをつぶさに見ていくことで、作品が生み出される作家自身の内なる源泉の姿そのものを探ります。

※ 感染症「COVID – 19」対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 渋谷区立 松濤美術館

【展覧会】文京区立森鷗外記念館|コレクション展|「拝啓、森歐外様 ― 歐外に届いた手紙」|’20年12月4日-’21年3月28日|終了

森鷗外01 森鷗外02文京区立森鷗外記念館
コレクション展「拝啓、森歐外様 ― 歐外に届いた手紙」
会  期  令和2年12月4日[金]-令和3年3月28日[日]
      Part1 年賀状を楽しむ/12月4日[金]-1月24日[日]
      Part2 文学者のたよりを読む/1月27日[水]-3月28日[日]
休  館  日  12月22日[火]、12月29日[火]-1月3日[日]、1月25日[月]、
      1月26日[火]、2月24日[水]、2月25日[木]、3月23日[火]
開館時間  10時-18時(最終入館は17時30分)
      * 2月14日[日]は20時まで開館(最終入館は19時30分)
料  金  一般 300円、中学生以下 無料
──────────────
文京区立森歐外記念館は、森歐外に届いた900通あまりの封書や葉書を所蔵しています。この中から選りすぐりの手紙を2期に分けて展覧します。
パート1では、差出人が自らデザインし趣向を凝らしたもの、新年の慶びをうたった詩歌が書かれたもの、賀詞が力強く墨書されたものなど、さまざまな年賀状を紹介します。川上眉山(小説家)、正岡子規(俳人)、寺崎廣業(日本画家)、谷崎潤一郎(小説家)ら40人の個性的な年賀状をお楽しみ下さい。

パート2では、文学者が鴎外に届けた手紙を読んでみましょう。執筆を依頼する尾崎紅葉(小説家)の封書や、執筆作品の訂正を伝える井上通泰(歌人)の葉書などからは、執筆者、編集者としての鴎外の姿が見えてきます。また、小山内薫(演出家)、上田敏(英文学者)、斎藤茂吉(歌人)の手紙は、写真や絵が印刷された絵葉書を用いて、文面以上のメッセージを伝えています。
歐外の生きた明治・大正期、手紙は用件を伝えるための主要な手段でした。歐外に届いた手紙を、記念館から皆さまにお届けします。知人や友人が鴎外の友人や知人が手紙に託した言葉を味わってみませんか。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 文京区立森鷗外記念館 ]

【展覧会】樂美術館|秋期特別展|樂歴代 〜桃山、令和 紡ぐ茶碗〜|’ 20年9月12日-12月24日|終了

樂美術館

樂美術館 秋期特別展
樂歴代 〜桃山、令和 紡ぐ茶碗〜
会  期  2020年9月12日[土]-12月24日[木]
休  館  日  月曜日(但し 祝日は開館)
時  間  10:00-16:30 (入館は16:00まで)
料  金  一般 1000円、大学生 800円、高校生 400円、中学生以下無料
      ※ ご来館にあたって、ご予約は必要ございません。
──────────────
織田信長、豊臣秀吉が活躍する時代、千利休により樂茶碗は生み出されました。
それは利休の考える「侘茶」に叶う、それまでにはない新たな茶碗でした。
利休は、一人の陶工に白羽の矢を立て、その茶碗の創造を託します。その陶工は、長次郎(樂家初代)といい、二彩獅子像(樂美術館・重要文化財)等を造る人物でありました。そして長次郎は、利休の創意のもと、新たな手法でこれまでにはない一碗の茶碗を生み出します。それが桃山時代に生まれた樂茶碗のはじまりです。

時は400年余り経ち令和の時代、戦争など幾度の波を乗り越え、現在もなお、新たな茶碗は生み出されています。利休、長次郎は勿論生きてはいませんが、長次郎から始まる樂家の当主達は、利休・長次郎茶碗の精神性を中心に据え、それぞれの時代に誰かの真似ではない己自身の作品を生み出していきます。
父から子へ、そしてまたその子へと、樂家の樂焼は一子相伝で連綿と受け紡がれています。今回の展観では、初代長次郎「二彩獅子像」(重要文化財)、「赤樂茶碗 つつみ柿」(特別出品・個人蔵)をはじめ、3代道入「赤樂筒茶碗 山人」、5代宗入「黒樂茶碗 比良暮雪」、15代直入「焼貫黒樂筒茶碗 我歌月徘徊」など歴代の力作が一堂に会します。桃山から令和に至るまで、約450年の歴史の中で紡がれたそれぞれの茶碗を楽しんでいただけましたら幸いです。

※ 感染症「COVID – 19」対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 樂美術館

【展覧会】東京ミッドタウン・デザインハブ第89回企画展|「見えてないデザイン-社会に問い続けるムサビ-」|2020 年11 月14 日-12 月13 日

20201126164431_00001 20201126164431_00002

東京ミッドタウン・デザインハブ第89回企画展
「見えてないデザイン-社会に問い続けるムサビ-」
会  期  2020 年11 月14 日[土]-12 月13 日[日] 会期中無休
時  間  11:00 – 19:00
会  場  東京ミッドタウン・デザインハブ
      東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー 5 階
入  場  料  無 料
主  催  東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営  武蔵野美術大学
──────────────
美術やデザインを通してまだ「見えてない」ものに気づき、「問い続け」、これからの未来、そして新たな学びをみんなで考えていくための展覧会を開催します。
将来の変化を予測することが困難な時代を前に、社会における新しい学びのあり方が求められていますが、その中では、美術やデザインの発想から問いを生み出し、未来を創造する力が必要とされています。
武蔵野美術大学では、美術・デザインの教育機関として、社会と大学がつながるための方法を問い続け、様々な活動に取り組んできましたが、この問い続ける活動はまさにデザインのプロセスであると言えます。
本展は、「教育」、「地域」、「産業」、「文化」、「生活」、「多様性」という6 つのキーワードをもとに、美術やデザインを通してまだ「見えてない」ものに気づき、「問い続け」、みんなで考えたこれからの未来と新たな学びを展示します。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : デザインハブ  WEB サイト ]

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー第381回企画展|SURVIVE – EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか|前期・後期展示|’20年12月4日-’21年3月9日|終了

20201126123453_00001 20201126123453_00002

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第381回企画展
SURVIVE – EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか
会  期
── 会期を前期、後期に分け作品の入れ替えを行います。

前期 {広告・キャンペーン}:2020年12月4日[金]-2021年1月23日[土]
後期 {グラフィック・アート}:2021年2月3日[水]ー2021年3月19日[金]
〔冬期休館:2020年12月28日[月]-2021年1月5日[火]〕
会  場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2  DNP銀座ビル1F/B1
入場無料 11:00 am-7:00 pm 日曜・祝日休館
──────────────
石岡瑛子(1938-2012)は、1960-70年代の 東京で、資生堂、パルコ、角川書店などのアートディレクター(AD)として、広告界にセンセーションを巻き起こし、当時世の中にある「女性」のイメージをことごとく覆し、1980年代の「女の時代」到来の布石を打ちました。

「モーレツからビューティフルへ」や、「ディスカバー・ジャパン」などのキャンペーンではじまった1970年代の広告は、オイルショック(1973年)を契機に、高度成長経済の波に乗った大量生産、大量消費の時代が終わり、企業イメージによる差別化の時代へと突入。石岡瑛子や浅葉克己といった個性的なアートディレクターの出現によって、広告は商品の顔ではなく、企業の顔を明快にアピールするもの、つまり、「ものを宣伝するのではなく、現象(生き方=思想)を広告宣伝する」ようになりました。
特に70年代、最も熱いメッセージを送り続けた一連のパルコのポスターは、カメラマン、コピーライター、モデル等との親密でありながら、緊張感みなぎるコラボレーションにより、世界も驚くほどの表現水準に高まり、広告の領域を超えて強烈なアートとして時代を彩りました。

