活力に満ちた台湾台北の活字商・日星鋳字行さんからことしも大量のプレゼントが到着しました。
同社を訪問されたサラマ・プレス倶楽部会員の皆さまに順次お分けしております。
謙虚なお人柄ですが、金属加工業に永年携わられ、家業を継承された張 介冠社長。
そんな日星鋳字行に若き後継者が誕生し、世代交代も順調に進んでいます。ですからいまや台湾にとどまらず、内外の来客がひきも切らずに日星鋳字行を訪問されています。
わが国も、ここががんばりどころですね。
【 詳細情報 : 日星鋳字行 】
活力に満ちた台湾台北の活字商・日星鋳字行さんからことしも大量のプレゼントが到着しました。
同社を訪問されたサラマ・プレス倶楽部会員の皆さまに順次お分けしております。
謙虚なお人柄ですが、金属加工業に永年携わられ、家業を継承された張 介冠社長。
そんな日星鋳字行に若き後継者が誕生し、世代交代も順調に進んでいます。ですからいまや台湾にとどまらず、内外の来客がひきも切らずに日星鋳字行を訪問されています。
わが国も、ここががんばりどころですね。
【 詳細情報 : 日星鋳字行 】
安田侃カン 彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
雕刻作品:生誕
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「アルテの森語り」は、磯田憲一さんと、素敵なゲストをお招きし、季節の節目に開催している朗読会です。
冬至に合わせて開催する今回は、磯田さんによる朗読「雪明かり」のほか、チェロ奏者のフリーデリケ・キーンレさん、鈴木友美さんをお招きします。
冬至の長い夜、静かなカフェアルテで、朗読にじっくりと耳を傾けてみませんか?朗読のあとは「交流会」を行いますので、こちらもぜひご参加ください。
■ 日 時 2017年12月23日[土・祝]16:30-
* 終演後交流会があります。 * 持ち込み、差入れ大歓迎
■ 場 所 カフェアルテ
■ 出 演 ○ 朗読:磯田憲一さん/藤沢周平著「雪明かり」
○ 演奏:フリーデリケ・キーンレさん(チェロ)、鈴木友美さん(チェロ)
■ 料 金 2,000円(冬至かぼちゃ付き)
【 詳細情報:アルテピアッツァ美唄 】

京都dddギャラリー第215回企画展
ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて
2017年12月14日[木]-2018年03月17日[土]
本展はオランダのグラフィックデザイナー、ウィム・クロウエルの業績の全容を伝える日本初の展覧会です。
クロウエル(1928年 – )は、1952年に展覧会を手掛けるデザイナーとして出発しましたが、アムステルダム市立美術館のグラフィックデザイナー(1963-1984年)としての仕事が最も著名といえるでしょう。
また実験的なコンピューター・アルファベット、切手、そしてカレンダーのデザインでも知られており、高く評価されています。
1963年、多分野を総合的に扱う大手デザイン会社、トータルデザインの共同設立者となりますが、同社はスイス・モダニズムとコーポレート・アイデンティティをオランダに広めることとなります。クロウエルは教育、執筆、そして講演活動も精力的におこないながら、グラフィックデザイナーとして、グリッドを活用した合理的かつシステマティックなデザインを推進していきました。
デザイナーとは、客観的な姿勢を持ってインフォメーションデザインに取り組むべき、と主張する彼の見解は、新たなパラダイムの形成を後押しし、生き生きとしたデザインの風潮を生み出すことにも貢献しました。
クロウエルの全業績を顧みると、理論と手法に前例のない次元の詩情と美学を統合させつつ、半世紀にわたって極めて一貫性のある作品づくりを実現し続けてきた証しが浮かび上がってきます。
【 詳細情報 : 京都 ddd ギャラリー 】
LOVE IS ART, STRUGGLE IS BEAUTY. 冬期企画展 彫刻家の版画・年賀状
会 場 碌山美術館 杜江館
会 期 2017年11月28日[火]-2018年3月11日[日]
休 館 日 11月-4月 月曜日と祝日の翌日。12月21日-12月31日
開館時間 3月~10月 → AM9:00~PM5:10
11月~ 2月 → AM9:00~PM4:10 (入館は30分前まで)
【 詳細情報 : 碌山美術館 】
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{終了展覧会記録}
![H29summeromote[1]](https://robundo.com/salama-press-club/wordpress/02/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/H29summeromote1.jpg)
戌年カレンダー 原画ミックス展
― 近所で仲間が吠えている ―
会 場 : T-BOX http://www.tbox.co.jp
日 時 : 2017年12月11日[月]-12月23日[土] * 12.17[日]は休廊
時 間 : 11:00-19:00 * 最終日は16:00まで
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2010年活版凸凹フェスタ 旧姓:正成美雪さん作品

展覧会
立 體 昆 蟲 譜
松本 章|昆虫標本立体展
ギャラリー 砂 翁 1F
2018年1月10日[水]-1月16日[火]
11:00-18:00(最終日17:00 * 会期中無休)
* INSTAGRAM : https://www.instagram.com/matsumotoakira0308/
{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }
千家元麿は武者小路実篤に師事し、人道主義を貫いた白樺派の詩人です。
「冬の夜」は隣の老人夫婦が夜逃げをする話で、
凍てつく冬の夜に荷車を引いて出て行く二人のようすが描かれています。
名作ではありませんが、あまり知られていない作家を紹介するつもりで作りました。
*
今回はあまり苦労せずにできました。
そのぶん出来上がりはまあこんなものかというところです。
世間の片隅でおこる些細な出来事を伝えるには
それにふさわしい小さな本が適当だと納得しています。
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{活版小本ブログより}
次の本が出来るまで その78
俳文「銀河ノ序」 松尾芭蕉
芭蕉の俳文を掲載します。俳文とは「俳諧的感覚で書かれた散文のこと。俳諧的な論理の飛躍を生かした、軽妙、簡潔で、含蓄の深さが特色」(コトバンクより)。
これを読むと句の生まれた背景がわかります。
* この文章を横組の味気ないデジタルフォント(個人的な感想です)で綴るのは面白くありません。震えるような芭蕉の感動が文字から伝わらない気がするからです。ここは何としても縦組の古臭い書体でなければダメだと勝手に思い込んでいます。
また私だけかも知れませんが「銀河」という言葉はもっと新しい言葉だと思っていました。
[杉本昭生]
** ぢゃむ 杉本昭生「ブログ 活版小本」は、デジタル環境下においても、あきらめることなく挑戦を続ける、壮大な組版実験場でもあります。
会員の皆さま、ぜひともリンク先にて〝拡大画面〟でご覧ください。 [字遊人]
【 詳細 ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 文字壹凜Summary }
「明治・大正・昭和の戌歳年賀状と宮武外骨」展
会 場 : 山櫻本社 1 階
時 間 : 9:00-17:30
休展日 : 土・日・祝日・年末年始
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毎年恒例の、明治・大正・昭和の干支(戌年)の年賀状と、戦時中東京大学の図書館にこもって絵葉書の整理をしていたという逸話の残る宮武外骨氏の「滑稽新聞定期増刊の1月号」を展示します。
現代の年賀状とは違うクオリティの高さと発想の豊かさをぜひご覧ください。
【 詳細情報 : 山 櫻 】
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{新塾餘談}
明治・大正・昭和期のジャーナリスト、新聞史研究家。
慶応3年1月18日、讃岐国(香川県)の豪農の家に生まれる。幼名亀四郎。
18歳のとき漢和辞典の「亀外骨内肉者也」という説明から宮武外骨と戸籍名を改名。
少年時から『団々〔まるまる〕珍聞』などに狂詩を投書。1886年(明治19)『屁茶無苦〔へちゃむく〕新聞』を創刊したが、風俗壊乱として発売禁止となる。
以後彼の特異な新聞・雑誌活動は数多くの筆禍を被った。1887年『頓智〔とんち〕協会雑誌』を創刊。同誌第28号に大日本帝国憲法発布式を風刺した「頓智研法発布式之図」を掲げたことから不敬罪に問われ、禁錮3年を受ける。
1901年(明治34)大阪で『滑稽新聞』を創刊。風刺記事、戯作によって大いに評判を得たが、しばしば筆禍にあった。
また平民社の社会主義運動に共感して資金を援助し、『大阪平民新聞』の発行も助けた。
第12、13回衆議院議員総選挙に「選挙違反告発候補者」として立候補したが、落選。
関東大震災(1923)後は、明治の新聞・雑誌の保存収集の必要性に着目。
1924年(大正13)吉野作造らと明治文化研究会を組織し、明治文化の研究に全力を傾けるとともに、博報堂の瀬木博尚(1852―1939)の援助を得て東京帝国大学(東京大学)に「明治新聞雑誌文庫」を設置、以後は同文庫主任として収集充実に努めた。
『筆禍史』(1911)、『売春婦異名集』(1921)、『明治密偵史』(1926)など多くの著書がある。昭和30年7月28日死去。

