【展覧会】神田日勝記念美術館|企画展 神田日勝 ✕ クスミエリカ|不在の気配、存在の痕跡|’25年6月25日-9月28日|終了

神田日勝記念美術館
企画展 神田日勝 ✕ クスミエリカ 不在の気配、存在の痕跡
会  期  2025年6月25日[水]- 9月28日[日]
会場案内  神田日勝記念美術館 | KANDA NISSHO MEMORIAL MUSEUM
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855  ▷ アクせス
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は除く)、
      7月22日[火]、8月12日[火]、9月16日[火]、9月24日[水]
観覧料金  一 般 530円、 高校生 320円、 小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種・割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
共  催  神田日勝記念美術館、神田日勝記念美術館友の会
主  催  神田日勝記念美術館展覧会事業実行委員会
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クスミエリカは、札幌市出身・在住のフォトグラファー・美術作家です。
さまざまな場所、人、建物、動物など、自分自身で撮影した写真のみを素材に、時間も空間も異なるそれらをデジタル技術により加工(デジタルコラージュ)し、多くの写真を幾層にも重ね合わせた作品を制作するクスミのアートワークは、誰もが目にする現実の風景を再構成しています。日勝もまた、自身の生活に根差した身近なモチーフや十勝の風景を題材としつつも、実際の光景をそのまま写し取るのではなく、画家の脳内で再構成した独自のリアリズムを絵画で表現しており、この両者の制作活動は相通ずるものがあります。
現代に遺された日勝の絵は、画家の存在を色濃く感じることができる媒介として存在します。日勝はどう生きて、何を遺したのか。彼とは異なる時代に生きる作家の手によって彼の痕跡と記憶を辿っていくことで、日勝の捉える「社会」や「世界」、果ては神田日勝という「存在」について迫ることを試みます。

✿ 出品作家プロフィール ✿
クスミエリカ  Erika KUSUMI
1982年、北海道札幌市生まれ。2005年、フリーランスのカメラマンとして活動を始め、現在はクリエイティブシェアオフィス「tab」に所属しながら、フォトグラファー、美術作家など、多方面で活動。美術作家としては、自身で撮影した写真のみを用い、デジタル処理を施した「デジタルコラージュ」作品を制作している。2020年、第48回札幌市文化奨励賞、第30回道銀芸術文化奨励賞受賞。
主な展覧会への出品として、「VOCA展2019」(上野の森美術館/2019年)、「未明の旅」(GALLERY SCENA[東京]/2023年)、「私たちは積層で出来ている」(GALLERY MoNMA/2024年)、「溫故知新」(SanHo Art Lab[台湾・台南市]/2024年)など。

***** 神田日勝-KANDA NISSHO-の生涯 *****
北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝〔かんだ にっしょう 1937-1070〕。彼の残した作品はいまなおその輝きを失わず、多くの人々の心をとらえています。
神田日勝は1937(昭和12)年、東京の練馬で生まれました。7歳のとき、一家は北海道の十勝に入植します。慣れない開拓生活の中で日勝は、農業に従事しながら、次第に絵画に情熱を傾けるようになります。
身近な生活に題材をとり、一筆一筆に魂をこめて描かれた力強いその作品は、徐々に高い評価を受けるようになりますが、新たな境地に踏み出そうとしていた矢先の1970年、病気のため、32歳の若さで亡くなります。最後まで描き続けた馬の絵は、半身が未完成のままでした。

    ―『神田日勝大地への筆触』展図録より(北海道新聞社、2020年)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館