本展は石岡瑛子のデビューから1980年代のニューヨークへ渡るまでの日本の仕事に焦点を当てます。前期は資生堂やパルコなどの広告キャンペーンの名作を中心に、後期は映画や演劇のポスターをはじめ、今まであまり見る機会がなかったグラフィック・アート作品なども厳選してご紹介します。
生前、石岡がマントラのように唱えていたことば、「ORIGINARITY」、「REVOLUTIONARY」、「TIMELESS」。半世紀近い時を超えてなお、これら石岡瑛子の革命的な創造精神の破片は、私たちの心を激しく揺さぶりながら、確信を持って「目覚めなさい」とささやいています。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)]

【展覧会】菊池寬実記念 智美術館|鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす|’20年12月12日-’21年3月21日

20201126164431_00003 20201126164431_00004菊池寬実記念 智美術館
鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす
会  期  2020年12月12日[土]-2021年3月21日[日]※当初の会期より変更
休  館  日  毎週月曜日(ただし1/11は開館)、1/12[火] 年末年始〔12月28日-’21年1月1日〕
      ※2月2日[火]は開館
開館時間  11:00-18:00  ※入館は17:30まで
観  覧  料  一般 1100円、大学生 800円、小・中・高生 500円
主  催  公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社
──────────────
志野焼は桃山時代に岐阜県の美濃で生まれたやきものです。暖かみのある釉薬や土の味わい、斬新な意匠は、当時の流行の先端をいくものであり、日本ならではのやきものとして現在でも多くの陶芸家が取り組んでいます。
同地出身の鈴木藏(すずきおさむ、1934年-)もそうした桃山の名品を踏まえつつ自身の志野に挑み続ける作家です。焼成に敢えてガス窯を用いるなど試みを重ねた鈴木の作品は、伝統の中に現代性を兼ね備えた志野として評価を高め、1994年には重要無形文化財「志野」の技術保持者に認定されています。本展では、鈴木のライフワークである志野茶碗の新作を中心に構成しその作陶の世界をご紹介いたします。

※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を
[ 詳細 : 菊池寬実記念 智美術館 

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|現代美術インスタレーション|部屋と庭|’20年11月16日-12月19日

ムサビ03 ムサビ04

武蔵野美術大学 美術館・図書館
現代美術インスタレーション
部屋と庭
会  期  2020年11月16日[月]-12月19日[土]
時  間  10:00-18:00(土曜日、11月23日は17:00閉館)
休  館  日  日曜日
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室 2
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
私たちが生活する「部屋」には、家具や日用品といった見なれた事物が遍在すると同時に、目に見えない時間や記憶が折り重なり、私的な気配が漂います。そして内的な部屋と接する「庭」は、外的空間へと接続する中間域であり、外と内への視線が交じりあう曖昧な領域として、世界と私たちを不確かに隔ちます。
部屋は内的な小宇宙を包みこむ容れ物のように、庭はその先にある外界との距離を確かめる隙間のように、私たちの世界をかたどる形式として、存在しているといえるでしょう。

本展では「部屋と庭」をめぐり想起される様々な事象―日用品と記憶、時間と痕跡など―を起点として、現代作家7名の多様な表現が集います。彼らの作品によって織りなされた「隔たりの形式」は、見過ごしがちな日常の風景のなかで、大きく揺らぎ、かたちを変えていく世界の姿を再認識するひとつの試みとなりえるかもしれません。

※ 感染症「COVID – 19」対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館 ]

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── イワン・ツルゲーネフの『散文詩』ゟ|「対話」「乞食」「老婆」「だれの罪」「のろい」

IMG_5853 IMG_5854 IMG_5857 152 153

{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

イワン・ツルゲーネフの『散文詩』より「対話」「乞食」「老婆」「だれの罪」「のろい」
の五篇を選んで一冊にしました。
タイトルからも想像できるように、貧困や老い、死をテーマにしたつふやき集です。

表紙はジョルジョ・モランディ(Giorgio Morandi, 1890年 – 1964年)です。
モランディは、絵の熱量が低いのと、静寂さが作品と通じるところがあると感じて
選びました。自宅の居間か書斎(どちらもないけど)に飾りたい絵です。
まあ好きだから、というのが一番です。

造本に関しては可もなく不可もなく、解説が必要なほとの出来栄えではありません。
不満はいくつかありますが、それを解消したところで大満足とはならないのが
悩ましいところです。こんな時代ですから、次はもうすこし明るい話を選ぼうと思います。

行秋や

【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】大阪大学総合学術博物館|第23回企画展 日本のまなざしに映った中国|’ 20年10月31日-’ 21年1月30日

hanndai 01 20201126164431_00006大阪大学総合学術博物館
第23回企画展 日本のまなざしに映った中国
会  期  2020年10月31日[土]-2021年1月30日[土]
会  場  大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館 ※入館無料
開館時間  11時-16時(入館は15:30まで)
休  館  日  日曜日・祝日・12月28日[月]-1月4日[金]
主  催  大阪大学総合学術博物館、国際日本文化研究センター
共  催  大阪大学大学院 言語文化研究科
──────────
近代以降の日本人旅行者や研究者による中国各地の記録と表象(絵葉書・写真等)をテーマにした展覧会を開催します。国際日本文化研究センター所蔵資料および本学言語文化研究科と総合学術博物館教員の撮影した資料を活用し、戦前・戦後における中国各地の社会的変化、日本人の中国認識の変容、とりわけその間の両者の連続と断絶を検証し、戦前から現在へと至る記録・表象の変遷をたどります。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を
[ 詳細 : 大阪大学総合学術博物館

【展覧会】国文学研究資料館|企画展示「戦国武将たちの愛した文学 ― 幸若舞曲 ―」|令和2年11月4日-12月25日

国文研01

国文学研究資料館
企画展示「戦国武将たちの愛した文学 ― 幸若舞曲 ―」
会  期  令和2年11月4日[水]-12月25日[金]
      ※土曜日は北側通用口(正面玄関左手)よりお入りください。
開  室  日  「COVID – 19」予防対応実施中のため、当分の間、事前予約制となっております。
開室時間  午前10時-午後4時 ※入場は午後3時まで
場  所  国文学研究資料館1階 展示室
      問い合わせ先
      国文学研究資料館 連携企画・広報係
      TEL:050-5533-2910 FAX:042-526-8604 
主  催  国文学研究資料館
      入 場 無 料
──────────────
15世紀-17世紀に流行した幸若舞曲は、鼓を伴奏に謡い舞う語り物芸能です。軍記物を題材とした長編作品の語りを得意とし、それらは読み物としても人気を集めました。
本展では、当館が長年にわたり収集してきた幸若舞曲に関する古典籍を一堂に集め、公開いたします。

《主な展示品》 
★初公開となる貴重な写本も!
幸若舞曲五番五冊・幸若歌謡集一冊(神龍院梵舜-しんりゅういんぼんしゅん等による書写)
tenji_image1★物語を描いた鮮やかな絵巻や屏風もご紹介

『大織冠-たいしょかん』
tenji_image2

『義経奥州落絵詞-よしつね おうしゅう おちえことば』
(碧洋臼田甚五郎-へきよう うすだじんごろう-文庫)
tenji_image3※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 国文学研究資料館 ]

【会員情報】リン版画工房|30周年のお便り展|11月4日[土]-11月28日|会場:ウィリアム モリス

20201028165412_0000120201028165412_00002リン版画工房
30周年のお便り展
工房からのお便りに添えている版画を集めた展示をします。
〈モノクロとカラーの木口木版画〉
期  間  2020年11月4日[土]-11月28日[土]
時  間  12:30-18:00  最終日17:00まで
      日・月・第三土曜日(21日)休み
会  場  ウィリアム  モリス 珈琲&ギャラリー
      渋谷区渋谷 1-6-4 The Neat 青山 2 F  03-5466-3717