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月岡芳年「月百姿」展
須坂版画美術館 展示室 1
会期 : 2017年9月28日[木]-12月25日[月]
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月岡芳年(つきおか-よしとし 1839-1892)は、幕末から明治前期にかけて活躍した浮世絵師です。
1850(嘉永3)年、12歳で当時の人気浮世絵師・歌川国芳に入門し、1860(万延元)年頃より本格的に絵師として活動をはじめました。
過激な血の表現を用いた、いわゆる「血みどろ絵」をはじめ、歴史絵や美人画、役者絵、古典画などの多種多様な浮世絵を手がけ、各分野において独特の画風を見せながら、明治へと移り変わる激動の時代の中で、鮮烈な作品の数々を生み出しました。
浮世絵が需要を失いつつある時代にあって、最も成功した浮世絵師であり、門下からは日本画家と洋画で活躍する画家を多く輩出した『最後の浮世絵師』と呼ばれています。
画家としての活動は約33年間。その間に描かれた題材は500以上あり、芳年の生涯の制作作数は1万にも及び、葛飾北斎に次ぐ多作家でした。
* * * *
落合芳幾「今様擬源氏」展
須坂版画美術館 展示室 2
会期 : 2017年9月28日[木]-12月25日[月]
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落合芳幾(おちあい-よしいく 1833-1904)も、芳年と同じく歌川国芳に入門し活躍した浮世絵師です。一時は浮世絵師として芳年と人気を二分するほどでしたが、後に新聞人として、また挿絵画家として作品を発表し、新聞の発行にもかかわりました。
開化的なものに関心があり、横浜絵などを描いた点は芳年とは異なりますが、国芳譲りのダイナミックな構図や色使いは、どこか芳年と同じ印象を受けます。
1861(文久元)年に国芳が没し、芳幾は遊女屋風俗などを描き、芳年とともに幕末から明治初期にかけての浮世絵師の第一人者となりました。芳年の「月百姿」と合わせて幕末の浮世絵師たちの競演をお楽しみください。
【 詳細情報 : 須坂版画美術館 】 { 文字壹凜 Summary }
文京ふるさと歴史館
「季節のうた-歌人窪田空穂生誕140年・没後50年-」
会期:平成29年10月21日[土]-12月3日[日]
開館時間: 午前10時-午後5時
休館日:毎週月曜日
入館料:一般300円・ 中学生以下・65歳以上は無料
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窪田空穂(くぼた-うつぼ 1877-1967)は、50年をこえる月日を文京の地で過ごした、ゆかりの歌人・国文学者です。
明治・大正・昭和にわたる長い文芸活動のなかで、全集に掲載されるだけでも14,000首以上もの歌を詠み、また古典和歌や作歌について一連の研究を行い、早稲田大学などにおいて教鞭をとりつつ、和歌を研究・愛好する多くの後継者を育てました。
空穂生誕140年・没後50年を迎える今年、文京ふるさと歴史館では、文京の季節を詠んだ空穂の歌を中心に、空穂ゆかりの品々を展示する特別展を開催します。みなさまのご来館をお待ちしております。
【 詳細情報 : 文京ふるさと歴史館 】
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常設展示 ミニ企画コーナー (2階常設展示室)
『露伴最初の弟子、朗月亭羅文』
会期:平成29年9月27日(水)~12月24日(日)
文京区根津に生まれ暮らした文人で、幸田露伴最初の弟子だったともいわれる朗月亭羅文、本名 瀧澤慎八郎(1863-1891)を紹介します。
根津の酒屋相模屋に生まれ、読売新聞や朝日新聞紙上で活躍しながらも、明治24年に29歳の若さで早世した羅文は、後に露伴から明治20年代前半の文壇の様子を説明する上で「なくてはならない時代人」と評されました。
展示では羅文の書いた手紙や出版された羅文の作品、羅文の葬儀時の香典帳などを展示します。
【 詳細情報 : 文京ふるさと歴史館 】
モリサワ “ 文字の歴史館 ”
所 在 地 : 株式会社モリサワ 本社ビル5階
開 館 日 : 月曜日-金曜日(祝日・年末年始などをのぞく)
開館時間 : 10:00-17:00(入館は16:00まで)
訪館の際は予約が必要です。
[予約・問い合わせ]
株式会社モリサワ
本社 556-0012 大阪市浪速区敷津東2-6-25
株式会社モリサワ総務課 TEL. 06-6649-2155
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“ 文字の歴史館 ” は、文字と書物の歴史を豊富な所蔵資料をもとにまとめたもので、モリサワの展示ゾーン MORISAWA SCUARE のガイドブック(A4判 40ページ 中綴じ フルカラー)です。
内容は主要項目、① アルファベット圏の文字 ② 漢字圏の文字 ③ 写植文字の時代 ④ デジタルフォントの時代からなり、STORY :近代日本の文字を支えた金属活字の100年を含みます。
会員の皆さん、とりわけ関西地区の会員にはお勧めの施設とコンテンツです。
「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第57号
特集「江戸が意気づく イースト・トーキョー」
東京の東側が元気だ。例えば、蔵前や清澄白河といったエリアでは、若いクリエイターたちが隅田川と関連運河の水辺のまちに魅力を感じて移り住んでいる。
振り返れば、江戸時代の江戸(東京)の中心軸は今よりも東側だった。幕府が「明暦の大火」(1657年[明暦3])をきっかけに隅田川左岸の低湿地を開発したことで、市街地(町場)は東へと広がっていった。
今、行政や企業、住民などさまざまな担い手が、東京の東側で生み出しつつある「現代ならではの魅力」を、地域の資産である隅田川と関連運河の視点から探っていく。東京の東側「イースト・トーキョー」で起きている変化の裏には、いったい何があるのだろうか――。
【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 文字壹凜 まとめ }
国文学研究資料館 特別展示
「伊勢物語のかがやき-鉄心斎文庫の世界-」
会 期 : 平成29年10月11日[水]-12月16日[土]
* 土曜日は正面入口が閉まっておりますので、
北側通用口(正面玄関左手)よりお入りください。
休室日 : 日曜日・祝日、展示室整備日(11月22日)
開室時間 : 午前10時-午後4時30分 * 入場は午後4時まで
場 所 : 国文学研究資料館1階 展示室 入場無料
主 催 : 国文学研究資料館
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鉄心斎文庫は、品川区三和テッキ株式会社の社長であった故芦澤新二氏が、夫人の美佐子氏とともに40 年の歳月と情熱をかけて収集した、世界に類を見ない「伊勢物語」のコレクションであり、平成27 年度に約1000 点が当館へ寄贈されました。
日本文化を形成する基盤的作品として位置付けられる「伊勢物語」の優品約80点を、鉄心斎文庫の中から展示します。
【 詳細情報 : 国文学研究資料館 】

【 詳細情報 : 晋弘舎活版印刷所 】

武蔵野美術大学美術館
助手展 武蔵野美術大学助手研究発表2017
The Research Associate Exhibition 2017
会 期|2017年11月27日[月]-12月22日[金]
休館日|日曜日
時 間|10:00-18:00(土曜日は17:00 閉館)
入館料|無 料
会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室1・2・4・5、アトリウム1・2
主 催|武蔵野美術大学 美術館 ・ 図書館
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武蔵野美術大学研究室の一員である助手たちが、日頃の製作や研究の成果を発表する展覧会。
日々の授業運営などを担うかたわら、アーティスト、デザイナー、あるいは研究者としても活躍する助手たちの多彩な表現を展観する。
本展では出品作家である助手自身が企画運営にも携わる。
【 詳細情報 : 武蔵野美術大学美術館・図書館 】
一般財団法人 印刷図書館(理事長:山田雅義)は、2017年03月、財団設立70周年を迎えました。 その記念事業の一環として、『印刷図書館コレクション』(A4判/120ページ、上製本/非売品)を刊行。
『印刷図書館コレクション』刊行記念パーティが10月26日[木]一ツ橋如水会館で開催され、多くの来賓と会員が参集しました。
来賓の挨拶につづき、永年にわたって印刷図書館の司書として活躍されている松本佐恵美さんに感謝の花束が贈呈され、会場は華やかなふんいきにつつまれました。
印刷図書館は、印刷及びその関連分野の資料を収集し、印刷技術及び印刷文化の発展向上に寄与することを目的とする専門図書館です。[入会案内]
印刷図書館 所在地
〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8 日本印刷会館3F
電話 03-3551-0506
FAX 03-3551-0509
晩秋、懐かしい本や、深い教えに出会ってみませんか?
講演、発表会、ワークショップ、プチマルシェ……本・文化・「ご縁」を感じる二日間
[瓜生美幸(旧姓正成)さんからのメッセージ]