※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : リン版画工房

【展覧会】紙の博物館|創立70周年記念企画展 ── 特別収蔵品展| ’ 20年10月24日-’ 21年2月23日

紙博02 紙博01紙の博物館
創立70周年記念企画展 ── 特別収蔵品展
会  期  2020年10月24日[土]-2021年2月23日[祝]

◉ 会期中、2 回展示替えを行います
第Ⅰ期:10月24日[土]-11月28日[土]
第Ⅱ期:12月1日[火]-’21年1月16日[土]
第Ⅲ期:1月19日[火]-2月23日[祝]

開館時間  10:00-16:00(最終入館 15:30)
休  館  日  当面の間、日曜日・月曜日が休館日となります
入  館  料  大人 400円、小中高生 200円
──────────────
紙の博物館は、創立以来「洋紙発祥の地・王子」に設立された紙の専門博物館として、日本の製紙産業に関わる資料を受け継ぎながら、伝統的な和紙に関する資料も収集、保存してきました。
新館移転以来20余年ぶりとなる本特別収蔵品展では、重要資料を中心に、多彩な紙関係資料の数々をご紹介します。

※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 紙の博物館

【図書紹介】東海汽船|東海汽船 130 年のあゆみ 1889 - 2020|A 4 版 フルカラー 424 ページ

20201026152012_00003

東海汽船 130 年のあゆみ 1889 - 2020
A 4 版 フルカラー 424ページ 並製本
編集・発行:東海汽船株式会社 東京都港区海岸一丁目16-1

明治時代に創業した当社は、度重なる災害や戦争、世界的な経済不振を経て、
2019年11月に創立130周年という大きな節目を迎えます。
東京諸島と歩んだ130年の軌跡を、主な出来事や船舶と共に振り返ります。

[ 参考: 東海汽船 東海汽船130周年記念サイト
【 YouTube : 東海汽船130周年のあゆみ 2:50 】

平野富二は1872年(明治05)年に長崎から上京。その後になした多くの事業のうち、1899年(明治22)有限責任東京湾汽船、現:東海汽船関連の詳細な記録が発表されました。平野富二は有限責任東京湾汽船の設立からまもなく、1892年(明治25年)12月3日に急逝しました。在京わずか20年余、あまりに惜しいできごとでした。
小社は『東海汽船 130 年のあゆみ 1889 - 2020』の記念社史編纂にわずかばかりの協力をし、本書をご恵送いただきました。ここに本書をご紹介したゆえんです。

[ 参考 : 平野富二の会
20201026152012_00004 20201026152012_00005 20201026152012_00006 20201026152012_00007

創立130周年のごあいさつ
当社は1889年11月に創業してから、今年で創立130周年を迎えます。この長きに亘り会社が継続して来られたのは、当社の船を利用いただいたお客様をはじめ、株主の皆様、諸先輩方、従業員の皆様、そのほか関係先の皆様の絶大なご支援の賜物であり、心より深く感謝申し上げます。

今後も、これまで培った歴史と伝統、安定基盤を糧に、東京諸島、当社の未来創造に向かって粘り強く邁進していく所存です。今年のスローガン「Revolution 2019」のもとに、独創的で革新的なチャレンジへの取組を加速させてまいります。

代表取締役社長   山 﨑  潤 一

続きを読む

【展覧会】泉屋博古館 京都鹿ヶ谷|泉屋博古 #住友コレクションの原点|’ 20年10月30日-12月6日

hakuko01 hakuko02泉屋博古館 京都鹿ヶ谷
泉屋博古 #住友コレクションの原点
会  期  2020年10月30日[金]-12月6日[日]
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日、11月24日(11月23日は開館)
入  館  料  一般800円、高大生600円、中学生以下無料
主  催  公益財団法人泉屋博古館、京都新聞
会  場  住友コレクション 泉屋博古館
      〒606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
      075-771-6411(代)
──────────────
今から60年前、泉屋博古館は、京都は東山・鹿ヶ谷の地に誕生しました。それから現在に至るまで、様々なテーマで展覧会を開催し続けて参りました。そこでこの秋、開館60年を記念して、歴代の展覧会を引っ張ってきた当館の「顔」が一堂に会すオールタイム・ベスト展を開催します。

時代、地域によって様々に変化する東アジアの仏教美術、画家たちの理想世界が広がる中国の書画、文人の書斎を清雅の境地へといざなう中国文房具、希代の数寄者・住友春翠が蒐集した茶道具・日本の工芸、そして日本の書画からは、茶席に相応しい瀟洒な掛物からもてなしの場を飾ったであろう晴れやかな大作までが競演します。

さらに本年は、大阪万博に合わせて建設された青銅器館が竣工50年を迎える年でもあり、自由で豊かな発想をもとに生み出されたモチーフがみどころの青銅器や鏡も加えて、総数200点に迫る作品をご覧いただきます。
当館コレクションを代表する「名役者」たちのそろい踏み、ご期待ください。

※ 泉屋博古館分館(東京)は、2020年1月より約 2 年間改修工事のため休館中です。
※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。

[ 詳細 : 住友コレクション 泉屋博古館

【展覧会】JINEN GALLERY|石橋佑一郞 展 ― さよなら、昨日 ―|’ 20年11月3日-11月15日

20201026152012_00001 20201026152012_00002

JINEN GALLERY
石橋佑一郞 展 ― さよなら、昨日 ―
2020年11月3日[火]-11月15日[日]

石橋祐一郎
1986年 福岡県久留米市生まれ
2010年 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業
2012年 多摩美術大学美術研究科博士前期課程絵画専攻版画研究領域修了

※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
【 詳細 : JINEN GALLERY EXHIBITION 】

【艸木風信帖】「空中庭園」の わっせクン に仲間が増えた|名はまだ無い

わっせが増えた《 わっせクン + ◯◯◯ 》
吾が空中庭園を六年余にわたって占拠している異物が < わっせクン > である。
< わっせクン > は、バレンタイン モトイ ハロウィンのときに、ノ ー学部がなにかのついでに100円ショップで買ってきた。今回調べてみたら2014年のできごとであった。

「わっせクン」は、雪だるまに、ハロウィンの赤カボチャを乗せたようなもので、ソーラーパワー ( 太陽電池 ) がどこかに内蔵されているらしく、価格は安いが構造が簡単だから、六年余のいまなお、陽射しがつよい日には 「 わっせ、わっせ 」 と左右に躰をはげしく振動させる。
ただそれだけのものだが、「空中庭園での」目覚めの一服のさなかは、天気予報係りとして、またたったひとりの朋輩であり、見飽きることがない。 だからベランダにでると勝手に名づけた「わっせクン」と挨拶、顔合わせをつづけている。
[参考:活版 à la carte よき日がいつも-日日之好日*01 春を待つ日日。わっせクン、才助とかわす朝の挨拶  2015年2月10日]
わっせ01
わっせ02餘談ながら、バレンタインのから騒ぎには参った。好きでもない義理チョコをもらい、ホワイトデーにも苦しめられた。だからここのところの「ハロウィン・ブーム」も、どこかで仕掛け人がほくそ笑んでいるような気がしないでもない。それでもカボチャをくり抜くわけでもなく、ボディペインティングをして街に繰りだすわけでもない。なにせ100円ショップからやってきた愛らしい代物が増えただけである。

ワッセくんが来たころは「サイスケ-才助」の鉢の下にいた。いまは移動した「オカワカメ」の蔓が巻いている下に鎮座した。気のせいか「COVID – 19」騒ぎがはじまってから、カラッと晴れた日が少ないようにおもう。なによりも、真夏のモクモクと湧く入道雲をほとんど見ないまま晩秋を迎えた。
名を考えている。「赤カボチャ」では藝が無いし、Red pumpkin では、たれかにせせら笑われそうだ。そうこうしているうちに「ハロウィン」が近づいた。ハロウィンは10月31日、古代ケルト人の祭をルーツとするという。