2015年秋撮影 瓜生(正成)みゆきさん
真宗大谷派 雲雀山念興寺 瓜生義寛住職
【 第三回ぶっく寺す フライヤー PDF 4.97MB 】
英字新聞が伝えた「日本」――ジャパンタイムズ120年のあゆみ
Japan through the lens of an English-language newspaper
120 years of The Japan Times
・ ニュースパーク(日本新聞博物館)
・ 10月07日[土]-12月24日[日]
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日本と諸外国との架け橋になることを目指し、日本で初めて日本人の手によって創刊された英字新聞 The Japan Times。
企画展では1897年の創刊から発行し続けた約50万ページに及ぶ紙面の中から、年代・テーマ別に約120点の紙面を厳選。政治経済情勢をはじめ生活や文化まで、日本をどのように報道してきたかを多角的に紹介します。
【 詳細情報 : ニュースパーク(日本新聞博物館) 】
原 啓志さん水彩画 亜麻 ( Flax ; Linum usitatimum )
高級リネンが 書簡用紙として
シガレットペーパーとして
コスメテイックペーパーとして生まれ変わる 〔原 啓志〕
亜麻 ( Flax ; Linum usitatimum )は、中央アジアおよびアラビア原産の一年生草本で、直径約 2 mm の茎が真っ直ぐ 1 m 程度まで生長する。
北緯40-50度の地域では、春に播種し、夏から秋にかけて開花、結実する。
暖かいナイル川流域では秋に播種する。
生育には100-120日、降雨量は 700 mm を必要とする。
下部の葉が落ちる頃、刈り取り又は引き抜き、川や池に浸けて精練(レッティング)を行った後、砕茎、打麻(スカッティング)により、長繊維(ライン)さらには亜麻布(リネン)を得る。この時に派生する短繊維(トウ、ウェイスト)の一部を亜麻パルプの原料とする。
エジプトの遺跡から発見された最古の布は亜麻でできていた。この後ピラミッドから発掘された見事な亜麻布は、ニューヨークのメトロポリタン博物館にもたくさん保管されている。
日本への渡来は1690年頃に製薬用の亜麻仁油を採るために栽培されたのが最初であり、明治に入って繊維用の栽培が北海道で初めて成功したが、現在日本ではほとんど栽培されていない。
ところで1100年から1700年頃にかけて、欧米各地に伝播した製紙における最初の原料は襤褸(ボロ)であり、木材パルプが作られるようになるまでは、衣料襤褸がおもな製紙用の原料であった。
中でもリネン襤褸は強度その他の特性から、高級筆記用紙、書簡用紙、高級ボンド紙、特殊薄葉紙、たばこ用巻紙、脂取り紙などに使用されてきた。
日本製紙パピリア株式会社ではこうした亜麻の特性を生かして、高級書簡用紙、印刷用紙のエクロンライティングのほか、旧三島製紙株式会社が創業以来生産している、たばこ用巻紙、脂取り紙などをつくっている。
ベルギーにある国立亜麻博物館に栽培されている亜麻の原種は、あまり背が高くなく、茎も分岐しているが、可憐な美しい花を有史以来咲かせ続けている。
【 原 啓志 (はら-ひろし)さん プロフィール 】
・ 1949年 佐賀県生まれ 幼少時より東京北区で育ち、王子の「紙の博物館」が遊び場だった
・ 1973年 東京農工大学卒業 三島製紙株式会社入社
・ 1984年 農学博士(東京大学)
・ 2008年 日本製紙グループの事業再編に伴い、三島製紙株式会社が日本製紙パピリア株式会社となる
・ 2013年 日本製紙パピリア株式会社常務取締役を退任
・ 2014年 高知県製紙工業会紙産業特別技術支援員(2017年3月契約終了)
この間、三島製紙株式会社・日本製紙パピリア株式会社の、開発室長兼開発研究所所長、吹田工場長、原田工場長、本社技術開発本部長、高知工場長を歴任。
1981年と1989年に紙パルプ技術協会賞受賞。
和紙、非木材繊維、パルプ、紙の表面性、吸液挙動等の研究、シガレットペーパー、情報記録用紙、薄葉印刷用紙、ケナフ紙などの特殊印刷用紙、透き入れ紙、特殊紙の開発を手がけるほか、ISO 9000 シリーズ、PL 法対策にも関与。
紙や特殊紙の講演、執筆も多数。
ヨーロッパの手漉き紙に日本の山野草や小動物などを描いた個展を開く。
洋風の食材をモチーフにしたイラストとデザインで、1997全国カレンダー展日本印刷産業連合会会長賞を受賞など趣味も多い。
著書 : 『紙のおはなし』(日本規格協会)、『印刷用紙とのつきあい方』(印刷学会出版部)
共著 : 「最新加エガイド」、「特殊機能紙」、「現代デザイン事典」、「おもしろい繊維のはなし」、「紙パルプ技術便覧」、「紙パルプ事典」ほか
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「十年ひと昔」という。このごろは「うしなわれた20-25年」ともいう。
製紙業界の中枢にながらく勤務された原 啓志さんとの交流は1992年にはじまった。すなわち「ふた昔半」前からのおつき合いであり、「経済一流、政治三流」とみずから嘯き、外国から揶揄されていたわが国が、国勢の下降をはじめた「失われた20-25年」と合致する。
中国最古の字書『説文解字』(後漢の許慎著)より <糸 ・ 糸編の字の一部>
『説文解字』(中国紫禁城図書館 黄山書社 2010年 宋版徐本の復刻本)
25年前とは、やつがれが40代後半、原啓志さんが40代前半、まさに元気と勇気と遊気は旺盛だった。それでもいつお会いしても、「昔はよかった …… 」 というようなはなしに堕することがないことがうれしい。
はじめは「草-ケナフから紙をつくりたい」というやつがれの無謀なこころみが縁だった。
’70年代から中国にいくことが多く、宏大な大地における木材資源の枯渇を眼前にし、その地の十数億のひとたちの、印刷用紙・生活用紙・包装用紙の使用が漸増から激増するのをみて危機感をいだいた。
それで木材資源にかえて「草-ケナフから紙をつくりたい」と希望したが、当時はそんな試みは無謀とされ、たれも耳を貸さなかった。ところがそんな逆風のなか、たった一社、ひとり三島製紙の漢 オトコ たちが協力してくれた。
原さんはいかにも技術者らしく冷静にかたられた。
「草の繊維から布や紙をつくっていたのは、木材パルプよりずっと古い歴史があります。できないことはありません」
紆余曲折はあったが、こうして誕生したのが「ケナフ100」であり、その用紙をもちいて『 Y・M・D-モノ・ヒト・デザイン 飛躍する地場産業への提言』(五十嵐威暢企画、マギー・キンザー佐伯著 1993 品切 朗文堂)をつくって、フランクフルトのブックメッセに出展した。
日・英二ヵ国語表記であったが、メッセでは「草からつくった図書」として話題になった。
『 Y・M・D-モノ・ヒト・デザイン 飛躍する地場産業への提言』のときは、その用紙を「ケナフ100」と呼び、いわば小社による三島製紙株式会社への特注品ともいえる、別寸特漉き印刷用紙だった。
《 文字百景 1995年6月-1999年12月 印刷用紙にケナフ100を全冊採用 》
B6 判中綴じの小冊子『文字百景』(組版工学研究会 朗文堂)百冊を、1995年6月-1999年12月、四年半ほどのときをかけて発行した。
印刷用紙は当時の三島製紙「ケナフ100グリーンエイド 四六判横目70kg」、題字製作 : 美登英利さん、フォーマット製作 : 白井敬尚さんであった。
「文字百景と謳ったんだから、百冊だすぞ」、と威勢はよかったが、当初は20-30冊も発行できれば……と内心はおもっていた。幸いおおくの協力者を得て百冊の刊行を終えた。
上掲写真は合本で、国立国会図書館、印刷図書館などが所蔵している。
「草からつくった紙-ケナフ」のことはあらかたここにしるした。関心のあるかたは PDFデーターからお読みいただきたい。『文字百景 022』 紙をつくってみました(1996年6月)
〔参考 PDF データー made of kenahupaper 18.70MB 〕
《朗文堂愛着版『花あしび』(堀 辰雄著)に透かし紋様を入れた特注図書用紙を製造》
あえて朗文堂愛着版と謳った。この図書『花あしび』(堀 辰雄著 2000年 朗文堂)にはつよいおもいいれがあり、また故堀辰雄の夫人:堀多恵子氏の支援もいただいていた。
『花あしび』(堀 辰雄著)の本文用紙は三島製紙「オークバルキーオペーク グリーム」を選択した。
この用紙の原材料はカナダ産の広葉樹を中心としたパルプ材からつくられるもので、図書としての保存性を重視し安定した品質の「中性紙」で、わたしたちの要求にもっともちかい、すぐれた性質を有しており、また小社では書物用紙として普段から使いなれていた。
基本的な用紙の品質や印刷適性は安定していたのでなんの問題もなかったが、それでも市販品としての「オークバルキーオペーク クリーム」をそのまま使用したわけではなかった。
当時は「花あしびスペシャル」とよんでいたが、汎用性のたかい書物用紙を、『花あしび』専用に三島製紙に依頼して、「別寸特抄き」によって、透かし紋様(Water mark)をいれて抄造することにした。
書物としての風合いと重厚感をねらって、すこし厚くて重めの斤量、一平方メートルあたり104.7 g、すなわち四六判千枚あたりの重量が 90 キログラムで、一枚あたりの紙厚が 0.125 mm になる用紙を特別に注文した。
そして原材料のパルプ材には、「なにも足さない、なにも塗らない」を基本として、スーパーカレンダーにつよい圧力をくわえず、やわらかくて、やさしい、しなやかな風合いをねらってつくられた。
書簡用紙とは異なり、書物の本文用紙に透かし紋様をいれるばあいは、あくまでも印刷適性を損なわず、平滑性がある用紙にしあげることがもとめられた。またこの用紙が、印刷、製本などの工程をへて一冊の書物となったときに、あらかじめ指定した基本位置にマークが配置されるように工夫することももとめられた。
そもそも透かし紋様とは、全体が均一で平滑性のあることを目指す印刷用紙に、あえて不均一な部分を加えることになる。この二律背反した要求にこたえるために、すべての抄造工程や、寸法誤差や、紙の収縮を考慮したうえで、マークの形状や、おおきさをきめることがもとめられた。
そのために三島製紙株式会社の力づよいバックアップをいただき、何度か朝四時起きで東名高速道をはしり、三島製紙の主力工場:原田工場に出向いた。朝八時に三島に到着、当然そこには開発室長兼開発研究所所長の原 啓志さんがにこやかに出迎えてくれた。
ともかく巨大で精緻な、用紙の抄造機をみるとわかるが、恣意的で独断的な紋様を工場側に押しつけるだけでは、透かし紋様の抄造には困難をきたすことになる。
『花あしび』の企画では、透かし紋様自体が目的ではなく、堀辰雄先生へのオマージュがもともとのねらいだったから、多恵子夫人から拝借した、故堀辰雄氏愛用の印鑑「堀」の印影をもとに、極力抄造の作業が容易になるように、開発担当者:原 啓志さんの意見をうかがいながらマークの形象に検討をくわえた。
透かし紋様の技術には、用紙にたいして、マークの部分が凸状になる「黒透かし」と、マークの部分が凹状になる「白透かし」と呼ばれる技術がある。
『花あしび』には、マークは凹状の「白透かし」が実施されている。
これらの詳細は<『花あしび』制作ノート>にしるされ、『花あしび』と同梱で販売された。
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《共通の友人:古澤省吾さんから 亜麻 の種子をお分けいただいた》
古澤省吾さんは神田駿河台で商事会社「株式会社 エヌ・ビー・アール」を営まれている。
きわめて行動力のあるかたで、いずれ本欄でも紹介したい魅力的なかたである。
たまたま同社の事業に「亜麻」があり、種子をすこしお分けいただいた。古澤さんは亜麻のやわらかい種子(仁)から、「亜麻仁油」を製造販売されている。
亜麻は冒頭の原 啓志さんの水彩画のように可憐な花が咲くらしい。そして糸ができ、布ができ、紙ができ、種子からは油ができるらしい。小社のノー学部育種科が夢中になるのもむべなるかなである。公開画像によれば下掲写真のようになる。
いまから播種のとき、春の到来と、「艸木風信帖」への報告がまたれるこのごろである。


11月28日[土]、ノー学部にひっぱりだされ、寸暇を盗んで渋谷 Bunkamura オーチャードホールのバレエ公演を見に出かけた。
演目は「クレオパトラ」、芸術監督は熊川哲也、主演のクレオパトラは中村祥子だった。
しかもこれが世界初演だというからおどろいた。
クラシックバレエに男性バレリーナーがたくさん登場していささかとまどったが、すばらしい演技だった。これが世界各国で上演されることを願わずにいられなかった。
【 詳細 : K-BALLET COMPANY 】
頼山陽史跡資料館
平成29年度 企画展
「頼山陽と酒 ~一杯一杯復一杯」
平成29年10月13日[金]-11月26日[日]
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本展では、家の祭祀として儒教儀礼を実践し、酒が不可欠なものであった 広島 頼家の暮らしぶりを紹介する。
それとともに、酒をこよなく愛した頼山陽とその友人たちとの文雅の交わりから浮かび上がってくる、文人と酒との切っても切れない深いつながりに迫りながら、江戸時代の酒文化について考えていきます。
【 詳細情報 : 頼山陽史跡資料館 】

【 組版設計書 : 沢 豊彦 著『「文学」という自己表象 1843–2017』 日吉洋人 PDF 】
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沢 豊彦 著『「文学」という自己表象1843–2017』
明文書房、叢書 : 明文ブックス、2017
四六判、並製本、312頁、定価 : 本体1600円 + 税
ISBN978-4-8391-0810-6 C0395
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組版設計書 : 沢 豊彦 著 『 「文学」という自己表象 1843–2017 』
報告者/日吉洋人
本 文
四 六 判 : 幅 130mm × 高さ 188mm
版 面 : 幅 265.25 pt. × 高さ 407 pt.
マージン : 天 42 pt. 地 なりゆき(83.913 pt.) 小口 48 pt. ノド なりゆき(55.254 pt.)
活字サイズ : 9.25 pt. (欧文はサイズ調整)
書 体 : 和文 本明朝 book 小がな、欧文 Stempel Garamond Regular / Italic
字 間 : ベタ (字送り:9.25 pt.)
行 間 : 6.75 pt. (行送り:16 pt.)
字 詰 : 44文字
行 数 : 17行
*
ページナンバー
ノンブル(小口から2行目にセンター揃え)
書 体 : Adobe Poetica Regular
活字サイズ : 10 pt.
*
柱
活字サイズ : 7 pt. (欧文はサイズ調整)
書 体 : 和文 本明朝 book(標準がな)、欧文 Stempel Garamond Regular
註の指定の活字サイズ : 5.5 pt. (仮想ボディ右揃え)
パーレン内の活字サイズ : 8 pt.
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目 次
・旧派短歌の共同性―今日、問われていること
・日本農民文学、その前期および前派
・夏目漱石『三四郎』―明治の青春小説
・長田幹彦という芸術
・田山花袋の「幕末維新」小説
・既成作家の「政治と文学」論―秋田雨雀、小川未明、近松秋江の場合
・大谷藤子の作品『青花集』―時代の綴り文字
・昭和期の近松秋江の読者たち―誤解のなかにあらわれた視点
・加藤周一「日本の庭」論―文化記号論としての庭
・文学教育・言語教育素描―新学習指導要領という「制度」
・詩人論
I 井上英明という詩人
II 行方しれずの詩人相場きぬ子―人さがしゲーム
III 完結せざる詩精神―田口三舩の詩集
・書評
I 布野栄一著『政治の陥穽と文学の自律』
II 田中実・須貝千里編『文学の力×教材の力』
III 平岡敏夫著『文学史家の夢』
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本書の装幀は、武蔵野美術大学基礎デザイン学科教授の小林昭世先生で、僕の卒業制作ゼミ担当の先生です。僕は編集者として本文組版とともに造作のお手伝いをいたしました。
著者の沢豊彦氏は、武蔵野美術大学基礎デザイン学科において「言語表現論」の授業をうけもたれておられました。ですから僕は平素より沢先生と呼んでいます。また僕は、沢先生はきっと「モダニスト」であろうとこっそり思っています……。
本書タイトルの「1843–2017」の2017とは現在のこと。1843とは、元号でいうと江戸時代の天保十四年にあたります。
この年に、桂園派最後の歌人といわれている、萩坪松浦辰男が生まれており、このことが一つの起点となっていると沢先生は後記において述べています。また萩坪松浦辰男は、のちに自然義文学運動の中心人物となる田山花袋の和歌の師匠でありましたとも同時に述べられています。
……………………
標準日本語が定められ、その国語によって小説の書き方が発明される明治時代の経緯は、自然主義者となるまでの花袋の里程とかさなっている。欧米の文学移植がたんなる翻訳でなく、日本の文化のなかで独自の文学がはじめて、近代日本語をもちい自然主義文学として成立したのである。ということは、文学史という「歴史」のなかで自然主義文学はことさらに特筆しなければならない、一つの起終点であったのである。
またその実行者が田山花袋であったのだ。そしてまた、彼の生涯にわたる文学創造〈自己表象〉は歌人萩坪と結びついたものであった。日本近代文学は明治になって誕生したものであったとして、その成立の根源はさらに以前に存在することを自明のこととしなければならない。そのことを象徴する意味をもつので、一八四三年を本書の起点においたのである。
「二〇一七」という年は、当然、〈自己表象〉としての文学の創造がいまも継起・継続しているということを意味する。(本書「あとがき」より)
……………………
と。
また同時期は、近代活版印刷術が日本に流入し、広がりはじめた時代です。
モダン・タイポグラフィというべきでしょうか。「標準日本語」が定められ、もしくはそれを定めるために、どのような「活字」「組版」「装本」でそれらを表出すべきなのか、試行錯誤がおこなわれた時代です。
江戸期・明治期の民衆は、熱く、ダイナミックに「言語」に「造形」にと忙しく、新たな思考の枠組みを構築していったのだと思います。また、これが「モダニズム」と呼ばれています。
本書はそんなモダニストの沢先生の「アウトテイク集」です。
内容は……
旧派短歌歌人から、夏目漱石、長田幹彦、田山花袋、秋田雨雀、小川未明、近松秋江、加藤周一、詩人の井上英明、相場きぬ子、田口三舩など盛りだくさんです!
〔 フライヤー PDF 12.31MB 〕
鉄道芸術祭 vol.7
STATION TO STATION
◯ 会 期 : 2017年11月10日(金)-2018年1月21日(日)
◯ 開館時間 : 12:00-19:00(12/14(木)-12/24(日)は21:00まで開館)
* 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月3日
* 入場無料(一部有料イベント)
*メインアーティスト : 立花文穂(アーティスト/グラフィックデザイナー)
*リサーチメンバー : 雑誌「球体」参加メンバー
荒木信雄(建築家)、石田千(作家)、高山なおみ(料理家、文筆家)ほか
◯ 主 催 : アートエリアB1
◯ 企画制作 : 大阪大学21世紀懐徳堂/NPO法人ダンスボックス
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〝鉄道〟には、車両や沿線図、線路や駅舎・ホームなど、先進的な技術や魅力とともに、そこにまつわる文化や歴史があります。「鉄道芸術祭」はそのような〝鉄道〟の創造性に着目し、2010年より毎年開催している企画展です。
第 7 弾となる本展では、「STATION TO STATION」と題して、【 鉄道と身体 ・ 知覚 ・ 行動 】をテーマに、それらに重要な役割を果たしているグラフィックデザインや印刷メディアに着目します。
メインアーティストには、文字、紙、本を主な素材やテーマに作品を展開する、アーティストでグラフィックデザイナーの 立花文穂 氏を迎え、展覧会自体を立花氏が編集とディレクションを担う、雑誌【球体7号】として表現します。
【 詳細 : 京阪電車 なにわ橋駅 アトリエ ビーワン 】
ボナミについて
小さな港町、真鶴にて。
活版印刷と手製本の本づくりのアトリエです。
杉山聡 三木葉苗 三木咲良 のトリオ。
Bon ami(ボナミ)はフランス語で「なかよし・良き友だち」の意味。
私たち三人は、はじめて出会ったその瞬間から仲良しになりました。そのことが、私たちの人生でいちばんの彩りです。
浮き沈む日々も、ただ、こういいます。「私たちは Bonami(なかよし)です。」