[参考:活版 à la carte【おかわかめ倶楽部】妙な会が結成されたらしい|活版カレッジ・アッパークラス|独身男性中心に食用植物{おかわかめ}の育成をはかる| 2016年10月28日]

DSCN8259

【展覧会】長崎歴史文化博物館|「あれも これも黄檗 !? 展」|’ 20年10月14日-11月23日

rekibunn01

長崎歴史文化博物館
「あれも これも黄檗 !? 展」
会  期  2020年10月14日[水]-11月23日[月・祝]
      ※ 休館日 10月19日[月]、11月16日[月]
会  場  長崎歴史文化博物館 3階展示室
時  間  8:30-17:00(最終入館30分前)
観  覧  料  常設展観覧料でご覧いただけます
      大人630円、小中高校生310円
──────────────
承応3年(1654)の隠元禅師-いんげんぜんじ-の渡来とともに日本へ流入した、当時最新の中国文化は、現在では「黄檗-おうばく-文化」と呼ばれ、その独特な内容は現在の私たちにとっても驚くような魅力に溢れています。しかしひと口に「黄檗文化」といっても、その内容は多岐にわたり、様ざまな側面があります。

隠元禅師を招請し、黄檗文化の発信地であった長崎には黄檗の影響を受けた資料が多くのこされています。そうした中には「これも黄檗なの?」と思う資料がたくさんあります。江戸時代を通じて中国との交流があった長崎では、常に最新の中国文化が導入されることで、本山である 萬福寺(京都府宇治市)を中心とした黄檗文化とはまた違った、独自の黄檗文化が形成されていたのです。
本展では、当館に収蔵する黄檗関係資料に 興福寺(長崎市寺町)所蔵資料を加え、長崎ならでは

の黄檗文化について紹介します。

※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 長崎歴史文化博物館

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|十時啓悦 ― 樹木と漆と暮らし|’20年11月16日-12月19日

20201021183808_00001 20201021183808_00002武蔵野美術大学 美術館・図書館
十時啓悦 ― 樹木と漆と暮らし
会  期  2020年11月16日[月]-12月19日[土]
時  間  10:00-18:00(土曜日、11月23日は17:00閉館)
休  館  日  日曜日
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室2、アトリウム 1
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
木漆工芸家・十時啓悦(武蔵野美術大学 造形学部工芸工業デザイン学科 教授)の新作と近作を中心に、十時の現在の手仕事を紹介します。
木漆工芸には木材を加工して成形する「素地作り」と表面を塗装する「漆塗り」の工程がありますが、十時は完成に至るまでの作業を一貫して自身で行っています。唯一無二の芸術作品と、大量生産される工業製品の間にあるような十時の手仕事の根底には、造形への深いこだわりがあります。そして飽きずに毎日ずっと使えること、工芸品でありながら多くの人が手に取れることというように、一見相反することをかなえるためのバランスを追求する中で生まれたものでもあります。
椀、皿、盆、酒器、花器、家具––実際に手にとった時の感触や日常の中で愛用される風景に思いをめぐらせながら、十時の手仕事の世界をお楽しみください。

※ 感染症「COVID – 19」対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館 ]

【良書紹介】「ミツカン水の文化センター」機関誌|『水の文化』 第65号発刊|特集「船乗りたちの水意識」

水の文化誌65

ミツカン水の文化センター
機関誌『水の文化』65号
船乗りたちの水意識
水が及ぼす浮力によって人やモノを運ぶ船は、鉄道や自動車、飛行機よりもずっと昔から、私たちの暮らしと社会を支えてきた。今日の文明は船があったからこそともいえる。
島国・日本が輸出入をほぼすべて船に頼っているように、船は今も重要だ。そして、大小の船を操る「船乗り(船員)たち」は、物理的にも心理的にも常に水と接しているし、水は船上で貴重なものだ。
船乗りたちの水に対する感覚や節水意識は、日常生活を陸上で過ごす私たちとやはり違うのだろうか? 海上での生活における水はどのような存在なのか。
主に外洋を舞台とする船乗りたちの水への向き合い方、そして海によって隔絶された船上におけるコミュニケーションや自然観を探る。

intro横浜港新港ふ頭5号岸壁に停泊する海技教育機構の練習船「海王丸」(撮影:川本聖哉)
ミツカン 水の文化センター WebSite ゟ

【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 活版アラカルト 既出まとめ }

【艸木風信帖】空中庭園とその付属庭園|梅雨の長雨・夏の炎暑に負けず秋の艸花が開花|志茂太郎没後40年

デュランタ2【デュランタ】
デュランタは藤色や白の小花が集まって房状に垂れ下がって咲く人気の熱帯花木で、夏の鉢物としてよく流通しています。丈夫で開花期間が長く、楽しめる花木です。
[ 参考 : NHK みんなの趣味の園芸
黄色いリコリス【彼岸花/曼珠沙華】
中国原産で、彼岸花、曼珠沙華といった名前で昔からわが国でも知られていますが、これは栽培種でリコリス。開花期を迎えると、葉もなく、またたれ
に知られることもなく地中から突然に花芽が姿を現します。 その先端は見る見るうちに天に向かってまっすぐ伸び、大胆に反り返った花弁、突き出した雄しべ雌しべの神秘的な花姿とともに私たちを驚かせます。

[ 参考 : ウィキペディア 彼岸花DSCN0716 DSCN0719 下のトロロアオイ【 吾が空中庭園の秋の女王|トロロアオイ 】

歩きゐて  日暮るる  黄蜀葵かな  澄雄

吾が空中庭園の女王 : トロロアオイが次〻に大輪の花をつけている。
寝起きに「ロダンの椅子」に腰をおろしてこの花をみるのが最大の朝のよろこびである。
空中花壇にはトロロアオイを二鉢植えてあるが、ひとつは五年物、ひとつは四年物で、ときおりみる一年草という紹介とはすこし違うようである。

もうすこし秋がふかまると、蒴果-サクカ(種子)は黒ずんで硬くなり、風に吹かれておもく揺れる。中にはごま粒ほどの種がみっしりと入っている。今回もみずからの復習と整理をかねて、辞典的な説明をさせていただいた。
──────────
トロロアオイは中国原産のアオイ科の多年草で、漢名を「黄蜀葵 オウショクキ」と呼ぶ。
その根は胃腸炎・喉頭炎などの薬用となり、また手漉き紙の流し漉き用の「ねり 粘剤」の原料、あるいは観賞用に栽培される。
「ねり」は楮 コウゾ や 雁皮 ガンピ などの紙料の繊維を、水中に均等に分散して漂浮させ、均等な厚みと強靭な紙をつくるのに利用する。工業用には化成品もあるが、手漉き紙にはトロロアオイかノリウツギの根から抽出する粘液が好適とされる。

矮性種もあるが、ふつう茎は高さ 1-2m。葉は長い柄があり、手のひら状にヤツデのように 5-9 に深裂する。
夏から秋にかけて直径10cmほどのおおきな花を、茎の上部にまばらな穂状につける。花は朝顔のように短命で、朝方に開花し、午後には下掲写真のようにしぼむ一日花で、淡い黄色。中心部に鮮やかな赤紫色の目が入り美しい。おしべは多数、花柱は5本に分かれ青紫色。蒴果サクカは角ツノで5稜あり、剛毛があって熟すと硬くなる。
根部は長さ20cmほどの紡錘形に肥大する。根は粘液を多量に含み、打ち砕いて(叩解)水につけたものを手漉き紙の「ねり」とする。本来は多年草であるが、「ねり」にもちいるためには蕾をとり、根に養分をたくわえる。したがって農家での栽培上は一年草として扱う。
[ 参考 : ウィキペディア トロロアオイ ]{ 活版 à la carte  トロロアオイ 既出まとめ

kazari-upper20201006183115_00001志茂太郎  1900年(明治33)8月23日-1980年(昭和55)9月2日
岡山県久米南町山の城-くめなんちょうやまのじょう-の豪農兼酒造家にうまれ、東洋大学卒。
東京中野区に伊勢元酒店を営むかたわら「アオイ書房」を設立。愛書誌『書窓』ほか多くの図書を刊行。活字の一部を兵器に転用するとした政府の施策に異を唱え、それがもととなって1945年東京を追われ。帰郷して「日本書票協会」などを設立。そのまま岡山に歿す。山の城の志茂家専用墓地には、志茂太郎が植えたとされるトロロアオイが無数に自生しており、秋には大輪の花をつける。

[ 参考:『活字に憑かれた男たち』「変体活字廃棄運動と志茂太郎」PDF ]

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|Door is Ajar ドアは開いているか|山本直彰展|’20年11月16日-12月19日

ムサビ01 ムサビ02

武蔵野美術大学 美術館・図書館
Door is Ajar ドアは開いているか  山本直彰展
会  期  2020年11月16日[月]-12月19日[土]
時  間  10:00-18:00(土曜日、11月23日は17:00閉館)
休  館  日  日曜日
入  館  料  無  料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室 3・4
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
押し迫る感情を表出する筆致や緊張に満ちた構図、打ち捨てられたドアをそのまま支持体として用いた画面など、日本画の新たな絵画表現の可能性を提示してきた山本直彰。
本展では、自身の過去、現在、未来を主題とし、去来する数々の記憶の断片を幅16メートルの大画面に再構成した新作に焦点を当てる。
あわせて、聖書あるいは神話や小説に書き綴られた言葉を発想源としながら、絵画として自らの心象世界を内在化した近作も展示し、山本作品の景色を巡る。

※ 感染症「COVID – 19」対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館 ]

【展覧会】国立公文書館|令和2年度 第2回企画展|「グルメが彩るものがたり-美味しい古典文学-」 |令和2年10月3日-11月29日|終了

20200907150806_00001 20200907150806_00002

国立公文書館
令和2年度第2回企画展「グルメが彩るものがたり-美味しい古典文学-」
会  期  令和2年10月3日[土]-11月29日[日]
      ※「COVID – 19」の感染予防・拡大防止のため、会期を変更する場合があります。
      ※展示室内の密接を避けるため、入室制限を行うことがあります。
開館時間  月-日曜日  午前9時15分-午後5時00分
      ※期間中無休 入館は、閉館30分前まで
会  場  国立公文書館 本館
入  場  料  無 料
──────────────
――食べることも、文学だ。
毎日のありふれた食卓はそのほとんどが記録に残ることはありません。しかし、それらがあえて和歌や物語に書き留められるときには、ただ空腹を満たすための行為としてだけではなく、 読む者の心を動かす特別な意味を持つことになります。
本展では、古典文学に描かれた「食」の多彩な姿を、当館所蔵の貴重な資料からご紹介します。

{主な展示資料}

日本書紀日本書紀-にほんしょき
日本最初の勅撰の歴史書で、養老4年(720)に舎人親王-とねりしんのう-らによって編纂されました。保食神-うけもちのかみ-という神の死体から穀物や家畜が生まれたという神話が載っています。
当資料は慶長年間(1596-1615)に書写されたもので、完本としては現存最古。紅葉山文庫旧蔵。

つれづれくさ徒然草-つれづれぐさ
鎌倉時代後期-南北朝時代の歌人である兼好法師-けんこうほうし-の随筆。「筑紫-つくし-になにがしの押領使-おうりょうし」ではじまる章段には、薬効を期待して大根を食べ続ける武士の不思議な話が載っています。
当資料は慶長18年(1613)に出版されたもので、和学講談所旧蔵。

今昔物語集今昔物語集-こんじゃくものがたりしゅう
平安時代後期に成立した説話集で、貴族から庶民まで幅広い階層の人々の逸話が描かれています。芥川龍之介の短編小説『芋粥-いもがゆ』の下敷きとなった、芋粥を腹いっぱい食べようとする侍の説話が載っています。
当資料は江戸時代前期に書写されたと考えられる林家旧蔵書で、内容・本文に信頼性が高く善本として知られています。

[ 詳細 : 国立公文書館

【会員情報】銀座伊東屋|藤原弥生 7 days cards 40th Anniversary|10月8日-10月21日

藤原彌生展20200925140341_00001

藤原弥生  7 days cards
40th Anniversary
期  間  10月8日[木]-10月21日[水]
会  場  銀座 伊東屋 G. Itoya 1F
──────────────
一週間いつでも好きな人に手紙を書きたい
思いを伝えるポストカード 7 days cards
10.5 cm × 15 cm のポストカードは小さいけれども無限の宇宙です。感動、感謝、はげまし、色々な思いをさりげなく送ることのできるコミュニケーションツールのひとつです。季節、季節の移り変わりに大切な気持ちを伝えることもできます。

[ 詳細 : 銀座 伊東屋 ]

【展覧会】B – gallery|笹井祐子 ドローイング展|風の色・水のかたち|“19年10月6日-10月18日|終了

20200923174951_00003 20200923174951_00004

B – gallery
笹井祐子 ドローイング展
風の色・水のかたち
会  場  B – gallery http://bgallery.xsrv.jp
会  期  10月6日[火]-10月18日[日]
開  場  14:00-18:00  休廊:12日[月]

[ 詳細 : 笹井祐子 ] { 活版 à la carte : 笹井祐子/奥村浩之まとめ } 

【展覧会】Gallery A R K|宮 崎 文 子 展|10月1日-10日

20200923174951_00005 20200923174951_00006Gallery   A R K
宮 崎  文 子 展
会  期  10月1日[木]-10日[土] * 日曜日休廊

会  場  ギャラリー A R K
      〒231-0024 横浜市中区吉浜町2-4 アクシス元町1F
      e-mail:ark@art-sq.com
──────────────

今回は油彩画がメインの展示となります。
コロナ禍で心配な時期でもありますが
お近くにお越しの際などにお立ち寄りくださると幸いです。

[ U R L  :  宮崎文子 ホームページ ]

【展覧会】町田市立国際版画美術館|西洋の木版画 ── 500年の物語|’20年9月26日-11月23日

20200923174951_00001 20200923174951_00002町田市立国際版画美術館
西洋の木版画 ── 500年の物語
会  期  2020年9月26日[土]-11月23日[月・祝]
休  館  日  毎週月曜日
      ※ただし11月23日[月・祝]は開館
会  場  企画展示室 1・2
観  覧  料  一般800円、大学・高校生400円 ※ 中学生以下は無料
──────────────
ヨーロッパで木版画が作られるようになったのは西暦1400年頃のこと。
その半世紀ほどあとにグーテンベルクが活版印刷を発明すると、木版画は本の挿絵に広く用いられ発展をとげました。15世紀末にはアルブレヒト・デューラーの登場により早くも最初の頂点を迎えます。しかし版画制作の中心を銅版画が占めるようになると、木版画は日常的な印刷物に細々と残るばかりになっていきました。

18世紀末に登場した木口木版の技法は、新聞や雑誌、書籍の挿絵をはじめあらゆる図像印刷に利用され、19世紀の文化を彩りました。
近代に登場した新たな技術により、版画はそれまで担ってきた実用的な役割から解放され、美術表現として新たな道を探ることになります。

木版画の見直しの動きが現れるのは1880年代末のことで、その大きなきっかけとなったのが日本美術でした。浮世絵版画をはじめとする異文化の影響を受けて、西洋の木版画は新たな表現を創り出し、それは今日もなお続いています。
仏教版画や浮世絵版画などから思い浮かべる日本の木版画とは異なる展開をとげてきた西洋の木版画。その500年の歴史を120点の作品でご紹介します。