アトリエの日々 LIFE with Bonami
いろいろあるけれど、わたしたちはやっぱり、ここで生きています。
のんびりやは、のんびりやらしく
今年もおわりにさしかかる頃、今年はじめてのオープンアトリエのお知らせです。
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LIFE with Bonami
オープンスケジュール
2017年11月12日(日)、18日(土)19日(日)、
23日(木祝)24日(金)25日(土)26日(日)
13:00-17:00
絵 ・ 言葉 ・ 色 ・ 音・・・・・Bonami のつくるものすべて
それぞれから生まれるすべてを、そのまま大事に
たとえ何も生まれなくても、そのまま大事に
オープンから五回目のこの季節
改めて「Bonami って何?」という気持ちで会いに来て下さい!
新作「せ か い の な ま え」も、お披露目いたします。
* * *
11月の1ヶ月間、真鶴・湯河原エリアは『アート散歩』期間中です。
4回目の今年も、地域に暮らす62組の作家が参加しています。
各会場のスケジュールをご確認の上、ぜひお運び下さい!
【 詳細情報 : Bonami 】
「手づくりはんこ史緒」は
真面目で可笑しなはんこを制作しています。
茨城県の有名人、水戸光圀公のはんこを彫ったことから人物のはんこをつくる楽しさにハマって以来、歴史上の人物や日本の文豪など 自分の興味のある人物を彫りためています。
歴史の資料集や国語の便覧を眺めるのが大好きです。
人物を彫るときはその人物のことを考えながら、その人物になりきって(?)カッターを進めています。
似顔絵はんこを彫り、そしてそれを押す楽しさを みなさまと一緒に体験できることが嬉しいです。これらのはんこがコミュニケーションツールとして ご活用いだだけることを願っています。
《プロフィール》
1997年 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒
デザイン事務所、印刷会社勤務を経て、 書籍イラスト制作
2010年より消しゴムはんこの制作をはじめる
2015年10月 株式会社オリエンタルベリーより「史緒はんこ」シリーズ文具発売
2016年11月 NHKカルチャースクールにて講師活動
今年の秋も「手づくりはんこ史緒」の個展 《マインド彫ルネス》 を行います。
5年前にはんこの展示を初めて開いた場所、神保町の JAZZ 喫茶[きっさこ] さんに
作品を置かせていただきます。
偉人の似顔絵はんこ、名画の塗り絵、などなどおなじみの顔を飾ります。
11月11[土]・12[日]には「偉人はんこでミニハンカチづくり」のワークショップも行います。
【 詳細情報 : 手づくりはんこ史緒 】

ggg 企画展
組版造形 白井敬尚展
09月26日─11月07日 * 入場無料
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『NHK首都圏ニュースWEB 10月03日 本の「組版」デザインの展覧会』より
本を印刷する際の文字の書体や大きさ、それに構成といった「組版」と呼ばれるデザインの魅力を紹介する展覧会が東京・銀座で開かれています。
会場にはグラフィックデザイナーとして数多くの本のデザインを手がけてきた白井敬尚さんの作品や、白井さんが参考にした本などあわせて180点が展示されています。
[続きと映像はソース元で リンク設定期間終了]
【gggギャラリー】{活版 à la carte}

明治産業近代化のパイオニア 平野富二生誕170年を期して結成された
<「平野富二生誕の地」碑建立有志会>の専用URL
{ 平野富二 http://hirano-tomiji.jp/ } では、
同会代表/古谷昌二氏が近代活版印刷術発祥の地長崎と、産業人としての人生を
駈けぬけた平野富二関連の情報を意欲的に記述しています。
ご訪問をお待ちしております。
この石垣の上がかつての長州藩蔵屋敷で、明治最初期「新町私塾」があった。
1934(昭和9)年頃の撮影 『長崎印刷百年史』口絵より