[ 詳細 : 町田市立国際版画美術館

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー第380回企画展|いきることば つむぐいのち|永井一正の絵と言葉の世界|’20年10月09日-11月21日

ggg 01 20200924205100_00001ギンザ・グラフィック・ギャラリー第380回企画展
いきることば つむぐいのち
永井一正の絵と言葉の世界
会  期  2020年10月09日[金]-11月21日[土]
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
104-0061 東京都中央区銀座7-7-2  DNP銀座ビル 1 F / B 1 F
開館時間  11:00 am-7:00 pm
休  館  日  日曜・祝日 / 入場無料
──────────────
日本においてもコロナ禍がいよいよ深刻化してきた頃、1冊の本、『いきることば つむぐいのち』が芸術新聞社より刊行されました。長年の創作活動のなかから生まれた、永井一正氏の “ 言霊 ” と、“ いきものたち ”  から紡がれた本書は、まさにこの状況と共鳴し、心にしみるものでした。
「人間は地球上の生き物のひとつでしかない。」(本文 p.12)、「共に生きていく。すべてはつながっているから。」(本文  p194)…… 。 今まで好き勝手に生きてきた人間どもが、いよいよ “ 共生 ” ということを真剣に考えなければならない窮地に追い込まれていることを、痛感させられる言葉が並びます。

今秋、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、この本の豊かな世界観を展覧会というかたちで、立体的に展開することを試みます。1階では、『いきることば つむぐいのち』と、東日本大震災を機に刊行された『つくることば いきることば』のなかから厳選した絵と言葉による、異空の森が出現します。地階では、1980年代後半から現在まで、常に変化を遂げながら生みだされ続けている「LIFE」シリーズのいきものたちが、生き生きと躍動しはじめます。
今までの価値観を見直し、共生の時代を生きるエールとして、ご覧いただけましたら幸いです。

[ 詳細 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー ]

【かきしるす】新刊『Parenthesis』-パレンヂスィス/丸括弧-を持参|アンドリューさん Andrew Schullers/ジェニーさん Jenny Corbett 夫妻がご来社

p38-cover-768x1022fpba-top-parens《新刊『Parenthesis 38』を持参され、アンドリューさん・ジェニーさんのカップル来社》『Parenthesis 38』( Fine Press Book Association )は、高度な印刷と図書に関する逐次刊行図書(ジャーナル)である。
刊行は年二回、装本は標準版と特装版がある。また、その活力と多様性をもたらすために、春号はイギリスで、秋号はアメリカでの交代制で刊行されている。
──────────────
昨2019年の晩夏、アンドリューさん ( 出版コンサルタント Andrew Schullers ) が数次にわたって新宿二丁目時代の小社に来社された〔以下敬称略〕。取材対応はほとんど大石があたったが、当時のアンドリューはこうかたっていた。
「日本の活字版印刷の歴史と現状を調査して、イギリスのジャーナルに報告する予定でいます」
その報告が「Letterpress in Japan|Andrew Schuller」として『 Parenthesis 38 』に掲載され、その掲載号をご夫妻で持参していただいた。
アンドリューさんジェニーさん

右)アンドリューさん  Andrew Schullers / 左)ジェニーさん Jenny Corbett
お庭にて(動)

《 Lingua Florens は 花のときから 深い緑のとき。紅珊瑚にも似た ハゼラン がふたりをお迎え》
アンドリューとジェニーさんが朗文堂/サラマ・プレス倶楽部の住吉町の新事務所にお見えになったのは六月下旬、梅雨の晴れ間の夕方であった。
アンドリューとの久しぶりの再開と、はじめてジェニーとの出会いの場となった。大石は来社予告メール交換である程度知っていたようだったが、ジェニーはどんな資料をみても、Professor Jenny Corbett と記されるほどの、経済と金融、そして国際関係の碩学で、国際金融機関、国際機構の要職を歴任し、現役の大学教授でもある。
さらに、アンドリューはまったく日本語を解さないが、ひとりで平気で朗文堂に押しかけていた。ところが、ジェニーは流暢な日本語をかたる。

再会の挨拶もそこそこに、
「神楽坂から自転車できました。すこし息切れしているが、ここではマスクは必要か」
とふたりはたずねてきた。
「きょうは天気もいいし、よろしかったら、狭いですけど、テラスでお話ししましょう」
大石の提案にホットしたのは自由人:アンドリュー。
ここ新宿区住吉町と新宿区神楽坂は、ともに、地勢学でいうところの多摩丘陵・住吉台地にあり、地盤は強固で、防衛省・大日本印刷・市ヶ谷八幡神社などがある。しかしとかく台地にありがちな起伏と坂道が多い。テラスで大石がそれを指摘すると、

「わたしの自転車は補助のモーターがあるので坂道でも平気だけど、アンドリューは登り坂は汗だくで押してあがっている」
とジェニーは屈託がなくコロコロと笑っていた。本物の碩学は偉ぶることはまったくなかった。
短時間ではあったが、ミニテラスでの語らいは、なごやかで知的なよろこびがあった。

アンドリューはいくぶんリタイヤ気味であるが、ふたりはオーストラリアのキャンベル、英国のロンドン、日本の東京・神楽坂に、それぞれ独自の根拠地を有し、プロジェクトにあわせて滞在地としているそうである。
おりしも日本滞在中に、世界規模での感染症「COVID – 19」の猖獗をみるにいたったようである。昨年から東京大学を根拠地とする大きなプロジェクトが、ジェニーが枢要メンバーとなって展開しており、そのさなかに「COVID – 19」の警戒状況となって出入国が困難になり、神楽坂に「巣ごもりしている」とジェニーは笑ってかたっていた。
このふたりのような、国境をこえて飛び回るひとには不幸なときともいえた。

「Lingua Florensーことのはの花園」で、赤い花柄のワンピースをまとったジェニーの足もとで咲いていたのは、西インド諸島原産、わが国には明治初期に鑑賞用に輸入されたとされる、通称:ハゼラン-爆蘭 である。ジェニーは時折その花をみていたが、オーストラリアにもこの花があるのかは聞きそびれた。

ハゼランはまた、シュッコンハゼラン -宿根爆蘭 、サンジソウ -三時草、ハナビグサ -花火草、サンジカ -三時花、珊瑚草、コーラルフラワー、fame flower、Jewels – of – Opar などの多くの異名をもつ。
午後三時ころから咲きはじめるので三時花、線香花火の火花にも似たバラバラの花をつけるので花火草、紅珊瑚のような枝ぶりと花から珊瑚草などである。吾輩は花火艸と呼んでいる。

ハゼラン(爆蘭、三時草、三時花、花火草、コーラルフラワー )1《 ふたりが帰ったあと Parenthesis/パレンヂスィス/丸括弧 に問題が 》
やっかいな問題は、アンドリューが寄稿した『Parenthesis』のタイトルである。吾〻はふるくからこれを、もっぱら「パーレン」と呼んできた。アメリカにはスペル違いの同義語もある。

これを主張すると、言語学におけるイギリス人特有の必殺キックが飛んでくるので困惑する。
「女王陛下は、そのようなことばはお使いになりません」

◉『広辞苑』(第六版 岩波書店)
ちなみに国語事典として『広辞苑』(第六版 岩波書店)の「パーレン」をみると、いかにも辞書的ないいまわしで、次のようにある。
    パーレン
    (Parenthesis の略訛) 丸括弧。( )
辞書における「略訛ーりゃっか」とは、「転訛-てんか」とともに、使用時には注意すること、あるいは消極的ながら、あまり使わない方が良いことを含意している。すなわち パーレン とは Parenthesis の略語であり、訛っている-標準的ではない-としている。