かつて「新町活版所」跡碑と併設されていた「詩儒 吉村迂齋」碑。
現在は見あたらない。
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◎ 古谷昌二ブログ
① 探索:平野富二の生まれた場所
② 町司長屋の前にあった桜町牢屋
③ 町司長屋に隣接した「三ノ堀」跡
④ 町司長屋の背後を流れる地獄川
⑤ 矢次事歴・平野富二祖先の記録
⑥ 矢次家の始祖関右衛門 ── 平野富二がその別姓を継いだ人
⑦ 長崎の町司について
⑧ 杉山徳三郎、平野富二の朋友
⑨ 長崎の長州藩蔵屋敷
森泉 笙子
もうヒトツのソラ展
2017.10.02[月]-21[土]
GalleryBar Kajima 加島牧史
営業時間:14:00-24:00 *日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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2011年に森泉さんに、カジマで個展をお願いしてから早7年が経ったらしい。
7年前77歳だった森泉さんは、今や84になり、また銀座のバーで
個展を開きたいとのこと。
その意欲にまず驚いた。
東洋医学では人は7年ですべての細胞が入れ替わるらしい。
もうヒトツのソラという抽象世界は、絵を描くことで、果てしないそらを、
いわば浄土を新しく見せてくれる場なのだろう。
無限に続く純粋抽象の世界を、色と形で求めるその意欲に、
森泉さんの全機、全体の生命を驚き入るのだ。
*
いい秋の夜長です。カジマの旬のおつまみと美味しいお酒やお茶で、
ゆっくりお楽しみください。(加島牧史)
{ 文字壹凜 Summary }
離郷のいたみ
ロマノ ・ ヘニ
プリントギャラリー展示/販売
2017年 10月7日[土]- 8日[日] の2日間
開館時間 : 15:00 -20:00
オープニングと解説
2017年10月7日(土)
18:00 -20:00
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{プリントギャラリー 阿部宏史}
ロマノ・ヘニ(1956–)は、グラフィックデザイナー・タイポグラファとして活躍する傍ら
スイスのバーゼルに構えた自身の工房で活版印刷による本を作り続けるかたです。
新刊〝離郷のいたみ〟は、福島における原発の災禍をテーマに、企画・執筆・印刷・製本
までをすべて自身一人で制作した図書で、その出版を記念した展覧会が
プリントギャラリーで開催されます。
展覧会では同書のほかに、和文のテキストのみの小さな本、組版の為のスケッチ、
校正刷、制作過程を示すスライドなどが併せて展示されます。
入念に設計された活字による組版、レイアウト、図像、そしてそこに込められた
政治的なメッセージは、1920年前後に制作された、エル・リシツキーやヴェルクマンに
よる本や雑誌〝声のために〟〈The next call〉が、当時のタイポグラフィやデザインに
担わせた「熱」のようなものを、2017年の読者に再び想起させることだろう。
離郷のいたみ
サイズ : 23.5 x 26.6 cm
ページ : 64ページ
印刷 : 活版印刷 使用した和文活字は佐々木活字店より
本文用紙 : 市販のキッチンペーパー
企画・執筆・組版・印刷・製本・出版 : ロマノ・ヘニ/Büro für Gestaltung
2014年10月 来社されたロマノ・ヘニさん
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スイスの ロマノ・ヘニ(Romano Hänni)さんから、2011年03月11日に襲来した<東日本大地震>と、それにともなう原子力発電所の被害がもたらした癒しがたい厄災について、造形者として万感のおもいをこめて製作した創作図書〝離郷のいたみ〟(テキストは独・英・日表記)のPDFデーターをご送付いただきました。
同展主催者の阿部宏史さんとも相談して、その一部を直前情報としてご紹介します。
皆さま、この週末はぜひとも プリントギャラリー での展観をお勧めいたします。
【 詳細情報 : print gallery Tokyo 】 { 文字壹凜 Summary }
版 17 展
9月25日[火]-10月6日[金]
INOAC 銀座並木通りギャラリー
東京都中央区銀座2-4-14 ショッパールビル9F
TEL : 03-5524-5185
{ 笹井祐子 文字壹凜Summary }

石橋佑一郞 展 ― somewhere ―
2017年10月3日[火]-10月15日[日]
JINEN GALLERY
石橋祐一郎
1986年 福岡県久留米市生まれ
2010年 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業
2012年 多摩美術大学美術研究科博士前期課程絵画専攻版画研究領域修了
現在 多摩美術大学版画研究室助手 日本版画協会準会員
【 詳細 : JINEN GALLERY EXHIBITION 】

第7回 かまくらブックフェスタ
◯ 会 期
2017年10月7日[土]・8日[日] 両日とも10時から18時
◯ 出 展
牛若丸/映画酒場編集部とその仲間たち/ecrit(エクリ)/北と南とヒロイヨミ/共和国/
群像社/タバブックス/トムズボックス/羽鳥書店/books moblo(ブックス モブロ)/
編集工房ノア+ぽかん編集室/編集室屋上+カディブックス/りいぶる・とふん/港の人/MODERATO ROASTING COFFEE
──────────
鎌倉の出版社・港の人主催による本のお祭り。 独自のポリシーをもって活動をする出版社や出版者が自慢の本を販売します。
個性豊かな出版社や、本と活字にまつわるユニークな活動をする人々が集まり、出版物を展示販売します。
広い庭のある落ち着いた空間で、大切な一冊となる本に出会えますように。
会場にはコーヒーと軽食のコーナーも。
書店ではうもれがちなおもしろい本、貴重な本の数々が、
本好きのかたのご来場をお待ちしています。
【 詳細 : かまくらブックフェスタ HP 】
![868788[1]resized](https://robundo.com/salama-press-club/wordpress/02/wp-content/uploads/sites/2/2017/09/8687881resized.jpg)
ハチロク, ハチナナ, ハチハチ展 / はちろく はちなな はちはち展
◯ 会 期 2017年9月22日[金]-10月1日[日]
11:00-20:00 * 最終日は18:00まで * 9月25日月曜休館
◯ 会 場 The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
160-0015 東京都新宿区大京町12-9 B1F artcomplexhall
TEL / FAX|03-3341-3253
E-Mail|info@gallerycomplex.com
WEB site|http://www.gallerycomplex.com/
◯ 入場料 無料
◯ 企画 ・ 主催 The Artcomplex Center of Tokyo
──────────
人々が生活していくなかで、同じ時代を過ごし、それぞれの生まれ育った土地で見てきたもの、感じてきたものを、それぞれが作品へ表象する。その個性や生き様は、同じ空間に並んだ時、どう影響しあうのか。
868788展は1986年-88年生まれの作家によるグループ展です。
本展のねらいは同年代の作家を集め、一つの空間で展示することにより、また新たなイメージや刺激が弾け出ることを期待し、企画されました。
生まれた年はほんの1,2年の違いではありますが、その違いを浮き彫りにするように作品に現れる「年代の性格」に、私たちは魅力を感じ、可能性を見出しています。
作品の性格、作家たちの性格は、どのような視点から捉えても面白く、鑑賞者に新しい印象を与えてくれるでしょう。作家たちの「今」を、どうぞご覧いただきお楽しみください。
夜長月の幻想百貨
9月16日[土]-18日[月・祝] 12:00-18:00
フリースタジオ・パリオ
──────────
さまざまなジャンルで活躍中の造形者・お店による
三日間限定の展示イベントが開催されます。
サラマ・プレス倶楽部会員の 緑青社 <つるぎ堂+knoten>さんも
参加されています。
【 詳細 : 夜長月の幻想百貨 】
戸山 灰個展 「小さな抵抗」
“SMALL RESISTANCE” KOYAMA Kai Art Exhibition
25 September ─ 01 October 2017
TOKI Art Space
──────────
9 月25日[月]より、戸山 灰 個展 「小さな抵抗」 を開催します。
外苑前の トキ・アートスペース という素敵な場所です。
作品だけでなく、平和活動家を招いてお話を聞く会や
ドキュメンタリー映画の上映もあります。
ぜひお立ち寄り下さい。
【 詳細 : 戸山灰が作っているもの フライヤーPDF 】 { 文字壹凜Summary }

福 本 倫 展
2017.9.11[月]-30[土]
GalleryBar Kajima 加島牧史
2017.8.01 Tue.-8.12 Sat.
GalleryBar Kajima 加島牧史
営業時間:14:00-24:00 *日祝日休み * ※9/23[土]は祭日ですが営業。
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
──────────
版画の中にギュッと詰まった福本さんのエネルギーを見ていたら
自由にドローイングしてもらいたくなって、今回の展覧会をお願いした。
経過をたずねると、エネルギーが溢れるタブローが次々にうまれている。
ウーム素晴らしい。
時折、からだの小さい人ほどその身に余るエネルギーを発揮することがある。
倫さんもそのひとりかなと思ってみたりして。
なんだか楽しみな展覧会になりそうである。(加島牧史)
{ 文字壹凜 Summary }