◉ 『研究社 新英和大辞典』(第6版第5刷、研究社、ともにp.1798  2007年11月)
    paren.     ((略)) parenthesis
    parens.   ((略)) parentheses
大型英和辞典として『研究社 新英和大辞典』の「パーレン」に相当する語を調べてみた。ここには ((略語)) とされる parenthesis と parentheses が紹介されている。
注目したいのは、これらの省略にあたっては「 . -ピリオド」が必要なことである。また同じページにそれぞれ parenthesis , parentheses も紹介されているが 長文にわたるので、いずれ別項を設けて紹介したい。

したがって、ここでも「Parenthesis → パレンヂスィス」と表記するのにも勇気が必要だった。近ごろの電子辞書やスマホには、一部に音声表示機能があるが、それをカタ仮名にするのにも難儀した。ここで「パレンヂスィス」とカタ仮名表記の参考にしたのは『印刷術教科書 第二学年用』(ヨゼフ・ナジ著、帝都育英工業高等学校、昭和29年4月1日)によった。
──────────────
しばらく本コーナーでも、アンドリューが寄稿した『 Parenthesis 』を契機に、「パンクチュエーション/句読法」といった、古くて新しいテーマを、のんびり取りあげてみたいとおもいたったゆえんである。
もちろん吾輩の取り組みゆえ、「こうすべきだ」「こうすべきではない」といった「べき論」は避けて、読者諸賢と歩んでみたい。

◉ 『英和 印刷書誌百科辞典』(日本印刷学会、印刷雑誌社、昭和13年1月15日)
『英和 印刷書誌百科辞典』から parenthesis ,  punctuation mark を紹介した。同書はいまなお『印刷事典』の名称のもとに印刷学会出版部から刊行されており、第五版までの刊行をみるが、本書を第一版として位置づけている。今後の展開の参考に記録した。

20200727155921_0000220200727155921_00003 20200727155921_00001

【Lingua Florens】ひよどりが巣をかけた。孵化と巣立ちが待たれる日〻……そして残念な報告 ……

わが家のクマガイモリカズ《新型ウイルス感染症「COVID – 19」で外出自粛の日々
新型ウイルス感染症が世界規模で拡大しているために厳重に警戒せよという。不急不要の外出や、人混みをさけ、ひとと会うのも、会食も自粛せよという。
2020年4月7日から5月6日のあいだ「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が{ 発 出 }された[リンク:内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室 PDF]。

もともとが出不精だから、外出を避けるのはさほどいとはないが、8月中旬のいまもって「自粛のお願い」は続いている。
そんな無聊の慰めにもってこいの、猫のひたいほどの庭があり、ここを「Lingua Florens」と呼んでいる。ここは「ことのは の 花園」の意から、河野三男さんが名づけられた、四坪ほどの小庭とテラスで、人工地盤の浅い土壌の上にある。ともかくゴシャゴシャと様〻な艸花が植えてある。

《七月下旬、隣家の庭木にビニール紐がからまって、鳥がしきりに鳴いていた》
7月23日-26日は四連休であった。「自粛要請」のため、逆に連日出社して「Lingua Florens」の手入れにあたった。その折り大石が、

「お隣さんの庭木-レッドロビン-に、ビニール紐が変なふうにからまっている」
と珍しそうに見上げていた。

もともと レッドロビン とは「赤いコマドリ」の意。園芸植物のレッドロビンは、カナメモチとオオカナメモチを掛け合わせた園芸品種で、都市部の垣根としては近年もっとも一般的に見られる樹種のひとつとなった。
面白いのは、季節を問わず剪定をすると真っ赤な新芽が発生する。そしてふつうの植物とは逆に、新芽は開く前から赤いのが特徴で、生長すると緑化する。 春には真っ白の小花を咲かせ、秋には赤い実をつける。ただし、頻繁に刈り込まれることが多いため、花や実を楽しむ木という印象は乏しいのが現実である。
お隣さんのレッドロビンは垣根ではなく、珍しい立木仕立てになっていて、その枝の間に梱包用のビニール紐がからんでいた。

そこに番いらしき二羽の鳥がいて、「ピィーヨ、ピィーヨ」 と盛んに鳴きかわしていた。前述のレッドロビンを含め、植物に関してはおおかた大石からの受け売りであるが、鳥類にかけては悪童時代にいろいろな鳥を育てた経験があり、吾輩もうるさい。なによりもひよどりは、ホオジロ、ムクドリ、メジロなどと並んで「空中庭園」の定連の鳥でもある。

ひよどりは、波打つように上下しながら飛来して、「空中庭園」の花の実や果肉を啄んでいく。ともかく甘党の鳥で、ノー学部が黒ポットにはいったイチゴの苗をふたつ買ってきて、植木鉢に定植した翌朝、まず果肉を食べ、翌朝にはひと株を根こそぎひき抜いて持ち去った。
ノー学部はカラスを疑っていたが、吾輩は「逆毛のモヒカン鳥-ひよどり」の犯行だと知っていた。つまり「逆毛のモヒカン鳥」が、もうひとつのイチゴの苗も持ち去ろうとしている犯行現場を「ロダンの椅子」でそっと不動のまま見ていたからである。
「ロダンの椅子」の別名は「喫煙席」ともいう。

レッドロビン-赤いコマドリ(紅カナメモチ)ヒヨドリの巣
00194294000301ヒヨドリ科で最北限に分布する日本列島特産種。暗青灰色で、頭頂から後頸-こうけい-にかけての羽毛の先端はとがる。全長約 27.5 cm。ヒヨドリ科 (『日本大百科全書』 ゟ © 相 澤 弘)

ボサボサ頭に茶色いほっぺ
「ヒーヨ ヒーヨ」と名を名乗る
[参考:サントリー 日本の愛鳥百科 ヒヨドリ]豊富な写真があり、鳴き声の音声が聴ける。

お庭でバードウォッチング中のヤツガレ2抱卵中のひよどり給餌するひよどり0819《ひよどりーオヒョイー観察録》
◉ 08月01日[土]
ビニールテープを混用した巣が完成した。雄はこの時点から見かけなくなった。追い出されたか?
◉ 08月03日[月]
雌が巣にこもりはじめた。産卵か。どこからか飛来してレッドロビンの枝に止まり、ヒョイ、ヒョイと枝を伝って身軽に巣に入り、あとはスフィンクスのようにジーッと不動。まったく鳴かなくなった。オペラグラスで連日の観察の結果、枝をヒョイヒョイと飛び歩くさまが面白く、「オヒョイ」と名づけた。

◉ 08月18日[火]
オヒョイが「ピィーヨ」と鳴く。雄らしき鳥がしきりに枝にとまる。雛が孵化したらしく、大石が裸眼で三羽の雛の嘴が見えるという。オヒョイは採餌のためか巣を出る時間が伸びる。

◉ 08月19日[水]
オヒョイの給餌風景の撮影に大石成功。ヤブ蚊がいるからとしばらく「Lingua Florens」に出なかったのに、オヒョイの戻りを待って撮影。二羽の雛の嘴がのぞいている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◉ 08月21日[金]
隣家の庭のレッドロビンで、夕方にいつもの地鳴き「ピッ、ピッ」ではなく、三羽のひよどりが激しく鳴きかわす。なにか異変がおこった予感。その後オヒョイの姿が見られなくなった。
◉ 08月23日[日]
おヒョイが気になったせいもあって出社した。遅れて出社した大石が
「廊下の突きあたりのレッドロビンに、オヒョイがとまっている」
と、あわたしくデジカメをもって撮影に走る。吾輩もあとを追った。

ふつうひとが近づくとひよどりはすぐ飛びさるが、ジッと動かない。ふと下をみて足がすくんだ。そこには息尽きた雛鳥が一羽。おそらくオヒョイとその番いだったひよどりの雄は、よその雄との営巣争いに負けたものとおもわれた。
このレッドロビンの近くに雛を埋めてやった。ここには春にスミレが咲くが、ひよどりの好きな甘い実のなる草木も植えることにした。悲しい週末となった。

悄然とするおひょい

ひよどりの こぼし去りぬる 実の赤き 蕪村

〔本稿の初出は2020年08月19日であった。09月17日追加補充して再紹介する〕


【 ヒヨドリ ひよどり / 鵯 】
 『日本大百科全書』(ニッポニカ 小学館)
続きを読む

【展覧会】台東区立書道博物館 |企画特別展 中村不折の世界|’20年6月26日-12月13日|終了

20200907150806_0000420200907150806_00005

台東区立書道博物館
企画特別展 中村不折の世界
会  期  2020年6月26日[金]-12月13日[日]まで
      ※会期等は、今後の諸事情により変更の可能性があります。
開館時間  9:30-16:30(入館は閉館の30分前まで)
休  館  日  月曜日、9月23日[水]、11月24日[火]
      ※9月21日[月・祝]、11月23日[月・祝]は開館
観  覧  料  一般・大学生 500円、高・中・小学生 250円
──────────────
中村不折(1866-1943)は画家であり書家でした。新聞挿絵をはじめ、明治の文豪たちが主催する雑誌のブックデザイナーとして手がけた装丁や挿絵、財界や教育界で活躍した人の記念碑、商店の看板やロゴマークなど、今でも身近なところに息づいている不折作品がたくさんあります。
本展では、不折の作品を中心に、不折と交流のあった文豪や、不折が影響を受けた江戸の書画などを交えて、不折の世界を館蔵品のなかから一挙に公開いたします。

◉「COVID – 19」による紆余曲折を経ての本格開催です。下記をご確認のうえご参観を。
[ 詳細 : 書道博物館

【オンラインイベント】チェコセンター|アドルフ・ロース Pioneer of Modern Living|生誕150周年

on-line-adolf-loos-invitation

チェコセンター
アドルフ・ロース Pioneer of Modern Living
今年は、ブルノ生まれの建築家 アドルフ・ロース の生誕150周年です。モダニズム建築の先駆者のひとりとして活躍し、「装飾は罪悪である」という言葉を生んだロースの建築作品は、今なお多くの建築家に影響を与えています。
チェコセンターでは、生誕150周年を祝い、Facebook を中心として情報発信をしていくほか、オンラインでのイベントを行っていく予定です。

ナビゲーター:アダム・ゲブリアン(建築家)
主 催:チェコセンター・ロンドン
協 力:Mall.tv、ヴィンターニッツ邸 https://www.loosovavila.cz/

【詳細: チェコセンター 】

◉アドルフ・ロース  Adolf Loos (1870 – 1933)
ブルノ生まれ(当時はオーストリア=ハンガリー帝国)。19世紀末のヨーロッパで、最も影響力をもっていた建築家のひとり。同時に、モダニズム運動の基礎を形作る言論を著して注目を集めたことでも知られる。
リベレツおよびドレスデンで建築を学び、その後1893年から1896年まで3年間アメリカ合衆国に滞在し、アメリカの工業建築の革新的な効率の良さに感銘を受け、自身の作品にもその影響が表れている。その後ウィーンに移り、そこで数多くの論評を書き綴った。
特筆すべきなのは『装飾と犯罪』(Ornament und Verbrechen)で、建築において装飾要素をそぎ落とすことは精神力の象徴であると主張した。

ロースは内装の空間配置に関して独自の原理、すなわち「ラウムプラン」を提唱し、プラハのミュラー邸や、ヴィンターニッツ邸で実装した。個人の邸宅を手掛けたほかには、ウィーンのミヒャエル広場にあるゴールドマン&ザラチェの商業ビルや、カフェ・ムゼウム、またアメリカンバー・ケルントナーなどがとりわけ有名である。

プラハ市内 ミュラー邸(2016年 大石 薫撮影)
ゆるやかな傾斜地の頂上部にあり、庭はひろく植栽がゆたか。外観は簡素ながら、内部はきめ細かな配慮がつくされた「装飾」にあふれておどろいた。観覧は事前申告制、撮影は別途許可が必要。
DSCN0487
DSCN0654DSCN0653DSCN0545DSCN0561DSCN0609[参考:活版 à la carte「プラハの機能主義建築 ─ 伝統と現代建築への影響」

アドルフ・ロースの墓地 ウィーン中央市民墓地
(市民墓地正面入口から入場、直ぐ左折・塀沿いに直進して突きあたりに所在)

[参考:タイポグラフィつれづれ艸 文字講座 知識としての文字 石のエクリチュール

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|イラストレーションがあれば、|9月21日-10月24日

20200903152041_00003 20200903152041_00004

武蔵野美術大学 美術館・図書館
イラストレーションがあれば、
会  期  2020年9月21日[月]-10月24日[土]

時  間  10:00-18:00(土曜日・祝日は17:00閉館)
休  館  日   日曜・祝日
入  館  料   無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室 4・5 
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
イラストレーションと聞き、何を想像しますか。安西水丸の作り出すポップで爽やかな世界、宇野亞喜良の描く繊細で甘美な情景 − みなさんの頭のなかには、様々なイメージが浮かぶのではないでしょうか。
西洋における〈illustration〉は、印刷技術の発展とともに書物や雑誌と深く結びつき、社会や文化を映し出しながら歴史を重ねてきました。日本では1960年代以降、イラストレーターの活躍をきっかけとして独自の発展を遂げ、今日的な〈イラストレーション〉の概念が一般に定着したといえます。美術評論家の中原佑介が、この広大なイラストレーションという領域を考える上で、なによりもまず「世界地図」を「世界のイラストレーション」と例に挙げたことは、少し意外なことに感じるかもしれません。

本展では当館コレクションより、中世の彩飾写本や16 世紀の世界地図、現代のポスターまで、イラストレーションをめぐり幅広い作品を展観します。現代の〈イラストレーション〉の源泉ともいえる〈illustration〉の実体、日本の多彩な〈イラストレーション〉を生んだイラストレーターの存在を探りながら、その可能性を紐解きます。

※新型コロナウイルス感染症の今後の拡大状況に応じて会期が変更となる場合があります。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|脇谷 徹 ― 素描ということ|9月21日-10月24日

20200903152041_00001 20200903152041_00002

武蔵野美術大学 美術館・図書館
脇谷 徹 ― 素描ということ
会  期  2020年9月21日[月]-10月24日[土]

時  間  10:00-18:00(土曜日・祝日は17:00閉館)
休  館  日  日曜日
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室 2・3、アトリウム 1・2
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
彫刻家・脇谷徹(同学共通彫塑研究室教授)の最初期の作品から最新作にいたるまで、各時代の彫刻作品約50点と、素描・絵画を中心とした平面作品約150点を紹介します。
200点以上の作品を一望することで、脇谷が制作においてただひたむきに目の前にある対象物と向き合い、視覚的特徴や質感・立体的なヴォリュームをつかみ、実在性を浮かび上がらせようとしてきたさまが見えてきます。

ありのままの「かたち」をつかむ行為全般を「素描」と捉える脇谷は、平面作品も立体作品も同じ「素描」の発露だとしています。装飾を取り払い、必要最低限の描線で空間の中あるいは紙の上に「素描」された「かたち」を目の当たりにすると、普段私たちがいかに印象や概念に影響されて事物を認識しているかに改めて気づかされます。
本展を通して脇谷徹の真っ直ぐで力強い作品世界と、造形における「素描」という表現の本質にふれていただければ幸いです。 ※本展は脇谷徹教授の退任記念展として開催します。

※新型コロナウイルス感染症の今後の拡大状況に応じて会期が変更となる場合があります。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館