鉄道芸術祭vol.7
STATION TO STATION
◯ 会 期 : 2017年11月10日(金)-2018年1月21日(日)
◯ 開館時間 : 12:00-19:00(12/14(木)-12/24(日)は21:00まで開館)
* 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月3日
* 入場無料(一部有料イベント)
*メインアーティスト : 立花文穂(アーティスト/グラフィックデザイナー)
*リサーチメンバー : 雑誌「球体」参加メンバー
荒木信雄(建築家)、石田千(作家)、高山なおみ(料理家、文筆家)
◯ 主 催 : アートエリアB1
◯ 企画制作 : 大阪大学21世紀懐徳堂/NPO法人ダンスボックス
──────────
〝鉄道〟には、車両や沿線図、線路や駅舎・ホームなど、先進的な技術や魅力とともに、そこにまつわる文化や歴史があります。「鉄道芸術祭」はそのような〝鉄道〟の創造性に着目し、2010年より毎年開催している企画展です。
第 7 弾となる本展では、「STATION TO STATION」と題して、【 鉄道と身体 ・ 知覚 ・ 行動 】をテーマに、それらに重要な役割を果たしているグラフィックデザインや印刷メディアに着目します。
メインアーティストには、文字、紙、本を主な素材やテーマに作品を展開する、アーティストでグラフィックデザイナーの立花文穂氏を迎え、展覧会自体を立花氏が編集とディレクションを担う、雑誌【球体7号】として表現します。
【 詳細 : 京阪電車 なにわ橋駅 アトリエ ビーワン 】

やきものの在処
武蔵野美術大学美術館
会 期|2017年9月4日[月]-11月11日[土]
休館日|日曜日、祝日、10月30日[月]
※9月18日(月・祝)・23日(土・祝)、10月1日(日)・9日(月・祝)・29日(日)は特別開館
時 間|10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
入館料|無 料
会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室4・5
主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館
共 催|武蔵野美術大学 造形研究センター
監 修|田中正之(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)
──────────
縄文土器や北欧陶磁、民藝の器など、あらゆる時代と地域にまたがり収集された400点以上のムサビ陶磁コレクション中から選んだ作品を、その3Dデータ、高精細画像などと併せて展示する。最新技術をとおして、教育に資することを目的とするムサビのやきものの新たな魅力を探る。
【詳細/武蔵野美術大学美術館図書館】
{展覧会概要}
やきものは、いつも私たちの傍に、当たり前に在るものです。「やきものを使う」ことには、無意識的であれ、親しみを覚える人が多いのではないでしょうか。一方で「やきものをみる」ことには、それなりの作法や知見が求められるようで、縁遠く感じることが少なからずあるのかもしれません。
武蔵野美術大学美術館では、縄文土器や李朝陶磁、英国のスリップウェア、民藝の器など様々な時代や地域の陶磁器を所蔵しています。
本展覧会では、みることにまつわる作法に捉われず新たな見方でやきものを楽しめるよう、陶磁史的視点や素材、技法、産地などの観点は一旦脇に置き、やきものをモチーフとして取り上げた絵画や写真、文学作品を主に所蔵作品から選び、当館陶磁コレクションとともに展観します。
一つの造形としてみたとき、やきものは、形や色、質感、描かれる線のリズム、湛える時間性など、史実や技法の知識に基づかなくとも、私たちの感覚を揺さぶる可能性に満ちています。
同時に、暮らしに欠かせないものとしてみたときには、時として日常生活の様々な断片や個々の記憶を呼び起こし、想像の中で響き合うことがあるかもしれません。
普遍的な存在としてやきものが描かれた小林孝亘の絵画や、物に向き合い続けた写真家大辻清司がやきものを捉えた視点、夏目漱石の文学作品に読むやきものの情景など、異なる地平から同一の存在をみつめることは、新たな視点からやきものの美しさを見出す一助となることでしょう。
また本展では、出品作品の中から選んだ5点のやきもののデジタルデータを作成し、展示します。仔細なデータをタブレットの画面上で拡大し、回し、断面を見ることで、やきものという造形がどのように成り立っているのか、実際のやきものをみる時とはまた別の視点から感じていただけることでしょう。
また、今回のデータ化を通して、立体造形であるやきもののアーカイブをどう構築し利活用していくのか、その一端をご紹介します。
当館陶磁コレクションを複眼的に味わうことで、いつもすぐそこに存在するやきものを意識し、愛でる楽しみを日常の端々に感じていただけましたら幸いです。
{ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }
菊池寛が日本の文学を語る時、絶対にはずせないものが三つあると言って
「萬葉集」 と 「芭蕉以下蕉門の俳句」 と 「井原西鶴」 を挙げている。
ならばこの機会にと、古木を買って読みだしたがまったく進まない。
後日たまたま現代語訳 井原西鶴全集(暉峻康隆訳・小学館・全12冊)を見つけて読んだ。
西鶴についてはこんな程度の知識である。偉そうにいえるはずがない。
──────────
これほど失敗を繰返したのもめずらしい。
本文の用紙を選ぶところから間違っていたらしい。
それが最後まで尾を引いて、できあがっても不満ばかりが残っている。
一週間ほど放り出して久しぶりに手にとると
とうのむかしに自分の手から離れているのに気がつく。
「この本が美しくないのは私のせいだ」
そんな後悔の気持もすこし薄らいだ。
【 ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 文字壹凜 Summary }
![露庵[1]](https://robundo.com/salama-press-club/wordpress/02/wp-content/uploads/sites/2/2017/09/74878fc12e16079f7a9f8b2d8cfc5fb4.jpg)

会 期 : 2017年9月9日[土]-9月28日[木]
開館時間 : 11時-20時00分(日曜・最終日は16時まで)
休 館 日 : 9月18日[月・祝]、9月23日[土]
会 場 : 634 展示室 (東京都国分寺市本町2-4-10 東京武蔵野美術学院B1)
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どこか遠くを見つめる瞳、視点が何かに合っていないことは少し離れた場所から
でもわかった。そんな時間が永遠に続くようにも思えたが、ふと顔を上げて、
今まさに久しぶりの再開を喜んでいるような目で私に手を振る。
認知症を患っていた父を撮影するとき、人間同士のコミュニケーションの間に
当然のように存在し、普段は意識もしない「記憶」という物の存在の大きさと
愛おしさを感じずにはいられない。
父の死後、生と死、時間と記憶をテーマとした作品の制作を行って参りました。
本展示では、時間と共に移ろう生命の姿と、変化することが皆無となった死後の
生物の姿を、写真という手段を用いて写し取り、再び額の中で再構成することで
観た物の心に「瞬間と永遠」「感情」「欲」といった共存することのない様々な
記憶を同時に呼び起こさせます。また、その体験は、観た者の記憶と時間をかけ
て繋がりを深め、対象物の瞬間的な姿からは本来到達できないものとなります。
会期中、本作品のきっかけとなりました私家版写真集「そばえ」も同時に
展示しておりますが、写真集をお手にとっての閲覧は、作家本人もしくは
スタッフが在廊時に限らせて頂いております。
ご希望の方は、作家本人もしくはギャラリーまで在廊予定をご確認の上
ご来場ください。
《作家在廊予定日》
9/16[土]、 9/17[日]、9/24[日]、9/22[金]12:00-18:00、9/28[日]
* 事前にご連絡いただければ調整させて頂きます。
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Photographer
takafumi ueno 上野 隆文
tel. 03-3704-4143
ueno@fumikou.com
www.takafumiueno.com
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